JP4561517B2 - 用紙処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、コピー機や印刷装置から出力される記録紙を揃えて綴じるバインダ紙揃えユニットに適用して好適な用紙処理装置に関するものである。
詳しくは、用紙搬送手段の搬送面を基準にして第1の俯角θ1を有する位置に用紙被穿孔面を設定するように配置された穿孔手段と、用紙搬送手段の搬送面を基準にして第2の俯角θ2を有する位置に用紙保留面を設定するように配置された用紙保留手段とを備え、第1の俯角と第2の俯角との関係をθ1<θ2に設定して、穿孔手段から用紙保留手段への用紙搬送に関し、用紙の重力方向での自重落下を利用できるようにすると共に、用紙を直線的に移動させて、用紙の移動距離を短く設定できるようにしたものである。
近年、白黒用及びカラー用のコピー機や印刷装置等にパンチや綴じ等の後処理装置を組み合わせて使用される場合が多くなってきた。この種の後処理装置によれば、印刷後の用紙を受入れ、その用紙の下流側にパンチ機能を利用して穿孔している。穴あけ後の用紙は、再度整列されて、その穴を利用して自動でリングバンド等の綴じ処理がなされる。
図12は、従来例に係る後処理装置の構成例を示す概念図である。図12に示す後処理装置200は、用紙搬送路1、パンチ処理部2、バインダ紙揃えユニット33、綴じユニット4、搬送ベルト5、排出スタック6及び装置本体部7を有して構成される。
装置本体部7内には用紙搬送路1が配置され、その一方の側にはスイッチバック用のローラが設けられている。この用紙搬送路1の下方には、パンチ処理部2が配置され、用紙搬送路1に給紙された印刷後の用紙3は、スイッチバック用のローラで走行方向が転換される。その後、Uターンしてパンチ処理部2へ搬送される。
パンチ処理部2では、フェースダウン印刷で用紙搬送して排出するため、搬送方向の端にパンチ穴を開孔するようになされる。このパンチ処理部2の下方には、バインダ紙揃えユニット33及び綴じユニット4が配置され、パンチ処理後の用紙3は、U(R)ターンしてバインダ紙揃えユニット33へ搬送される。バインダ紙揃えユニット33では複数枚の用紙3が揃えられ、所定の枚数が揃うと、綴じユニット4の側に穴があいた用紙束が傾けられ、その傾斜位置で綴じ部品により用紙束が綴じられる。
バインダ紙揃えユニット33の下流側には、搬送ベルト5及び排出スタック6が配置され、綴じ部品で綴じられた用紙束(以下冊子90という)が搬送ベルト5で搬送されて排出スタック6に排紙される。このように、用紙3を反転(後端→先端)し、Uターン搬送路でパンチ処理部2へ搬送し、その後、再度Uターン搬送路でバインダ紙揃えユニット33へ戻す機構(S字状搬送ルート)が採られる。
なお、特許文献1には、シート反転取扱い装置が開示されている。このシート反転取扱い装置によれば、正方向に搬送されてくるシートを逆方向にその前進方向を変換して搬送路に戻す際に、シートの正方向の搬送速度よりも、そのシートの前進方向変換後の搬送速度を早くするようになされる。このように装置を構成すると、反転時のシートをより早い速度で搬送できるというものである。
また、特許文献2には、穿孔装置が開示されている。この穿孔装置によれば、被穿孔物がセットされるダイス上に可撓性の板状部材を設け、常時、板状部材がダイス側に押し付けられている。穿孔時、被穿孔物がセットされると、可撓性の板状部材は、被穿孔物をダイス側に付勢するようになされる。このように装置を構成すると、穿孔時、被穿孔物の浮き上がりを防止できるというものである。
特開昭59−97957号公報(第2頁) 実公平05−25838号公報(第2頁 図1)
しかしながら、特許文献1に見られるようなシート反転機能を利用し、特許文献2に見られるような穴あけ装置を組み合わせたバインド装置によれば、次のような問題がある。
i.用紙3を反転し、Uターン搬送路でパンチ処理部2へ搬送し、その後、再度Uターン搬送路でバインダ紙揃えユニット33へ戻す機構が採られるので、用紙3や冊子90の移動距離が長く設定されてしまう。
ii.Uターン搬送路やR搬送路は、低温・乾燥時の用紙3の剛性が上昇し、摺動抵抗が高くなってジャム率がアップ(特に厚紙)したり、ジャム解除性が悪く(手を入れにくい)なる。従って、製造コスト高を招いたり、Z折り用紙の搬送性が悪くなるおそれがある。
iii.Uターン搬送路やR搬送路を備えたバインド装置200によれば、モータ動作時間が長くなることからモータ耐久性が短くなったり、及び、モータ消費電力が多くなる。
iv.Uターン搬送路を伴う用紙搬送路を実装すると、曲率分のスペースが必要になって、装置本体部の幅が広くなり、バインド装置200のコンパクト化の妨げとなる。
v.また、図12に示した冊子排出系によれば、冊子90が搬送ベルト5で水平方向に搬送されて排出スタック6に排紙されている。この機構が装置本体部の幅広の一因となることから、冊子90を斜め方向に搬送する機構を考えたとき、例えば、2本のベルトの双方に爪を取付けて、ベルト移動量を制御して、冊子を爪で保持して搬送する場合に、多数枚の重い冊子にベルト爪を高速で衝突させると、衝撃負荷でモータが脱調するおそれがある。
そこで、この発明は上述した課題を解決したものであって、パンチ処理部からバインダ紙揃えユニットへ用紙を搬送する場合や、冊子を排出する際に、重力方向での自重落下を利用できるようにすると共に、用紙や冊子の移動距離を短く設定できるようにした用紙処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に係る用紙処理装置は、複数枚の用紙を綴じ部品で綴じて冊子を作成する用紙処理装置であって、所定の位置に用紙を搬送する用紙搬送手段と、この用紙搬送手段によって搬送される用紙の一端に二以上の綴じ用の穴を穿孔する穿孔手段と、この穿孔手段によって穿孔された複数枚の用紙を揃えて一時保留する用紙保留手段と、この用紙保留手段によって揃えられた複数枚の用紙束を綴じ部品で綴じて冊子を作成する冊子作成手段とを備え、穿孔手段は、用紙搬送手段の搬送面を基準にして第1の俯角θ1を有する位置に用紙被穿孔面を設定するように配置され、用紙保留手段は、用紙搬送手段の搬送面を基準にして第2の俯角θ2を有する位置に用紙保留面を設定するように配置され、第1の俯角と第2の俯角との関係が0<θ1<θ2に設定されることを特徴とするものである。

本発明に係る用紙処理装置によれば、穿孔手段が用紙搬送手段の搬送経路に配置されることなく、用紙搬送手段の搬送面を基準にして第1の俯角θ1を有する位置に用紙被穿孔面が設定されるように配置され、また、用紙搬送手段の搬送面を基準にして第2の俯角θ2を有する位置に用紙保留面が設定されるように用紙保留手段が配置され、第1の俯角と第2の俯角との関係が0<θ1<θ2に設定されるものである。

従って、穿孔手段から用紙保留手段への用紙搬送に関して、用紙の重力方向での自重落下を利用できるようになる。しかも、用紙を直線的に移動させることができるので、Uターンを伴う用紙搬送路に比べて、用紙の移動距離を短く設定することができる。
本発明に係る用紙処理装置によれば、用紙搬送手段の搬送面を基準にして第1の俯角θ1を有する位置に用紙被穿孔面を設定するように配置された穿孔手段と、用紙搬送手段の搬送面を基準にして第2の俯角θ2を有する位置に用紙保留面を設定するように配置された用紙保留手段とを備え、第1の俯角と第2の俯角との関係が0<θ1<θ2に設定されるものである。

この構成によって、穿孔手段から用紙保留手段への用紙搬送に関して、用紙の重力方向での自重落下を利用できるようになる。しかも、用紙を直線的に移動させることができるので、Uターンを伴う用紙搬送路に比べて、用紙の移動距離を短く設定することができる。従って、モータ動作時間を短くでき、モータ耐久性の向上を図ること、及び、モータ消費電力の低減化を図ることができる。
以下、図面を参照しながら、この発明の実施例に係る用紙処理装置について説明をする。
図1は、本発明に係る第1の実施例としての用紙処理装置を応用したバインド装置100の構成例を示す断面の概念図である。
図1は、本発明に係る実施例としての用紙処理装置を応用したバインド装置100の構成例を示す概念図である。
図1に示すバインド装置100は用紙処理装置の一例を構成し、コピー機や印刷装置から出力される記録紙(以下単に用紙3という)にパンチ処理をし、その後、所定の綴じ部品(消耗品)43で綴じ処理をして排出する装置である。もちろん、所定の用紙3に穴を穿孔してそのまま排紙する機能を備えた装置に適用してよい。バインド装置100は装置本体部(筐体)101を有している。バインド装置100は複写機や印刷機(画像形成装置)等と並べて使用されることが好ましく、装置本体部101は、複写機や印刷機等と同程度の高さを有している。
装置本体部101内には、用紙搬送手段の一例を構成する用紙搬送部10が備えられる。用紙搬送部10は、第1の搬送路11及び第2の搬送路12を有している。搬送路11は、給紙口13及び排出口14を有しており、給紙口13から引き込んだ用紙3を所定の位置となる排出口14へ向けて搬送するスルーパス機能を有している。
ここにスルーパス機能とは、上流側の複写機や印刷機等と下流側の他の用紙処理装置の間に位置する搬送路11が、複写機や印刷機等から他の用紙処理装置へ用紙3を直接受け渡す機能をいう。このスルーパス機能が選択された場合は、搬送ローラの加速処理やバインド処理等を省略するようになされる。用紙3は、通常、片面コピーの場合に、フェースダウンの状態で送られてくる。給紙口13には給紙センサ111が取付けられ、用紙3の先端を検知して給紙検知信号S11を制御部50へ出力するようになされる。
搬送路12は、当該搬送路11から搬送経路が切り替え可能なスイッチバック機能を有している。ここにスイッチバック機能とは、搬送路11の所定の位置で用紙3の搬送を減速及び停止し、その後、搬送路11から搬送路12に用紙3の搬送経路を切り替え、かつ、当該用紙3を逆方向に送出する機能をいう。搬送路11には、フラップ15が設けられ、搬送経路を搬送路11から搬送路12に切換えるようになされる。
また、搬送路11と搬送路12との切換え点には、3連の搬送ローラ17c、19a’、19aが設けられる。搬送ローラ17c及び19aは時計方向回りに回転し、搬送ローラ19a’は時計方向回りに回転する。例えば、搬送ローラ19a’が駆動ローラで搬送ローラ17c及び19aが従動ローラとなっている。搬送ローラ17c及び19a’により取り込まれた用紙3は、減速及び停止するが、フラップ15で上方から下方に規制されると、搬送ローラ19a’及び19aにより給紙されて搬送路12に搬送される。3連の搬送ローラ17c、19a’、19aの手前には用紙検知センサ114が配設され、用紙の先端及び後端を検知して用紙検知信号S14を制御部50へ出力するようになされる。

搬送路12の下流側には、穿孔手段の一例となるパンチ処理部20が配置されている。パンチ処理部20では、搬送路11からスイッチバックし、搬送路12によって搬送される用紙3の一端に二以上の綴じ用の穴を穿孔するようになされる。パンチ処理部20は、例えば、往復動作可能なパンチ刃21を駆動するモータ22を有している。用紙3はモータ22によって駆動されるパンチ刃21によって、1枚ずつ穿孔される。
パンチ処理部20内には、穴あけ位置の基準となる開閉可能なフェンス24が設けられ、用紙3を当てつけるように使用される。更に、パンチ処理部20には、用紙姿勢修正手段の一例となるサイドジョーガー23が設けられ、用紙3の姿勢を修正するようになされる。例えば、用紙3の先端が位置基準手段の一例となる開閉可能なフェンス24に均等に当接するようになされる。フェンス24は用紙端部の揃え時の位置基準となる。サイドジョーガー23の手前には用紙検知センサ118が配設され、用紙の端及び後端を検知して用紙検知信号S18を制御部50へ出力するようになされる。
パンチ処理部20は、用紙3をフェンス24に当接させて停止させ、その後、当該用紙3の先端を穿孔する。なお、パンチ処理本体の下方には、パンチカス収納部26が設けられ、パンチ刃21によって切り落とされたパンチカスを収納するようになされる。パンチ処理部20の下流側には、用紙排出手段の一例となる排紙ローラ25が設けられ、用紙穿孔後の用紙3を次段のユニットに搬送するようになされる。
パンチ処理部20の下流側には、用紙保留手段の一例となるバインダ紙揃えユニット30が配置され、パンチ処理部20から排紙される複数枚の用紙3の穴の位置を揃えて一時保留(蓄積)するようになされる。バインダ紙揃えユニット30は用紙案内押え機能を有しており、紙進入時に用紙3を所定の位置に案内し、紙進入完了後は、用紙3の後端を押え込むようになされる。また、バインダ紙揃えユニット30は用紙先端角部揃え機能を有しており、紙進入時、用紙3の先端と横端を基準位置に揃えるための多櫂状の回転部材(以下パドルローラ32という)の適正な位置に用紙3の先端を案内するようになされる。
バインダ紙揃えユニット30の下流側には、バインド処理部40が配置され、当該ユニット30によって揃えられた複数枚の用紙束を綴じ部品43で綴じて冊子90を作成するようになされる。冊子90とは、綴じ部品43が嵌合され綴じられた用紙束をいう。
この例で、バインド処理部40は移動機構41を有している。移動機構41は、バインダ紙揃えユニット30の用紙搬送方向と、上述した用紙搬送部10の搬送方向と直交する位置との間を往復回転するように移動する。バインド処理部40は、バイン(綴じ部品)カセット42を有している。バインダカセット42には、複数個の綴じ部品がセットされる。綴じ部品は、例えば、射出金型成形され、用紙束の厚みに応じた複数種類が準備される。

移動機構41は、例えば、用紙搬送部10の搬送方向と直交する位置でバインダカセット42から1個の綴じ部品43を引き抜いて保持し、この状態で、バインダ紙揃えユニット30の用紙搬送方向を見通せる位置に回転する。この位置で、バインド処理部40は、バインダ紙揃えユニット30から、パンチ穴が位置決めされた用紙束を受入れ、そのパンチ穴に綴じ部品43を嵌合して綴じ処理を実行する(自動製本機能)。
バインド処理部40の下流側には、排出手段の一例を構成する排出ユニット60が配置され、バインド処理部40により作成された冊子90を排出処理するようになされる。排出ユニット60は、例えば、第1のベルトユニット61、第2のベルトユニット62及びスタッカ63を有して構成される。
ベルトユニット61は冊子受止め切換え部の一例を構成し、バインダ紙揃えユニット30から落下してくる冊子90を受止めて送出方向を切換えるようになされる。例えば、バインダ紙揃えユニット30の用紙搬送方向を見通せる位置から所定の排出方向へベルトユニット本体を振り向けるようになされる。
ベルトユニット62は冊子搬送部の一例を構成し、ベルトユニット61によって送出方向が切換えられた冊子90を受け取ってリレー搬送するようになされる。スタッカ63は冊子蓄積部の一例を構成し、ベルトユニット61及び62によって搬送されてくる冊子90をため込むようになされる。
続いて、本発明に係る用紙処理方法について説明する。図2A〜Dは、バインド装置100の機能例を示す工程図である。
図2Aに示す用紙3は、当該バインド装置100の上流側から給紙されたものである。パンチ穴が開孔されていないものである。用紙3は、図1に示した搬送路11の所定の位置に向けて搬送され、搬送路11の所定の位置で減速及び停止される。その後、搬送路11から搬送路12に用紙3の搬送経路が切り替えられ、かつ、当該用紙3を逆方向に送出されてパンチ処理部20に搬送される。
パンチ処理部20では、図2Bに示すように用紙3の一端に所定の数の綴じ用の穴が穿孔される。綴じ用の穴が穿孔された用紙3’は、バインダ紙揃えユニット30へ搬送される。バインダ紙揃えユニット30では、予め設定された用紙枚数に到達すると、その綴じ用の穴の位置が揃えられ、バインド処理部40と協調して綴じ部品43をその穴へ嵌合するようになされる。これにより、綴じ部品43で嵌合された冊子90を得ることができる。
図3は、パンチ処理部20及びバインダ紙揃えユニット30の配置例を補足する図である。
図3に示す例で、搬送路11と搬送路12との間は、所定の角度を有するように設計されている。例えば、搬送路11の搬送面とパンチ処理部20の用紙被穿孔面の間には、第1の俯角θ1が設定されている。ここに用紙被穿孔面とは、用紙3に穴を穿孔する面をいう。パンチ処理部20は、搬送路11の搬送面を基準にして俯角θ1を有する位置に用紙被穿孔面を設定するように配置される。
バインダ紙揃えユニット30は、搬送部11の搬送面を基準にして第2の俯角θ2を有する位置に用紙保留面を設定するように配置される。ここに用紙保留面とは、穴が穿孔された用紙3を保留(積層)する面をいう。この例では、俯角θ1と俯角θ2との関係がθ1<θ2に設定される。この設定は本体装置101の幅を縮小化するため、及び、この条件下で用紙3を直線的に搬送するためである。この例で、俯角θ1は25°程度であり、俯角θ2は65乃至70°程度である。
また、パンチ処理部20を従来方式のようにスルーパスルートに配置することなく、用紙3が必要最小限(サイズ、枚数)の距離しか移動(通過)しないバインダ経路(ルート)にパンチ処理部20を配置し、用紙3の移動をスルーパス搬送ルート→反転ルート→パンチ処理部20→バインダ前紙揃えユニット30とし、冊子(用紙束)90の移動をバインド後排出ユニット60→スタッカ63としていずれも直線的に構成するようにした。
このように用紙3及び冊子90の搬送ルートを直線的に構成すると、移動距離を最小化することができ、しかも、用紙3のジャム発生を減らすことがき、信頼性の向上を図ることができる。
なお、図3に示す排出ユニット60において、装置本体部(筐体)101の左側にはベルト駆動部64が配置され、スタック63内のリフト部65のベルト移動量を確保している。リフト部65は、ベルト駆動部64に取付けられ、スタック63内に蓄積された冊子90を所定の排出口まで上昇(リフトアップ)するようになされる。
図4は、排出ユニット60の構成例を示す斜視図である。図4に示す排出ユニット60は、バインド処理部40の下流側に配置され、バインド処理部40により作成された冊子90を受止めて排出処理するようになされる。図4では、スタッカ63を省略している。排出ユニット60は、例えば、第1のベルトユニット61、第2のベルトユニット62及び本体架台部600を有して構成される。
本体架台部600は傾斜部(滑り台)76を有する筐体構造を成している。この例で、傾斜部76の冊子搬送面と本体架台部600の底面との間には、傾斜角θ3が設定されている。傾斜角θ3は30°程度である。本体架台部600は金属板(鉄板等)を所定形状の背板や側板、傾斜部の基板等に切り抜き加工、プレス加工及び折曲げ加工し、これらを組み合わせて形成される。
ベルトユニット61は、本体架台部600に対して可動自在に係合され、所定の支点を基準して、バインド処理部40から落下してくる冊子90を受止め、その後、送出方向を切換えるようになされる。ベルトユニット61は、例えば、回転機構部66、爪部67a,67b、1対のベルト68a,68b、モータ69、冊子センサ71、傾斜部75及び可動本体部601を有して構成されている。

可動本体部601は、所定の形状を有して、本体架台部600に対して可動自在に係合され、所定の支点を基準して、所定の角度だけ回転可能となされている。可動本体部601は傾斜部75を有しており、当該傾斜部75が冊子搬送面を成している。可動本体部601は金属板(鉄板等)を所定形状の背板や側板、傾斜部の基板等に切り抜き加工、プレス加工及び折曲げ加工し、これらを組み合わせて形成される。

この例で、可動本体部601の冊子搬送面を3等分する位置であって、傾斜面に沿って、2本の無終端状のベルト68a,68bが並べて配置される。ベルト68a,68bは回転駆動軸(ベルト駆動軸)に係合される。回転駆動軸は、可動本体部601の所定の位置に回転自在に取付けられる。ベルト68a,68bは、ベルト駆動軸がモータ69により駆動されることで、上昇方向又は降下方向に移動するようになされる。
爪部67aはベルト68aに取付けられ、爪部67bは、ベルト68bに各々取付けられ、バインド処理部40から落下してくる冊子90を冊子搬送面で受止めるようになされる。傾斜部75の上方には、冊子センサ71が取付けられ、バインド処理部40から落下してくる冊子90を検知し冊子検知信号S71を出力する。冊子検知信号S71はモータ制御時のトリガ信号となされる。
冊子検知信号S71をトリガにして、モータ69のステップ数がカウントされ、冊子90を保持した爪部67a、67bが最下点に達したことが検知される。なお、上述の傾斜部75の一方の側には、ガイド板73が設けられ、落下及び押し上げ時に冊子90を案内するように使用される。
回転機構部66は、モータ89、駆動アーム83(図6A参照)及び図示しないギヤユニットを有しており、このモータ89の回転速度をギヤユニットの歯車によって減速すると共に、駆動アーム83によって可動本体部601を所定の角度だけ回転するように動作する。例えば、回転機構部66は、冊子90を最下点まで下降させた第2の位置で可動本体部601をベルトユニット62の側に回転開始するように動作する。
回転機構部66は、上述の第2の位置からベルトユニット61の冊子搬送面とベルトユニット62の冊子搬送面とが一致する位置まで回転する。両方の冊子搬送面が揃った時点で上述の冊子90は傾斜部75上を押し上げられる形態で第2のベルトユニット62へ搬送される。回転機構部66には、位置センサ85が配置され、可動本体部601のホームポジションを検知して位置検知信号S85を出力するようになされる。
ベルトユニット62は、本体架台部600の傾斜部76に配置される。傾斜部76は、所定の形状を有して、本体架台部600に取付けられ、冊子搬送面を有している。ベルトユニット62は、ベルトユニット61によって送出方向が切換えられた冊子90を受け取って、スタッカ63へ搬送するようになされる。
ベルトユニット62は、例えば、冊子センサ72、爪部77a,77b、1対のベルト78a,78b及びモータ79を有して構成されている。
この例で、傾斜部76の冊子搬送面に沿って、2本の無終端状のベルト78a,78bが並べて配置される。ベルト78a,78bは、ベルトユニット61の2本のベルト68a,68bの先端を挟み込む位置に配置される。ベルト78a,78bは回転駆動軸(ベルト駆動軸)に係合される。回転駆動軸は、本体架台部600の所定の位置に回転自在に取付けられる。ベルト78a,78bは、ベルト駆動軸がモータ79により駆動されることで、上昇方向又は降下方向に移動するようになされる。
爪部77aはベルト78aに取付けられ、爪部77bは、ベルト78bに各々取付けられ、傾斜部76の冊子搬送面でベルトユニット61から冊子90を受け取るようになされる。傾斜部76の上方には、冊子センサ72が取付けられ、スタッカ63に排出した冊子90を検知して冊子検知信号S72を出力する。上述の傾斜部76の一方の側には、ガイド板74が設けられ、押し上げ及び排出時に冊子90を案内するように使用される。
この例でベルトユニット62の爪部77a,77bが待機する位置と、当該爪部77a,77bが冊子90と当たる位置との間に所定の距離が設定される。例えば、爪部77a,77bは、冊子搬送面の裏側で待機し、冊子センサ71が後端を検知すると、そこから所定の距離移動した後に、冊子搬送面の表側に出現するようになされる。
上述のモータ69,79及び回転機構部のモータ89の各々にはステッピングモータが使用される。これらのモータ69,79及び89は、モータ駆動部70で制御される。例えば、モータ駆動部70は、ベルトユニット61で冊子90が第3の位置P3を通過した後に、当該ベルトユニット62の爪部77a,77bが冊子90の後端を押し上げて上昇するようにベルト78a,78bを制御する。
図5は、排出ユニット60の制御系の構成例を示すブロック図である。図5に示す排出ユニット60の制御系は、制御部50、モータ駆動部70及び信号処理部80を有して構成される。
制御部50はシステムバス51を有している。システムバス51には、I/Oポート52、ROM53、RAM54及びCPU55が接続される。ROM53には、例えば、冊子90を排出制御するためのプログラム(冊子排出制御プログラム)が格納されている。RAM54は、冊子排出制御プログラムに基づいて冊子90を排出制御する際に、ワークメモリとして使用される。RAM54には汎用メモリが使用され、モータ制御時の比較基準値や、ステッピングモータのステップ数を一時記憶するようになされる。
I/Oポート52にはモータ駆動部70及び信号処理部80が接続される。信号処理部80には冊子センサ71、72及び位置センサ85の3つが接続される。各センサ71,72,85には反射型の光学センサが使用される。冊子センサ71は、バインド処理部40から落下してくる冊子90を検知して冊子検知信号S71を信号処理部80に出力する。位置センサ85は、可動本体部601の定位置(以下ホームポジションという)を検知して位置検知信号S85を信号処理部80に出力する。冊子センサ72は、スタッカ63に排出される冊子90を検知して冊子検知信号S72を信号処理部80に出力する。信号処理部80は、各信号S71,S72及びS85を二値(デジタル)化して、例えば、3ビットの位置検出データDpをCPU55に出力する。
CPU55は、リセット時、可動本体部601をホームポジションHPに停止させ、信号処理部80から冊子受入れ時の位置検出データDpを待機する。CPU55は、信号処理部80から冊子受入れ時の位置検出データDpが入力されると、位置検出データDpに基づいてモータ駆動部70を制御し、冊子排出制御を実行するようになる。
モータ駆動部70には、ベルトユニット61に配設されたモータ69、ベルトユニット62に配設されたモータ79及び回転機構部66に配設されたモータ89が各々接続される。例えば、CPU55からモータ駆動部70には、冊子排出制御プログラム及び位置検出データDpに基づく3ビットのモータ制御データDmが入力される。
モータ駆動部70は、CPU55からI/Oポート52を通じてモータ制御データDmを入力し、このモータ制御データDmに基づいて3つのモータ69,79,89を駆動し、ベルトユニット61、ベルトユニット62及び回転機構部66を駆動する。モータ駆動部70は、モータ制御データDmをデコードしたモータ駆動信号S69をモータ69に出力し、同様にデコードしたモータ駆動信号S79をモータ79に出力し、同様にデコードしたモータ駆動信号S89をモータ89に各々出力する。これにより、冊子センサ71,72、位置センサ85の出力に基づいてベルトユニット61のモータ69、回転機構部66のモータ89及びベルトユニット62のモータ79をモータ駆動部70により各々制御できるようになる。
図6〜図8は、排出ユニット60における動作例(その1〜3)を示す遷移図である。この例では、モータ駆動部70が冊子90を上方より受け取る第1の位置P1、当該冊子90を最下点まで下降させる第2の位置P2及び当該冊子90をベルトユニット62へ押し上げて受け渡す第3の位置P3に基づいてベルト68a,68bを移動制御する場合を例にとる。
図6Aは、冊子受入れ直前の可動本体部601の姿勢例を示す概念図である。図6Aに示す可動本体部601は、傾斜角θ4を有して起立した状態で冊子90を受入れるようになされる。傾斜角θ4は、本体架台部600の底面と可動本体部601の用紙搬送面(傾斜部75)とが成す角度であり、この例では約70°程度である。
また、図6Aに示す冊子センサ71は、バインド処理部40から自然落下してくる冊子90を検知して冊子検知信号S71を信号処理部80に出力する。信号処理部80は、冊子検知信号S71を二値化して、例えば、3ビットの位置検出データDpをCPU55に出力する。CPU55は、冊子受入れ時の位置検出データDpを信号処理部80から入力すると、モータ制御データDmをモータ駆動部70に出力して、冊子引き込み制御を実行する。
モータ駆動部70は、モータ制御データDmをデコードしたモータ駆動信号S69に基づいて、例えば、所定のステップ数だけ正回転(時計回り)するようにモータ69を駆動する。モータ69はモータ駆動信号S69に基づいて、ベルト駆動軸を逆転することで、ベルト68a,68bが降下開始する。ベルト68a,68bに取付けられた爪部67a,67bは、冊子90を保持した状態で降下する。モータ69は所定のステップ数だけ正回転すると停止する。
図6Bは、冊子90がベルトユニット61の最下点まで引き入れた状態例を示す概念図である。図6Bに示す位置センサ85は、可動本体部601の定位置(以下ホームポジションという)を検知して位置検知信号S85を信号処理部80に出力する。信号処理部80は、位置検知信号S85を二値化して、例えば、3ビットの位置検出データDpをCPU55に出力する。CPU55は、ホームポジションの位置検出データDpを信号処理部80から入力すると、モータ制御データDmをモータ駆動部70に出力して、可動本体部回転制御を実行する。
モータ駆動部70は、モータ制御データDmをデコードしたモータ駆動信号S89に基づいて、例えば、所定のステップ数だけ逆回転(反時計回り)するようにモータ89を駆動する。モータ89は回転機構部66でモータ駆動信号S89に基づいて、図示しない歯車を逆転することで、駆動アーム83が反時計方向(傾斜角θ4→θ3)に移動し、可動本体部601が反時計方向に回転開始する。冊子90を保持した可動本体部601は、角度θ4からθ3へ走行方向を変換するようになる。このとき、モータ89はモータ駆動信号S89に基づいて所定のステップ数だけ逆回転すると停止する。
図7Aは、可動本体部601の冊子搬送面と、ベルトユニット62の冊子搬送面とが一致した状態例を示す概念図である。図7Aに示す可動本体部601は、傾斜角θ3を有して傾斜を完了する。傾斜角θ3は、本体架台部600の底面とベルトユニット62の用紙搬送面(傾斜部76)とが成す角度であり、この例では約30°程度である。モータ89は停止している状態である。この状態で、CPU55は、モータ制御データDmをモータ駆動部70に出力して、ベルトユニット61に対する冊子送り出し制御を実行する。
モータ駆動部70は、モータ制御データDmをデコードしてモータ駆動信号S69に基づいて、例えば、所定のステップ数だけ逆回転(反時計回り)するようにモータ69を駆動する。モータ69はモータ駆動信号S69に基づいて、ベルト駆動軸を逆転することで、ベルト68a,68bが上昇開始する。ベルト68a,68bに取付けられた爪部67a,67bは、冊子90を保持した状態で上昇する。モータ69はモータ駆動信号S69に基づいて、所定のステップ数だけ逆回転すると停止する。
図7Bは、冊子90の引継時の状態例を示す概念図である。図7Bに示す冊子90は、ベルトユニット61からベルトユニット62へ到達し、その後、爪部67a,67bから爪部77a,77bへ引継いで押し上げられるようになる。この例で、CPU55は、冊子排出制御プログラムに基づくモータ制御データDmをモータ駆動部70に出力して、冊子引継後搬送制御を実行する。例えば、ベルトユニット62に冊子90を完全に停止し、それから爪77a,77bを走らせ、爪部67a,67bから後押しを引継ぐようになされる。この後押しの引継後、モータ駆動部70は、冊子90を下方より受け取った当該冊子90を最上点まで押し上げてストッカ63へ落下するようにベルト78a,78bを移動制御する。
このとき、モータ駆動部70は、自起動領域でベルトユニット62の爪部77a,77bを冊子90に衝突するようにモータ79を制御する。また、モータ駆動部70で、ベルトユニット62の爪部77a,77bを2段階以上の加速制御を実行して、冊子90を冊子搬送面に沿って押し上げるようにしてもよい。
図8は、冊子90の排出時の状態例を示す概念図である。図8に示す冊子90は、ベルトユニット62から飛び出して、図示しないスタッカ63へ蓄積するようになされる。また、冊子センサ72は、スタッカ63に排出される冊子90を検知して冊子検知信号S72を信号処理部80に出力する。信号処理部80は、冊子検知信号S72を二値化した位置検出データDpをCPU55に出力する。CPU55は、排出時の位置検出データDpを信号処理部80から入力すると、モータ制御データDmをモータ駆動部70に出力して、可動本体部復帰制御を実行する。
例えば、モータ駆動部70は、モータ制御データDmをデコードしたモータ駆動信号S89に基づいて、所定のステップ数だけ正回転(時計回り)するようにモータ89を駆動する。モータ89は回転機構部66でモータ駆動信号S89に基づいて、図示しない歯車を正転することで、駆動アーム83が時計方向(傾斜角θ3→θ4)に移動し、可動本体部601が時計方向に回転開始する。冊子90が保持されていない可動本体部601は、角度θ3からθ4へ走行方向を変換するようになる。このとき、モータ89はモータ駆動信号S89に基づいて所定のステップ数だけ正回転すると停止する。
このように排出ユニット60を制御すると、ベルトユニット61の2本のベルト68a,68bからベルトユニット62の2本のベルト78a,78bへ冊子90を受け渡しながら搬送する機構を提供することができる。
図9は、排紙ユニット60におけるCPU55の制御例を示すフローチャートである。この実施例でCPU55は、モータ駆動部70に対して、ベルトユニット62の爪部77a,77bが待機位置から冊子90と当たる位置まで、自起動領域内を移動させ、ベルトユニット62の爪部77a,77bが冊子90に当たってから第2の位置P2に至るまで加速するようにモータ79の制御を実行する場合を例に挙げる。
これらを制御条件にして、図9に示すフローチャートのステップA1でCPU55はリセット処理を実行する。リセット処理では、ベルトユニット61の可動本体部601が傾斜角θ4を有して起立状態にあり、爪67a,67bが第1の位置で待機するようにベルト68a、68bが初期設定される。また、ベルトユニット62の爪77a,77bが傾斜部76の裏面側で待機するようにベルト78a、78bが初期設定される。このとき、CPU55は、可動本体部601のホームポジションの位置検出データDpを信号処理部80から入力する。
その後、ステップA2でCPU55は冊子90の落下を待機する。冊子90の落下の有無は、信号処理部80からの位置検出データDpに基づいて判別される。CPU55は、冊子受入れを示す位置検出データDpを信号処理部80から入力すると、ステップA3に移行してベルト制御用のモータ制御データDmをモータ駆動部70に出力して、図6Aに示したような冊子引き込み制御を実行する。モータ駆動部70は、CPU55から入力したベルト制御用のモータ制御データDmに基づいてモータ69を駆動し、ベルト67a,67bの降下を開始する。
そして、ステップA4でCPU55は、冊子90を保持したベルト67a,67bが最下点に到達した否かを検出する。最下点に到達した否かは、冊子排出制御プログラムに基づくステッピングモータのステップ数が規定数に到達したか否かで判別する。ステップ数が規定数に到達していない場合は、ステップA3に戻って冊子引き込み制御を継続する。
上述のベルト67a,67bが最下点に到達した場合は、ステップA5に移行する。このとき、CPU55は、信号処理部80から既に可動本体部601のホームポジションの位置検出データDpを入力しているので、回転制御用のモータ制御データDmをモータ駆動部70に出力して、図6Bに示したような可動本体部回転制御を実行する。
そして、ステップA6でCPU55は、冊子送り出用のモータ制御データDmをモータ駆動部70に出力して、図7Aに示したような冊子送り出し制御を実行する。これにより、ベルトが上昇開始する。
その後、ステップA7でCPU55はベルトユニット62に冊子90を受け渡したかを判別する。ベルトユニット62への冊子90を受け渡し有無は、冊子排出制御プログラムに基づくステッピングモータのステップ数が規定数に到達したか否かで判別する。ステップ数が規定数に到達していない場合は、ステップA6に戻って冊子送り出し制御を継続する。
冊子90の受け渡しを確認すると、CPU55は、ステップA8に移行して、冊子排出制御プログラムに基づく冊子引継後搬送用のモータ制御データDmをモータ駆動部70に出力して、図7Bに示したような冊子引継後搬送制御を実行する。
その後、ステップA9でCPU55は冊子90をスタッカ63に排出したかを検出する。このとき、CPU55は、排出時の位置検出データDpを信号処理部80から入力すると、可動本体部復帰用のモータ制御データDmをモータ駆動部70に出力して、可動本体部復帰制御を実行する。モータ駆動部70は、モータ制御データDmをデコードしたモータ駆動信号S89に基づいて、所定のステップ数だけ正回転(時計回り)するようにモータ89を駆動する。モータ89は、図示しない歯車を正転することで、駆動アーム83が時計方向(傾斜角θ3→θ4)に移動し、可動本体部601が時計方向に回転開始する。可動本体部601は、角度θ3からθ4へ走行方向を変換し、ホームポジションに復帰するようになる。
その後、ステップA10でCPU55は当該排出処理が終了かを判別する。この際に、CPU55は上位のバインダ処理部40との間で通信処理をして、その排出対象の冊子90の有無を認識するようになる。上位のバインダ処理部40から排出対象の冊子90が有る場合は、ステップA1に戻って上述した処理を繰り返すようになされる。例えば、各構成部をリセット処理した後、ステップA2に移行して冊子90の落下を待機するようになされる。
なお、ステップA10で上位のバインダ処理部40からの排出対象の冊子90が無い場合や、電源オフ情報が検出された場合は、当該排出処理を終了するようになされる。このようにCPU55によりモータ駆動部70を通じてモータ69,79,89を制御すると、モータの脱調を防止でき、1モータずつ直列制御ができるようになる。
このように、第1の実施例に係るバインド装置100によれば、パンチ処理部20が用紙搬送部10の搬送経路に配置されることなく、用紙搬送部10の搬送面を基準にして第1の俯角θ1を有する位置に用紙被穿孔面が設定されるように配置され、また、用紙搬送部10の搬送面を基準にして第2の俯角θ2を有する位置に用紙保留面が設定されるようにバインダ紙揃えユニット30が配置され、第1の俯角と第2の俯角との関係がθ1<θ2に設定されるものである。
従って、パンチ処理部20からバインダ紙揃えユニット30への用紙搬送に関して、用紙3の重力方向での自重落下を利用できるようになる。しかも、バインダ紙揃えユニット30から排出ユニット60への冊子90の重力方向での自重落下も利用した排出ユニット60の構成を採ることができるようになる。これにより、用紙3や冊子90を直線的に移動させることができるので、Uターンを伴う用紙搬送路に比べて、用紙3や冊子90の移動距離を短く設定することができる。
この他に、次のような効果が得られる。
i.モータ動作時間を短くでき、モータ耐久性の向上を図ること、及び、モータ消費電力の低減化を図ることができる。
ii.第1の俯角と第2の俯角との関係をθ1≧θ2に設定する場合に比べて、本体装置の幅を縮小できるので、バインド装置100のコンパクト化を図ることができる。因みにUターンを伴う用紙搬送路を実装すると曲率分のスペースが必要になって、装置が大型化するが、本発明は逆Z字状の搬送路構成を採ることができるので、装置の小型化を図ることが可能となる。
iii.従来方式のようなUターン搬送構造を採らないため、用紙剛性が上がる低温低湿環境でのジャム率を低減できるようになる。しかも、Uターンを伴う用紙搬送路が無いので、ジャム解除性が良く(手が入れ易い)、製造コストを安価にできる。
iv.パンチ処理部20をスルーパスルートに実装せず、バインダ専用ルート(限定パスのみ)に配置しているので、パンチ穴への用紙引っかかりが防止できる。
図10は、第2の実施例に係るベルトユニット間の冊子引継搬送例を示す斜視図である。
上述した第1の実施例では、爪67a,67bがベルトユニット62で完全に停止した時点で冊子90を受け継ぐ場合について説明したが、第2の実施例では、走行中に冊子90を受け渡すようになされる。なお、第1の実施例と同じ名称及び符号のものは同じ機能を有するためその説明を省略する。
図10に示す排出ユニット60によれば、図5に示したモータ駆動部70が、2つのモータ69,79にて冊子受け渡し時に、ベルトユニット61の爪部67a,67bとベルトユニット62の爪部77a,77bとを同一速度で制御する。このように同一速度で搬送させると、冊子停止時間が無く、全体の処理速度を向上できるようになる。
この例でモータ駆動部70は、ベルトユニット61の爪部67a,67bがベルトユニット62の端部に到達する直前のベルト移動速度と、ベルトユニット62の爪部77a,77bを、そのホームポジションから冊子受け取り位置まで移動する速度とを同一速度のまま衝撃負荷を掛けずに冊子90を継続して押し上げ搬送するようになされる。このような制御は、ベルトユニット61とベルトユニット62とを並列処理することで対処できる。また、ベルトユニット62と冊子90の衝撃を減らせると共に、モータ79を自起動領域の高トルク領域で使用でき、脱調を防止できるようになる。
このように第2の実施例としての排出ユニット60によれば、ベルトユニット61とベルトユニット62とを並列処理することで、モータ駆動部70にCPU55のタイマ数が1つしか割り当てられず、1モータずつ加減速制御ができない場合であっても、多数枚の重い冊子90を搬送できるようになるので、安価なCPU55とモータ69,79,89等を使用できるようになる。
図11は、第3の実施例としてのスタッカ63’の構成例を示す概念図である。図11に示すスタッカ63’は、冊子90をより高い位置に上昇させるために、スタッカ63’のベルト駆動部64’を図3に示した例よりも高く設計したものである。ベルト駆動部64’の高さは、ベルトユニット62の冊子排出位置からほぼ2倍の位置までリフト部65が昇降可能な構造となされている。ベルト駆動部64’は、装置本体部(筐体)101の左側に配置される。スタッカ63’は、2個のスタッカから構成される。なお、第1及び第2の実施例と同じ名称及び符号のものは同じ機能を有するためその説明を省略する。
このように第3の実施例としてのバインド装置100’によれば、最初に排出されたグループの冊子90は上方スタッカに入れられて上昇し、下方スタッカには次のグループの冊子90が収容されるので、2個のスタッカで積載量を増加できるようになる。これにより、冊子90をグループ別に排出できるようになる。しかも、スタック63内に蓄積された冊子90の排出口を高い位置に設定できるので、排出口が低い位置に有る場合に比べて作業性が良くなる。これにより、装置本体部101内の空間部分を効率良く利用できるようになる。
この発明は、白黒用及びカラー用のコピー機や印刷装置から出力される記録紙を自動綴じ処理するバインド装置に適用して極めて好適である。
本発明に係る第1の実施例としての用紙処理装置を応用したバインド装置100の構成例を示す断面の概念図である。 (A)〜(D)は、バインド装置100の機能例を示す工程図である。 パンチ処理部20及びバインダ紙揃えユニット30の配置例を補足する図である。 排出ユニット60の構成例を示す斜視図である。 排出ユニット60の制御系の構成例を示すブロック図である。 排出ユニット60における動作例(その1)を示す遷移図である。 排出ユニット60における動作例(その2)を示す遷移図である。 排出ユニット60における動作例(その3)を示す遷移図である。 排紙ユニット60におけるCPU55の制御例を示すフローチャートである。 第2の実施例としてのベルトユニット間の冊子引継搬送例を示す斜視図である。 第3の実施例としてのバインド装置100’の構成例を示す概念図である。 従来例に係るパンチ処理部2及びバインダ紙揃えユニット33の配置例を示す概念図である。
符号の説明
10 用紙搬送路
11 第1の搬送路
12 第2の搬送路
15 フラップ
20 パンチ処理部
21 パンチ刃
22,69,79,89 モータ
23 サイドジョーガー
30 バインダ紙揃えユニット(用紙保留部)
40 バインド処理部
41 移動機構
42 バインダカセット
43 綴じ部品
50 制御部
55 CPU(制御手段)
60 排出ユニット
61 第1のベルトユニット
62 第2のベルトユニット
66 回転機構部
70 モータ駆動部
80 信号処理部
100 バインド装置(用紙処理装置)

Claims (16)

  1. 複数枚の用紙を綴じ部品で綴じて冊子を作成する用紙処理装置であって、
    所定の位置に用紙を搬送する用紙搬送手段と、
    前記用紙搬送手段によって搬送される用紙の一端に二以上の綴じ用の穴を穿孔する穿孔手段と、
    前記穿孔手段によって穿孔された複数枚の用紙を揃えて一時保留する用紙保留手段と、
    前記用紙保留手段によって揃えられた複数枚の用紙束を綴じ部品で綴じて冊子を作成する冊子作成手段とを備え、
    前記穿孔手段は、
    前記用紙搬送手段の搬送面を基準にして第1の俯角θ1を有する位置に用紙被穿孔面を設定するように配置され、
    前記用紙保留手段は、
    前記用紙搬送手段の搬送面を基準にして第2の俯角θ2を有する位置に用紙保留面を設定するように配置され、
    前記第1の俯角と第2の俯角との関係が0<θ1<θ2に設定されることを特徴とする用紙処理装置。
  2. 前記冊子作成手段は、
    前記用紙保留手段とバインダカセットとの間を移動する移動機構を有することを特徴とする請求項1に記載の用紙処理装置。
  3. 前記冊子作成手段により作成された冊子を排出する排出手段を備え、
    前記排出手段は、
    前記冊子作成手段から落下してくる冊子を受止めて送出方向を切換える冊子受止め切換え部と、
    前記冊子受止め切換え部によって送出方向が切換えられた冊子を搬送する冊子搬送部と、
    前記冊子搬送部によって搬送されてくる冊子をため込む冊子蓄積部とを有することを特徴とする請求項1に記載の用紙処理装置。
  4. 前記冊子受止め切換え部は、
    冊子搬送面を有した本体部と、
    前記本体部を所定の角度だけ回転する回転機構部と、
    前記本体部の冊子搬送面で前記冊子を受け取る爪部と、
    前記爪部を取付けたベルトと、
    前記ベルトを駆動する駆動部とを有することを特徴とする請求項3に記載の用紙処理装置。
  5. 前記冊子受止め切換え部の駆動部は、
    前記冊子を上方より受け取る第1の位置、当該冊子を最下点まで下降させる第2の位置及び当該冊子を前記冊子搬送部へ押し上げて受け渡す第3の位置に基づいて前記ベルトを移動制御することを特徴とする請求項4に記載の用紙処理装置。
  6. 前記回転機構部は、
    前記冊子を最下点まで下降させた第2の位置で前記本体部を前記冊子搬送部側に回転することを特徴とする請求項4に記載の用紙処理装置。
  7. 前記回転機構部は、
    前記冊子を最下点まで下降させた第2の位置から前記冊子受止め切換え部の冊子搬送面と前記冊子搬送部の冊子搬送面とが一致する位置まで回転することを特徴とする請求項4に記載の用紙処理装置。
  8. 前記冊子搬送部は、
    冊子搬送面を有した本体部と、
    前記本体部の冊子搬送面で前記冊子受止め切換え部から前記冊子を受け取る爪部と、
    前記爪部を取付けたベルトと、
    前記ベルトを駆動する駆動部とを有することを特徴とする請求項3に記載の用紙処理装置。
  9. 前記冊子搬送部の駆動部は、
    前記冊子を下方より受け取る第1の位置及び当該冊子を最上点まで押し上げて前記冊子蓄積部へ落下させる第2の位置に基づいて前記ベルトを移動制御することを特徴とする請求項8に記載の用紙処理装置。
  10. 前記冊子搬送部の駆動部は、
    前記冊子受止め切換え部で冊子が第1の位置を通過した後に、当該冊子搬送部の爪部が冊子後端を押し上げて上昇するように前記ベルトを制御することを特徴とする請求項8に記載の用紙処理装置。
  11. 前記冊子搬送部の爪部が待機する位置と、当該爪部が冊子と当たる位置との間に所定の距離が設定されることを特徴とする請求項8に記載の用紙処理装置。
  12. 前記冊子搬送部の駆動部は、
    前記冊子搬送部の爪部が待機位置から当該爪部が冊子と当たる位置まで、自起動領域内で前記ベルトを移動させ、前記冊子搬送部の爪部が冊子に当たってから第2の位置に至るまで加速するようにモータ制御を実行することを特徴とする請求項8に記載の用紙処理装置。
  13. 前記冊子搬送部の駆動部は、
    自起動領域で前記冊子搬送部の爪部を前記冊子に衝突するようにモータ制御を実行することを特徴とする請求項8に記載の用紙処理装置。
  14. 前記冊子搬送部の駆動部は、
    前記冊子搬送部の爪部を2段階以上の加速制御を実行することを特徴とする請求項8に記載の用紙処理装置。
  15. 前記冊子搬送部の駆動部は、
    冊子受け渡し時に、前記冊子受止め切換え部の爪部と前記冊子搬送部の爪部とを同一速度で制御することを特徴とする請求項8に記載の用紙処理装置。
  16. 前記冊子搬送部の駆動部は、
    前記冊子受止め切換え部の爪部が冊子搬送部の端部に到達する直前のベルト移動速度と、
    前記冊子搬送部の爪部を待機位置から冊子受け取り位置まで移動する速度とを同一速度のまま衝撃負荷を掛けずに前記冊子を継続して押し上げ搬送することを特徴とする請求項8に記載の用紙処理装置。
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