JP4555209B2 - 燃料漏れ防止弁 - Google Patents

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本発明は、例えば、自動車の旋回時や転倒時などにおいて、燃料タンクからの燃料漏れを防止する燃料漏れ防止弁に関するものである。
従来のこの種燃料漏れ防止弁は、具体的には図示しないが、内部に外部と連通する接続空間を有して燃料タンクの上壁に取り付けられるコネクタと、内部に収納室を画成して上部に上記接続空間と連通する弁座を有するハウジングと、該ハウジングの収納室内にスプリングの付勢ばね圧を受けながら上下動可能に配設されるフロートバルブと、ハウジングの下部開口を閉塞するキャップとを備える構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
そして、実際の使用に際しては、ハウジングを燃料タンクの上壁に開設された取付孔内に臨ませながら、上記コネクタをそのフランジ部を介して燃料タンクの上壁に熱溶着すれば、その使用に供されることとなるが、常時は、フロートバルブがハウジングの収納室内で下降しているので、ハウジングの弁座が開放されて、燃料タンク内のガソリン蒸気がコネクタに設けられている接続配管からキャニスターを経て外部に放出されることとなるが、今仮に、自動車の旋回時に、燃料タンク内の燃料が上記ハウジングの収納室内に達すると、その浮力とスプリングのばね圧により、フロートバルブが自動的に上昇して、自身の弁部でハウジングの弁座を閉塞するので、これにより、燃料がキャニスターやその先に続く外部に漏れることを確実に防止できる。
特開2003−106230号公報
然し乍ら、この従来の燃料漏れ防止弁にあっては、その構造上、ハウジング側に形成される弁座を燃料タンクの上壁と略同一位置に置かざるを得ないので、自ずと、その喫水線が下がってしまう問題点を有していた。即ち、弁座は、理論的には、燃料漏れを防止するために、燃料液面からできるだけ離して設定したいものであるが、従来においては、その構造上、弁座の高さが低くなっているので、燃料満タン時の液面を下げて設定する以外方法がなかった。この為、燃料タンク内に大量の燃料を蓄積することが期待できなくなる。
本発明は、斯かる従来の燃料漏れ防止弁が抱える課題を有効に解決するために開発されたもので、請求項1記載の発明は、内部に外部と連通する接続空間を有して燃料タンクの上壁に取り付けられるコネクタと、内部に収納空間を画成して上部に上記接続空間と連通する弁座を有するハウジングと、該ハウジングの収納空間内に上下動可能に配されるフロートバルブとを備える燃料漏れ防止弁において、コネクタは、燃料タンクの上壁に開設された取付孔をシールするフランジ部と、側方に設けられてキャニスター側に接続される接続配管部とを有し、ハウジングは、上記弁座を有して上記コネクタの燃料タンクの上壁よりも上に存する接続空間内に配置される上部小室部と、該上部小室部から連続する下部大室部とを有し、フロートバルブは、ハウジングの弁座を開閉する弁部を先端に形成した上部小径部と、上記ハウジングの下部大室部内を上下動する下部大径部とを有し、フロートバルブは、その外周にフロートバルブが下降している時でも上記ハウジングの上部小室部に当接する複数の案内壁部を突設して、少なくとも、フロートバルブが上昇している状態では、フロートバルブの上部小径部がハウジングの上部小室部内に入り込む一方、上記フロートバルブの上部小径部は、円錐状の先細りテーパー形状を呈し、該テーパー面から上記案内壁部を突設すると共に、該各案内壁部の間のテーパー面の下位に貫通孔を設けたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1を前提として、ハウジングの下部大室部の最上位に、内外を連通させる通孔を上部小室部と隣接して設けたことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項を前提として、ハウジングの上部小室部は、円錐状の先細りテーパー形状を呈し、該ハウジングの上部小室部のテーパー角度がフロートバルブの上部小径部のテーパー角度よりも大きいことを特徴とする。
依って、請求項1記載の発明にあっては、ハウジングの上部小室部がコネクタの燃料タンクの上壁よりも上に存する接続空間内に配置され、且つ、該ハウジングの上部小室部内にフロートバルブの上部小径部が配置される関係で、喫水線を燃料タンクの上壁に近づけることができるので、満タン時の燃料液面を引き上げることが可能となって、より大量の燃料を燃料タンク内に蓄積することが期待できる。
又、フロートバルブの外周にハウジングの上部小室部に当接する案内壁部を突設した関係で、フロートバルブの全ストロークにおいて、ハウジングに対するガタツキや傾きを最小限に抑制することができるので、フロートバルブの上下動をスムーズに案内できると共に、フロートバルブが上昇して行く過程で、フロートバルブの上部小径部がハウジングの上部小室部等に引っ掛かることがなくなると共に、フロートバルブの各案内壁部の間のテーパー面の下位に貫通孔を設けた関係で、テーパー面上を流れてきた燃料を当該貫通孔を介してフロートバルブの内部から燃料タンク内に落下させることが可能となるので、回収効率が良好となる。
更に、キャニスター側に接続される接続配管部をコネクタの側方に設けた関係で、接続配管部の長さを十分に確保しながら、弁中心からの突出量を抑えることが可能となるので、燃料タンクから突出する部分の小型化が期待できる。
請求項2記載の発明にあっては、通孔をハウジングの上部小室部側に設けると、燃料の揺動時に、該通孔から入り込んできた燃料の飛沫が同上部小室部の弁座側に飛散し易くなって、燃料漏れを引き起こす恐れが生じるところ、当該通孔を下部大室部の最上位に設けた関係で、大・小室部の境に生じる段差で燃料の飛沫を遮れるので、燃料漏れの心配がなくなる。
請求項記載の発明にあっては、ハウジング側のテーパー角度がフロートバルブ側のテーパー角度よりも大きい関係で、ハウジング側のテーパー下面とフロートバルブ側のテーパー上面とで画成される空間に流入したガソリン蒸気は、弁座の開口に向けて高さが徐々に増大することとなるので、その流速が低下することとなるが、この時、ガソリン蒸気に含まれる液滴は重力によって下方へ分離し易くなって、燃料の液滴が外部に持ち出されることを効果的に防止できる。
本発明は、コネクタとハウジングとフロートバルブとを備える燃料漏れ防止弁を前提として、コネクタは、燃料タンクの上壁に開設された取付孔をシールするフランジ部と、側方に設けられてキャニスター側に接続される接続配管部とを有し、ハウジングは、弁座を有してコネクタの燃料タンクの上壁よりも上に存する接続空間内に配置される上部小室部と、該上部小室部から連続する下部大室部とを有し、フロートバルブは、ハウジングの弁座を開閉する弁部を先端に形成した上部小径部と、上記ハウジングの下部大室部内を上下動する下部大径部とを有し、フロートバルブは、その外周にフロートバルブが下降している時でも上記ハウジングの上部小室部に当接する複数の案内壁部を突設して、少なくとも、フロートバルブが上昇している状態では、フロートバルブの上部小径部がハウジングの上部小室部内に入り込むことにより、満タン時の燃料液面を引き上げて、より大量の燃料を燃料タンク内に蓄積することを可能としたものである。
以下、本発明を図示する好適な実施例に基づいて詳述すれば、該実施例に係る燃料漏れ防止弁も、基本的には、従来と同様に、図1に示す如く、内部に外部と連通する接続空間5を有して燃料タンクの上壁に取り付けられるコネクタ1と、内部に収納室を画成して上部に上記接続空間5と連通する弁座6を有するハウジング2と、該ハウジング2の収納室内にスプリング7の付勢ばね圧を受けながら上下動可能に配設されるフロートバルブ3と、ハウジング2の下部開口を閉塞するキャップ4とを備える構成となっているが、特徴とするところは、以下の構成を採用した点にある。
即ち、本実施例にあっては、まず、コネクタ1に対しては、その下部外周に燃料タンクの上壁の開設された取付孔をシールする円環状のフランジ部8を形成すると共に、上部側方にキャニスター側に接続される接続配管部9を横設する構成となっている。この為、斯かる構成の下では、当該接続配管部9の長さを十分に確保しながら、弁中心からの突出量を抑えることが可能となるので、燃料タンクから外部へ突出する部分の小型化が期待できる。
次に、上記したコネクタ1にOリングを介して連結されるハウジング2に対しては、図2にも示す如く、上記弁座6を有して上記コネクタ1の燃料タンクの上壁よりも上に存する接続空間5内に配置される上部小室部10Aと、該上部小室部10Aから連続する下部大室部10Bとから構成して、上部小室部10Aの上面側を円錐状の先細りテーパー形状となし、その中央頂部に後述するフロートバルブ3の弁部3aで開閉される弁座6を形成すると共に、下部大室部10Bの最上位の壁面に内外を連通させる複数の通孔11を上部小室部10Aと隣接して設ける構成となっている。この為、斯かる構成の下では、当該通孔11をハウジング2の上部小室部10A側に設けると、該通孔11から入り込んできた燃料の飛沫が同上部小室部10Aの弁座6側に飛散し易くなって、燃料漏れを引き起こす恐れが生じるところ、通孔11を下部大室部10Bの最上位に設けた関係で、大・小室部10A・10Bの境に生じる段差で燃料の飛沫を遮れるので、燃料漏れの心配がなくなる。
更に、該ハウジング2の上部小室部10Aと下部大室部10Bとにより画成される収納室内に配設されるフロートバルブ3に対しては、図3にも示す如く、ハウジング2の弁座6を開閉する弁部3aを先端に形成した上部小径部12Aと、ハウジング2の下部大室部10B内を上下動する下部大径部12Bとから構成して、上部小径部12Aの上面側を円錐状の先細りテーパー形状となし、その中央頂部に上記弁部3aを一体に形成すると共に、テーパー面の途中にフロートバルブ3が下降している時でも上記ハウジング2の上部小室部10Aの内壁に当接する複数の第1案内壁部13を等間隔をおいて突設し、且つ、該各第1案内壁部13の間のテーパー面の下位に貫通孔14を個々に設け、下部大径部12Bの壁面にハウジング2の下部大室部10Bの内壁に当接する複数の第2案内壁部15を等間隔をおいて突設する構成となっている。尚、この時、上部小径部12Aを下部大径部12Bに比べて可能な限り小さくした場合には、上記第1案内壁部13を下部大径部12Bの上側に設けることも可能である。
尚、上記したハウジング2の上部小室部10Aのテーパー面のテーパー角度θ1は、この上部小径部12Aのテーパー面のテーパー角度θ2よりも大きくなるように設定するものとする。この為、ハウジング2側のテーパー角度θ1がフロートバルブ3側のテーパー角度θ2よりも大きい関係で、ハウジング2側のテーパー下面とフロートバルブ3側のテーパー上面とで画成される空間に流入したガソリン蒸気は、弁座6の開口に向けて高さが徐々に増大することとなるので、その流速が低下することとなるが、この時、ガソリン蒸気に含まれる液滴は重力によって下方へ分離し易くなるので、燃料の液滴が外部に持ち出されることを効果的に防止できる。
又、ハウジング2の下部開口を閉塞するキャップ4に対しては、具体的には図示しないが、ハウジング2との連結固定手段を有して、その下壁に多数のハウジング2の内部と連通する通気孔を形成するものとする。
依って、斯かる構成の燃料漏れ防止弁にあっても、コネクタ1とハウジング2とを連結する状態を得て、ハウジング2の収納室内にフロートバルブ3とスプリング7を収納しながら、当該ハウジング2の下部開口をキャップ4で閉塞すれば、これにより、燃料漏れ防止弁が簡単に組み付けられるので、後は、図4に示す如く、ハウジング2を燃料タンクTの上壁Taに開設された取付孔H内に臨ませながら、上記コネクタ1をそのフランジ部8を介して燃料タンクTの上壁Taに熱溶着すれば、その使用に供されることとなるが、斯かる状態にあっては、フロートバルブ3が如何なる状態にあっても、ハウジング2の上部小室部10Aがコネクタ1の接続空間5内に配置され、且つ、該ハウジング2の上部小室部10A内にフロートバルブ3の上部小径部12Aが配置される関係で、満タン時の燃料液面を引き上げることが可能となって、より大量の燃料を燃料タンクT内に蓄積することが期待できる。即ち、本実施例にあっては、これにより、喫水線を燃料タンクTの上壁Taに近づけることが可能となる訳である。

そして、常時は、図4に示す如く、フロートバルブ3がハウジング2の内部で下降しているので、ハウジング2の上部小室部10Aに形成された弁座6が開放されて、燃料タンクT内のガソリン蒸気をコネクタ1に設けられている接続配管部9からキャニスター(図示せず)を経て外部に放出する結果、燃料タンクTの内圧が異常に上昇することを有効に防止できる。
又、本実施例にあっては、ハウジング2の上部小室部10A側のテーパー角度θ1がフロートバルブ3の上部小径部12A側のテーパー角度θ2よりも大きくした関係で、ハウジング2側のテーパー下面とフロートバルブ3側のテーパー上面とで画成される空間に流入したガソリン蒸気は、弁座6の開口に向けて高さが徐々に増大することとなるので、その流速が低下することとなるが、この時、ガソリン蒸気に含まれる液滴は重力によって下方へ分離し易くなるので、燃料の液滴が外部に持ち出されることを効果的に防止できる。
更に、燃料の揺動などで、ハウジング2の通孔11から入り込んできた燃料の飛沫が弁座6側に飛散し易くなって、燃料漏れを引き起こす恐れがあるが、本実施例にあっては、既述した如く、通孔11を下部大室部10Bの最上位に設けた関係で、大・小室部10A・10Bの境に生じる段差で燃料の飛沫を遮れるので、燃料漏れの心配もなくなる。又、この時に、上下方向に沿って設けられている通孔11の上2個をコネクタ1のフランジ部8でカバーするように構成すれば、燃料揺動時の波が直接ハウジング2内に入るのを防止できる。
尚、これらのガソリン蒸気に含まれる液滴や大・小室部10A・10Bの段差で遮られた燃料の飛沫は、フロートバルブ3の上部小径部12Aのテーパー面に設けられた貫通孔14によって、フロートバルブ3の内部から燃料タンクT内に落下させることが可能となるので、回収効率が良好となる。
逆に、自動車が旋回して、燃料タンクT内の燃料がハウジング2の通孔11やキャップ4の通気孔を経てハウジング2の内部に達すると、その浮力とスプリング7の付勢ばね圧により、フロートバルブ3が自動的に上昇することとなるが、この時には、フロートバルブ3の下部大径部12B側に突設された第2案内壁部15がハウジング2の下部大室部10Bの内壁に当接することに加えて、上部小径部12A側に突設された第1案内壁部13が上部小室部10Aの内壁に当接するので、上昇時におけるフロートバルブ3のガタツキや傾きを最小限度に抑えて、フロートバルブ3の移動をスムーズに案内できると共に、フロートバルブ3が上昇して行く過程で、フロートバルブ3の上部小径部12Aがハウジング2の上部小室部10A等に引っ掛かる心配がなくなる。
従って、最終的には、図5に示す如く、フロートバルブ3の上部小径部12Aがハウジング2の上部小室部10A内に入り込んで、自身の弁部3aでハウジング2側の弁座6を閉塞するので、これにより、燃料漏れが確実に防止できることとなる。特に、この場合には、フロートバルブ3のガタツキや傾きが最小限度に抑えられているので、シール性能が大幅に向上して、シール状態を長く維持できる。
尚、自動車の転倒時には、今度は、フロートバルブ3自体の重量とスプリング7の付勢ばね圧により、フロートバルブ3が第1・第2案内壁部13・15の案内を得て同様に作動して、自身の弁部3aでハウジング2側の弁座6を閉塞するので、やはり、燃料漏れが確実に防止できる。
更に、燃料がハウジング2の内部から流出すると、今度は、フロートバルブ3が浮力を失って、ハウジング2の内部で下降することとなるが、この時にも、第1案内壁部13が上部小室部10Aの内壁に当接し、第2案内壁部15が下部大室部10Bの内壁に当接するので、フロートバルブ3の移動をスムーズに案内できると共に、フロートバルブ3の各案内壁部13の間のテーパー面の下位に貫通孔14を設けた関係で、フロートバルブ3の上部小径部12Aのテーパー面上を流れてきた燃料をフロートバルブ3の内部から燃料タンクT内に落下させることが可能となるので、回収効率も頗る良好となる。
本発明に係る燃料漏れ防止弁は、ハウジングが有する弁座の高さ位置を燃料タンクの上壁に開設された取付孔を介して十分な高さまで外部に突出させることができるものであるから、満タン時の燃料液面を引き上げることが可能となって、より大量の燃料を燃料タンクT内に蓄積することができるので、自動車の燃料タンクに応用すれば、頗る好都合なものとなる。
本発明の実施例に係る燃料漏れ防止弁を分解して示す縦断面図である。 (A)はハウジングを示す斜視図で、(B)は同縦断面図である。 (A)はフロートバルブを示す斜視図で、(B)は同平面図である。 ハウジングの弁座を開放した状態で示す縦断面図である。 ハウジングの弁座を閉塞した状態で示す縦断面図である。
符号の説明
1 コネクタ
2 ハウジング
3 フロートバルブ
3a 弁部
4 キャップ
5 接続空間
6 弁座
7 スプリング
8 フランジ部
9 接続配管部
10A 上部小室部
10B 下部大室部
11 通孔
12A 上部小径部
12B 下部大径部
13 第1案内壁部
14 貫通孔
15 第2案内壁部

Claims (3)

  1. 内部に外部と連通する接続空間を有して燃料タンクの上壁に取り付けられるコネクタと、内部に収納空間を画成して上部に上記接続空間と連通する弁座を有するハウジングと、該ハウジングの収納空間内に上下動可能に配されるフロートバルブとを備える燃料漏れ防止弁において、コネクタは、燃料タンクの上壁に開設された取付孔をシールするフランジ部と、側方に設けられてキャニスター側に接続される接続配管部とを有し、ハウジングは、上記弁座を有して上記コネクタの燃料タンクの上壁よりも上に存する接続空間内に配置される上部小室部と、該上部小室部から連続する下部大室部とを有し、フロートバルブは、ハウジングの弁座を開閉する弁部を先端に形成した上部小径部と、上記ハウジングの下部大室部内を上下動する下部大径部とを有し、フロートバルブは、その外周にフロートバルブが下降している時でも上記ハウジングの上部小室部に当接する複数の案内壁部を突設して、少なくとも、フロートバルブが上昇している状態では、フロートバルブの上部小径部がハウジングの上部小室部内に入り込む一方、上記フロートバルブの上部小径部は、円錐状の先細りテーパー形状を呈し、該テーパー面から上記案内壁部を突設すると共に、該各案内壁部の間のテーパー面の下位に貫通孔を設けたことを特徴とする燃料漏れ防止弁。
  2. ハウジングの下部大室部の最上位に、内外を連通させる通孔を上部小室部と隣接して設けたことを特徴とする請求項1記載の燃料漏れ防止弁。
  3. ハウジングの上部小室部は、円錐状の先細りテーパー形状を呈し、該ハウジングの上部小室部のテーパー角度がフロートバルブの上部小径部のテーパー角度よりも大きいことを特徴とする請求項記載の燃料漏れ防止弁。
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