JP4182842B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に関し、中枠の裏側に金属補強板を配設して、該中枠を補強するようにした遊技機に関するものである。
パチンコ機やアレンジボール機等の遊技機では、外郭をなす外枠に対し、着脱および開閉可能に中枠が組み付けられると共に、該中枠の前側にガラス板を備えた前枠(構成部材)がヒンジ金具を介して開閉自在に枢支され、中枠に開設した保持部を介して所要の遊技領域を画成した遊技盤が、ガラス板を介して外部から視認し得る状態で保持されている。また、前記遊技盤には、図柄を可変表示し得る図柄表示装置や、該図柄表示装置の変動開始条件としての始動入賞具が配設されて、前記遊技領域に打ち出されたパチンコ球が前記始動入賞具に入球することにより、図柄表示装置の図柄を可変表示して所要の遊技演出を行なうよう構成される。
ところで、近年は遊技者の興味をより強く惹き付けるため、前記図柄表示装置を大型化して遊技演出の迫力やインパクトを向上するようになってきている。しかし、前記図柄表示装置を大型化した場合には、遊技演出の迫力やインパクトを向上し得る反面、遊技盤の遊技領域が狭くなってパチンコ球が流下し得る範囲が狭くなり、パチンコ球の複雑で予測し得ない動きによる面白みが減少してしまう。そこで、前記遊技盤に大型の図柄表示装置を配設し、かつ十分な広さの遊技領域を確保するためには、該遊技盤自体を大型化する必要がある。この場合には、前記中枠も大型化、すなわちパチンコ機自体を大型化して前記保持部を大きくすることになるが、パチンコ遊技場において、パチンコ機を設置する設置台(所謂、島)の大きさは既に決まっているため、パチンコ機を大型化した場合には既存の設置台を変更しなければならず現実的ではない。
従って、遊技盤を大型化する場合には、前記中枠の大きさを維持したまま大きな保持部を開設しなければならない。しかし、この場合には必然的に中枠の側部および上部の肉厚は小さくなるから、該中枠の強度が低下して反りや捻れ等が生ずる畏れがある。そこで、前記中枠に補強用の部材を配設して中枠の強度を高めるようにした遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1では、外枠に開閉可能に枢支された中枠(特許文献1における前枠)の縦フレームの後面に、金属等で形成された高剛性部材をネジ止めあるいは接着剤等により固定し、側部の肉厚を小さくした中枠に十分な剛性を付与している。
特開2001−293198号公報
前記中枠は、重量的なメリットの大きい合成樹脂製や木製のものが一般的に利用される。このように、合成樹脂製や木製の中枠に前記補強用の部材をネジ止めした場合には、中枠に形成したネジ孔が損傷し易く、ネジが緩む畏れがある。この場合には、前記中枠に所要の剛性が得られず、反りや捻れ等が生ずる欠点を内在している。また、補強用の部材を中枠に接着した場合であっても、時間の経過と共に接着剤が劣化し、補強用の部材と中枠とが分離する畏れがある。なお、前記中枠の成形時に、補強用部材を内部に埋め込む、所謂インサート成形であれば、該中枠と補強用の部材との固定が緩むのは防止されるが、成形工程が複雑になり、コストが増大する難点が指摘される
ところで、近年は、前記中枠の前側に配置した前記前枠等に、多数のランプやスピーカ等を配設して、パチンコ機の装飾性や演出面の向上を図るよう構成されたものが多数提案されている。このように、前記前枠にランプやスピーカ等を配設すると、該前枠の重量が従来に較べ大きくなる。また、前述の如く遊技領域を拡大した場合には、該遊技領域の全域を前側から視認し得るよう構成する必要があり、前記前枠に取り付ける前記ガラス板を大きくしなければならず、前枠の重量が一層嵩むため、該前枠を枢支する前記中枠には、より高い強度が求められる。しかし、前記遊技盤を大型化した場合には、前記中枠の側部の肉厚も小さくなるため、強度が低下することになる。また、前記前枠は、前記中枠に対して直接ネジ止めされたヒンジ金具(連結金具)を介して回動自在に枢支されており、前記前枠の重量が増大すると中枠に反りや捻れまたは破損等が生じ易くなる難点がある。
そこで、本発明は、中枠における側部の肉厚を薄くした場合であっても、該中枠に必要な強度を保ち得ると共に、重量が増大した各種構成部材を中枠に確実に支持し得る遊技機を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、請求項1の発明に係る遊技機は、
外郭をなす外枠(11)と、ヒンジ機構(17)を介して前記外枠(11)に対し開閉可能に枢支され、遊技盤(73)を着脱自在に保持する遊技盤保持部(23)が前後に開口された枠本体(22)を有する中枠(21)と、前記中枠(21)の一方の側部の前面に上下方向に離間して配設され、各種構成部材(70,71)を該中枠(21)に開閉可能に枢支する複数の連結金具(31,41,45)と、前記中枠(21)の一方の側部の裏面に配設される金属補強板(51)とを備えた遊技機において、
前記金属補強板(51)は、前記中枠(21)における前記枠本体(22)の一方の枠部(25)から外側に延出する側部の裏面に対向して当接する第1面(52)および、前記一方の枠部(25)の外側面(25d)に対向して当接する第2面(53)から略L字状に形成されると共に、中枠(21)の裏面に沿って延在する複数の取着面(56,57,58)が上下方向に離間して設けられ、
前記中枠(21)を挟む前記金属補強板(51)の各取着面(56,57,58)と前記各連結金具(31,41,45)を、固定具(66)で夫々連結固定するようにしたことを特徴とする。
また請求項2の発明に係る遊技機は、前記中枠(21)には、前記一方の枠部(25)の後端部から前記遊技盤保持部(23)の開口内側に向けて支持部(29)が延在するよう形成されると共に、該支持部(29)の後面に係合突部(29a,29a)が形成され、
前記金属補強板(51)の第2面(53)には、前記中枠(21)における前記一方の枠部(25)の外側面(25d)および前記支持部(29)に沿って折り曲げられる折曲片(60)が形成されると共に、該折曲片(60)の端部に、前記係合突部(29a,29a)に係脱自在に係合する係合片(60a,60a)が形成されることを特徴とする。
更に、請求項3の発明に係る遊技機は、前記金属補強板(51)の第1面(52)は前記中枠(21)の上下方向の全長に亘って延在すると共に、該第1面(52)における第2面(53)から離間する外側の端縁部(54)は、前記中枠(21)の側部に倣うように前側に向けて折り曲げられることを特徴とする。
更にまた、請求項4の発明に係る遊技機では、前記中枠(21)における前記一方の枠部(25)の内側面(25c)に位置して前記遊技盤(73)を保持する保持用金具(62)と前記金属補強板(51)の第2面(53)を、第2の固定具(67)により連結固定するようにしたことを特徴とする。
本発明の請求項1に係る遊技機によれば、各種構成部材を中枠に対して開閉可能に枢支する連結金具を、中枠を挟んだ状態で金属補強板に連結固定するようにしたから、該構成部材の重量が増大した場合であっても、中枠が損傷等するのは防止される。また、前記中枠の側部に金属補強板を配設することにより、この側部の肉厚を小さくした場合でも、該中枠に必要な強度を維持することが可能である。すなわち、前記中枠に反りや捻れ等が生ずるのは防止される。更にまた金属補強板を略L字状に形成することで、該金属補強板の剛性が向上されるから、中枠の強度をより一層向上し得る。
更に、請求項2に係る遊技機によれば、金属補強板に形成した係合片が、一方の枠部の後端部から延在する支持部の裏側に形成した係合突部に係合するから、該一方の枠部が遊技盤保持部の開口内側に反るのは防止される。すなわち、遊技盤保持部の開口領域を一定に保ち得るから、該遊技盤保持部への遊技盤の着脱作業が困難になることはない。
そして、本願の請求項に係る遊技機によれば、金属補強板と保持用金具とを固定することで、該金属補強板を強固に固定して中枠に必要な強度を維持することが可能である。従って、前記保持用金具にガタツキ等が生ずるのは防止し得るから、遊技盤を安定して保持することが可能である。
前後に開口させた保持部に遊技盤を着脱自在に保持する中枠を、ヒンジ機構を介して外枠に対し開閉可能に枢支し、該中枠の内側面に、遊技盤を保持する保持用金具を配設すると共に、中枠の一方の側部の前面に、各種構成部材を開閉可能に枢支する連結金具を配設する。そして、前記中枠の一方の側部の裏面に対向する第1面および、前記保持用金具の配設位置に対応する該中枠の外側面に対向する第2面から略L字状に形成した金属補強板を中枠に配置したもとで、前記第1面と前記連結金具を第1の固定具を介して連結固定すると共に、前記第2面と前記保持用金具を第2の固定具を介して連結固定する。
次に本発明に係る遊技機につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお本実施例では、遊技機として、パチンコ球を遊技媒体として使用する一般的なパチンコ機を例にして説明する。なお、以下の説明において左・右とは、特に断りのない限り、図2に示すようにパチンコ機10を正面から見た状態において指称するものとする。
(パチンコ機について)
本実施例のパチンコ機10は、その基本的構成の概要として図3に略示するように、上下および左右の4本の枠部材12,13,14,15が枠組み連結されて外郭をなす外枠11が構成され、該外枠11の開口前面側に、各種の部品70,71,72,73,74をセットする縦長方形の中枠21が、第1の連結支持手段(ヒンジ機構)17および施錠手段20を利用して横開き形態で開閉および着脱可能に組み付けられている。そして、この中枠21の前面側に、遊技盤73(図9参照)の透視保護窓である前枠(構成部材)70と、パチンコ球を貯留する上球皿(構成部材)71とが第2および第3の連結支持手段18,19(後述)を利用して横開き形態で開閉可能に組み付け整合される。また、中枠21における上球皿71の配設位置より下部前面側に下球皿(構成部材)72および打球発射装置における打球操作部74等が装着セットされ、更に中枠21の裏側に各種の球経路および球処理・払出部等を備えた機構セット盤(図示せず)がセットされ、これにより一台のパチンコ機10が形成される。
(外枠について)
図3に示すように、前記外枠11の上枠部材12には、前記第1の連結支持手段17を構成する上支持受具12aが配設されており、該上支持受具12aに下向きに形成した上支軸12bを、前記中枠21に配設した第1の連結金具31(後述)の第1軸孔35aに挿通するようになっている。同様に、前記外枠11の下枠部材13には、前記第1の連結支持手段17を構成する下支持受具13aが配設されており、該下支持受具13aに上向きに形成した下支軸13bを、前記中枠21に配設した後述する第2の連結金具41の軸孔43aに挿通するよう構成される。
(中枠について)
前記中枠21は、全体が合成樹脂により前記外枠11の開口領域に整合する外形サイズに成形されて、図1、図4または図5に示すように、遊技盤73を保持する遊技盤保持部23を開設した枠本体22と、該遊技盤保持部23の下部に設けられて前記上球皿71が組み付けられる遊技補助盤28と、該遊技補助盤28の下部に位置して下球皿72が組み付けられる設置盤27とから構成される。そして、前記中枠21(枠本体22)の前面における左上端部に前記第1の連結金具31が配設されると共に、該中枠21(設置盤27)の前面における左下端部に前記第2の連結金具41が配設されている。また、前記中枠21の前面における前記遊技補助盤28の左側部には、前記前枠70の下端部および前記上球皿71を開閉自在に枢支する第3の連結金具45(後述)が配置される。
(第1の連結金具について)
図1、図6(a)または図6(b)に示すように、前記第1の連結金具31は、中枠21(枠本体22)に当接する第1取付面32と、該第1取付面32の上端縁から前方に折り曲げ形成された第1水平片部33とから略L字状に成形されて、後述する金属補強板51にネジ止めされる。また、前記第1水平片部33の左端前縁には半円庇状の受け片部34が水平前向きに延出形成され、この受け片部34に、前記上支軸12bを挿入し得る前記第1軸孔35aを上方および後方に開口させた軸受片35がカシメ付けにより強固に固定されている。また、前記第1水平片部33の所定位置に支ピン36が垂立固定されて、該支ピン36に前記第1軸孔35aの後方開口を開閉可能な開閉部材37を枢支してある。なお、前記開閉部材37は、前記第1水平片部33および受け片部34の上面で旋回動し得るハンドルレバー形式であって、バネ(図示せず)により常には前記第1軸孔35aの後方開口を閉成する閉鎖位置側に付勢されており(図6(a)参照)、該開閉部材37の回動により該第1軸孔35aの後方開口が開放する開放位置へ変位して、前記上支軸12bを第1軸孔35aに挿入し得るようになっている。
また、前記開閉部材37の左外側縁には、前記外枠11の上支軸12bを当接案内し得る円弧状の案内面39(図6(a)参照)が形成されており、中枠21の外枠11への組み付けに際し、該上支軸12bに案内面39を押圧するよう該中枠21を外枠11に近接することで、前記開閉部材37が前記閉鎖位置から開放位置に変化して上支軸12bが第1軸孔35aに挿入される。すなわち、前記第1の連結金具31は、前記外枠11に対し前記中枠21を枢支する第1の連結支持手段17として機能するようになっている。なお、前記第1水平片部33の下面側には、下方に開口する第2軸孔33aが形成されており、前記前枠70の左上端部に上方に向け突設した支軸70a(図13参照)が該第2軸孔33aに挿通される。
また、前記第1取付面32には、図6(b)に示すように、左右方向に所要間隔離間する位置に前後に貫通する第1の通孔32a,32aが穿設される一方、前記中枠21(枠本体22)の左上端部には、該第1の通孔32a,32aと対応する位置に、前後方向に貫通する第1の貫通孔22b,22bを穿設してある。そして、前記第1の連結金具31の前側から前記第1の通孔32a,32aに挿通した金属製のネジ(第1の固定具)66,66を、前記第1の貫通孔22b,22bに挿通すると共に、前記金属補強板51に形成した後述する第1のネジ孔56a,56aに螺挿することにより、第1の連結金具31を中枠21の左上端部に固定するようになっている。
なお、図1または図4に示すように、前記枠本体22における左上端部には、前記第1の連結金具31の第1取付面32に略合致する第1凹部22aが凹設されており、該第1取付面32を第1凹部22aに整合した際に、前記各第1の通孔32aと各第1の貫通孔22bとが前後に整列するよう構成される。また、前記第1の連結金具31は、該第1の連結金具31と中枠21との間に、前記第2軸孔33aに前記前枠70の支軸70aを案内するガイド溝40aを形成したガイド部材40を介装した状態で前記金属補強板51にネジ止めされて(図1参照)、前枠70の支軸70aを第2軸孔33aに容易に挿通し得るようになっている。なお、前記第1凹部22aには、ガイド部材40の取付板40bに整合すると共に該取付板40bの前後方向の厚み寸法に略合致する段部22cが形成されており、該段部22cに取付板40bを整合したもとで、前記第1の連結金具31を前記金属補強板51にネジ止めしている(図13参照)。
(第2の連結金具について)
前記第2の連結金具41は、図1または図7に示すように、前記中枠21(設置盤27)に当接する第2取付面42と、該第2取付面42の下端縁から前方に水平に延出する第2水平片部43とから略L字状に形成されて、該第2水平片部43に穿設された前記軸孔43aに、前記外枠11の下支軸13bを挿通することで外枠11に対し中枠21を枢支する第1の連結支持手段17として機能している。すなわち、前記外枠11に形成した前記下支軸13bを前記第2の連結金具41に形成した軸孔43aに挿入した状態で、該外枠11に形成した前記上支軸12bを前記第1の連結金具31に形成した第1軸孔35aに挿入することにより、中枠21が外枠11に対し開閉し得るようになっている。ここで、第2の連結金具41の軸孔43aに下支軸13bを挿入した状態では、前記外枠11を基準に観て、前記中枠21を左寄り,手前寄りおよび右寄りの広範囲内での起立姿勢に適宜傾き(10度以上)で支持し得るよう設定され、この状態で前記第1の連結金具31の案内面39を前記上支軸12bに押圧して前記第1軸孔35aに上支軸12bを挿入することにより、両部材11,22が組み付けられる。
また、前記第2取付面42には、前後に貫通する第2の通孔42aが3箇所に穿設される一方、前記中枠21(設置盤27)の左下端部には、該第2の通孔42a,42a,42aと対応する位置に、前後方向に貫通する第2の貫通孔27b,27b,27bを夫々穿設してある。そして、前記第2の連結金具41の前側から前記第2の通孔42a,42a,42aに挿通したネジ66,66,66を、前記中枠21(設置盤27)の第2の貫通孔27b,27b,27bに挿通すると共に、前記金属補強板51に形成した後述の第2のネジ孔57a,57a,57aに螺挿することにより、第2の連結金具41を中枠21の左下端部に固定するようになっている。なお、図1または図4に示すように、前記設置盤27における左下端部には、前記第2の連結金具41の第2取付面42に略合致する第2凹部27aが凹設されており、該第2取付面42を第2凹部27aに整合することにより、前記各第2の通孔42aと対応する第2の貫通孔27bの夫々が前後に整列するようになっている。
(第3の連結金具について)
前記第3の連結金具45は、図1、図8または図13に示すように、前記中枠21(遊技補助盤28)に当接する第3取付面46と、該第3取付面46の上端縁から前方に向けて延出する上支持片47と、第3取付面46の下端縁から前方に向けて延出する下支持片48とから断面略コ字状に形成されている。また、前記上支持片47には、上方に向けて突出する第1支軸47aと、下方に向けて垂下する第2支軸47bとが夫々形成され、前記下支持片48には、上下方向に貫通する軸孔48aが形成される。
そして、前記前枠70の左下端部に形成した軸孔70bに、前記第1支軸47aを挿通すると共に、該前枠70における左側部の上端部に突設した支軸70aを、前記第1の連結金具31の前記第2軸孔33aに挿通することにより、当該前枠70が前記中枠21に対して開閉自在に枢支される。一方、前記上球皿71の左上端部に形成した軸孔71aに、前記上支持片47の第2支軸47bを挿通すると共に、該上球皿71の左下端部に形成した支軸71bを、前記下支持片48の軸孔48aに挿通することにより、当該上球皿71が前記中枠21に対して開閉自在に枢支されている。すなわち、前記第3の連結金具46は、前記上球皿71を枢支する前記第3の連結支持手段19として機能すると共に、前記前枠70を枢支する第2の連結支持手段18としても機能している。
更に、前記第3取付面46には、上下方向に所要間隔離間する位置に、前後に貫通する第3の通孔46a,46aが穿設される一方、前記中枠21(遊技補助盤28)の左側部には、該第3の通孔46a,46aと前後に整合する位置に、前後方向に貫通する第3の貫通孔28b,28bが穿設されている。そして、前記第3の連結金具45の前側から前記第3の通孔46a,46aに挿通したネジ66,66を、前記中枠21(遊技補助盤28)の第3の貫通孔28b,28bに挿通すると共に、前記金属補強板51に形成した後述の第3のネジ孔58a,58aに螺挿することにより、第3の連結金具45を前記中枠21の左側部に固定するようになっている。なお、図1または図4に示すように、前記遊技補助盤28における左側部には、前記第3の連結金具45の第3取付面46に略合致する第3凹部28aが凹設されており、該第3取付面46を第3凹部28aに整合することにより、前記各第3の通孔46aと第3の貫通孔28bの夫々が前後に整列するようになっている。
(遊技盤保持部について)
図4に示すように、前記遊技盤保持部23は、前記枠本体22の略全幅に亘って開設されて、中枠21(枠本体22)における左枠部25および右枠部26の左右方向の厚み寸法は小さく設定され、前記遊技盤73は、該遊技盤保持部23の開口領域に略整合する大きさに形成される。なお、枠本体22における上枠部24、左枠部25および右枠部26の夫々の後端部からは、前記遊技盤保持部23の開口内側に向けて所要長さだけ延在する支持部29が形成されており、遊技盤保持部23に配置した遊技盤73の後面が、該支持部29に当接することで、該遊技盤73が遊技盤保持部23の後方に脱落しないようになっている。
また、前記枠本体22における左枠部25の内側面25cには、上下方向に所要距離だけ離間する位置に、金属製の第1の保持具(保持用金具)62,62が配設されると共に、前記遊技盤保持部23の右側部側には、上下隅部近傍に第2の保持具(図示せず)が配設されて、該第1の保持具62および第2の保持具により遊技盤73の前方移動を規制して該遊技盤73を遊技盤保持部23に保持するよう構成される。なお、前記左枠部25に形成された前記支持部29の後面には、上下に離間する位置に前記金属補強板51における後述の係合片(第1係合部)60a,60aに係脱自在に係合する係合突部(第2係合部)29a,29aが突設されている(図5または図12参照)。
(第1の保持具について)
前記第1の保持具62,62は、前記左枠部25に固定される枢支部材62aと、この枢支部材62aに回動自在に支持されて遊技盤73の前方移動を規制し得る規制部材62bとから構成される(図1、図9または図10参照)。ここで、前記枢支部材62aは、図9または図10前記左枠部25の内側面25cに当接する第4取付面63と、該第4取付面63の上下の端縁から遊技補助盤28の開口内側に向け延在して、前記規制部材62bを枢支する枢軸65を支持する支持片64,64とから構成されて、該枢軸65が上下方向に延在するよう該枢支部材62aが左枠部25に固定される。
また、前記枢支部材62aの第4取付面63には、図9または図10に示すように、上下方向に離間する位置に左右方向に貫通する第4のネジ孔63a,63aが穿設される一方、該左枠部25(中枠21)には、該第4のネジ孔63a,63aと対応する位置に、左右方向に貫通する第4の貫通孔25b,25bを穿設してある。そして、前記金属補強板51に形成した第4の通孔53a,53a(後述)および前記第4の貫通孔25b,25bに挿通した金属製のネジ(第2の固定具)67,67を、前記各第1の保持具62に形成した前記第4のネジ孔63a,63aに螺挿することにより、該第1の保持具62が所定位置に固定される。また、図1、図4または図10に示すように、前記左枠部25(遊技盤保持部23)の内側面25cには、前記第1の保持具62の枢支部材62aにおける上下の端縁部に対応する位置に、位置決め部25a,25aが夫々突設されており、該位置決め部25a,25aに枢支部材62aを整合させることで、前記各第4のネジ孔63aと第4の貫通孔25bの夫々が左右に整列するようになっている。
(金属補強板について)
前記金属補強板51は、図1または図11に示すように、前記中枠21における左側部側の裏側に、上下方向の略全長に亘って延在するよう配設され、該中枠21の裏面に当接する第1面52と、前記枠本体22における第1の保持具62の配設位置に対応する前記左枠部25の外側面25d(図5または図12参照)に当接する第2面53とから略L字状に折り曲げ形成されている。また、前記第1面52の左端縁部54は、中枠21の左側部に倣うよう折り曲げてある。
図1または図11に示すように、前記金属補強板51における上下の端部には、前記第1の連結金具31および第2の連結金具41の夫々に対応する位置に、前記中枠21の裏面に沿って延在する第1取着面56および第2取着面57が設けられている。そして、前記第1取着面56には、前記中枠21の前記第1の貫通孔22b,22bと前後に整列するよう前記第1のネジ孔56a,56aが螺設されると共に、前記第2取着面57には、中枠21の前記第2の貫通孔27b,27b,27bと前後に整列するよう前記第2のネジ孔57a,57a,57aが螺設されている。同様に、前記金属補強板51における前記第3の連結金具45に対応する位置には、前記中枠21の裏面に沿って延在する第3取着面58が形成され、前記中枠21に穿設した前記第3の貫通孔28b,28bと前後に整列する位置に、前記第3のネジ孔58a,58aが螺設される。
すなわち、前記第1〜第3の連結金具31,41,45に穿設した第1〜第3の通孔32a,42a,46aの夫々に前側から挿通したネジ66,66,66は、前記第1〜第3の貫通孔22b,27b,28bを介して対応する前記第1〜第3のネジ孔56a,57a,58aに螺挿され、該第1〜第3の連結金具31,41,45の夫々を、金属補強板51に連結固定するようになっている。なお、前記中枠21の裏側における左下端部(図5において右下端部)には、後方に向けて突出するよう位置決め突部21aが形成されており、該位置決め突部21aを、前記金属補強板51の第2取着面57に穿設した通孔57bに挿通させることで、該金属補強板51を中枠21の裏側の所定位置に位置決めし得るよう構成してある。
また、図9または図11に示すように、前記金属補強板51の第2面53には、該第2面53を前記左枠部25の外側面25dに当接した状態で、該左枠部25に穿設した前記第4の貫通孔25b,25bと左右に整列する位置に、左右方向に貫通する第4の通孔53a,53aが穿設されている。そして、前記金属補強板51における前記第2面53の左側から前記第4の通孔53a,53aに挿通したネジ67,67を、前記第4の貫通孔25b,25bに挿通し、前記第1の保持具62,62に形成した前記第4のネジ孔63a,63aに螺挿することで、該第1の保持具62,62が金属補強板51に連結固定される。なお、前記金属補強板51における前記第4の通孔53a,53aの螺設位置には、前記左枠部25の外側面25dおよび前記支持部29に沿って延在する折曲片60,60が夫々形成されると共に、該折曲片60,60の端部に前記係合片60a,60aが上下方向に延在するよう形成されて、金属補強板51を中枠21の裏側に配設した際に、該係合片60a,60aの夫々が、前記係合突部29a,29aの右側(図5における左側)に係合するようになっている。
〔実施例の作用〕
次に、本実施例に係る遊技機の作用につき説明する。
前記中枠21に対する前記第1〜第3の連結金具31,41,45の組み付け態様について説明する。前記金属補強板51の第2取着面57に穿設した前記通孔57bを、前記中枠21における裏側の左下端部に突設した前記位置決め突部21aに挿通させて、該金属補強板51を中枠21の裏側に位置決めし、金属補強板51の第2面53を前記左枠部25の外側面25dに当接することで、当該金属補強板51の第1〜第3のネジ孔56a,57a,58aが、対応する中枠21の第1〜第3の貫通孔22b,27b,28bと、前後方向に整列する。この状態で、前記枠本体22(中枠21)における前側の左上端部に形成した前記段部22cに前記ガイド部材40の取付板40bを整合すると共に、前記第1凹部22aに前記第1の連結金具31の第1取付面32を整合する。そして、前記第1の連結金具31の前側から前記第1取付面32に穿設した前記第1の通孔32a,32aの夫々に挿通したネジ66,66を、前記枠本体22(中枠21)の第1の貫通孔22b,22bに挿通して、前記金属補強板51の第1のネジ孔56a,56aに螺挿することで、該第1の連結金具31が枠本体22(中枠21)の左上端部にネジ止めされる。
同様に、前記設置盤27(中枠21)における前側の左下端部に形成した前記第2凹部27aに、前記第2の連結金具41の第2取付面42を整合させ、該第2の連結金具41の前側から第2取付面42に穿設した前記第2の通孔42a,42a,42aの夫々にネジ66,66,66を挿通して、設置盤27(中枠21)に穿設した第2の貫通孔27b,27b,27bに挿通し、該ネジ66,66,66を前記金属補強板51の第2のネジ孔57a,57a,57aに螺挿することで、第2の連結金具41が設置盤27(中枠21)の左下端部にネジ止めされる。更に、前記遊技補助盤28(中枠21)における前側の左側部に形成した前記第3凹部28aに、前記第3の連結金具45の第3取付面46を整合させ、該第3の連結金具46の前側から第3取付面46に穿設した前記第3の通孔46a,46aの夫々にネジ66,66を挿通して、遊技補助盤28(中枠21)に穿設した第3の貫通孔28b,28bに挿通し、該ネジ66,66を前記金属補強板51の第3のネジ孔58a,58aに螺挿することで、第3の連結金具46が遊技補助盤28(中枠21)の左側部にネジ止めされる。
すなわち、前記第1〜第3の連結金具31,41,45および前記金属補強板51の夫々は、前記中枠21を挟んだ状態でネジ止めするようになっている。このように、前記第1〜第3の連結金具31,41,45の夫々を、前記中枠21に対してネジ止めしていないから、各連結金具31,41,45で枢支する前記前枠70や上球皿71の重量が増大した場合であっても、中枠21が損傷することはない。また、前記第1〜第3の連結金具31,41,45の夫々を、樹脂成形した前記中枠21にネジ止めすることなく、前記金属補強板51にネジ止めすることにより、該ネジ孔56a,57a,58aが損傷等するのは防止され、該ネジ66が緩むことはない。
そして、金属製の前記第1〜第3の連結金具31,41,45と金属補強板51とを、金属製のネジ66で固定したことで、中枠21の所定位置に第1〜第3の連結金具31,41,45と金属補強板51の夫々を強固に固定し得るから、第1〜第3の連結金具31,41,45のガタツキや、金属補強板51が中枠21から離間するのは防止し得る。従って、前記前枠70や上球皿71を前記中枠21に対して安定して枢支し得ると共に、中枠21の左側部の肉厚を小さくした場合でも、中枠21に必要な強度を維持して反りや捻れ等が生ずるのは防止できる。また、前記金属補強板51を単にネジ66で固定するだけなので、前述した所謂インサート成形のように中枠21の成形工程を複雑化することなく、成形工程を簡略化してコストを低廉に抑制し得る。
次に、前記第1の保持具62,62の組み付け態様について説明する。前述のように前記金属補強板51の第2取着面57に穿設した前記通孔57bを、前記中枠21の前記位置決め突部21aに挿通させ、該金属補強板51の第2面53を前記左枠部25の外側面25dに当接することにより、当該金属補強板51の第4の通孔53aが、対応する左枠部25(中枠21)の第4の貫通孔25bと、左右方向に整列する。この状態で、前記左枠部25の内側面25cに形成した前記位置決め部25a,25aに前記各第1の保持具62の第4取付面63を整合して位置決めする。そして、前記金属補強板51の左側から前記第2面53に穿設した前記第4の通孔53a,53aの夫々に挿通したネジ67,67を、前記左枠部25の第4の貫通孔25b,25bに挿通して、前記各第1の保持具62の第4のネジ孔63a,63aに螺挿することで、各第1の保持具62が左枠部25の内側面25cにネジ止めされる。
このように、前記左枠部25の内側面25cに配置した前記第1の保持具62,62を、該左枠部25の外側面25dに当接する前記金属補強板51にネジ止めするようにしたことで、該第1の保持具62,62にガタツキ等が生ずるのは防止でき、該遊技盤保持部23に遊技盤73を安定して保持することが可能である。また、前記左枠部25の外側面25dに、前記金属補強板51の第2面53が当接するようにしたので、該左枠部25に必要な強度を維持することができ、中枠21に反りや捻れ等が生ずるのを防止し得る。更に、前記金属補強板51に形成した係合片60a,60aが、前記左枠部25の後端部から延在する前記支持部29の裏側に形成した前記係合突部29a,29aに係合するから、該左枠部25(中枠21)が遊技盤保持部23の開口内側に反るのは防止される。すなわち、前記遊技盤保持部23の開口領域を一定に保ち得るから、該遊技盤保持部23への遊技盤73の着脱作業が困難になることはない。
また、前記金属補強板51を、前記中枠21の裏面に当接する第1面52と左枠部25の外側面25dに当接する第2面53とから略L字状に形成したから、該金属補強板51の剛性を向上して、中枠21の強度をより一層向上することが可能である。すなわち、前記パチンコ機10に故障等の不具合が生じた際に、前記第1の連結支持手段17を介して前記外枠11に対して中枠21を開放すると、該第1の連結支持手段17の配置位置である中枠21の左枠部25に重量負担が掛かることになるが、該左枠部25に前記金属補強板51を配設して中枠21の強度を向上したから、当該中枠21に歪みや捻れ等が生ずるのは防止される。
そして、前述したように、前記金属補強板51に形成した通孔57bに、前記中枠21に形成した前記位置決め突部21aを挿通させることで該金属補強板51を中枠21に位置決めし得ると共に、前記第1〜第3の連結金具31,41,45の夫々を、前記第1〜第3凹部22a,27a,28aの夫々に整合するだけで位置決めし得るよう構成したから、該金属補強板51と第1〜第3の連結金具31,41,45との組み付け作業を簡略化して作業時間を短縮できる。更に、前記第1〜第3の連結金具31,41,45と、前記金属補強板51とを前記中枠21に位置決めした際に、各連結金具31,41,45の通孔32a,42a,46aと、中枠21の貫通孔22b,27b,28bおよび金属補強板51のネジ孔56a,57a,58aとが夫々対応的に前後に整列するようにしたから、組み付け作業をより簡単に行ない得る。同様に、前記各第1の保持具62の夫々を前記左枠部25の内側面25cに形成した前記位置決め部25a,25aに整合して位置決めするだけで、該第1の保持具62の第4のネジ孔63aと、中枠21の第4の貫通孔25bおよび金属補強板51の第4の通孔53aが夫々左右に整列するよう構成したから、組み付け作業の作業効率を向上し得る。
なお、実施例の第1の連結金具31は、前記外枠11に対して前記中枠21を支持する第1の連結支持手段17として機能すると共に、該中枠21に対して前枠70を支持する第2の連結支持手段18としても機能するよう構成してあるから、夫々独立した部材を配設する場合に較べ、部品点数を削減してコストを低廉に抑え得ると共に、組み付け作業の負担を軽減することができる。
また、前記第3の連結金具45についても、前記中枠21に対して前枠70を枢支する第2の連結支持手段18として機能すると共に、該中枠21に対して前記上球皿71を支持する第3の連結支持手段19として機能するよう構成したことにより、夫々独立した部材を配設する場合に較べ、部品点数を削減してコストを低廉に抑え得ると共に、組み付け作業に掛かる負担を軽減し得る。更に、前記上球皿71の軸孔71aおよび支軸71bを枢支する前記第2支軸47bおよび軸孔48の夫々を単一の第3の連結金具45に形成したことによっても、部品点数を削減してコストを低廉に抑え得ると共に、組み付け作業に掛かる負担を軽減し得る利点がある。
〔変更例〕
なお、遊技機の構成としては、実施例のものに限らず、種々の変更が可能である。例えば、実施例では、金属補強板を単一の部材で構成するようにしたが、複数の部材で構成するようにしてもよく、固定具を介して連結金具と固定するようにすればよい。また、前記中枠の左側部における裏側の上下の全長に亘って延在するよう前記金属補強板を配設したが、所要の範囲だけ延在させることもできる
また、前記金属補強板を配設する位置としては、中枠の左側部に限られるものではなく、前記前枠や上球皿を枢支する連結金具の配設位置に対応する位置であれば、該中枠の右側部や上部側に配置することもでき、金属補強板と前記連結金具とを中枠を挟む状態で固定具により連結固定し得る位置に配設すればよい。更に、遊技盤を保持する保持用金具としては、中枠の内側面に配設されて遊技盤を保持する構成のものであれば、その形状や配置位置、構成等は実施例のものに限られるものではない。なお、前記金属補強板と前記連結金具とを固定する固定具として、実施例ではネジを使用するようにしたが、ビスやボルト・ナット等の従来公知の固定具を使用することが可能である。
そして、前記金属補強板と連結固定する連結金具の形状、配置位置、構成等についても、実施例のものに限らず、所要に応じて変更することができる。また、実施例では、前記中枠に前枠および上球皿を開閉可能に枢支するよう構成したが、下球皿を中枠に対し開閉するようにすることも可能であり、この場合には、該下球皿を枢支する連結金具も金属補強板に連結固定するよう構成すれば、実施例と同様の作用効果を得られる。すなわち、連結金具を介して各種構成部材を中枠に開閉可能に枢支し、中枠を挟んだ状態で該連結金具を金属補強板に連結固定するよう構成すればよい。なお、遊技機としては、パチンコ機に限られるものではなく、アレンジボール機等であってもよく、外枠に対し開閉可能に枢支される中枠と、各種構成部材を中枠に開閉可能に枢支する連結金具または遊技盤を保持する保持用金具と、中枠の裏面に配設される金属補強板とを備えた遊技機であれば、何れの遊技機であっても採用し得る。
〔付記〕
また、本発明の具体的構成としては、以下のような限定が可能である。
請求項2または3記載の遊技機に関して、前記金属補強板は、前記中枠の外側面から該中枠の後端面に向けて折り曲げられて、端縁部に第1係合部を有する折曲片を有し、前記中枠は、その後端面に前記第1係合部と係脱自在に係合し得る第2係合部を有し、前記第1係合部と第2係合部とを係合した状態で、前記中枠の裏側に前記金属補強板を位置決めするよう構成する。
このように、前記金属補強板に形成した第1係合部と、前記中枠の後端面に形成した第2係合部とを係合することで、該中枠が内側に反るのは防止される。
本発明の実施例に係る中枠と、第1〜第3の連結金具と、金属補強板とを分解した状態で示す斜視図である。 実施例に係るパチンコ機を示す正面図である。 実施例に係る外枠を示す正面図である。 実施例に係る中枠を示す正面図である。 実施例に係る中枠に金属補強板を組み付けた状態を示す背面図である。 実施例に係る第1の連結金具を示す平面図である。 実施例に係る第1の連結金具を示す正面図である。 実施例に係る第2の連結金具を示す斜視図である。 実施例に係る第3の連結金具を示す正面図である。 実施例に係る金属補強板と第1の保持具とを組み付ける状態を拡大して示す横断平面図である。 実施例に係る中枠と、第1の保持具と、金属補強板とを分解した状態で示す斜視図である。 実施例に係る金属補強板を示す斜視図である。 実施例に係る中枠に金属補強板を組み付けた状態を示す側面図である。 実施例に係る各連結金具と前枠および上球皿の連結形態を概略で示す要部拡大図である。
符号の説明
11 外枠
17 第1の連結支持手段(ヒンジ機構)
21 中枠
22 枠本体
23 遊技盤保持部(保持部)
25 左枠部(一方の枠部)
25c 内側面
25d 外側面
29 支持部
29a 係合突部
31 第1の連結金具
41 第2の連結金具
45 第3の連結金具
51 金属補強板
52 第1面
53 第2面
54 左端縁部(端縁部)
60 折曲片
60a 係合片
62 第1の保持具(保持用金具)
66 ネジ(第1の固定具)
67 ネジ(第2の固定具)
70 前枠
71 上球皿
73 遊技盤

Claims (4)

  1. 外郭をなす外枠と、ヒンジ機構を介して前記外枠に対し開閉可能に枢支され、遊技盤を着脱自在に保持する遊技盤保持部が前後に開口された枠本体を有する中枠と、前記中枠の一方の側部の前面に上下方向に離間して配設され、各種構成部材を該中枠に開閉可能に枢支する複数の連結金具と、前記中枠の一方の側部の裏面に配設される金属補強板とを備えた遊技機において、
    前記金属補強板は、前記中枠における前記枠本体の一方の枠部から外側に延出する側部の裏面に対向して当接する第1面および、前記一方の枠部の外側面に対向して当接する第2面から略L字状に形成されると共に、中枠の裏面に沿って延在する複数の取着面が上下方向に離間して設けられ、
    前記中枠を挟む前記金属補強板の各取着面と前記各連結金具を、固定具で夫々連結固定するようにした
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記中枠には、前記一方の枠部の後端部から前記遊技盤保持部の開口内側に向けて支持部が延在するよう形成されると共に、該支持部の後面に係合突部が形成され、
    前記金属補強板の第2面には、前記中枠における前記一方の枠部の外側面および前記支持部に沿って折り曲げられる折曲片が形成されると共に、該折曲片の端部に、前記係合突部に係脱自在に係合する係合片が形成される請求項1記載の遊技機。
  3. 前記金属補強板の第1面は前記中枠の上下方向の全長に亘って延在すると共に、該第1面における第2面から離間する外側の端縁部は、前記中枠の側部に倣うように前側に向けて折り曲げられる請求項1または2記載の遊技機。
  4. 前記中枠における前記一方の枠部の内側面に位置して前記遊技盤を保持する保持用金具と前記金属補強板の第2面を、第2の固定具により連結固定するようにした請求項1〜3の何れか一項に記載の遊技機。
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