JP4554478B2 - プッシュロック機構 - Google Patents

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本発明は、例えば、移動体をケースに対し押し込み操作により収納位置で係止し、再び押すことで係止解除して突出位置に切換可能にするプッシュロック(ポップアップと称されることもある)機構に関するものである。
図8はプッシュロック機構例として特許文献1のものを示している。この機構では、一端側を開口したケース(スイッチ本体)50と、ケース50から突出した突出位置とケース内に退避した収納位置とに切り換えられる操作用移動体55と、移動体55を常に突出方向へ付勢している付勢部材58と、旋回溝59a付きのカム59及び旋回溝59aをトレースするピン60とからなる。このうち、ケース50は、略直方体形のボディ51及びボディー51に取り付けられたインシュレータ52からなる。インシュレータ52は、電子機器に接続される複数の固定接点53を後方へ突出している。移動体55は、ケース50に対し摺動されるホルダー56及びホルダー56の前端側に装着されたノブ57とからなる。ホルダー56は、周囲複数箇所に凸部56aを有し、凸部56aをボディ51の内周に設けられたガイド溝51aに嵌合した状態で突出位置と収納位置とに摺動される。また、ホルダー56には、不図示の可動接点が設けられ、該可動接点が移動体55の収納位置に切り換えられると固定接点53と接続される。付勢部材58はホルダー56の下側に配置されたコイルばねである。カム59はケース側のインシュレータ52に形成されている。ピン60は、移動体側のホルダー56に回動可能に支持され、先端が旋回溝59aに嵌合している。
以上のプッシュロック機構では、移動体55がケース内に押し入れられると収納位置でカム部59及びピン60を介して係止され、該係止状態で前記可動接点が固定接点53と接続される。また、この係止状態から、移動体55が再び押されると、前記係止が解除されて突出位置に切換可能となる。
特開平8−190833号公報
上記したプッシュロック機構は、移動体55が収納位置から突出位置、突出位置から収納位置に切り換えるときに、何れの場合も前から後方への押し操作により行える利点を有しているため、例えば、電子機器類の操作パネルに組み付けられるスイッチ(特開2005−165403号を参照)や加熱調理器の操作パネルに組み付けられるスイッチ(特開2003−109734号を参照)等として広く適用されている。ところで、以上のような従来機構では、ケースに対し移動体の摺動特性を向上しても、移動体がケースに対し前方へ押し出された突出位置でガタ付き易くなる。この問題は移動体が大きくなるほど顕著となる。従来対策としては、例えば、凸部56a及びガイド溝51aようなガイド手段を1カ所から2カ所、2カ所から3カ所というように多く設定したり、移動体が全寸を長く設定されて突出位置でケース内に残る部分(以下、残存部分という)を多くなるようにしていた。しかしながら、前記ガイド手段でガタ吸収するには、凸部とガイド溝との嵌め合い度合いを小さく高精度に形成しなければならないが、移動体の摺動特性を維持したりケース成形時の型抜きテーパー等の点から限界があった。一方、前記残存部分を大きくすると、製品全体の長さも大きくなって適用分野の制約要因となる。
そこで、本発明の目的は、以上のような問題を解消し、特に全体を大きくすることなく構成簡易に実施して、移動体が突出位置でケースにガタ付きなく保持されるようにし、それにより品質向上と用途拡大を図ることにある。
上記目的を達成するため請求項1の発明は、一端側を開口した略直方体形のケースと、前記ケースから突出した突出位置とケース内に退避した収納位置とに切り換えられる移動体と、前記移動体を突出方向へ付勢する付勢部材と、旋回溝及び該旋回溝をトレースするピンとからなり、前記移動体が付勢力に抗し前記収納位置で前記旋回溝及びピンを介し係止され、かつ該移動体を再び押すと前記係止を解除し突出位置に切換可能となるプッシュロック機構において、前記ケースは各側面のうち、隣り合う2つの側面にそれぞれ設けられ、かつ溝前端側にガタ吸収溝部を形成しているガイド溝を有していると共に、前記移動体は前記各ガイド溝に対応して2カ所に突設され、前記収納位置から突出位置に切り換えられる最終段階で前記各ガタ吸収溝部に摺接して、移動体全体を前記両ガイド溝の間のケース部分側に収束することでガタ付きを吸収する突起を有し、更に前記各ガイド溝のガタ吸収溝部は前方へ行くに従って溝幅寸法を次第に小さくするテーパー面を有し、かつ一方ガイド溝におけるガタ吸収溝部のテーパー面と他方ガイド溝におけるガタ吸収溝部のテーパー面とが前方へ延長したときに交差する関係に設定されていることを特徴としている。
また、請求項2の発明は、一端側を開口した略直方体形のケースと、前記ケースから突出した突出位置とケース内に退避した収納位置とに切り換えられる移動体と、前記移動体を突出方向へ付勢する付勢部材と、旋回溝及び該旋回溝をトレースするピンとからなり、前記移動体が付勢力に抗し前記収納位置で前記旋回溝及びピンを介し係止され、かつ該移動体を再び押すと前記係止を解除し突出位置に切換可能となるプッシュロック機構において、前記ケースは各側面のうち、隣り合う2つの側面にそれぞれ設けられ、かつ溝前端側にガタ吸収溝部を形成しているガイド溝を有していると共に、前記移動体は前記各ガイド溝に対応して2カ所に突設され、前記収納位置から突出位置に切り換えられる最終段階で前記各ガタ吸収溝部に摺接して、移動体全体を前記両ガイド溝の間のケース部分側に収束することでガタ付きを吸収する突起を有し、更に前記各突起は前方へ行くに従って幅寸法を次第に小さくなるテーパー面を有し、かつ一方突起のテーパー面と他方突起のテーパー面とが前方へ延長したときに交差する関係に設定されていることを特徴としている。
以上の発明は次のように具体化することがより好ましい。
・前記ガタ吸収溝部は前記ケースの前端側に設けられていると共に、前記突起は前記移動体の後端側に設けられている構成である(請求項3)。
・請求項1及び2の発明では、移動体がケースに対し2カ所の突起を各ケース側面の対応するガイド溝のガタ吸収溝部にそれぞれ摺接しながら、収納位置から突出位置に切り換えられると、ケース内にあって、前記ケース側面同士の間のケース部分側に変位しながら動いて収束される。従って、このプッシュロック機構では、例えば、移動体が収納位置でガタ付くような場合でも、突出位置に切り換えられるとガタ付きが解消され、従来のように突出位置でケース内に挿入されている移動体の残存部分を大きくしなくてもよい。
同時に、請求項1の発明では、各ガタ吸収溝部が溝幅寸法を前方へ行くに従って次第に小さくなるテーパー面を有し、各ガタ吸収溝部のテーパー面を延長したときに公差する関係になっていればよく、容易に実施可能にする。また、請求項2の発明では、突起が前方へ行くに従って次第に小さくなるテーパー面を有し、各突起のテーパー面を延長したときに公差する関係になっていればよく、前記ガタ吸収溝と共に容易に実施可能にする。
・請求項3の発明では、移動体が最大まで突出された突出位置において、ケース内に挿入されている移動体の残存部分を最小にして、ガタ付きを吸収しながら装置の小型化を実現できるようにする。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。この説明では、機構特徴を詳述した後、作動に言及する。
(機構特徴)形態のプッシュロック機構は、略直方体形状のケース1と、ケース1内に退避した収納位置とケース一端側へ突出した突出位置とに切り換えられる移動体2と、移動体2を突出方向へ付勢するコイルばねである付勢部材3と、カム4及びカム4の旋回溝をトレースするピン5とから構成され、移動体2が付勢力に抗して収納位置でカム4の旋回溝及びピン5を介して係止され、かつ該移動体2を再び押すと前記係止を解除し突出位置に切換可能となるタイプである。そして、工夫点は、特に、ケース1が各側面のうち、隣り合う2つの側面10a,10bにそれぞれ設けられ、かつ溝前端側にガタ吸収溝部14を形成しているガイド溝15を有していること、移動体2が各ガイド溝15に対応して2カ所に突設され、収納位置から突出位置に切り換えられる最終段階で各ガタ吸収溝部14に摺接して、移動体全体を両ガイド溝15の間のケース部分側に変位して収束することでガタ付きを吸収する突起25を有していること、ガタ吸収溝部14及び突起25が互いに関係付けされたテーパー面15aや25aを有していること等にある。
ケース1及び移動体2は共に樹脂成形体である。このうち、ケース1は、一端側を開口1aしており、縦断面が略矩形状の胴部10と、胴部10の一端側外周に突出されたフランジ部11と、胴部10の他端側を塞いでいる底面12とで区画形成されている。胴部10は、上下左右の4つの側面10a〜10dで構成されており、各側面10a〜10dの内側にそれぞれ設けられた案内溝13a〜13dと、側面10a〜10dのうち、側面10aと側面10bにそれぞれ設けられて前後に延びその前側にガタ吸収溝部14を形成しているガイド溝15と、底面12にそれぞれ設けられた両側のピン挿通穴16a及び両ピン挿通穴16aの間にある切欠部16b等を介し区画された弾性挟持片16c,16dやピン受け部16e並びに内面に起立されたばね用支持軸17などを有している。符号18は、側面11cの内面に沿って立設されて、底面12つまり下側が一段大きく張り出した状態に突出されているピン位置規制用の縦リブである。
案内溝13a〜13dは、側面10a〜10dの内面前後に延び、かつ一端側を貫通した状態に設けられている凹状の溝である。側面10aの案内溝13aと側面10bの案内溝13bは、手前側を除いて対応するガイド溝15に接続されている。各ガイド溝15は、図3に示されるように、ケース1の後端側からフランジ部11の少し手前まで延びた直線溝であり、前側の溝部を細く絞ったガタ吸収溝部14を有している。この場合、側面10aのガタ吸収溝部14と側面10bのガタ吸収溝部14は、図6及び図7に示されるように、前方へ行くに従って溝幅寸法を次第に小さくするテーパー面14aを形成している。また、側面10aのガイド溝側ガタ吸収溝部14のテーパー面14aと、側面10bのガイド溝側ガタ吸収溝部14のテーパー面14aとは前方へ延長したときに交差する関係に設定され、かつ勾配ないしは傾き角が同じ値(この例では何れも120度)に設定されている。なお、フランジ部11には、案内溝13aと13bとに対応して欠肉部19が設けられている。
ピン挿通穴16aは、図3(c)に示されるように、略U形のピン5をこの穴からケース内へ挿入可能にする。弾性挟持片16c,16dは、小隙間を介し対向配置され、一方が短く、他方が長く形成されており、ピン5の中間部5aが所定の挟持力で保持可能にする。すなわち、ピン5は、図1に示されるように、U形中間部5aと、U形両側部5bと、各両側部5bの先端側を内側に折り曲げた先端5cとからなる。そして、底面12に対し両側の先端5cを各ピン挿通穴16aからケース内に挿入し、中間部5aを底面12側に強制的に押し込むと、両側のピン受け部16eなどにて受け止められた状態で、弾性挟持片16cと16dとの間に挟持される。
移動体2は、ケース1内に出し入れされるブロック状をなし、案内溝13a〜13d及びガイド溝15に対応して周囲に突設されたリブ20〜23と、後端面の略中央から前に向かって設けられて付勢部材3や支持軸17を逃がす不図示の穴部と、リブ21とリブ22との間を形成している側面24及びリブ22とリブ23との間を形成している側面25にそれぞれ設けられているカム4などを有している。なお、この形態では移動体2の前端面が凹状に形成されている。これは試作品を図示したためであり、実際には移動体2の前側形状として、例えば、押し操作し易い形状に形成されたり、装飾用キャップなどが装着されることもある。
リブ20〜23は、移動体2の中心軸線に対し略90度間隔に設けられ、ケース側の案内溝13a〜13dに摺動自在に嵌合される。リブ20及びリブ21は、移動体2の後端まで延びていると共に、後端に一段高く形成された突起25を有している。各突起25は、前方へ行くに従って幅寸法を次第に小さくなるテーパー面25aを有している。この場合、リブ20側の突起25とリブ21側の突起25とは、上記した両ガタ吸収溝部14のテーパー面14aと同様に、一方突起25のテーパー面25aと他方突起25のテーパー面25aとが前方へ延長したときに交差する関係に設定されている。
カム4は、リブ21及び23を突出している箇所の各側面24に対し同じ高さかつ同形の旋回溝として形成されている。すなわち、この旋回溝は、凸状カム島40の周囲に設けられて、図5(b)において、右側から下前側へ延びる誘導溝4aと、誘導溝4aの前側に位置して上下に別れている係止用誘導溝4b及び解除用誘導溝4dと、誘導溝4b,4dの間の後側に位置した凹状係止溝4cと、誘導溝4dから上側へ延びる復帰溝5eなどからなる。誘導溝4aは後端が幅広で開放されている。
(組立)以上の移動体2は、支持軸17に付勢部材3を保持した状態から、ケース1に対し組み込まれる。その際はピン5をケース1に予め配置しておくことが好ましい。ピン5は、上述したように、両先端5cを各ピン挿通穴16aからケース内に挿入すると共に、中間部5aを介し弾性的に支持される。この支持状態では、ピン5がケース1内に揺動可能に起立保持され、両側部5bが縦リブ18と対応内側面との間に位置規制されている。
移動体2は、ケース1に対しリブ20が案内溝13a及びガイド溝15、リブ21が案内溝13b及びガイド溝15、リブ22が案内溝13c、リブ23が案内溝13dに摺動自在に嵌合される。この操作において、移動体2をケース1に位置決めして挿入しようとすると、2カ所の突起25は対応する案内溝13a,13bの前端面に当たるが、強く押すことによりフランジ部11の各欠肉部19の存在で対応部を変形して逃がすことで案内溝から対応するガイド溝15に嵌合される。移動体2は、そのようにして一旦嵌合されると、ケース1から不用意に抜けなくなる。
(作動)以上の移動体2は、図3及び図5(a)の収納位置と図4及び図5(b)の突出位置に摺動切り換えられる。まず、移動体2は、付勢部材3の付勢力に抗して前から後方向へ押し操作されることで、突出位置から収納位置に切り換えられる。すなわち、この場合は、移動体2がケース1の案内溝13a〜13d及びガイド溝15に対し対応するリブ20〜23を嵌合した状態で摺動される。すると、ピン5の両先端5cは、移動体2が後方移動することにより、上記した誘導溝4aから係止用誘導溝4bに入り、移動体2に対する押圧力を解放したときに、係止溝4cに係止される。この係止により、移動体2は付勢部材3の付勢力に抗して収納位置に保持される。
また、移動体2を再び突出位置に切り換える場合は、移動体2をケース1の前から後方向へ一旦押し、該押し力を解放する(押した手を離す)。すると、ピン5の両先端5cは、上記した係止溝4cから解除用誘導溝4d、復帰溝5eを経て再び溝入口から離れる。同時に、移動体2は、付勢部材3の付勢力により摺動されて収納位置から突出位置に切り換えられる。この切換過程では、移動体2がケース1の案内溝13a〜13d及びガイド溝15に対し対応するリブ20〜23を嵌合した状態で前方へ摺動され、最終段階においてリブ20,21の各突起25が対応するガイド溝15の前端に設けられたガタ吸収溝部14に入る。すると、移動体2は、各突起25のテーパー面25aが対応するガタ吸収溝部14のテーパー面14aに対し楔作用を伴って摺接しながら、ケース内にあって側面10aと側面10bとの間の角部側に変位されながら収束される。従って、このプッシュロック機構では、例えば、移動体2が収納位置でガタ付くような場合でも、突出位置に切り換えられるとガタ付きが吸収されて安定保持される。このため、以上の機構では、ガタ付き吸収対策として、従来のように突出位置でケース内に挿入されている移動体の残存部分を大きくしなくてもよい。
なお、本発明のプッシュロック機構は、以上の形態に何ら制約されるものではなく、請求項に特定する要件を除いて種々変形可能なものである。また、用途的には、特開2005−165403号に開示されているような電子機器類の操作パネルに組み付けられるスイッチとして構成したり、特開2003−109734号に開示されているような加熱調理器の操作パネルに組み付けられるスイッチとして構成したり、蓋体などを係脱するラッチ手段などとして広く適用することができるものである。
発明形態のプッシュロック機構を備えた装置の構成部材を示す分解図である。 (a)と(b)は上記装置を移動体の収納位置で前と後側から見た図である。 上記装置の細部を示し、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は正面図、(d)は背面図である。 (a)と(b)は上記装置を移動体の突出位置で上と側面から見た図である。 上記装置をケースのみ破断し、(a)は上記装置を移動体の収納位置で、(b)は移動体の突出位置で示す作動図である。 (a)は図3(a)のA部拡大図、(b)は図4(a)のA部拡大図である。 (a)は図3(b)のB部拡大図、(b)は図4(b)のB部拡大図である。 特許文献1のプッシュロック機構を示す図である。
1…ケース(10は胴部、11はフランジ部、12は底面)
2…移動体
3…付勢部材
4…カム(旋回溝)
5…ピン
10a〜10d…胴部を構成している側面
14…ガタ吸収溝部(14aはテーパー面)
15…ガイド溝
25…突起(25aはテーパー面)

Claims (3)

  1. 一端側を開口した略直方体形のケースと、前記ケースから突出した突出位置とケース内に退避した収納位置とに切り換えられる移動体と、前記移動体を突出方向へ付勢する付勢部材と、旋回溝及び該旋回溝をトレースするピンとからなり、前記移動体が付勢力に抗し前記収納位置で前記旋回溝及びピンを介し係止され、かつ該移動体を再び押すと前記係止を解除し突出位置に切換可能となるプッシュロック機構において、
    前記ケースは各側面のうち、隣り合う2つの側面にそれぞれ設けられ、かつ溝前端側にガタ吸収溝部を形成しているガイド溝を有していると共に、前記移動体は前記各ガイド溝に対応して2カ所に突設され、前記収納位置から突出位置に切り換えられる最終段階で前記各ガタ吸収溝部に摺接して、移動体全体を前記両ガイド溝の間のケース部分側に収束してガタ付きを吸収する突起を有し、
    更に前記各ガイド溝のガタ吸収溝部は前方へ行くに従って溝幅寸法を次第に小さくするテーパー面を有し、かつ一方ガイド溝におけるガタ吸収溝部のテーパー面と他方ガイド溝におけるガタ吸収溝部のテーパー面とが前方へ延長したときに交差する関係に設定されていることを特徴とするプッシュロック機構。
  2. 一端側を開口した略直方体形のケースと、前記ケースから突出した突出位置とケース内に退避した収納位置とに切り換えられる移動体と、前記移動体を突出方向へ付勢する付勢部材と、旋回溝及び該旋回溝をトレースするピンとからなり、前記移動体が付勢力に抗し前記収納位置で前記旋回溝及びピンを介し係止され、かつ該移動体を再び押すと前記係止を解除し突出位置に切換可能となるプッシュロック機構において、
    前記ケースは各側面のうち、隣り合う2つの側面にそれぞれ設けられ、かつ溝前端側にガタ吸収溝部を形成しているガイド溝を有していると共に、前記移動体は前記各ガイド溝に対応して2カ所に突設され、前記収納位置から突出位置に切り換えられる最終段階で前記各ガタ吸収溝部に摺接して、移動体全体を前記両ガイド溝の間のケース部分側に収束してガタ付きを吸収する突起を有し、
    更に前記各突起は前方へ行くに従って幅寸法を次第に小さくなるテーパー面を有し、かつ一方突起のテーパー面と他方突起のテーパー面とが前方へ延長したときに交差する関係に設定されていることを特徴とするプッシュロック機構。
  3. 前記ガタ吸収溝部は前記ケースの前端側に設けられていると共に、前記突起は前記移動体の後端側に設けられている請求項1又は2に記載のプッシュロック機構。
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