JP4562029B2 - セラミックヒータ及びその製造方法並びにグロープラグ - Google Patents

セラミックヒータ及びその製造方法並びにグロープラグ Download PDF

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Description

本発明は、セラミックヒータ及びその製造方法並びにグロープラグに関する。更に詳しくは、本発明は、比抵抗が小さく、抗折強度が大きい発熱抵抗体を備えたセラミックヒータ及びその製造方法並びにこのセラミックヒータが組み込まれ、急速昇温が可能なグロープラグに関する。
従来より、絶縁性セラミックの基体と、該基体に内装される発熱抵抗体とを有するセラミックヒータが知られている。このセラミックヒータは、ディーゼルエンジンの指導補助装置として使用されるグロープラグの発熱部等に用いられている(特許文献1及び特許文献2参照)。
ところで、このセラミックヒータに使用される発熱抵抗体は、一般的に、窒化珪素と炭化タングステンとを含有する焼結体により成形されている。この焼結体は、抵抗を容易に制御でき、抗折強度も大きくすることができる。そして、多くの場合、抵抗発熱体における炭化タングステンの含有量を多くすることにより、低抵抗の焼結体が製造されている。
特開2002−179464号公報 特開2002−220285号公報
ところで、近年、グロープラグの更なる急速昇温に対する要求がより高まっており、そのためにはセラミックヒータの更なる低抵抗化及び細径化が必要とされている。そのため、発熱抵抗体における炭化タングステンの含有量がより多くなる傾向にある。
しかし、発熱抵抗体における炭化タングステンの配合量を多くした場合、セラミック原料の焼結性が大きく低下することがある。更に、発熱抵抗体における窒化珪素の含有量が相対的に少なくなるため、抗折強度も低下する。この抗折強度の低下は、セラミックヒータを細径化したとき、より大きな問題となる。
本発明は、上記の従来の問題を解決するものであり、比抵抗が小さく、抗折強度が大きい発熱抵抗体を有するセラミックヒータ及びその製造方法を提供することを目的とする。また、本発明は、このセラミックヒータが組み込まれ、急速昇温が可能なグロープラグを提供することを目的とする。
発明者等は、セラミックヒータの発熱抵抗体に絶縁性セラミックとして含有されている窒化珪素には、通常、その表面等において生成した酸化ケイ素等の形態で不純物としての酸素が含有されている。この不純物酸素量が多いと、焼結し易くなり、窒化珪素の焼結粒子は微細なものになる。一方、不純物酸素量が少ない場合は、窒化珪素の粒成長が促進され、焼結粒子は針状粒子となり、この針状粒子の間隙において炭化タングステンの焼結粒子が成長し、且つ連接されて導電経路が形成される。そのため、比抵抗の小さい発熱抵抗体とすることができるという知見を得た。
1.絶縁性セラミックからなり軸状をなす基体と、該基体に内装され、窒化珪素と炭化タングステンとを含有する導電性セラミックからなり、先端側にU字状をなすとともに後端側に延びてなる発熱抵抗体と、からなるセラミックヒータにおいて、前記発熱抵抗体は、比抵抗が390〜1300μΩ・cmであり、且つ抗折強度が800MPa以上であり、当該発熱抵抗体を構成する前記窒化珪素の焼結粒子には、長軸長さが4μm以上、且つ、短軸長さが2μm以上であるの針状粒子であることを特徴とするセラミックヒータ。
2.前記発熱抵抗体は射出成形されてなることを特徴とする請求項1に記載のセラミックヒータ。
3.請求項1または2に記載の前記セラミックヒータの先端部を突出させて、該セラミックヒータを保持する外筒と、少なくとも該外筒の後端部を保持する主体金具と、を備えることを特徴とするグロープラグ。
4.前記発熱抵抗体の間に11Vの直流電圧を印加した場合に、該先端部の温度が1000℃に達するのに要する時間が1〜2秒である請求項4に記載のグロープラグ。
5.絶縁性セラミックからなり軸状をなす基体と、該基体に内装され、窒化珪素と炭化タングステンとを含有し、先端側にU字状をなすとともに後端側に延びてなる発熱抵抗体と、からなり、当該発熱抵抗体を構成する前記窒化珪素の焼結粒子は、長軸長さが4μm以上、且つ、短軸長さが2μm以上の針状粒子であるセラミックヒータの製造方法において、前記発熱抵抗体は、含有する酸素量が0.9質量%以下であり、焼成後窒化珪素となる窒化珪素粉末と、焼成後炭化タングステンとなる炭化タングステン粉末とを、該窒化珪素粉末と該炭化タングステン粉末との合計を100質量%とした場合に、炭化タングステン粉末が58〜73質量%含有するように混合し、その後、焼成することを特徴とするセラミックヒータの製造方法。

本発明のセラミックヒータは、比抵抗が小さく、抗折強度が大きい発熱抵抗体として有用である。
更に、窒化珪素の焼結粒子には、長軸長さが4μm以上、且つ、短軸長さが2μm以上である針状粒子を有する場合は、導電性セラミックが粒成長し、且つ連接されてなる導電経路が容易に形成され、より比抵抗の小さい導電性セラミック焼結体とすることができる。
本発明のセラミックグロープラグは、本発明のセラミックヒータが組み込まれ、急速昇温が可能である。
更に、先端部の径が3.3mm以下であり、発熱抵抗体に取り付けられた一対のリード線端子の間に11Vの直流電圧を印加した場合に、先端部の温度が1000℃に達するのに要する時間が1〜2秒である場合は、近年の急速昇温に対する要求にも十分に応えられるセラミックグロープラグとすることができる。
本発明のセラミックヒータの製造方法によれば、比抵抗が小さく、抗折強度が大きい発熱抵抗体を、容易に製造することができる。
[1]セラミックヒータ
本発明のセラミックヒータ1を、図1を用いて説明する。セラミックヒータ1は、軸方向に延びる基体11と、この基体11の内部に配設されたU字状の発熱抵抗体12とを備える。尚、図1のセラミックヒータ1では、発熱抵抗体12はU字状であるが、その形状は用途等により、適宜の形状とすることができる。基体11は、発熱抵抗体12に対して、例えば、−20〜1500℃の温度範囲において十分な絶縁性を有している必要がある。特に、発熱抵抗体12に対して、10倍以上の絶縁性を有していることが好ましい。
基体11は絶縁性セラミックにより形成される。この絶縁性セラミックは特に限定されないが、例えば、窒化珪素、サイアロン及び窒化アルミニウム等が挙げられる。絶縁性セラミックは、窒化珪素、サイアロン及び窒化アルミニウムのうちの1種のみであってもよい。また、窒化珪素、サイアロン及び窒化アルミニウムのうちの少なくとも1種が85質量%以上、好ましくは90質量%以上含有されていてもよい。基体11は、窒化珪素により形成されていることが好ましい。また、発熱抵抗体12との熱膨張率の差を小さくするため、基体11には、後述する発熱抵抗体12に含有されている炭化タングステンが、基体11を100質量%とした場合に、10質量%以下、特に5質量%以下含有されていてもよい。更に、発熱抵抗体12に含有される各々の金属元素の硼化物等が含有されていてもよい。
一方、発熱抵抗体12は、窒化珪素と炭化タングステンとを含有する。
このうち窒化珪素は、窒化珪素粉末が焼成されて生成した焼結粒子として含有されている。この焼結粒子は窒化珪素のみからなっていてもよく、窒化珪素を主成分とし、これに少量の、例えば、焼結粒子を100質量%とした場合に、10質量%以下、特に5質量%以下の窒化アルミニウム、アルミナ等が含有されていてもよい。
一方、炭化タングステンは、炭化タングステン粉末が焼成されて生成した焼結粒子として含有されている。この炭化タングステンは、高温において焼成されること、及びセラミックヒータ1の使用温度を越える耐熱性を必要とすること、等を理由として十分に高い融点を有するものであることが好ましい。
発熱抵抗体12には、窒化珪素と炭化タングステンの他に、通常、後記の焼結助剤に由来する成分が含有されている。更に、硼化タングステン、硼化チタン、硼化モリブデン(MoB、MoB、MoB)、硼化クロム等の金属元素の硼化物などの他の金属化合物が含まれていてもよい。また、これらの他の金属化合物もセラミックヒータ1の使用温度を越える十分に高い融点を有するものであることが好ましい。
発熱抵抗体12は、比抵抗が小さく、且つ抗折強度が大きい。
発熱抵抗体12の比抵抗は390〜1300μΩ・cmであり、好ましくは390〜1000μΩ・cm、より好ましくは390〜700μΩ・cmである。このように比抵抗の小さい発熱抵抗体12を用いることで、昇温性能に優れたセラミックヒータ1とすることができる。更に、このセラミックヒータ1を組み込むことで、急速昇温が可能な後述するグロープラグ2とすることができる。
比抵抗は、発熱抵抗体12からなる試験片の両端に測定端子をあて、ミリオームメータにより室温(23〜25℃)において抵抗値を測定し、この抵抗値に基づき、以下の計算式に従って算出することができる。尚、抵抗測定用の試験片としては、セラミックヒータ1から切り出した試験片、及びグロープラグ2を解体して取り出したセラミックヒータ1から切り出した試験片を用いることもできる。
比抵抗値=(抵抗値〔μΩ〕×試験片の断面積〔cm〕)/試験片の長さ〔cm〕
発熱抵抗体12の抗折強度は800MPa以上であり、好ましくは850MPa以上(通常、700〜800MPa)である。抗折強度が800MPa以上であれば、発熱抵抗体12が容易に折損することのないセラミックヒータ1とすることができる。
なお、この抗折強度は、JIS R 1601に準じて測定した3点曲げ強さである。
また、この発熱抵抗体12における窒化珪素の焼結粒子は、長軸長さが4μm以上、短軸長さが2μm以上である針状粒子である。一方、長軸長さは10μm以下である事が好ましく、短軸長さは長軸長さの1/2以下であることが好ましい。針状粒子の長軸長さが4μm以上、短軸長さが2μm以上であれば、この針状粒子の間隙において炭化タングステンの焼結粒子が粒成長し、且つ連接されて導電経路が形成される。そのため、比抵抗の小さい発熱抵抗体12とすることができ、より優れた昇温性能を有するセラミックヒータ1とすることができる。また、このセラミックヒータ1を組み込むことで、より急速昇温が可能なグロープラグ2とすることができる。
なお、窒化珪素の焼結粒子が針状粒子であるとは、発熱抵抗体12の断面を走査型電子顕微鏡により観察した場合に、17×21μmの面積の10視野の各々において、上記の所定の寸法の針状粒子が2個以上観察されることを意味する。
[2]セラミックヒータの製造
このセラミックヒータ1、特に後述するようなグロープラグ2に組み込まれて用いられるセラミックヒータ1は、例えば、以下のようにして製造することができる。
まず、窒化珪素粉末、炭化タングステン粉末、焼結助剤粉末及び溶媒等を所定の量比で混合し、混合粉末を調製する。
この窒化珪素粉末としては、含有される酸素量が0.90質量%以下のものを用いる。この酸素量は、0.85質量%以下、特に0.80質量%以下(通常、1質量%以上)であることが好ましい。窒化珪素粉末に含有される酸素量が0.90質量%以下であれば、焼成の際に窒化珪素粉末の粒成長が促進され、長軸長さが4μm以上、短軸長さが2μm以上の針状粒子を生成させることができる。その結果、炭化タングステンの焼結粒子からなる導電経路が十分に形成され、比抵抗の小さい発熱抵抗体12とすることができ、さらには、優れた昇温性能を有するセラミックヒータ1とすることができる。更に、このセラミックヒータ1を組み込むことで、急速昇温が可能なグロープラグ2とすることができる。
なお、窒化珪素粉末に含有される酸素は、粉末粒子の表面等に酸化ケイ素などの形態で付着している不純物であり、その含有量は、例えば、酸素・窒素同時分析装置(米国LECO社製、型式「TC−136」及び「EF−100」、堀場製作所製、型式「EMGA−620W/C」等)により定量することができる。
そして、窒化珪素粉末と炭化タングステン粉末との合計を100質量%とした場合に、炭化タングステン粉末は58〜73質量%であることが好ましい。この炭化タングステン粉末の含有量は60〜70質量%であることが好ましい。炭化タングステン粉末の含有量が58〜73質量%であれば、比抵抗が小さく、且つ抗折強度の大きい発熱抵抗体12とすることができる。
セラミック原料には、窒化珪素粉末及び炭化タングステン粉末の他、通常、焼結助剤粉末が含有されている。
焼結助剤は特に限定されないが、Y、La、Nd、Sm、Gd及びEr等の希土類元素の酸化物又は加熱により酸化物となる化合物を用いることができる。この希土類酸化物としては、Er及びY等が用いられることが多い。Er等の焼結後に粒界にて結晶相となる焼結助剤を用いた場合、抵抗発熱体12の耐熱性をより向上させることができるため好ましい。また、焼結助剤としては、4族、5族及び6族元素の酸化物又は加熱により酸化物となる化合物を用いることもできる。この4族、5族及び6族元素の酸化物としては、TiO、V、Nb、Ta、Cr、MoO及びWO等が用いられることが多く、特にVは融点が低く、且つ低温で焼結を促進することができる。焼結助剤としては、この他、SiO及びAl等を用いることもできる。この焼結助剤は1種のみ用いてもよく、2種以上を用いてもよい。通常は2種以上の焼結助剤が用いられる。
セラミック原料は、例えば、窒化珪素粉末、炭化タングステン粉末、焼結助剤粉末及び溶媒等を、必要に応じて窒化珪素製等の玉石を用いて、ボールミル等の混合機により湿式混合し、その後、乾燥して混合粉末とすることで調製することができる。
なお、溶媒としては、水及び有機溶媒等を用いることができる。有機溶媒としては、カルビトール類、セロソルブ類、酢酸エステル類、1価アルコール類及びケトン類等が挙げられる。溶媒は1種のみ用いてもよく、2種以上を用いてもよい。溶媒の含有量は特に限定されないが、窒化珪素粉末と炭化タングステンとの合計を100質量%とした場合に、25〜200質量%、好ましくは50〜100質量%である。
上記のようにして調製したセラミック原料及び有機バインダ等を用いて、射出成形等の方法により、セラミックヒータ1の発熱抵抗体12となるU字状の成形体を形成する。その後、この成形体を、基体11用の原料粉末、例えば、窒化珪素粉末に埋入する。埋入方法としては、基体11用の原料粉末を圧粉した半割型を2個用意し、これらの半割型の間の所定位置に成形体を載置し、次いで、プレス成形する方法等が挙げられる。その後、これらを5〜12MPaの圧力で一体に加圧することにより、絶縁性基体11の形状を有する粉末成形体に発熱抵抗体12となる成形体が埋設された未焼成セラミックヒータが形成される。その後、この未焼成セラミックヒータを、黒鉛製等の加圧用ダイスに収納し、これを焼成炉に収容し、所定の圧力及び温度で所要時間、ホットプレス焼成することにより、セラミックヒータ2を製造することができる。圧力、焼成温度及び焼成時間は特に限定されない。例えば、圧力は200〜500MPa、特に200〜300MPaとすることができる。焼成温度は1750〜1850℃、特に1750〜1830℃とすることができる。焼成時間は30〜180分、特に60〜90分とすることができる。
なお、有機バインダは特に限定されず、ポリプロピレン等の可塑剤、ワックス及び分散剤等が挙げられ、これらを適宜混合して使用される。有機バインダは1種のみ用いてもよく、2種以上を用いてもよい。有機バインダの含有量は特に限定されないが、窒化珪素粉末と炭化タングステン粉末との合計を100質量%とした場合に、5〜50質量%、好ましくは10〜20質量%である。
[3]グロープラグ
次に、上記セラミックヒータ1を用いたグロープラグ2について図2を用いて説明する。図2のように、グロープラグ2には、図1のようなセラミックヒータ1が先端側に配設されている。このセラミックヒータ1は、金属製の外筒21に貫装され、保持されている。この外筒21は、主体金具22の先端側に溶接される。また、セラミックヒータ1は、上記したように、基体11とその内部に保持されたU字状の発熱抵抗体12とからなり、後端側に延びる一方の発熱抵抗体12は、外筒21に電気的に接続されている。さらに、発熱抵抗体12の他方は、セラミックヒータ1の後端側に圧入されるリング部材24に電気的に接続している。このリング部材24は、リード部材26を介して中軸25に接続されている。尚、主体金具22の外周には、グロープラグをエンジンに取り付けるための取り付けねじ部23が螺刻され、さらに取り付ける際にインパクトレンチ等をあてがうための六角状の工具係合部27が形成されている。
本発明のグロープラグ2に組み込まれたセラミックヒータ1の発熱抵抗体12が配設されている部分の径が3.3mmであり、発熱抵抗体の比抵抗12が390〜1300μΩ・cmである場合は、グロープラグ2に11Vの直流電圧を印加したときのグロープラグ2の先端部分、即ち、セラミックヒータ1の先端部(ディーゼルエンジンの燃焼室の方向を向いた一端部である。)における温度を1000℃にまで昇温させるのに要する時間を1.0〜3.9秒とすることができる。同様に比抵抗が390〜1000μΩ・cmであるときは、1000℃以上にまで昇温させるのに要する時間を1.0〜3.0秒とすることができ、比抵抗が390〜700μΩ・cmであるときは、1000℃以上にまで昇温させるのに要する時間を1.0〜2.0秒とすることができる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
まず、実施例1〜7及び比較例1〜11の発熱抵抗体12の抗折強度を測定する。そこで、窒化珪素粉末(表1に記載の酸素量0.65質量%、0.78質量%、0.87質量%及び1.02質量%のものを用いた。粒径は0.86〜1.14μmである。)と、炭化タングステン粉末(以後、WCとも言う)(粒径は0.60〜0.65μmである。)とを、表1に記載の割合で用いた。また、窒化珪素粉末と炭化タングステン粉末との合計を100質量%とした場合に、焼結助剤として、4質量%のEr粉末及び2質量%のSiO粉末(平均粒径はいずれも1〜3μmである。)、並びに溶媒として50質量%の水を用いた。これらの窒化珪素粉末、炭化タングステン粉末、焼結助剤粉末及び水をボールミルに投入し、窒化珪素製の球石を用いて72時間湿式混合し、その後、湯煎乾燥し、混合粉末とした。その後、得られた粉末を加圧して成形体を形成し、その成形体を窒素雰囲気下、1800℃、250MPaの条件でホットプレスにより1.5時間焼成した。そして、研磨を行い、長さ36mm、幅4.0mm、厚さ3.0mmの試験片を作製した。この試験片を使用し、JIS R 1601に準じて3点曲げ強さを測定した。スパンは20mmとした。クロスヘッド速度は0.5mm/分である。
結果を表1に併記する。
次に、上記記載の実施例1〜7及び比較例1〜11の各々の試験片と同じ組成の焼結体からなる発熱抵抗体12を備えるセラミックヒータ1を製造した。上記と同様に作成した混合粉末と、この混合粉末を100質量%とした場合に、15質量%の有機バインダ(ワックス8質量%、可塑剤3質量%、分散剤3質量%)とを混練機に投入し、4時間混練し、その後、得られた混練物を裁断してペレット状とし、これを射出成型機に投入してU字状の発熱抵抗体12となる成形体を作製した。
一方、基体11は、窒化珪素粉末(平均粒径は0.5〜1.0μmである。)と、この窒化珪素粉末を100質量%とした場合に、焼結助剤として、8質量%のEr粉末及び1質量%のV2O5粉末、2質量%のWO3粉末、溶媒として10質量%の水とをボールミルに投入し、40時間湿式混合した。その後、スプレードライヤー法によって造粒し、この造粒物を圧粉した2個の半割型を用意した。次いで、上記の発熱抵抗体12用成形体を2個の半割型の間の所定位置に載置し、プレス成形して埋入した。次いで、これらを6MPaの圧力で一体に加圧し、未焼成セラミックヒータを作製した。その後、この未焼成セラミックヒータを600℃で仮焼して有機バインダを除去し、仮焼体とした。次いで、この仮焼体を黒鉛製の加圧用ダイスにセットし、窒素雰囲気下、1800℃、6MPaの条件でホットプレスにより1.5時間焼成して、図1のようなセラミックヒータ1を製造した。
このとき、発熱抵抗体12の窒化珪素粉末について観察した。図3は、酸素量が0.78質量%の窒化珪素粉末を用いた実施例4の発熱抵抗体12の断面を走査型電子顕微鏡により観察した結果に基づく説明図である。また、図4は、酸素量が1.02質量%の窒化珪素粉末を用いた比較例11の抵抗発熱体12の断面を走査型電子顕微鏡により観察した結果に基づく説明図である。
実施例4の場合は、粒成長が促進されて針状の窒化珪素粒子が生成しているのが観察される。一方、図4によれば、比較例11の場合は、微細な粒子が多く観察される。これらより、図1の実施例4の抵抗発熱体12では、導電経路が形成され易く、その結果、比抵抗が小さくなることが推察される。
そして、セラミックヒータ1において、発熱抵抗体12の断面積が一定である部分(具体的には、U字状を除いた部分)から抵抗測定用の試験片を切り出す。そして、試験片の長さ[L(cm)、この実施例、比較例のセラミックヒータでは1cmである。]と発熱抵抗体の断面積[S(cm)、この実施例、比較例のセラミックヒータでは0.015〜0.016cmである。]とを測定した。次いで、切り取られた試験片内の発熱抵抗体12の抵抗値を室温(23〜25℃)でミリオームメータにより測定した。その後、この抵抗値に基づき、以下の計算式に従って比抵抗値を算出した。
比抵抗値(μΩ・cm)=(抵抗値〔μΩ〕×試験片の断面積[S(cm)]/試験片の長さ[L(cm)]
結果を表1に併記する。
次いで、上記で製造した各々のセラミックヒータ1を、金属製の外筒21に貫装し、保持した。一方、セラミックヒータ1の後端側にリング部材24を圧入した。そして、リング部材24にリード部材26を溶接し、更に、リード部材26を中軸25に溶接した。そして、この外筒21を主体金具22の先端側に圧入し、固定することで、図2のようなグロープラグ2を作製した。
このグロープラグについて、11Vの直流電圧を印加されるようにして昇温させたときのグロープラグの先端部分、即ち、セラミックヒータの先端部の温度を放射温度計にて連続的に測定した。そして、温度が1000℃に達するまでに要する時間を計測した。結果を表1に併記する。
[4]抗折強度、比抵抗値及び昇温速度の評価結果
表1の結果によれば、窒化珪素粉末の酸素量が0.65質量%と少ないものの、WC粉末の含有量が55質量%と少ない比較例1では、抗折強度は問題ないものの、発熱抵抗体の比抵抗値は1790μΩ・cmと大きい。また、窒化珪素粉末の酸素量が0.78質量%と少ないものの、WC粉末の含有量が50〜55質量%と少ない比較例2〜4でも、抗折強度は問題ないものの、発熱抵抗体の比抵抗値が2100〜6300μΩ・cmと大きい。更に、窒化珪素粉末の酸素量が0.87質量%と少ないものの、WC粉末の含有量が50〜55質量%と少ない比較例6〜8でも、抗折強度は問題ないものの、発熱抵抗体の比抵抗値が1760〜7500μΩ・cmと大きい。
一方、窒化珪素粉末の酸素量が0.65質量%と少なく、且つWC粉末の含有量が60質量%の含有量である実施例1では、抗折強度は十分であり、且つ発熱抵抗体の比抵抗値も710μΩ・cmと小さい。また、窒化珪素粉末の酸素量が0.78質量%と少なく、WC粉末の含有量が60〜70質量%の含有量である実施例2〜4でも、抗折強度は十分であり、発熱抵抗体の比抵抗値も400〜910μΩ・cmと小さい。更に、窒化珪素粉末の酸素量が0.87質量%と少なく、WC粉末の含有量が60〜70質量%である実施例6〜8でも、抗折強度は十分であり、発熱抵抗体の比抵抗値も850〜1280μΩ・cmと小さい。
更に、比較例5及び9では、酸素量の少ない(比較例5では、酸素量0.78質量%、比較例9では、酸素量0.87質量%)窒化珪素粉末を用いているものの、WCの含有量が多いため(比較例5、9共に、WC粉末の含有量75質量%)、発熱抵抗体の比抵抗値は十分に小さいものの、抗折強度が800MPa未満である。また、比較例10では、窒化珪素粉末の酸素量が過多(酸素量1.02質量%)であるため、WC粉末の含有量が70質量%と好ましい含有量であっても、発熱抵抗体の比抵抗値が大きい。更に、比較例11では、窒化珪素粉末の酸素量が過多(酸素量1.02質量%)であり、且つWC粉末の含有量も75質量%と多いため、比抵抗値が大きいばかりでなく、抗折強度も800MPa未満である。
また、比抵抗値が700〜1000μΩ・cmである実施例2、6及び7では、セラミックヒータの先端部が1000℃に達するまでの所要時間は2.4〜2.8秒であり、優れた昇温性能を有していることが分かる。特に、比抵抗値が390〜700μΩ・cmである実施例3、及び4では、セラミックヒータの先端部が1000℃に達するまでの所要時間は1.0〜1.3秒であり、より優れた昇温性能を有している。一方、比抵抗値が1790μΩ・cmである比較例1では、セラミックヒータの先端部が1000℃に達するまでの所要時間は4.4秒であり、昇温性能に劣り、急速昇温を要するセラミックグロープラグには用いることができない。尚、比抵抗値が2000μΩ・cm以上である場合は、セラミックヒータの先端部が1000℃に達するまでの所要時間が5.0秒以上であり、それ以上に比抵抗値が大きい比較例については抵抗を測定しなかった。
尚、本発明においては、上記の実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。例えば、本発明のセラミックヒータは、グロープラグばかりでなく、暖房用等の各種ヒータ、ウォータヒータ等にも使用することができる。
本発明のセラミックヒータは、各種の用途において加熱源として用いることができ、さらには、ディーゼルエンジンの始動補助装置である本発明のグロープラグ、及び燃焼式ヒータ等の着火源などの各種の用途において用いることができる。
本発明のセラミックヒータ1を説明するための縦断面図である。 本発明のセラミックグロープラグ2を説明するための縦断面図である。 酸素量が0.78質量%の窒化珪素粉末を用いた実施例4の発熱抵抗体12の断面を走査型電子顕微鏡により観察した結果に基づく説明図である。 酸素量が1.02質量%の窒化珪素粉末を用いた比較例11の発熱抵抗体12の断面を走査型電子顕微鏡により観察した結果に基づく説明図である。
符号の説明
1;セラミックヒータ、11;基体、12;発熱抵抗体、2;グロープラグ、21;主体金具、22;外筒、23;取り付けねじ部、24;リング部材、25;中軸、26;リード部材、27;工具係合部

Claims (5)

  1. 絶縁性セラミックからなり軸状をなす基体と、
    該基体に内装され、窒化珪素と炭化タングステンとを含有する導電性セラミックからなり、先端側にU字状をなすとともに後端側に延びてなる発熱抵抗体と
    からなるセラミックヒータにおいて、
    前記発熱抵抗体は、比抵抗が390〜1300μΩ・cmであり、且つ抗折強度が800MPa以上であり、
    当該発熱抵抗体を構成する前記窒化珪素の焼結粒子は、長軸長さが4μm以上、且つ、短軸長さが2μm以上の針状粒子であることを特徴とするセラミックヒータ。
  2. 前記発熱抵抗体は射出成形されてなることを特徴とする請求項1に記載のセラミックヒータ。
  3. 請求項1または2に記載の前記セラミックヒータの先端部を突出させて、該セラミックヒータを保持する外筒と、少なくとも該外筒の後端部を保持する主体金具と、を備えることを特徴とするグロープラグ。
  4. 前記発熱抵抗体の間に11Vの直流電圧を印加した場合に、該先端部の温度が1000℃に達するのに要する時間が1〜2秒である請求項3に記載のグロープラグ。
  5. 絶縁性セラミックからなり軸状をなす基体と、
    該基体に内装され、窒化珪素と炭化タングステンとを含有し、先端側にU字状をなすとともに後端側に延びてなる発熱抵抗体と、からなり、
    当該発熱抵抗体を構成する前記窒化珪素の焼結粒子は、長軸長さが4μm以上、且つ、短軸長さが2μm以上の針状粒子であるセラミックヒータの製造方法において、
    前記発熱抵抗体は、含有する酸素量が0.9質量%以下であり、焼成後窒化珪素となる窒化珪素粉末と、焼成後炭化タングステンとなる炭化タングステン粉末とを、該窒化珪素粉末と該炭化タングステン粉末との合計を100質量%とした場合に、炭化タングステン粉末が58〜73質量%含有するように混合し、その後、焼成することを特徴とするセラミックヒータの製造方法。
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