JPH06305189A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH06305189A
JPH06305189A JP5120806A JP12080693A JPH06305189A JP H06305189 A JPH06305189 A JP H06305189A JP 5120806 A JP5120806 A JP 5120806A JP 12080693 A JP12080693 A JP 12080693A JP H06305189 A JPH06305189 A JP H06305189A
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image
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image forming
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JP5120806A
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Mamoru Tanaka
守 田中
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/10Scanning systems
    • G02B26/12Scanning systems using multifaceted mirrors
    • G02B26/124Details of the optical system between the light source and the polygonal mirror
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/47Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light
    • B41J2/471Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light using dot sequential main scanning by means of a light deflector, e.g. a rotating polygonal mirror

Abstract

(57)【要約】 【目的】ビームスポット径を小さくし、高解像度のデジ
タル画像のを向上させることができる画像形成方法を提
供する。 【構成】低光量で光感度が小で電位減衰量が小さい光量
範囲40を有し、光量が増加するに従い光感度が増大し
電位減衰量が増加する感度区間を有する光量−帯電電位
減衰特性を持つ像担持体を用い、かつ光路中に配置した
遮蔽板の回折によるレーザービームの光強度分布で、サ
イドローブ32,32’,33,33’・・・の最大光
強度が、電位減衰量が小さい光量範囲40内にあること
で実質的にビームスポット径を小さくした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真プロセスを用
いた画像形成装置に関し、例えばフルカラープリンタ等
に用いられる様なデジタル信号を画像情報として扱う画
像形成装置の画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置において、高速かつ
低騒音プリンタとして、電子写真方式を採用したレーザ
ービームプリンタがある。
【0003】その代表的な用途は文字、図形等の画像を
感光体にレーザービームを当てるか、当てないかで形成
する2値記録である。そして、一般には、文字、図形等
の記録は中間調を必要としていないのでプリンタ構造も
簡単にできる。
【0004】ところが、このような2値記録方式であっ
ても中間調を表現できるプリンタがある。このプリンタ
はディザ法、濃度パターン法等を採用したものがよく知
られている。しかし、周知のごとく、ディザ法、濃度パ
ターン法等を採用したプリンタでは高解像度が得られな
い。そこで、近年、記録密度を低下させずに高解像を得
つつ、各画素において中間調画素を形成する方式が提案
されている。この方式は、画像信号によって、レーザー
ビームを照射するパルス幅を変調することにより中間調
画素形成を行なうPWM方式で、このPWM方式によれ
ば高解像度かつ高階調性の画像を形成でき、従って、特
に高解像度と高階調性を必要とするカラー画像形成装置
にはこの方式が欠かせないものとなっている。すなわ
ち、このPWM方式によると、1画素毎にビームスポッ
トにより形成されるドットの面積階調を行なうことがで
き、記録すべき画素密度(記録密度)を低下させること
なく同時に中間調を表現できる。
【0005】この従来例を図8に示す。図8はレーザー
ビームスキャナ部分の概略図で図示しない画像情報信号
源より伝達された信号によりレーザードライブ回路10
1を駆動し、半導体レーザー部102、コリメータ10
3、ポリゴンミラー104、fθレンズ105を用いた
レーザービームスキャナによりレーザービーム位置を走
査することにより、像担持体としての感光ドラム110
の表面上にビームスポットを結像し、静電潜像を形成し
周知の電子写真プロセスを経て記録紙上に画像記録を実
現するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の画像形成方法(PWM方式)においても、さら
に画像密度を上げていくとビームスポット径に対して画
素幅が相対的に小さくなるため、各画素間でのコントラ
ストが十分取れず、また画素内でのPWM変調による階
調も十分とることができないという問題点があるため、
解像度向上のためにはよりビームスポット径を小さくす
る必要があり、またPWM方式に替えて画素密度を高め
た上で前述の濃度パターン法等を用いる場合や単純に2
値画像を形成する場合においても、よりビームスポット
径を小さくする必要がある。
【0007】ここで、ビームスポット径を小さくするた
めには、レーザー波長を短くし、入射光レーザー径を大
きくする必要があるが、この方法によると、装置の大型
化、高価格化を招き、また焦点深度も狭くなるため、像
担持体上の機械精度の限界により像担持体上に画像ドッ
トの安定形成が困難であり、従って、これらの問題点を
改善する必要があった。
【0008】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、ビーム
スポット径を小さくし、高解像度のデジタル画像を向上
させることができる画像形成方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、レーザー光源からのレーザービー
ムを結像光学系により、像担持体上でビームスポットと
して結像し、該ビームスポットを像担持体上に対し相対
的に走査させ、像担持体上に像を形成するデジタル画像
形成装置において、前記レーザービームの光路中に部分
的に開口部を有した遮蔽板を配置し該遮蔽板による回折
により実質的に有効なビームスポット径を小さくしたこ
とを特徴とする。
【0010】また、前記遮蔽板が、前記の光路中におい
て光軸中心での光透過率よりも高い光透過率の部分を光
軸中心の周囲に有する遮蔽板であり、サイドローブを発
生しつつメインローブの小径化を生ずる。
【0011】さらに、前記遮蔽板として、もしくは該遮
蔽板に代えて、同等の回折を生じる空間的に光透過率の
異なる光透過板もしくはレンズを用いろこともできる。
【0012】さらにまた、前記遮蔽板の回折によりメイ
ンローブの小径化を行ない、その際に発生するサイドロ
ーブによる潜像を、電子写真現像におけるかぶり取り電
位と現像コントラスト電位との調節による現像性制御に
より、現像に影響しないように設定するとよい。
【0013】前記の像担持体は、低光量では光感度が小
で電位減衰量が小さく、光量が増加するに従い光感度が
増大し電位減衰量が増加する感度区間を有する光量と帯
電電位減衰量の特性を持ち、かつレーザービームの光強
度分布において、前記遮蔽板の回折によりメインローブ
の小径化を行ない、その際に発生するサイドローブの光
強度により生ずる最大光量が、前記の低光量では電位減
衰量が小さい感度区間内にあることで実質的に有効なビ
ームスポット径を小さくすると効果的である。
【0014】そして、メインローブ光量分布の最大光量
値をAとし、サイドローブ光量分布の最大光量値をBと
し、上記の光量と帯電電位減衰量の特性に対しAを適用
することで得られる電位コントラストをaとし、上記の
光量と帯電電位減衰量の特性に対しBを適用することで
得られる電位コントラストをbとした場合に、 (a/A)>(b/B) となるように前記像担持体の電位およびレーザー光量を
調節するとよい。
【0015】
【作用】上記のように構成された画像形成方法では、遮
蔽板の回折により実質的に有効なビームスポット径を小
さくしたので、形成されるドットの面積が小さくなり、
像担持体にきめ細かい画像が担持されることになる。
【0016】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。
【0017】図4は本発明の画像形成方法が適用された
画像形成装置全体を示す概略図で、図3は図4のレーザ
ービームスキャナ部分の例を示す概略図であり、図示し
ない画像情報信号源より伝達された信号によりレーザー
ドライブ回路1を駆動し、半導体レーザー部2、コリメ
ータ3、遮蔽板6、ポリゴンミラー4、fθレンズ5を
用いたレーザービームスキャナによりレーザービーム位
置を走査することにより、像担持体としての感光ドラム
10の表面上にビームスポットを結像し、静電潜像を形
成し周知の電子写真プロセスを経て記録紙上に画像記録
を実現するものである。
【0018】遮蔽板6は、図2(a)に示したように開
口部61および遮蔽部62を有するもので、図2(b)
に示したような透過率分布を持っており、コリメータ3
とポリゴンミラー4との間に設置される。
【0019】遮蔽板6を通過したレーザービームは、開
口部61および遮蔽部62を有する遮蔽板6による回折
により図1(b)のように像担持体上の集光面上でサイ
ドローブを持つレーザー光強度分布となる。
【0020】ここで、図2(a)の遮蔽部62の幅を増
加させることで、図1(b)に示したメインローブ31
の幅を小さくすることができるが、それと同時にサイド
ローブ32,32’,33,33’・・・のレーザー光
強度が増加する。
【0021】また、図1(a)に示したような光量−帯
電電位減衰特性を持つ像担持体である感光ドラム10を
用いることにより、光量の小さい光量範囲40では感光
ドラム10の電位減衰量が小さいため、感光ドラム10
に光の影響を与えないようにできる。
【0022】よって、上述の図1(b)のレーザー光強
度分布により生ずる光量分布と図1(a)に示したよう
な光量−帯電電位減衰特性を重畳することにより、光量
の小さいサイドローブ32,32’,33,33’・・
・を光量の小さい光量範囲40に設定すれば、サイドロ
ーブ32,32’,33,33’・・・による感光ドラ
ム10の電位減衰量は小さいものとなり、図1(c)に
示したように電位減衰分布はメインローブ31による効
果が支配的となる。
【0023】その結果、実質的にビームスポット径を減
少させることができる。
【0024】ここで図1(a)に示したように微小な光
量に対して電位減衰量が小さく、光量の増加に従い電位
減衰量が増大する区間を有する特性を持つ感光体の使用
に関しては、例えば、Electorophotodr
aphy Principles and Optim
ization(Melin Schrfe著,Res
erch Studies Press Ltd.,1
984年)等にその例が記載されている。すなわち、本
発明の要旨は図1(a)の低光量で感度の小さい感光体
の特性と、図1(b)のいわゆる超解像光学系によるレ
ーザー光強度分布特性を重畳することで、図1(b)の
サイドローブ32,32’,33,33’・・・による
感光体上の電位減衰量をマスクして、ビームスポット径
を小さいものとし、結果として図1(c)に示すような
高解像のビームスポット潜像を形成し、デジタル電子写
真におけるより高解像な画像を得ることである。
【0025】ここで、本発明は上述したように、種々の
感光体の特性の中で、図1(a)のような特性を持つも
のを用いて図1(b)のサイドローブ32,32’,3
3,33’・・・をマスクする方法であり、特に感光体
の物性について規定するものではないが、このような感
光体特性との組合せを用いない場合は、図1(b)のレ
ーザー光強度分布のサイドローブ32,32’,33,
33’・・・により隣接画素への露光が生じ、メインロ
ーブ31のみの幅が小さくても十分に高い効果が得られ
ないので、該感光体特性と超解像光学系を組合せること
により、光学系単独で生ずる弊害を除去することができ
る。
【0026】また、感光体の露光開始時の感度が小さい
光量範囲40が大きくなるに従い、マスクできるサイド
ローブを大きくとることができ、したがって遮蔽部幅6
3を増加させて、メインローブ31の幅を小さくするこ
とができるので、レーザー光強度および遮蔽部幅63
は、感光体の感度特性に合わせて、適切に調整すること
ができる。
【0027】ここで、感光体の感度特性および上記回折
による光量分布は各々の感光体の製造方法等や回折手段
等により様々な形状をなし得るので、帯電電位やレーザ
ー光強度等を調節してサイドローブの最大光強度が感光
体の電位減衰量が小さい感度区間内にあるようにして、
できるだけメインローブによる潜像がサイドローブによ
る潜像に対して大きくなるようにしてサイドローブの影
響を小さくすればよいわけである。
【0028】そこで、メインローブ光量分布の最大光量
値をAとし、サイドローブ光量分布の最大光量値をBと
し、上記の光量と帯電電位減衰量の特性に対しAを適用
することで得られる電位コントラストをaとし、上記の
光量と帯電電位減衰量の特性に対しBを適用することで
得られる電位コントラストをbとした場合に、 (a/A)>(b/B) となるように帯電電位やレーザー光強度等を調節するこ
とにより、上記に示した概念である「サイドローブの光
強度により生ずる最大光量が、感光体の低光量では電位
減衰量が小さい感度区間内にある」ことを定量化して調
節することが可能となり潜像の安定制御性を向上させる
ことができる。
【0029】ここで、上記の (a/A)>(b/B) の関係が単に成り立っているのみではなく、(a/A)
/(b/B)が、より大きいほど本発明の効果が大きい
ことは明らかであり、帯電電位やレーザー光強度等を調
節する際には、感光体の耐久劣化や、レーザー出力の安
定性や、メインローブの潜像を現像するために必要な電
位コントラストや、サイドローブによる潜像の大きさが
画像に影響を及ぼさない上限等の、その他の諸条件を加
味した上において、(a/A)/(b/B)が最大とな
るように調節することが望ましい。
【0030】また、潜像の幅と電位が共に非常に小さい
場合には、潜像電荷により生ずる力が小さいため、現像
器からトナーが感光体の潜像へ現像される際に上記の非
常に小さい潜像の影響を受けないことは電子写真技術に
おいては周知の現象であり、そこで例えば図7に示す通
り、イメージ露光(反転現像)において現像器に印加さ
れている現像バイアス電位に対し現像される方向の電位
とは逆極性であるかぶり取り電位を大きくすることで小
さい潜像の現像を行なわない方法や、バックグラウンド
露光(正規現像)において現像器に印加されている現像
バイアス電位に対し現像される方向の電位とは同極性で
ある現像コントラスト電位を大きくすることで小さい潜
像の現像を行なう方法等の、かぶり取り電位と現像コン
トラスト電位との制御により現像性を制御する方法が電
子写真現像の技術として用いられる。
【0031】そこで、この方法を本発明に用いてサイド
ローブによる小さい潜像による画像への影響を除去する
ことにより、上記の感度特性を有する感光体を用いない
場合であっても、上述のレーザービームの回折の手段を
用いてメインローブによる潜像の幅を小径化して高解像
化を図ることができる。
【0032】ただし、この場合には上述したような感光
体の感度特性を用いたサイドローブの潜像の低減を図ら
ないので、サイドローブを大きくできず、従って、メイ
ンローブの幅を十分に狭くすることができないため、高
解像化の効果には上述の感光体の感度特性を用いた方法
と比較して制限がある(例えば、上述の(a/A)/
(b/B)の値が1未満となる場合には、元のレーザー
ビームの回折による光量分布と比較してサイドローブの
潜像がメインローブの潜像よりもさらに拡大され、隣接
画素へのノイズ信号として顕著となる)。従って、上述
したようなレーザービームの回折の手段と感光体の感度
特性とによる方法と、かぶり取り電位と現像コントラス
トとの制御とを併用することが高解像化の面においては
より望ましい。
【0033】(他の実施例)また、別の実施例として、
図5に示されるような多重現像一括転写電子写真方式に
適用することも可能である。この多重現像一括転写電子
写真方式は、近年、感光ドラム10上に直接トナー像を
重ね合わせカラー画像を形成する多重現像プロセスが提
案されている。最初に帯電器7によって感光ドラム10
上を均一に帯電する。その後、感光ドラム10上から露
光手段によって潜像を書込み、反転現像によってレーザ
ーの照射された部分のみ現像する。このプロセスをマゼ
ンタ、シアン、イエロー、(ブラック)の3色または4
色分繰り返し、感光ドラム10上においてトナー像を重
ね合わせ、カラー画像を形成する。そしてこのトナー像
を、転写手段8によって紙に一括転写し、感光ドラム1
0上の残留電荷を前露光ランプによって除く。
【0034】その後、定着器を通過させることにより定
着させ、カラー画像を得るわけである。
【0035】また、別の実施例として、図6に、多重ド
ラム方式に本発明を適用した例を示す。この実施例に
て、画像形成装置はフルカラーのレーザービームプリン
タとされるが、前の実施例と異なり、色ごとに専用の像
担持体、すなわち、感光ドラム10Y(イエロー),1
0M(マゼンタ),10C(シアン),10B(ブラッ
ク)を具備し、その周りにそれぞれ専用のレーザービー
ムスキャナ80Y,80M,80C,80B、現像器9
Y,9M,9C,9B、転写用放電器11Y,11M,
11C,11B、帯電器13Y,13M,13C,13
B、クリーニング器12Y,12M,12C,12Bが
配置されている。
【0036】転写紙は給紙ガイド14を通り給紙ローラ
15、給紙ガイド14’と順に搬送され、吸着用帯電器
16からコロナ放電を受け、搬送ベルト18へ確実に吸
着する。
【0037】その後、各感光体に形成された画像を転写
用放電器11Y,11M,11C,11Bにより転写
し、除電器19により搬送ベルト18から除電され、定
着器17により定着されて、フルカラーの画像が得られ
る。
【0038】本実施例においては、フルカラー画像の高
速出力を主たる目的として、レーザービームスキャナや
像担持体を複数配置しているが、この場合、各々のレー
ザービームスキャナや像担持体の機械的精度等の限界か
ら、前述したいくつかの実施例に用いられた構成よりも
さらにドットの解像度が重要となる。そこで、本発明の
方式により、ドットの解像度の向上をはかることによ
り、上記の問題解決となり、一層効果が得られる。
【0039】また、上記実施例においては主にデジタル
複写機を例にとり説明を行なったが、他の実施例とし
て、同様の電子写真プロセスを用いた画像記録装置、例
えばレーザービームプリンタ等にも本発明が利用でき
る。
【0040】そして、本発明は例えばPWM方式を始め
とする従来の画像形成方法および、その他の電子写真技
術を含めた従来技術に付加して用いることも可能であ
る。
【0041】さらに、本発明においては、超解像光学系
を実現する素子として、光軸中心部に遮蔽部を設ける方
法による実施例について説明したが、光軸中心から外周
に向かい軸対称に遮蔽部を設ける方式や、空間的に光透
過率の異なる光透過板を用いる方式や、レンズを用いる
等、他の位相・振幅変換素子を用いることも可能であ
る。
【0042】
【発明の効果】本発明は以上の構成および作用を有する
もので、遮蔽板の回折により実質的に有効なビームスポ
ット径を小さくしたので、装置の大型化、高価格化を招
かずに、形成されるドットの面積を小さくでき、像担持
体にきめ細かい画像を担持できる。
【0043】よって、高解像度のデジタル画像の再現性
をより向上させることができ、高画質な画像を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の画像形成方法の感光体電
位と光量の関係図、図1(b)はレーザー光強度と光軸
中心からの距離の関係図、図1(c)は感光体電位減衰
量と光軸中心からの距離の関係図である。
【図2】図2(a)は本発明の画像形成方法に適用され
る遮蔽板6の斜視図、図2(b)は遮蔽板6の光透過率
と光軸中心からの距離の関係図である。
【図3】図3は本発明の画像形成方法に適用されるレー
ザービームスキャナ部分の例を示す概略図である。
【図4】図4は本発明の画像形成方法が適用された画像
形成装置を示す概略図である。
【図5】図5は本発明の画像形成方法が適用できる多重
現像一括転写電子写真方式の画像形成装置を示す概略図
である。
【図6】図6は本発明の画像形成方法が適用できる多重
ドラム方式の画像形成装置を示す概略図である。
【図7】図7(a),(b)はそれぞれ、本発明の画像
形成方法に適用される現像コントラスト電位と、かぶり
取り電位の制御についての、イメージ露光(反転現
像)、およびバックグラウンド露光(正規現像)の関係
を示した図である。
【図8】図8は従来の画像形成方法が適用されるレーザ
ービームスキャナ部分の例を示す概略図である。
【符号の説明】
A メインローブ光量分布の最大光量値 B サイドローブ光量分布の最大光量値 a 本発明に用いる感光体感度特性に対しAを適用する
ことで得られる電位コントラスト b 本発明に用いる感光体感度特性に対しBを適用する
ことで得られる電位コントラスト 1,101 レーザードライブ回路 2,102 半導体レーザー部 3,103 コリメータ 4,104 ポリゴンミラー 5,105 fθレンズ 6 遮蔽板 10,10Y,10M,10C,10B,110 感光
ドラム(像担持体) 31 メインローブ 32,32’,33,33’ サイドローブ 40 光量範囲 61 開口部 62 遮蔽部 63 遮蔽部幅

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー光源からのレーザービームを結
    像光学系により、像担持体上でビームスポットとして結
    像し、該ビームスポットを像担持体上に対し相対的に走
    査させ、像担持体上に像を形成するデジタル画像形成装
    置において、前記レーザービームの光路中に部分的に開
    口部を有した遮蔽板を配置し該遮蔽板による回折により
    実質的に有効なビームスポット径を小さくしたことを特
    徴とする画像形成方法。
  2. 【請求項2】 前記遮蔽板が、前記の光路中において光
    軸中心での光透過率よりも高い光透過率の部分を光軸中
    心の周囲に有する遮蔽板であり、サイドローブを発生し
    つつメインローブの小径化を生ずることを特徴とする請
    求項1に記載の画像形成方法。
  3. 【請求項3】 前記遮蔽板として、もしくは該遮蔽板に
    代えて、同等の回折を生じる空間的に光透過率の異なる
    光透過板もしくはレンズを用いたことを特徴とする請求
    項1または2に記載の画像形成方法。
  4. 【請求項4】 前記遮蔽板の回折によりメインローブの
    小径化を行ない、その際に発生するサイドローブによる
    潜像を、電子写真現像におけるかぶり取り電位と現像コ
    ントラスト電位との調節による現像性制御により、現像
    に影響しないように設定することを特徴とする請求項
    1,2または3に記載の画像形成方法。
  5. 【請求項5】 前記の像担持体は、低光量では光感度が
    小で電位減衰量が小さく、光量が増加するに従い光感度
    が増大し電位減衰量が増加する感度区間を有する光量と
    帯電電位減衰量の特性を持ち、かつレーザービームの光
    強度分布において、前記遮蔽板の回折によりメインロー
    ブの小径化を行ない、その際に発生するサイドローブの
    光強度により生ずる最大光量が、前記の低光量では電位
    減衰量が小さい感度区間内にあることで成る請求項1,
    2,3または4に記載の画像形成方法。
  6. 【請求項6】 メインローブ光量分布の最大光量値をA
    とし、サイドローブ光量分布の最大光量値をBとし、上
    記の光量と帯電電位減衰量の特性に対しAを適用するこ
    とで得られる電位コントラストをaとし、上記の光量と
    帯電電位減衰量の特性に対しBを適用することで得られ
    る電位コントラストをbとした場合に、 (a/A)>(b/B) となるように前記像担持体の電位およびレーザー光量を
    調節することを特徴とする請求項1,2,3,4または
    5に記載の画像形成方法。
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