JP4583788B2 - 断熱構造体 - Google Patents

断熱構造体 Download PDF

Info

Publication number
JP4583788B2
JP4583788B2 JP2004094916A JP2004094916A JP4583788B2 JP 4583788 B2 JP4583788 B2 JP 4583788B2 JP 2004094916 A JP2004094916 A JP 2004094916A JP 2004094916 A JP2004094916 A JP 2004094916A JP 4583788 B2 JP4583788 B2 JP 4583788B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diameter
silica
heat
coating
heat insulating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004094916A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005281400A (ja
Inventor
耕治 岩田
俊裕 吉本
賢 米内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichias Corp
Original Assignee
Nichias Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichias Corp filed Critical Nichias Corp
Priority to JP2004094916A priority Critical patent/JP4583788B2/ja
Publication of JP2005281400A publication Critical patent/JP2005281400A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4583788B2 publication Critical patent/JP4583788B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Silicon Compounds (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Description

本発明は、鱗片状シリカを含有するコーティング液からなる被膜が形成された耐熱構造体に関する。
電子部品の焼成炉等においては、壁体からの発塵が極力小さいことが望まれる。一方で、焼成炉に用いられる断熱材としては、耐熱性が高く低熱容量であることから、セラミックス質繊維を用いたものが採用されている。しかし、セラミックス質繊維を用いた断熱材は、発塵が比較的多いという問題があり、電子部品等のクリーン性が求められる製造環境には利用し難い。
発塵を防止するための方法として、断熱材の表面に被膜を形成して粉落ちを防止するのが一般的であり、例えばガラス質の被膜またはその前駆体を形成する方法が知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。しかし、これらの方法では、ガラス化のための熱処理が必要であり、また耐熱衝撃性が十分ではなく、更に発塵の抑制が必ずしも十分でない等の問題があり、要求される特性を満たすものではない。
このような背景から、本出願人も先に、水により膨潤する膨潤性鉱物、例えばスメクタイトやベントナイト、膨潤性マイカからなる被膜を形成した耐熱構造体を提案している(特許文献3参照)。しかし、膨潤性鉱物は、フッ素を含有しており、耐熱構造体が1000℃程度の高温に晒された場合に、このフッ素がガスとして放出されるため、アウトガスを嫌う電子部品の加熱炉に使用し難い。
また、炉内温度は今後益々高まる傾向にあり、より高温での粉落ち防止が要求されており、従来の耐熱構造体では十分に対応できないことも予測される。
特開昭57−13514号公報 特開平1−219083号公報 特開2002−285038号公報
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、耐熱性に優れ、低発塵で、フッ素含有ガスの発生の無い耐熱構造体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下に示す断熱構造体を提供する。
(1)表面空隙率が50〜95%の断熱基材の表面に、平均粒径1.3μm以上1.7μm以下の大径鱗片状シリカと、平均粒径0.4μm以上0.7μm未満の小径鱗片状シリカとを、大径鱗片状シリカ量:小径鱗片状シリカ量(重量比)=90:10〜10:90にて混合してなる混合物を含有するコーティング液からなる被膜が形成されていることを特徴とする耐熱構造体
(2)前記コーティング液が、平均繊維径0.5〜10μmで平均繊維長30〜200μmの無機繊維を含有することを特徴とする上記(1)記載の断熱構造体
(3)大径鱗片状シリカと小径鱗片状シリカの総量:無機繊維量(重量比)=80:20〜99.8:0.2であることを特徴とする上記(2)記載の断熱構造体
(4)前記断熱基材が、繊維質断熱材または多孔質断熱材であることを特徴とする上記(1)〜(3)の何れか1項に記載の耐熱構造体
本発明に用いられるコーティング液は、耐熱基材の耐熱性を向上させ、表面からの発塵をより低減でき、しかもアルカリ成分やフッ素を放出することもない。そのため、本発明の耐熱構造体は、前記のコーティング液からなる被膜が形成されているため、耐熱性に優れ、低発塵で、しかもアルカリ成分やフッ素を放出することもなく、特に電子部品用の加熱炉への適用に好適である。
(コーティング液)
本発明に用いるコーティング液は、平均粒径1.3〜1.7μmの大径鱗片状シリカと、平均粒径0.4〜0.7μmの小径鱗片状シリカとの混合物を含有する。得られる被膜において、大径鱗片状シリカは互いに重なり合って層状をなし、更に小径鱗片状シリカが大径鱗片状シリカの隙間を埋めるように存在するため、耐熱基材の表面は緻密な鱗片状シリカの被膜で隙間無く覆われ、従来に比べて粉落ち防止効果が高くなる。また、また、鱗片状シリカはアルカリ成分やフッ素を含まず、電子部品に不適なガスを放出することもない。
ここで、鱗片状シリカとは、アスペクト比(径/厚さ)が10以上のシリカ粒子をいう。また、この鱗片状シリカは、厚さが0.001〜0.1μmの一次粒子がほぼ平行に配向して1枚または複数枚重なった二次粒子のことをいう。この二次粒子の厚さは、0.001〜3μm、好ましくは0.005〜2μmであり、厚さに対する二次粒子の最小長さの比(アルペクト比)は、少なくとも10、好ましくは30以上、更に好ましくは50以上である。また、この二次粒子は、結着することなく、互いに独立に存在している。従って、上記平均粒径は、この二次粒子の寸法である。尚、このような鱗片状シリカは、洞海化学工業(株)から商品名「サンラブリー」として市販されているものを使用でき、本発明では上記の粒径に分級して使用する。
このような効果をより良好に発現するために、大径鱗片状シリカと小径鱗片状シリカの比率は、重量比で大径鱗片状シリカ量:小径鱗片状シリカ量=90:10〜10:90が好ましく、80:20〜30:70がより好ましく、特に70:30〜50:50が好ましい。前記比率よりも大径鱗片状シリカが少ないと、粉落ち防止効果が低下する。前記比率より小径鱗片状シリカが少ないと、緻密な被膜とならず、被膜の付着性も低下する。
コーティング液における鱗片状シリカの総量は5〜20重量%の割合が好ましく、8〜13重量%がより好ましい。鱗片状シリカの総量が5重量%より少ないと、得られる被膜の鱗片状シリカが少なすぎ、粉折り防止効果が得られず、更にコーティング液の粘度が低く、コーティングの際のレベリングや密着性において好ましくない。一方、鱗片状シリカの総量が20重量%より多いと、粘度が高すぎてコーティング液の塗布性が悪くなり、均質な膨潤性鉱物被膜が形成し難くなる。
上記の鱗片状シリカのみからなるコーティング液は、得られる被膜が1000℃程度の高温に晒されると亀裂が発生したり、剥離を起こすことがある。そこで、コーティング液には無機繊維を配合することが好ましい。無機繊維としては、平均繊維径が0.5〜10μm、好ましくは1〜5μmで、平均繊維長が30〜200μm、好ましくは50〜100μmのものが大径鱗片状シリカの隙間に入り込みやすく、好ましい。また、無機繊維を配合することで、被膜にアンカー効果が生じて耐熱性基材との密着性も向上し、亀裂が開くのに抵抗する粒子架橋効果を得ることができる。無機繊維の種類としては、それ自身が耐熱性を有するガラス繊維、シリカ繊維、アルミナ繊維、ムライト繊維、アルミノシリケート繊維、ジルコニア繊維等が好適である。
無機繊維の配合量は、重量比で、鱗片状シリカ総量(大径鱗片状シリカと小径鱗片状シリカとの合計):無機繊維量=80:20〜99.8:0.2とすることが好ましく、90:10〜95:5とすること蛾より好ましい。鱗片状シリカ及び無機繊維が前記配合比を満足しないと、鱗片状シリカによる粉落ち防止効果と、無機繊維による補強効果とがバランスよく発現しない。
ーティング液は、上記の鱗片状シリカ、必要に応じて無機繊維を水に添加し、十分に混合することで得られる。また、塗布方法には制限がなく、刷毛塗り、スプレーコーティング、ディッピング等の公知の方法を採用できる。
(耐熱構造体)
本発明の耐熱構造体は、断熱基材の表面に上記のコーティング液からなる被膜を形成したものである。
断熱基材には制限がないが、その表面空隙率が50〜95%のものが適当であり、好ましくは60〜95%、より好ましくは70〜90%のものである。このような表面空隙率であると、コーティング液中の小径鱗片状シリカ、更には無機繊維が断熱基材表面の空隙に適度に入り込み、アンカー効果により被膜の密着性が高まる。表面空隙率が95%を越えると、コーティング液が断熱基材のより内部にまで浸透して良好な被膜が形成されない。一方、表面空隙率が50%未満では、アンカー効果が発現せず、被膜の密着性に劣るようになる。このような表面空隙率を有する断熱基材としては、繊維質断熱材や多孔質断熱材が挙げられる。但し、上記の表面空隙率の範囲であっても、表面空隙率が60〜90%の場合は、コーティング液が断熱基材の内部にまで浸透して良好な被膜が形成されないことがあるため、断熱基材にコロイダルシリカ等を含浸させて表面空隙率を低下させた後に、上記のコーティング液を塗布することが好ましい。
尚、上記表面空隙率とは、断熱基材の表面から深さ3mmの範囲における空隙率であり、断熱基材の表面から深さ3mmの部分を切り出し、この部分の嵩密度と、断熱基材を構成している材料の真比重とから下記式により求められる。
表面空隙率(%)=100−(断熱基材の嵩密度/構成材料の真比重×100)
例えば、断熱基材の嵩密度が0.25g/cm、構成材料の真比重が2.5g/cmとすれば、全体積のうち10%が構成材料で占めることとなり、残りが空隙率となり、90%と算出される。
本発明の耐熱構造体を得るには、上記のコーティング液を塗布したり、上記のコーティング液中に浸漬した後、乾燥させればよい。生産効率からは、浸漬して乾燥させる方法が好適である。
コーティング液の塗布量としては、0.05〜2g/cm2の面密度が好ましく、0.3〜1.0g/cmがより好ましい。これにより、良好な膜質の被膜が得られる。また、乾燥後、適当な加熱処理、例えば100℃程度の温度下に数時間放置してもよく、これにより被膜の安定化を図ることができる。また、被膜の厚さは5〜300μmが好ましく、10〜100μmがより好ましい。
以下、実施例を挙げて本発明を更に説明する。
(実施例1)
平均粒径1.5μmの鱗片状シリカ(洞海化学工業(株)製「サンラブリーNH−150」)30質量%、平均粒径0.5μmの鱗片状シリカ65質量%(洞海化学工業(株)製「サンラブリーNH−50」)、平均繊維径2μmで平均繊維長50μmのアルミノシリケート繊維(ニチアス(株)製「ファインフレックスバルクファイバー」)5質量%からなる混合物を、固形分濃度が10質量%となるように水に添加し、十分に攪拌してコーティング液を調製した。
また、アルミノシリケート繊維(ニチアス(株)製「ファインフレックスバルクファイバー」)90重量部、コロイダルシリカ(日産化学工業(株)製「スノーテックス30」)9.5重量部及び有機バインダー(三洋化成工業(株)製「サンフロックC−009P」)0.5重量部(何れも固形分換算)を含む水性スラリーから吸引脱水成形により、厚さ50mm、幅300mm、長さ300mmのシートとし、これを乾燥して密度0.25g/cmで表面空隙率90%の成形体を得た。この成形体にコロイダルシリカ(日産化学工業(株)製「スノーテックス30」)を含浸、乾燥して密度0.30g/cmで表面空隙率60%の繊維質断熱基材を得た。
そして、繊維質断熱基材にコーティング液を0.15g/mの面密度になるようにスプレーにて塗布し、110℃で12時間乾燥して厚さ約100μmの被膜を形成し、試験片を得た。
(実施例2)
平均粒径1.5μmの鱗片状シリカ60質量%、平均粒径0.5μmの鱗片状シリカ30質量%、平均繊維径2μmで平均繊維長50μmのアルミノシリケート繊維10質量%からなる混合物を、固形分濃度が15質量%となるように水に添加し、十分に攪拌してコーティング液を調製した。
また、アルミノシリケート繊維75重量部、カオリン(キンセイマテック(株)製「ASP#600」)15重量部、コロイダルシリカ9.5質量%及び有機バインダー0.5重量部(何れも固形分換算)を含む水性スラリーから吸引脱水成形により、厚さ50mm、幅300mm、長さ300mmのシートとし、これを乾燥して密度0.35g/cmで表面空隙率85%の繊維質断熱基材を得た。
そして、繊維質断熱基材にコーティング液を0.15g/mの面密度になるようにスプレーにて塗布し、110℃で12時間乾燥して厚さ約150μmの被膜を形成し、試験片を得た。
(実施例3)
アルミナ繊維(ニチアス(株)製「ルビール」)26.5重量部、アルミナ粒子(日本軽金属(株)製「A31」)62重量部、コロイダルシリカ10.5質量%及び有機バインダー1重量部(何れも固形分換算)を含む水性スラリーから吸引脱水成形により、厚さ50mm、幅300mm、長さ300mmのシートとし、これを乾燥して密度1.0g/cmで表面空隙率60%の繊維質断熱基材を得た。
そして、繊維質断熱基材に実施例1のコーティング液を0.15g/mの面密度になるようにスプレーにて塗布し、110℃で12時間乾燥して厚さ約100μmの被膜を形成し、試験片を得た。
(実施例4)
平均粒径1.5μmの鱗片状シリカ68質量%、平均粒径0.5μmの鱗片状シリカ29質量%、平均繊維径2μmで平均繊維長50μmのアルミノシリケート繊維3質量%からなる混合物を、固形分濃度が10質量%となるように水に添加し、十分に攪拌してコーティング液を調製した。
そして、実施例1と同一の繊維質断熱基材にコーティング液を0.15g/mの面密度になるようにスプレーにて塗布し、110℃で12時間乾燥して厚さ約100μmの被膜を形成し、試験片を得た。
(実施例5)
平均粒径1.5μmの鱗片状シリカ9質量%、平均粒径0.5μmの鱗片状シリカ84質量%、平均繊維径2μmで平均繊維長50μmのアルミノシリケート繊維7質量%からなる混合物を、固形分濃度が10質量%となるように水に添加し、十分に攪拌してコーティング液を調製した。
そして、実施例1と同一の繊維質断熱基材にコーティング液を0.15g/mの面密度になるようにスプレーにて塗布し、110℃で12時間乾燥して厚さ約70μmの被膜を形成し、試験片を得た。
(実施例6)
平均粒径1.5μmの鱗片状シリカ70質量%と、平均粒径0.5μmの鱗片状シリカ30質量%とからなる混合物を、固形分濃度が10質量%となるように水に添加し、十分に攪拌してコーティング液を調製した。
そして、実施例1と同一の繊維質断熱基材にコーティング液を0.15g/mの面密度になるようにスプレーにて塗布し、110℃で12時間乾燥して厚さ約100μmの被膜を形成し、試験片を得た。
(実施例7)
実施例2の繊維質断熱基材に、コロイダルシリカを含浸させて表面空隙率を60%に低下させ後、実施例1と同一の繊維質断熱基材にコーティング液を0.15g/mの面密度になるようにスプレーにて塗布し、110℃で12時間乾燥して厚さ約100μmの被膜を形成し、試験片を得た。
(比較例1)
平均粒径1.5μmの鱗片状シリカ95質量%と、平均繊維径2μmで平均繊維長50μmのアルミノシリケート繊維5質量%とからなる混合物を、固形分濃度が10質量%となるように水に添加し、十分に攪拌してコーティング液を調製した。
そして、実施例1と同一の繊維質断熱基材にコーティング液を0.15g/mの面密度になるようにスプレーにて塗布し、110℃で12時間乾燥して厚さ約800μmの被膜を形成し、試験片を得た。
(比較例2)
平均粒径0.5μmの鱗片状シリカ95質量%と、平均繊維径2μmで平均繊維長50μmのアルミノシリケート繊維5質量%とからなる混合物を、固形分濃度が10質量%となるように水に添加し、十分に攪拌してコーティング液を調製した。
そして、実施例1と同一の繊維質断熱基材にコーティング液を0.15g/mの面密度になるようにスプレーにて塗布し、110℃で12時間乾燥したところ、コーティング液のほぼ全量が繊維質断熱基材中に浸透し、試験片の塗布面には被膜が形成されなかった。
上記で作製した各試験片について、耐熱衝撃性及び発塵性を評価した。耐熱衝撃性の評価は、600℃に保持された電気炉に試験片を投入し、30分保持した後に炉から取り出し、それを強制空冷により冷却した後に被膜表面の状態を観察し、亀裂の発生がないものを「○」、亀裂が発生しているが致命的でないものを「△」、使用に耐えないレベルの亀裂が発生しているものを「×」、として評価した。また、発塵性の評価は、JIS B9926に準拠して評価し、JIS B9920による分類で清浄度がクラス6を満たしているものを「○」、クラス6を下回っているものを「×」とした。それぞれの結果を表1に示す。
Figure 0004583788
表1に示すように、本発明に従う実施例の試験片は何れも両評価ともに優れた結果が得られている。これに対し、比較例1の試験片では小径鱗片状シリカを含んでいないことから被膜の密着性が低く、剥離等を生じ、結果として発塵性が悪くなっている。また、比較例2の試験片では被膜が形成されておらず、発塵性に劣っている。

Claims (4)

  1. 表面空隙率が50〜95%の断熱基材の表面に、平均粒径1.3μm以上1.7μm以下の大径鱗片状シリカと、平均粒径0.4μm以上0.7μm未満の小径鱗片状シリカとを、大径鱗片状シリカ量:小径鱗片状シリカ量(重量比)=90:10〜10:90にて混合してなる混合物を含有するコーティング液からなる被膜が形成されていることを特徴とする耐熱構造体
  2. 前記コーティング液が、平均繊維径0.5〜10μmで平均繊維長30〜200μmの無機繊維を含有することを特徴とする請求項1記載の断熱構造体
  3. 大径鱗片状シリカと小径鱗片状シリカの総量:無機繊維量(重量比)=80:20〜99.8:0.2であることを特徴とする請求項2記載の断熱構造体
  4. 前記断熱基材が、繊維質断熱材または多孔質断熱材であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の耐熱構造体
JP2004094916A 2004-03-29 2004-03-29 断熱構造体 Expired - Fee Related JP4583788B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004094916A JP4583788B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 断熱構造体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004094916A JP4583788B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 断熱構造体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005281400A JP2005281400A (ja) 2005-10-13
JP4583788B2 true JP4583788B2 (ja) 2010-11-17

Family

ID=35180154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004094916A Expired - Fee Related JP4583788B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 断熱構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4583788B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007230858A (ja) * 2006-02-02 2007-09-13 Nichias Corp 断熱材及びその製造方法
WO2015076317A1 (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 日本碍子株式会社 断熱膜、および断熱膜構造
JP7154757B2 (ja) * 2017-12-05 2022-10-18 イビデン株式会社 マット材
WO2019111754A1 (ja) * 2017-12-05 2019-06-13 イビデン株式会社 マット材

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001163613A (ja) * 1999-12-10 2001-06-19 Dokai Chemical Industries Co Ltd 鱗片状シリカ粒子、硬化性組成物、それからなる硬化体及びその製造方法
JP2001252614A (ja) * 2000-03-10 2001-09-18 Dokai Chemical Industries Co Ltd 鱗片状シリカ粒子からなる二層構造塗膜
JP2001262067A (ja) * 2000-03-23 2001-09-26 Dokai Chemical Industries Co Ltd 鱗片状シリカ粒子を含有する断熱性コーティング材用硬化性組成物及び断熱性硬化体
JP2002030251A (ja) * 2000-05-12 2002-01-31 Dokai Chemical Industries Co Ltd 鱗片状シリカ粒子を含有する透明な塗膜
JP2002069385A (ja) * 2000-08-31 2002-03-08 Dokai Chemical Industries Co Ltd フロアーポリッシュ用組成物
JP2002308664A (ja) * 2001-01-19 2002-10-23 Asahi Glass Co Ltd 無機系硬化性組成物および無機塗料
JP2002348538A (ja) * 2001-05-23 2002-12-04 Dokai Chemical Industries Co Ltd 鱗片状シリカ粒子を含有する塗料用硬化性組成物及び硬化塗膜
JP2003080834A (ja) * 2001-09-12 2003-03-19 Fuji Photo Film Co Ltd インクジェット画像記録材料及び画像記録方法
JP2003226814A (ja) * 2002-02-05 2003-08-15 Asahi Glass Co Ltd 鱗片状シリカ粒子を含有する硬化性組成物の製造方法
JP2003266572A (ja) * 2002-03-20 2003-09-24 Nichias Corp 防音断熱材およびその製造方法
JP2003313504A (ja) * 2002-04-19 2003-11-06 Dokai Chemical Industries Co Ltd 鱗片状シリカ粒子を含有する断熱性コーティング材用硬化性組成物及び可撓性断熱性硬化体
JP2003342498A (ja) * 2002-05-27 2003-12-03 Nankyou Efunika Kk 水性無機系コーティング剤
JP2005002145A (ja) * 2003-06-09 2005-01-06 Dokai Chemical Industries Co Ltd 断熱層形成耐火塗料

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001163613A (ja) * 1999-12-10 2001-06-19 Dokai Chemical Industries Co Ltd 鱗片状シリカ粒子、硬化性組成物、それからなる硬化体及びその製造方法
JP2001252614A (ja) * 2000-03-10 2001-09-18 Dokai Chemical Industries Co Ltd 鱗片状シリカ粒子からなる二層構造塗膜
JP2001262067A (ja) * 2000-03-23 2001-09-26 Dokai Chemical Industries Co Ltd 鱗片状シリカ粒子を含有する断熱性コーティング材用硬化性組成物及び断熱性硬化体
JP2002030251A (ja) * 2000-05-12 2002-01-31 Dokai Chemical Industries Co Ltd 鱗片状シリカ粒子を含有する透明な塗膜
JP2002069385A (ja) * 2000-08-31 2002-03-08 Dokai Chemical Industries Co Ltd フロアーポリッシュ用組成物
JP2002308664A (ja) * 2001-01-19 2002-10-23 Asahi Glass Co Ltd 無機系硬化性組成物および無機塗料
JP2002348538A (ja) * 2001-05-23 2002-12-04 Dokai Chemical Industries Co Ltd 鱗片状シリカ粒子を含有する塗料用硬化性組成物及び硬化塗膜
JP2003080834A (ja) * 2001-09-12 2003-03-19 Fuji Photo Film Co Ltd インクジェット画像記録材料及び画像記録方法
JP2003226814A (ja) * 2002-02-05 2003-08-15 Asahi Glass Co Ltd 鱗片状シリカ粒子を含有する硬化性組成物の製造方法
JP2003266572A (ja) * 2002-03-20 2003-09-24 Nichias Corp 防音断熱材およびその製造方法
JP2003313504A (ja) * 2002-04-19 2003-11-06 Dokai Chemical Industries Co Ltd 鱗片状シリカ粒子を含有する断熱性コーティング材用硬化性組成物及び可撓性断熱性硬化体
JP2003342498A (ja) * 2002-05-27 2003-12-03 Nankyou Efunika Kk 水性無機系コーティング剤
JP2005002145A (ja) * 2003-06-09 2005-01-06 Dokai Chemical Industries Co Ltd 断熱層形成耐火塗料

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005281400A (ja) 2005-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102149166B1 (ko) 코팅액, 및 코팅층을 갖는 내화물의 제조 방법
RU2506251C2 (ru) Способ получения самовосстанавливающегося слоя на детали из композитного материала углерод/углерод
JP5081173B2 (ja) 排気管用塗料、排気管用塗料の使用方法及び排気管
US7718252B2 (en) Inorganic fiber article
JPH0689459B2 (ja) 金属のセラミックコーティング
JP6795357B2 (ja) 無機繊維質断熱材及びその製造方法
US7820278B2 (en) Refractory mortar cured material
WO2006016730A1 (en) Porous ceramic heating element and method of manufacturing thereof
JP2016196387A (ja) 断熱コーティング液、断熱材及び断熱コーティング液用組成物
JP4583788B2 (ja) 断熱構造体
US3389002A (en) Heat and corrosion resistant coating composition
JP2011093726A (ja) 金属鋳造用耐火成形体、金属鋳造用耐火成形体の製造方法、不定形耐火組成物及び金属鋳造用溶湯保持部材
JP2001158659A (ja) アルミ溶湯用ライニング材
US7732026B2 (en) Silicon carbide ceramic components having oxide layer
JP5465396B2 (ja) 低熱伝導性の断熱キャスタブル用粉体組成物
US10487224B2 (en) Refractory coating material containing low biopersistent fibers and method for making the same
JP2002285040A (ja) 水系無機コーティング剤
JP3057859B2 (ja) コークス炉用珪石れんがの製法と炉壁構造
JPS58130175A (ja) 溶融金属浸漬用耐蝕性材料
JP2002285038A (ja) 耐熱性部材及びその製造方法
JP2006027919A (ja) 耐熱性塗料及び該塗料を用いた断熱材
JP2020001942A (ja) 断熱材及びその製造方法
JP7252689B1 (ja) 水性組成物及びその硬化物
JPH06321662A (ja) コークス炉用れんがの製造方法と炉構造
JP2008013402A (ja) 発塵・発煙の少ない珪酸カルシウムボード及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060327

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060929

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100316

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100817

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4583788

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees