JP4562369B2 - 回転作動型ワンウェイクラッチ - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車、スノーモービル等に使用され、所定の回転数以上になるとワンウェイクラッチの機能を発揮する回転作動型ワンウェイクラッチに関する。
発明の背景
一般に、ワンウェイクラッチは、相対回転する外輪及び内輪を有し、外輪と内輪との間でトルクを伝達するスプラグやローラなどが外輪または内輪の軌道面に設けたカム面に噛み合うことで、一方向のみに回転トルクを伝達している。また、逆方向では空転する構成となっている。
このようなワンウェイクラッチの中で、内輪または外輪に設けたポケット(凹所)にローラを配置し、回転方向によって、ローラがポケットの楔部分に係合する楔作用により回転をロックする構成となっているものが知られている。
例えば、特許文献1は、外輪(アウターレース)に設けた凹所にローラを配置して、外輪が時計方向に回転した場合、ローラが楔作用により凹所でロックされ、内輪に対して外輪の回転をロックする構成を開示している。
また、特許文献2は、外輪(アウターレース)と入力カップリングとの間にローラ及び補助ローラを配置して、所定回転数以上になると、遠心力で補助ローラがローラを押圧する。この押圧力により、所定方向に回転すると楔作用でローラがロックすることが可能となり、ワンウェイクラッチの機能が発揮される構成を開示している。
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
特公昭53−8019号公報(第1−2頁、第1図等) 特開昭52−100045号公報(第2−3頁、第3図等)
特許文献1に開示されているものは、ローラを用いた一般的なワンウェイクラッチであり、回転数に応じてロックする構成となっていない。
また、特許文献2は、回転数に応じてロックする構成を開示している。しかしながら、補助ローラの作動範囲を決定する長孔が内輪とは別体に設けられているため、装置の所望の寸法精度を得るのが困難であり、また部品点数も多くなる。また、補助ローラが長孔に引っかかる虞があり、ローラを押圧するプレートや抱持片といった部品が必要であり、スプリングの設置スペースが要求されるので装置の径を小さくするには限りがある。
さらに、ローラを付勢するスプリングにコイルスプリングが設けられているが、コイルスプリングでは限られたスペースでばね定数を小さく設定することが困難であり、アコーデオンスプリング等に比べて、価格的にも割高となる虞がある。
そこで、本発明は部品点数を削減するとともに、安価で、ばね定数を小さく設定でき、寸法精度が得やすく、錘体が引っかかる虞が無く、省スペースでも設計可能な構造の回転作動型ワンウェイクラッチを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の回転作動型ワンウェイクラッチは、
内周円筒面を有する外輪と、カム面が形成された内輪と、前記外内輪間のトルク伝達を行う転動体、前記転動体を付勢する付勢スプリング、及び遠心力を受けて前記付勢スプリングの付勢力に抗しつつ前記転動体を係合方向へ押圧する錘体を備えた回転作動型ワンウェイクラッチにおいて、前記錘体の作動を案内する錘作動面が設けられていることを特徴としている。
また、本発明の回転作動型ワンウェイクラッチは、
内周円筒面を有する外輪と、カム面が形成された内輪と、前記外内輪間のトルク伝達を行う転動体、前記転動体を付勢する付勢スプリング、及び遠心力を受けて前記付勢スプリングの付勢力に抗しつつ前記転動体を係合方向へ押圧する錘体を備えた回転作動型ワンウェイクラッチにおいて、前記転動体、錘体、付勢スプリングのうちの少なくとも一つを収容するポケットが設けられていることを特徴としている。
更にまた、本発明の回転作動型ワンウェイクラッチは、
内周円筒面を有する外輪と、カム面が形成された内輪と、前記外内輪間のトルク伝達を行う転動体、前記転動体を付勢する付勢スプリング、及び遠心力を受けて前記付勢スプリングの付勢力に抗しつつ前記転動体を係合方向へ押圧する錘体を備えた回転作動型ワンウェイクラッチにおいて、前記付勢スプリングはアコーデオンスプリングであることを特徴としている。
更にまた、本発明の回転作動型ワンウェイクラッチは、
内周円筒面を有する外輪と、カム面が形成された内輪と、前記外内輪間のトルク伝達を行う転動体、前記転動体を付勢する付勢スプリング、及び遠心力を受けて前記付勢スプリングの付勢力に抗しつつ前記転動体を係合方向へ押圧する錘体を備えた回転作動型ワンウェイクラッチにおいて、前記カム面の浅い部分に連続した非楔作用面が形成されていることを特徴としている。
更にまた、本発明の回転作動型ワンウェイクラッチは、
内周円筒面を有する外輪と、カム面が形成された内輪と、前記外内輪間のトルク伝達を行う転動体、前記転動体を付勢する付勢スプリング、及び遠心力を受けて前記付勢スプリングの付勢力に抗しつつ前記転動体を係合方向へ押圧する錘体を備えた回転作動型ワンウェイクラッチにおいて、前記転動体は円筒状のローラであることを特徴としている。
また、本発明の回転作動型ワンウェイクラッチは、
内周円筒面を有する外輪と、カム面が形成された内輪と、前記外内輪間のトルク伝達を行う転動体、前記転動体を付勢する付勢スプリング、及び遠心力を受けて前記付勢スプリングの付勢力に抗しつつ前記転動体を係合方向へ押圧する錘体を備えた回転作動型ワンウェイクラッチにおいて、前記錘体は円筒状のローラであることを特徴としている。
また、本発明の回転作動型ワンウェイクラッチは、
内周円筒面を有する外輪と、カム面が形成された内輪と、前記外内輪間のトルク伝達を行う転動体、前記転動体を付勢する付勢スプリング、及び遠心力を受けて前記付勢スプリングの付勢力に抗しつつ前記転動体を係合方向へ押圧する錘体を備えた回転作動型ワンウェイクラッチにおいて、前記付勢スプリングを保持する保持器が設けられていることを特徴としている。
更にまた、本発明の回転作動型ワンウェイクラッチは、
内周円筒面を有する外輪と、カム面が形成された内輪と、前記外内輪間のトルク伝達を行う転動体、前記転動体を付勢する付勢スプリング、及び遠心力を受けて前記付勢スプリングの付勢力に抗しつつ前記転動体を係合方向へ押圧する錘体を備えた回転作動型ワンウェイクラッチにおいて、前記外輪と内輪との間を支持する軸受機構が設けられていることを特徴としている。
以上説明した、本発明によれば、以下のような効果が得られる。
付勢スプリングが転動体をカム面との非係合方向へ付勢しており、ポケットには、遠心力を受けて付勢スプリングの付勢力に抗しつつ転動体をカム面との係合方向へ押圧する錘体が配置されているので、部品点数を削減するとともに、安価で、ばね定数を小さく設定でき、寸法精度が得やすく、錘体が引っかかる虞が無く、省スペースでも設計可能な構造の回転作動型ワンウェイクラッチを提供できる。
また、各請求項毎に得られる特有の効果は以下の通りである。
請求項1、2、11−12、22及び26に記載の発明によれば、錘体の作動をスムーズにすることができる。
請求項3、10、13、21、23乃至25に記載の発明によれば、装置の部品点数を削減することができる。
請求項4及び14に記載の発明によれば、ばね定数の設定を容易に行うことができ、また装置を安価に製造できる。
請求項5及び15に記載の発明によれば、転動体に過大なトルクが加わった場合の装置の破損を防止できる。
請求項16に記載の発明によれば、負荷可能なトルクを大きく設定することができる。また、形状が簡単で加工が容易となる。
請求項6及び17に記載の発明によれば、形状が簡単で加工が容易な錘体を得ることができる。
請求項7及び18に記載の発明によれば、付勢スプリングを内輪等に直接取り付ける場合よりも加工が容易かつ安価である。
請求項8及び19に記載の発明によれば、保持器の位置ずれを防止することができる。
請求項9及び20に記載の発明によれば、外内輪間のクリアランスが適正に保たれるため、振動等の影響を受けた場合であっても、噛合い動作を確実に行うことができる。
本明細書において、「回転作動型」とは、上記所定の回転数を越えた範囲での回転時において、ワンウェイクラッチとしての機能が確実に作動するという意味であるが、低速回転域から所定の回転数以下の回転でも、ワンウェイクラッチとして機能する場合がある。また、「所定の回転数」は、錘体の質量や錘体の内輪中心からの距離、錘作動面の傾斜角度によって、任意に決定されるものである。
また、本明細書において、「錘作動面」とは、遠心力を受けた錘体が、この面に沿って外径側へ転動または滑ることにより案内される面であり、ローラに接触押圧し、ローラを噛合い位置まで移動させるために設けられている。「錘作動面」は外径方向に向かってポケットの周方向幅が徐々に狭まるように傾斜していることが好ましい。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。図面中、同一部分は同一符号にて示してある。
図1は、本発明の実施例を示す回転作動型ワンウェイクラッチの正面図であり、図2は、図1のA−A線に沿った軸方向断面図である。回転作動型ワンウェイクラッチ1は、内周にスプライン2aが刻設され、駆動軸(不図示)に嵌合する中空の軸である内輪2と、内輪2の半径方向外側で同軸上に、かつ内輪2と相対回転自在に配置された外輪3とからなっている。また、図1及び2の双方に示すように、保持器4の内周には軸方向に延びる係合舌26が設けられており、内輪2の内周に設けられた凹溝25に嵌合し、内輪2に固定されている。
図3において、内輪2の外周部には、外輪3の内周面3aに対して開口した複数のポケット9が円周方向等分に設けられている。ポケット9の間の内輪2の外周面は、外輪3の内周面3aに対して摺擦する軸受部13となっている。
各ポケット9はその内周面の一部にカム面11(図3及び図4参照)が形成され、またトルク伝達を行う転動体であり、ほぼ円筒形のローラ7とほぼ円筒形の錘体8とが配置されている。ポケット9には、更にローラ7をカム面11の深さの深い方向、即ち、カム面11と外輪3の円筒状内周面との間でローラ7が噛み合わず、ワンウェイクラッチ1が空転する、非係合方向へ付勢する付勢スプリング5が設けられている。
付勢スプリング5にはアコーデオンスプリングが用いられており、図5に詳細を示すように、保持器柱部10の返し部分14を付勢スプリング5の取付け部15で挟むことによって、付勢スプリング5は、保持器4の保持器柱部10に取り付けられている。付勢スプリング5の取り付け部15と反対側の一端は、ローラ7を押圧するための押圧部16となっている。尚、付勢スプリング5として、コイルスプリングなどを用いることもできるが、本明細書(0009)段落で述べた理由で、アコーデオンスプリングを用いることが好ましい。
図2は、内輪2、外輪3、付勢スプリング5の関係を示す軸方向断面図であり、付勢スプリング5は保持器4に保持されていることを示している。
次に、図3及び図4を用いて、本実施例の回転作動型ワンウェイクラッチ1の動作を説明する。図3は図1の要部を示す正面図であり、ローラの噛合い前(非係合時)の状態を示しており、図4は図1の要部を示す正面図であり、ローラの噛合い時(係合時)の状態を示している。
上述の構成の回転作動型ワンウェイクラッチ1は、非回転時から低速回転域までは内外輪の相対回転方向どちらの向きでもローラ7がトルク伝達を行うことはない。図3はこの状態を示しており、外輪3の内周面3aとローラ7との間には僅かな隙間dが存在している。このとき、錘体8は、ポケット9のほぼ最奥部に位置している。また、ローラ7は、ポケット9を画成する面の一部に設けられた錘作動面12とカム面11の双方に接する状態で付勢スプリング5によって付勢支持され、錘体8はローラ7とポケット9を画成する錘作動面12、カム面11に囲まれる空所に配置されている。
図3の非係合状態から、回転数が上昇すると錘体8が遠心力を受けてポケット9の側部に形成された、外径方向に向かってポケットの周方向幅が徐々に狭まるように傾斜した周方向端面、すなわち錘体作動面12に沿って外径側へ移動し、ローラ7自身が受ける遠心力に加えて錘体8が受ける遠心力(Fc)がローラ7に加わり、ローラ7がカム面11と係合可能な位置まで周方向に押圧する力(Fw)が働く。図4は、このような係合状態を示しており、ローラ7が外輪3の内周面3aとカム面11との間に噛合っている。
更に、回転数が所定値を超えるとローラ7に充分な押圧力が加わり、回転作動型ワンウェイクラッチ1の機能を発揮できる状態、つまりロックアップ可能な状態となる。即ち、この状態で、図4において内輪2を固定状態として考えると、外輪3が図中左方向へ回転するときは空転状態(非係合状態)となり、図中右方向へ回転するときは噛合い状態(係合状態)となり、内外輪間でトルクの伝達が行われる。
ところで、錘体8がローラ7と錘体作動面12との間へ挟まってしまうことを防止するため、錘体作動面12には所定の楔角θが設定されている。この楔角θは錘体8とローラ7の接点における接線と錘体作動面12とのなす角であり、錘体8とローラ7の各々の径の比によって設定角度が異なってくる。カム面11の更に外径側であって、錘体8の反対側部分には、カム面11よりも大きく傾斜した非楔作用面21が形成されている。非楔作用面21は、カム面11より浅く、すなわちカム面11より傾斜が大きく設定されている。ローラ7に過大なトルクが加わった場合、ローラ7は、この非楔作用面21まで移動し、非楔作用面21で過大なトルクを逃がし、装置の破損を未然に防止する構成となっている。
尚、錘体は、鋼材、銅、鋼合金、アルミニウム、合成樹脂等の材料から成形することが考えられるが、鋼等の比重の大きいものを用いると単位体積あたりに受ける遠心力が大きくなるので、装置のサイズが小さく且つ低速回転時においても噛合い可能な状態が得られ、また錘体8の径を小さくすることが可能となる。
以上説明した各実施例ではポケットに配置される転動体としての円筒形のローラを示したが、これは球体であっても良い。また、錘体についても、円筒形のローラではなく球体であってもよい。更に、転動体と錘体との組み合わせについても、両者ともローラ、両者とも球体、いずれか一方がローラで、他方が球体であってもよい。
また、各実施例では、ポケットは円周方向に複数箇所設けられているが、この数は必要なトルク容量などに応じて任意に変更でき、8箇所以外でもよく、例えば、4箇所や6箇所でも良い。しかしながら、個数にかかわらずポケットは円周方向等配分に設けることが好ましい。
また、第2及び第3実施例では、ローラと錘体の直径がほぼ同じ大きさであるが、必ずしも同じ大きさにする必要はないが、使用条件(例えば、作動時の回転数の範囲)によって、任意に設定することができる。
本発明の回転作動型ワンウェイクラッチは、自動二輪車、スノーモービル等だけでなく、四輪自動車などにも適用することが可能である。
本発明の実施例を示す回転作動型ワンウェイクラッチの正面図である。 図1のA−A線に沿った軸方向断面図である。 図1の要部を示す正面図であり、ローラの噛合い前(非係合時)の状態を示す。 図1の要部を示す正面図であり、ローラの噛合い時(係合時)の状態を示す。 本発明に用いられるアコーデオンスプリングの詳細を示す図である。
符号の説明
1 回転作動型ワンウェイクラッチ
2 内輪
3 外輪
4 保持器
5 アコーデオンスプリング
7 転動体(ローラ)
8 錘体
9 ポケット
11 カム面
12 錘作動面
21 非楔作用面

Claims (13)

  1. 内周円筒面を有する外輪と、カム面が形成された内輪と、前記外内輪間のトルク伝達を行う転動体、前記転動体を付勢する付勢スプリング、及び遠心力を受けて前記付勢スプリングの付勢力に抗しつつ前記転動体を係合方向へ押圧する錘体を備えた回転 作動型ワンウェイクラッチにおいて、
    前記錘体の作動を案内する錘作動面が設けられ、前記回転作動型ワンウェイクラッチの非回転時は、前記転動体が前記錘作動面と前記カム面の双方に接する状態で前記付勢スプリングに付勢支持されていることを特徴とする回転作動型ワンウェイクラッチ。
  2. 前記転動体、錘体、付勢スプリングのうちの少なくとも一つを収容するポケットが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の回転作動型ワンウェイクラッチ。
  3. 前記ポケットには前記錘作動面が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の回転作動型ワンウェイクラッチ。
  4. 前記ポケットには前記転動体が係合するカム面が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の回転作動型ワンウェイクラッチ
  5. 前記ポケットは前記内輪に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の回転作動型ワンウェイクラッチ
  6. 前記付勢スプリングはアコーデオンスプリングであることを特徴とする請求項1に記載の回転作動型ワンウェイクラッチ。
  7. 前記カム面の浅い部分に連続した非楔作用面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転作動型ワンウェイクラッチ。
  8. 前記錘体は円筒状であることを特徴とする請求項1に記載の回転作動型ワンウェイクラッチ。
  9. 前記付勢スプリングを保持する保持器が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の回転作動型ワンウェイクラッチ。
  10. 前記内輪の内周には軸方向に延びる凹溝が設けられており、一方前記保持器内周の前記凹溝に対応する位置には軸方向に延びる係合舌が形成されていて、前記凹部に前記係合舌を嵌め合わせることによって、前記保持器が前記内輪に取付けられていることを特徴とする請求項9に記載の回転作動型ワンウェイクラッチ。
  11. 前記外輪と内輪との間を支持する軸受機構が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の回転作動型ワンウェイクラッチ。
  12. 前記軸受機構は内輪の外周面に設けられていることを特徴とする請求項11に記載の回転作動型ワンウェイクラッチ。
  13. 前記カム面の浅い部分に連続した非楔作用面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転作動型ワンウェイクラッチ。
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