JP4585017B2 - 基板接続構造体 - Google Patents

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本発明は基板接続構造体に関する。
電算機及び電話交換機等の大型の電子機器の背面側は、電子機器本体と複数本の外線ケーブルとが接続されている構成となっている。電子機器の機能の向上に伴い外線ケーブルの本数が増えてきており、一枚のバックワイヤードボードではまかないきれず、電子機器の背面側の構造は、バックワイヤードボードを2枚重ねた立体構造がとられるようになってきている。電子機器の背面側の構造は、例えば、電子機器本体と電気的に接続されたメインバックワイヤードボードに対して少しの間隔をおいて対向した状態でサブバックワイヤードボードが固定してあり、且つ、サブバックワイヤードボードがメインバックワイヤードボードと電気的に接続してあり、外線ケーブルがサブバックワイヤードボードの接続される構造である。
ここで、サブバックワイヤードボードをメインバックワイヤードボードに電気的に接続する構造について見てみる。電気的接続は、接続個所が密であることが必要とされ、このためには、電線等よりはプレスフィットピンが望ましい。
図1(A),(B),(C)は従来のプレスフィットピン1及びその打ち込みの様子を示す。プレスフィットピン1は、所定の間隔をおいて対向して配されている第1の基板2と第2の基板3とよりなる基板組立体4に適用されるものであり、2つのプレスフィット部を有する構成である。プレスフィット部は、上側の第1のプレスフィット部1aと、下端側の第2のプレスフィット部1bとよりなる。プレスフィットピン1は、打ち込み力Fを加えられ、図1(A),(B)に示す過程を経て、最終的には、図1(C)に示すように、第1のプレスフィット部1aが第1の基板2のスルーホール2aに圧入され、第2のプレスフィット部1bが第2の基板3のスルーホール3aに圧入される。
プレスフィットピン1の第1のプレスフィット部1aと第2のプレスフィット部1bとは、基板組立体4に合うように形成してあり、第1のプレスフィット部1aと第2のプレスフィット部1bとは、図1(C)に示す打ち込みが完了した状態で、第1のプレスフィット部1aが第1の基板2のスルーホール2a内に位置し、第2のプレスフィット部1bが第2の基板3のスルーホール3a内に位置するように配されている。換言すれば、第1のプレスフィット部1aと第2のプレスフィット部1bとは、第1のプレスフィット部1aの中心1acと第2のプレスフィット部1bの中心1bcとの間の距離Aは、第1の基板2の厚さ方向の中心と第2の基板3の厚さ方向の中心との間の距離Bと等しいように定めてある。
ここで、上記のプレスフィットピン1を打ち込む過程での圧入に要する力の変化を見てみる。第1のプレスフィット部1aをスルーホール2a内へ圧入するのに要する力と、第2のプレスフィット部1bをスルーホール3a内へ圧入するのに要する力とに分けて考えてみる。図2を参照するに、第1のプレスフィット部1aをスルーホール2a内へ圧入するのに要する力は、線Iで示すように変化する。第2のプレスフィット部1bをスルーホール3a内へ圧入するのに要する力は、線IIで示すように変化する。プレスフィットピン1を打ち込む過程での打ち込みに要する総合の力は、線Iで示す力と線IIで示す力を加算したものである。
第1のプレスフィット部1aの第1の基板2のスルーホール2a内への圧入と、第2のプレスフィット部1bの第2の基板3のスルーホール3a内への圧入とが同じタイミングで行なわれるため、線Iで示す力のピーク5と線IIで示す力のピーク6とが略同時に現れる。よって、総合の打ち込み力は、線III で示すように、高いピーク7を有するものとなる。
このため、プレスフィットピン1は打ち込まれるときに大きい軸方向の圧縮力を作用されることになり、プレスフィットピン1が座屈してしまう虞れがあった。プレスフィットピン1が座屈してしまうと、座屈したプレスフィットピンを引っ張って抜いて、プレスフィットピン1を新たに打ち込む必要があり、プレスフィットピンを順次打ち込む作業が中断してしまい、作業効率を低下させてしまう。
そこで、本発明は、上記課題を解決した基板接続構造体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、第1のスルーホールが形成してある該第1の基板と、
第2のスルーホールが形成してあり、該該第1の基板に対して所定間隔をおいて対向して配された第2の基板と、
該第1の基板上のコネクタシュラウドと、
該コネクタシュラウドを貫通しており、第1のプレスフィット部を第1のスルーホールに圧入され、第2のプレスフィット部を第2のスルーホールに圧入されているプレスフィットピンとよりなり、
該プレスフィットピンは、上端から順に、コンタクト部、鍔部、第1のプレスフィット部、第2のプレスフィット部とを有し、
該コンタクト部が上記コネクタシュラウドの内部に突き出ており、
上記第1のプレスフィット部及び第2のプレスフィット部は、共に上記コネクタシュラウドより下方に突き出ており、該第1のプレスフィット部が第1の基板の第1のスルーホールに圧入されるタイミングが、該第2のプレスフィット部が該第1の基板と所定間隔をおいて配された第2の基板の第2のスルーホールに圧入されるタイミングより早い方向にずれるように配してある構成としたものである。
請求項2の発明は、請求項1記載の基板接続構造体において、上記第1の基板と第2の基板との間に、座屈制限貫通孔が形成してあり、該座屈制限貫通孔を上記プレスフィットピンのうち上記コネクタシュラウドより下方に突き出ている部分と嵌合させて設けてある座屈制限部材を更に有する構成としたものである。
請求項3の発明は、請求項1記載の基板接続構造体において、上記第2の基板の第2のスルーホールは、該第2の基板の上面側にテーパ部を有する構成としたものである。
請求項1の発明によれば、第1のプレスフィット部が第1の基板の第1のスルーホールに圧入されるタイミングが、第2のプレスフィット部が第1の基板と所定間隔をおいて配された第2の基板の第2のスルーホールに圧入されるタイミングより早い方向にずれるため、ピーク同士の重なりが起きず、プレスフィットピンが座屈する虞れなく打ち込まれてなる基板接続構造体を実現することが出来る。
請求項2の発明によれば、プレスフィットピンが座屈制限部材の座屈制限貫通孔と嵌合することによって、プレスフィットピンが更に座屈する虞れなく打ち込まれてなる基板接続構造体を実現することが出来る。
請求項3の発明によれば、テーパ部の案内作用によって、プレスフィットピンの先端が確実に第2のスルーホール内に挿入されるように出来る。
以下、発明を実施するための最良の形態について説明する。
〔第1実施例〕
図3(A)乃至(C)は本発明の第1実施例になるプレスフィットピン10を、これが適用される基板組立体11と併せて示す。図4(A)乃至(C)はプレスフィットピン10を拡大して示す。
基板組立体11は、図3(C)に示すように、第1の基板12と第2の基板13とが、スペース部材14を間に介して結合されている構造である。第1の基板12の厚さ方向の中心と第2の基板13の厚さ方向の中心との間の寸法はCである。第1の基板12、第2の基板13の対応する部位には、第1のスルーホール12a及び第2のスルーホール13aが形成してある。第1のスルーホール11aの径はd1であり、第2のスルーホール13aの径はd2であり、d2はd1より少し小さい。第2のスルーホール13aは、上面側にテーパ部13a−1を有する。
プレスフィットピン10は、ピン素材をプレス加工することによって製造されたものであり、諸寸法は図3(C)に示す基板組立体11に合うように定めてある。プレスフィットピン10は、図3(A),(B),図4(A)に示すように、上端から順に、鍔部10a、第1のプレスフィット部10b、ピン部10c、第2のプレスフィット部10d、先端部10eを有する。
第1のプレスフィット部10bは、ピン素材に切り込みを入れて左右に拡げるようにプレス加工することによって形成されたものであり、図4(B)に併せて示すように、中央の窪み部10b−1と、断面形状がV字形状を有して、この窪み部10b−1の左右側に張り出ているリブ部10b−2、10b−3とよりなる。リブ部10b−2とリブ部10b−3との間の開き角度はβ1である。図4(B)には第1のプレスフィット部10bのサイズが分かるように第1のスルーホール12aが重ねて示してある。第1のプレスフィット部10bはピン径E1を有し、ピン径E1はスルーホール12aの径d1より大きい。第1のプレスフィット部10bは、中央部分10b−10と、下側テーパ部分10b−11と、上側テーパ部分10b−12とよりなる。中央部分10b−10は、リブ部10b−2、10b−3が平行である部分である。リブ部10b−2の端とリブ部10b−3の端との間の寸法がG1である。下側テーパ部分10b−11は、リブ部10b−2、10b−3が逆三角形を形成している部分である。上側テーパ部分10b−12は、リブ部10b−2、10b−3が三角形を形成している部分である。下側テーパ部分10b−11は第1のスルーホール12aに最初に入る部分であり、円滑に入るように角度α1は約10度と小さく、角度α2に比べて相当に小さい。中央部分10b−10は第1のスルーホール12aに圧入される部分である。10bcは第1のプレスフィット部10bの中心である。中心10bcは、中央部分10b−10の中心と一致している。
第2のプレスフィット部10dは、第1のプレスフィット部10bと同様に、ピン素材に切り込みを入れて左右に拡げるようにプレス加工することによって形成されたものであり、図4(C)に併せて示すように、中央の窪み部10d−1と、断面形状がV字形状を有して、この窪み部10d−1の左右側に張り出ているリブ部10d−2、10d−3とよりなる。リブ部10b−2とリブ部10b−3との間の開き角度はβ2である。開き角度β2は、図4(B)に示す第1のプレスフィット部10bのリブ部10b−2とリブ部10b−3との間の開き角度はβ1より小さい。第2のプレスフィット部10dの第2のスルーホール13a内への圧入がし易くなるようにするためである。図4(C)には第2のプレスフィット部10dのサイズが分かるように第2のスルーホール13aが重ねて示してある。第1のプレスフィット部10bはピン径E2を有し、ピン径E2はスルーホール13aの径d2より大きい。第2のプレスフィット部10dは、中央部分10d−10と、下側テーパ部分10d−11と、上側テーパ部分10d−12とよりなる。中央部分10d−10は、リブ部10d−2、10d−3が平行である部分である。リブ部10d−2の端とリブ部10d−3の端との間の寸法がG2である。下側テーパ部分10d−11は、リブ部10d−2、10d−3が逆三角形を形成している部分である。上側テーパ部分10d−12は、リブ部10d−2、10d−3が三角形を形成している部分である。下側テーパ部分10d−11は第2のスルーホール13aに最初に入る部分であり、円滑に入るように角度α3は約10度と小さく、角度α4より相当に小さい。中央部分10d−10は第2のスルーホール13aに圧入される部分である。10dcは第2のプレスフィット部10dの中心である。中心10dcは、中央部分10d−10の中心と一致している。
図3に示すように、第1のプレスフィット部10bと第2のプレスフィット部10dとは、第1のプレスフィット部10bの中心10bcと第2のプレスフィット部10dの中心10dcとの間の寸法Jが、基板組立体11の上記寸法Cより寸法Kだけ小さいように配置してある。次に上記プレスフィットピン10を基板組立体11に打ち込むときの動作について説明する。
プレスフィットピン10は、鍔部10aに圧入力Fを加えられ、図5(A),(B),(C)示す過程を経て、最終的には、図5(D)に示すように、第1のプレスフィット部10bが第1の基板12の第1のスルーホール12aに圧入され、第2のプレスフィット部10dが第2の基板13の第2のスルーホール13aに圧入される。図5(A)はプレスフィットピン10を第1のスルーホール12aと第2のスルーホール13aとにセットしただけの打ち込み開始前の状態を示し、図5(B)は打ち込みの初期の状態を示し、図5(C)は更に打ち込まれた状態を示す。
<1>上記の寸法J<寸法Cの関係よりして、図5(A)に示す打ち込み開始前の状態では、次のようになる。
第1のプレスフィット部10b:下側テーパ部分10b−11が第1のスルーホール12aに入っており、中央部分10b−10の下端が第1のスルーホール12aの開口に位置している。
第2のプレスフィット部10d:第1のスルーホール12aは軽く通り抜け、下側テーパ部分10d−11がテーパ部13a−1に案内されて第2のスルーホール13aに入っており、中央部分10d−10はまだ第2のスルーホール13aに到達していない。
<2>この状態から打ち込みが開始され、図5(B)に示す打ち込みの初期では、次のようになる。
第1のプレスフィット部10b:中央部分10b−10が第1のスルーホール12a内に圧入し始める。
第2のプレスフィット部10d:中央部分10b−10の第1のスルーホール12a内への圧入開始より若干遅れて、中央部分10d−10が第2のスルーホール13a内に圧入し始める。
<3>更に打ち込まれた図5(C)に示す状態では、次のようになる。
第1のプレスフィット部10b:中央部分10b−10の全体が第1のスルーホール12a内に圧入する。
第2のプレスフィット部10d:中央部分10d−10の大部分が第2のスルーホール13a内に圧入する。
<4>図5(D)に示す打ち込み完了状態では、次のようになる。
第1のプレスフィット部10b:中央部分10b−10の全体が第1のスルーホール12a内に圧入する。
第2のプレスフィット部10d:中央部分10d−10の全体が第2のスルーホール13a内に圧入する。
ここで、上記のプレスフィットピン10を打ち込む過程での打ち込みに要する力の変化を見てみる。第1のプレスフィット部10bを第1のスルーホール12a内へ圧入するのに要する力と、第2のプレスフィット部10dを第2のスルーホール13a内へ圧入するのに要する力とに分けて考えてみる。図6を参照するに、第1のプレスフィット部10aを第1のスルーホール12a内へ圧入するのに要する力は、線Iaで示すように変化する。第2のプレスフィット部1bを第2のスルーホール3a内へ圧入するのに要する力は、線IIaで示すように変化する。プレスフィットピン1を打ち込む過程での打ち込みに要する総合の力は、線Iaで示す力と線IIaで示す力を加算したものである。
図5(A)乃至(D)から分かるように、線Iaで示す力のピーク5aは、第1のプレスフィット部10bの中央部分10b−10の全体が第1のスルーホール12a内に圧入される、図5(C)に示す状態の時点t1で現れる。線IIaで示す力のピーク6aは、ピーク5aが現れた時点t1より少し遅れて、第2のプレスフィット部10dの中央部分10d−10の全体が第2のスルーホール13a内に圧入される、図5(D)に示す状態の時点t2で現れる。
よって、ピーク5aの時点t1とピーク6aの時点t2とが時間Tずれているため、総合の打ち込み力は、線III aで示すように、ピーク7a,7bは、図2に示す従来のピーク7より相当に低くなり、総合の打ち込み力が従来に比べて軽減されている。このため、本実施例のプレスフィットピン10は、従来に比べて、低い打ち込み力Fでもって基板組立体11に打ち込圧入することが可能である。よって、このプレスフィットピン10を使用することにより、打ち込まれるときにプレスフィットピン10のうち第1の基板12と第2の基板13との間の部分に作用する軸方向の圧縮力は小さくて足り、よって、プレスフィットピン10のうちプレスフィットピン10のうち第1の基板12と第2の基板13との間の部分が座屈してしまう危険が回避される。勿論、プレスフィットピン10のうち第1の基板12より上方の部分についても座屈してしまう危険が回避される。これによって、プレスフィットピンを順次打ち込む作業は、途中で座屈による中断をすることなく、作業性良く行なわれる。
また、第1のプレスフィット部10bの中央部分10b−10が第1のスルーホール12a内に圧入されるタイミングが第2のプレスフィット部10dの中央部分10d−10が第2のスルーホール13a内に圧入されるタイミングより早い方向にずれているため、第1のプレスフィット部10bの中央部分10b−10が第1のスルーホール12a内に圧入されるタイミングが第2のプレスフィット部10dの中央部分10d−10が第2のスルーホール13a内に圧入されるタイミングより遅れる方向にずれている構成に比べて、打ち込まれるときにプレスフィットピン10のうち第1の基板12と第2の基板13との間に存在する部分に作用する軸方向の圧縮力は小さくなる。
また、打ち込み力は幅が広い鍔部10aに作用されるため、打ち込み力が安定に加えられ、プレスフィットピン10の打ち込みは安定になされる。図5(D)に示すように多数本のプレスフィットピン10が打ち込まれると、スペース部材14を間に介して結合されている第1の基板12と第2の基板13とが打ち込まれた多数本のプレスフィットピン10によって電気的に接続された基板接続構造体20が完成する。
なお、図5(A)に示すように、基板組立体11の第1の基板12と第2の基板13との間に、座屈制限部材30が設けてある。座屈制限部材30は、プレスフィットピン10が緩く貫通してプレスフィットピン10を緩く囲んでプレスフィットピン10が座屈することを制限する座屈制限貫通孔31を、各プレスフィットピン10毎に形成してある構成である。この座屈制限部材30を設けることによって、プレスフィットピン10のうち第1の基板12と第2の基板13との間の部分が仮に座屈しようとして軸線に対して直角の方向に寄せられる場合にも、座屈制限貫通孔31の内周面がプレスフィットピン10を受けることによってプレスフィットピン10が軸線に対して直角の方向に寄せられることが制限され、座屈が制限される。よって、プレスフィットピン10が座屈することが更に確実に制限される。
〔第2実施例〕
図7(A),(B)は本発明の第2実施例になるプレスフィットピン10Aを示す。プレスフィットピン10Aは、基板組立体11に打ち込まれたときにコネクタシュラウドを基板組立体11上に押さえる機能を有する構成としたものである。プレスフィットピン10Aはプレスフィット部の構成は上記の第1実施例のプレスフィットピン10のプレスフィット部の構成と同じである。プレスフィット部については図1及び図2に示す符号を付しその説明は省略する。
プレスフィットピン10Aは、図3(A),(B)に示すプレスフィットピン10の上端にコネクタシュラウド嵌合部10Afを有し、更にコネクタシュラウド嵌合部10Afから上方に延びたコンタクト部10Agを有する構成である。コネクタシュラウド嵌合部10Afは、図8に示すように、上端側に鍔部10Aaを有する。図7(A)に示すように、プレスフィットピン10Aは、上端から順に、コンタクト部10Ag、鍔部10Aa、コネクタシュラウド嵌合部10Af、第1のプレスフィット部10Ab、ピン部10Ac、第2のプレスフィット部10Ad、先端部10Aeを有する。
コネクタシュラウド40は、底板部41にプレスフィットピン10Aが貫通される貫通孔42を有し、且つ、底板部41の底面に位置決め用ボス43が形成してある。貫通孔42は、図8に示すように、第2のプレスフィット部10Ad及び第1のプレスフィット部10Abが通る大きさを有し、上端の両側に、鍔部10Aaが嵌合する凹部44を有する。
図9に示すように、プレスフィットピン10Aは、コネクタシュラウド40が位置決め用ボス43を基板組立体11の第1の基板12の位置決め用孔12bに嵌合されて位置決めされている状態で、上方から、コネクタシュラウド40の貫通孔42、第1の基板12の第1のスルーホール12a、座屈制限部材30の座屈制限貫通孔31、第2の基板13の第2のスルーホール13aを通して圧入れされる。打ち込みは、第1実施例の場合と同様に、第1のプレスフィット部10Abが第1のスルーホール12aに圧入されるタイミングと第2のプレスフィット部10Adが第2のスルーホール13aに圧入されるタイミングとがずれているため、小さい力でなされる。
コネクタシュラウド40は、基板組立体11に打ち込まれて固定されているプレスフィットピン10Aのコネクタシュラウド嵌合部10Afが貫通孔42内に嵌合し、鍔部10Aaが凹部44内に嵌合していることによって、基板組立体11の第1の基板12から浮くことが制限されて、基板組立体11に固定されている。
多数本のプレスフィットピン10Aが打ち込まれると、基板接続構造体20Aが完成する。基板接続構造体20Aは、図9(A)に示すように、第1の基板12と第2の基板13とが打ち込まれた多数本のプレスフィットピン10Aによって電気的に接続され、コネクタ50が基板組立体11と一体の構成となる。コネクタ50は、コネクタシュラウド40とこの内側に突き出ている多数のコンタクト部10Agとよりなる。
また、打ち込まれた各プレスフィットピン10Aの鍔部10Aaがコネクタシュラウド40を基板組立体11に押さえて固定するため、コネクタシュラウド40を基板組立体11に固定するための専用の部材は不要である。
〔第3実施例〕
図10(A),(B)は本発明の第3実施例になるプレスフィットピン10Bを示す。プレスフィットピン10Bは、図7(A),(B)に示すプレスフィットピン10Bとは、鍔部10Baが相違する構成である。鍔部10Baは、傾斜した下面10Ba1を有し、先端に鈍角の角部10Ba2を有する。
コネクタシュラウド40Bは、図11に示すように貫通孔42Bの凹部44Bが、傾斜した底面44Baを有する構成である。鍔部10Baの鈍角γの角部10Ba2がコネクタシュラウド40Bの凹部44Bの傾斜した底面44Baに適宜食い込むことによって、プレスフィットピン10Bを打ち込んだときの高さHのばらつきが吸収される。よって、プレスフィットピンを打ち込む装置の打ち込み精度がその分緩和される。
〔第4実施例〕
図12(A),(B)は本発明の第4実施例になるコネクタ70及び基板接続構造体20Cを示す。コネクタ70は、図13(A),(B)に併せて示すように、コネクタシュラウド40Cに多数本のプレスフィットピン10Cが打ち込んであり、且つ、別の部品である座屈制限部材30を有する構成である。
プレスフィットピン10Cは、図7のプレスフィットピン10Aのコネクタシュラウド嵌合部10Agに代えてバルジ部10Chを有する構成である。このプレスフィットピン10Cは、バルジ部10Chをコネクタシュラウド40Cの底板部41Cの貫通孔42C内に圧入され、鍔部10Caが凹部44Cに嵌合した状態でコネクタシュラウド40Cに固定してあり、コンタクト部10Cgがコネクタシュラウド40C内に突き出ており、第1のプレスフィット部10Cb、ピン部10Cc,第2のプレスフィット部10Cd及び先端部10Ceがコネクタシュラウド40Cより下方に突き出ている。
座屈制限部材30は、座屈制限貫通孔31をピン部10Ccに嵌合させて設けてある。
上記のコネクタ70は、図12(A)に示すように、座屈制限部材30を組み込んだ基板組立体11の上側から、各プレスフィットピン10Cを第1の基板12の第1のスルーホール12a、座屈制限部材30の座屈制限貫通孔31、第2の基板13の第2のスルーホール13aに挿入し、各プレスフィットピン10Cの鍔部10Caを押して打ち込むことによって、図12(B)及び図14に示すように、第1のプレスフィット部10Cbが第1のスルーホール12aに圧入され、第2のプレスフィット部10Cdが第2のスルーホール13aに圧入されて、基板組立体11に固定される。これによって、基板接続構造体20Cが完成する。
ここで、圧入は、第1実施例の場合と同様に、第1のプレスフィット部10Cbが第1のスルーホール12aに圧入されるタイミングと第2のプレスフィット部10Cdが第2のスルーホール13aに圧入されるタイミングとがずれており、各プレスフィットピン10Cについての打ち込み力が軽減されており、よって、多数本のプレスフィットピン10Cが一括して打ち込まれる。また、第1には、各プレスフィットピン10Cについての打ち込み力が軽減されているため、第2には、座屈制限部材30が設けてあるため、プレスフィットピン10Cは座屈しにくい。
基板接続構造体20Cは、図15に示すように、回路基板81の端のコネクタ80をコネクタ70に接続されて使用される。
〔第5実施例〕
上記のコネクタ70をそのプレスフィットピン10Cを基板組立体11に打ち込んだ状態で、座屈したプレスフィットピン10Cが発生した場合には、座屈したプレスフィットピン10Cを引き抜いて、その場所に別のプレスフィットピン10Cを打ち込む。
図16及び図17(A)は本発明の第5実施例になるプレスフィットピン再打ち込み治具100を示す。
プレスフィットピン再打ち込み治具100は、本体治具110と、再打ち込みパンチ120とよりなり、例えば上記のプレスフィットピン10Cの再打ち込みに使用される。
本体治具110は、コネクタシュラウド40Cに対応する大きさのブロックであり、貫通孔111がコンタクト部10Cgに対応した配置で整列して形成してある構成である。貫通孔111は、図17(A)に示すように、再打ち込みパンチ120が入る大きさで、断面形状が円形の孔である。再打ち込みパンチ120は、円柱形状であり、下端側の中心にコンタクト部10Cgを受け入れる孔121が形成してある構成である。
プレスフィットピン10Cの再打ち込みは、プレスフィットピンが予期せぬ事情で座屈した場合に行なう。具体的には、プレスフィットピン10Cの再打ち込みは、座屈してしまったプレスフィットピン10Cを引き抜いたのち、本体治具110をコネクタシュラウド40Cに嵌合させてセットし、新しいプレスフィットピン10Cをそのコンタクト部10Cgを再打ち込みパンチ120の孔121内に差し込み、図16及び図17(A)に示すように、再打ち込みパンチ120をプレスフィットピン10Cと共に、本体治具110の貫通孔111内に上方から挿入し、再打ち込みパンチ120に打ち込み力を加えることによって、プレスフィットピン10Cが鍔部10Caを押されて基板組立体11に再打ち込みされる。
なお、貫通孔111に代えて、図17(C)に示す形状の貫通孔111aとしてもよい。貫通孔111aは、鍔部10Caを逃げる凹部111bを有する形状である。再打ち込みパンチはこの貫通孔111aの形状に合った形状を有する。なお、再打ち込み治具100を使用したプレスフィットピンの再打ち込みは、図5(D)に示す基板接続構造体20についても、図9(B)に示す基板接続構造体20A等についても、上記同様になされる。
従来のプレスフィットピン及びその打ち込みの様子を示す図である。 図1の従来のプレスフィットピンの打ち込み力を説明する図である。 本発明の第1実施例になるプレスフィットピンを基板組立体と対応させて示す図である。 図3のプレスフィットピンを拡大して示す図である。 図3及び図4のプレスフィットピンの基板組立体への打ち込みを順に示す図である。 図3及び図4のプレスフィットピンの打ち込み力を説明する図である。 本発明の第2実施例になるプレスフィットピンを打ち込んだ状態で示す図である。 図7のプレスフィットピンのコネクタシュラウド嵌合部とコネクタシュラウドの貫通孔とを対応させて示す図である。 図7のプレスフィットピンを打ち込んでなる基板接続構造体を示す図である。 本発明の第3実施例になるプレスフィットピンを打ち込んだ状態で示す図である。 図10のプレスフィットピンのコネクタシュラウド嵌合部とコネクタシュラウドの貫通孔とを対応させて示す図である。 本発明の第4実施例になるコネクタ及び基板接続構造体を示す図である。 図12(A)のコネクタの一部を拡大して示す図である。 図12(B)の基板接続構造体の一部を拡大して示す図である。 基板接続構造体の使用例を示す図である。 本発明の第5実施例になるプレスフィットピン再打ち込み治具を示す図である。 プレスフィットピンの再打ち込みを説明する図である。
符号の説明
10,10A,10B,10C プレスフィットピン
10a 鍔部
10b 第1のプレスフィット部
10c ピン部
10d 第2のプレスフィット部
10e 先端部
11 基板組立体
12 第1の基板
12a 第1のスルーホール
13 第2の基板
13a 第2のスルーホール
14 スペース部材
20,20A,20C 基板接続構造体
30 座屈制限部材
31 座屈制限貫通孔
40 コネクタシュラウド
70 コネクタ
100 プレスフィットピン再打ち込み治具
110 本体治具
120 再打ち込みパンチ

Claims (3)

  1. 第1のスルーホールが形成してある該第1の基板と、
    第2のスルーホールが形成してあり、該該第1の基板に対して所定間隔をおいて対向して配された第2の基板と、
    該第1の基板上のコネクタシュラウドと、
    該コネクタシュラウドを貫通しており、第1のプレスフィット部を第1のスルーホールに圧入され、第2のプレスフィット部を第2のスルーホールに圧入されているプレスフィットピンとよりなり、
    該プレスフィットピンは、上端から順に、コンタクト部、鍔部、第1のプレスフィット部、第2のプレスフィット部とを有し、
    該コンタクト部が上記コネクタシュラウドの内部に突き出ており、
    上記第1のプレスフィット部及び第2のプレスフィット部は、共に上記コネクタシュラウドより下方に突き出ており、該第1のプレスフィット部が第1の基板の第1のスルーホールに圧入されるタイミングが、該第2のプレスフィット部が該第1の基板と所定間隔をおいて配された第2の基板の第2のスルーホールに圧入されるタイミングより早い方向にずれるように配してある構成としたことを特徴とする基板接続構造体。
  2. 上記第1の基板と第2の基板との間に、座屈制限貫通孔が形成してあり、該座屈制限貫通孔を上記プレスフィットピンのうち上記コネクタシュラウドより下方に突き出ている部分と嵌合させて設けてある座屈制限部材を更に有する構成としたことを特徴とする請求項1記載の基板接続構造体。
  3. 上記第2の基板の第2のスルーホールは、該第2の基板の上面側にテーパ部を有する構成としたことを特徴とする請求項1記載の基板接続構造体。
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