JP4573476B2 - 落蓋式側溝 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、路面が覆水しないように路面上の水を集水させる側溝の一種である落蓋式側溝に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の落蓋式側溝としては、例えば、実用新案登録第3008038号公報に記載のものが挙げられる。
図7に示すように、この従来の落蓋式側溝Sは、逆U字状の側溝本体1を備える。
側溝本体1は、上側を構成する水平壁2と水平壁2の左右に設けられる側壁3とで形成され、水平壁2には内部に連通する開放部4が形成されている。この開放部4の側壁3の上端から所定深さの部位には段差部5が形成されている。
また、従来の落蓋式側溝Sは、開放部4に嵌合され幅方向両側部が段差部5に支承される蓋6を備える。蓋6には、前後方向の少なくともいずれか一方の端部に排水溝7が形成されている。また、この蓋6の表面には、方形突出模様が形成されており、この模様を形成する表面溝8が排水溝7に通じるようになっている。
また、側壁3の開放部4には、蓋6から水を側溝本体1内に集水させる集水溝11が複数設けられ、集水溝11が設けられた側壁3に連続する段差部5には、ガイド溝12が設けられている。
この従来の落蓋式側溝Sによれば、蓋6の表面の水は方形突出模様を形成する表面溝8を通って排水溝7及び集水溝11へ誘導されて側溝本体1内に集水される。
また、蓋6の表面に形成された方形突出模様により路面の美化が図られる。
また、方形突出模様により蓋6の表面に凹凸があるので雨天時に有効なすべり止め作用が得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の落蓋式側溝Sでは、蓋6の表面に形成された方形突出模様を形成する表面溝8によって水を排水溝7及び集水溝11に誘導しているが、方形突出模様を形成する表面溝8の径路は格子状に配列されているので水が直角に折れ曲がる径路をジグザグに流れることになり、そのため、水の移動する自由度が低く、水の移動がスムーズに行なわれ難く側溝S表面上に水が溢れてしまうという問題があった。
また、従来において、集水溝11が側溝本体1の開放部4に形成されているので、それだけ、開放部4の側壁3の厚さが薄くなり強度が脆くなるという問題があった。
【0004】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、側溝表面上に水が溢れないように蓋表面での水を移動し易くして集水効率を向上させることを図った落蓋式側溝を提供することを目的とする。また、集水機能を損なうことなく側溝本体の側壁の強度を向上させることを図った落蓋式側溝を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するための本発明の技術的手段は、
水平壁及び該水平壁の左右に設けられる側壁で形成されて上側に開放部を有し該開放部の側壁の上端から所定深さの部位に段差部が形成された側溝本体と、該側溝本体の開放部に嵌合され幅方向両側部が上記段差部に支承されるとともに前後方向の少なくともいずれか一方の端部に排水溝が形成された蓋とを備えた落蓋式側溝において、上記蓋の表面に、上記排水溝に連通する表面溝を形成し、該表面溝を格子状に形成される格子溝と、該格子溝の各格子単体に対し対角線状に形成される対角溝とを備えた構成とした。
蓋の表面に形成された表面溝が排水溝に連通しているので、表面溝に入った水は排水溝に誘導されて集水される。この表面溝における水の移動する自由度(水の移動方向の数)は、格子模様の交叉点において従来のが4であるのに加えて対角溝が設けられることにより8になる。更に、対角溝が設けられることにより、格子模様の格子単体(方形突状部)に新たに対角溝の交叉点が形成され、即ち、方形突出模様を跨ぐような短絡径路が設けられることになるので、水の移動する自由度が増加する。水の移動する自由度が増すことは、水がスムーズに移動し易くなることを意味するので集水効率が向上させられる。
【0006】
また、水平壁及び該水平壁の左右に設けられる側壁で形成されて上側に開放部を有し該開放部の側壁の上端から所定深さの部位に段差部が形成された側溝本体と、該側溝本体の開放部に嵌合され幅方向両側部が上記段差部に支承されるとともに前後方向の少なくともいずれか一方の端部に排水溝が形成された蓋とを備えた落蓋式側溝において、上記蓋の側部に集水溝を形成し、上記側溝本体の開放部の段差部に上記蓋の集水溝に連通し、該集水溝から流れ込む水を該側溝本体内に案内するガイド溝を形成した構成とした。
水の集水は、排水溝を介して行なわれることに加えて、蓋の側部に集水溝を形成したのでこの集水溝からも集水が行なわれる。
また、集水溝を蓋の側部に形成しない従来のように、側溝本体の側壁に形成されたものに比較して、側壁が薄くなることなく、それだけ側溝本体の強度が高いものになる。
【0007】
また、水平壁及び該水平壁の左右に設けられる側壁で形成されて上側に開放部を有し該開放部の側壁の上端から所定深さの部位に段差部が形成された側溝本体と、該側溝本体の開放部に嵌合され幅方向両側部が上記段差部に支承されるとともに前後方向の少なくともいずれか一方の端部に排水溝が形成された蓋とを備えた落蓋式側溝において、上記蓋の表面に、上記排水溝に連通する表面溝を形成し、該表面溝を格子状に形成される格子溝と、該格子溝の各格子単体に対し対角線状に形成される対角溝とを備え、上記蓋の側部に上記表面溝に連通する集水溝を形成し、上記側溝本体の開放部の段差部に上記蓋の集水溝に連通し、該集水溝から流れ込む水を該側溝本体内に案内するガイド溝を形成した構成とした。
蓋の表面に形成された表面溝が排水溝に連通しているので、表面溝に入った水は排水溝に誘導されて集水される。この表面溝における水の移動する自由度(水の移動方向の数)は、格子模様の格子点において従来のが4であるのに加えて対角溝が設けられることにより8になる。更に、対角溝が設けられることにより、格子模様の格子単体(方形突状部)に新たに対角溝の交叉点が形成され、即ち、方形突出模様を跨ぐような短絡径路が設けられることになるので、水の移動する自由度が増加する。水の移動する自由度が増すことは、水がスムーズに移動し易くなることを意味するので集水効率が向上させられる。
更に、水の集水は、表面溝を通って蓋の側部の表面溝に連通する集水溝に流れ込むことになり、それだけ、集水効率を向上させることができる。更にまた、蓋の側部が支承される段差部にも集水溝に連通するガイド溝を設けたので、蓋表面にて水を溢れさせることなく集水を行なわせることができる。このとき、表面溝が直接集水溝に通じるとともに、蓋表面の任意の地点から集水溝までの距離は、従来の側壁に集水溝を設けた場合に比べ蓋の側部に設けた方が短縮される。即ち、蓋表面の水が側溝本体内に集水され易くなるので集水効率が向上させられる。
【0008】
更に、必要に応じ、上記表面溝を、上記格子の格子点が上記蓋の側線に位置するように形成し、上記集水溝を上記蓋の側線に位置する格子点部位に形成した構成とした。格子点部位では表面溝を構成する格子溝と対角溝とが集まっているので、水が集中的に集まる。ここに集水溝を形成することにより、集約的に水を側溝本体内に流下させることができるのでより一層集水効率が向上させられる。
【0009】
更にまた、必要に応じ、上記集水溝を、横断面半円状に形成した構成とした。
曲線模様を与えることにより、蓋部表面の美化が図られる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて本発明の実施の形態に係る落蓋式側溝を説明する。
尚、上記と同様のものには同じ記号を付す。
ここで説明する落蓋式側溝は、車道と歩道との境界に設けた。
図1乃至図3に示すように、落蓋式側溝Sは、側溝本体1を備える。
側溝本体1は、水平壁2を底部に備え、水平壁2の左右に設けられる側壁3で縦断面U字状に形成されている。また、側溝本体1の上側全体が開放された開放部4を有し、側壁3の上端から所定深さの内側部位に段差部5を水平に設けた。
また、落蓋式側溝Sは、段差部5に支承され開放部4を塞ぐ板状の蓋6を複数備える。
【0011】
蓋6には、前後方向の少なくともいずれか一方の端部に排水溝7を形成している。排水溝7は、蓋6が連接された場合においても、外部と側溝内部とが通じる空間を保有する。
また、蓋6の表面には、排水溝7に連通する表面溝8を形成した。表面溝8は、格子状に形成された格子溝9と格子溝9の各格子単体に対し対角線状に形成された対角溝10とから構成され、溝巾及び深さを一律にした。
格子溝9は縦横に所定間隔で設けられた直線状の溝から形成され、溝の交叉点(格子点P)における水の移動する自由度(水の移動方向の数)は、縦溝の前後と横溝の左右の4になる。対角溝10は格子溝9が形成する格子単体(方形突状部)の4隅の格子点Pを対角線状に結ぶ(径路を短絡させる)直線状の溝から形成され、格子点Pにおける水の移動する自由度は格子点Pにおける縦溝と横溝との間に斜めの溝が形成されるので8になる。対角溝10が形成されることにより、方形突状部にも交叉点Qが形成され、水の移動径路が増やされる。
【0012】
この表面溝8は格子点Pが蓋6の側線に位置するように形成し、集水溝11を蓋6の側線に位置する格子点P部位に形成した。
また、蓋6の側部には所定間隔で集水溝11を4つ設けた。各集水溝11は同一形状に横断面半円状になるように形成した。
また、側溝本体1の段差部5には、支承した蓋6の集水溝11と連通し、側溝S内部に通じるガイド溝12を設けた。
ガイド溝12は、集水溝11の断面形状と同じ断面形状を段差部5に集水溝11及び側溝Sの内部と連通するように形成した。集水溝11を蓋6の側部に形成しない従来のように、側溝本体1の側壁3に集水溝11を形成されたものに比較して、側壁3が薄くなることなく、それだけ強度が高いものになる。
【0013】
従って、実施の形態に係る落蓋式側溝Sによれば、以下のようにして、例えば、降雨時における路面の集水が行なわれる。
路面に雨が降ると、雨水は路面の両側に施工された落蓋式側溝Sの方へと流れていく。
落蓋式側溝Sの表面に達した雨水は、先ず蓋6表面の表面溝8に流入する。表面溝8を構成する格子溝9と対角溝10に流入した雨水は、溝9,10に流入した勢いにより溝9,10に沿って流動し格子点P及び交叉点Qにおいて流量が分散されて側溝本体1内に流下される。格子点Pにおける水の自由度は8であり交叉点Qにおける水の自由度は4であるから、水の流量が分散されて水の勢いも衰える。このとき、側溝Sの長手方向に対して直角方向の力が強い雨水は集水溝11からガイド溝12を介して側溝本体1内に流下され易く、側溝Sの長手方向に対して平行方向の力が強い雨水は排水溝7から側溝本体1内に流下され易い。従って、雨水の蓋6表面への流入方向が多岐に亘っても蓋6表面に雨水が溢れることなくスムーズに側溝本体1内へ雨水の集水が行なわれる。
しかも、格子点P部位では表面溝8を構成する格子溝9と対角溝10とが集まっているので、水が集中的に集まる。蓋6の側線に位置する格子点Pに集水溝11を形成しているので、集約的に水を側溝本体1内に流下させることができより一層集水効率が向上させられる。
【0014】
また、実施の形態に係る落蓋式側溝Sによれば、蓋6の表面に形成された格子溝9及び対角溝10により生じる模様により路面の美化が図られる。
また、実施の形態に係る落蓋式側溝Sによれば、蓋6の表面には凹凸があるので雨天時に有効なすべり止め作用が得られる。
また、実施の形態に係る落蓋式側溝Sによれば、排水溝7や集水溝11は、蓋6を段差部5に支承させる場合や段差部5から取り去る場合の手掛け部位として利用させることができる。
【0015】
次に、他の実施の形態に係る落蓋式側溝Sについて説明する。
図4及び図5には、前記した落蓋式側溝Sにおいて、集水溝11の形状及び形成位置が異なる蓋6を用いた例が示される。
集水溝11は、蓋6の側部両端を欠く形状に設けた。前記と同様にして、側溝本体1の段差部5には、支承した蓋6の集水溝11と連通し、側溝S内部に通じるガイド溝12を設けた。ガイド溝12は、集水溝11の断面形状と同じ断面形状を段差部5に集水溝11及び側溝S内部と連通するように形成した。
このような蓋6を用いた落蓋式側溝Sも、前記の落蓋式側溝Sと略同様の作用効果を得ることができる。
【0016】
次に、その他の実施の形態に係る落蓋式側溝Sについて説明する。
図6には、前記した落蓋式側溝Sにおいて、集水溝11を設けない蓋6が示される。
この場合は、蓋6に集水溝11を設けることなく、段差部5にもガイド溝12を設けなかった。
このような蓋6を用いた落蓋式側溝Sは、製造が容易になる。
【0017】
尚、実施の形態に係る落蓋式側溝ではU型側溝を例にして説明したが、これに限定されることなく自由勾配側溝にしてもよい。自由勾配側溝にしても同様の作用効果を得ることができる。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の落蓋式側溝によれば、
蓋の表面に、排水溝に連通する表面溝を形成し、表面溝を格子状に形成される格子溝と、格子溝の各格子単体に対し対角線状に形成される対角溝とを備えて構成したので、表面溝に入った水は排水溝に誘導されて集水される。この表面溝における水の移動する自由度(水の移動方向の数)は、格子点において、8になるので、水が移動し易くなり集水効率を向上させることができる。また、蓋の表面に形成された格子溝及び対角溝により生じる模様により路面の美化を図ることができる。また、蓋の表面には凹凸があるので雨天時に有効なすべり止め作用を得ることができる。
【0019】
また、蓋の側部に集水溝を形成し、側溝本体の開放部の段差部に蓋の集水溝に連通し、集水溝から流れ込む水を側溝本体内に案内するガイド溝を形成して構成したので、集水溝にて水を溢れさせることなく集水が行なわれ集水効率が向上される。また、集水溝を蓋の側部に形成しているため側壁が薄くなることがないのでそれだけ側溝本体の強度を向上させることができる。
また、蓋の表面に形成された格子溝及び対角溝により生じる模様により路面の美化を図ることができる。また、蓋の表面には凹凸があるので雨天時に有効なすべり止め作用を得ることができる。
【0020】
また、蓋の表面に、排水溝に連通する表面溝を形成し、表面溝を格子状に形成される格子溝と、格子溝の各格子単体に対し対角線状に形成される対角溝とを備え、蓋の側部に集水溝を形成し、側溝本体の開放部の段差部に蓋の集水溝に連通し、集水溝から流れ込む水を側溝本体内に案内するガイド溝を形成して構成したので、表面溝に入った水は集水溝に誘導されて集水される。この表面溝における水の移動する自由度(水の移動方向の数)は、格子点において8になり新たに対角溝の交叉点(水の移動する自由度は4)も形成されるので、水が移動し易くなり、集水溝にて水を溢れさせることなく集水が行なわれ集水効率が向上される。
また、蓋の表面に形成された格子溝及び対角溝によって生じる模様により路面の美化を図ることができる。また、蓋の表面には凹凸があるので雨天時に有効なすべり止め作用を得ることができる。
【0021】
更に、表面溝を、格子の格子点が蓋の側線に位置するように形成し、集水溝を蓋の側線に位置する格子点部位に形成した場合には、格子点部位に格子溝と対角溝とが集まっているので集約的に水を側溝本体内に流下させることができ、集水効率を向上させることができる。
更にまた、集水溝を、横断面半円状に形成した場合には、曲線模様を与えることにより、蓋部表面の美化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る落蓋式側溝を示し、(1)は断面図であり、(2)は蓋の表面を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る落蓋式側溝を示し、(1)は平面図であり、(2)はA−A線断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る落蓋式側溝の蓋の溝を説明する図である。
【図4】本発明の他の実施の形態に係る落蓋式側溝を示し、(1)は断面図であり、(2)は蓋の表面を示す図である。
【図5】本発明の他の実施の形態に係る落蓋式側溝を示し、(1)は平面図であり、(2)はB−B線断面図である。
【図6】本発明のその他の実施の形態に係る落蓋式側溝の蓋を示し、(1)は正面図であり、(2)は平面図である。
【図7】従来の落蓋式側溝を説明する図である。
【符号の説明】
S 落蓋式側溝
P 格子点
Q 交叉点
1 側溝本体
2 水平壁
3 側壁
4 開放部
5 段差部
6 蓋
7 排水溝
8 表面溝
9 格子溝
10 対角溝
11 集水溝
12 ガイド溝

Claims (4)

  1. 水平壁及び該水平壁の左右に設けられる側壁で形成されて上側に開放部を有し該開放部の側壁の上端から所定深さの部位に段差部が形成された側溝本体と、該側溝本体の開放部に嵌合され幅方向両側部が上記段差部に支承されるとともに前後方向の少なくともいずれか一方の端部に排水溝が形成された蓋とを備えた落蓋式側溝において、
    上記蓋の表面に、上記排水溝に連通する表面溝を形成し、該表面溝を格子状に形成される格子溝と、該格子溝の各格子単体に対し対角線状に形成される対角溝とを備えて構成したことを特徴とする落蓋式側溝。
  2. 水平壁及び該水平壁の左右に設けられる側壁で形成されて上側に開放部を有し該開放部の側壁の上端から所定深さの部位に段差部が形成された側溝本体と、該側溝本体の開放部に嵌合され幅方向両側部が上記段差部に支承されるとともに前後方向の少なくともいずれか一方の端部に排水溝が形成された蓋とを備えた落蓋式側溝において、
    上記蓋の表面に、上記排水溝に連通する表面溝を形成し、該表面溝を格子状に形成される格子溝と、該格子溝の各格子単体に対し対角線状に形成される対角溝とを備え、
    上記蓋の側部に上記表面の溝に連通する集水溝を形成し、上記側溝本体の開放部の段差部に上記蓋の集水溝に連通し、該集水溝から流れ込む水を該側溝本体内に案内するガイド溝を形成したことを特徴とする落蓋式側溝。
  3. 上記表面溝を、上記格子の格子点が上記蓋の側線に位置するように形成し、上記集水溝を上記蓋の側線に位置する格子点部位に形成したことを特徴とする請求項2記載の落蓋式側溝。
  4. 上記集水溝を、横断面半円状に形成したことを特徴とする請求項2または3記載の落蓋式側溝。
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