JP4552500B2 - 液体吐出装置、及び液体供給方法 - Google Patents
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Description
従って、前述のように、時間に関して常に一定の電力を投入する場合には、少なくとも加圧初期の時点においては、必要以上に余分に電力を投入することとなり、その動作音が問題となる虞がある。
このような液体吐出装置によれば、電力の大きさを時間に関して規定した電力投入パターンに基づいて、電力を投入する。従って、その電力投入パターンの設定によっては、時間と伴に大きな電力が投入されるようにすることもできて、その結果、空気圧縮器が加圧時に発する動作音を有効に抑制可能となる。
そこで、前述のような電力投入パターンを用いれば、加圧に必要な電力に合わせて、電力を大きくしながら投入することができて、もって、余分な電力の投入を有効に抑えることができる。その結果、動作音の発生を有効に抑制可能となる。
このような液体吐出装置によれば、後ろの時間区分ほど電力の累計値が大きくなっているので、請求項1の作用を有効に発揮することができる。
このような液体吐出装置によれば、前記電力投入パターンを複数備えているので、空気圧縮器の加圧動作を、複数のニーズに対応させることができる。
このような液体吐出装置によれば、第1の電力投入パターンを選択すれば、加圧に要する時間を短くする時間優先で、加圧動作を行うことができる。また、第2の電力投入パターンを選択すれば、加圧中の動作音を抑制する静穏優先で、加圧動作を行うことができる。
このような液体吐出装置によれば、前記液体容器は、前記移動体に保持されていない。従って、液体の消費に伴って前記移動体の総重量が変化することは無く、これによって、前記移動体の移動動作を安定化させることができる。その結果、前記移動動作中に吐出される液体の媒体上における着弾位置も正確になる。
このような液体吐出装置によれば、前記往復移動部を往復移動するために、駆動モータを正逆回転せずに済み、駆動モータの劣化を抑制することができる。
このような液体吐出装置によればインクによって媒体に画像を印刷することができる。
このような液体吐出装置によれば、単に、予め決められた電力投入パターンに基づいて電力が投入される。よって、投入に係る制御構成の簡略化を図れる。
このような液体吐出装置によれば、既述のほぼ全ての効果を奏するため、本発明の目的が最も有効に達成される。
まず、図1乃至図4を参照しながら「液体吐出装置」としてのインクジェットプリンタ50の構成について説明する。図1は、インクジェットプリンタ50の斜視図であり、図2は、本体カバー1を取り外した状態のインクジェットプリンタ50の斜視図である。また、図3はインクジェットプリンタ50の側断面概略図である。図4は、インクジェットプリンタ50の各種制御を行う制御部100のブロック図である。
制御部100は、インクジェットプリンタ50に印刷制御データを送信するホスト・コンピュータ200とデータ送受信可能に接続される。制御部100は、ROM101、RAM102、インターフェース部103、MPU104、DCユニット105、PFモータドライバ106、CRモータドライバ107、ヘッドドライバ108、ポンプモータドライバ110、及び「不揮発性記憶媒体」としての不揮発性メモリ109を備えている。
ここで、図5乃至図10を参照しながら、第1実施形態に係る加圧ユニット20について説明する。なお、図5乃至図10は、加圧ユニット20の一部を破断して示す側面図である。
ここで、前記加圧ユニット20の加圧動作について説明する。図12A及び図12Bはポンプモータドライバ110が実行する加圧シーケンスのフローチャートである。また、図13A乃至図13Cは、加圧動作時に投入される電力の投入パターン(電力投入パターンEP1)の説明図であり、縦軸には電力の大きさを、また横軸には時間を示している。
このケース1は、例えば、停止状態のプリンタ50に電源を入れる場合に相当する。すなわち、このプリンタ50にあっては、電源を切って停止すると、不図示の大気開放弁が開閉して、インクカートリッジ16内の圧力を大気圧まで下げるようになっており、これ故に、電源を入れる前の圧力センサ24bの圧力値は、前記下限値を大きく下回った大気圧になっている。ちなみに、プリンタ50の停止状態において、前記圧力を大気圧まで下げておくのは、前記空気チューブ24等の劣化防止のためである。
このケース2は、例えば、図12のステップ100における圧力の監視中に、下限値を割った場合に相当する。すなわち、下限値を割った直後なので、インクカートリッジ16内の圧力は前記下限値であって、大気圧までは下がっておらず、もって、加圧前の圧力値は、それ程低い状態ではない。
前述の第1実施形態では、図13Aに示すように電力投入パターンEP1を一種類だけ備えていたが、この第2実施形態では、例えば、相異なる二種類の電力投入パターンEP1,EP2を備えており、これら電力投入パターンEP1,EP2をプリンタの状態に応じて使い分けるようになっている。
以上、一実施形態に基づき本発明に係る液体吐出装置を説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
Claims (9)
- 媒体に向けて液体を吐出する液体吐出部を有する液体吐出ヘッドと、該液体吐出ヘッドに液体を供給可能に連通された液体容器とを備え、
空気圧縮器から前記液体容器へ圧送された空気の圧力によって、該液体容器内に充填されている液体を前記液体吐出ヘッドへ供給する液体吐出装置において、
前記空気圧縮器は、往復移動して空気を加圧する往復移動部と、該往復移動部を往復移動させるための駆動モータと、該駆動モータに、前記液体容器内の圧力が所定圧力に達するまで電力を投入する電力投入部とを有し、
該電力投入部は、
所定の時間範囲を複数に区分してなる時間区分を有し、各時間区分の間に投入される電力の累計値は、後ろの時間区分ほど大きくなっている電力投入パターンに基づいて、
電力を投入することを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1に記載の液体吐出装置において、
前記電力投入パターンを複数備えていることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項2に記載の液体吐出装置において、
第1の電力投入パターンと、各時点において第1の電力投入パターンよりも小さな電力を投入する第2の電力投入パターンとを備えていることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の液体吐出装置において、
前記液体吐出ヘッドは、前記媒体に対して移動する移動体に保持され、
前記液体容器は、前記移動体を移動可能に支持する筐体に保持され、
前記液体容器と前記液体吐出ヘッドとは、可撓性チューブによって前記液体を供給可能に連通され、
前記移動体の移動中に、前記液体吐出ヘッドは前記媒体へ向けて液体を吐出することを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の液体吐出装置において、
前記空気圧縮器は、駆動モータの一方向の回転を、前記往復移動部の往復移動に変換する運動変換機構を備えることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1乃至5のいずれかに記載の液体吐出装置において、
前記液体はインクであり、
前記媒体に、インクを着弾させて画像を形成することを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1乃至6のいずれかに記載の液体吐出装置において、
前記電力投入部は、オープンループ制御に基づいて電力を投入することを特徴とする液体吐出装置。 - 媒体に向けて液体を吐出する液体吐出部を有する液体吐出ヘッドと、該液体吐出ヘッドに液体を供給可能に連通された液体容器とを備え、
空気圧縮器から前記液体容器へ圧送された空気の圧力によって、該液体容器内に充填されている液体を前記液体吐出ヘッドへ供給する液体吐出装置において、
前記空気圧縮器は、往復移動して空気を加圧する往復移動部と、該往復移動部を往復移動させるための駆動モータと、該駆動モータに、前記液体容器内の圧力が所定圧力に達するまで電力を投入する電力投入部とを有し、該電力投入部は、前記電力の大きさを時間に関して規定した所定の電力投入パターンに基づいて、電力を投入し、
前記電力投入パターンは、所定の時間範囲を複数に区分してなる時間区分を有し、各時間区分の間に投入される電力の累計値は、後ろの時間区分ほど大きくなっており、
第1の電力投入パターンと、各時点において第1の電力投入パターンよりも小さな電力を投入する第2の電力投入パターンとを備えており、
前記液体吐出ヘッドは、前記媒体に対して移動する移動体に保持され、前記液体容器は、前記移動体を移動可能に支持する筐体に保持され、前記液体容器と前記液体吐出ヘッドとは、可撓性チューブによって前記液体を供給可能に連通され、前記移動体の移動中に、前記液体吐出ヘッドは前記媒体へ向けて液体を吐出し、
前記空気圧縮器は、駆動モータの一方向の回転を、前記往復移動部の往復移動に変換する運動変換機構を備え、
前記液体はインクであり、前記媒体に、インクを着弾させて画像を形成し、
前記電力投入部は、オープンループ制御に基づいて電力を投入することを特徴とする液体吐出装置。 - 媒体に向けて液体を吐出する液体吐出部を有する液体吐出ヘッドへの、液体容器からの液体の供給を、空気圧縮器から前記液体容器へ圧送された空気の圧力によって行う液体供給方法において、
前記空気圧縮器の往復移動部を往復移動させて空気を圧縮するための駆動モータは、電力投入部から投入される電力に基づいて駆動し、
前記電力は、
所定の時間範囲を複数に区分してなる時間区分を有し、各時間区分の間に投入される電力の累計値は、後ろの時間区分ほど大きくなっている電力投入パターンに基づいて、
投入されることを特徴とする液体供給方法。
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