JP2003286779A - 携帯端末を使用したキーレスエントリシステム及び方法、キーレスエントリシステムを搭載した車両 - Google Patents

携帯端末を使用したキーレスエントリシステム及び方法、キーレスエントリシステムを搭載した車両

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JP2003286779A
JP2003286779A JP2002089823A JP2002089823A JP2003286779A JP 2003286779 A JP2003286779 A JP 2003286779A JP 2002089823 A JP2002089823 A JP 2002089823A JP 2002089823 A JP2002089823 A JP 2002089823A JP 2003286779 A JP2003286779 A JP 2003286779A
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Mitsuru Miyasaka
満 宮坂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】認証情報を容易に不正取得することができない
ようにして高いセキュリティ機能を発揮させる。 【解決手段】車両4に搭載したカーナビゲーションシス
テム5に、GPS受信部5eを設けると共に、近距離無
線通信モジュール5fを設け、携帯端末6に近距離無線
通信モジュール24を設け、車両のエンジンが作動状態
から停止状態となったときに、GPS受信部5eから出
力される現在位置情報及び現在時刻情報に基づいて認証
コードを作成し、これをメモリ5dに格納すると共に、
携帯端末6に送信してメモリ23に記憶する。ドアロッ
ク装置1を解錠する際に、携帯端末6から認証コードを
カーナビゲーションシステムに送信して、記憶している
認証コードと一致したときに解錠操作を行うと共に、エ
ンジン2の始動を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話等の携帯
型端末に記憶した認証コードを利用してドア開閉管理を
行うようにしたキーレスエントリシステム及び方法、キ
ーレスエントリシステムを搭載した車両に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のキーレスエントリシステムとし
て、従来、例えば特開2001−193324号公報に
記載されたものが知られている。この従来例には、携帯
型電話装置に、ドアの電気錠装置を制御する施解錠制御
装置に設けられたBluetooth ユニットとの間でワイヤレ
スデータ通信を行うBluetooth ユニットを設けると共
に、施解錠制御装置には、予めユーザの操作により、携
帯型電話装置の電話番号が認証情報として登録、記憶さ
れ、これによって施解錠制御装置は、交信距離内に位置
された携帯型電話装置との間でデータ通信を行い、その
携帯型電話装置から送信された認証情報を、予め登録さ
れた認証情報と照合し、その照合結果に基づいて、電気
錠装置の施解錠を制御するようにした施解錠制御システ
ム及び携帯型電話装置が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、ID情報が携帯型電話装置の電話番号
のように固定データとして設定されているので、携帯型
電話装置と施解錠制御装置との間でBluetooth ユニット
を使用してデータ通信を行っているときに、第三者が他
のBluetooth ユニットを近傍で携帯することにより、通
信データを盗聴し、この通信データを解析して認証情報
をわりだしたり、車両所有者の携帯型電話装置の電話番
号を不正に取得したりすることにより、第三者のBlueto
oth ユニットと施解錠制御装置との間のデータ通信によ
って認証情報を施解錠制御装置に送信することにより、
容易に施解錠制御装置で、ドアの電気錠装置を解錠する
ことが可能となり、高いセキュリティ機能を発揮するこ
とができないという未解決の課題がある。
【0004】そこで、本発明は、上記従来例の未解決の
課題に着目してなされたものであり、認証情報を容易に
不正取得することができないようにして高いセキュリテ
ィ機能を発揮することができる携帯端末を使用したキー
レスエントリシステム及び方法、キーレスエントリシス
テムを搭載した車両を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る携帯端末を使用したキーレスエント
リシステムは、携帯端末に記憶した認証コードを使用し
てドア開閉管理を行うようにした携帯端末を使用したキ
ーレスエントリシステムにおいて、複数のGPS衛星よ
りGPS航法電波を受信して、現在位置情報及び時刻情
報を出力するGPS受信手段と、ドア開閉手段のロック
状態及びロック解除状態を管理するドアロック管理手段
と、該ドアロック管理手段との間で近距離無線手段を介
して通信可能な携帯端末と、前記ドアロック管理手段
で、ドア開閉手段をロック状態に制御する前に、前記G
PS受信手段から出力される少なくとも現在位置情報に
基づいて認証コードを作成する認証コード作成手段と、
該認証コード作成手段で作成した認証コードを記憶する
前記ドアロック管理手段及び携帯端末に設けた認証コー
ド記憶手段とを備えたことを特徴としているまた、請求
項2に係る携帯端末を使用したキーレスエントリシステ
ムは、請求項1に係る発明において、前記認証コード作
成手段は、GPS受信手段から出力される現在位置情報
及び時刻情報に基づいて認証コードを作成するように構
成されていることを特徴としている。
【0006】さらに、請求項3に係る携帯端末を使用し
たキーレスエントリシステムは、請求項1又は2に係る
発明において、前記GPS受信手段及び認証コード作成
手段が携帯端末に内蔵されていることを特徴としてい
る。さらにまた、請求項4に係る携帯端末を使用したキ
ーレスエントリシステムは、請求項1又は2に係る発明
において、前記GPS受信手段及び認証コード作成手段
がドアロック管理手段に内蔵されていることを特徴とし
ている。
【0007】なおさらに、請求項5に係るキーレスエン
トリ方法は、携帯端末に記憶した認証コードを使用して
ドア開閉管理を行うようにした携帯端末を使用したキー
レスエントリ方法において、複数のGPS衛星よりGP
S航法電波を受信して、現在位置情報及び時刻情報を出
力するGPS受信手段から出力される少なくとも現在位
置情報に基づいて認証コードを作成する認証コード作成
ステップと、作成した認証コードをドア開閉手段のロッ
ク状態及びロック解除状態を管理するドアロック管理手
段と、該ドアロック管理手段との間で近距離無線手段を
介して通信可能な携帯端末との双方に記憶する認証コー
ド記憶ステップと、前記携帯端末からの認証コードを伴
う解錠要求があったときに、当該認証コードと記憶され
ている認証コードとが一致したときにドアロック管理手
段をロック解除状態とするステップとを備えたことを特
徴としている。
【0008】また、請求項6に係るキーレスエントリ方
法は、請求項5に係る発明において、前記認証コード作
成ステップはGPS受信手段から出力される現在位置情
報及び現在時刻情報に基づいて認証コードを作成するこ
とを特徴としている。なおさらに、請求項7に係るキー
レスエントリシステムを搭載した車両は、請求項1乃至
4の何れかに記載の携帯端末を使用したキーレスエント
リシステムを搭載した車両であって、携帯端末から近距
離無線手段を介してドアロック管理手段に認証コードを
送信し、当該ドアロック管理手段の認証コード記憶手段
で記憶している認証コードと一致したときに走行用の駆
動力を発生する回転駆動源を始動可能とする始動管理手
段を有することを特徴としている。
【0009】また、請求項8に係るキーレスエントリシ
ステムを搭載した車両は、請求項7に係る発明におい
て、前記GPS受信手段、認証コード作成手段及び認証
コード記憶手段は、車両に搭載されたカーナビゲーショ
ンシステムに内蔵されていることを特徴としている。さ
らに、請求項9に係るキーレスエントリシステムを搭載
した車両は、請求項7又は8に係る発明において、前記
回転駆動源がエンジンであり、前記始動管理手段は認証
コードが相違するときにエンジンへの燃料供給を停止す
るように構成されていることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
について説明する。図1は本発明の第1の実施形態を示
す概略構成図であって、ドアロック管理手段としてのド
アロック装置1、回転駆動源としてのエンジン2に対す
る燃料の供給を制御する燃料供給制御装置3とを有する
車両4に搭載された複数のGPS衛星よりGPS航法電
波を受信して、現在位置情報及び時刻情報を出力可能な
カーナビゲーションシステム5と、携帯型電話機、モバ
イル機器等の携帯端末6とが通信範囲が10m以内程度
に制限された近距離無線通信可能に構成されている。
【0011】カーナビゲーションシステム5は、図2に
示すように、操作部5aから入力される操作情報に基づ
いて地図情報を格納したDVDディスク等の記憶媒体を
使用して地図情報を液晶表示器等のディスプレイ5bに
表示する地図情報制御部5cと、ID情報、認証コード
等を記憶するRAM等のメモリ5dと、複数のGPS衛
星よりGPS航法電波を受信して、現在位置情報及び時
刻情報を出力するGPS受信手段としてのGPS受信部
5eと、10m程度の近距離で無線通信を行う近距離無
線通信手段としての近距離無線通信モジュール5fと、
全体を制御する演算処理装置5gとを備えている。
【0012】ここで、近距離無線通信モジュール5f
は、例えば周波数ホッピング方式のスペクトラム拡散技
術を使用し、例えば2.4GHzのISM(Industrial
Scientific Medical)帯を搬送波周波数として使用して
通信パケットを送受信可能に構成されている。また、演
算処理装置5gは、図3に示すキーレスエントリ処理を
実行する。
【0013】このキーレスエントリ処理は、先ず、ステ
ップS1で、エンジン2が作動状態から停止状態に状態
変化したか否かを判定し、エンジン2が作動状態から停
止状態に状態変化したときには、ステップS2に移行
し、GPS受信部5eから現在位置情報及び現在時刻情
報を取得し、次いでステップS3に移行して、現在位置
情報及び現在時刻情報を含んだ認証コードを作成してか
らステップS4に移行する。
【0014】このステップS4では、ステップS3で作
成した認証コードをRAM等の記憶部に記憶してからス
テップS5に移行して、予め登録されたID情報を有す
る近距離無線通信モジュールが近辺に存在するか否かを
判定し、近辺に近距離無線通信モジュールが存在しない
場合にはそのままキーレスエントリ処理を終了し、近辺
に近距離無線通信モジュールが存在する場合にはステッ
プS6に移行し、認証コードを含む送信パケットを送信
してからキーレスエントリ処理を終了する。
【0015】一方、前記ステップS1の判定結果が、エ
ンジン2が作動状態から停止状態に状態変化したもので
はないときには、ステップS7に移行して、エンジン2
が停止状態であるか否かを判定し、エンジン2が作動状
態であるときには、そのままキーレスエントリ処理を終
了し、エンジン2が停止状態であるときにはステップS
8に移行する。
【0016】このステップS8では、近辺に登録された
ID情報を有する近距離無線通信モジュールが存在する
か否かを判定し、近辺に近距離モジュールが存在しない
場合にはそのままキーレスエントリ処理を終了し、近距
離モジュールが存在する場合には、ステップS9に移行
して、認証コードを含む送信パケットを受信したか否か
を判定し、認証コードを含む送信パケットを受信してい
ないときにはキーレスエントリ処理を終了し、認証コー
ドを含む送信パケットを受信したときにはステップS1
0に移行する。
【0017】このステップS10では、受信した認証コ
ードが記憶部に記憶されている認証コードと一致するか
否かを判定し、両者が一致しないときにはそのままタイ
マ割込処理を終了し、両者が一致するときにはステップ
S11に移行して、送信パケットに解除コードが付加さ
れているか否かを判定し、解除コードが付加されている
ときにはステップS12に移行して、ドアロック装置1
をロック解除制御してからステップS13に移行して、
燃料供給制御装置3に対してこれを作動状態とする制御
信号を出力してからキーレスエントリ処理を終了する。
【0018】また、ステップS12の判定結果が、送信
パケットに解除コードが付加されていないときには、ス
テップS14に移行し、ドアロック装置1をロック状態
としてからステップS15に移行して、燃料供給制御装
置3に対してこれを作動停止状態とする制御信号を出力
してからキーレスエントリ処理を終了する。また、携帯
型端末6は、通常の携帯電話と同様に、マイク11及び
スピーカ12が接続された音声コーデック13と、チャ
ネル・コーデック14と、プロトコル制御部15と、復
調回路16及び変調回路17と、無線RF送受信部18
と、アンテナ部19と、これらを制御する制御装置20
と、この制御装置20に接続された液晶表示器等で構成
される表示部21と、制御装置20に電話番号等のデー
タを入力する操作ボタン等で構成される操作部22と、
RAM等のメモリ23と、カーナビゲーションシステム
3の近距離無線通信モジュール5fと近距離無線通信を
行う近距離無線モジュール5fと同様の構成を有する近
距離無線通信モジュール24とを備えている。
【0019】また、制御装置20は、携帯電話機能を発
揮する制御を行う他、図4に示す認証情報管理処理を実
行する。この認証情報管理処理は、所定時間(例えば1
00msec)毎のタイマ割込処理として実行され、先
ず、ステップS21で、操作部22でキーレスエントリ
ーキーとして設定された所定の操作ボタンが操作された
か否かを判定し、所定の操作ボタンが操作されていない
ときには、ステップS22に移行して、予め登録された
ID情報を有する近距離無線通信モジュールが近辺に存
在するか否かを判定し、該当する近距離無線モジュール
が存在しないときにはそのまま認証情報管理処理を終了
し、該当する近距離無線モジュールが存在するときには
ステップS23に移行して、認証コードを含む送信パケ
ットを受信したか否かを判定し、該当する送信パケット
を受信していないときにはタイマ割込処理を終了し、該
当する送信パケットを受信したときにはステップS24
に移行して、受信した認証コードをメモリ23に記憶し
てからタイマ割込処理を終了する。
【0020】一方、前記ステップS21の判定結果が、
所定の操作ボタンが操作されたときには、ステップS2
5に移行して、前記ステップS22と同様に予め登録さ
れたID情報を有する近距離無線通信モジュールが近辺
に存在するか否かを判定し、該当する近距離無線モジュ
ールが存在しないときにはそのまま認証情報管理処理を
終了し、該当する近距離無線モジュールが存在するとき
にはステップS26に移行して、操作部22でドアロッ
ク装置を解錠する所定の操作ボタンが操作されているか
否かを判定し、所定の操作ボタンが操作されているとき
には、ステップS27に移行して、認証コードを含む送
信パケットを生成し、これに解除コードを付加し、これ
を近距離無線通信モジュールに送信してからタイマ割込
処理を終了し、所定の操作ボタンが操作されていないと
きにはステップS28に移行して、認証コードのみを含
む送信パケットを生成し、これを近距離無線通信モジュ
ールに送信してからタイマ割込処理を終了する。
【0021】次に、上記実施形態の動作を説明する。
今、車両4に携帯端末6を所持した運転手が乗車し、カ
ーナビゲーションシステム5を作動状態として、行き先
に応じた地図情報をディスプレイ5bに表示すると共
に、必要に応じて交差点での進行方向を音声情報で報知
しながら車両4を走行させているものとする。このと
き、カーナビゲーションシステム5及び携帯端末6の近
距離無線通信モジュール5g及び24で互いの例えばM
AC(Media Access Control)アドレスでなるID情報を
登録しておく。
【0022】この状態では、カーナビゲーションシステ
ムでは、所定時間毎に図3のキーレスエントリ処理を実
行しているが、車両4が走行しており、エンジン2が作
動状態であるので、ステップS1からステップS7を経
てそのままタイマ割込処理を終了することになり、認証
コードの作成や送受信処理等の実行が停止されている。
【0023】この走行状態から、車両4を停車させて降
車するためエンジン2を停止状態とすると、図3のキー
レスエントリ処理で、ステップS1からステップS2に
移行して、カーナビゲーションシステム5に内蔵されて
いるGPS受信部5eから現在位置情報及び現在時刻情
報を取得し、次いで取得した現在位置情報及び現在時刻
情報を含んだ認証コードを作成し(ステップS3)、作
成した認証コードをメモリ5dに記憶する。そして、登
録されたID情報を有する近距離無線通信モジュール2
4が近辺に存在するか否かを判定したときに、携帯端末
6が存在するので、この携帯端末6に対して認証コード
を含む送信パケットを送信する。
【0024】一方、携帯端末6では、図4の認証情報管
理処理を実行しており、キーレスエントリ操作を選択す
る操作ボタンが操作されていないので、ステップS21
からステップS22に移行し、登録されたID情報を有
する近距離無線通信モジュール5fが存在するか否かを
判定し、近辺にカーナビゲーションシステム5が存在す
るので、ステップS22からステップS23に移行し
て、認証コードを含む送信パケットを受信したか否かを
判定し、送信パケットを受信したときにはステップS2
4に移行して、送信パケットに含まれる認証コードをメ
モリ23に更新記憶する。
【0025】また、車両4では、エンジン停止状態が継
続すると、図3のキーレスエントリ処理でステップS7
からステップS8に移行し、登録されたID情報を有す
る近距離無線通信モジュール24が存在するので、ステ
ップS9に移行するが、携帯端末6でキーレスエントリ
操作を選択する操作ボタンが操作されない限り、認証コ
ードを含む送信パケットが送信されないのでステップS
14に移行し、エンジン2に対して燃料を供給する燃料
供給装置3が燃料供給停止状態に制御される。
【0026】したがって、エンジン2が停止状態にある
状態で、第三者が不正にドアロック装置を解除してキー
スイッチをオン状態としても、エンジン2は始動する
が、燃料供給装置3での燃料供給停止状態が継続される
ので、エンジン2を作動状態とすることはできず、確実
な盗難防止効果を発揮することができる。さらに、エン
ジン2を停止させた状態で、運転者が車外に降車してド
アを閉めてから携帯端末6の操作部22で、キーレスエ
ントリ処理を行うための操作ボタンを操作してから施錠
ボタンを操作することにより、図4の認証管理処理にお
いて、ステップS21からステップS25を経てステッ
プS26に移行し、解錠ボタンが操作されているので、
ステップS28に移行して、認証コードのみを含む送信
パケットがカーナビゲーションシステム5に送信され
る。
【0027】このため、カーナビゲーションシステム5
では、エンジン2が停止状態であり、携帯端末6からの
認証コードのみを含む送信パケットを受信するので、ス
テップS1からステップS7〜S9を経てステップS1
0に移行し、認証コードが一致するので、ステップS1
1に移行し、解錠コードが含まれていないので、ステッ
プS14に移行して、ドアロック装置1をロック状態と
する。
【0028】その後、運転者が車両4のカーナビゲーシ
ョンシステム5から所定距離例えば10m程度を超えて
離れると、登録されたID情報の近距離無線通信モジュ
ール5fが存在しなくなるので、ドアロック装置1での
ドアロック状態が維持されると共に、燃料供給制御装置
2での燃料供給停止状態が維持される。その後、運転者
が携帯端末6を所持して車両4の近傍に戻ってくると、
カーナビゲーションシステム5の近距離無線通信モジュ
ール5fと携帯端末6の近距離無線通信モジュール24
との間で通信が行われてID情報が確認されるので、両
者が通信可能状態となる。この状態で、運転者がドアロ
ック装置1によるドアロック状態を解除する場合には、
携帯端末6の操作部22でキーレスエントリ処理を行う
所定の操作ボタンを操作すると共に、解錠操作ボタンを
操作することにより、図4の認証情報管理処理でステッ
プS21からステップS25を経てステップS26に移
行し、解除操作ボタンが操作されているので、ステップ
S27に移行して、メモリ23に記憶されている認証コ
ード及び解錠コードを含む送信パケットを形成し、これ
をカーナビゲーションシステム5に送信する。
【0029】このため、カーナビゲーションシステム5
では、図3の処理において、エンジン2が停止状態を維
持しているので、ステップS1からステップS7,S8
を経てステップS9に移行し、認証コードを含む送信パ
ケットを受信するので、ステップS10に移行し、認証
コードが一致するので、ステップS11に移行し、解錠
コードが含まれているので、ステップS12に移行し
て、ドアロック装置11をロック解除状態として、ドア
ロックを解錠し、次いでステップS12に移行して、燃
料供給制御装置3に対して燃料供給を開始させる制御信
号を出力する。
【0030】このため、運転者が運転席に着座して、イ
グニッションスイッチをオン状態とすることにより、エ
ンジン2を始動させて作動状態とすることができる。こ
のように、上記実施形態によると、認証コードとしてエ
ンジン2を作動状態から停止状態としたときにGPS受
信部5eから出力される現在位置情報及び現在時刻情報
を含んで認証コードを作成するので、認証コードがエン
ジン2を作動状態から停止させる毎に変更されることに
なる。
【0031】したがって、第三者が近距離無線通信モジ
ュール5f及び24間で送受信される送信パケットを不
正に入手して、解析することにより、同一の送信パケッ
トを送信可能な携帯端末を作成したとしても、この間に
車両の位置が移動したり、運転者が乗降を繰り返すこと
により、認証コードが変更されるので、不正に作成した
送信パケットでカーナビゲーションシステム5と通信し
てドアロック装置1の解錠及び燃料供給制御装置3を作
動状態とすることは不可能となる。
【0032】また、たとえ、運転者が降車後に施錠する
際の送信パケットを迅速に解析することができたとして
も、この場合には認証コードのみが送信パケットに含ま
れており、解錠コードは含まれていないので、この送信
パケットを使用してドアロック装置1の解錠及び燃料供
給制御装置3を作動状態とすることはできない。次に、
本発明の第2の実施形態を図5について説明する。
【0033】この第2の実施形態では、車両にカーナビ
ゲーションシステム5が搭載されていない場合の例であ
る。すなわち、第2の実施形態では、車両4に搭載され
たカーナビゲーションシステム5が省略され、これに代
えてドアロック装置1及び燃料供給制御装置3を制御す
るコントローラ31が設けられ、このコントローラ31
に近距離無線通信モジュール32及びRAM等のメモリ
33が配設されている。このコントローラ31は、図6
のキーレスエントリ処理を実行する。
【0034】この図6のキーレスエントリ処理は、前述
した第1の実施形態における図3の処理において、ステ
ップS2〜S6の処理が省略され、これらに代えて、ス
テップS1の判定結果が、エンジン2が作動状態から停
止状態に状態変化したときに、ステップS31に移行し
て、登録されたID情報を有する近距離無線通信モジュ
ール24が近辺に存在するか否かを判定し、該当する近
距離無線通信モジュールが存在しない場合には、そのま
まタイマ割込処理を終了し、該当する近距離無線通信モ
ジュールが存在する場合に、ステップS32に移行し
て、近距離無線通信モジュール24に対して認証コード
送信要求を行い、次いでステップS33に移行して、携
帯端末6から認証コードを含む送信パケットを受信した
か否かを判定し、これが受信していないときには受信す
るまで待機し、送信パケットを受信したときにはステッ
プS34に移行して、受信した認証コードをメモリ33
に記憶してからタイマ割込処理を終了する処理を行うこ
とを除いては図3と同様の処理を行い、図3との対応部
分には同一ステップ番号を付し、その詳細説明はこれを
省略する。
【0035】また、携帯端末6は、第1の実施形態の構
成に、複数のGPS衛星よりGPS航法電波を受信し
て、現在位置情報及び時刻情報を出力するGPS受信部
25が付加され、制御装置20で実行する認証情報管理
処理が、図7に示すように、前述した第1の実施形態に
おける図4の処理におけるステップS23及びステップ
S24が省略され、これらに代えて、ステップS22の
判定結果が、該当する近距離無線通信モジュールが存在
するときに、ステップS41に移行して、認証コード送
信要求を受信したか否かを判定し、認証コード送信要求
を受信していないときにはそのままタイマ割込処理を終
了し、認証コード送信要求を受信したときにはステップ
S42に移行して、GPS受信部25から現在位置情報
及び現在時刻情報を取得し、次いでステップS43に移
行して、取得した現在位置情報及び現在時刻情報を含む
認証コードを作成し、次いでステップS44に移行し
て、作成した認証コードをメモリ33に記憶してからス
テップS45に移行して、作成した認証コード含む送信
パケットを形成し、形成した送信パケットを近距離無線
通信モジュールに対して送信してからタイマ割込処理を
終了する処理が設けられていることを除いては図4と同
様の処理を行い、図4との対応処理には同一ステップ番
号を付し、その詳細説明はこれを省略する。
【0036】この第2の実施形態によると、車両が走行
しているときには、車両4のコントローラ31で、前述
した第1の実施形態と同様に認証コードの生成や判定を
行うことなく処理を終了するが、車両4を停車させてか
らエンジン2を停止状態とすると、図6の処理におい
て、ステップS1からステップS31に移行して、登録
されたID情報を有する近距離無線通信モジュール24
が近辺に存在するか否かを判定し、該当する近距離無線
通信モジュール24が存在する場合には、この近距離無
線通信モジュール24に対して認証コード送信要求を送
信する。
【0037】携帯端末6では、コントローラ31から認
証コード送信要求を受信すると、GPS受信部25から
現在位置情報及び現在時刻情報を取得し(ステップS4
1)、次いで取得した現在位置情報及び現在時刻情報を
含む認証コードを作成し(ステップS42)、作成した
認証コードをメモリ23に記憶し(ステップS43)、
次いで作成した認証コードを含む送信パケットを作成
し、これを近距離無線通信モジュール32に送信する
(ステップS44)。
【0038】コントローラ31の近距離無線通信モジュ
ール32で認証コードを含む送信パケットを受信する
と、受信した認証コードをメモリ33に記憶する。その
後、運転者が降車してから携帯端末6でキーレスエント
リ操作を行う所定操作ボタンを操作すると、前述した第
1の実施形態と同様に、認証コードのみを含む送信パケ
ットが近距離無線通信モジュール24からコントローラ
31の近距離無線通信モジュール32に送信されること
により、このコントローラ31でドアロック装置1をロ
ック状態(施錠状態)に制御し、燃料供給制御装置3を
燃料供給停止状態に制御する。
【0039】その後、携帯端末6でキーレスエントリ操
作を行う所定の操作ボタンを操作すると共に、解錠を行
う所定の操作ボタンを操作した場合には、この携帯端末
6かさ認証コードを含む送信パケットを生成し、これに
解錠サードを付加してから、この送信パケットをコント
ローラ31の近距離無線通信モジュールに送信する。こ
のため、コントローラ31で、受信した認証コードと記
憶している認証コードとが一致したときに、解錠コード
が付加されているので、ステップS12に移行して、ド
アロック装置1を解錠し、次いでステップS12に移行
して燃料供給制御装置3を燃料供給可能な作動状態に制
御する。
【0040】したがって、運転者が運転席に着座してエ
ンジン2を始動させることにより、エンジン2を作動状
態とすることができる。この第2の実施形態において
も、現在位置情報及び現在時刻情報を含めた認証コード
を作成するようにしたので、この認証コードがエンジン
を作動状態から停止状態に状態変化する毎に変更され、
高いセキュリティ機能を発揮することができる。
【0041】なお、上記第2の実施形態においては、携
帯端末6にGPS受信部25を設ける場合について説明
したが、これに限定されるものではなく、コントローラ
31にGPS受信部を設けて、コントローラ31側で第
1の実施形態と同様に認証コードを作成するようにして
もよい。また、上記第1及び第2の実施携帯において
は、エンジン2が作動状態から停止状態に状態変化した
ときに現在位置情報及び現在時刻情報に基づいて認証コ
ードを作成するようにした場合について説明したが、こ
れに限定されるものではなく、運転者が降車して、カー
ナビゲーションシステム5又はコントローラ31と携帯
端末6との間で近距離無線通信が可能である間に認証コ
ードを作成すれば良いものである。
【0042】さらに、上記第1及び第2の実施形態にお
いては、車両4のエンジン2を作動させないように燃料
供給制御装置3を燃料供給停止状態に制御する場合につ
いて説明したが、これに限定されるものではなく、スロ
ットルバルブの開度を全閉状態に制御したり、エンジン
2の点火系統の電力供給を停止したりする等の種々の対
応をとることができ、要はエンジン2を作動不能に制御
して盗難防止効果を発揮できればよいものである。
【0043】さらにまた、上記実施形態においては、近
距離無線通信方式としてISM帯を使用した近距離無線
通信モジュールを適用した場合について説明したが、こ
れに限定されるものではなく、無線LAN等の他の近距
離無線通信方式を適用するようにしてもよい。なおさら
に、上記第1及び第2の実施形態においては、GPS受
信部から出力される現在位置情報及び現在時刻情報の双
方を認証コードに含めるようにした場合について説明し
たが、これらの何れか一方を認証コードに含めるように
してもよい。
【0044】また、上記第1及び第2の実施形態におい
ては、認証コードをそのまま送信パケットに書込む場合
について説明したが、これに限定されるものではなく、
認証コードを暗号化して送信パケットに書込み、カーナ
ビゲーションシステム5又はコントローラ31で暗号化
された認証コードを復号して、認証するようにしてもよ
く、この場合には、第三者が認証コードを解析すること
がより困難となり、セキュリティ機能をより強化するこ
とができる。
【0045】さらに、上記実施形態においては、車両が
エンジン2で走行する場合について説明したが、これに
かぎらずエンジン及び電気モータで走行するハイブリッ
ド車や、電気モータのみで走行する電気自動車や、その
他の車両にも本発明を適用することができる。さらにま
た、携帯端末6としては、携帯電話機のように他の機能
を有する場合にかぎらず、近距離無線通信手段のみを備
えたキーレスエントリ専用端末として構成するようにし
てもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1又は5に
係る発明によれば、複数のGPS衛星よりGPS航法電
波を受信して、現在位置情報及び時刻情報を出力するG
PS受信手段から出力される少なくとも現在位置情報に
基づいて認証コードを作成し、作成した認証コードをド
ア開閉手段のロック状態及びロック解除状態を管理する
ドアロック管理手段と、該ドアロック管理手段との間で
近距離無線手段を介して通信可能な携帯端末との双方に
記憶し、前記携帯端末からの認証コードを伴う解錠要求
があった場合に、当該認証コードと記憶されている認証
コードとが一致したときにドアロック管理手段をロック
解除状態とするようにしたので、車両のような移動体に
ドア開閉手段が設けられている場合に、ドア開閉手段を
ロック状態とする前の任意のタイミングで認証コードを
作成することにより、認証コードが絶えず変化すること
になり、高いセキュリティ機能を発揮することができる
という効果が得られる。
【0047】また、請求項2又は6に係る発明によれ
ば、GPS受信手段から出力される現在位置情報及び時
刻情報に基づいて認証コードを作成するので、より高い
セキュリティ効果を発揮することができるという効果が
得られる。さらに、請求項3に係る発明によれば、GP
S受信手段及び認証コード作成手段が携帯端末に内蔵さ
れているので、ドア開閉手段側の構成を簡易化すること
ができるという効果が得られる。
【0048】さらにまた、請求項4に係る発明によれ
ば、GPS受信手段及び認証コード作成手段がドアロッ
ク管理手段に内蔵されているので、携帯端末を小型軽量
化することができ、携帯が容易となるという効果が得ら
れる。なおさらに、請求項7に係る発明によれば、車両
が、携帯端末から近距離無線手段を介してドアロック管
理手段に認証コードを送信し、当該ドアロック管理手段
の認証コード記憶手段で記憶している認証コードと一致
したときに、走行用の駆動力を発生する回転駆動源を始
動可能とする始動管理手段を有するので、認証コードが
一致しない限り回転駆動源を始動することができず、車
両の盗難を確実に防止することができる。
【0049】また、請求項8に係る発明によれば、GP
S受信手段、認証コード作成手段及び認証コード記憶手
段は、車両に搭載されたカーナビゲーションシステムに
内蔵されているので、カーナビゲーションシステムを搭
載するだけで、高度のセキュリティ機能を発揮すること
ができるという効果が得られる。さらに、請求項9に係
る発明によれば、回転駆動源がエンジンであり、前記始
動管理手段は認証コードが相違するときにエンジンへの
燃料供給を停止するように構成されているので、エンジ
ンの始動を確実に阻止することができるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す概略構成図であ
る。
【図2】第1の実施形態における車両及び携帯端末との
ブロック図である。
【図3】図2のカーナビゲーションシステムで実行する
キーレスエントリ処理手順の一例を示すフローチャート
である。
【図4】図2の携帯端末で実行する認証情報管理処理手
順の一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図6】第2の実施形態におけるコントローラで実行す
るキーレスエントリ処理手順の一例を示すフローチャー
トである。
【図7】第2の実施形態における携帯端末で実行する認
証情報管理処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 ドアロック装置 2 エンジン 3 燃料供給制御装置 4 車両 5 カーナビゲーションシステム 5d メモリ 5e GPS受信部 5f 近距離無線通信モジュール 6 携帯端末 20 制御装置 22 操作部 23 メモリ 24 近距離無線通信モジュール 25 GPS受信部 31 コントローラ 32 近距離無線通信モジュール 33 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E250 AA21 BB08 BB59 BB61 BB65 CC12 DD06 EE08 EE14 FF25 FF27 FF34 FF36 GG05 GG08 GG13 HH01 JJ03 KK03 LL00 LL01 SS04 SS09 TT03 5K048 AA15 BA42 BA52 DA01 DB01 DC01 EA16 EB02 HA01 HA02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯端末に記憶した認証コードを使用し
    てドア開閉管理を行うようにした携帯端末を使用したキ
    ーレスエントリシステムにおいて、複数のGPS衛星よ
    りGPS航法電波を受信して、現在位置情報及び時刻情
    報を出力するGPS受信手段と、ドア開閉手段のロック
    状態及びロック解除状態を管理するドアロック管理手段
    と、該ドアロック管理手段との間で近距離無線手段を介
    して通信可能な携帯端末と、前記GPS受信手段から出
    力される少なくとも現在位置情報に基づいて認証コード
    を作成する認証コード作成手段と、該認証コード作成手
    段で作成した認証コードを記憶する前記ドアロック管理
    手段及び携帯端末に設けた認証コード記憶手段とを備え
    たことを特徴とする携帯端末を使用したキーレスエント
    リシステム。
  2. 【請求項2】 前記認証コード作成手段は、GPS受信
    手段から出力される現在位置情報及び時刻情報に基づい
    て認証コードを作成するように構成されていることを特
    徴とする請求項1記載の携帯端末を使用したキーレスエ
    ントリシステム。
  3. 【請求項3】 前記GPS受信手段及び認証コード作成
    手段が携帯端末に内蔵されていることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の携帯端末を使用したキーレスエント
    リシステム。
  4. 【請求項4】 前記GPS受信手段及び認証コード作成
    手段がドアロック管理手段に内蔵されていることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の携帯端末を使用したキー
    レスエントリシステム。
  5. 【請求項5】 携帯端末に記憶した認証コードを使用し
    てドア開閉管理を行うようにした携帯端末を使用したキ
    ーレスエントリ方法において、複数のGPS衛星よりG
    PS航法電波を受信して、現在位置情報及び時刻情報を
    出力するGPS受信手段から出力される少なくとも現在
    位置情報に基づいて認証コードを作成する認証コード作
    成ステップと、作成した認証コードをドア開閉手段のロ
    ック状態及びロック解除状態を管理するドアロック管理
    手段と、該ドアロック管理手段との間で近距離無線手段
    を介して通信可能な携帯端末との双方に記憶する認証コ
    ード記憶ステップと、前記携帯端末からの認証コードを
    伴う解錠要求があったときに、当該認証コードと記憶さ
    れている認証コードとが一致したときにドアロック管理
    手段をロック解除状態とするステップとを備えたことを
    特徴とする携帯端末を使用したキーレスエントリ方法。
  6. 【請求項6】 前記認証コード作成ステップはGPS受
    信手段から出力される現在位置情報及び現在時刻情報に
    基づいて認証コードを作成することを特徴とする請求項
    5記載の携帯端末を使用したキーレスエントリ方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至4の何れかに記載の携帯端
    末を使用したキーレスエントリシステムを搭載した車両
    であって、携帯端末から近距離無線手段を介してドアロ
    ック管理手段に認証コードを送信し、当該ドアロック管
    理手段の認証コード記憶手段で記憶している認証コード
    と一致したときに走行用の駆動力を発生する回転駆動源
    を始動可能とする始動管理手段を有することを特徴とす
    るキーレスエントリシステムを搭載した車両。
  8. 【請求項8】 前記GPS受信手段、認証コード作成手
    段及び認証コード記憶手段は、車両に搭載されたカーナ
    ビゲーションシステムに内蔵されていることを特徴とす
    る請求項5記載のキーレスエントリシステムを搭載した
    車両。
  9. 【請求項9】 前記回転駆動源がエンジンであり、前記
    始動管理手段は認証コードが相違するときにエンジンへ
    の燃料供給を停止するように構成されていることを特徴
    とする請求項5又は6に記載のキーレスエントリシステ
    ムを搭載した車両。
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