JPH1135222A - 製本装置 - Google Patents

製本装置

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JPH1135222A
JPH1135222A JP19024197A JP19024197A JPH1135222A JP H1135222 A JPH1135222 A JP H1135222A JP 19024197 A JP19024197 A JP 19024197A JP 19024197 A JP19024197 A JP 19024197A JP H1135222 A JPH1135222 A JP H1135222A
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JP
Japan
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sheet
bookbinding
punching
tape
binding
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JP19024197A
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English (en)
Inventor
Yuji Yamanaka
祐二 山中
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 穴明けシートを使用しなくても、綴じ穴付
きの製本物が得られるようにする。 【解決手段】 シート整合装置600の上流部に、移動
中のシートに綴じ穴を明けることができる穴明け装置3
000を設置した。穴明け製本モードの時、穴明け装置
3000は移動中のシートに綴じ穴を明け、通常製本モ
ードの時、穴明け装置3000は移動中のシートの先端
に切り込みを入れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート束を自動的
に糊付け製本する製本装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シートへの画像形成から画像形成済みシ
ートの製本作業までを一連の流れで連続的に行なうオン
ラインシート処理装置が知られている。
【0003】図9に、同オンラインシート処理装置の構
成例を示す。
【0004】本オンラインシート処理装置は、原稿情報
を読み取り、かつ、シートを1枚ずつ給送する読み取り
/給紙装置100と、給送されてきたシートに画像を形
成する画像形成装置200と、複数枚の画像形成済みシ
ート(シート束)を糊付け製本する製本装置300A
と、画像形成済みシートを仕分ける仕分け装置400
と、を接続した構成になっている。
【0005】図10に、製本装置300Aの詳細な構成
を示す。
【0006】本製本装置300A内には、シート搬送装
置500、シート整合装置600、テープ加熱装置70
0A、複数のテープリール800a、800b、完成品
搬送装置900、複数のスタッカ1000a,1000
b等が備えられている。
【0007】本製本装置300Aにおいて製本を行わな
い画像形成済みシートはパス501を通過する。製本を
行う画像形成済みシートはパス502を通ってシート整
合装置600へ搬送される。この場合、フラッパ503
がパス501を閉じ、パス502を開いている。
【0008】図11に、シート整合装置600の詳細な
構成を示す。
【0009】パス502を通ってきた画像形成済みシー
トは搬入ローラ対601によって整合トレイ602上へ
排出される。この時、同シートは上ガイド603a,6
03b,603c及び下ガイド604によってガイドさ
れる。
【0010】整合トレイ602上へ排出されたシートは
反時計回り方向に回転する整合パドル605によってト
レイ602上を搬送され、シート先端が先端基準シャッ
タ606a,606bに突き当てられる。また、同シー
トの幅方向の両側端が固定整合フェンス607aと可動
整合フェンス607b(矢印方向に移動可能)に規制さ
れる。これにより、整合トレイ602上へ搬入された画
像形成済みシートは、シート先端とシート幅方向とが整
合トレイ602上の所定位置に揃えられる。
【0011】整合トレイ602上において所定枚数の画
像形成済みシートの整合が終了すると、整合トレイ60
2の先端側のシート束挟持位置で待機しているシート束
搬送装置608の左右の固定側グリッパ608aと可動
側グリッパ608b(矢印方向に移動可能)が図12
(a)に示すように整合を終えたシート束307を挟持
する。
【0012】続いて、図12(b)に示すように、先端
基準シャッタ606a,606bが退避態勢になり、グ
リッパ608a,608bがシート束307の搬送を開
始する。この時、シート束307は、グリッパ608
a,608bと一体的に移動するガイド609a,60
9b,609cによって保持されている。なお、シート
束307の搬送が開始された時点で、シート束307上
においてストップフィンガ610a,610bが図11
に示す態勢になり、シート束搬送時に整合トレイ602
上へ排出される画像形成済みシートを一時的に貯留す
る。
【0013】シート束307の後端が整合トレイ602
を通過した時点で、図12(c)に示すように、先端基
準シャッタ606a,606bが整合態勢に復帰する。
また、ストップフィンガ610a,610bが図10に
示す態勢に復帰して貯留していた複数枚のシートを整合
トレイ602上へ落下させる。
【0014】図14に、テープ供給装置611の構成を
示す。
【0015】テープリール800a又は800bに巻き
取られているバインドテープTは繰り出しローラ対61
2によって繰り出され、テープカッタ613によって所
定の長さに切断される。短冊状に切断されたバインドテ
ープTは搬送ローラ対614により、テープ受取り位置
(図15のX1位置)に待機しているテープ搬送装置
(キャリッジ)615へ供給される。なお、このテープ
搬送装置615内には複数の搬送ローラ対616〜61
8が備えられている。
【0016】テープ受取り位置にてバインドテープTを
受け取ったテープ搬送装置615はテープ受渡し位置
(図15のX2位置)まで移動してバインドテープTを
送り出す。テープ搬送装置615から送り出されたバイ
ンドテープTは図16に示すように搬送ローラ対619
により、テープ加熱装置700Aのメインヒータ701
の前方のテープガイド704,705(図10,図15
参照)にセットされる。
【0017】図18に、テープガイド704,705に
セットされた短冊状のバインドテープTの構成を示す。
本バインドテープTの片面の幅方向中央部には厚目のホ
ットメルト接着剤層B1が塗布されており、幅方向両側
部には薄目のホットメルト接着剤層B2,B2が塗布さ
れている。
【0018】バインドテープTがテープガイド704,
705にセットされると、待機位置で待機していたメイ
ンヒータ701が製本位置へ移動して、バインドテープ
の予熱を開始する。これにより、厚目のホットメルト接
着剤層B1が溶ける。図16はこの状態を示す。
【0019】グリッパ608a,608bによって搬送
されてきたシート束307の先端面(バウンドエッジ)
は、メインヒータ701によって加熱されているバイン
ドテープTに押し付けられる。これにより、バインドテ
ープT上で溶けているホットメルト接着剤B1が各シー
ト間に流れ込んでシート束307を糊付けする。この
後、待機位置で待機していたサイドヒータ(テープ加熱
手段)702,703が製本位置へ移動して、バインド
テープTの幅方向の両側部を加熱及び加圧する。これに
より、薄目のホットメルト接着剤B2が溶けてバインド
テープTの幅方向の両側部をシート束307の表表紙と
裏表紙に接着する。これで製本作業を完了する。
【0020】この後、製本を終えたシート束(製本完成
品)307を完成品搬送装置900に受け渡すためにグ
リッパ608a,608bが製本完成品307を製本位
置から搬送する。図13(a)は製本完成品307が受
け渡し位置まで搬送されて停止している状態を示す。
【0021】製本完成品307が受け渡し位置に到達す
ると、図10のホームポジションに位置している完成品
搬送装置900の受取りトレイ(回転トレイ)901
a,901bが受取り位置まで移動して完成品受取り態
勢になる。この状態を図13(b)に示す。なお、受取
りトレイ901a,901bは図10に示す待機位置か
ら受取り位置まで上方に回動する。
【0022】製本完成品307が受取りトレイ901
a,901b上に載置された状態になると、製本完成品
307を挟持していたグリッパ608a,608bが挟
持状態を解除して整合トレイ602のシート束挟持位置
へ戻る。この状態を図13(c)に示す。
【0023】シート束挟持位置へ戻るグリッパ608
a,608bが製本完成品307から抜けた後、製本完
成品307を載置している受取りトレイ901a,90
1bが下方へ回動して図10の待機位置に戻る。この途
中で製本完成品307は受取りトレイ901a,901
b上から送り込みトレイ(水平トレイ)902上に移さ
れる。
【0024】受取りトレイ901a,901bが待機位
置まで戻ると、完成品搬送装置900による製本完成品
307のスタッカ1000a又は1000b内への収納
が行なわれる。まず、送り込みトレイ902をスタッカ
上端付近に配置する。この状態を図17(a)に示す。
次に、送り込みトレイ902をスタッカ方向へ移動させ
て製本完成品307をスタッカ内に送り込む。この状態
を図17(b)に示す。次に、送り込みトレイ902を
降下させて製本完成品307をスタッカ内に積載する。
この状態を図17(c)に示す。
【0025】従来、上記製本装置300Aにおいて、綴
じ穴付きの製本物を作成しようとする場合には、画像形
成用シートとして穴明きシートを使用している。すなわ
ち、読み取り/給紙装置100から穴明きシートを給紙
する。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例の
ように、穴明きシートを使用すると、製本物がコストア
ップする問題点があった。
【0027】なお、製本物作成後に手動パンチャーを用
いて綴じ穴を明ければ穴明きシートを使用しなくても済
むが、手動パンチャーによる穿孔は製本物の厚さに限界
がある上、作業効率も悪い。
【0028】そこで本発明は、上述の如き事情に鑑みて
なされたもので、穴明きシートを使用しなくても、綴じ
穴付きの製本物を作成することができる、製本装置を提
供することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像形成済み
の複数枚のシートの整合を行う整合部と、前記整合部で
整合済みのシート束の糊付け製本を行う製本部と、を備
えている製本装置に係る。
【0030】そして、本発明は、上記目的を達成するた
め、前記整合部の上流に、前記整合部に送られてくるシ
ートに対して綴じ穴を穿設するための穴明け手段を設け
た、ことを特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 〈第1の実施の形態〉図1は本発明が適用された製本装
置の全体的な構成を示す。
【0032】本製本装置300Bは図9に示すオンライ
ンシート処理装置用の製本装置であり、図10に示す製
本装置300Aと同一の部材等には同一符号を付すと共
に、構成的かつ機能的に変わらないものについては、そ
の説明を省略する。
【0033】本製本装置300Bは、画像形成装置20
0(図9)から送られてくる画像形成済みのシートを搬
入する搬入口付近(パス502の分岐部の上流側)に、
シート検知装置2000と穴明け装置(穴明け手段)3
000を備えている。
【0034】シート検知装置2000は、搬入シートの
先端を検知するためのものである。このシート検知装置
2000は、検知レバー2001とフォトインタラプタ
2002とからなり、検知レバー2001がシート先端
に倒されると、検知レバー2001のフラグ2001a
がフォトインタラプタ2002の光路を遮断して、フォ
トインタラプタ2002が検知信号を出力する(図2参
照)。
【0035】穴明け装置3000は、搬入シートに綴じ
穴を穿設したりするためのものである。この穴明け装置
3000の下側には、同穴明け装置3000から排出さ
れるパンチカスを収容するためのカス入れ4000が設
置されている。
【0036】図2及び図3に、穴明け装置3000の詳
細な構成を示す。なお、図2は断面図であり、図3は搬
入口側より見た正面図である。
【0037】本穴明け装置3000は、穴明けを行う製
本モードの時(穴明け製本モード時)には搬入シートの
所定位置に穴明けを行い、穴明けを行わない製本モード
の時(通常製本モード時)には搬入シートの先端に切り
込みを入れる。そして、この穴明け作業も切り込み作業
もシートの移動中に行う。
【0038】本穴明け装置3000は、回転形のダイス
3001とパンチ3002とからなる。
【0039】ダイス軸(回転軸)3003上には複数
(3個)のダイス3001が所定の間隔を置いて固定さ
れている。また、パンチ軸(回転軸)3004上の各ダ
イス3001との対向位置にはパンチ3002が固定さ
れている。ダイス軸3003とパンチ軸3004は、穴
明け装置本体(枠体)3005に対し回転可能に取り付
けられている。穴明け装置本体3005の、ダイス軸3
003とパンチ軸3004の間には、シートの通路30
06が形成されている。
【0040】ダイス軸3003の一端にはギヤ3007
が固定されており、パンチ軸3004の一端にはギヤ3
008とホームポジション用の円板3009が固定され
ている。ダイス軸3003には駆動モータ3010から
の駆動(回転)が伝えられ、ダイス軸3003に伝えら
れた駆動は、ギヤ3007,3008を介して速度比
1:1でパンチ軸3004に伝えられる。
【0041】ダイス3001とパンチ3002のホーム
ポジションは図2に示す位置(ダイス3001は6時の
位置、パンチ3002は12時の位置)であり、ダイス
3001とパンチ3002はこの位置から同速度(外周
接線速度)で1回転する。図2において、ダイス300
1は時計回り方向に回転し、パンチ3002は反時計回
り方向に回転する。このダイス3001とパンチ300
2のホームポジション位置は、円板3009とホームポ
ジションセンサ(フォトインタラプタ)3011とで定
めている。円板3009の外周に形成された切欠き(不
図示)がホームポジションセンサ3011の光路を通過
すると同センサ3011が検知信号を出力し、駆動モー
タ3010が停止する。この時、ダイス3001とパン
チ3002は図2に示す位置で回転停止する。
【0042】穴明け装置本体3005は、上下のスライ
ドレール3012,3013に沿ってシート幅方向(矢
印X1,X2方向)に移動可能になっている。このよう
にするのは、通常製本モード時において、先行シートと
後続シートとで、切り込みを入れる位置をずらすためで
ある。
【0043】穴明け装置本体3005側には、移動用の
カム受けブロック3014とホームポジション用のフラ
グ3015が設置されており、製本装置本体側には、移
動用のカム(偏芯カム)3016とホームポジションセ
ンサ(フォトインタラプタ)3017が設置されてい
る。また、穴明け装置本体3005と製本装置本体との
間には、穴明け装置本体3005をカム3016方向に
付勢するための付勢ばね3018が介装されている。
【0044】カム受けブロック3014は、付勢ばね3
018の働きによって、常にカム3016に当接してい
る状態にある。カム3016には、駆動モータ3019
の駆動がギヤ3020,3021を介して伝えられる。
図3において、カム3016が時計回り方向(又は反時
計回り方向)に回転すると、穴明け装置本体3005が
矢印X2,X1方向に移動する。フラグ3015がホー
ムポジションセンサ3017の光路を遮光すると同セン
サ3017が検知信号を出力し、駆動モータ3019が
停止して、穴明け装置本体3005が移動停止する。こ
の位置が穴明け装置本体3005の矢印X1,X2方向
のホームポジションである。
【0045】次に、図4を参照して、本製本装置300
1における穴明け製本モード時、及び通常製本モード時
の動作を説明する。
【0046】まず、シート検知装置2000が搬入シー
トの先端を検知してオンするのを待つ(S100)。そ
して、オンしたならば、穴明け製本モードであるのか否
かを確認する(S101)。
【0047】穴明け製本モードであるならば、所定時間
(Amsec)が経過するのを待ち(S102)、所定
時間が経過した時点で、駆動モータ3010をオンにし
て、ダイス3001とパンチ3002を回転させる(S
103)。
【0048】続いて、ホームポジションセンサ3011
がオンするのを待ち(S104)、オンしたならば、駆
動モータ3010をオフにして、ダイス3001とパン
チ3002を回転停止させる。
【0049】続いて、所定枚数に達したか否かを確認し
て(S106)、所定枚数に達している場合には、本シ
ーケンスを終了し、所定枚数に達していない場合には、
S100に戻って上述の動作を繰り返す。
【0050】S101において、穴明け製本モードでは
ない場合には、駆動モータ3019をオンにして、穴明
け装置本体3005を所定速度で移動させ(S10
7)、所定時間(Bmsec)が経過するのを待ち(S
108)、所定時間が経過した時点で、ダイス3001
とパンチ3002の動作X(S103〜S105の動
作)を行う(S109)。
【0051】続いて、所定枚数に達したか否かを確認し
て(S110)、所定枚数に達していない場合には、S
100に戻って上述の動作を繰り返す。そして、所定枚
数に達している場合には、ホームポジションセンサ30
17がオンするのを待ち(S111)、オンしたなら
ば、駆動モータ3019をオフにして、穴明け装置本体
3005の移動をストップさせ(S112)、本シーケ
ンスを終了する。
【0052】なお、上記待ち時間Amsec、Bmse
cは、次式[数1]、[数2]によって求める。
【0053】
【数1】
【0054】
【数2】 ただし、L(mm):シート検知装置2000とダイス
3001、パンチ3002間の距離(ここでは、80m
m) L1(mm):シート先端から穴位置までの距離(ここ
では、12mm) v(mm/s):シート搬送速度(ここでは、500m
m/sec) TP (sec):ダイス3001とパンチ3002がホ
ームポジションから穴明けポイントへ到達するまでの時
間(ここでは、100msec) 穴明け装置3000を通過したシートは、シート整合装
置600にて所定枚数分が整合され、シート整合装置6
00にて整合済みのシート束は、バインドテープTがセ
ットされた製本位置へ搬送されてテープ加熱装置700
Aにより糊付け製本される。
【0055】図5に、本製本装置300Bの穴明け製本
モードにて作成された製本物B1を示す。バインドテー
プTで糊付けされている側には複数の綴じ穴B1−1が
明けられている。
【0056】図6に、本製本装置300Bの通常製本モ
ードにて作成された製本物B2を示す。バインドテープ
Tで糊付けされた各シートS1,S2,S3の糊付け側
端には半円状の切り込みB2−1が形成されている。各
シートS1,S2,S3の切り込みB2−1はランダム
にオフセットされているため隣接シートへの接着面B2
−2が確保されることにより、各シート間(S1,S2
間,S2,S3間)の接着面積が増大し、接着が強固に
なる。 〈第2の実施の形態〉図7に、通常製本モード時の別の
動作例を示す。
【0057】ここでは、通常製本モード時、穴明け装置
本体3005は移動せずに所定位置(ホームポジショ
ン)に停止した状態にある。
【0058】また、ダイス3001とパンチ3002は
シート毎に回転せず、偶数枚目のシートの時のみに回転
して、偶数枚目のシートにのみ切り込みを入れて行く。
ただし、表表紙となるシートと裏表紙となるシートには
切り込みを入れない。
【0059】S101において、穴明け製本モードでは
ない場合には、裏表紙を除く偶数枚目のシート(例えば
表表紙と裏表紙を含めて6枚のシートからなる製本物の
場合には、2枚目と4枚目)であるか否かを確認して
(S113)、奇数枚目のシートである場合には、S1
00に戻って上述の動作を繰り返す。
【0060】一方、裏表紙以外の偶数枚目のシートであ
る場合には、所定枚数に達したか否かを確認して(S1
14)、所定枚数に達した場合には、本シーケンスを終
了する。そして、所定枚数に達していない場合には、所
定時間(Bmsec)が経過するのを待ち(S11
5)、所定時間が経過した時点で、ダイス3001とパ
ンチ3002の動作X(S103〜S105の動作)を
行い(S116)、S100に戻って上述の動作を繰り
返す。
【0061】図8に、図7の通常製本モードにて作成さ
れた製本物B3を示す。バインドテープTで糊付けされ
た複数枚のシートS1〜S6(ただし、S1は表表紙、
S6は裏表紙)のうちの裏表紙S6を除く偶数枚目のシ
ートS2,S4の糊付け側端には半円状の切り込みB3
−1が形成されている。この製本物B3では、S1とS
2,S2とS3,S3とS4,S4とS5の接着面積が
増大し、接着が強固になる。
【0062】なお、上記実施の形態における穴明け装置
3000は、移動中のシートに対して穴明け作業又は切
り込み作業を行うものであるが、所定位置に一時停止さ
せたシートに対して穴明け作業又は切り込み作業を行う
ものであってもよい。
【0063】また、上記実施の形態における穴明け装置
3000は、穴明け製本モード時には穴明け作業を行
い、通常製本モード時には、切り込み作業を行うもので
あるが、通常製本モード時には切り込み作業を行わない
ものであってもよい。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の製本装置
によれば、複数枚のシートの整合を行う整合部の上流に
おいてシートに綴じ穴を明けることができるので、穴明
きシートを使わずに安価に綴じ穴付き製本物を作成する
ことができる。また、整合前のシートに綴じ穴を明ける
ので、製本物の厚さに関係なく楽に綴じ穴が明けられる
上、穿孔力も小さくて済む。
【0065】また、綴じ穴を明けない場合には、穴明け
手段を利用してシートの先端に切り込みを入れるように
しているので、シートを接着する接着面積を大きくし
て、製本物の接着を強固にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された製本装置の全体的な構成を
示す断面図。
【図2】同製本装置に備えられている穴明け装置の詳し
い構成を示す断面図。
【図3】同製本装置に備えられてる穴明け装置の詳しい
構成を示す正面図。
【図4】同製本装置における穴明け製本モード時及び通
常製本モード時の動作を説明するフローチャート。
【図5】同穴明け製本モードによって作成された製本物
を示す斜視図。
【図6】同通常製本モードによって作成された製本物を
示す一部を切欠いた斜視図。
【図7】通常製本モード時の別の動作例を説明するフロ
ーチャート。
【図8】同通常製本モードによって作成された製本物を
示す一部を切欠いた斜視図。
【図9】オンラインシート処理装置の構成例を示す断面
図。
【図10】従来の製本装置の全体的な構成を示す断面
図。
【図11】同製本装置に備えられているシート整合装置
の構成を示す斜視図。
【図12】同シート整合装置で整合されたシート束を製
本位置へ搬送する時の動作を説明する斜視図。
【図13】製本位置で製本を終えた製本完成品が完成品
搬送装置に受け渡される時の動作を説明する斜視図。
【図14】テープ供給装置が短冊状に切断したバインド
テープをテープ搬送装置に供給している状態を示す平面
図。
【図15】バインドテープを搬送するテープ搬送装置が
テープ受取り位置からテープ受渡し位置へ移動した状態
を示す側面図。
【図16】テープ搬送装置が運んだバインドテープが製
本位置にセットされている状態を示す平面図。
【図17】完成品搬送装置が製本完成品をスタッカ内へ
収納する時の動作を説明する斜視図。
【図18】同製本装置で使用されているバインドテープ
の構成を示す斜視図。
【符号の説明】
300B 製本装置 600 シート整合手段(整合部) 3000 穴明け装置(穴明け手段) 3001 回転形のダイス 3002 回転形のパンチ B1−1 綴じ穴 B2−1,B3−1 切り込み S シート S1 表表紙となるシート S6 裏表紙となるシート

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成済みの複数枚のシートの整合を
    行う整合部と、前記整合部で整合済みのシート束の糊付
    け製本を行う製本部と、を備えている製本装置におい
    て、 前記整合部の上流に、前記整合部に送られてくるシート
    に対して綴じ穴を穿設するための穴明け手段を設けた、
    ことを特徴とする製本装置。
  2. 【請求項2】 前記穴明け手段は、穴明けを行う製本モ
    ードの時、シートの所定位置に綴じ穴を形成する、こと
    を特徴とする請求項1に記載の製本装置。
  3. 【請求項3】 前記穴明け手段は、穴明けを行う製本モ
    ードの時、シートの所定位置に綴じ穴を形成し、かつ、
    穴明けを行わない製本モードの時、シート先端に切り込
    みを形成する、ことを特徴とする請求項1に記載の製本
    装置。
  4. 【請求項4】 前記穴明け手段は、前記切り込みを1枚
    置きのシートに形成する、ことを特徴とする請求項3に
    記載の製本装置。
  5. 【請求項5】 前記穴明け手段は、表表紙となるシート
    と裏表紙となるシートには前記切り込みを形成しない、
    ことを特徴とする請求項4に記載の製本装置。
  6. 【請求項6】 前記穴明け手段は、先行シートと後続シ
    ートでは、シート幅方向に位置をずらして前記切り込み
    を形成する、ことを特徴とする請求項3に記載の製本装
    置。
  7. 【請求項7】 前記穴明け手段は、移動中のシートに対
    して前記綴じ穴又は前記切り込みを形成する、ことを特
    徴とする請求項2又は3に記載の製本装置。
  8. 【請求項8】 前記穴明け手段は、回転形のダイスとパ
    ンチからなる、ことを特徴とする請求項7に記載の製本
    装置。
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