JP4581312B2 - 電子写真用トナー - Google Patents

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JP4581312B2 JP2001299800A JP2001299800A JP4581312B2 JP 4581312 B2 JP4581312 B2 JP 4581312B2 JP 2001299800 A JP2001299800 A JP 2001299800A JP 2001299800 A JP2001299800 A JP 2001299800A JP 4581312 B2 JP4581312 B2 JP 4581312B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、低温定着性が良好で、耐オフセット性に優れる電子写真用トナーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来よりトナー用樹脂としては、ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、エポキシ樹脂等が提案されている。それらの中でも、印刷処理速度の高速化のために定着に供される熱量が少なくても定着性が良好なポリエステル樹脂が注目されている。しかしながら、ポリエステル樹脂は、定着時に像を構成するトナーの一部がヒートローラの表面に転移し、これが次に送られて来る転写紙等に再転移して画像を汚すオフセット現象が発生し易いという欠点を有している。ポリエステル樹脂の軟化点や架橋密度を高くし耐オフセット性を向上しようとすると低温定着性が悪化する。
【0003】
低温定着性と耐オフセット性とを改良した電子写真用トナー用樹脂として、2価以上のエポキシ化合物と不飽和二塩基酸とを原料として用いて反応させてえられる複合架橋されたポリエステル樹脂からなる電子写真用トナーが特開2000−181137号公報等に記載されている。この電子写真トナーは、トナー原料のポリエステル樹脂のゲル分を10%以上と高濃度にすることでトナーの低温定着性を良好とすると共にオフセット現象が起こらない温度領域(非オフセット領域)の上限の上昇を試みているが、トナー製造時の混練工程でポリエステル樹脂の粘度の低下による非オフセット領域の上限温度の低下が起こり、非オフセット領域の上限温度の高いトナーを得るには限度があった。また、原料のポリエステル樹脂は、ゲル分が高いため製造時に特殊な設備を要し、また、製造後の取り扱いも困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、低温定着性が良好で、耐オフセット性に優れる電子写真用トナーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、鋭意検討した結果、ジカルボン酸とジオールと2官能エポキシ化合物とを必須の原料成分とし、該ジオール成分が脂肪族ジオール及び/または脂環式ジオールを90モル%以上含有しており、更に、原料中の2官能エポキシ化合物の含有率が0.5〜2.5重量%の範囲である原料を用いて得られたポリエステル樹脂であって、ゲル分が2重量%以下、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィ)法で測定した重量平均分子量(Mw)が200,000〜2,000,000、数平均分子量(Mn)が5,000〜20,000、これらの比(Mw/Mn)が10〜400およびフローテスターでの1/2降下温度(T1/2)が150〜250℃であるポリエステル樹脂(B)は、トナー製造時の混練工程でポリエステル樹脂の粘度の低下がなく、非オフセット領域の上限温度の高いトナーが得られること、更に、ポリエステル樹脂(B)と、ゲル分が0.3重量%以下、GPC法で測定した重量平均分子量(Mw)が3,000〜20,000、数平均分子量(Mn)が1,000〜5,000、これらの比(Mw/Mn)が2〜10およびフローテスターでの1/2降下温度(T1/2)が80〜140℃であるポリエステル樹脂(A)とを含有してなるバインダ樹脂を用いると、非オフセット領域の上限温度が高く、低温定着性も良好なトナーが得られること等を見出し本発明をなすに至った。
【0006】
即ち、本発明は、ゲル分が0.3重量%以下、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィ)法で測定した重量平均分子量(Mw)が3,000〜20,000、数平均分子量(Mn)が1,000〜5,000、これらの比(Mw/Mn)が2〜10およびフローテスターでの1/2降下温度(T1/2)が80〜140℃であるポリエステル樹脂(A)と、ジカルボン酸とジオールと2官能エポキシ化合物とを必須の原料成分とし、該ジオール成分が脂肪族ジオール及び/または脂環式ジオールを90モル%以上含有しており、更に、原料中の2官能エポキシ化合物の含有率が0.5〜2.5重量%の範囲である原料を用いて得られたポリエステル樹脂であって、ゲル分が2重量%以下、GPC法で測定した重量平均分子量(Mw)が200,000〜2,000,000、数平均分子量(Mn)が5,000〜20,000、これらの比(Mw/Mn)が10〜400およびフローテスターでの1/2降下温度(T1/2)が150〜250℃であるポリエステル樹脂(B)とを含有してなるバインダ樹脂と、着色剤とを含有してなることを特徴とする電子写真用トナーを提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
ポリエステル樹脂(A)は、ゲル分が0.3重量%以下、GPC法で測定した重量平均分子量(Mw)が3,000〜20,000、数平均分子量(Mn)が1,000〜5,000、これらの比(Mw/Mn)が2〜10およびフローテスターでの1/2降下温度(T1/2)が80〜140℃であれば製法、原料によらず制限なく使用できる。
【0008】
ポリエステル樹脂(A)のゲル分は少ないほうが好ましいが、0.3重量%以下であれば本発明で用いるポリエステル樹脂(A)として問題なく使用できる。ゲル分が0.3重量%を超えると、樹脂の強度が十分でなくなりトナーの保存安定性が悪くなる。
【0009】
ポリエステル樹脂(A)のGPC法で測定した重量平均分子量(Mw)は、3,000以上20,000以下であることが必要である。3000未満では、樹脂の強度が十分でなく、トナーの保存安定性が悪くなり、20,000を超えると粘度が高くなり、低温での定着が悪くなるので好ましくない。なかでも、4,000〜10,000の範囲がより好ましい。
【0010】
ポリエステル樹脂(A)のGPC法で測定した数平均分子量(Mn)は1,000以上5,000以下であることが必要である。1000未満だと樹脂の強度が十分でなく、トナーの保存安定性が悪くなり、5,000を超えると粘度が高くなり、低温での定着が悪くなるので好ましくない。なかでも2,000〜4,000の範囲がより好ましい。
【0011】
ポリエステル樹脂(A)のMw/Mnは2〜10であることが必要だが、2に近い値であればより好ましい。10を超えると粘度が高くなり、低温での定着が悪くなる。特にMw/Mnのより好ましい範囲としては、2〜5である。
【0012】
ポリエステル樹脂(A)のフローテスターでの1/2降下温度(T1/2)は80〜140℃であることが必要である。80℃未満だと樹脂の強度が十分でなく、トナーの保存安定性が悪くなり、140℃を超えると粘度が高くなり、低温での定着が悪くなる。T1/2は、80〜120℃であればより好ましい。
【0013】
ポリステル樹脂(B)は、ゲル分が2重量%以下、GPC法で測定した重量平均分子量(Mw)が200,000〜2,000,000、数平均分子量(Mn)が5,000〜20,000、これらの比(Mw/Mn)が10〜400およびフローテスターでの1/2降下温度(T1/2)が150〜250℃であれば、製法、原料によらず制限なく使用できる。
【0014】
ポリエステル樹脂(B)のゲル分は、2重量%以下であることが必要である。
ゲル分が2重量%を越えるとトナー製造時の混練過程で、ポリエステルの分岐や架橋部分が切断されることにより樹脂の粘度が低下し、低温定着性と耐オフセット性のバランスが悪くなる。また、トナーの定着温度領域を広く取れるという点からは、ゲル分は0.2重量%以上が好ましい。ゲル分は、低温定着性と耐オフセット性のバランスが良いこと、トナーの定着温度領域を広く取れることから、0.2〜0.7%であることが好ましい。
【0015】
ポリエステル樹脂(B)のGPC法で測定した重量平均分子量(Mw)は、200,000以上2,000,000以下であることが必要である。200,000未満では、トナーの高温での定着性が悪くなり、2,000,000を超えるとトナー製造時の混練過程で樹脂の粘度が低下し、非オフセット領域の上限温度が低下するので好ましくない。なかでも、200,000〜1,000,000の範囲がより好ましい。
【0016】
ポリエステル樹脂(B)のGPC法で測定した数平均分子量(Mn)は、5,000以上20,000以下であることが必要である。5,000未満では、トナーの高温での定着性が悪くなり、2,0000を超えるとトナー製造時の混練過程で樹脂の粘度が低下し、非オフセット領域の上限温度が低下するので好ましくない。なかでも、5,000〜10,000の範囲がより好ましい。
【0017】
ポリエステル樹脂(B)のMw/Mnは、10以上400以下であることが必要である。10未満では、トナーの高温での定着性が悪くなり、400を超えるとトナー製造時の混練過程で樹脂の粘度が低下し、非オフセット領域の上限温度が低下するので好ましくない。特に、Mw/Mnのより好ましい範囲としては、20〜200である。
【0018】
ポリエステル樹脂(B)のフローテスターでの1/2降下温度(T1/2)は、150℃以上250℃以下であることが必要である。150℃未満では、トナーの高温での定着性が悪くなり、250℃を超えるとトナー製造時の混練過程で樹脂の粘度が低下し、非オフセット領域の上限温度が低下するので好ましくない。T1/2は160〜230℃であればより好ましい。
【0019】
次に、ポリエステル樹脂(A)とポリエステル樹脂(B)の調製方法について説明する。
ポリエステル樹脂(A)とポリエステル樹脂(B)の調製は、種々の方法が使用でき、例えば、ジカルボン酸メチルエステル等の低級アルキルエステルを使用したエステル交換反応法、常圧脱水反応法、減圧脱水反応法、溶液重縮合法、固相重縮合反応法等いずれの製造法にても調製できる。この際使用される装置としては、窒素導入口、温度計、攪拌装置、精留塔等を備えた反応容器の如き回分式の製造装置が好適に使用できるほか、脱気口を備えた押出機や連続式の反応装置、混練機等も使用できる。さらに、エステル化反応やエステル交換反応の促進のために、ジブチル錫オキサイド、テトラブチルチタネート、パラトルエンスルホン酸等のエステル化触媒や、鉛化合物、錫化合物、テトラプロピルチタネート等のエステル交換触媒等の種々の触媒を添加することもできる。
【0020】
ポリエステル樹脂(A)は、例えば、ジカルボン酸とジオールを必須成分とし、一塩基酸や1価のアルコール等を本発明の効果を損なわない範囲内で併用し調製することができる。
【0021】
ポリエステル樹脂(A)の調製方法は、例えば、ジカルボン酸とジオールを必須成分として、必要に応じて一塩基酸や1価のアルコ−ルや触媒をフラスコにて混合加熱し、窒素気流下で徐々に210〜250℃の範囲で攪拌しながら8〜12時間反応させ、エステル化反応を行う方法等が挙げられる。ポリエステル樹脂のエステル化反応の進行状況は、ポリエステル樹脂の酸価または粘度を測定することで確認でき、例えば、ポリエステル樹脂の環球法による軟化点が約80〜120℃となるところを反応終点としポリエステル樹脂(A)が得られる。ジカルボン酸とジオールは、ジカルボン酸の有するカルボキシル基1モルに対して、ジオールの有する水酸基が0.95〜1.05モルとなる割合で混合すると良い。
【0022】
ポリエステル樹脂(B)は、ジカルボン酸とジオールと2官能エポキシ化合物とを必須の原料成分とし、該ジオール成分が脂肪族ジオール及び/または脂環式ジオールを90モル%以上含有しており、更に、原料中の2官能エポキシ化合物の含有率が0.5〜2.5重量%の範囲である原料を用いて得られたポリエステル樹脂であって、更に、3官能以上の多塩基酸類や多価アルコール類や2官能以外のエポキシ化合物を原料の一部として用いて得られたポリエステル樹脂等が挙げられる。3官能以上の多塩基酸類や3官能以上の多価アルコール類や2官能以外のエポキシ化合物は、原料成分の合計量に対して、0.5〜3.0重量%の範囲で加える。また、一塩基酸や、1価の高級アルコ−ル等も本発明の効果を損なわない範囲内で併用することができる。
【0023】
上記のポリステル樹脂(B)の原料中の2官能エポキシ化合物の含有率を0.5〜2.5重量%の範囲とすることで、トナーの定着温度領域を広げることができる。
【0024】
更に、ポリステル樹脂(B)は、ジカルボン酸とジオールと2官能エポキシ化合物に加えて、炭素原子数4〜28のアルキル基を有するモノエポキシ化合物を1〜10重量%含有する原料成分を用いて得られたポリエステル樹脂が特に好ましい。
【0026】
ポリエステル樹脂(B)の調製方法は、例えば、ジカルボン酸とジオールと2官能エポキシ化合物と3官能以上の多塩基酸類や3官能以上の多価アルコール類や2官能以外のエポキシ化合物と必要に応じて触媒とをフラスコに混合加熱し、窒素気流下で徐々に210〜250℃の範囲で攪拌しながら、常圧状態にて、15〜20時間反応させ、エステル化反応を行う方法等が挙げられる。エステル化反応の進行状況はポリエステル樹脂の酸価または粘度を測定することで確認でき、たとえばポリエステル樹脂の環球法による軟化点が約120〜190℃となるところを反応終点とし、ポリエステル樹脂(B)が得られる。ジカルボン酸とジオールは、ジカルボン酸の有するカルボキシル基1モルに対して、ジオールの有する水酸基が0.95〜1.05モルとなる割合で混合すると良い。
【0027】
次に、ポリエステル樹脂(A)、ポリエステル樹脂(B)の調製に用いる原料について説明する。
ジカルボン酸としては、例えば、マレイン酸、無水マレイン酸、フマ−ル酸、イタコン酸、無水イタコン酸、蓚酸、マロン酸、コハク酸、無水コハク酸、ドデシルコハク酸、ドデシル無水コハク酸、ドデセニルコハク酸、ドデセニル無水コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバチン酸、デカン−1,10−ジカルボン酸等の脂肪族二塩基酸;フタル酸、テトラヒドロフタル酸およびその無水物、テトラブロムフタル酸およびその無水物、テトラクロルフタル酸およびその無水物、ヘット酸およびその無水物、ハイミック酸およびその無水物、イソフタル酸、テレフタル酸、シクロヘキサンジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸等の芳香族または脂環式の二塩基酸類;が挙げられる。
【0028】
さらに、3官能以上の多塩基酸類としては、1分子中に3個以上のカルボキシル基を有するカルボン酸およびその反応性誘導体も使用することができる。これらの代表的なものを挙げると、トリメリット酸、無水トリメリット酸、メチルシクロヘキセントリカルボン酸、メチルシクロヘキセントリカルボン酸無水物、ピロメリット酸、無水ピロメリット酸等がある。
【0029】
さらに、上記したジカルボン酸や3官能以上のカルボン酸等の多塩基酸類は、そのカルボキシル基の一部または全部がアルキルエステル、アルケニルエステルまたはアリ−ルエステルとなっているものも使用できる。
【0030】
また原料成分として、例えば、ジメチロ−ルプロピオン酸、ジメチロ−ルブタン酸、6−ヒドロキシヘキサン酸のような、1分子中に水酸基とカルボキシル基を併有する化合物あるいはそれらの反応性誘導体も使用できる。
【0031】
さらに、一塩基酸としては安息香酸、p−tert−ブチル安息香酸等が挙げられる。
【0032】
上記の塩基酸はそれぞれ単独で使用してもよいし、2種以上のものを併用してもよい。
【0033】
次に、ジオールとしては、例えば、エチレングリコ−ル、1,2−プロピレングリコ−ル、1,3-プロパンジオール、1,3-ブチレングリコール、1,4-ブチレングリコール、1,4−ブタンジオ−ル、1,5−ペンタンジオ−ル、1,6−ヘキサンジオ−ル、ジエチレングリコ−ル、ジプロピレングリコ−ル、トリエチレングリコ−ル、ネオペンチルグリコ−ル等の脂肪族ジオ−ル類;ビスフェノ−ルAのエチレンオキサイド付加物、ビスフェノ−ルAのプロピレンオキサイド付加物等のビスフェノ−ルAアルキレンオキサイド付加物;キシリレンジグリコ−ル、1,4−シクロヘキサンジメタノ−ル、水添ビスフェノールA、水添ビスフェノ−ルA等のアラルキレングリコ−ルまたは脂環式のジオ−ル類;等が挙げられる。
【0034】
また、3官能以上の多価アルコール類として、3個以上の水酸基を有する化合物も使用することができ、例えば、グリセリン、トリメチロ−ルエタン、トリメチロ−ルプロパン、ソルビト−ル、1,2,3,6−ヘキサンテトロ−ル、1,4−ソルビタン、ペンタエリスリト−ル、ジペンタエリスリト−ル、2−メチルプロパントリオ−ル、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレ−ト等が挙げられ、1価のアルコールとしては、ステアリルアルコール等が挙げられる。
【0035】
これらのアルコ−ル類は、単独で使用してもよいし2種以上のものを併用することもできる。
【0036】
2官能エポキシ化合物としては、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、エチレングリコールジグリシジルエーテル、ハイドロキノンジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル等の化合物が挙げられる。なかでもビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂が好ましい。これらは単独で使用しても良いし、複数のものを併用しても良い。
【0037】
炭素原子数4〜28のアルキル基を有するモノエポキシ化合物としては、例えば、アルキルフェニルグリシジルエーテル、アルキルグリシジルエーテル、カルボン酸のグリシジルエステル、アルキルフェノールアルキレンオキサイド付加物のグリシジルエーテル、モノエポキシ脂肪酸アルキルエステル等が挙げられる。
【0038】
アルキルフェニルグリシジルエーテルとしては、例えば、クレジルグリシジルエーテル、ブチルフェニルグリシジルエーテル、ノニルフェニルグリシジルエーテル等が挙げられる。
【0039】
アルキルグリシジルエーテルとしては、例えば、ブチルグリシジルエーテル、2−エチルヘキシルグリシジルエーテル等が挙げられる。
【0040】
カルボン酸のグリシジルエステルとしては、例えば、ノナン酸グリシジルエステル、デカン酸グリシジルエステル、ネオデカン酸グリシジルエステル、ドデカン酸グリシジルエステル等が挙げられる。
【0041】
アルキルフェノールアルキレンオキサイド付加物のグリシジルエーテルとしては、例えば、ブチルフェノール等の低級アルキルフェノールにエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド等のアルキレンオキサイド付加物のグリシジルエーテル等が挙げられる。具体的には、例えば、エチレングリコールモノフェニルエーテルのグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールモノフェニルエーテルのグリシジルエーテル、プロピレングリコールモノフェニルエーテルのグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールモノフェニルエーテルのグリシジルエーテル、プロピレングリコールモノ(p-t-ブチル)フェニルエーテルのグリシジルエーテル、エチレングリコールモノノニルフェニルエーテルのグリシジルエーテル等が挙げられる。
【0042】
モノエポキシ脂肪酸アルキルエステルとしては、不飽和脂肪酸のアルコールエステルの不飽和基をエポキシ化した化合物で、例えば、エポキシ化オレイン酸ブチルエステル、エポキシ化オレイン酸オクチルエステル等が挙げられる。
【0043】
上記した、炭素原子数4〜28のアルキル基を有するモノエポキシ化合物はネオデカン酸グリシジルエステルが好ましい。また、単独で用いても2種以上を併用しても良い。
【0044】
ここで、本発明において、ゲル分とは、本発明で用いるポリエステル樹脂(A)またはポリエステル樹脂(B)を、テトラヒドロフランに24時間溶解させた時の不溶分である。測定は、300mlのガラス製容器に250mlのテトラヒドロフランを入れ、その中に細かく砕いたポリエステル樹脂1.5gを500メッシュの金網製袋(3×5cm)に入れて24時間溶解させ、不溶分の割合を求める。
【0045】
本発明におけるポリエステル樹脂の重量平均分子量(Mw)と、数平均分子量(Mn)はテトラヒドロフランにより溶解する成分をGPC法により以下に示す条件で測定した値である。
Figure 0004581312
【0046】
本発明におけるフローテスターでの1/2降下温度(T1/2)とは、高化式フローテスターCFT−500(島津製作所製)を用い、荷重10Kg/cm2、ノズルの直径1mm、ノズルの長さ1mm、予備加熱70℃で5分間、昇温速度6℃/分とし、サンプル量1.5gとして測定記録したとき、フローテスターのプランジャー降下量−温度曲線(軟化流動局線)におけるS字曲線の高さをhとするとき、h/2の温度をいう。
【0047】
本発明で用いるバインダ樹脂は、ポリエステル樹脂(A)とポリエステル樹脂(B)とを含有してなれば制限はないが、中でも、ポリエステル樹脂(A)とポリエステル樹脂(B)を、重量比(A)/(B)が30/70〜70/30の範囲で混合したものが、低温での定着性が良好で、かつ、非オフセット温度の上限温度が低下しないトナーが得られることから好ましい。
【0048】
次に、本発明で用いる着色剤について、説明する。
本発明で使用することのできる着色剤としては、種々のものが使用でき、例えば、カーボンブラック、ニグロシン染料(C.I.No.50415B)、アニリンブルー(C.I.No.50405)、カルコオイルブルー(C.I.No.azoic Blue3)、クロムイエロー(C.I.No.14090)、ウルトラマリンブルー(C.I.No.77103)、デュポンオイルレッド(C.I.No.26105)、キノリンイエロー(C.I.No.47005)、メチレンブルークロライド(C.I.No.52015)、フタロシアニンブルー(C.I.No.74160)、マラカイトグリーンオクサレート(C.I.No.74160)、マラカイトグリーンオクサレート(C.I.No.42000)、ランプブラック(C.I.No.77266)、ローズベンガル(C.I.No.45435)等が挙げられる。
【0049】
着色剤の含有量は、バインダ樹脂100重量部に対して1重量部から20重量部の範囲内が好ましい。これらの着色剤は1種又は2種以上の組み合わせで使用することができる。
【0050】
本発明のトナーは、特定の製造方法によらず極めて一般的な製造方法により得る事ができ、例えばバインダ樹脂と着色剤とを、樹脂の融点(軟化点)以上で溶融混練した後、粉砕し、分級する方法等が挙げられる。
【0051】
具体的には、例えば、上記のバインダ樹脂と着色剤と必要により磁性体、摩擦帯電制御剤、オフセット防止剤、潤滑油等を2本ロール、3本ロール、加圧ニーダー、又は2軸押し出し機等の混練手段により混合する。この際、バインダ樹脂中に、着色剤等が均一に分散すればよく、その溶融混練の条件は特に限定されるものではないが、通常80〜180℃で30秒〜2時間である。着色剤は樹脂中に均一に分散するようにあらかじめフラッシング処理、あるいは樹脂と高濃度で溶融混練したマスターバッチを用いても良い。
【0052】
次いで、それを冷却後、ジェットミル等の粉砕機で微粉砕し、風力分級機等により分級する。
【0053】
【実施例】
以下に、合成例、実施例、比較例を挙げて本発明を詳細に説明する。例中「部」、「%」は特にことわりがない限り重量基準である。
【0054】
合成例1〔ポリエステル樹脂(A)の合成〕
エチレングリコール192g、ネオペンチルグリコール324g、テレフタル酸996g、ジブチル錫オキサイド1.0gをガラス製2リットル四つ口フラスコに入れ、窒素気流下にて徐々に昇温し、240℃で8時間反応させ、常温固体で、酸価が10のポリエステル樹脂(A1)を得た。ポリエステル樹脂(A1)の示差熱測定(DSC)法によるガラス転移温度(Tg)、環球法による軟化点、フローテスターでの1/2降下温度(T1/2)、ゲル分、Mw、Mn及びMw/Mnを第2表に示す。
【0055】
合成例2および合成例3(同上)
第1表に示す配合で原料を使用した以外は、合成例1と同様にしてポリエステル樹脂(A2)及びポリエステル樹脂(A3)を合成した。ポリエステル樹脂(A1)と同様に第2表に測定結果を示す。
【0056】
合成例4〔ポリエステル樹脂(B)の合成〕
ガラス製四つ口フラスコにエチレングリコール224g、ネオペンチルグリコール250g、テレフタル酸996g、エピクロン830(大日本インキ化学工業製品、ビスフェノールF型2官能エポキシ樹脂)17g、カージュラE10(シェルジャパン製品、ネオデカン酸グリシジルエステル)30g、ジブチル錫オキサイド1.0gを入れ、窒素気流下にて徐々に昇温し、245℃にて18時間反応させ、常温固体で、酸価が9のポリエステル樹脂(B1)を得た。ポリエステル樹脂(B1)の示差熱測定(DSC)法によるガラス転移温度(Tg)、環球法による軟化点、フローテスターでの1/2降下温度(T1/2)、ゲル分、Mw、Mn及びMw/Mnを第2表に示す。
【0057】
合成例5および合成例6(同上)
第1表に示す配合で原料を使用した以外は、合成例1と同様にしてポリエステル樹脂(B2)及びポリエステル樹脂(B3)を合成した。ポリエステル樹脂(B1)と同様に第2表に測定結果を示す。
【0058】
【表1】
Figure 0004581312
表中の略号はつぎのとおりである。
TPA:テレフタル酸
IPA:イソフタール酸
EG :エチレングリコール
NPG:ネオペンチルグリコール
PG :プロピレングリコール
CHDM:シクロヘキサンジメタノール
BPA-EO:ビスフェノールAのエチレンオキサイド2.2モル付加物
830:大日本インキ化学工業(株)製のビスフェノールF型エポキシ樹脂
エピクロン830
850:大日本インキ化学工業(株)製のビスフェノールA型エポキシ樹脂
エピクロン850
CE−10:シェルジャパン(株)製のネオデカン酸グリシジルエステル
カージュラE−10
【0059】
【表2】
Figure 0004581312
【0060】
合成例7〔比較対照用ポリエステル樹脂(b)の合成〕
合成例4のポリエステル樹脂(B1)の調製において、エピクロン830の17部使用に変えてエピクロン830を42部使用した以外は同様にして比較対照用ポリエステル樹脂(b1)を合成した。ポリエステル樹脂(b1)の示差熱測定(DSC)法によるガラス転移温度(Tg)、環球法による軟化点、フローテスターでの1/2降下温度(T1/2)、ゲル分、Mw、Mn及びMw/Mnを第3表に示す。
【0061】
合成例8(同上)
合成例5のポリエステル樹脂(B2)の調製において、エピクロン850の25部使用に変えてエピクロンN−695(大日本インキ化学工業製品、クレゾールノボラック型多官能エポキシ樹脂)を25部使用した以外は同様にして比較対照用ポリエステル樹脂(b2)を合成した。ポリエステル樹脂(b1)と同様に第3表に測定結果を示す。
【0062】
【表3】
Figure 0004581312
【0063】
実施例1
ポリエステル樹脂(A1)45部とポリエステル樹脂(B1)45部を混合し、バインダ樹脂を調製した。このバインダ樹脂に、カーボンブラックMA−11(三菱化学製品)5部、ボントロンE−81(オリエント化学製帯電制御剤)1.5部、ビスコール550P(三洋化成製ポリプロピレンワックス)3.5部を加えて、スーパーミキサーにてミキシングを行い、更にシリカHDK3050EP(クラリアントジャパン製品)1部を加え、ヘンシェルミキサーにて混練、冷却後、ジェットミルにて粉砕、分級し、平均粒径12μmのトナーを得た。得られたトナー7部を鉄粉キャリア93部と混合して現像剤を調整した。調製したバインダ樹脂と、トナーのフローテスターでの1/2降下温度(T1/2)の測定結果を、ポリエステル樹脂(A)とポリエステル樹脂(B)の混合比と共に第4表に示す。
【0064】
実施例2、3および比較例1、2
第4表に示す割合でポリエステル樹脂を混合した以外は実施例1と同様にして、バインダ樹脂、トナー及び現像剤を調整し、バインダ樹脂とトナーのフローテスターでの1/2降下温度(T1/2)を測定した。測定結果を第4表に示す。
【0065】
【表4】
Figure 0004581312
【0066】
試験例1〜3及び比較試験例1、2
実施例1〜3及び比較例1、2で調製した現像剤について、定着開始温度、非オフセット定着温度域、耐環境画像安定性の評価を以下の通り行った。
【0067】
定着開始温度、非オフセット定着温度域の評価
市販電子複写機にて未定着画像を撮像した後、280mm/秒のスピードのヒートローラー定着装置を用い、ヒートローラーの表面温度を段階的に変化させて定着開始温度の測定とオフセット現象の有無を確認した。
【0068】
耐環境画像安定性の評価
市販電子複写機を用いて、温度35℃、湿度85%の条件にて1.5万枚の連続コピーを行い、鮮明な画像が得られなくなった時点のコピー枚数を評価した。
【0069】
以上の性能評価の結果を第5表に示す。
【0070】
【表5】
Figure 0004581312
【0071】
【発明の効果】
試験例及び比較試験例に示した通り、本発明のトナーは、トナー製造時に粘度の低下がほとんどなく、低温定着性と耐オフセット性が良好で、連続複写における画像の安定性も良好である。

Claims (3)

  1. ゲル分が0.3重量%以下、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィ)法で測定した重量平均分子量(Mw)が3,000〜20,000、数平均分子量(Mn)が1,000〜5,000、これらの比(Mw/Mn)が2〜10およびフローテスターでの1/2降下温度(T1/2)が80〜140℃であるポリエステル樹脂(A)と、ジカルボン酸とジオールと2官能エポキシ化合物とを必須の原料成分とし、該ジオール成分が脂肪族ジオール及び/または脂環式ジオールを90モル%以上含有しており、更に、原料中の2官能エポキシ化合物の含有率が0.5〜2.5重量%の範囲である原料を用いて得られたポリエステル樹脂であって、ゲル分が2重量%以下、GPC法で測定した重量平均分子量(Mw)が200,000〜2,000,000、数平均分子量(Mn)が5,000〜20,000、これらの比(Mw/Mn)が10〜400およびフローテスターでの1/2降下温度(T1/2)が150〜250℃であるポリエステル樹脂(B)とを含有してなるバインダ樹脂と、着色剤とを含有してなることを特徴とする電子写真用トナー。
  2. 前記ポリエステル樹脂(B)が、更に、炭素原子数4〜28のアルキル基を有するモノエポキシ化合物を1〜10重量%含有する原料成分を用いて得られたポリエステル樹脂である、請求項記載の電子写真用トナー。
  3. 前記ポリエステル樹脂(A)と前記ポリエステル樹脂(B)とを、その重量比(A)/(B)が30/70〜70/30となる範囲で混合使用する、請求項1記載の電子写真用トナー。
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