JP4545905B2 - 定着装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ等の画像形成装置に使用される定着装置に係り、特に複数個の熱検出素子を用いて温調を行なう定着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トナー像を加熱及び加圧する事によって定着する定着装置を備えた画像形成装置の一例を図8に示す。図8は熱検出素子としてサーミスタを2個使用したレーザビームプリンタの概略図である。
【0003】
レーザビームプリンタ1は、コンピュータなどの外部機器31に接続され、外部機器31の制御に基づいて記録紙28にプリントを行う。外部機器31は、ビデオコントローラ27に各種制御信号および画像情報を供給する。外部機器31から送られてきた画像情報をもとにビデオコントローラ27は各種制御信号およびビデオ信号を生成して出力する。プリント制御部26は装置内の各部を制御するための制御回路である。
【0004】
図9に図8のレーザビームプリンタの動作タイミングを示す。ビデオコントローラ27は、図9中、(a)に示すように、外部機器31からのRDY信号がTRUEになると(外部機器から開始信号が入力すると)、図9中、(b)のようにPRINT信号をTRUE(立ち上げる)とする。プリント制御部26は、PRINT信号がTRUEになると、図9中の(f)、(g)のように、メインモータ23、ポリゴンモータ14の駆動を開始する。そして、メインモータ23の駆動によって、感光ドラム17、定着ユニット(装置)9の加圧ローラ10、排紙ローラ12が回転を開始する。この後、プリント制御部26は半導体レーザ13の光量制御および、一次帯電器19、現像器20、転写帯電器21の高電圧の発生および、定着ユニット9のヒータユニット11の温調を開始する。
【0005】
プリント制御部26は、図9中の(g)のように、ポリゴンモータ14からの駆動開始から時間T1を経過し、ポリゴンモータ14の回転が定常状態になると、図9中の(h)のように、給紙クラッチ24をオンして給紙ローラ5を駆動し、給紙カセット2内の記録紙28をレジストローラ6に向けて給紙する。そして、プリント制御部26は記録紙28をレジストローラ6に到達するタイミングで図9中の(c)のようにVSREQ信号をビデオコントローラ27に出力し、かつ図9中(h)のように給紙クラッチ24をオフして給紙ローラ5の駆動を停止する。
【0006】
一方、ビデオコントローラ27は、外部機器31からの画像情報のドットイメージへの展開を終えてVDO信号の出力の準備を完了すると、図9中の(c)のVSREQ信号がTRUEであることを確認した後、図9中の(d)に示すようにVSYNC信号をTRUEとする。
【0007】
そして、これに同期して図9中の(e)のように時間Tv後に1ページ分の画像データとしてVDO信号の出力を開始する。
【0008】
このとき、プリント制御部26は、図9中の(i)のようにVSYNC信号の立ち上がりから時間T3後にレジストローラクラッチ25をオンし、レジストローラ6を駆動している。
【0009】
レジストローラ6の駆動は図9中の(i)のように記録紙28の後端がレジストローラ6を通過するまでのT4間行う。また、この間、プリント制御部26はビデオコントローラ27からのVDO信号に応じて半導体レーザ13を駆動する。
【0010】
半導体レーザ13から発したレーザ光はスキャナー部7のポリゴンミラー15の回転によって直線状の走査に変換される。その後レーザ光はミラー16で反射して感光ドラム17に照射される。このようにしてVDO信号に応じて変調されたレーザ光を同時に感光ドラム17上に走査することによって、感光ドラム17上に潜像を形成し、以下同じ動作を繰り返すことによって感光ドラム17上に1ページ分の潜像が形成される。
【0011】
感光ドラム17に形成された潜像は現像器20によって現像され、その後、転写帯電器21によって記録紙28にトナー像が転写される。転写を終了すると、記録紙28は定着ユニット9に搬送される。
【0012】
図10は定着動作中の定着ユニットの断面図を示す。
【0013】
図10において、32はセラミックヒータで、セラミック基板に面状(線状)発熱体が形成されている。34はセラミックヒータ32の温度を検出するサーミスタユニットである。36はセラミックヒータ32に記録紙28上のトナー像42,43が着かないようにする為のフィルムで、円筒形に形成されている。セラミックヒータ32はフィルム36を介して間接的に定着前のトナー像42を加熱する。37はセラミックヒータ32を支える役割とフィルムを円筒形に支える役割をするフィルムガイドである。38はフィルムを円筒形に支えるためのステイである。また、加圧ローラ11は軸39およびゴム40およびチューブ41より構成される。
【0014】
転写トナー像42を載せた記録紙28が搬送されてくる直前の定着ユニット9において、セラミックヒータ32は温調されている。このとき、加圧ローラ11およびフィルム36はそれぞれ矢印の方向に回転している。
【0015】
記録紙28と共に搬送されてきた転写トナー像42は、フィルム36と加圧ローラ10との定着ニップで加熱および加圧されて、定着トナー像43になる。
【0016】
トナー像が定着された記録紙28は、排紙ローラ12によって機外に排紙される。また、続けて次のページのプリントを行う場合は、プリント制御部26は図9中の(b)のように時間T5後に再びPRINT信号をTRUEとし、1 ページ目のプリントと同様の制御を行う。
【0017】
つぎに、図11にセラミックヒータ32とサーモスイッチ33とサーミスタユニット34,35を示す。セラミックヒータ32は、定着面の反対側に発熱体44を有するセラミックヒータである。
【0018】
サーモスイッチ33は、セラミックヒータ32の発熱体44に対して直列に繋がっている。サーモスイッチ33はヒータの温度が通常使用するよりも高い温度を検知した時に切れる。つまり、サーモスイッチ33は安全回路である。
【0019】
第1サーミスタユニット34は、セラミックヒータ32の中央付近の温度を検知する。45はサーミスタ素子で、抵抗値が温度に応じて変化する。サーミスタ素子45には電線46が繋がっており、電線46のもう一方の端はコネクタ等を介してプリント制御部26に繋がっている。プリント制御部26は、セラミックヒータ32の中央の温度と予めプログラムされている定着に必要な温度を比較して、セラミックヒータ32の通電をON・OFFする。また、47,48はフィルムガイド37にサーミスタユニット34を固定するための取付け穴である。
【0020】
第2サーミスタユニット35は、セラミックヒータ32の通紙領域端部の温度を検知する。49はサーミスタ素子で、抵抗値が温度に応じて変化する。サーミスタ素子49には電線50が繋がっており、電線50のもう一方の端はコネクタ等を介してプリント制御部26に繋がっている。プリント制御部26は、発熱体端部の温度がある温度よりも高くなると、プリントの間隔をあける、あるいはセラミックヒータ32の通電を停止などを行う。発熱体44よりも幅の狭い紙が通紙されると、紙が通過しない発熱体の領域の温度が定着温度よりも高くなり、画像に悪影響を及ぼすことや、構成部材の耐熱温度を超える場合があるため、端部の温度を検出している。また、51,52はフィルムガイド37にサーミスタユニット35を固定するための取付け穴である。
【0021】
図12に定着ユニット9の電気回路図を示す。第1サーミスタユニット34はコネクタ53を介してマルチハーネスの中継ケーブル54に接続する。同様に第2サーミスタユニット35もコネクタ55を介して中継ケーブル54に接続する。中継ケーブル54は定着ユニットコネクタ56に接続する。定着ユニットコネクタ56は、プリント制御部26に繋がっている。また、セラミックヒータ32とサーモスイッチ33も定着ユニットコネクタ56を介して、プリント制御部26に繋がっている。
【0022】
【発明が解決しようとしている課題】
このような構成の定着ユニットにおいては、サーミスタユニットが2つあるため、サーミスタユニットをヒータユニットに取り付ける作業が2回必要であった。また、2個のサーミスタの種類が異なる場合には、取付け間違いや2種類のサーミスタを管理しなければならないという問題がある。
【0023】
本発明は上記の課題を鑑みてなされたもので、第一の目的は、複数のサーミスタユニットを1つのサーミスタユニットにする、つまり複数のサーミスタを備えた一つのユニットにすることによって、一回で取り付けられる組立て効率の良い温度検出ユニットを備えた定着装置および画像形成装置を提供することにある。
【0024】
また、本発明の第二の目的は、一つの構成体における複数の温度検出素子の接続に関して、共通化できる配線を共通化することにより配線数を減らしてコンパクトかつ安価な温度検出ユニットを備えた定着装置および画像形成装置を提供することにある。
【0025】
ところで、共通にした電線に故障が発生すると、複数の温度検出素子が同時に使用できなくなるという問題がある。
【0026】
そこで、本発明の第三の目的は、故障が発生する確率が高いコネクタ部および電線部は、共通にした電線を複数に戻して配線することにより、故障に強くコンパクトかつわずかに安価な温度検出ユニットを備えた定着装置および画像形成装置を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するための本発明は、筒状のフィルムと、前記フィルムの内面に接触するヒータと、前記フィルムを介して前記ヒータと共にトナー像を担持する記録紙を挟持搬送する定着ニップを形成する加圧ローラと、前記フィルムの筒の中に配置されており前記ヒータの長手方向で異なる位置のヒータ温度を検出する複数のサーミスタと、を有する定着装置において、前記複数のサーミスタは前記ヒータとは別体の一つの構造体に保持されており、前記構造体には前記複数のサーミスタの出力を前記フィルムの外に取り出すための複数本の電配線が接続される複数本の導電体がインサート成形されており、前記複数のサーミスタの素子に夫々繋がっている二本の電線のうち接地電位となる電線は共通の前記導電体に接続されており、前記接地電位となる電線が接続されている前記構造体中の前記導電体は途中で分岐し、分岐した先は接地電位となる前記電配線に夫々接続されていることを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】
図1は、定着装置におけるサーミスタユニット101およびセラミックヒータ100の参考例及び実施の形態の斜視図である。以下、図1で示したサーミスタユニット101の説明を行う。
【0029】
サーミスタユニット101は、中央サーミスタ素子102および端部サーミスタ素子103 の2つのサーミスタを1つの構造体としての、水平基板101Aに固定された縦足部101B、101Cの下端に備えている。中央サーミスタ素子102はセラミックヒータ100の中央付近の温度を検知し、端部サーミスタ素子103はセラミックヒータ100の通紙領域端部の温度を検知する。この構造体は、ヒータ基板に対して取り外し可能となっている。
【0030】
このように、2つのサーミスタ素子(中央サーミスタ素子102と端部サーミスタ素子103)をまとめ一つの構成にしたことが本発明の実施の形態における特徴の一つである。
【0031】
中央サーミスタ素子102はヒータの温度コントロールに用いる。また、端部サーミスタ素子103は発熱体44よりも狭い紙を通紙した時に生じる発熱体端部の温度上昇を検知する。発熱体44の端部の温度上昇を検知したら、ヒータの通電を止める、若しくは給紙間隔をあける。
【0032】
サーミスタユニット101についてさらに説明を行う。104,105はフィルムガイド(図示しない)にサーミスタユニット101を固定するための取付け穴である。サーミスタユニットを1つにまとめたことにより、取付け穴の数も半分にすることができ、取付けを1回でできる。加えて、コネクタの数も1つにすることができるため、コネクタの接続も1回にできる。
【0033】
図2に参考例のサーミスタユニット101をセラミックヒータ100に接しない面から見た図を示す。
【0034】
106,107は、中央サーミスタ素子102の電位を引き出すインサートフレームである。第1インサートフレーム106は、溶接部108で中央サーミスタ素子102から引き出された電線と繋がっている。また、第1インサートフレーム106は溶接部109で電線110に繋がっている。電線110はコネクタ111に繋がっている。
【0035】
第2インサートフレーム107は、溶接部112で中央サーミスタ102から引き出された電線と繋がっている。また、第2インサートフレーム107は、溶接部113で電線114に繋がっている。電線114はコネクタ111に繋がっている。
【0036】
115,116は、端部サーミスタ素子103の電位を引き出すインサートフレームである。第3インサートフレーム115は溶接部117で端部サーミスタ素子103から引き出された電線と繋がっている。また、第3インサートフレーム115は溶接部118で電線119に繋がっている。電線119はコネクタ111に繋がっている。
【0037】
第4インサートフレーム116は、溶接部120で端部サーミスタ103から引き出された電線と繋がっている。また、第4インサートフレーム116は、溶接部121で電線122に繋がっている。電線122はコネクタ111に繋がっている。
【0038】
図3は参考例の電気回路図を示す。
【0039】
図3において、102は中央サーミスタ素子、103は端部サーミスタ素子、111はサーミスタユニットのコネクタである。123はサーモスイッチである。124は定着装置と画像形成装置本体を接続するコネクタである。
【0040】
このように、従来では中央と端部とに分けて2つのサーミスタユニットを構成していたが、参考例では、2個のサーミスタ素子を1つのサーミスタユニットにまとめることにより、サーミスタユニットを1回で取り付けることができる。
【0041】
なお、参考例では、1つのサーミスタユニットに2個のサーミスタ素子を有する場合について説明した。しかし、3個以上のサーミスタ素子を有する場合についても同様である。
【0042】
(参考例2)
図4、図5は参考例2を示す。
【0043】
図4は、サーミスタユニットをヒータに接しない面から見た図である。以下、図4で示したサーミスタユニット200の説明を行う。
【0044】
サーミスタユニット200は、インサートフレーム201,202,203を有している。第1インサートフレーム201は、溶接部204において中央サーミスタ素子の電線と繋がっている。また、第1インサートフレーム201は、溶接部205において端部サーミスタの電線と繋がっている。そして、溶接部206において、GND電位の電配線207と接続されている。このように、中央サーミスタと端部サーミスタの複数のサーミスタのGND電位の電配線を共通にして引き出している点が参考例2における特徴である。
【0045】
第2インサートフレーム202は、溶接部208において中央サーミスタと繋がっている。第2インサートフレーム202は、溶接部209において中央サーミスタの電位を伝える電配線210と接続されている。
【0046】
第3インサートフレーム203は、溶接部211において端部サーミスタと繋がっている。インサートフレーム203は、溶接部212において端部サーミスタの電位を伝える電配線213と接続されている。電配線207,210,213はコネクタ214に繋がっていて、プリント制御部221と繋がっている。
【0047】
図5は参考例2の定着ユニットの電気回路図を示す。
【0048】
図5において、218は中央サーミスタ素子、219は端部サーミスタ素子である。電配線数は3本になるため、従来よりも1本少ない線で結線することができる。図4に戻って、215,216はフィルムガイドにサーミスタユニット200を固定するための穴である。
【0049】
参考例2のサーミスタユニットの幅217は、参考例におけるサーミスタユニットの幅123に比べてインサートフレームの本数が少ない分、狭い幅にすることができる。
【0050】
このように、参考例2では、2個のサーミスタのGND線を共通化することにより、サーミスタユニットの幅を小さくするとともに、配線数を減らすことができる。これにより、小スペース化、コストダウンが実現する。
【0051】
(実施の形態)
図6及び図7は本発明の実施の形態を示す。
【0052】
図6はサーミスタユニットの実施の形態をヒータに接しない面から見た図である。以下、図6で示したサーミスタユニット300の説明を行う。
【0053】
サーミスタユニット300は、3本のインサートフレーム(導電体)301,302,303を有している。第1インサートフレーム301は、溶接部304において中央サーミスタの電線と繋がっている。また、第1インサートフレーム301は、溶接部305において端部サーミスタの電線と繋がっている。そして、溶接部306において、第1のGND電位の電配線307と接続されている。また、溶接部308において、第2のGND電位の電配線309と接続されている。このように、中央サーミスタと端部サーミスタの複数のサーミスタのGND電位の電配線を共通にして引き出した後、再び分岐させている点が本発明の実施の形態における特徴である。
【0054】
第2インサートフレーム302は、溶接部310において中央サーミスタと繋がっている。第2インサートフレーム302は、溶接部311において中央サーミスタの電位を伝える電配線312と接続されている。
【0055】
第3インサートフレーム303は、溶接部313において端部サーミスタと繋がっている。第3インサートフレーム303は、溶接部314において端部サーミスタの電位を伝える電配線315と接続されている。電配線307,309,312,315はコネクタ316に繋がっていて、プリント制御部326と繋がっている。
【0056】
図7は本実施の形態の電気回路図を示す。
【0057】
図7において、320は中央サーミスタ、321は端部サーミスタである。323はサーモスイッチである。電配線数は4本であるため、従来と同じ配線数である。
【0058】
しかし、GNDラインの一方が不通になっても、サーミスタ故障が発生することはない。なお、参考例2では、共通化したGNDラインに故障が発生すると、2つのサーミスタ118,119がともに使用不可能となる。
【0059】
また、従来例では、GNDラインの一方が故障すると、そのサーミスタが使えなかった。つまり、従来よりも故障に強い配線になっている。
【0060】
図6に戻って、317,318はフィルムガイドにサーミスタユニット300を固定するための穴である。
【0061】
サーミスタユニットの幅319は、参考例のサーミスタユニットの幅、矢印123に比べて狭い幅にすることができる。
【0062】
このように、実施の形態では、2個のサーミスタのGND線を共通化することにより、サーミスタユニットの幅を小さくするとともに、GND線の故障に強くすることができる。これにより、小スペース化、高信頼性が実現する。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数の熱検出素子を使用する場合において、組立て効率を向上することができる。さらに、配線の本数を少なくすることも可能である。この結果、配線スペースが減り、材料コストを下げることが可能となる。このとき、信頼性を下げることなく、省スペース・低コストを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考例及び実施の形態におけるサーミスタユニットをヒータに接しない側より見た斜視図。
【図2】 図1のサーミスタユニットをヒータに接しない側より見た平面図。
【図3】 図2のユニットの電気回路を示す図。
【図4】 参考例2におけるサーミスタユニットをヒータに接しない側より見た平面図。
【図5】 図4のユニットの電気回路を示す図。
【図6】 本発明の実施の形態におけるサーミスタユニットをヒータに接しない側より見た平面図。
【図7】 図6のユニットの電気回路を示す図。
【図8】 従来のレーザビームプリンタの断面図。
【図9】 図8のレーザビームプリンタの動作タイミングを示す図。
【図10】 従来の定着装置の断面図。
【図11】 図10の定着装置のサーミスタユニット等を示す図。
【図12】 図10の定着装置の電気回路を示す図。
【符号の説明】
44 発熱体
100 セラミックヒータ
101、200、300 サーミスタユニット
102 中央サーミスタ素子
103 端部サーミスタ素子
104,105、215,216、317,318 取付け穴
106,107、115,116、201,202,203、301,302,303 インサートフレーム
108、109、112、113、117、118、121、204、205、208、209、211、212、308、311、313,314 溶接部
110、122、114、119、122、207、210、213、307 、309、312、315 電線
111、124、214、316 コネクタ
102、218、320 中央サーミスタ素子
103、219、321 端部サーミスタ素子
123 サーモスイッチ
221、326 プリント制御部
Claims (1)
- 筒状のフィルムと、前記フィルムの内面に接触するヒータと、前記フィルムを介して前記ヒータと共にトナー像を担持する記録紙を挟持搬送する定着ニップを形成する加圧ローラと、前記フィルムの筒の中に配置されており前記ヒータの長手方向で異なる位置のヒータ温度を検出する複数のサーミスタと、を有する定着装置において、
前記複数のサーミスタは前記ヒータとは別体の一つの構造体に保持されており、前記構造体には前記複数のサーミスタの出力を前記フィルムの外に取り出すための複数本の電配線が接続される複数本の導電体がインサート成形されており、前記複数のサーミスタの素子に夫々繋がっている二本の電線のうち接地電位となる電線は共通の前記導電体に接続されており、前記接地電位となる電線が接続されている前記構造体中の前記導電体は途中で分岐し、分岐した先は接地電位となる前記電配線に夫々接続されていることを特徴とする定着装置。
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JP2002072760A (ja) | 2002-03-12 |
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