JP2002258640A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002258640A
JP2002258640A JP2001061629A JP2001061629A JP2002258640A JP 2002258640 A JP2002258640 A JP 2002258640A JP 2001061629 A JP2001061629 A JP 2001061629A JP 2001061629 A JP2001061629 A JP 2001061629A JP 2002258640 A JP2002258640 A JP 2002258640A
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power supply
forming apparatus
heater
supply port
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Shiyoutarou Yoshimura
祥太朗 吉村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像形成手段により記録材上に未定着トナー像
を形成し、発熱体b・cによる加熱方式の熱定着手段1
09を用いて記録材上にトナー像を定着する画像形成装
置において、装置本体のコストを増加させることなく、
装置製造工程にて行われる絶縁耐圧試験工程を簡略化す
ること。 【解決手段】画像形成装置内部に電力を供給する電源供
給口201と、該電源供給口201から発熱体b・cへ
の経路中に設けられ、所定電流が供給されることにより
電源供給口201から発熱体b・cへの電力供給経路を
保つ機構によって電源供給口201から発熱体b・cへ
の電力供給を接続/遮断するスイッチ手段213と、外
部装置221・303・304より所定電流をスイッチ
手段304へ供給するための外部電流供給機構220・
219とを設けたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プロセス
など適宜の画像形成手段により転写方式または直接方式
で記録材上に未定着トナー像を形成し、発熱体による加
熱方式の熱定着手段を用いて前記記録材上に前記未定着
トナー像を定着する、複写機、レーザービームプリンタ
等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の転写方式電子写真プロセスを用い
た画像形成装置の場合について説明する。
【0003】この画像形成装置は電子写真感光体面に対
して一般に帯電・露光・現像の作像工程を適用して未定
着トナー像を形成担持させ、そのトナー像を転写手段に
て記録材(転写材)上に転写させ、その記録材を熱定着
手段に導入して未定着トナー像を記録材上に永久固着像
として熱定着させて画像形成物(コピー、プリント)と
して排紙する。
【0004】熱定着手段としては、ハロゲンヒータを熱
源とする熱ローラ式の熱定着装置や、セラミック面発ヒ
ータを熱源とするフィルム加熱式の熱定着装置等が用い
られている。
【0005】熱定着装置のヒータ駆動回路の例を図7に
示す。ヒータユニット(熱定着装置)109は、複数の
通電発熱体b・cを有するヒータ109a、およびヒー
タ109aに接触するように設けられたヒータ温度温度
検出素子、例えばサーミスタ温度検出素子214などか
ら構成されている。ヒータ109aは、リレー213,
216,217、トライアック等のスイッチング制御素
子204およびフィルタ202を介して商用交流電源口
201に接続されており、この商用交流電源口201か
ら電力が供給される。
【0006】ヒータ109aは、温度検出素子214に
より温度検出され、その検出温度情報をもとに、制御回
路212が駆動回路205,206,207,208,
209,210を介してスイッチング制御素子204を
オン/オフ制御することにより、ヒータ109aへの電
力供給をオン/オフし、ヒータ109aの温度が目標の
一定温度になるよう制御される。この時制御回路212
は、商用電源のゼロクロスタイミングをモニタしてお
り、ヒータ218へのオン/オフ制御は、商用電源口2
01の周波数に応じて波数制御または位相制御により行
われる。
【0007】このヒータ109aには発熱体が2つb,
cあり、記録材の幅(サイズ)に応じた長さに設定され
ている。制御回路212は、プリント中の記録材やヒー
タ109aの温度分布に応じてリレー216,217を
切り替え、2つの発熱体b,cの点灯比率などを制御し
ている。フィルタ211および202は、ヒータ109
aのオン/オフ制御でスイッチング素子204から発生
するスイッチングノイズを除去するために設けられてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画像形成装
置の製造工程において必要とされる検査工程に絶縁耐圧
試験工程がある。この工程は、商用交流電源口201と
装置フレームGNDの間に所定の高電圧を印加して装置
の絶縁を確認するものであり、各国安全規格において必
須項目とされている試験である。
【0009】しかしながら、上記の従来例においては、
画像形成装置本体の絶縁耐圧試験を行おうとする場合、
ヒータ109aの通電経路であるリレー213およびリ
レー216,217はオフの状態であり、画像形成装置
本体の外部より絶縁耐圧試験のための電圧を印加して
も、リレー213およびリレー216,217から先、
ヒータ109aを含めたヒータユニット109側の回路
には一切電圧が印加されない。
【0010】従って、リレー213およびリレー21
6,217から先、ヒータ109aを含めヒータユニッ
ト109側の回路に関して絶縁耐圧試験を行う場合は、
画像形成装置本体、ヒータユニット109単体、および
ヒータユニット109の画像形成装置本体側接続点各々
別々に絶縁耐圧試験を実施する必要がある。
【0011】このため、絶縁耐圧試験を行う場合、合計
3回の絶縁耐圧試験を行う必要があり、画像形成装置の
製造工程が冗長になり、コストアップの要因となってい
た。
【0012】そこで本出願人は、先に特開平2000−
250277公報で提案したように、画像形成装置の外
装面に外部インターフェースコネクタを設けることで、
工場等で行われる絶縁耐圧試験工程の実作業の簡略化を
実現している。
【0013】本発明は、その更なる改善提案であり、画
像形成装置のコストを増加させることなく、製造工程に
て行われる絶縁耐圧試験工程を簡略化することを目的と
している。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする画像形成装置である。
【0015】(1)画像形成手段により記録材上に未定
着トナー像を形成し、発熱体による加熱方式の熱定着手
段を用いて前記記録材上に前記未定着トナー像を定着す
る画像形成装置において、前記画像形成装置内部に電力
を供給する電源供給口と、前記電源供給口から前記発熱
体への経路中に設けられ、所定電流が供給されることに
より前記電源供給口から前記発熱体への電力供給経路を
保つ機構によって前記電源供給口から前記発熱体への電
力供給を接続/遮断するスイッチ手段と、外部装置より
前記所定電流を前記スイッチ手段へ供給するための外部
電流供給機構とを設けたことを特徴とする画像形成装
置。
【0016】(2)前記スイッチ手段はリレーであるこ
とを特徴とする(1)に記載の画像形成装置。
【0017】(3)前記外部電流供給機構は前記スイッ
チ手段へ所定電流を供給するための電流供給経路を兼ね
ていることを特徴とする(1)または(2)に記載の画
像形成装置。
【0018】(4)画像形成手段により記録材上に未定
着トナー像を形成し、発熱体による加熱方式の熱定着手
段を用いて前記記録材上に前記未定着トナー像を定着す
る画像形成装置において、前記画像形成装置内部に電力
を供給する電源供給口と、前記電源供給口から前記発熱
体への経路中に設けられ、所定の手段によって前記電源
供給口から前記発熱体への電力供給を接続/遮断するス
イッチ手段と、外部装置より前記スイッチ手段の電力供
給側と被電力供給側を接続させるための接触機構とを設
けたことを特徴とする画像形成装置。
【0019】(5)前記スイッチ手段はリレーであるこ
とを特徴とする(4)に記載の画像形成装置。
【0020】(6)前記接触機構は前記スイッチ手段の
電力供給側と被電力供給側の少なくともどちらか一方が
電流供給経路を兼ねていることを特徴とする(4)また
は(5)に記載の画像形成装置。
【0021】
【発明の実施の形態】<実施例1> (1)画像形成装置 図1は本実施例における画像形成装置の概略構成図であ
る。本実施例の画像形成装置は転写式電子写真プロセス
を用いたレーザービームプリンタである。
【0022】レーザービームプリンタ本体101は、記
録材(転写材、以下記録紙と記す)Sを収納するカセッ
ト102を有し、カセット102の記録紙Sの有無を検
知するカセット有無センサ103、カセット102の記
録紙Sのサイズを検知するカセットサイズセンサ104
(複数個のマイクロスイッチで構成される)、カセット
102から記録紙Sを繰り出す給紙ローラ105等が設
けられている。そして、給紙ローラ105の下流には記
録紙Sを同期搬送するレジストローラ対106が設けら
れている。また、レジストローラ対106の下流にはレ
ーザスキャナ部107からのレーザ光に基づいて記録紙
S上にトナー像を形成する画像形成部108が設けられ
ている。さらに、画像形成部108の下流には記録紙S
上に形成されたトナー像を熱定着するヒータユニット
(熱定着装置)109が設けられており、ヒータユニッ
ト109の下流には排紙部の搬送状態を検知する排紙セ
ンサ110、記録紙Sを排紙する排紙ローラ111、記
録の完了した記録紙Sを積載する積載トレイ112が設
けられている。
【0023】また、前記レーザスキャナ107は、外部
装置131から送出される画像信号(画像信号VDO)
に基づいて変調されたレーザ光を発光するレーザユニッ
ト113、このレーザユニット113からのレーザ光を
後述する感光ドラム117上に走査するためのポリゴン
モータ114、結像レンズ115、折り返しミラー11
6等により構成されている。
【0024】そして、前記画像形成部108は、公知の
電子写真プロセスに必要な、感光ドラム117、1次帯
電ローラ119、現像器120、転写帯電ローラ12
1、クリーナ122等から構成されている。
【0025】また、メインモータ123は、給紙ローラ
105には給紙ローラクラッチ124を介して、レジス
トローラ対106にはレジストローラクラッチ125を
介して駆動力を与えており、更に感光ドラム117を含
む画像形成部108の各ユニット、ヒータユニット10
9、排紙ローラ111にも駆動力を与えている。
【0026】そして212はエンジンコントローラであ
り、レーザスキャナ部107、画像形成部108、ヒー
タユニット109による電子写真プロセスの制御、前記
本体101内の記録紙の搬送制御を行っている。
【0027】そして、127はビデオコントローラであ
り、パーソナルコンピュータ等の外部装置131と汎用
のインタフェース(セントロニクス、RS232C、U
SB等)130で接続されており、この汎用インタフェ
ースから送られてくる画像情報をビットデータに展開
し、そのビットデータをVDO信号として、インタフェ
ース128を介してエンジンコントローラ212へ送出
している。129は排熱ファンである。
【0028】(2)ヒータユニット109 図2は本実施例で用いたヒータユニット109の横断面
模型図である。このヒータユニット109は例えば特開
平04−44057号公報・特開平04−44077号
公報等に記載の、エンドレスフィルム(円筒状フィル
ム)を用いた、加圧ローラ駆動タイプのフィルム加熱方
式加熱定着装置であり、ヒータ109a、このヒータを
固定保持させた横断面略半円弧状樋型の耐熱性・剛性を
有するヒータホルダ109b、ヒータ109aを取付け
たヒータホルダ109bにルーズに外嵌した円筒状の薄
耐熱フィルム(定着フィルム)109c、定着フィルム
109cを挟んでヒータ109aと相互圧接して定着ニ
ップ部Nを形成する加圧ローラ109d等からなる。
【0029】加圧ローラ109dは駆動手段により矢印
の反時計方向に所定の周速度で回転駆動される。この加
圧ローラ109dの回転による該加圧ローラ109dの
外面と定着フィルム109cとの、定着ニップ部Nにお
ける圧接摩擦力により円筒状の定着フィルム102に回
転力が作用して定着フィルム109cがその内面がヒー
タ109aの下向き面に密着して摺動しながらヒータホ
ルダ109bの外回りを矢印の時計方向に従動回転状態
になる。
【0030】ヒータ109aはセラミックヒータ(セラ
ミック面発ヒータ)である。このヒータ109aについ
ては次の(3)項で詳述する。
【0031】加圧ローラ109dが回転駆動され、それ
に伴って円筒状の定着フィルム109cが従動回転状態
になり、またヒータ109aに通電がなされ、該ヒータ
109aが昇温して所定の温度に立ち上がり温調された
状態において、定着ニップ部Nの定着フィルム109c
と加圧ローラ109dとの間に未定着トナー像Tを担持
した記録紙Sが導入され、定着ニップ部Nにおいて記録
紙Sのトナー像担持面側が定着フィルム109cの外面
に密着して定着フィルム109cと一緒に定着ニップ部
Nを挟持搬送されていく。この挟持搬送過程において、
ヒータ109aの熱が定着フィルム109cを介して記
録紙Sに付与され、記録紙S上の未定着トナー像Tが記
録紙S上に加熱及び加圧されて溶融定着される。
【0032】定着ニップ部Nを通過した記録紙Sは定着
フィルム109cから曲率分離される。
【0033】(3)ヒータ109a 図3の(a)、(b)、(c)はそれぞれヒータ109
aの拡大横断面模型図、ヒータ表面側の一部切欠き平面
模型図、ヒータ裏面側の平面模型図である。
【0034】このヒータ109aはセラミック面発ヒー
タであり、例えば、アルミナ・チッ化アルミニウム・炭
化ケイ素等の電気絶縁性・良熱伝導性・低熱容量のセラ
ミック基板(ヒータ基板)a、このヒータ基板aの表面
側に設けた通電発熱体b・c及び該通電発熱体b・cに
対する給電用電極e・f・g並びに延長電路e1・e2
・f1・g1、通電発熱体b・cと延長電路e1・e2
・f1・g1を覆わせて形成したヒータ表面保護層d、
ヒータ基板aの裏面側に接触させて設けたサーミスタ温
度検出素子214等からなる。
【0035】通電発熱体b・cは例えば銀パラジューム
(Ag/Pd)・Ta2N等の通電発熱抵抗材料のペー
ストをスクリーン印刷(厚膜印刷)等でパターン形成
し、焼成して形成具備させたものである。本例では大サ
イズ紙域用として長さの長い通電発熱体bと、小サイズ
紙域用として長さの短い通電発熱体cとの2本を形成具
備させてある。
【0036】給電用電極e・f・g並びに延長電路e1
・e2・f1・g1は例えば銀(Ag)等の導電材料ペ
ーストをスクリーン印刷等でパターン形成し、焼成して
形成具備させたものである。給電用電極eは上記2本の
通電発熱体b・cに対する共通電極であり、電発熱体b
・cの各一端部に対してそれぞれ分岐延長電路e1・e
2を介して導通させてある。給電用電極fは電発熱体b
の他端部に対して延長電路f1を介して導通させてあ
る。また給電用電極gは電発熱体cの他端部に対して延
長電路g1を介して導通させてある。
【0037】ヒータ表面保護層dは例えば耐熱ガラスペ
ーストをスクリーン印刷等でパターン形成し、焼成して
形成具備させたものである。
【0038】このヒータ109aは次の(4)項で説明
するヒータ駆動及び制御回路により通電発熱体b・cに
対する通電制御がなされて通電発熱体b又は/及びcの
発熱により迅速に昇温し、その昇温温度がサーミスタ温
度検出素子214で検出されて昇温温度情報がヒータ駆
動及び制御回路にフィードバックされる。ヒータ駆動及
び制御回路はサーミスタ温度検出素子214で検出され
るヒータ温度が所定のほぼ一定温度(定着温度)に維持
されるように通電発熱体b・cに対する通電を制御す
る。
【0039】(4)ヒータ駆動及び制御回路 図2にセラミックヒータ109aの駆動及び制御回路を
示す。前述した図7の従来例回路と共通の回路構成部材
・部分には同じ符号を付した。
【0040】本画像形成装置101は、画像形成装置1
01内部に電力を供給する交流電源供給口201からA
Cフィルタ202を介してヒータユニット109へ給電
することにより、セラミックヒータ109aを発熱させ
る。このセラミックヒータ109aの電力制御は、トラ
イアック204のオン/オフにより行う。抵抗205,
206は、トライアック204のためのバイアス抵抗
で、フォトトライアックカプラ207は、一次、二次間
の沿面距離を確保するためのデバイスである。リレー
(電力供給を接続/遮断するスイッチ手段)213,2
16,217は、セラミックヒータ109aへの電力供
給を行っており、プリント時にはリレー213がオン、
また、リレー216,217は、プリントモードに応じ
てオン/オフが切り替えられる。例えば、セラミックヒ
ータ109aがプリントする各種サイズの記録紙Sの幅
に応じた2種類の発熱体b・cを設け、どちらの発熱体
b・cを点灯させるかをリレー216,217のオン/
オフの組み合わせで行うことが可能である。
【0041】実際にプリントを行う際、エンジンコント
ローラ(制御回路)212はリレー213をオンし、更
に点灯させる発熱体bかcに応じてリレー216か21
7のオン/オフを設定し、セラミックヒータ109aへ
の通電を可能な状態にする。トライアック204は、フ
ォトトライアックカプラ207の発光ダイオードに通電
されることによりオンする。抵抗208は、フォトトラ
イアックカプラ207の電流を制限するための抵抗であ
り、トランジスタ209によりオン/オフする。トラン
ジスタ209は抵抗210を介してエンジンコントロー
ラ212からのオン信号に従って動作する。
【0042】また、交流電源供給口201より供給され
た交流電源は、ACフィルタ202を介してエンジンコ
ントローラ212のゼロクロス検出部に入力される。ゼ
ロクロス検出部は、交流電源電圧が、ある閾値以下の電
圧になっていることを検知する。
【0043】エンジンコントローラ212はゼロクロス
検出部の検出結果に応じて、位相制御または波数制御に
よりトライアック204をオン/オフする。
【0044】サーミスタ温度検出素子214によって検
出されるヒータ温度は、抵抗215と温度検出素子21
4によって分圧された電圧として検出され、エンジンコ
ントローラ212にTH信号としてA/D入力される。
セラミックヒータ109aの温度は、TH信号としてエ
ンジンコントローラ212において監視され、エンジン
コントローラ212の内部で設定されているセラミック
ヒータ109aの設定温度と比較することによって、セ
ラミックヒータ109aに供給するべき電力を算出し、
その供給する電力に対応した位相角(位相制御)または
波数(波数制御)に換算し、その制御条件によりエンジ
ンコントローラ212がトランジスタ209にオン信号
を送出する。
【0045】(5)絶縁耐圧試験 次に絶縁耐圧試験について説明する。
【0046】前述したように、通常、絶縁耐圧試験を行
う際は、電源供給口201とプリンタフレームGND端
子との間に所定の高電圧を印加して装置の絶縁を確認す
るものであり、この場合リレー213,216,217
はオフ状態にある。この状態では、ヒータユニット20
3を含め、リレー213,216,217から先の回路
に高電圧が印加されない。
【0047】そこで本実施例では、絶縁耐圧試験時、外
部からリレーオンバイアス221(図4)を端子220
に与え、リレー213をオンさせて、ヒータユニット1
09aを含め、リレー213,216,217から先の
回路に高電圧が印加されるようにする。
【0048】リレー駆動信号ラインにはダイオード21
9が接続されており、リレー213の駆動および外部か
らのリレーオンバイアス221の電流逆流を防止してい
る。
【0049】端子220は、リレー213のリレー駆動
信号ライン上に設けられた接点端子で、この場合は図5
に示すように、回路基板301上に設けられたジャンパ
線で構成している。ジャンパ線220は、リレー213
等が実装される基板上に設けられたジャンパ線である。
外部からリレーオンバイアス供給のための外部治具30
3を、例えばプリンタ本体外装パネルが外れた状態で、
ジャンパ線220に治具接点304を接触させるべく挿
入する。外部治具303がプリンタ本体のフレームに差
し込まれる際、ジャンパ線220と治具接点304がう
まく接触するように本体フレームに規制を設けると良
い。上記において、リレーオンバイアス221・外部治
具303・治具接点304が外部装置である。また、接
点端子(ジャンパ線)220が上記の外部装置221・
303・304より所定電流をリレー(スイッチ手段)
213へ供給するための外部電流供給機構である。
【0050】上記の例では、外部からのリレーオンバイ
アス接点端子220として回路基板301上に設けられ
たジャンパ線にて構成しているが、ジャンパ線だけでな
く、回路基板301上のパターンや、回路基板301上
に設けられた専用の接点であっても良い。
【0051】<実施例2>次に図6を用いて、実施例2に
ついて説明する。なお、実施例1と重複する部分につい
ては、説明を省略する。
【0052】本実施例では、リレー(スイッチ手段)2
13の一次側端子(電力供給側)である419および二
次側端子(被電力供給側)である420が導通用の接点
端子となっている。この接点端子419・420が外部
装置により両者を接続させるための接触機構を構成す
る。この場合、外部治具(不図示)によって接点端子4
19および420を導通させることで、リレー213が
オン状態と同じ状態となるよう導通状態を形成してい
る。
【0053】この場合も図5と同じように接点端子41
9および420をジャンパ線で構成しても良いし、回路
基板パターンで形成しても良い。また、接点端子419
と420を近傍に配置し、外部治具が挿入されたときに
治具接点が導通状態になるようにしても良いし、または
別々の場所に接点端子419と420を設け、外部治具
をそれぞれの接点端子に2箇所接触させて2つの外部治
具同士を導通させることで実現しても良い。
【0054】<その他> 1)本発明において、画像形成装置の画像形成原理・プ
ロセスは、実施例の転写方式電子写真プロセスに限られ
るものではなく、その他、例えば、エレクトロファック
スシートを記録材として用いた直接方式の電子写真プロ
セス、転写方式或は直接方式の静電記録プロセス・磁気
記録プロセスなど、記録材上に熱定着性トナーによる未
定着トナー像を形成担持させることが出来る全ての画像
形成原理・プロセスであることができる。
【0055】2)本発明において、発熱体による加熱方
式の熱定着手段は、実施例の、発熱体としてセラミック
面発ヒータを用いたフィルム加熱方式の熱定着装置に限
られるものではなく、その他、例えば、発熱体としてハ
ロゲンヒータ等を用いたヒートローラ方式の熱定着装
置、発熱体として電磁誘導発熱部材を用いた電磁誘導加
熱方式の熱定着装置等であることができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像形成手段により記録材上に未定着トナー像を形成
し、発熱体による加熱方式の熱定着手段を用いて記録材
上に未定着トナー像を定着する画像形成装置において、
画像形成装置の外装面に絶縁耐圧試験用の外部インター
フェースコネクタを個別に設ける必要がなくなり、従っ
て画像形成装置本体のコストを増加させることなく、装
置の製造工程にて行われる絶縁耐圧試験工程を簡略化す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における画像形成装置の概略
構成図。
【図2】ヒータユニット(熱定着装置)の概略構成図。
【図3】ヒータの構造説明図
【図4】ヒータユニットの制御及び駆動回路を示した
図。
【図5】リレーオンバイアス接点端子(ジャンパ線)
と、リレーオンバイアス印加用外部治具の斜視模型図。
【図6】本発明の実施例2におけるヒータユニットの制
御及び駆動回路を示した図。
【図7】従来例のヒータユニットの制御及び駆動回路を
示した図。
【符号の説明】
109はヒータユニット、109aはセラミックヒー
タ、214はサーミスタ感温素子、212はエンジンコ
ントローラ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成手段により記録材上に未定着トナ
    ー像を形成し、発熱体による加熱方式の熱定着手段を用
    いて前記記録材上に前記未定着トナー像を定着する画像
    形成装置において、 前記画像形成装置内部に電力を供給する電源供給口と、 前記電源供給口から前記発熱体への経路中に設けられ、
    所定電流が供給されることにより前記電源供給口から前
    記発熱体への電力供給経路を保つ機構によって前記電源
    供給口から前記発熱体への電力供給を接続/遮断するス
    イッチ手段と、 外部装置より前記所定電流を前記スイッチ手段へ供給す
    るための外部電流供給機構とを設けたことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記スイッチ手段はリレーであることを特
    徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記外部電流供給機構は前記スイッチ手段
    へ所定電流を供給するための電流供給経路を兼ねている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】画像形成手段により記録材上に未定着トナ
    ー像を形成し、発熱体による加熱方式の熱定着手段を用
    いて前記記録材上に前記未定着トナー像を定着する画像
    形成装置において、 前記画像形成装置内部に電力を供給する電源供給口と、 前記電源供給口から前記発熱体への経路中に設けられ、
    所定の手段によって前記電源供給口から前記発熱体への
    電力供給を接続/遮断するスイッチ手段と、 外部装置より前記スイッチ手段の電力供給側と被電力供
    給側を接続させるための接触機構とを設けたことを特徴
    とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記スイッチ手段はリレーであることを特
    徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記接触機構は前記スイッチ手段の電力供
    給側と被電力供給側の少なくともどちらか一方が電流供
    給経路を兼ねていることを特徴とする請求項4または請
    求項5に記載の画像形成装置。
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