JPH08193358A - 集水溝付き蓋版および集水機能を有する化粧蓋版 - Google Patents

集水溝付き蓋版および集水機能を有する化粧蓋版

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JPH08193358A
JPH08193358A JP524795A JP524795A JPH08193358A JP H08193358 A JPH08193358 A JP H08193358A JP 524795 A JP524795 A JP 524795A JP 524795 A JP524795 A JP 524795A JP H08193358 A JPH08193358 A JP H08193358A
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Kunitaka Sasaki
国隆 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 側溝に載置される蓋版に関し、路面からの集
水を全延長に渡って容易且つ迅速,的確にし、製作が容
易で、側溝本体はそのままに蓋版のみで対応できる低コ
ストで、さらに蓋版表面に化粧を施すことで周囲の景観
にマッチさせることができる集水溝付き蓋版を提供す
る。 【構成】 蓋版の延長方向や横断方向の頂縁部の片側ま
たは両側に集水のための三角や台形形状等の集水溝を設
け、この集水溝に集められた水を側溝内に排水するため
の誘導溝を端部に形成した集水溝付き蓋版で、且つ表面
にタイル模様や天然石材を埋設したり、洗い出しや、複
合模様を形成したり、絵柄模様を描いたワンポイントの
板を埋設して形成したりする集水機能を有する化粧蓋
版。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路,公園,広場,グ
ランド等に使用される側溝に載置される蓋版に関し、路
面からの集水を容易且つ的確化し、しかも製作が簡易
で、側溝本体をいじらないで蓋版のみで対応できる低コ
ストで、さらに蓋版表面に化粧を施すことで周囲の景観
にマッチさせることができる集水溝付き蓋版を提供しよ
うとするものである。
【0002】
【従来の技術】道路や公園,広場,グランド等の降雨時
における雨水等を集水して排水するための側溝を設定し
て、その上面に蓋版を載置して、蓋版の延長方向端部に
設けられた蓋装脱操作のための手掛け用孔部を集水孔と
して路面からの雨水を側溝内に受け入れることが一般的
であった。
【0003】なお一部に上記したような蓋版の幅方向両
側面に、前記したような蓋装脱操作のための手掛け用孔
部を対設し、この蓋版の幅方向における両側の手掛け用
孔部を集水孔として路面からの雨水を側溝内に受け入れ
ることも行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図1に示す如く、側溝
ブロック1の上面に施された蓋版2の延長方向端部に設
けられた手掛け用孔3を集水孔として集水するものにお
いては、路面からの集水作用が充分に得られない不利が
ある。即ち前記のような延長方向端部の手掛け用孔3
は、側溝の長さ方向に占める溝幅が狭く、路面勾配に寄
って側溝蓋に流れ込んだ雨水等の流れる方向は側溝長さ
方向に対し直角方向となることから集水幅が小さいもの
とならざるを得ず、即ち一般的に長さが50cm程度で
ある側溝蓋版において集水幅2cm前後の集水孔でしか
ないので充分な雨水の集排水が確保できない。
【0005】上記のような従来の一般のものに対し、図
2に示す如く蓋版2aの幅方向両側面に、手掛け用孔3
aを対設して集水するものにおいては、該手掛け用孔3
aの長さ方向が路面勾配によって流れ込む水の流れる方
向と直交することになるから15〜20cm程度の集水
幅を採れるので、集水効果を高めることが出来る。しか
し、蓋版からの集水を側溝ブロック1aに排水するため
の通水孔4を両側壁に形成しなければならず、蓋版は該
手掛け用孔3aの両側の15〜18cm程度の係止部分
のみで側溝上に係止されることになり、蓋版中央部が浮
き上がった状態となるので蓋版上を大型車両が走行する
ことで、7〜12トンにも達する輪荷重を受けることに
なり、蓋中央部に過大な応力が集中し胴折れによる破損
の危険性が高くなる。また長さ方向に形成された手掛け
用孔3aも一種の切り欠けであり応力が集中し易い構造
で、これも蓋版の破損の原因となる。
【0006】さらに側溝ブロック本体の長さは一般的に
2m前後であるのに対して、蓋版の長さは50cm程度
であるため側溝ブロック1a本体に布設される枚数は4
枚の多数に達する。蓋を布設することで、蓋版同士のク
リアランスが生じ、それらの隙間が集積されることで蓋
版の手掛け用孔3aと側溝の通水孔4との間に位置ズレ
を起こして、所期する集水効果を求め難くなり不利であ
る。
【0007】なおこれらの不利を避けるために、図3に
示すように防錆処理を施した鋼製のスリット状の矩形枠
5を蓋版に埋設して補強して集水を計るようにした蓋版
2bも提案されているが、スリット状の矩形枠5と蓋版
のコンクリ−トとの付着が的確に得られないことから該
スリット状の矩形枠部分における応力集中、欠損の可能
性が高いことは上記同様であり、またこのような蓋版の
製造には手間が係ると共に高価な材料を使用することか
らコストアップと成らざるを得ない。
【0008】一方、図4に示す如く鋼製のグレ−チング
蓋6を採用することによって集水能力を充分に高めうる
ことは明かであるが、このグレ−チング蓋6の単価は一
般のコンクリ−ト製の蓋の5〜6倍にも達する高額なも
のであって、20〜30mに一ヶ所程度で使用するのが
普通で全線に採用できないため、激しい集中豪雨に対応
できない不利がある。また、グレ−チング蓋6は格子状
になっているため、開口面積は大きいものの雨水の集水
は、周辺の縁部からの落下となり中央の開口部はそれほ
ど意味をなしていない。
【0009】そこで本発明者は、これらの問題を解決す
るために図5に示す如く、蓋版2を変更しないで側溝ブ
ロック本体の側壁上部の立ち上がり部の内側と蓋版の係
止部に連結する集水孔7を形成した側溝ブロック1bを
提案してあるが、製品を製造するための型枠の加工は僅
かの費用で済むので、ほぼ従来と同一に近い価格で対処
でき集水効果も高まるものの、係止部状の蓋版2は図2
同様浮き上がった状態となり、図2の蓋版2aの如く集
水を兼ねた手掛け用孔3aが無いので蓋版への応力の集
中は防げるものの、大型車両の通行に対して強度的に完
全とは言い難い面があると共に、側壁上部の立ち上がり
部に設けた集水孔7は立ち上がり部の壁厚を薄くするの
で、車両荷重による側圧の作用する車道側の側壁部には
形成できないという欠点がある。また図2の側溝1a同
様、集水孔7が側溝本体に形成してあることから新設の
箇所にしか使用できないため、既に布設済みの側溝の集
水効果を改善できない不利があると共に、集水孔7以外
の両側の側壁上面からは集水できないことから全延長に
渡って均等に集水できるわけではない。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記したような
従来のものにおける課題を解決することについて検討を
重ね、蓋版のみに若干の改良を加えるのみで前記したよ
うな不利を適切に解決することに成功したものであっ
て、さらに近年の街の景観を美化するにあたって各種の
景観材が使用されるようになってきているので、併せて
それに対応できるように蓋版の表面に化粧を施したもの
で、以下の如くである。
【0011】(1) 側溝に載置される蓋版の延長方向
の頂縁部の片側または両側に集水のための三角や台形形
状等の集水溝を形成し、この集水溝に集められた水を側
溝内に排水するための誘導溝を集水溝端部の片側または
両側に設けたことを特徴とする集水溝付き蓋版。
【0012】(2) 蓋版の横断方向の頂縁部の片側ま
たは両側に誘導溝に連結する集水のための三角や台形形
状等の集水溝を形成したことを、特徴とする前記(1)
項に記載の集水溝付き蓋版。
【0013】(3) 集水溝を誘導溝側に向けて片方向
または両方向に緩く傾斜させて形成したことを、特徴と
する前記(1)項および(2)項に記載の集水溝付き蓋
版。
【0014】(4) 蓋版の表面の全面または部分的に
凸型や凹型形状の模様を形成したことを特徴とする前記
(1)項、(2)項および(3)項に記載の集水機能を
有する化粧蓋版。
【0015】(5) 蓋版の表面にタイル等や天然石材
を埋設したり、種石を使用した洗い出し、研ぎ出し、ブ
ラストまたはそれらを組み合わせた複合模様を形成した
ことを特徴とする前記(1)項、(2)項および(3)
項に記載の集水機能を有する化粧蓋版。
【0016】(6) 蓋版の表面の中央寄りに絵柄模様
を描いたり、レリ−フを設けた金属質材、合成樹脂質
材、磁器質タイルおよびレジンコンクリ−ト板等をワン
ポイントとして埋設して形成したことを特徴とする前記
(1)〜(5)項に記載の集水機能を有する化粧蓋版。
【0017】
【作用】図6〜9の如く蓋版の延長方向の頂縁部の片側
または両側に集水のための三角や台形形状等の集水溝を
形成し、側溝内に排水するための誘導溝を集水溝端部の
片側または両側に形成したことにより路面に降った雨水
や融雪水を側溝の延長方向全線に渡って集水することが
できる。
【0018】また雨水は、側溝の長さ方向に直交するだ
けでなく道路勾配方向にも流されることから、図10お
よび図11に示す如く蓋版の横断方向の頂縁部の片側ま
たは両側に誘導溝に連結する集水のための三角や台形形
状等の集水溝を形成したことにより、側溝延長方向へ流
下されることなく雨水や融雪水を蓋版の長さ単位毎に集
水することができる。
【0019】図12および図13に示す如く、集水溝を
誘導溝側に向けて片方向または両方向に緩く傾斜させて
形成したことにより集中豪雨時の多量の雨水に対して
も、集水溝に集められた雨水が迅速に誘導溝に導かれ側
溝内に排水されるので、路面が冠水することがない。
【0020】図14および図15に示すように蓋版の表
面の全面または部分的に凸型や凹型形状の模様の形成や
タイルを埋設したり、図16〜18のように天然石材を
埋設したり、種石を使用した洗い出し、研ぎ出し、ブラ
ストまたはそれらを組み合わせた複合模様を形成したり
することにより、街の美化のために各種景観材を使用し
た箇所においての使用でも異和感なく周囲の景観にマッ
チすると共に集水機能が損なわれることがない。
【0021】図19および図20に示すように蓋版の表
面の中央寄りに絵柄模様を描いたり、レリ−フを設けた
金属質材、合成樹脂質材、磁器質タイルおよびレジンコ
ンクリ−ト板等を埋設して形成したものを10〜30枚
に1枚の割合で幼稚園や小学校の周囲および街や地域の
特色を表したい箇所等で使用することで、ワンポイント
の表示が期待できると共に集水機能が損なわれることが
ない。
【0022】蓋版のみの加工で済むので、新設の側溝の
蓋版として、既設の側溝に対しては蓋版の取り替えのみ
の対処で済むので、汎用性が高い。また側溝本体には、
図2および図5のような係止部に切り欠け部を必要とし
ないので、蓋版の下面が全延長に渡って側溝に係止して
いるので大型車両の走行による破損の懸念がない。
【0023】
【実施例】上記したような本発明によるものの具体的な
製品の実施例を添付図面に示すものについて説明する
と、図6は車道用の蓋版8で、延長方向の頂縁部の片側
に集水のための台形形状の集水溝12を形成し、側溝内
に排水するための誘導溝14を集水溝端部の片側に形成
したもので、図7は蓋版の中央部を薄く門型状にした軽
荷重用の蓋版8aで、頂縁部の片側に三角形状の集水溝
13を形成し、その端部の両側に誘導溝14aを形成し
たもので、図8は車道用の蓋版8bで、頂縁部の両側に
三角形状の集水溝13を形成し、その端部の両側に誘導
溝14aを形成したもので、図9は軽荷重用の蓋版8c
で、頂縁部の両側に台形形状の集水溝12を形成し、そ
の端部の片側に誘導溝14を形成したもので、請求項1
に示す集水溝付き蓋版の各種の斜視図で、路面に降った
雨水や融雪水を側溝の延長方向全線に渡って集水するこ
とができる。また、従来の蓋版同様延長方向端部には、
蓋装脱操作のための手掛け用孔3が設けられている。こ
の集水溝の形状は、三角や台形の形状に限らず集水機能
を有するものであるならばどんな形状でも良いことは云
うまでもないことである。
【0024】図10は、図6の蓋版の横断方向の頂縁部
の片側に誘導溝14に連結する台形形状の集水溝12a
を形成したもので、この集水溝12aは、手掛け用孔3
が設けられていない反対側に形成しても同様の効果を得
られることは明かである。図11は、図7の蓋版の横断
方向の頂縁部の両側に三角形状の集水溝13aを誘導溝
14aに連結して形成した請求項2に示す集水溝付き蓋
版の斜視図で、側溝の長さ方向に直交する雨水だけでな
く道路勾配方向にも流される雨水や融雪水をも側溝の延
長方向全線に渡って集水することができると共に、蓋版
の長さ単位毎にも集水することができる。
【0025】図12は、図6の集水溝を誘導溝側に向け
て片方向に緩く傾斜させた集水溝12bを形成したもの
で、図13は、図7の集水溝を両側の誘導溝に向けて両
方向に緩く傾斜させた集水溝13bを形成した請求項3
に示す集水溝付き蓋版の斜視図で、集中豪雨時の多量の
雨水に対して、雨水が迅速に集水溝から誘導溝に導かれ
側溝内に排水されるので、側溝全線に渡って路面が冠水
することを防止できる。また、図示していないが図10
および図11の横断方向の頂縁部に設けた集水溝12a
および13aを誘導溝に向けて片側または両方向に緩く
傾斜させることでさらに集水効果を上げることができ
る。
【0026】次に、歩道や街路、公園、広場などにおい
て各種表面処理を施したカラ−平板、タイル、天然石等
を敷き並べ街の美化を図ろうした場合において、蓋版の
表面を設置域の景観に調和させた化粧面を形成すること
で違和感のない水路を構築することが出来る。図14
は、図6の蓋版の表面の全面に凸型のタイル形状の模様
15を形成したもので、図15は、図7の蓋版の表面の
幅方向の約半分を凹部とし、その中に凸型のタイル形状
の模様15aを形成したものである。このタイル模様が
本物のタイル張りであっても差し支えない。図16は、
図8の表面に鉄平石等の天然石材16を埋設したもの
で、図17は、図9の表面を種石を使用した洗い出し模
様17としたもので、図18は、図10の表面を波型模
様とし交互に研ぎ出し18とブラスト18aを組み合わ
せた複合模様として形成したもので、請求項4に示す集
水機能付き化粧蓋版の斜視図で、街の周囲の景観に異和
感なくマッチすると共に、集水溝および誘導溝を備えて
いるので、路面に降った雨水や融雪水を側溝の延長方向
全線に渡って集水することができる。
【0027】図19および図20に示すように蓋版の表
面の中央寄りに絵柄模様を描いたり、レリ−フを設けた
金属質材、合成樹脂質材、磁器質タイルおよびレジンコ
ンクリ−ト板19,19aを埋設して形成したものを1
0〜30枚に1枚の割合で幼稚園や小学校の周囲および
街や地域の特色を表したい箇所等で使用することで、子
供や周辺の人々の眼を楽しませたり、ワンポイントの表
現が期待できると共に、集水機能が損なわれることがな
い。
【0028】図21は、歩道部が車道部より一段高く構
成されている道路における使用例で、側溝ブロック1本
体の係止部に蓋版8bの下面が全延長に均等に載置して
いるので、大型車両の走行による破損の心配がないと共
に、三角形状の集水溝13とすることで蓋版の頂縁部が
鈍角を呈するので、車両走行による角欠けが防止される
という利点が付加される。
【0029】また集中豪雨等による雨水も全線に渡って
迅速に集水され、路肩部の水溜まりが生じないので、車
両の通行による歩行者への水跳ねが防止される。このよ
うに蓋版自体が集水機能を備えているので、既存の側溝
であっても水溜まりの酷い箇所においては、蓋版のみを
取り替えることで簡単に、且つ安価に問題点を解決でき
るという利点を有している。
【0030】図22に側溝を道路と民地の境界部に使用
し、更に民地の敷地が道路より低い場合の使用例を示
す。従来の側溝では説明するまでもなく、道路の雨水が
ほとんど民地側に流されて甚大な被害を与えるところで
あるが、この蓋版8aを使用することで道路側の雨水
は、全ての雨量が全線に渡って蓋版8aの頂縁部の集水
溝12でせき止められ誘導溝14から側溝内に排水され
るので、境界部に雨水流入防止のための止水壁等を形成
しないで済むので、経済的に対処できるという利点を有
している。
【0031】尚、蓋版の集水溝の上の溝幅は、歩行者や
自転車等の通行に対しても支障のでないように1〜2.
5cmとし、溝の形状や形成箇所(一面〜四面全周)
は、使用箇所や降雨強度等により決めるられるものであ
り、一般的には、歩道部では頂縁部の延長方向の片側の
みに、車道部では頂縁部の延長方向の両側に、水溜まり
が頻繁に起こるような所では頂縁部の全周に形成するよ
うにすればよいことになる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したような本発明によるとき
は、道路や公園,広場,グランド等に設置する、または
既に布設された側溝において雨水や融雪水などを効率よ
く且つ有効に集排水を図ることができ、側溝本体はその
ままで蓋版のみの集水溝や誘導溝の金型を取り付けるだ
けの簡単な型枠の改造によって製造や取扱い上殆ど支障
のない安価な低コストで足り、蓋版の強度も全く低下さ
せることがない。一般的には蓋版の片側における集水溝
および誘導溝で好ましい集水作用を得しめ、街の美化を
図る場合においては、蓋版の表面を設置域の景観に調和
させた化粧面を形成することで違和感のない水路を構築
することが出来ると共に、単に表面に絵柄模様やレリ−
フを設けたを板を埋設した場合においては、年少者や周
辺の人々の眼を楽しませるワンポイントの表現ができる
などの効果を備えており、実用上,製作上その効果の大
きい発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の側溝ブロックおよび蓋版を示した斜面図
である。
【図2】従来の側溝ブロック本体および蓋版に集水孔を
形成した実施例の一例を示した斜面図である。
【図3】蓋版に鋼製でスリット状の集水孔を形成した別
の実施例を示した斜面図である。
【図4】従来の側溝ブロックに載置するグレ−チング蓋
の一例を示した斜面図である。
【図5】更に側溝ブロック本体に集水孔を形成した別の
実施例と蓋を示した斜面図である。
【図6】本発明による集水溝付き蓋版の一例を示した斜
面図である。
【図7】その別の例の集水溝付き蓋版を示した斜面図で
ある。
【図8】更に別の本発明例の集水溝付き蓋版を示した斜
面図である。
【図9】更に別の本発明例の集水溝付き蓋版を示した斜
面図である。
【図10】更に別の本発明例の集水溝付き蓋版を示した
斜面図である。
【図11】更に別の本発明例の集水溝付き蓋版を示した
斜面図である。
【図12】更に別の本発明例の集水溝付き蓋版を示した
斜面図である。
【図13】更に別の本発明例の集水溝付き蓋版を示した
斜面図である。
【図14】本発明による集水溝付き蓋版の表面にタイル
模様を形成して化粧した一例を示した斜面図である。
【図15】その別の例の集水機能を有する化粧蓋版を示
した斜面図である。
【図16】更に別の本発明例の集水機能を有する化粧蓋
版を示した斜面図である。
【図17】更に別の本発明例の集水機能を有する化粧蓋
版を示した斜面図である。
【図18】更に別の本発明例の集水機能を有する化粧蓋
版を示した斜面図である。
【図19】本発明による集水溝付き蓋版の表面にワンポ
イントの化粧板を埋設した、更に別の集水機能を有する
化粧蓋版の一例を示した斜面図である。
【図20】その別の例のワンポイントを施した集水機能
を有する化粧蓋版を示した斜面図である。
【図21】本発明による蓋版の実施例の施工状態を示し
た断面図である。
【図22】もう一つの本発明による蓋版の実施例の施工
状態を示した断面図である。
【符号の説明】
1 従来の側溝ブロック 1a 従来の側溝の係止段部に通水孔を形成した側溝ブ
ロック 1b 従来の側溝の側壁上部の立ち上がり部の内側と係
止段部に連結する集水孔を形成した側溝ブロック 2 従来の蓋版 2a 幅方向両側に手掛け用孔を形成した蓋版 2b 従来の蓋版に鋼製のスリット状の矩形枠で集水孔
を形成した蓋版 3 蓋装脱操作のための手掛け用孔 3a 蓋の幅方向に設けた集水を兼ねた手掛け用孔 4 側壁上部内側段部に設けた通水孔 5 鋼製のスリット状の矩形枠 6 鋼製のグレ−チング蓋版 7 側壁上部の立ち上がり部の内側と蓋係止部に連結
する集水孔 8 片側に台形形状の集水溝を形成した車道用の蓋版 8a 片側に三角形状の集水溝を形成した軽荷重用の蓋
版 8a’片側に台形形状の集水溝を形成した軽荷重用の蓋
版 8b 両側に三角形状の集水溝を形成した車道用の蓋版 8c 両側に台形形状の集水溝を形成した軽荷重用の蓋
版 9 片側の幅方向にも集水溝を形成した図6の蓋版 9a 片側の幅方向にも集水溝を形成した図7の蓋版 10 集水溝を片方向に傾斜させた図6の蓋版 10a 集水溝を両片向に傾斜させた図7の蓋版 11 表面全面にタイル模様を形成した図6の蓋版 11a 表面の約半分にタイル模様を形成した図7の蓋
版 11b 鉄片石等の天然石を埋設した図8の蓋版 11c 表面を洗い出し模様とした図9の蓋版 11d 複合の波型模様を形成した図10の蓋版 11e ワンポイントの絵柄模様の板を埋設した図12
の蓋版 11f 表面をタイル張りとしワンポイントの絵柄模様
の板を埋設した図13の蓋版 12 台形形状の集水溝 12a 幅方向の台形形状の集水溝 12b 片方向に傾斜した台形形状の集水溝 13 三角形状の集水溝 13a 幅方向の三角形状の集水溝 13b 両方向に傾斜した三角形状の集水溝 14 蓋版の表面にでない誘導溝 14a 蓋版の表面にでる誘導溝 15 蓋版の表面より飛び出るタイル模様の凸部 15a 蓋版の表面より飛び出ないタイル模様の凸部 16 鉄片石等の天然石 17 種石使用による洗い出し模様 18 波型模様の研ぎ出し部 18a 波型模様のブラスト部 19 角型のワンポイントの絵柄模様板 19a 丸型のワンポイントの絵柄模様板 20 歩車道境界ブロック

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側溝に載置される蓋版の延長方向の頂縁
    部の片側または両側に集水のための三角や台形形状等の
    集水溝を形成し、この集水溝に集められた水を側溝内に
    排水するための誘導溝を集水溝端部の片側または両側に
    設けたことを特徴とする集水溝付き蓋版。
  2. 【請求項2】 蓋版の横断方向の頂縁部の片側または両
    側に誘導溝に連結する集水のための三角や台形形状等の
    集水溝を形成したことを、特徴とする請求項1に記載の
    集水溝付き蓋版。
  3. 【請求項3】 集水溝を誘導溝側に向けて片方向または
    両方向に緩く傾斜させて形成したことを、特徴とする請
    求項1および2に記載の集水溝付き蓋版。
  4. 【請求項4】 蓋版の表面の全面または部分的に凸型や
    凹型形状の模様を形成したことを特徴とする請求項1、
    2および3に記載の集水機能を有する化粧蓋版。
  5. 【請求項5】 蓋版の表面にタイル等や天然石材を埋設
    したり、種石を使用した洗い出し、研ぎ出し、ブラスト
    またはそれらを組み合わせた複合模様を形成したことを
    特徴とする請求項1、2および3に記載の集水機能を有
    する化粧蓋版。
  6. 【請求項6】 蓋版の表面の中央寄りに絵柄模様を描い
    たり、レリ−フを設けた金属質材、合成樹脂質材、磁器
    質タイルおよびレジンコンクリ−ト板等をワンポイント
    として埋設して形成したことを特徴とする請求項1〜5
    に記載の集水機能を有する化粧蓋版。
JP524795A 1995-01-17 1995-01-17 集水溝付き蓋版および集水機能を有する化粧蓋版 Pending JPH08193358A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003056048A (ja) * 2001-08-10 2003-02-26 Nakaei Concrete Kogyo Kk 落蓋式側溝
JP2023083641A (ja) * 2021-12-06 2023-06-16 株式会社宝機材 蓋部材、蓋部材の製造方法、埋設構造物、並びに、蓋部材及び埋設構造物を備えた排水構造体

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