JP4581979B2 - 車両機器制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、携帯機と車両側ユニットとが相互通信を行い、その通信結果に基づいて、車両の機器(例えば車両ドアやエンジン)を制御する車両機器制御システムに関する。
従来、携帯型電子キー(携帯機)と車両側ユニットとの双方向通信によるIDコードの照合結果をもとに、各ドアのロック・アンロック状態を制御するシステムが知られている。このようなシステムでは、車両側ユニットから送信されるリクエスト信号の到達範囲が、車両周囲の所定のエリア内に収まるように、その電波強度等が予め調整される。これにより、車両の周囲に、携帯型電子キーの検知エリアを設定し、携帯型電子キーの保持者の車両への接近を常に監視している。
しかしながら、車両側ユニットからのリクエスト信号を追加的な複数の通信装置を用いて中継することにより、そのエリア外にある携帯型電子キーと車両側ユニットとを通信させることが可能になる。このような場合、携帯型電子キーを保持しているユーザが車両から離れた位置にいても、そのユーザに気付かれずにドアをアンロックすることが可能となる。
このような問題を防止するために、特許文献1に記載のシステムが提案されている。特許文献1に記載のシステムでは、リクエスト信号の到達エリアを伸長させた場合、携帯型電子キーからレスポンス信号を受信するまでのレスポンス時間が延びることに着目した。すなわち、レスポンス信号の受信に時間的な制限を課して、車両側ユニットがリクエスト信号を送信してから、検出エリアに対応する待ち受け時間以内に到着するレスポンス信号のみを受信するようにした。この結果、待ち受け時間制限を越えたときにレスポンス信号を受信しても、ドアはアンロックされなくなる。
独国特許第4020445号明細書
しかしながら、特許文献1に記載のシステムのように、レスポンス信号の受信に時間的な制限を課すだけでは、上述した複数の通信装置が通信処理をほぼ遅れ時間なく実行可能である場合には、レスポンス信号の待ち受け時間内に、遠く離れた携帯型電子キーからのレスポンス信号が到着してしまう可能性がある。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであり、遠く離れた携帯機からのレスポンス信号に応じて車両の機器が制御されることを確実に防止することが可能な車両機器制御システムを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、請求項に記載の車両機器制御システムは、
携帯機と車両側ユニットとが相互通信を行い、その通信結果に基づいて、車両の機器を制御する車両機器制御システムであって、
携帯機は、
携帯機の位置を検出する携帯機位置検出手段と、
リクエスト信号を受信する携帯機側受信手段と、
リクエスト信号に応答して、携帯機位置を暗号の一部として暗号化したIDコードを含むレスポンス信号を送信する携帯機側送信手段とを備え、
車両側ユニットは、
携帯機に対してリクエスト信号を送信する車両側送信手段と、
携帯機側送信手段から送信されたレスポンス信号を受信する車両側受信手段と、
車両位置を検出する車両位置検出手段と、
車両位置を暗号の一部として暗号化した比較用レスポンス信号を算出し、比較用レスポンス信号と車両側受信手段にて受信したレスポンス信号とが所定の対応関係を満たすか否かを判定する判定手段と、
判定手段によって、比較用レスポンス信号とレスポンス信号とが所定の対応関を満たすと判定された場合に車両の機器を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
上述したように、請求項に記載の車両機器制御システムにおいても、携帯機及び車両側ユニットが、それぞれ携帯機位置検出手段及び車両位置検出手段を備える。ただし、請求項に記載の車両機器制御システムでは、携帯機が携帯機位置を暗号の一部としてIDコードを暗号化したレスポンス信号を送信する。そして、車両側ユニットでは、車両位置を暗号の一部として暗号化した比較用レスポンス信号を算出し、この比較用レスポンス信号と携帯機から送信されたレスポンス信号とが所定の対応関係を満たした場合に限り車両の機器を制御する。
このように、携帯機位置と車両位置とを暗号の一部として利用することによって、追加的な複数の通信装置を用いて中継した場合であっても、レスポンス信号の不正な改ざんを防止できるため、車両から遠く離れた携帯機のレスポンス信号に応じて車両の機器が制御されることをより一層確実に防止できる。
上述した目的を達成するために、請求項に記載の車両機器制御システムは、
携帯機と車両側ユニットとが相互通信を行い、その通信結果に基づいて、車両の機器を制御する車両機器制御システムであって、
車両側ユニットは、
車両位置を検出する車両位置検出手段と、
携帯機に対して、車両位置検出手段によって検出された車両位置を暗号の一部として暗号化したリクエスト信号を送信する車両側送信手段と、
携帯機から送信されたレスポンス信号を受信する車両側受信手段と、
車両側受信手段によって受信されたレスポンス信号に含まれるIDコードの照合を行い、その照合結果に応じて車両の機器を制御する制御手段とを備え、
携帯機は、
携帯機の位置を検出する携帯機位置検出手段と、
リクエスト信号を受信する携帯機側受信手段と、
携帯機位置を暗号の一部として暗号化した比較用リクエスト信号を算出し、比較用リクエスト信号と携帯機側受信手段にて受信したリクエスト信号とが所定の対応関係を満たすか否かを判定する判定手段と、
判定手段によって、比較用リクエスト信号とリクエスト信号とが所定の対応関係を満たすと判定された場合にIDコードを含むレスポンス信号を送信する携帯機側送信手段とを備えることを特徴とする。
上述したように、請求項に記載の車両機器制御システムにおいても、携帯機及び車両側ユニットが、それぞれ携帯機位置検出手段及び車両位置検出手段を備える。ただし、請求項7に記載の車両機器制御システムでは、車両側ユニットが車両位置を暗号の一部として暗号化したリクエスト信号を送信する。そして、携帯機では、携帯機位置を暗号の一部として比較用リクエスト信号を算出し、この比較用リクエスト信号と車両ユニットから送信されたリクエスト信号とが所定の対応関係を満たした場合に限りIDコードを含むレスポンス信号を送信する。
従って、携帯機が車両から遠く離れた位置にある場合には、追加的な複数の通信装置を用いて中継した場合であっても、リクエスト信号の不正な改ざんを防止できるため、携帯機は、リクエスト信号に応答してレスポンス信号を送信しない。その結果、請求項に記載の車両機器制御システムは、車両から遠く離れた携帯機のレスポンス信号に応じて車両機器が制御されることをより一層確実に防止できる。
制御手段は、車両の機器として、請求項に記載するように、車両ドアの状態を制御したり、請求項に記載するように、車両のエンジンの始動の許可・禁止状態を制御することが好ましい。これにより、車両のセキュリティー性を向上することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係る車両機器制御システムを、図に基づいて説明する。図1は、本実施形態による車両機器制御システムの全体の構成を示す構成図である。
本実施形態における車両機器制御システムは、携帯機(電子キー)1と車両側ユニットとの双方向通信によるIDコードの照合結果を基に、電子キーECU4が各ドアのロック・アンロック状態を制御する。また、電子キーECU4は、車両10のセキュリティ性を向上するために、ステアリングロック状態の制御、さらに車両10のエンジン始動の許可・禁止状態の制御も行なう。
図1に示すように、携帯機1は、車室外送信機2a〜2dあるいは車室内送信機2eからのリクエスト信号を受信する受信機1a、このリクエスト信号の受信に応答して、IDコード等を含むレスポンス信号を送信する送信機1bを備えている。携帯機1は、さらに、GPS受信機1cを有し、このGPS受信機1cは、周知のごとく、地球の上空に複数配置され、衛星の軌道情報や時刻情報等、測位に必要な航法データを地球に向けて定期的に送信しているGPS衛星からのGPS信号を受信する。
携帯機ECU1dは、上述した受信機1a,送信機1b,及びGPS受信機1cと接続され、各種の制御処理を実行する。具体的には、携帯機ECU1dは、受信機1aの受信信号に基づいてリクエスト信号の受信の有無を判定したり、GPS信号に基づいて携帯機1の位置(緯度・経度)を算出したり、さらには、その算出した携帯機位置及びIDコード等を含むレスポンス信号を生成して、送信機1bから送信させたりする。
車両側ユニットは、車両10の各ドア11〜14に設けられた車室外送信機2a〜2d、及び車室内に設けられた車室内送信機2eを有する。これらの車室外送信機2a〜2d及び車室内送信機2eは、車両側ユニットの主要部をなす電子キーECU4からの送信指示信号に基づいてリクエスト信号を発信する。
車室外送信機2a〜2dのリクエスト信号の到達距離は、例えば0.7〜1.0m程度に設定される。従って、車両10の駐車時には、そのリクエスト信号の到達距離に応じた検知エリアが車両10の各ドア11〜14の周囲に形成され、携帯機1の保持者が車両10に接近したことを検知できるようにしている。また、車室内送信機2eによる検知エリアは、車室内をカバーするように設定され、携帯機1が車室内にあるか否かを検知する。
また、車両側ユニットは、車両10の車室内に設けられ、送信機2a〜2eに対する送信指示信号の出力と同期してレスポンス信号受信可能状態にされて、携帯機1から送信されるレスポンス信号を受信する受信機3を有する。受信機3が受信したレスポンス信号は、電子キーECU4に出力される。電子キーECU4は、この受信したレスポンス信号に含まれる携帯機位置及びIDコードに基づいて、ドアのロック・アンロック状態の制御等を実行すべきか否かの判定を行う。
さらに、車両側ユニットは、携帯機1と同様に、GPS受信機9を備え、GPS衛星からのGPS信号を受信することが可能である。GPS受信機9によって受信されたGPS信号は電子キーECU4に出力され、電子キーECU4において、車両位置の算出が行われる。
また、車両側ユニットは、車両10の各ドア11〜14に設けられ、その各ドア11〜14をロック、アンロックしたり、ロックされているが、携帯機1の保持者がドアアウトサイドハンドル(以下、ドアハンドル)に触れることによってアンロック可能なアンロックスタンバイ状態に設定したりするドアECU5a〜5dを有する。このドアECU5a〜5dは、電子キーECU4からの指示信号に応じて動作する。
車両10の各ドア11〜14のドアハンドル6a〜6dには、タッチセンサ6a1〜6d1が設けられており、携帯機1の保持者が、ドアハンドル6a〜6dに触れたことを検出することが可能である。また、ドアハンドル6a〜6dには、プッシュスイッチとして構成されたドアロックスイッチ6a2〜6d2も設けられている。このドアロックスイッチ6a2〜6d2を操作すると、各ドア11〜14をロックすることができる。また、ドアハンドル6a〜6dは、上述した車室外送信機2a〜2dのアンテナとしての役割も果たしている。
本実施形態による車両機器制御システムは、車両10のセキュリティ性を向上するため、ステアリングロックECU7及びエンジンECU8を備えている。これらのステアリングロックECU7及びエンジンECU8も、電子キーECU4からの指示信号に基づいて、ステアリングロックをオン・オフしたり、車両のエンジンの始動の許可・禁止を切換制御したりする。
次に、上述した車両側ユニットと携帯機1との双方向通信によるIDコードの照合結果を基に、電子キーECU4が各ドアのロック・アンロック状態の制御等を実行するための処理に関して、図2及び図3のフローチャートに基づいて詳細に説明する。なお、図2は、携帯機1における処理を示すフローチャートであり、図3は、車両側ユニットにおける処理を示すフローチャートである。
まず、図2のフローチャートを用いて、携帯機1における処理について説明する。ステップS10では、受信機1aの受信信号に基づいて、車両側ユニットからのリクエスト信号を受信したか否かを判定する。この判定処理において、リクエスト信号を受信していないと判定された場合には、リクエスト信号が受信されるまで、以後の処理の実施が待機される。そして、リクエスト信号を受信したと判定した場合には、ステップS20の処理に進む。
ステップS20では、GPS受信機1cが受信したGPS信号に基づいて、携帯機1の位置を算出する。続くステップS30では、ステップS20で算出した携帯機1の位置を示す携帯機位置情報と、IDコードとを含むレスポンス信号を生成し、送信機1bによって送信させる。
次に、図3のフローチャートに基づいて、車両側ユニットにおける処理について説明する。ステップS110では、IDコードの照合を開始すべきタイミングであるか否かを判定する。具体的には、車両10のエンジンが停止され、かつ各ドア11〜14がロックされた状態で駐車されている場合、所定時間経過毎に車室外送信機2a〜2dのIDコードの照合開始タイミングと判定して、車室外送信機2a〜2dに対してリクエスト信号の送信を指示する。一方、車室内送信機2eに関しては、エンジンの始動時、ドアロックスイッチの操作時等をIDコードの照合開始タイミングと判定して、車室内送信機2eに対してリクエスト信号の送信を指示する。
ステップS110において、照合開始タイミングではないと判定された場合には、照合開始タイミングとなるまで待機する。照合開始タイミングと判定されると、ステップS120に進み、GPS受信機9が受信したGPS信号に基づいて、車両の停車位置を算出する。
続くステップS130では、車室外送信機2a〜2d及び/又は車室内送信機2eに対して送信指示信号を出力して、リクエスト信号を送信させる。そして、ステップS140では、このリクエスト信号に応答して、携帯機1からレスポンス信号が送信されて、そのレスポンス信号を受信したか否かを判定する。レスポンス信号が受信できない場合には、携帯機1が検出エリア内に存在しないとみなして、図2に示す処理を終了する。一方、携帯機1からレスポンス信号を受信した場合には、ステップS150の処理に進む。なお、携帯機1からのレスポンス信号には、上述したように携帯機1の位置を示す携帯機位置情報とIDコードとが含まれている。
ステップS150では、受信したレスポンス信号に含まれる携帯機位置情報及びステップS120にて算出された車両の停車位置情報とに基づいて、携帯機1の位置が、車両位置を基準とする規定エリア内に属するか否かを判定する。この規定エリアは、上述した各送信機2a〜2eの検出エリアに対応するように設定される。このステップS150の判定処理において、携帯機位置が規定エリア内に属すると判定された場合には、受信したレスポンス信号が正規のレスポンス信号とみなせるので、ステップS160の処理に進む。
一方、携帯機位置が規定エリア外であると判定された場合には、携帯機1は遠く離れた場所にあるにもかかわらず、携帯機1と車両側ユニットとの双方通信距離が意図的に延長された可能性があるので、図2に示す処理は終了され、各ドアのロック・アンロック状態等の制御は実行されない。
ステップS160では、レスポンス信号に含まれるIDコードが、予め登録されているIDコードと一致する等、所定の関係を満足するか否かが判定される(IDコードの照合OK・NG判定)。この判定処理において、IDコードの照合OKと判定されると、ステップS70に進み、IDコードの照合NGと判定されると、処理を終了する。
ステップS170では、車両の状況に応じて、各ドアのロック・アンロック状態の制御、ステアリングロック状態の制御、あるいはエンジン始動許可制御等の各種の制御を実施する。
例えば、電子キーECU4は、各送信機2a〜2eに付与されたレスポンスコードなどを利用して、携帯機1の保持者の位置が車外であると判定した場合には、その位置に該当するドアのロックをアンロックスタンバイ状態にするように、対応するドアECU5a〜5dに指示信号を与える。この指示信号に基づいて、指示信号を受けた何れか1つのドアECU5a〜5dは、対応するドア11〜14をアンロックスタンバイ状態に設定する。
電子キーECU4からの指示信号に基づいて、ドアECU5a〜5dの何れか1つが、対応するドア11〜14をアンロックスタンバイ状態に設定した時に、タッチセンサ6a1〜6d1によって携帯機1の保持者がドアハンドル6a〜6dに触れたことが検出されると、その情報を電子キーECU4に送信する。この場合、電子キーECU4は、全てのドア11〜14をアンロックするように各ドアECU5a〜5dに指示する。従って、携帯機1の保持者がドアを開けるための開扉動作を行なうと、自動的に全てのドア11〜14がアンロックされる。
なお、携帯機1の保持者による開扉動作の検出は、タッチセンサ6a1〜6d1によらず、ドアハンドル6a〜6dが手前に引かれたことを機械的に検出する検出機構等を用いても良い。また、ドアハンドルに、アンロックボタンを設置し、このアンロックボタンの操作により、開扉動作の開始を検出しても良い。また、IDコードの照合がOKとなったとき、すべてのドアにおいて、アンロックスタンバイ状態に設定しても良い。
そして、ドアを開閉して携帯機1の保持者が車両10に乗車して、予め車両に設けられているエンジンスイッチを操作すると、電子キーECU4は、車室内に設けられた車室内送信機2e及び受信機3を用いて携帯機1との間で双方向通信を行い、再度、IDコードの照合を行う。一方、ステアリングロックECU7は、ステアリングロックを解除しても良いかを電子キーECU4に確認する。電子キーECU4は、IDコードの照合の結果がOKである場合には、ステアリングロックECU7に対してステアリングロックの解除を許可する応答を行う。ステアリングロックECU7は、その応答に基づいてステアリングロックをアンロックする。このようにして、ステアリングロック状態の制御が行われる。
さらに、このとき、電子キーECU4は、同時に、エンジンECU8に対してエンジンの始動禁止を解除するように指示信号を出力する。
以上のような制御により、携帯機1の保持者は、携帯機1を手に取ることなく、ドアのアンロックによる乗車からエンジンの始動までを行うことができる。
一方、電子キーECU4は、車両10が停車し、エンジンスイッチがオフされた後に携帯機1が車室内送信機2eではなく車室外送信機2a〜2dのいずれかと通信を行うことにより、携帯機1の保持者が降車したことを確認すると、ドアハンドル6a〜6dに設けられたドアロックスイッチ6a2〜6d2の何れか1つの操作に応じて、各ドアECU5a〜5dに対して車両の各ドア11〜14をロックするように指示信号を出力する。このドアロックと同時に、電子キーECU4は、ステアリングロックECU7に対してステアリングロックを実行するように指示し、かつエンジンECU8に対してエンジンを始動禁止状態に設定するよう指示する。
なお、携帯機1の保持者による各ドア11〜14のロックは、上述したドアロックスイッチ6a2〜6d2によらず、例えばドアロック用のタッチセンサを設ける等、他の手段によって行なうようにしても良い。
以上、説明したように、本実施形態による車両機器制御システムにおいては、携帯機1及び車両側ユニットが、それぞれGPS受信機1c,9を有し、携帯機位置及び車両位置を求めることができる。そして、車両側ユニットでは、携帯機1から送信されたレスポンス信号に含まれる位置情報から得られる携帯機位置が、車両位置を基準とする規定エリア内に属していると判定された場合に限り、レスポンス信号に含まれるIDコードの照合結果に応じて、その照合結果に応じて車両ドアのロック・アンロック状態の制御等を実行する。このように、携帯機位置と車両位置との関係を利用することによって、車両から遠く離れた携帯機1のレスポンス信号に応じて車両ドアのロック・アンロック状態の制御等が実行されることを確実に防止できる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態による車両機器制御システムについて説明する。本実施形態による車両機器制御システムは、上述した第1実施形態による車両機器制御システムと同様に構成されるため、構成に関する説明は省略する。
本実施形態による車両機器制御システムでは、携帯機位置と車両位置との関係を携帯機1にて判定するようにした点が、上述した第1実施形態による車両機器制御システムと相違する。本実施形態における携帯機1及び車両側ユニットの双方の処理を、図4及び図5のフローチャートを用いて説明する。なお、図4は、車両側ユニットにおける処理を示すフローチャートであり、図5は携帯機1における処理を示すフローチャートである。
図4に示す車両側ユニットにおける処理は、その大部分が、上述した第1実施形態の車両側ユニットにおける処理と共通するため、その共通部分に関する説明は省略し、以下に相違する点についてのみ説明する。
まず、第1の相違点は、ステップS230において、リクエスト信号を送信する際に、ステップS220にて算出された車両の停車位置を示す車両位置情報を付加することである。これにより、携帯機1は、リクエスト信号を受信することで、車両の停車位置を把握することが可能になる。
また、第2の相違点は、車両側ユニットの処理から、携帯機1の位置が車両位置を基準とする規定エリア内に属するか否かの判定処理が削除されている点である。本実施形態では、携帯機位置と車両位置との関係を携帯機1側にて判定するようにしたので、その判定処理を車両側ユニットにて行う必要がなくなったためである。
次に、携帯機1における処理について説明する。図5に示すように、上述した第1実施形態と同様に、ステップS310にてリクエスト信号の受信の有無を判定し、ステップS320にて携帯機位置を算出する。ただし、本実施形態では、第1実施形態と異なり、携帯機1にて受信されるリクエスト信号には、車両の停車位置情報が含まれている。
ステップS330では、リクエスト信号に含まれる車両の停車位置情報と、ステップ320にて算出した携帯機位置とに基づいて、車両の停車位置が、携帯機1を基準とする規定エリア内に属するか否かを判定する。この規定エリアも、車両10に設けられた送信機2a〜2eの検知エリアに対応するように設定される。
このステップS330の判定処理において、車両の停車位置が規定エリア内に属すると判定した場合には、受信したリクエスト信号が正規のリクエスト信号とみなせるので、ステップS340にて、レスポンス信号の送信処理を実施する。一方、車両の停車位置が規定エリア外であると判定した場合には、携帯機1と車両との距離は離れているにもかかわらず、携帯機1と車両側ユニットとの双方通信距離が意図的に延長された可能性がある。このため、レスポンス信号の送信処理を実施せずに、図5に示す処理を終了する。
従って、携帯機1と車両との距離が離れている場合には、携帯機1は、リクエスト信号に応答してレスポンス信号を送信しない。このため、車両から遠く離れた携帯機1のレスポンス信号に応じて車両ドアのロック・アンロック状態の制御等が実施されることを確実に防止できる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態による車両機器制御システムについて説明する。本実施形態による車両機器制御システムは、上述した第1実施形態による車両機器制御システムとほぼ同様に構成される。
ただし、本実施形態による車両機器制御システムでは、携帯機1が、車両のエンジンが停止した時点で得られる、車両の停車位置を記憶する不揮発性メモリ等の記憶媒体を備える。なお、この記憶媒体として、携帯機ECU1d内部のメモリを利用しても良い。
そして、携帯機1は、記憶した車両の停車位置と、GPS信号から得られる携帯機位置とを比較して、車両の停車位置と携帯機位置との関係を判定するようにした。
以下、本実施形態における携帯機1及び車両側ユニットの双方の処理を、図6〜図9のフローチャートを用いて説明する。なお、図6は、車両側ユニットにおける、車両の停車位置の記憶及びその消去のために実施される処理を示すフローチャートであり、図7は、携帯機1における車両の停車位置の記憶及びその消去処理を示すフローチャートである。図8は、車両側ユニットにおける通常処理を示すフローチャートであり、図9は携帯機1における通常処理を示すフローチャートである。
まず、図6のフローチャートに基づいて、車両側ユニットにおける、車両の停車位置の記憶及びその消去のための処理について説明する。ステップS410では、例えばエンジンスイッチの位置に基づいて、エンジンが始動されて、車両が走行を開始するか否かを判定する。この判定処理において、肯定的な判定がなされると、ステップS420に進んで、携帯機1に対して、車両の停車位置を記憶している場合に、その停車位置の記憶の消去を指示する第2のリクエスト信号を送信する。携帯機1は、この第2のリクエスト信号を受信すると、後述するように、停車位置の記憶消去処理を実施するとともに、第2のレスポンス信号を返送する。
ステップS430では、第2のレスポンス信号が受信されたか否かを判定する。そして、第2のレスポンス信号が受信できない場合には、車両の停車位置の記憶消去が実行されていないとみなして、ステップS420に戻り、再度、第2リクエスト信号の送信を行う。
一方、ステップS410においてエンジン始動時ではないと判定された場合には、ステップS440に進む。ステップS440では、エンジンが停止されて、車両が停止されたか否かを判定する。このステップS440にて肯定的な判定がなされた場合、ステップS450に進んで、車両停止時における車両位置、すなわち車両の停車位置を、GPS信号に基づいて検出する。
そして、ステップS460において、検出された車両の停車位置を示す停車位置情報を含み、携帯機1に対して車両の停車位置を記憶することを指示する第3のリクエスト信号を送信する。携帯機1は、この第3リクエスト信号を受信すると、後述するように、その第3リクエスト信号に含まれる停車位置情報に基づいて、車両の停車位置を記憶するとともに、第3のレスポンス信号を返送する。
ステップS470では、第3レスポンス信号が受信されたか否かを判定する。そして、第3レスポンス信号が受信できない場合には、車両の停車位置の記憶が実行されていないとみなして、ステップS460に戻り、再度、第3リクエスト信号の送信を行う。
一方、携帯機1側においては、図7のフローチャートに示すように、まず、ステップS510において、第2リクエスト信号を受信したか否か判定する。この判定処理において、第2リクエスト信号を受信したと判定すると、ステップS520に進んで、記憶媒体に記憶された停車位置情報の記憶消去処理を実行する。その後、ステップS530において、停車位置情報の記憶を消去したことを車両側ユニットに通知するために、第2レスポンス信号を送信する。
ステップS510において、第2リクエスト信号を受信していないと判定した場合、ステップS540に進んで、第3リクエスト信号を受信したか否かを判定する。この判定処理において、第3リクエスト信号を受信したと判定すると、ステップS550に進んで、第3リクエスト信号に含まれる車両の停車位置情報を用いて、記憶媒体に停車位置を書き込んで記憶する。その後、ステップS560では、車両の停車位置を記憶したことを車両側ユニットに通知するために、第3のレスポンス信号を送信する。
なお、車両のエンジンが始動されたときに、車両側ユニットが第2リクエスト信号を送信して、記憶している車両の停車位置を消去させるのは、停車位置が消去されないままであると、車両の停車位置が変化した場合に、携帯機1からレスポンス信号を送信できなくなってしまうためである。
図8は、車両側ユニットの通常処理を示すものであるが、その大部分は、上述した第1実施形態の車両側ユニットにおける処理(図3参照)と共通する。第1実施形態の車両側ユニットにおける処理との相違点は、単に、車両の停車位置情報の検出処理(図3のS120)と、携帯機位置と車両位置との関係の判定処理(図3のステップS150)が削除されていることである。車両の停車位置は、車両がエンジンを停止するときに、携帯機1にすでに記憶されているため、通常処理において再度求める必要がないためである。また、携帯機1にて、車両停車位置と携帯機位置との関係を判定するので、車両側ユニットにおける携帯機位置と車両位置との関係の判定処理も不要となるためである。
次に、図9のフローチャートに基づいて、携帯機1の通常処理について説明する。まず、ステップS710では、第1実施形態と同様に、リクエスト信号の受信の有無を判定する。なお、上述した第2及び第3リクエスト信号との混同を避けるため、通常処理におけるリクエスト信号を第1リクエスト信号と呼ぶ。
次に、ステップS720では、記憶媒体に停車位置情報が記憶されているか否かを判定する。このとき、停車位置情報が記憶されていないと判定されると、携帯機位置との関係は判定できないので、ステップS750に進み、第1リクエスト信号に応答する第1レスポンス信号を送信する。
上述したように、停車位置情報は、エンジンの停止に同期して記憶され、エンジンの始動に同期して消去される。従って、停車位置情報の記憶がない状態は、エンジンの始動から停止までの期間に相当し、この場合には、携帯機1と車両とは常に接近した位置に存在すると考えられる。このため、停車位置情報が記憶されていないときには、携帯機位置と停車位置との関係を判定することなく、第1レスポンス信号を送信しても特に問題は生じない。
一方、ステップS720において、停車位置情報が記憶されていると判定されると、ステップS730に進んで、GPS受信機1cが受信するGPS信号に基づいて、携帯機1の位置を算出する。そして、ステップS740において、記憶している停車位置は、算出した携帯機位置を基準とする規定エリア内に属するか否かを判定する。この判定処理において、記憶停車位置が規定エリア内に属すると判定した場合には、受信した第1リクエスト信号が正規のリクエスト信号とみなせるので、ステップS550にて、第1レスポンス信号の送信処理を実施する。一方、記憶停車位置が規定エリア外であると判定した場合には、携帯機1と車両側ユニットとの双方通信距離が意図的に延長された可能性があるので、第1レスポンス信号の送信処理を実施せずに、図9に示す処理を終了する。
上述したように、本実施形態によれば、携帯機1が、携帯機位置を検出するためのGPS受信機1c及び車両の停車位置情報を記憶する記臆媒体を備える。ここで、車両がエンジンを停止して停車した場合、その停車位置は、通常、ユーザがその車両を再び使用するときまで不変である。従って、携帯機1において、停車位置を記憶し、その停車位置が、携帯機位置を基準とする規定エリア内に属しているか否かを判定することによって、携帯機1が停車車両の周辺に位置するのか、それとも遠く離れた場所に位置するのかを判別できる。
そして、携帯機が車両から遠く離れた場所に位置する場合には、携帯機1は、第1レスポンス信号を送信しないので、車両から遠く離れた携帯機1のレスポンス信号に応じてドアのロック・アンロック状態の制御等が実施されることを確実に防止できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
例えば、上述した第3実施形態では、車両側ユニットが第3リクエスト信号に含めて車両の停車位置情報を携帯機1に送信した。しかしながら、エンジンの停止により車両が停車したとき、携帯機1は、通常、車室内の所定位置に係止されているか、もしくは車両の乗員に保持されている。従って、携帯機1のGPS受信機1によって検出される携帯機位置を停車位置として記憶しても良い。
この場合、携帯機1は、いつエンジンが停止・始動されたのかはわからないため、車両側ユニットは、エンジンが停止したときに、車両停車位置の記憶を指示するために、車両停車位置を含まない第3リクエスト信号を送信し、また、エンジンが始動されたときに、車両停車位置の記憶を消去することを指示する第2リクエスト信号を送信すれば良い。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態による車両機器制御システムについて説明する。本実施形態による車両機器制御システムは、上述した第1実施形態による車両機器制御システムと同様に構成されるため、構成に関する説明は省略する。
本実施形態による車両機器制御システムでは、携帯機位置と車両位置とを暗号の一部として使用する点が、上述した第1実施形態による車両機器制御システムと相違する。本実施形態における携帯機1及び車両側ユニットの双方の処理を、図10及び図11のフローチャートを用いて説明する。なお、図10は、携帯機1における処理を示すフローチャートであり、図11は車両側ユニットにおける処理を示すフローチャートである。
なお、図10及び図11に示す処理は、その大部分が、上述した第1実施形態の処理と共通するため、その共通部分に関する説明は省略し、以下に相違する点についてのみ説明する。
まず、図10のフローチャートを用いて、携帯機1における処理について説明する。携帯機1は、ステップS810にて車両側ユニットからのリクエスト信号(x )を受信したと判定した場合には、続くステップS820にてGPS受信機1cが受信したGPS信号に基づいて、携帯機1の位置(z )(以下、携帯機位置情報とも称する)を検出する。
そして、携帯機1は、ステップS830では、ステップS820で算出した携帯機位置情報(z )を暗号の一部としてIDコードを含むレスポンス信号(y )を生成し、続くステップS840にてレスポンス信号(y )を送信する。
次に、図11のフローチャートに基づいて、車両側ユニットにおける処理について説明する。ステップS910では、IDコードの照合を開始すべきタイミングであるか否かを判定する。具体的には、車両10のエンジンが停止され、かつ各ドア11〜14がロックされた状態で駐車されている場合、所定時間経過毎に車室外送信機2a〜2dのIDコードの照合開始タイミングと判定して、車室外送信機2a〜2dに対してリクエスト信号の送信を指示する。一方、車室内送信機2eに関しては、エンジンの始動時、ドアロックスイッチの操作時等をIDコードの照合開始タイミングと判定して、車室内送信機2eに対してリクエスト信号の送信を指示する。
ステップS910において、照合開始タイミングではないと判定された場合には、照合開始タイミングとなるまで待機する。照合開始タイミングと判定されると、ステップS920に進み、車室外送信機2a〜2d及び/又は車室内送信機2eに対して送信指示信号を出力して、リクエスト信号(x )を送信させる。
そして、ステップS930では、このリクエスト信号に応答して、携帯機1からレスポンス信号(y )が送信されて、そのレスポンス信号を受信したか否かを判定する。レスポンス信号が受信できない場合には、携帯機1が検出エリア内に存在しないとみなして、図11に示す処理を終了する。一方、携帯機1からレスポンス信号を受信した場合には、ステップS940の処理に進む。なお、携帯機1からのレスポンス信号(y )は、上述したように携帯機位置情報(z )を暗号の一部として暗号化されたものであり、IDコードが含まれている。
ステップS940では、GPS受信機9が受信したGPS信号に基づいて、車両の停車位置(z )を算出する。そして、ステップS950では、携帯機1の位置が車両を基準とする規定エリア内に属するか否か、及び車両と所定の対応関係を有する携帯機1からの正規のレスポンス信号であるか否かを判定するために、ステップS940で算出した車両の停車位置(z )を暗号の一部としてIDコードを含む比較用レスポンス信号(y )を生成する。
続くステップS960では、IDコードの照合がOKであるか否か、すなわち、照合結果が一致(OK)であるか不一致(NG)であるかを判定する。すなわち、ステップS930で受信したレスポンス信号(y )とステップS950にて算出した比較用レスポンス信号(y )とが所定の対応関係を満たすか否かを判定する。そして、レスポンス信号(y )と比較用レスポンス信号(y )とが所定の対応関係を満たす場合は、携帯機1の位置が車両位置を基準とする規定エリア内に属すると共に、受信したレスポンス信号(y )が正規のレスポンス信号(y )とみなせるのでステップS970へ進む。
一方、レスポンス信号(y )と比較用レスポンス信号(y )とが所定の対応関係を満たさない場合には、携帯機1と車両側ユニットとの双方通信距離が意図的に延長された可能性があるので、図11に示す処理は終了され、各ドアのロック・アンロック状態等の制御は実行されない。
ステップS970では、車両の状況に応じて、各ドアのロック・アンロック状態の制御、ステアリングロック状態の制御、あるいはエンジン始動許可制御等の各種の制御を実施する。
このように、携帯機位置(z )と車両位置(z )とを暗号の一部として利用することによって、追加的な複数の通信装置を用いて中継した場合であっても、レスポンス信号の不正な改ざんを防止できるため、車両から遠く離れた携帯機1のレスポンス信号に応じて車両の機器が制御されることをより一層確実に防止できる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態による車両機器制御システムについて説明する。本実施形態による車両機器制御システムは、上述した第2実施形態による車両機器制御システムと同様に構成されるため、構成に関する説明は省略する。
本実施形態による車両機器制御システムでは、携帯機位置と車両位置とを暗号の一部として使用する点が、上述した第2実施形態による車両機器制御システムと相違する。本実施形態における携帯機1及び車両側ユニットの双方の処理を、図12及び図13のフローチャートを用いて説明する。なお、図12は、携帯機1における処理を示すフローチャートであり、図13は車両側ユニットにおける処理を示すフローチャートである。
なお、図12及び図13に示す処理は、その大部分が、上述した第2実施形態の処理と共通するため、その共通部分に関する説明は省略し、以下に相違する点についてのみ説明する。
まず、図13のフローチャートに基づいて、車両側ユニットは、ステップS1110にて、IDコードの照合を開始すべきタイミングであると判定されると、ステップS1120では、GPS受信機9が受信したGPS信号に基づいて、車両の停車位置(z )(以下、車両位置情報とも称する)を検出する。
そして、ステップS1130では、携帯機1の位置が車両を基準とする規定エリア内に属するか否かを判定するために、ステップS1120で算出した車両位置情報(z )を暗号の一部としてリクエスト信号(x ,乱数)を生成して、ステップS1140では、生成したリクエスト信号(x ,乱数)を送信する。なお、x =f(乱数,z )である。
続くステップS1150では、携帯機1からのレスポンス信号(y )を受信したと判定した場合、ステップS1160に進み、携帯機1から送信されたIDコードの照合がOKか否か、すなわち、IDコードの照合結果が一致(OK)であるか不一致(NG)であるかを判定する。そして、IDコードの照合結果が一致した場合は、ステップS1170に進み、車両の状況に応じて、各ドアのロック・アンロック状態の制御、ステアリングロック状態の制御、あるいはエンジン始動許可制御等の各種の制御を実施する。
次に、図12のフローチャートを用いて、携帯機1における処理について説明する。携帯機1は、ステップS1010にて車両側ユニットからのリクエスト信号(x ,乱数)を受信したと判定した場合には、続くステップS1020にてGPS受信機1cが受信したGPS信号に基づいて、携帯機1の位置(z )(以下、携帯機位置情報とも称する)を算出する。ただし、本実施形態では、第1実施形態と異なり、携帯機1にて受信されるリクエスト信号には、車両位置情報(z )を暗号の一部として暗号化されたものである。
ステップS1030では、携帯機1の位置が車両位置を基準とする規定エリア内に属するか否かを判定するために、比較用リクエスト信号(x ,乱数)を生成する。そして、ステップS1040では、ステップS1010で受信したリクエスト信号(x ,乱数)とステップS1030にて算出した比較用リクエスト信号(x ,乱数)とが所定の対応関係を満たすか否かを判定する。
このステップS1040の判定処理において、リクエスト信号(x ,乱数)と比較用リクエスト信号(x ,乱数)とが所定の対向関係を満たしたと判定した場合は、携帯機1の位置が車両位置を基準とする規定エリア内に属するとみなすことができ、ステップS1050にて、レスポンス信号の送信処理を実施する。
一方、ステップS1040の判定処理において、リクエスト信号(x ,乱数)と比較用リクエスト信号(x ,乱数)とが所定の対向関係を満たさない場合には、携帯機1と車両側ユニットとの双方通信距離が意図的に延長された可能性があるので、図12に示す処理を終了する。
このように、携帯機位置(z )と車両位置(z )とを暗号の一部として利用することによって、携帯機1が車両から遠く離れた位置にある場合には、追加的な複数の通信装置を用いて中継した場合であっても、リクエスト信号の不正な改ざんを防止できるため、携帯機1は、リクエスト信号に応答してレスポンス信号を送信しない。したがって、車両から遠く離れた携帯機1のレスポンス信号に応じて車両機器が制御されることをより一層確実に防止できる。
第1実施形態における車両機器制御システムの全体の構成を示す構成図である。 車両側ユニットと携帯機との双方向通信によるIDコードの照合結果を基に、電子キーECUが各ドアのロック・アンロック状態の制御等を実行するための処理であって、携帯機にて実行される処理を示すフローチャートである。 車両側ユニットと携帯機との双方向通信によるIDコードの照合結果を基に、電子キーECUが各ドアのロック・アンロック状態の制御等を実行するための処理であって、車両側ユニットにて実行される処理を示すフローチャートである。 第2実施形態による車両機器制御システムにおいて、車両側ユニットと携帯機との双方向通信によるIDコードの照合結果を基に、電子キーECUが各ドアのロック・アンロック状態の制御等を実行するための処理であって、車両側ユニットにて実行される処理を示すフローチャートである。 第2実施形態による車両機器制御システムにおいて、車両側ユニットと携帯機との双方向通信によるIDコードの照合結果を基に、電子キーECUが各ドアのロック・アンロック状態の制御等を実行するための処理であって、携帯機にて実行される処理を示すフローチャートである。 第3実施形態による車両機器制御システムにおいて、車両側ユニットにおける車両の停車位置の記憶及びその消去のために実施される処理を示すフローチャートである。 第3実施形態による車両機器制御システムにおいて、携帯機における車両の停車位置の記憶及びその消去処理を示すフローチャートである。 第3実施形態による車両機器制御システムにおいて、車両側ユニットと携帯機との双方向通信によるIDコードの照合結果を基に、電子キーECUが各ドアのロック・アンロック状態の制御等を実行するための処理であって、車両側ユニットにて実行される処理を示すフローチャートである。 第3実施形態による車両機器制御システムにおいて、車両側ユニットと携帯機との双方向通信によるIDコードの照合結果を基に、電子キーECUが各ドアのロック・アンロック状態の制御等を実行するための処理であって、携帯機にて実行される処理を示すフローチャートである。 第4実施形態による車両機器制御システムにおいて、車両側ユニットと携帯機との双方向通信によるIDコードの照合結果を基に、電子キーECUが各ドアのロック・アンロック状態の制御等を実行するための処理であって、携帯機にて実行される処理を示すフローチャートである。 第4実施形態による車両機器制御システムにおいて、車両側ユニットと携帯機との双方向通信によるIDコードの照合結果を基に、電子キーECUが各ドアのロック・アンロック状態の制御等を実行するための処理であって、車両側ユニットにて実行される処理を示すフローチャートである。 第5実施形態による車両機器制御システムにおいて、車両側ユニットと携帯機との双方向通信によるIDコードの照合結果を基に、電子キーECUが各ドアのロック・アンロック状態の制御等を実行するための処理であって、携帯機にて実行される処理を示すフローチャートである。 第5実施形態による車両機器制御システムにおいて、車両側ユニットと携帯機との双方向通信によるIDコードの照合結果を基に、電子キーECUが各ドアのロック・アンロック状態の制御等を実行するための処理であって、車両側ユニットにて実行される処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯機
1a 受信機
1b 送信機
1c GPS受信機
1d 携帯機ECU
2a〜2d 車室外送信機
2e 車室内送信機
3 受信機
4 電子キーECU
9 GPS受信機
10 車両

Claims (4)

  1. 携帯機と車両側ユニットとが相互通信を行い、その通信結果に基づいて、車両の機器を制御する車両機器制御システムであって、
    前記携帯機は、
    当該携帯機の位置を検出する携帯機位置検出手段と、
    リクエスト信号を受信する携帯機側受信手段と、
    前記リクエスト信号に応答して、携帯機位置を暗号の一部として暗号化したIDコード含むレスポンス信号を送信する携帯機側送信手段とを備え、
    前記車両側ユニットは、
    前記携帯機に対して前記リクエスト信号を送信する車両側送信手段と、
    前記携帯機側送信手段から送信されたレスポンス信号を受信する車両側受信手段と、
    車両位置を検出する車両位置検出手段と、
    前記車両位置を暗号の一部として暗号化した比較用レスポンス信号を算出し、当該比較用レスポンス信号と前記車両側受信手段にて受信した前記レスポンス信号とが所定の対応関係を満たすか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって、前記比較用レスポンス信号と前記レスポンス信号とが所定の対応関係を満たすと判定された場合に前記車両の機器を制御する制御手段とを備えることを特徴とする車両機器制御システム。
  2. 携帯機と車両側ユニットとが相互通信を行い、その通信結果に基づいて、車両の機器を制御する車両機器制御システムであって、
    前記車両側ユニットは、
    車両位置を検出する車両位置検出手段と、
    前記携帯機に対して、前記車両位置検出手段によって検出された車両位置を暗号の一部として暗号化したリクエスト信号を送信する車両側送信手段と、
    前記携帯機から送信されたレスポンス信号を受信する車両側受信手段と、
    前記車両側受信手段によって受信されたレスポンス信号に含まれるIDコードの照合を行い、その照合結果に応じて前記車両の機器を制御する制御手段とを備え、
    前記携帯機は、
    当該携帯機の位置を検出する携帯機位置検出手段と、
    リクエスト信号を受信する携帯機側受信手段と、
    前記携帯機位置を暗号の一部として暗号化した比較用リクエスト信号を算出し、当該比較用リクエスト信号と前記携帯機側受信手段にて受信した前記リクエスト信号とが所定の対応関係を満たすか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって、前記比較用リクエスト信号と前記リクエスト信号とが所定の対応関係を満たすと判定された場合にDコードを含むレスポンス信号を送信する携帯機側送信手段とを備えることを特徴とする車両機器制御システム。
  3. 前記制御手段は、前記車両の機器として、車両ドアの状態を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両機器制御システム。
  4. 前記制御手段は、前記車両の機器として、車両のエンジンの始動の許可・禁止状態を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の車両機器制御システム。
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