JP4564620B2 - 走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置に関し、特に光源手段から光変調され出射した光束を回転多面鏡等より成る偏向素子で反射偏向(偏向走査)させた後、fθ特性を有する結像素子を介して被走査面上を光走査して画像情報を記録するようにした、例えば電子写真プロセスを有するレーザービームプリンターやデジタル複写機等の装置に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりレーザービームプリンター(LBP)等の走査光学装置においては画像信号に応じて光源手段から光変調され出射した光束を、例えば回転多面鏡(ポリゴンミラー)より成る光偏向器により周期的に偏向させ、fθ特性を有する結像光学系によって感光性の記録媒体(感光ドラム)面上にスポット状に集束させ、その面上を光走査して画像記録を行っている。
【0003】
図13は従来の走査光学装置の要部概略図である。
【0004】
同図において光源手段91から出射した発散光束はコリメーターレンズ92により略平行光束とされ、絞り93によって該光束を制限して副走査方向にのみ所定の屈折力を有するシリンドリカルレンズ94に入射している。シリンドリカルレンズ94に入射した略平行光束のうち主走査断面内においてはそのままの状態で射出する。また副走査断面内においては集束してポリゴンミラーから成る光偏向器95の偏向面(反射面)95aにほぼ線像として結像している。
【0005】
そして光偏向器95の偏向面95aで反射偏向された光束をfθ特性を有する結像光学系(fθレンズ系)96を介して被走査面としての感光ドラム面98上に導光し、該光偏向器95を矢印A方向に回転させることによって該感光ドラム面98上を矢印B方向に光走査して画像情報の記録を行なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この種の走査光学装置においては高精度な画像情報の記録を行なうには被走査面全域にわたって像面湾曲が補正されスポット径が揃っていること、そして入射光の角度と像高とが比例関係となる歪曲収差(fθ特性)を有していることが必要である。
【0007】
しかしながら近年では高精細印字を可能にするためこれに加え、
(1) 画像有効域(走査有効域)内での副走査方向のスポット径を揃えること
(2) マルチビーム走査において画像有効域内での隣接ピッチ間隔を揃えること、
等が重要となっており、被走査面に入射する光束の副走査方向のFナンバー(Fno)を画像有効域内において揃えることが必要となっている。
【0008】
本出願人は先に提案した特開平8−297256号公報で結像光学系(第3の光学素子)を構成するレンズの少なくとも2つのレンズ面の副走査方向の曲率半径を主走査方向において軸上から軸外に向かい変化させ、被走査面に入射する光束の副走査方向のFnoを画像有効域内において揃えている。
【0009】
本発明は第3の光学素子を2枚以上のレンズより構成し、該2枚以上のレンズのうち少なくとも1つのレンズのレンズ面の副走査方向の曲率半径を主走査方向において軸上から軸外に向けて連続的に変化させ、該レンズ面上の一光束内での副走査方向の曲率変化率を10%以下とし、該レンズ面を有するレンズの主走査方向の形状を走査有効域内で被走査面に入射する光束の副走査方向のFナンバーが略一定となるように形成することにより、走査有効域内での副走査方向のスポット径を揃えることができ、またマルチビーム走査において走査有効域内での隣接ピッチ間隔を揃えることができる、コンパクトで高精細な画像記録に最適な走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の走査光学装置は、光源手段と、前記光源手段から出射された光束を主走査方向に偏向する光偏向器と、前記光偏向器の偏向面にて偏向された光束を被走査面上に結像させる結像光学系と、を有する走査光学装置であって、
前記光偏向器の偏向面に入射する光束の主走査方向の幅は、前記光偏向器の偏向面の主走査方向の幅よりも長く、
前記結像光学系は、2枚以上の結像レンズを備え、前記2枚以上の結像レンズのうち1つのレンズ面のみの副走査方向の曲率半径が主走査方向において軸上から軸外に向かい連続的に変化しており、
且つ、前記副走査方向の曲率半径が主走査方向において軸上から軸外に向かい連続的に変化しているレンズ面に入射する光束の前記レンズ面上での一光束内での副走査方向の曲率変化率は10%以下に設定されており、
且つ、前記2枚以上の結像レンズのレンズ面のうち副走査方向のパワーが最も大きいレンズ面の主走査断面内の形状は、前記光偏向器側に曲率中心を有していることを特徴としている。
【0011】
請求項2の発明の画像形成装置は、請求項1に記載の走査光学装置と、前記走査光学装置の被走査面に配置された感光ドラムと、前記感光ドラム上を光束が走査することによって形成された静電潜像をトナー像として現像する現像手段と、前記現像されたトナー像を用紙に転写する転写手段と、転写されたトナー像を用紙に定着させる定着手段と、を備えたことを特徴としている。
【0043】
【発明の実施の形態】
[実施形態1]
図1は本発明の走査光学装置の実施形態1の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)、図2は図1の副走査方向の要部断面図(副走査断面図)である。
【0044】
図中、1は光源手段であり、例えば半導体レーザーより成っている。2は第1の光学素子としての変換素子(コリメーターレンズ)であり、光源手段1から出射された発散光束を弱発散光束に変換している。3は開口絞りであり、通過光束(光量)を制限している。4は第2の光学素子としてのシリンドリカルレンズであり、副走査方向にのみ所定の屈折力を有しており、開口絞り3を通過した光束を副走査断面内で後述する光偏向器(偏向素子)5の偏向面5aにほぼ線像として結像させている。
【0045】
5は偏向素子としての例えばポリゴンミラー(回転多面鏡)より成る光偏向器であり、モーター等の駆動手段(不図示)により図中矢印A方向に一定速度で回転している。
【0046】
12は第3の光学素子としてのfθ特性を有するfθレンズ系(結像光学系)であり、光偏向器5側から順に後述する形状より成る凹球面レンズ61、凸シリンダーレンズ(凸シリンドリカルレンズ)62、そしてプラスチック成形により製作された長尺シリンダーレンズ(長尺シリンドリカルレンズ)63の3枚の結像レンズを有しており、全系では主走査方向と副走査方向とで互いに異なる所定の屈折力を有しており、光偏向器5によって反射偏向(偏向走査)された画像情報に基づく光束を被走査面6上に結像させ、かつ光偏向器5の偏向面5aの面倒れを補正している。
【0047】
本実施形態では長尺シリンダーレンズ63の出射面R6の副走査方向の曲率半径を主走査方向(像高方向)において軸上から軸外に向けて連続的に変化させており、その出射面R6上の一光束内での副走査方向の曲率変化率が10%以下となるように設定している。さらに長尺シリンダーレンズ63の主走査方向の形状を走査有効域内で被走査面6に入射する光束の副走査方向のFナンバー(Fno)が一定となるように形成している。
【0048】
6は被走査面としての感光ドラム面である。
【0049】
本実施形態において半導体レーザー1から光変調され出射した発散光束はコリメーターレンズ2によって弱発散光束に変換され、開口絞り3によって光量が制限され、シリンドリカルレンズ4に入射している。ここでシリンドリカルレンズ4に入射した光束のうち副走査断面内においては光束は収束され、凸シリンダーレンズ62、凹球面レンズ61とを透過して光偏向器5の偏向面5aに入射し、該偏向面5a近傍にほぼ線像(主走査方向に長手の線像)として結像している。
このとき偏向面5aに入射する光束は光偏向器5の回転軸とfθレンズ系12の光軸を含む副走査断面内において、該回転軸と垂直な平面(光偏向器の回転平面)に対して所定の角度で入射している(斜入射光学系)。即ちシリンドリカルレンズ4からの光束は副走査断面内において偏向面5aに対し斜め方向から入射している。
【0050】
他方の主走査断面内においては光束はそのままの状態(弱発散光束の状態)で凸シリンダーレンズ62、凹球面レンズ61を透過することによって略平行光束に変換され、光偏向器5の偏向角の略中央から偏向面に入射している(正面入射)。このときの略平行光束の光束幅は主走査方向において光偏向器5の偏向面5aのファセット幅に対し十分広くなる(複数の偏向面にまたがる)ように設定している(オーバーフィルド走査光学系)。
【0051】
そして光偏向器5の偏向面5aで反射偏向された光束は凹球面レンズ61、凸シリンダーレンズ62、そして長尺シリンダーレンズ63を介して感光ドラム面6上に導光され、該光偏向器5を矢印A方向に回転させることによって、該感光ドラム面6上を矢印B方向(主走査方向)に光走査している。これにより記録媒体としての感光ドラム面6上に画像記録を行なっている。
【0052】
本実施形態において非球面を有するレンズ(光学素子)は以下に示す形状表現式により表わされる。そのレンズ形状は例えばレンズと光軸との交点を原点とし、光軸方向をx軸、主走査面内において光軸と直交する軸をY軸、副走査面内において光軸と直交する軸をz軸としたとき、主走査方向と対応する母線方向が、
【0053】
【数1】
Figure 0004564620
【0054】
(但し、R は曲率半径、K 、B4、B6、B8、B10 は非球面係数)
副走査方向(光軸を含み主走査方向に対して直交する方向)と対応する子線方向が、
【0055】
【数2】
Figure 0004564620
【0056】
ここでr'=r0(1+D2Y2+D4Y4+D6Y6+D8Y8+D10Y10)
(但し、r0は光軸上の子線曲率半径、D2、D4、D6、D8、D10 は非球面係数)
なる式で表わされる。
【0057】
本実施形態では前述の如くfθレンズ系12の一要素を構成する長尺シリンダーレンズ63の出射面R6のみの副走査方向の曲率半径を主走査方向(像高方向)において軸上から軸外に向けて連続的に変化させており、他のレンズ面には非球面成分を盛り込んでいない。
【0058】
ここでレンズ面上の一光束内での副走査方向の曲率変化について説明する。被走査面上において副走査方向の入射Fnoを揃えたり、副走査方向の結像性能を満足させるためには、該レンズの副走査方向の曲率半径を主走査方向において軸上から軸外に向けて連続的に変化させる必要がある。しかしながらレンズ面上の一光束内で副走査方向の曲率半径を急激に変化させすぎると、コマ収差等により波面収差が悪化し焦点深度の減少を引き起こす。
【0059】
図3は比較例として本実施形態と同等のレンズ構成において長尺シリンダーレンズ63の出射面上の一光束内での副走査方向の曲率変化率を振ったときのスポットプロファイル(スポットの等高線)を示した説明図である。
【0060】
同図より良好なるスポット形状を得るためには、レンズ面上の一光束内の副走査方向の曲率変化率を10%以下、望ましくは5%以下に抑える必要があることが読みとれる。
【0061】
図4は本実施形態における長尺シリンダーレンズ63の出射面R6の副走査方向の曲率半径のレンズY座標依存性を示す説明図である。
【0062】
本実施形態では長尺シリンダーレンズ63の出射面R6における主走査方向のビーム径は4mmで、このビーム径内での副走査方向の曲率変化率の最大変化率は1.2%であり、1ビーム径内での副走査方向の曲率変化率は微小であるため被走査面6上で良好なるスポット形状を得ることができる。
【0063】
一方、長尺シリンダーレンズ63の主走査方向の形状は両レンズ面R5,R6ともに光偏向器5側に曲率中心をもつ面形状としている。これはfθレンズ系12の中で副走査方向のパワーが最も大きいレンズの形状を光偏向器5側に湾曲させることで、各像高における副走査方向の主平面を最適な位置に配置するためである。
【0064】
図5は本実施形態における被走査面上での副走査方向のFnoを示す説明図である。同図より走査有効域内(画像有効域内)において被走査面に入射する光束の副走査方向のFnoが略一定であり、fθレンズ系全体の副走査方向の結像倍率が揃い副走査方向のスポット径が均一となっていることが読みとれる。即ち、本実施形態では副走査方向における結像倍率が走査有効域内において略一定となるように設定している。
【0065】
このように本実施形態では上述の如くfθレンズ系12を構成する3枚のレンズのうち、長尺シリンダーレンズ63の出射面R6のみの副走査方向の曲率半径を主走査方向において軸上から軸外に向けて連続的に変化させ、その出射面R6上の一光束内での副走査方向の曲率変化率を10%以下となるように設定し、かつ長尺シリンダーレンズ63の主走査方向の形状を最適化することにより、副走査方向の曲率半径を急激に変化させることなく、走査有効域内での副走査方向の結像性能と結像倍率の一様性を満足させることが可能となり、これにより波面収差が良好で走査有効域内で副走査方向のスポット径の揃った高精細な画像記録に最適な走査光学装置の実現を可能としている
【0066】
[実施形態2]
図6は本発明の走査光学装置の実施形態2の光学系の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)である。同図において図1に示した要素と同一要素には同符番を付している。
【0067】
本実施形態において前述の実施形態1と異なる点は、長尺シリンダーレンズ73の両レンズ面R5,R6とも副走査方向の曲率半径を主走査方向において軸上から軸外に向けて連続的に変化させた点であり、その他の構成及び光学的作用は実施形態1と略同様であり、これにより同様な効果を得ている。
【0068】
即ち、本実施形態では長尺シリンダーレンズ73の入射面R5と出射面R6との両レンズ面の副走査方向の曲率半径を主走査方向において軸上から軸外に向けて連続的に変化させており、その両レンズ面R5,R6上の一光束内での副走査方向の曲率変化率を各々10%以下となるように設定している。
【0069】
図7は本実施形態における長尺シリンダーレンズ73の入射面R5と出射面R6の両レンズ面の副走査方向の曲率半径のレンズY座標依存性を示す説明図である。
【0070】
本実施形態では長尺シリンダーレンズ73の入射面R5上と出射面R6上との一光束内での副走査方向の曲率変化率の最大変化率は、入射面R5で0.6%(ビーム幅4mm)、出射面R6で0.7%(ビーム幅4mm)であり、1ビーム径内での副走査方向の曲率変化率は微小であるため被走査面6上で良好なるスポット形状を得ることができる。
【0071】
一方、長尺シリンダーレンズ73の主走査方向の形状は両レンズ面R5,R6ともに光偏向器5側に曲率中心をもつ面形状としている。これはfθレンズ系12の中で副走査方向のパワーが最も大きいレンズの形状を光偏向器5側に湾曲させることで、各像高における副走査方向の主平面を最適な位置に配置するためである。
【0072】
図8は本実施形態における被走査面上での副走査方向のFnoを示す説明図である。同図より走査有効域内において被走査面に入射する光束の副走査方向のFnoが略一定であり、fθレンズ系全体の副走査方向の結像倍率が揃い副走査方向のスポット径が均一となっていることが読みとれる。即ち、本実施形態では副走査方向における結像倍率が走査有効域内において略一定となるように設定している。
【0073】
このように本実施形態では上述の如く第3の光学素子としてのfθレンズ系14を構成する3枚のレンズのうち、長尺シリンダーレンズ73の入射面R5と出射面R6との副走査方向の曲率半径を主走査方向において軸上から軸外に向けて連続的に変化させ、その入射面R5及び出射面R6上の一光束内での副走査方向の曲率変化率を各々10%以下となるように設定し、かつ長尺シリンダーレンズ73の主走査方向の形状を最適化することにより、副走査方向の曲率半径を急激に変化させることなく走査有効域内での副走査方向の結像性能と結像倍率の一様性を満足させることが可能となり、これにより波面収差が良好で走査有効域内で副走査方向のスポット径の揃った高精細な画像記録に最適な走査光学装置の実現を可能としている。
【0074】
尚、上述した各実施形態1,2においては走査光学装置をオーバーフィルド走査光学系より構成したが、これに限らず、例えばアンダーフィルド走査光学系により構成しても本発明は前述の実施形態1,2と同様に適用することができる。
【0075】
参考例1
図9は本発明の走査光学装置の参考例1の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)である。同図において図1に示した要素と同一要素には同符番を付している。
【0076】
参考例1において前述の実施形態1と異なる点は、光源手段に複数の発光部を有するマルチビームレーザー31を用いた点、第3の光学素子16を2枚のレンズから構成した点、主走査断面内において光偏向器5の偏向面に対して斜め方向から光束を入射させた点、そして光偏向器5へ入射する光束の主走査方向の光束幅を主走査方向の偏向面より小さくした、所謂アンダーフィルド走査光学系より構成した点であり、その他の構成及び光学的作用は実施形態1と略同様であり、これにより同様な効果を得ている。
【0077】
即ち、同図において31は光源手段であり、複数の発光部を有する例えばマルチビームレーザー(マルチ半導体レーザー)より成っている。
【0078】
16は第3の光学素子としてのfθ特性を有するfθレンズ系(結像光学系)であり、光偏向器5側から順に共にプラスチック成形により製作された第1のトーリックレンズ(トーリックレンズ)64と第2のトーリックレンズ(長尺トーリックレンズ)65の2枚のレンズを有しており、全系では主走査方向と副走査方向とで互いに異なる所定の屈折力を有しており、光偏向器5によって反射偏向された画像情報に基づく光束を被走査面6上に結像させ、かつ光偏向器5の偏向面5aの面倒れを補正している。
【0079】
参考例1では第1、第2のトーリックレンズ64,65の各々の出射面R2,R4の副走査方向の曲率半径を主走査方向(像高方向)において軸上から軸外に向けて連続的に変化させており、各出射面R2,R4上の一光束内での副走査方向の曲率変化率を各々10%以下となるように設定している。
【0080】
参考例1においてマルチ半導体レーザー31から光変調され出射した複数の発散光束はコリメーターレンズ2によって略平行光束に変換され、開口絞り3によって光量が制限され、シリンドリカルレンズ4に入射している。シリンドリカルレンズ4に入射した光束のうち主走査断面内においてはそのままの状態で射出する。また副走査断面内においては収束され光偏向器5の偏向面5aにほぼ線像(主走査方向に長手の線像)として結像している。
【0081】
そして光偏向器5の偏向面5aで反射偏向された複数の光束は第1のトーリックレンズ64と第2のトーリックレンズ65を介して感光ドラム面6上に導光され、該光偏向器5を矢印A方向に回転させることによって、該感光ドラム面6上を矢印B方向(主走査方向)に各々光走査(マルチ走査)している。これにより記録媒体としての感光ドラム面6上に画像記録を行なっている。
【0082】
図10は参考例1における第1のトーリックレンズ64の出射面R2と第2のトーリックレンズ65の出射面R4との副走査方向の曲率半径のレンズY座標依存性を示す説明図である。
【0083】
参考例1において第1、第2のトーリックレンズ64,65の出射面R2,R4上の一光束内での副走査方向の曲率変化率の最大変化率は第1のトーリックレンズ64の出射面R2で6.4%(ビーム幅5mm)、第2のトーリックレンズ65の出射面R4で1.7%(ビーム幅4mm)であり、1ビーム径内での副走査方向の曲率変化率は微小であるため被走査面6上で良好なるスポット形状を得ることができる。
【0084】
一方、第2のトーリックレンズ65の出射面R4の主走査方向の形状は光偏向器5側に曲率中心をもつ面形状としている。これはfθレンズ系16の中で副走査方向のパワーが最も大きいレンズ面形状を光偏向器5側に湾曲させることで、各像高における副走査方向の主平面を最適な位置に配置するためである。
【0085】
図11は参考例1における被走査面上での副走査方向のFnoを示す説明図である。同図より走査有効域内において被走査面に入射する光束の副走査方向のFnoが略一定であり、fθレンズ系全体の副走査方向のスポット径が均一となっていることが読みとれる。尚、副走査方向の結像倍率も走査有効域内で略一定であるため、被走査面上での複数光束の副走査方向の間隔も一定とすることが可能となる。
【0086】
このように参考例1では上述の如く第3の光学素子としてのfθレンズ系16を構成する第1、第2のトーリックレンズ64,65の各々の出射面R2,R4の副走査方向の曲率半径を各々主走査方向において軸上から軸外に向けて連続的に変化させ、その出射面R2,R4上の一光束内での副走査方向の曲率変化率が各々10%以下となるように設定し、かつ第1、第2のトーリックレンズ64,65の主走査方向の形状を最適化することにより、副走査方向の曲率半径を急激に変化させることなく走査有効域内での副走査方向の結像性能と結像倍率の一様性を満足させることが可能となり、これにより波面収差が良好で走査有効域内で副走査方向のスポット径の揃った高精細な画像記録に最適な走査光学装置の実現を可能としている。
【0087】
さらに参考例1の固有の特徴として被走査面における複数光束間の副走査方向の間隔(隣接ピッチ間隔)も一定とすることが可能となり、ピッチムラの少ない高品位な画像形成が可能となる。
【0088】
尚、参考例1では光源手段をマルチ半導体レーザーより構成したが、これに限らず、もちろんシングルビームレーザーより構成しても本発明は前述の実施形態3と同様に適用することができる。
【0089】
[各実施形態における条件式]
上述した各実施形態1、2において、更に好ましくは下記に示す各条件式(1)〜(3)のうち少なくとも1つの条件式を満足させるのが良い。即ち、副走査方向の曲率半径が主走査方向において軸上から軸外に向かい連続的に変化しているレンズLaの主走査方向のパワーをφmL、副走査方向のパワーをφsLとしたとき、
φmL<φsL ‥‥‥‥(1)
なる条件を満足させることである。
【0090】
また上記レンズLaの主走査方向のパワーをφmL、fθレンズ系全体の主走査方向のパワーをφmfとしたとき、
φmL/φmf<0.5 ‥‥‥‥(2)
なる条件を満足させることである。
【0091】
さらに上記レンズLaの副走査方向のパワーをφsL、fθレンズ系全体の副主走査方向のパワーをφsfとしたとき、
0.5<φsL/φsf ‥‥‥‥(3)
なる条件を満足させることである。
【0092】
尚、副走査方向の曲率半径が主走査方向において軸上から軸外に向かい連続的に変化しているレンズは、第3の光学素子を構成する2枚以上のレンズのうち、被走査面6に最も近い位置に配置されており、さらに実施形態1、2では光偏向器5の偏向点と被走査面6との中点よりも、該被走査面6側に配置されている。
【0093】
[画像形成装置]
図12は本発明の走査光学装置を用いた画像形成装置である電子写真プリンタの構成例を示す副走査方向の要部断面図である。
【0094】
図中、100は先に説明した本発明の実施形態1、2のいずれかの走査光学装置を示す。101は静電潜像担持体たる感光ドラム(感光体)であり、該感光ドラム101の上方には該感光ドラム101の表面を一様に帯電せしめる帯電ローラ102が該表面に当接している。該帯電ローラ102の当接位置よりも下方の上記感光ドラム101の回転方向A下流側の帯電された表面には、走査光学装置100によって走査される光ビーム(光束)103が照射されるようになっている。
【0095】
光ビーム103は、画像データに基づいて変調されており、この光ビーム103を照射することによって上記感光ドラム101の表面に静電潜像を形成せしめる。該静電潜像は、上記光ビーム103の照射位置よりもさらに上記感光ドラム101の回転方向A下流側で該感光ドラム101に当接するように配設された現像手段としての現像装置107によってトナー像として現像される。該トナー像は、上記感光ドラム101の下方で該感光ドラム101に対向するように配設された転写手段としての転写ローラ108によって転写材たる用紙112上に転写される。該用紙112は上記感光ドラム101の前方(図9において右側)の用紙カセット109内に収納されているが、手差しでも給紙が可能である。該用紙カセット109端部には、給紙ローラ110が配設されており、該用紙カセット109内の用紙112を搬送路へ送り込む。
【0096】
以上のようにして、未定着トナー像を転写された用紙112はさらに感光ドラム101後方(図9において左側)の定着手段としての定着器へと搬送される。
該定着器は内部に定着ヒータ(図示せず)を有する定着ローラ113と該定着ローラ113に圧接するように配設された加圧ローラ114とで構成されており、転写部から搬送されてきた用紙112を上記定着ローラ113と加圧ローラ114の圧接部にて加圧しながら加熱することにより用紙112上の未定着トナー像を定着せしめる。更に定着ローラ113の後方には排紙ローラ116が配設されており、定着された用紙112をプリンタの外に排出する。
【0097】
[バックグランドタイプの画像形成装置]
また上記の画像形成装置は、例えば被走査面上に結像されたスポットによって露光されない部分が画像として現像される、所謂バックグランド露光方式の画像形成装置に対しても好適である。
【0098】
このようなバックグラウンドタイプの画像形成装置は一般的に被走査面上でスポット径が変化すると画像上でスジむらが目立ちやすい。したがって副走査方向のスポット径が均一である本実施形態の走査光学装置との組合せは同画像形成装置のスジむら低減に有効である。
【0099】
[数値実施例]
次に上述した各実施形態1、2と参考例1における光偏向器の構成及び第3の光学素子(fθレンズ系)の数値実施例1〜3を表−1〜4に示す。また前述の各条件式(2),(3)と数値実施例における諸数値との関係を表−5に示す。
【0100】
【表1】
Figure 0004564620
【0101】
【表2】
Figure 0004564620
【0102】
【表3】
Figure 0004564620
【0103】
【表4】
Figure 0004564620
【0104】
【表5】
Figure 0004564620
【0105】
【発明の効果】
本発明によれば前述の如く第3の光学素子を2枚以上のレンズより構成し、そのうちの少なくとも1つのレンズのレンズ面の副走査方向の曲率半径を主走査方向において軸上から軸外に向けて連続的に変化させ、該レンズ面上の一光束内での副走査方向の曲率変化率を10%以下とし、該レンズ面を有するレンズの主走査方向の形状を走査有効域内で被走査面に入射する光束の副走査方向のFナンバーが一定となるよう形成することにより、走査有効域内での副走査方向のスポット径を揃えることができ、またマルチビーム走査において走査有効域内での隣接ピッチ間隔を揃えることができ、これによりコンパクトで高精細な画像記録に最適な走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1の主走査方向の要部断面図
【図2】 本発明の実施形態1の副走査方向の要部断面図
【図3】 比較例におけるレンズ面上の一光束内での副走査方向の曲率変化率によるスポットプロファイル(スポットの等高線)を示す図
【図4】 本発明の実施形態1の長尺シリンダーレンズの出射面の副走査方向の曲率半径を示す図
【図5】 本発明の実施形態1における被走査面上での副走査方向のFナンバーを示す図
【図6】 本発明の実施形態2の主走査方向の要部断面図
【図7】 本発明の実施形態2の長尺シリンダーレンズの入射面、出射面の副走査方向の曲率半径を示す図
【図8】 本発明の実施形態2における被走査面上での副走査方向のFナンバーを示す図
【図9】 本発明の参考例1の主走査方向の要部断面図
【図10】 本発明の参考例1の第1、第2のトーリックレンズの出射面の副走査方向の曲率半径を示す図
【図11】 本発明の参考例1における被走査面上での副走査方向のFナンバーを示す図
【図12】 バックグラウンド露光タイプの画像形成装置の副走査方向の要部断面図
【図13】 従来の走査光学装置の要部概略図
【符号の説明】
1 光源手段(半導体レーザー)
2 第1の光学素子(コリメーターレンズ)
3 開口絞り
4 第2の光学素子(シリンドリカルレンズ)
5 偏向素子(光偏向器)
12,14,16 第3の光学素子
31 光源手段(マルチ半導体レーザー)
61 凹球面レンズ
62 凸シリンダーレンズ
63,73 長尺シリンダーレンズ
64 トーリックレンズ
65 長尺トーリックレンズ
6 被走査面(感光体ドラム)
100 走査光学装置
101 感光ドラム
102 帯電ローラ
103 光ビーム
107 現像装置
108 転写ローラ
109 用紙カセット
110 給紙ローラ
112 転写材(用紙)
113 定着ローラ
114 加圧ローラ
116 排紙ローラ

Claims (2)

  1. 光源手段と、前記光源手段から出射された光束を主走査方向に偏向する光偏向器と、前記光偏向器の偏向面にて偏向された光束を被走査面上に結像させる結像光学系と、を有する走査光学装置であって、
    前記光偏向器の偏向面に入射する光束の主走査方向の幅は、前記光偏向器の偏向面の主走査方向の幅よりも長く、
    前記結像光学系は、2枚以上の結像レンズを備え、前記2枚以上の結像レンズのうち1つのレンズ面のみの副走査方向の曲率半径が主走査方向において軸上から軸外に向かい連続的に変化しており、
    且つ、前記副走査方向の曲率半径が主走査方向において軸上から軸外に向かい連続的に変化しているレンズ面に入射する光束の前記レンズ面上での一光束内での副走査方向の曲率変化率は10%以下に設定されており、
    且つ、前記2枚以上の結像レンズのレンズ面のうち副走査方向のパワーが最も大きいレンズ面の主走査断面内の形状は、前記光偏向器側に曲率中心を有していることを特徴とする走査光学装置。
  2. 請求項1に記載の走査光学装置と、前記走査光学装置の被走査面に配置された感光ドラムと、前記感光ドラム上を光束が走査することによって形成された静電潜像をトナー像として現像する現像手段と、前記現像されたトナー像を用紙に転写する転写手段と、転写されたトナー像を用紙に定着させる定着手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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