JP4577809B2 - パチンコ遊技機の外枠 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パチンコ遊技機の外枠に関し、更に詳細には、金属製の上枠部材、金属製の左側枠部材と右側枠部材、金属製の下枠部材から構成され、各種の遊技機構成部材用の搭載枠とされる前枠を着脱および開閉可能に支持するパチンコ遊技機の外枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機やアレンジボール機等のパチンコ遊技機は、縦長の矩形枠状に形成された外枠に、各種の遊技構成部材用の搭載枠ともされる前枠が着脱および開閉可能に装着され、これにより遊技機本体が構成されている。前記外枠は、上枠部材、左側枠部材、右側枠部材および下枠部材とから構成され、これら枠部材を枠組み連結して形成されている。そして従来の外枠は、前記上枠部材、左側枠部材、右側枠部材および下枠部材を、木製および/または合成樹脂製としたものが主流とされていた。
【0003】
しかしながら、木製および/または合成樹脂製の枠部材からなる外枠では、重量が嵩む前記前枠を支持するに充分な剛性を確保するために、金属製等の各種補強部材を別途装着することが不可欠とされている。しかし補強部材を装着したとしても、前記各枠部材自体の経年変化を起因とした反りや捻れおよび撓み等の変形が少なからず発生してしまい、前記前枠を長期間に亘って安定的に支持し得ない問題を内在していた。しかも、このような問題に起因して耐用年数が短いことから、木製のものでは省資源等の観点での問題を内在し、また合成樹脂製のものでは廃棄処理に伴う環境保護等の観点での問題を内在しているのが実情である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで近年に至っては、木製および/または合成樹脂製の外枠に内在している前述の問題点を解決するために、前記上枠部材、左側枠部材、右側枠部材および下枠部材を、鉄やアルミニウム等の金属素材から形成した外枠が提案されている。しかしながら、これまで提案されている金属製の外枠では、▲1▼軽量化と強度アップとが相反して充分な強度を確保できない、▲2▼部品点数削減に伴って付属部品の一体成形化を図るために前記枠部材を押出し成形技術を利用して成形するようにしたが、成形された該枠部材の角部等に肉薄な部分が形成され易い欠点があり、この肉薄な部分に応力が加わると該枠部材に歪が生じて前記付属部品の位置ずれが発生し、該付属部品の配設位置の精度が確保できない、▲3▼下枠部材がパチンコ遊技機の前面に露出するため、塗装等を施したとしても装飾効果が乏しくて質感向上を図り得ない、等の様々な問題を内在していた。
【0005】
【発明の目的】
本発明は、前述した課題を好適に解決するべく提案されたもので、上枠部材、左側枠部材、右側枠部材および下枠部材を夫々金属製としたもとで、夫々の枠部材の強度向上、付属部品の配設位置の精度向上、装飾性の向上等を図ったパチンコ遊技機の外枠を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため本発明は、
各種の遊技機構成部材用の搭載枠とされる前枠(A)を、着脱および開閉可能に支持するパチンコ遊技機の外枠であって、
前記外枠(A)は、上辺を構成する金属製の上枠部材(10)と、左辺を構成する金属製の左側枠部材(11)と、右辺を構成する金属製の右側枠部材(12)と、下辺を構成する金属製の下枠部材(13)とを連結して前後に開口する矩形枠状に構成され、
前記上枠部材(10)は、該上枠部材(10)の長手方向へ延在して上面を構成し、外枠(A)の前後方向である該上枠部材(10)の短手方向に離間する3つの第1壁部(20)と、該上枠部材(10)の長手方向へ延在して下面を構成し、該上枠部材(10)の短手方向に離間する2つの第2壁部(21)と、第1壁部(20)と第2壁部(21)に略直角に連設されて該上枠部材(10)の長手方向および厚み方向へ延在する4つの第3壁部(22)とから、該上枠部材(10)の短手方向の中央に第1壁部(20)および一対の第3壁部(22,22)により凸状部分が該上枠部材(10)の長手方向に延在するよう形成されると共に該凸状部分の両側に第2壁部(21)および一対の第3壁部(22,22)により凹状部分が該上枠部材(10)の長手方向に延在するよう形成され、
前記左側枠部材(11)は、該左側枠部材(11)の長手方向へ延在して前記右側枠部材(12)から離間する外面を構成し、外枠(A)の前後方向である該左側枠部材(11)の短手方向に離間する2つの第1壁部(25)と、該左側枠部材(11)の長手方向へ延在して前記右側枠部材(12)を向く内面を構成し、該左側枠部材(11)の短手方向に離間する3つの第2壁部(26)と、第1壁部(25)と第2壁部(26)に略直角に連設されて該左側枠部材(11)の長手方向および厚み方向に延在する4つの第3壁部(27)とから、該左側枠部材(10)の短手方向の中央に第2壁部(26)および一対の第3壁部(27,27)により凸状部分が該左側枠部材(11)の長手方向に延在するよう形成されると共に該凸状部分の両側に第1壁部(25)および一対の第3壁部(27,27)により凹状部分が該左側枠部材(11)の長手方向に延在するよう形成され、
前記右側枠部材(12)は、該右側枠部材(12)の長手方向へ延在して前記左側枠部材(11)から離間する外面を構成し、外枠(A)の前後方向である該右側枠部材(12)の短手方向に離間する2つの第1壁部(30)と、該右側枠部材(12)の長手方向へ延在して前記左側枠部材(11)を向く内面を構成し、該右側枠部材(12)の短手方向に離間する3つの第2壁部(31)と、第1壁部(30)と第2壁部(31)に略直角に連設されて該右側枠部材(12)の長手方向および厚み方向に延在する4つの第3壁部(32)とから、該右側枠部材(12)の短手方向の中央に第2壁部(31)および一対の第3壁部(32,32)により凸状部分が該右側枠部材(12)の長手方向に延在するよう形成されると共に該凸状部分の両側に第1壁部(30)および一対の第3壁部(32,32)により凹状部分が該右側枠部材(12)の長手方向に延在するよう形成され、
前記下枠部材(13)は、該下枠部材(13)の長手方向へ延在して上面を構成する上板部(40)と、該下枠部材(13)の長手方向へ延在して前面を構成する前板部(41)と、該下枠部材(13)の長手方向へ延在して下面を構成する底板部(42)とからコ字状の形態とされ、前記左側枠部材(11)の下端を連結する第1連結部(14)および右側枠部材(12)の下端を連結する第2連結部(15)を有し
前記上枠部材(10)の左端および前記左側枠部材(11)の上端の間に介在し、両部材(10,11)同士を連結する金属製の第1連結部材(16)は、水平支持板(53)と、該水平支持板(53)の左端に折曲形成されて前後方向に離間する2枚の垂直支持片(54a,54a)とから構成され、前記水平支持板(53)を、上枠部材(10)における第2壁部(21)の下面に接合すると共に、2枚の垂直支持片(54a,54a)を、左側枠部材(11)における凸状部分を挟む両側の第1壁部(25)の内面に2枚の第3壁部(27,27)で挟まれた状態で夫々接合することで、上枠部材(10)と左側枠部材(11)とが連結され、
前記上枠部材(10)の右端および前記右側枠部材(12)の上端の間に介在し、両部材(10,12)同士を連結する金属製の第2連結部材(17)は、水平支持板(53)と、該水平支持板(53)の右端に折曲形成されて前後方向に離間する2枚の垂直支持片(54a,54a)とから構成され、前記水平支持板(53)を、上枠部材(10)における第2壁部(21)の下面に接合すると共に、2枚の垂直支持片(54a,54a)を、右側枠部材(12)における凸状部分を挟む両側の第1壁部(30)の内面に2枚の第3壁部(32,32)で挟まれた状態で夫々接合することで、上枠部材(10)と右側枠部材(12)とが連結され、
前記第1連結部(14)は、前記上板部(40)の左端に連設された第1支持片(43)と、前記前板部(41)および底板部(42)の左端に連設されて第1支持片(43)から左方に左側枠部材(11)の厚み寸法だけ離間する第2支持片(44)および第3支持片(45)とから構成され、前記第1支持片(43)を左側枠部材(11)の第2壁部(26)の内面に接合すると共に、前記第2支持片(44)および第3支持片(45)を左側枠部材(11)における第1壁部(25)の外面に接合することで、下枠部材(13)と左側枠部材(11)とが連結され、
前記第2連結部(15)は、前記上板部(40)の右端に連設された第1支持片(43)と、前記前板部(41)および底板部(42)の右端に連設されて第1支持片(43)から右方に右側枠部材(12)の厚み寸法だけ離間する第2支持片(44)および第3支持片(45)とから構成され、前記第1支持片(43)を右側枠部材(12)の第2壁部(31)の内面に接合すると共に、前記第2支持片(44)および第3支持片(45)を右側枠部材(12)における第1壁部(30)の外面に接合することで、下枠部材(13)と右側枠部材(12)とが連結されることを特徴とする。
【0007】
【作用】
左側枠部材は、下枠部材に設けた連結部で該下枠部材の左側に連結され、右側枠部材は、下枠部材に設けた連結部で該下枠部材の右側に連結され、上枠部材は、第1連結部材を介して左側枠部材に連結されると共に第2連結部材を介して右側枠部材に連結される。上枠部材、左側枠部材および右側枠部材は、長手方向へ延在する補強リブを有しており、反りや撓みを起因とした変形が起こり難くなっている。また、左側枠部材および右側枠部材は、長手方向の所要位置に補強部材を有しているので、長手方向に沿った軸を中心とした捻れ変形も起こり難くなっている。従って外枠は、上枠部材、左側枠部材、右側枠部材および下枠部材の夫々が剛性を有していると共に、前記第1連結部材、第2連結部材および連結部により各枠部材が強固に枠組み結合されるから、各種の遊技機構成部材等を搭載して重量が嵩む前枠を長期間に亘って安定的に支持し得る剛性が確保されている。
そして別体成形された受片が、右側枠部材に設けた取付部に正確に位置決めされながら該部材に固定されるので、外枠に閉成した前枠の保持が確実になされる。また、下枠部材に設けた設置調整穴を利用することで、当該外枠を遊技ホールの設置枠台に対して適切な後傾角度で容易に取付け得る。更に、下枠部材の前板部に装飾部材を組付けることで、遊技機の前面に露出する部分が無くなるから装飾性の向上が図られる。なお装飾部材は、下枠部材に対して着脱可能に組付けるようにすれば、該装飾部材が汚れたり破損した際に新品の装飾部材と簡単に交換することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係るパチンコ遊技機の外枠につき、好適な実施例を挙げて添付図面を参照しながら、以下詳細に説明する。なお実施例では、前枠の正面内部にパチンコ球用の遊技盤がセットされた一般的なパチンコ機の場合を主に例示する。
【0009】
(パチンコ機について)
本実施例のパチンコ機Pは、図7および図8に示すように、縦長方形に枠組み形成された外枠Aと、各種の遊技機構成部材用の搭載枠とされる前枠Bとから構成されている。すなわち前記外枠Aの開口前面側に、前記前枠Bが連結支持手段および施錠装置63を利用して開閉および着脱可能に組付けられ、合成樹脂製とされる該前枠Bの各部に、ガラス扉C、上球皿Dおよび下球皿E、打球発射装置F等が装備される一方、前枠Bの正面内部に所要の遊技盤Gが着脱交換可能にセットされており、更に前枠Bの裏側には、アウト球、セーフ球、賞球の各処理部を有する機構セット盤Hが着脱可能に装備されて1台単位とされる。そして、遊技ホール内等での実施に当っては、設置枠台(通称「島」)64における各収容枠部に、前記外枠Aが所定の後傾起立状態で固定保持されたもとで、前枠Bが組付けセットされて遊技に供されるようになっている。
【0010】
(外枠について)
実施例の外枠Aは、図1および図2に示すように、該外枠Aの上辺を構成する金属製の上枠部材10と、該外枠Aの左辺を構成する金属製の左側枠部材11と、該外枠Aの右辺を構成する金属製の右側枠部材12と、該外枠Aの下辺を構成する金属製の下枠部材13とから基本的に構成され、これら各枠部材10,11,12,13を枠組み連結することで縦長矩形状の枠体とされている。すなわち左側枠部材11は、下枠部材13に設けた第1連結部14で該下枠部材13の左側に連結され、右側枠部材12は、下枠部材13に設けた第2連結部15で該下枠部材13の右側に連結される一方、上枠部材10は、後述する第1連結部材16を介して左側枠部材11に連結されると共に第2連結部材17を介して右側枠部材12に連結される。このように4本の枠部材10,11,12,13から枠組み形成された外枠Aでは、上枠部材10、左側枠部材11および右側枠部材12の前端面と、下枠部材13の前板部(後述)の上縁とで形成される開口領域が、前記前枠Bに整合する前面域とされている。
【0011】
(上枠部材)
前記上枠部材10は、図1、図2および図4に示すように、薄肉(例えば1mm程度)の金属板材を凹凸状に折曲げた側断面波板形態とされ、該部材10の長手方向へ延在してその上面を部分的に構成する第1壁部20と、該部材10の長手方向へ延在してその下面を部分的に構成する第2壁部21と、両壁部20,21に略直角に連設されて該部材10の長手方向および厚み方向へ延在する第3壁部22とから構成されている。そして、幅X1が約70mm、長さY1が約520mm、厚みZ1が20mmの細長の外形形状とされ、従来の木製または合成樹脂製の上枠部材と略同一サイズとなっている。これにより上枠部材10は、軽量化が図られながらも、前記第1壁部20および第2壁部21により幅(X1)方向への曲げおよび撓み変形が規制される一方、補強リブとして機能する前記第3壁部22により厚み(Z1)方向への曲げおよび撓み変形が規制されるようになっている。なお、外枠Aの後側を指向する部分には、前記設置枠台64に設けた球補給設備との干渉を防止するための凹部23が形成されている。
【0012】
(左側枠部材)
前記左側枠部材11は、図1、図2および図5に示すように、薄肉(例えば1mm程度)の金属板材を凹凸状に折曲げた平断面波板形態とされ、該部材11の長手方向へ延在してその外面を部分的に構成する第1壁部25と、該部材11の長手方向へ延在してその内面を部分的に構成する第2壁部26と、両壁部25,26に略直角に連設されて該部材11の長手方向および厚み方向へ延在する第3壁部27とから構成されている。そして、幅X2が約70mm、長さY2が約780mm、厚みZ2が約20mmの細長の外形形状とされ、従来の木製または合成樹脂製の左側枠部材と略同一サイズとなっている。これにより左側枠部材11は、軽量化が図られながらも、前記第1壁部25および第2壁部26により幅(X2)方向への曲げおよび撓み変形が規制される一方、補強リブとして機能する前記第3壁部27により厚み(Z2)方向への曲げおよび撓み変形が規制されるようになっている。更に、前記第1壁部25,25における長手方向の略中間部位に、矩形板状の補強部材28が例えば溶接等により配設され、これにより長手方向の軸線に沿った捻れ変形も防止されるようになっている。従って左側枠部材11は、薄肉の金属板材から形成されているものの、極めて高い剛性を有している。
【0013】
(右側枠部材)
前記右側枠部材12は、図1、図2および図5に示すように、薄肉(例えば1mm程度)の金属板材を凹凸状に折曲げた平断面波板形態とされ、該部材12の長手方向へ延在してその外面を部分的に構成する第1壁部30と、該部材12の長手方向へ延在してその内面を部分的に構成する第2壁部31と、両壁部30,31に略直角に連設されて該部材12の長手方向および厚み方向へ延在する第3壁部32とから構成されている。そして、幅X3が約70mm、長さY3が約780mm、厚みZ3が約20mmの細長の外形形状とされ、従来の木製または合成樹脂製の右側枠部材と略同一サイズとされている。これにより右側枠部材12は、軽量化が図られながらも、前記第1壁部30および第2壁部31により幅(X3)方向への曲げおよび撓み変形が規制される一方、補強リブとして機能する前記第3壁部32により厚み(Z3)方向への曲げおよび撓み変形が規制されるようになっている。更に、前記第1壁部30,30における長手方向の略中間部位に、矩形板状の補強部材33が例えば溶接等により配設され、これにより長手方向の軸線に沿った捻れ変形も防止されるようになっている。従って右側枠部材12は、薄肉の金属板材から形成されているものの、極めて高い剛性を有している。なお、外枠Aの前側を指向する部分には、前記前枠Bに設けた前記施錠装置63との干渉を防止するための凹部34が形成されている。
【0014】
(受片)
そして、前記右側枠部材12の上部および下部の所要位置には、前枠Bに設けた前記施錠装置63の掛止片(図示せず)が掛脱可能に掛止する受片37,37が、該枠部材12から開口領域内へ突設されている。これら受片37,37は、外枠A(右側枠部材12)とは別体に別途成形されたもので、前記右側枠部材12に正確に開設した取付部としての開口部35に嵌入可能な台形状の掛止片38と、この掛止片38に略直角に連設され、右側枠部材12の前記第2壁部31における壁面に密着固定される取付片39とから構成されている。従って各受片37,37は、前記掛止片38を前記開口部35に嵌入させ、前記取付片39を第2壁部31に固着させることで、正確な位置決めが図られた状態で外枠Aに固定されている。
【0015】
(下枠部材)
前記下枠部材13は、図1、図2、図3および図6に示すように、薄肉(例えば1mm程度)の金属板材を側面略コ字形に折曲げた箱形態とされ、該部材13の長手方向へ延在してその上面を構成する上板部40と、該部材13の長手方向へ延在してその前面を構成する前板部41と、該部材13の長手方向へ延在してその下面を構成する底板部42とから構成されている。そして下枠部材13の左端には、前記左側枠部材11の下端を支持するための第1連結部14が設けられると共に、その右端には、前記右側枠部材12の下端を支持するための第2連結部15が設けられている。これら第1連結部14および第2連結部15は基本的には同一構成とされ、前記上板部40に連設されて対応の側枠部材11,12における第2壁部26,31に溶接結合される第1支持片43と、前記前板部41に連設されて対応の側枠部材11,12における第1壁部25,30に溶接結合される第2支持片44と、前記底板部42に連設されて対応の側枠部材11,12における第1壁部25,30に溶接結合される第3支持片45とから構成されている。
【0016】
(設置調整穴)
そして、下枠部材13における前記底板部42には、図3に示すように、外枠Aを設置枠台64に対して固定する釘(図示せず)の挿通を許容する長穴状の設置調整穴46,46が、該外枠Aの前後方向へ延在するように開設されている。これら設置調整穴46,46は、当該外枠Aを前記設置枠台64に組付けるに際し、釘を利用して上枠部材10を設置枠台64に固定し、別の釘を該設置調整穴46,46を介して設置枠台64に適宜打込んで下枠部材13を固定した状態において、前記上枠部材10を基準として下枠部材13を前後方向へ調整移動させ得るようにするためのものである。すなわち外枠Aは、設置枠台64に対する組付作業時に、上枠部材10を基準として下枠部材13を前後に位置調整することができるから、設置枠台64に対して適切な後傾起立状態で簡単かつ正確に固定し得る。
【0017】
(装飾部材)
また前記下枠部材13の前記前板部41には、該前板部41を全体的に被覆し得る合成樹脂製の装飾パネル(装飾部材)50が装着され、当該パチンコ機Pの装飾性向上を図り得るようになっている。すなわち前記前板部41には、合計4個の鍵穴状の係止孔(第1係止部)47が設けられ、また前記装飾パネル50の裏面には、前記各係止孔47に係止可能な合計4個の係止片(第2係止部)51が突設されている。従って、これら係止片51を対応の係止孔47へ嵌入して係合させることにより、前記装飾パネル50は下枠部材13の前板部41に対して着脱可能に装着される。これにより実施例の外枠Aは、前記前枠Bおよび前記装飾パネル50により、当該パチンコ機Pを設置枠台64に設置した際に前方へ全く露出しない(図7)。
【0018】
(第1連結部材)
前記上枠部材10と左側枠部材11とは、図1および図2に示すように、両部材10,11の間に介在する第1連結部材16で連結するようになっている。この第1連結部材16は正面略L字形に形成され、上枠部材10における前記第2壁部21内面左端に接合される水平支持板53と、左側枠部材11における前記第壁部25の内面上端に接合される垂直支持板54とから構成され、夫々の支持板53,54は例えば溶接により対応の枠部材10,11に接合される。これにより上枠部材10と左側枠部材11とは、前記第1連結部材16を介して強固に連結されるようになっている。なお、前記水平支持板53の前縁には、後述する上ヒンジ部55が一体的に設けられている。また、前記垂直支持板54は2枚の垂直支持片54a,54bから構成されており、図5に示すように、前記左側枠部材11に固定された際に各垂直支持片54a,54bは、該左側枠部材11の第1壁部25,25の内面に位置し、その両側端面が第3壁部27によって挟まれた状態となっている。
【0019】
(第2連結部材)
前記上枠部材10と右側枠部材12とは、図1および図2に示すように、両部材10,12の間に介在する第2連結部材17で連結するようになっている。この第2連結部材17は正面略L字形に形成され、上枠部材10における前記第2壁部21の内面右端に接合される水平支持板53と、右側枠部材12における前記第壁部30の内面上端に接合される垂直支持板54とから構成され、夫々の支持板53,54は例えば溶接により対応の枠部材10,12に接合される。これにより上枠部材10と右側枠部材12とは、前記第2連結部材17を介して強固に連結されるようになっている。なお、前記垂直支持板54は2枚の垂直支持片54a,54bから構成されており、図5に示すように、前記右側枠部材12に固定された際に各垂直支持片54a,54bは、該右側枠部材12の第1壁部30の内面に位置し、その両側端面が第3壁部32によって挟まれた状態となっている。
【0020】
(ヒンジ部)
そして、前記外枠Aにおける正面左側の上部には、前記前枠Bの左側上縁を枢支する上ヒンジ部55が設けられ、また該外枠Aにおける正面左側の下部(前記下枠部材13の左端部)には、前記上ヒンジ部55と対向して該前枠Bの左側下縁を枢支する下ヒンジ部56が設けられている。このうち上ヒンジ部55は、前述したように、第1連結部材16の水平支持板53に一体的に設けられ、前記上枠部材10と左側枠部材11の間から水平前方へ延出する支持片57と、この支持片57に設けた支持孔58とから構成されている。一方、下ヒンジ部56は、単独の構成部品として成形されて前記下枠部材13の前板部41に例えば溶接接合され、該前板部41に接合される基板片59と、この基板片59に一体成形されて水平前方へ延出する支持片60と、この支持片60に設けた支持孔61とから構成されている。なお前記前枠Bには、上ヒンジ部55の支持孔58および下ヒンジ部56の支持孔61に係脱可能に嵌合する支持軸(図示せず)が設けられており、両支持孔58,61に対する支持軸の嵌合により外枠Aに対して前枠Bが開閉可能に連結されるようになっている。
【0021】
ここで、前記上枠部材10、左側枠部材11および右側枠部材12は、例えば引抜き加工技術を利用して長尺ベルト状の金属板を前述した波板形状に成形したもので、幅X1,X2,X3および厚みZ1,Z2,Z3が同一で、かつ横断面形状も同一とされている。従って、例えば前記横断面形状に引抜き加工して形成された長尺成形材を長さX1,X2,X3に切断すれば、前記上枠部材10、左側枠部材11および右側枠部材12を容易に製作することができる。
【0022】
【実施例の作用】
本実施例の外枠Aでは、前記上枠部材10、左側枠部材11、右側枠部材12および下枠部材13、そして第1連結部材16および第2連結部材17は、夫々が所要厚の金属板材を成形することにより適宜剛性を有する成形部材として個別に製作される。そして、左側枠部材11および右側枠部材12にあっては、前記補強部材28,33を追加装着することにより、更なる剛性向上が図られる。また右側枠部材12に開設した各開口部35,35に、前記掛止片38を突出させた状態で各受片37,37を溶接固定する。更に下枠部材13の前板部41に、下ヒンジ部56を溶接固定する一方、前記装飾パネル50を着脱可能に装着する。
【0023】
下枠部材13と左側枠部材11は、該下枠部材13に設けた前記第1連結部14に左側枠部材11の下部を整合させたもとで、この左側枠部材11の第2壁部26と第1連結部14の第1支持片43とを溶接する一方、該左側枠部材11の第1壁部25と第1連結部14の第2支持片44および第3支持片45を溶接することで、下枠部材13が左側枠部材11の内側と外側の両面に対して結合され、両部材11,13の強固な連結が図られる。一方、下枠部材13と右側枠部材12は、該下枠部材13に設けた前記第2連結部15に右側枠部材12の下部を整合させたもとで、この右側枠部材12の第2壁部31と第2連結部15の第1支持片43とを溶接する一方、該右側枠部材12の第1壁部30と第2連結部15の第2支持片44および第3支持片45を溶接することで、下枠部材13が右側枠部材12の内側と外側の両面に対して結合され、両部材12,13の強固な連結が図られる。
【0024】
また左側枠部材11と上枠部材10は、前記第1連結部材16における垂直支持板54の各垂直支持片54a,54bを左側枠部材11における第1壁部25,25の内面に溶接すると共に、該第1連結部材16の水平支持板53を上枠部材10の内面に溶接することで、該第1連結部材16を介して強固な連結が図られる。更に、右側枠部材12と上枠部材10は、前記第2連結部材17における垂直支持板54の各垂直支持片54a,54bを右側枠部材12における第1壁部30,30の内面に溶接すると共に、該第2連結部材17の水平支持板53を上枠部材10の内面に溶接することで、該第2連結部材17を介して強固な連結が図られる。このような実施例の外枠Aでは、上枠部材10、左側枠部材11、右側枠部材12が補強リブとしての第3壁部22,27,32を夫々有していると共に下枠部材13が箱状に形成されているので、夫々の枠部材10,11,12,13自体が剛性を有している一方、第1連結部材16、第2連結部材17、第1連結部14および第2連結部15を利用して夫々の枠部材10,11,12,13が強固に枠組み連結される。
【0025】
従って、このように形成された外枠Aは、全体的に大幅な剛性向上が図られているから、各種の遊技機構成部材を搭載して重量が嵩む前記前枠Bを、前記上ヒンジ部55および下ヒンジ部56を利用して開閉可能に連結し、長期に亘って安定的に支持し得る剛性が確保される。殊に、左側枠部材11および右側枠部材12に補強部材28,33を設けたことにより、前枠Bの重みで外枠Aが捻れてしまう不都合も好適に防止される。
【0026】
また実施例の外枠Aでは、右側枠部材12に正確に開設した開口部35,35に対し、別体部材として形成した各受片37,37を位置決めして固定するようになっているから、両受片37,37の取付位置の精度向上が図られる。従って、外枠Aの開口前面域に閉成した前枠Bを、該外枠Aへ確実に保持することができる。
【0027】
そして外枠Aは、前記下枠部材13に設けた設置調整穴46を利用することで、当該外枠Aを遊技ホールの設置枠台64に対して適切な後傾角度で取付けることが容易となる。すなわち外枠Aを設置枠台64に固定するに際しては、先ず該設置枠台64の上方に上枠部材10を釘で固定し、次いで前記設置調整穴46,46を介して設置枠台64の下方へ別の釘を打込んで下枠部材13を仮固定した後、該下枠部材13を設置枠台64に対して前後へ調整移動させることができるから、設置枠台64に対して該外枠Aを適切な後傾起立状態で簡単かつ正確に固定し得る。また、下枠部材13の前板部41に装飾パネル50を組付けることでパチンコ機Pの前面に露出する部分が無くなり、装飾性向上も図られる。更に装飾パネル50は、下枠部材13に対して着脱可能に組付けるようになっているから、例えば該装飾パネル50が汚れたり破損した場合には、新品の装飾パネルと簡単に交換することができる。
【0028】
なお、前記上枠部材10、左側枠部材11および右側枠部材12は、引抜き加工した同一の成形部材を切断して製作されるから、製作コストの大幅な節減が期待できる。但し、これら上枠部材10、左側枠部材11および右側枠部材12は、必ずしも断面形状を同一とする必要はなく、軽量化や剛性向上等を図ることを前提として異形断面形状としてもよい。
【0029】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明に係るパチンコ遊技機の外枠は、上枠部材、左側枠部材、右側枠部材および下枠部材を全て金属製としたもとで、左側枠部材は下枠部材に設けた連結部で該下枠部材の左側に連結され、右側枠部材は下枠部材に設けた連結部で該下枠部材の右側に連結され、上枠部材は第1連結部材を介して左側枠部材に連結されると共に第2連結部材を介して右側枠部材に連結される。そして上枠部材、左側枠部材および右側枠部材は、長手方向へ延在する補強リブを有しており、反りや撓みを起因とする変形が起こり難くなっていると共に、左側枠部材および右側枠部材は、長手方向の所要位置に補強部材を有しているので、長手方向に沿った軸を中心とした捻れ変形も起こり難くなっている。従って外枠は、上枠部材、左側枠部材、右側枠部材および下枠部材が夫々剛性を有していると共に、各枠部材が前記第1連結部材、第2連結部材および連結部により強固に枠組み結合されるので、各種の遊技機構成部材等を搭載して重量が嵩む前枠を長期間に亘って安定的に支持し得る剛性が確保される有益な効果を奏する。
そして右側枠部材には、別体成形された受片が正確に位置決めされながら固定されるので、外枠に閉成した前枠の保持が確実になされる利点もある。また、下枠部材に設けた設置調整穴を利用することで、当該外枠を遊技ホールの設置枠台に対して適切な後傾角度で簡単かつ正確に取付け得る。
更に、下枠部材の前板部に装飾部材を組付けることで遊技機の前面に露出する部分が無くなり、装飾性の向上を図り得る利点もある。なお装飾部材を、下枠部材に対して着脱可能に組付けるようにすれば、該装飾部材が汚れたり破損した際には新品の装飾部材と簡単に交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施例に係るパチンコ機の外枠を示す斜視図である。
【図2】図1に示した外枠を、各構成部材を分解した状態で示す斜視図である。
【図3】下枠部材および装飾パネルを示す斜視図である。
【図4】図1のIV−IV線断面図である。
【図5】図1のV−V線断面図である。
【図6】図1のVI−VI線断面図である。
【図7】設置枠台に設置したパチンコ機を示す正面図である。
【図8】実施例の外枠を使用したパチンコ機の側面図である。
【符号の説明】
10 上枠部材
11 左側枠部材
12 右側枠部材
13 下枠部材
14 第1連結
15 第2連結
16 第1連結部材
17 第2連結部材
20 第1壁部
21 第2壁部
22 第3壁
25 第1壁部
26 第2壁部
27 第3壁
28 補強部材
30 第1壁部
31 第2壁部
32 第3壁
33 補強部材
35 開口
37 受片
38 掛止片
39 取付片
40 上板部
41 前板部
42 底板部
43 第1支持片
44 第2支持片
45 第3支持片
46 設置調整穴
47 係止孔(第1係止部)
50 装飾パネル(装飾部材)
51 係止片(第2係止部)
53 水平支持板
54a 垂直支持片
55 上ヒンジ部
56 下ヒンジ部
A 外枠
B 前枠

Claims (7)

  1. 各種の遊技機構成部材用の搭載枠とされる前枠を、着脱および開閉可能に支持するパチンコ遊技機の外枠であって、
    前記外枠は、上辺を構成する金属製の上枠部材と、左辺を構成する金属製の左側枠部材と、右辺を構成する金属製の右側枠部材と、下辺を構成する金属製の下枠部材とを連結して前後に開口する矩形枠状に構成され、
    前記上枠部材は、該上枠部材の長手方向へ延在して上面を構成し、外枠の前後方向である該上枠部材の短手方向に離間する3つの第1壁部と、該上枠部材の長手方向へ延在して下面を構成し、該上枠部材の短手方向に離間する2つの第2壁部と、第1壁部と第2壁部に略直角に連設されて該上枠部材の長手方向および厚み方向へ延在する4つの第3壁部とから、該上枠部材の短手方向の中央に第1壁部および一対の第3壁部により凸状部分が該上枠部材の長手方向に延在するよう形成されると共に該凸状部分の両側に第2壁部および一対の第3壁部により凹状部分が該上枠部材の長手方向に延在するよう形成され、
    前記左側枠部材は、該左側枠部材の長手方向へ延在して前記右側枠部材から離間する外面を構成し、外枠の前後方向である該左側枠部材の短手方向に離間する2つの第1壁部と、該左側枠部材の長手方向へ延在して前記右側枠部材を向く内面を構成し、該左側枠部材の短手方向に離間する3つの第2壁部と、第1壁部と第2壁部に略直角に連設されて該左側枠部材の長手方向および厚み方向に延在する4つの第3壁部とから、該左側枠部材の短手方向の中央に第2壁部および一対の第3壁部により凸状部分が該左側枠部材の長手方向に延在するよう形成されると共に該凸状部分の両側に第1壁部および一対の第3壁部により凹状部分が該左側枠部材の長手方向に延在するよう形成され、
    前記右側枠部材は、該右側枠部材の長手方向へ延在して前記左側枠部材から離間する外面を構成し、外枠の前後方向である該右側枠部材の短手方向に離間する2つの第1壁部と、該右側枠部材の長手方向へ延在して前記左側枠部材を向く内面を構成し、該右側枠部材の短手方向に離間する3つの第2壁部と、第1壁部と第2壁部に略直角に連設されて該右側枠部材の長手方向および厚み方向に延在する4つの第3壁部とから、該右側枠部材の短手方向の中央に第2壁部および一対の第3壁部により凸状部分が該右側枠部材の長手方向に延在するよう形成されると共に該凸状部分の両側に第1壁部および一対の第3壁部により凹状部分が該右側枠部材の長手方向に延在するよう形成され、
    前記下枠部材は、該下枠部材の長手方向へ延在して上面を構成する上板部と、該下枠部材の長手方向へ延在して前面を構成する前板部と、該下枠部材の長手方向へ延在して下面を構成する底板部とからコ字状の形態とされ、前記左側枠部材の下端を連結する第1連結部および右側枠部材の下端を連結する第2連結部を有し
    前記上枠部材の左端および前記左側枠部材の上端の間に介在し、両部材同士を連結する金属製の第1連結部材は、水平支持板と、該水平支持板の左端に折曲形成されて前後方向に離間する2枚の垂直支持片とから構成され、前記水平支持板を、上枠部材における第2壁部の下面に接合すると共に、2枚の垂直支持片を、左側枠部材における凸状部分を挟む両側の第1壁部の内面に2枚の第3壁部で挟まれた状態で夫々接合することで、上枠部材と左側枠部材とが連結され、
    前記上枠部材の右端および前記右側枠部材の上端の間に介在し、両部材同士を連結する金属製の第2連結部材は、水平支持板と、該水平支持板の右端に折曲形成されて前後方向に離間する2枚の垂直支持片とから構成され、前記水平支持板を、上枠部材における第2壁部の下面に接合すると共に、2枚の垂直支持片を、右側枠部材における凸状部分を挟む両側の第1壁部の内面に2枚の第3壁部で挟まれた状態で夫々接合することで、上枠部材と右側枠部材とが連結され、
    前記第1連結部は、前記上板部の左端に連設された第1支持片と、前記前板部および底板部の左端に連設されて第1支持片から左方に左側枠部材の厚み寸法だけ離間する第2支持片および第3支持片とから構成され、前記第1支持片を左側枠部材の第2壁部の内面に接合すると共に、前記第2支持片および第3支持片を左側枠部材における第1壁部の外面に接合することで、下枠部材と左側枠部材とが連結され、
    前記第2連結部は、前記上板部の右端に連設された第1支持片と、前記前板部および底板部の右端に連設されて第1支持片から右方に右側枠部材の厚み寸法だけ離間する第2支持片および第3支持片とから構成され、前記第1支持片を右側枠部材の第2壁部の内面に接合すると共に、前記第2支持片および第3支持片を右側枠部材における第1壁部の外面に接合することで、下枠部材と右側枠部材とが連結される
    ことを特徴とするパチンコ遊技機の外枠。
  2. 前記右側枠部材における前記凸状部分を構成する第2壁部には、内外方向に貫通する開口部が開設され、
    前記前枠を閉成状態に保持する別体の受片は、前記開口部に嵌入可能な台形状の掛止片と、この掛止片に略直角に連設された取付片とから構成され、
    前記受片は、前記掛止片を開口部に外側から嵌入した状態で、前記取付片が前記凸状部分を構成する第2壁部の外面に固着される請求項1記載のパチンコ遊技機の外枠。
  3. 前記左側枠部材および右側枠部材は、長手方向における略中間部位に、当該枠部材の捻れ変形を防止する補強部材を有している請求項1または2記載のパチンコ遊技機の外枠。
  4. 前記下枠部材における下方を指向する底板部に、設置調整穴が設けられている請求項1〜3の何れか一項に記載のパチンコ遊技機の外枠。
  5. 前記第1連結部材に上ヒンジ部が設けられると共に、前記下枠部材の左端部に上ヒンジ部と対向する下ヒンジ部が設けられ、これら両ヒンジ部を利用して前記前枠が着脱および開閉可能に連結される請求項1〜4の何れか一項に記載のパチンコ遊技機の外枠。
  6. 前記下枠部材における前側を指向する前板部に、装飾部材が着脱可能に装着されるようになっている請求項1〜5の何れか一項に記載のパチンコ遊技機の外枠。
  7. 前記前板部に第1係止部が設けられると共に、該第1係止部に係止可能な第2係止部が前記装飾部材に設けられ、これら第1係止部および第2係止部の係脱により、前記装飾部材が前記下枠部材に着脱可能となっている請求項6記載のパチンコ遊技機の外枠。
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