JP4589353B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機等の弾球遊技機に関するものである。
例えばパチンコ機では、発射手段から発射された遊技球がガイドレールを経て遊技領域へと案内され、その遊技球が、遊技領域内に複数配置されている入賞口の何れかに入賞したときに、その入賞口に応じて所定数の遊技球を賞球として払い出すように構成されている。
この種のパチンコ機では、外枠の前側に開閉可能に枢支された前枠に遊技盤が装着され、またその前枠の前側に、遊技盤の遊技領域に対応するガラス窓を備えたガラス扉、遊技球の貯留皿を備えた前面開閉板等が開閉自在に枢着されている。
ところで、この種のパチンコ機に対するゴト行為として、例えばガラス扉と前枠との隙間などからピアノ線等を挿入し、遊技球が入賞しやすいように遊技釘を曲げるなどして不正に球を搾取するといった行為が問題となっている。
このようなゴト行為に対しては、ガラス扉と前枠との隙間を塞いでピアノ線等の進入経路を絶つ等のハード面での対策(特許文献1参照)が進められてきた他、遊技ホール側はベース値をこまめにチェックしたり、店員の見回りを強化する等の方法で対処してきた。
特開2004−275257号公報
しかしながら、このような従来のゴト対策では、遊技ホール側の負担が大きいわりにその効果は必ずしも十分ではなく、例えば店員の目を盗んでドリルでガラス扉等に穴を空けて遊技釘を曲げる等の大胆な不正行為が行われたとの報告もある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、いわゆる釘曲げゴト行為を容易且つ確実に発見できる弾球遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、前側の遊技領域8a内に入賞手段26〜28及び遊技釘29が配置された遊技盤8と、遊技機本体1に設けられ且つ前記遊技盤8を着脱自在に保持する遊技盤装着手段22とを備えた弾球遊技機において、前記遊技盤8側から前記遊技盤装着手段22側に加わる力の大小に応じて変動する所定種類の値を測定する測定手段41と、該測定手段41により測定された値が所定の許容範囲を超えた場合に異常と判定する異常判定手段73と、前記遊技機本体1の前側に開閉可能に設けられた開閉扉3,10と、該開閉扉3,10の開閉状態を検出する扉開閉検出手段48と、前記開閉扉3,10が開状態から閉状態に変化したことが前記扉開閉検出手段48により検出されたときに、その時点で前記測定手段41により測定された値を基準値に設定する基準値設定手段71とを備え、前記異常判定手段73は、前記測定手段41により測定された値が前記基準値に対して前記許容範囲を超えた場合に異常と判定するように構成されているものである。
本発明によれば、遊技機本体1の隙間からピアノ線等を挿入して遊技釘29が不正に曲げられたような場合には測定手段41の測定値が許容範囲を超えて異常と判定されるため、釘曲げゴト行為を容易且つ確実に発見できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図10は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施形態を例示している。図1及び図2において、1は遊技機本体で、矩形状の外枠2と、この外枠2の前側に開閉自在に枢着された前枠3とを備えている。
前枠3は、図2及び図3に示すように、左右一対の縦枠部4a,4bと、上下一対の横枠部5a,5bとを備えた正面視略矩形状で、左右一端側、例えば左縦枠部4a側に設けられた上下方向のヒンジ6により外枠2に枢支されており、下横枠部5bの上側に沿って横長状に形成された下部装着部3aに発射手段7等が、その下部装着部3aの上側の上部装着部3bに遊技盤8等が夫々配置されている。
また、前枠3の前側には、下部装着部3aに対応する前面開閉板9と、上部装着部3bに対応するガラス扉(前扉)10とがヒンジ6と同じ側のヒンジ11により開閉自在に枢支されている。前面開閉板9には、その前側に、発射手段7に供給するための遊技球を貯留する供給皿12、発射手段7を作動させるための発射ハンドル13等が設けられている。またガラス扉10には、遊技盤8側の遊技領域8aに対応するガラス窓14が設けられており、遊技者は遊技機本体1の前側からこのガラス窓14を介して遊技盤8の遊技領域8aを視認可能となっている。
下部装着部3aには、図2に示すようにその前側の例えば左右方向略中央に発射手段7が配置され、前面開閉板9側の供給皿12からこの発射手段7に発射用の遊技球が供給されるようになっている。また、発射手段7の左側には、図外の払い出し手段から払い出された遊技球を前面開閉板9側の供給皿12に排出するための払い出し口15等が、右側には下部スピーカ16等が夫々配置されている。
前枠3の上部装着部3bには、図3に示すように略中央に開口部21が設けられ、その開口部21を取り囲むように遊技盤装着手段22が設けられており、この遊技盤装着手段22に対して遊技盤8が前側から着脱自在に装着され、その遊技盤8の後部側が開口部21から後側に露出するようになっている。
遊技盤8は、ベニヤ板等により略矩形状に形成されており、その前面側には、図2に示すように発射手段7により発射された遊技球を案内するガイドレール23が環状に配置されると共に、その内側の遊技領域8aに、図柄表示手段24aを備えたセンターケース24、通過ゲート25、開閉式入賞手段26,27、非開閉式入賞手段28等の各種遊技部品の他、多数の遊技釘29が配置され、また裏面側には制御基板が格納された基板ケース等が装着されている。
遊技盤装着手段22は、上横枠部5aに沿って設けられる上支持枠31、下部装着部3aの上部側に沿って設けられる下支持枠32、左縦枠部4aに沿って設けられる左支持枠33、右縦枠部4bに沿って設けられる右支持枠34の他、遊技盤8を解除可能に固定する複数、例えば2つのロック手段35a,35b等を備えている。
上下左右の支持枠31〜34は、夫々遊技盤8をその上下左右の縁部において支持するもので、遊技盤8の外周面に沿って設けられる外周支持部31a〜34aと、遊技盤8の背面側に沿って設けられる背面支持部(前後支持部)31b〜34bとを夫々備えている。
また、支持枠31〜34のうちの一つ、例えば左支持枠33は、外周支持部33a、背面支持部33bの他、例えば外周支持部33a側から遊技盤8の前面側に沿って突設される前面支持部(前後支持部)33cと、遊技盤8の端部(左端部)を前側の前面支持部33c側に付勢する板ばね等よりなる付勢手段33dとを備えており、遊技盤8の左縁部をその外周面側及び前後両面側の三方から挟み込むと共に付勢手段33dにより前側、即ち前面支持部33c側に押圧して支持するようになっている。
ロック手段(前後支持部)35a,35bは、遊技盤8を前面支持部33cとは反対の端部側で前面側から支持するもので、図2に示すように、例えば上支持枠31側の右端部近傍に上ロック手段35aが、下支持枠32側の右端部近傍に下ロック手段35bが夫々設けられている。また、遊技盤8には、これらロック手段35a,35bに対応して例えば外縁側に内向き凹入状の切欠部36a,36bが形成されている。
ロック手段35a,35bは、図4〜図6に示すように、前後方向の軸部37と、この軸部37の前端側に半径方向の例えば二方向に突出するように設けられる固定摘まみ部38と、軸部37の軸方向中間部分に半径方向外側に向けて突設される突起部39とを例えば一体に備え、上支持枠31,下支持枠32の背面支持部31b,32bの前側に回転自在に突設されている。
また、ロック手段35a,35bは、固定摘まみ部38が切欠部36a,36bに干渉しないで前後に通過可能な向き、例えば縦向きとなる解除位置(図6に二点鎖線で示す)と、固定摘まみ部38が切欠部36a,36bを通過不可能な向き、例えば横向きとなるロック位置(図6に実線で示す)との間で軸廻りに回転可能となっており、ロック位置では固定摘まみ部38が切欠部36a,36bの周辺部で遊技盤8の前面側に係合するようになっている。
なお、例えば遊技盤8の前面側で且つ切欠部36a,36bの近傍には、固定摘まみ部38のロック方向への回転軌跡に対応して前側への突出量が徐々に増加する傾斜部40が設けられており、固定摘まみ部38を解除位置からロック位置まで回転させる際、固定摘まみ部38が傾斜部40に徐々に乗り上げて遊技盤8を後ろ向きに押圧するようになっている。
更に、ロック手段35a,35bの突起部39は、固定摘まみ部38が解除位置にあるときには切欠部36a,36bに干渉せず、固定摘まみ部38が解除位置からロック位置まで回転される際に切欠部36a,36bの内面側を遊技盤8の盤面に沿って所定の基準位置に向けて押圧するようになっている。本実施形態では、遊技盤装着手段22の左下部を基準位置として遊技盤8を固定するようになっており、上ロック手段35a側の突起部39はその基準位置に向けて斜め下向きに(図6(a))、下ロック手段35bの突起部39はその基準位置に向けて左向きに(図6(b))、夫々切欠部36a,36bの内面側を押圧するように構成されている。
また、遊技盤装着手段22上又はその近傍には、遊技盤8側から遊技盤装着手段22側に加わる圧力を測定する圧力センサ(測定手段)41が設けられている。圧力センサ41は、遊技盤8の盤面に沿った2方向、即ち上下方向及び左右方向の圧力を測定すべく、図3〜図5に示すように、例えば左支持枠33の外周支持部33a上と下支持枠32の外周支持部32a上の各2箇所に配置されている。
外枠2、前枠3、ガラス扉10は、ヒンジ6,11を支点として前後方向(遠近方向)に相対移動自在であり、これらの上部側には、前枠3とガラス扉10との少なくとも一方が開状態にあるか、両方が閉状態にあるかを1個の検出スイッチ47により検出可能な扉開閉検出手段48が設けられている。
この扉開閉検出手段48は、図7及び図8に示すように、前枠3の上横枠部5aに左右一対の案内手段51を介して前側の付勢位置A(図8(b))と後側の押圧位置B(図8(a),図8(c))との間で前後方向移動自在に設けられた支持台52と、この支持台52に着脱自在に固定された検出スイッチ47と、各案内手段51側に設けられ且つ支持台52を付勢位置A側に向けて付勢する圧縮バネ等よりなる付勢手段53と、ガラス扉10に設けられ且つガラス扉10を前枠3側に閉じたときに支持台52を付勢手段53に抗して押圧位置B側へと押圧する例えば突起状の押圧部54とを備えている。
支持台52は、例えば箱形のスイッチケース55と、このスイッチケース55の左右両側に突設され且つ前後方向のガイド孔56が形成された一対のガイド部57とを備え、スイッチケース55の後側に検出スイッチ47が固定されている。
案内手段51は、前枠3の上横枠部5aに例えば前向き突出状に設けられ、付勢手段53が装着されており、更にその付勢手段53の前側に支持台52側のガイド孔56が前後方向摺動自在に嵌合している。
検出スイッチ47は、外枠2を感知するための接触式の感知子58を、スイッチケース55から後ろ向きに突出させた状態で備えており、この感知子58は前枠3を開いた状態では外枠2を感知せず(図8(c))、前枠3を閉じた場合でも、支持台52が付勢位置Aにあるとき、即ちガラス扉10が開いた状態では外枠2を感知せず(図8(b))、支持台52が押圧位置Bにあるとき、即ちガラス扉10が閉じて押圧部54が付勢手段53に抗して支持台52を後ろ向きに押圧した状態で外枠2を感知する(図8(a))ように構成されている。
なお、検出スイッチ47は、例えば感知子58が外枠2を感知しないとき、即ちガラス扉10と前枠3との少なくとも一方が開状態にある「扉開状態」のときにON信号を出力し、感知子58が外枠2を感知しているとき、即ちガラス扉10と前枠3とが共に閉状態にある「扉閉状態」のときにOFFとなるように構成されている。
続いて、本パチンコ機の制御系のうち、釘曲げゴト等による異常を監視するための構成について説明する。
本実施形態の主制御基板61には、図9に示すように、各入賞口への遊技球の入賞に関する処理を行う入賞処理手段62、図柄表示手段24aによる図柄変動に関する処理を行う図柄処理手段63、開閉式入賞手段26,27の開閉動作等に関する処理を行う役物処理手段64等の他、不正による異常を監視する不正監視手段65が設けられている。
不正監視手段65は、釘曲げゴト等の不正行為を監視するためのもので、基準値設定手段71、基準値記憶手段72、異常判定手段73、異常報知制御手段74等を備え、例えば定期割込毎に図10に示すような不正監視処理を実行するように構成されている。
基準値設定手段71は、圧力センサ41による測定の基準値を設定するもので、例えば電源投入直後の所定のタイミングで、圧力センサ41により測定された圧力値を基準値記憶手段72上に基準値として設定し、また不正監視処理においては、扉開閉検出手段48により「扉開状態」から「扉閉状態」への移行が検出されたことを条件に、圧力センサ41により測定された圧力値により基準値記憶手段72上の基準値を更新するように構成されている。
異常判定手段73は、遊技釘に関する異常を判定するためのもので、不正監視処理において、「扉閉状態」中であることを条件に、基準値記憶手段72に記憶されている基準値と、圧力センサ41により測定された圧力値とを比較して、それらの差が所定の許容範囲を超えている場合に異常と判定するように構成されている。
異常報知制御手段74は、所定の異常報知手段により異常を報知するためのもので、異常判定手段73により異常と判定されることを条件に作動するように構成されている。異常報知手段としては、ランプ75、音声出力手段76等の他、外部出力端子77を介して接続されるホールコンピュータ等、どのようなものでもよい。
続いて、不正監視手段65によって定期割込毎に実行される不正監視処理(図10)について更に具体的に説明する。図10に示す不正監視処理においては、まず扉開閉検出手段48からの検出信号に基づいて、前回処理時と今回処理時における開閉扉(ガラス扉10及び前枠3)の状態変化を判定する(S1)。そして、その状態変化に基づいて夫々次のような処理を行う。
即ち、「扉閉状態」から「扉開状態」に変化した場合には、例えば演出制御基板等にドア開放コマンドが出力され(S2)、「扉開状態」のまま維持されている場合には、例えば外部出力端子77にドア開放中信号が出力される(S3)。
また、「扉開状態」から「扉閉状態」に変化した場合には、基準値設定手段71により圧力センサ41から圧力値が取得され(S4)、その取得された圧力値により基準値記憶手段72上の基準値が更新される(S5)。従って、例えばガラス扉10を開いて遊技盤8に対して力が加わるような作業がなされたような場合、その後にガラス扉10が閉じられた段階で、その作業後の圧力値により基準値が更新される。
また、前回処理時から「扉閉状態」が維持されている場合には、異常判定手段73により圧力センサ41から圧力値が取得され(S6)、その取得された圧力値が基準値記憶手段72上の基準値と比較される(S7)。そして、それらの差が所定の許容範囲内でない場合に異常であると判定され(S8:Yes)、異常報知制御手段74の制御により異常報知処理が行われる(S9)。
従って、ガラス扉10や前枠3を開放することなく、ガラス扉10と前枠3との隙間などからピアノ線等を挿入して遊技釘29が曲げられた場合、その釘曲げに伴って遊技盤8にはその盤面に沿った外力が加わり、圧力センサ41により測定される圧力値が基準値記憶手段72上の基準値から大きく変化するため、異常と判定される。
なお、遊技盤8は遊技領域8aを落下する遊技球からも外力を受けるため、圧力センサ41により測定された圧力値と基準値との差の許容範囲は、その遊技球から受ける外力等を考慮して適当な範囲に設定すればよい。
以上説明したように、本発明のパチンコ機では、遊技盤8側から遊技盤装着手段22側に加わる力の大小に応じて変動する圧力値を測定する圧力センサ41と、この圧力センサ41により測定された圧力値が所定の許容範囲を超えた場合に異常と判定する異常判定手段73とを備えているため、遊技機本体1の隙間からピアノ線等を挿入して遊技釘29が不正に曲げられたような場合には圧力センサ41の値が許容範囲を超えて異常と判定され、釘曲げゴト行為を容易且つ確実に発見できる。
また、電源投入後の所定のタイミングで圧力センサ41により測定された値を基準値に設定する基準値設定手段71を備え、異常判定手段73は、圧力センサ41により測定された値が基準値に対して許容範囲を超えた場合に異常と判定するように構成されているため、電源投入後の最新の測定値を基準値に設定して誤検出を防止できる。
遊技機本体1の前側に開閉可能に設けられた開閉扉(前枠3及びガラス扉10)と、これら開閉扉3,10の開閉状態を検出する扉開閉検出手段48と、開閉扉3,10が開状態から閉状態に変化したことが扉開閉検出手段48により検出されたときに、その時点で圧力センサ41により測定された値を基準値に設定する基準値設定手段71とを備え、異常判定手段73は、圧力センサ41により測定された値が基準値に対して許容範囲を超えた場合に異常と判定するように構成されているため、例えばガラス扉10を開いて遊技盤8に対して力が加わるような作業がなされたような場合には、その作業後の測定値を新たな基準値として異常判定が行われることとなり、誤判定を防止できる。
遊技機本体1は、矩形状の外枠2と、この外枠2に対して開閉自在に枢支され且つ遊技盤8が装着された前枠3と、前枠3に開閉自在に枢支されたガラス扉10とを備え、扉開閉検出手段48は、前枠3とガラス扉10との少なくとも一方が開放したときに扉開状態を検出し、前枠3とガラス扉10との両方が閉じたときに扉閉状態を検出するように構成されているため、1つの検出手段により2つの扉の開閉状態を検出できる。
遊技盤装着手段22は、遊技盤8をその盤面に沿った方向に保持する外周支持部31a〜34aを備え、圧力センサ41を外周支持部31a〜34aと遊技盤8の外周面との間に配置し且つ遊技盤装着手段22側に装着しているため、釘曲げ等により遊技盤8に作用する外力を正確に測定できると共に、遊技盤8の交換等の作業は従来通り支障なく行うことができる。
遊技盤装着手段22は、遊技盤8をその盤面に沿って所定の基準位置側、例えば左下部側に押圧した状態で固定するように構成され、その押圧方向に対応する外周支持部上、例えば左側の外周支持部33a及び下側の外周支持部32a上に少なくとも1個ずつ圧力センサ41が配置されているため、少ないセンサ数で盤面に沿った全方向の測定を行うことができる。
図11は本発明の第2の実施形態を例示し、遊技盤8に作用する盤面に沿った方向の外力だけでなく、前後方向の外力も測定するように構成した例を示している。
図11に示すように、本実施形態では、遊技盤8をその前面側から支持する前面支持部(前後支持部)33c上と、遊技盤8をその裏面側から支持する背面支持部31b〜34bのうちの例えば背面支持部34b上に圧力センサ41が配置されている。
これにより、遊技盤8の盤面に沿った方向の外力だけでなく、前後方向の外力についても測定可能となるため、釘曲げ等による異常をより正確に検出することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、測定手段41は遊技盤8側から遊技盤装着手段22側に加わる力の大小に応じて変動する値を測定できるものであればよく、荷重センサ、歪みセンサ等を用いてもよい。
実施形態のように、遊技盤8をその盤面に沿って所定の基準位置側に押圧した状態で固定するように構成する場合には、測定手段41をその押圧手段側に設けてもよい。例えば実施形態の場合には、ロック手段35a,35b(押圧手段)の軸部37に作用する荷重等を測定可能な測定手段41を設けてもよい。
遊技盤8に対してその盤面に沿った方向に作用する外力を測定するための測定手段41は、互いに直交する二方向、例えば上下方向と左右方向の外力を同時に測定しなければその盤面に沿った全方向の外力を測定することはできないが、例えば不正な釘曲げが予想される主な方向が左右方向等の特定の方向である場合には、その方向の外力のみを測定するように構成してもよい。
遊技盤8に作用する所定方向の外力を測定する測定手段41は、実施形態では遊技盤8に対して左右方向等の片側にのみ設け、その測定値と基準値との値の大小によって例えば左右両方向の外力を測定できるように構成したが、遊技盤8に対してその所定方向の両側、例えば左右両側、上下両側等に配置し、それら両側の測定手段41により夫々左向き、右向き等の各方向の外力を測定するように構成してもよい。
測定手段41を遊技盤装着手段22と遊技盤8との間に配置する場合、測定手段41は実施形態のように遊技盤装着手段22側に設けてもよいし、遊技盤8側に設けてもよい。
基準値設定手段71への基準値の設定又は更新のタイミングは任意であり、例えば電源投入直後にのみ行い、扉開閉後には行わないようにしてもよい。
基準値設定手段71による基準値の設定又は更新に代えて、測定手段41の値をゼロ調整する、即ちその時点の測定値を0とするように構成してもよい。この場合、異常判定手段73は、測定手段41による測定値と基準値との差を求める必要はなく、測定手段41による測定値が所定の許容範囲内にあるか否かを判定すればよい。
遊技盤装着手段22に対する遊技盤8の着脱を前枠3の後側から行うように構成してもよい。
また本発明は、パチンコ機に限らず、アレンジボール機、雀球遊技機等の各種の弾球遊技機においても同様に実施することが可能である。
本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の全体斜視図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機のガラス扉及び前面開閉板を取り外した状態での正面図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の前枠単体の斜視図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の遊技盤装着手段及びその近傍の平面断面図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の遊技盤装着手段及びその近傍の側面断面図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機のロック手段近傍の正面図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の扉開閉検出手段近傍の側面断面図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の扉開閉検出手段近傍の平面断面図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の制御系のブロック図である。 本発明の第1の実施形態を示す不正監視処理のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態を示すパチンコ機の遊技盤装着手段及びその近傍の平面断面図である。
符号の説明
1 遊技機本体
2 外枠
3 前枠(開閉扉)
8 遊技盤
8a 遊技領域
10 ガラス扉(開閉扉,前扉)
22 遊技盤装着手段
26 開閉式入賞手段(入賞手段)
27 開閉式入賞手段(入賞手段)
28 非開閉式入賞手段(入賞手段)
29 遊技釘
31a〜34a 外周支持部
31b〜34b 背面支持部(前後支持部)
33c 前面支持部(前後支持部)
35a 上ロック手段(前後支持部)
35b 下ロック手段(前後支持部)
41 圧力センサ(測定手段)
48 扉開閉検出手段
71 基準値設定手段
73 異常判定手段

Claims (7)

  1. 前側の遊技領域(8a)内に入賞手段(26)〜(28)及び遊技釘(29)が配置された遊技盤(8)と、遊技機本体(1)に設けられ且つ前記遊技盤(8)を着脱自在に保持する遊技盤装着手段(22)とを備えた弾球遊技機において、前記遊技盤(8)側から前記遊技盤装着手段(22)側に加わる力の大小に応じて変動する所定種類の値を測定する測定手段(41)と、該測定手段(41)により測定された値が所定の許容範囲を超えた場合に異常と判定する異常判定手段(73)と、前記遊技機本体(1)の前側に開閉可能に設けられた開閉扉(3)(10)と、該開閉扉(3)(10)の開閉状態を検出する扉開閉検出手段(48)と、前記開閉扉(3)(10)が開状態から閉状態に変化したことが前記扉開閉検出手段(48)により検出されたときに、その時点で前記測定手段(41)により測定された値を基準値に設定する基準値設定手段(71)とを備え、前記異常判定手段(73)は、前記測定手段(41)により測定された値が前記基準値に対して前記許容範囲を超えた場合に異常と判定するように構成されていることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記遊技機本体(1)は、矩形状の外枠(2)と、該外枠(2)に対して開閉自在に枢支され且つ前記遊技盤(8)が装着された前枠(3)と、該前枠(3)に開閉自在に枢支された前扉(10)とを備え、前記扉開閉検出手段(48)は、前記前枠(3)と前記前扉(10)との少なくとも一方が開放したときに扉開状態を検出し、前記前枠(3)と前記前扉(10)との両方が閉じたときに扉閉状態を検出するように構成されていることを特徴とする請求項に記載の弾球遊技機。
  3. 前記遊技盤装着手段(22)は、前記遊技盤(8)をその盤面に沿った方向に保持する外周支持部(31a)〜(34a)を備え、前記測定手段(41)を前記外周支持部(31a)〜(34a)と前記遊技盤(8)の外周面との間に配置し且つ前記遊技盤装着手段(22)側又は前記遊技盤(8)側に装着したことを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記測定手段(41)を、前記遊技盤(8)の上下方向と左右方向とに対応して少なくとも1個ずつ配置したことを特徴とする請求項に記載の弾球遊技機。
  5. 前記遊技盤装着手段(22)は、前記遊技盤(8)を前後方向に保持する前後支持部(31b)〜(34b)(33c)(35a)(35b)を備え、前記測定手段(41)を前記前後支持部(31b)〜(34b)(33c)(35a)(35b)と前記遊技盤(8)との間に配置し且つ前記遊技盤装着手段(22)側又は前記遊技盤(8)側に装着したことを特徴とする請求項又はに記載の弾球遊技機。
  6. 前記測定手段(41)として圧力センサを用いたことを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の弾球遊技機。
  7. 前記異常判定手段(73)は、前記測定手段(41)により測定された値が前記基準値に対して前記許容範囲を超えた場合に異常と判定するように構成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の弾球遊技機。
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