JP2002270344A - ヒータの製造方法、加熱装置及び画像形成装置 - Google Patents

ヒータの製造方法、加熱装置及び画像形成装置

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JP2002270344A
JP2002270344A JP2001066218A JP2001066218A JP2002270344A JP 2002270344 A JP2002270344 A JP 2002270344A JP 2001066218 A JP2001066218 A JP 2001066218A JP 2001066218 A JP2001066218 A JP 2001066218A JP 2002270344 A JP2002270344 A JP 2002270344A
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heater
heating element
heating
insulating substrate
pattern
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JP2001066218A
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English (en)
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Takao Kawazu
孝夫 河津
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】焼結成形されたセラミックの絶縁基板31の一
面または両面にヒータ構成層32〜38、40、41を
パターン形成し、焼成して得られるセラミックヒータに
ついて、熱伝導率が低下、あるいは摺動性が低下しない
ように、ヒータ構成層の発泡及び密着強度の低下を防ぐ
こと。 【解決手段】絶縁基板31にヒータ構成層32〜38、
40、41をパターン形成する直前に、絶縁基板31の
みを500℃〜1100℃の温度で熱処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒータの製造方
法、加熱装置及び画像形成装置に関する。
【0002】より詳しくは、焼結成形されたセラミック
の絶縁基板の一面または両面にヒータ構成層をパターン
形成し、焼成して得られるヒータ(セラミック面発ヒー
タ)の製造方法に関する。
【0003】また、この製造方法により製造されたヒー
タを熱源とする加熱装置、及び該加熱装置を像加熱装置
として備えた画像形成装置に関する。
【0004】
【従来の技術】従来の電子写真プロセスを用いた画像形
成装置の場合について説明する。
【0005】画像形成装置の熱定着装置は、電子写真プ
ロセスなどの画像形成手段により転写紙上に形成された
未定着画像(トナ−像)を転写紙上に定着させるもので
あり、ハロゲンヒ−タを熱源とする熱ロ−ラ式の熱定着
装置や、セラミック面発ヒ−タを熱源とするフィルム加
熱式の熱定着装置用いられている。
【0006】一般的に、セラミック面発ヒータは、発熱
体が絶縁基板(AlNやAl23等)面上に形成されて
おり、発熱体に電力が供給され発熱する。面発ヒータの
温度は、セラミック面発ヒータ上、あるいは近傍に配さ
れた温調制御用の温度検出素子により検出され、プリン
タエンジンを制御するCPUでモニタされている。CP
Uは検出した温度を基に、面発ヒータの温度が所定の温
度になるように発熱体への通電電力を制御している。
【0007】セラミック面発ヒータは、焼結成形された
セラミクス系の絶縁基板上に、発熱体パターン、前記発
熱体パターンに電力を供給するための導電パターン、発
熱体パターン及び導電パターンを保護するためのガラス
保護層、セラミック面発ヒータがフィルムと内接し摺動
するための摺動性ガラスが厚膜印刷により形成されてい
る。各パターンの印刷層は、印刷後の焼成温度が高い順
番に印刷、焼成され絶縁基板上に形成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】セラミクス基板に厚膜
印刷により上記各印刷層を形成する際に、絶縁基板材質
と厚膜印刷材料の反応性や絶縁基板に付着している不純
物の影響により、焼成時に発泡したり、焼成後の印刷層
の密着性が弱くなったりする場合があった。
【0009】この印刷層の発泡及び密着強度の低下によ
り、1)セラミック面発ヒータと、前記ヒータが内接し
摺動するフィルムとの摺動性が低下する、2)セラミッ
ク面発ヒータの温度を検出するためにセラミック面発ヒ
ータ上に配接された温度検出素子への熱伝導またはセラ
ミック面発ヒータが熱を供給するニップ部への熱伝導が
低下し、熱効率が低下する可能性があった。
【0010】本発明では、熱伝導率低下や摺動性低下が
発生しないように、ヒータ構成層である印刷層の発泡及
び密着強度の低下を防ぐ製造方法とすることを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の手段構成
を特徴とする、ヒータの製造方法、加熱装置及び画像形
成装置である。
【0012】(1)焼結成形されたセラミックの絶縁基
板の一面または両面にヒータ構成層をパターン形成し、
焼成する、ヒータの製造方法において、前記絶縁基板に
前記ヒータ構成層をパターン形成する直前に、前記絶縁
基板のみを500℃〜1100℃の温度で熱処理するこ
とを特徴とするヒータの製造方法。
【0013】(2)前記絶縁基板の熱処理を前記ヒータ
構成層の焼成と同程度の温度でおこなうことを特徴とす
る(1)に記載のヒータの製造方法。
【0014】(3)前記絶縁基板の熱処理を前記ヒータ
構成層の焼成と同一の焼成炉によりおこなうことを特徴
とする請求項2に記載のヒータの製造方法。
【0015】(4)前記絶縁基板の熱処理を複数回おこ
なうことを特徴とする(1)から(3)のいずれか1つ
に記載のヒータの製造方法。
【0016】(5)熱処理温度を熱処理の回数毎に変化
させることを特徴とする(4)に記載のヒータの製造方
法。
【0017】(6)前記ヒータ構成層が、a)発熱体パ
ターン、またはb)発熱体パターンと該発熱体パターン
に対する給電路を構成する導電パターン、またはc)発
熱体パターンと、これを覆うガラス保護層、またはd)
発熱体パターンと該発熱体パターンに対する給電路を構
成する導電パターンと、これを覆うガラス保護層、また
はe)発熱体パターンと該発熱体パターンに対する給電
路を構成する導電パターンと、これを覆うガラス保護層
及び摺動ガラス層であることを特徴とする(1)から
(5)のいずれか1つに記載のヒータの製造方法。
【0018】(7)前記ヒータ構成層を厚膜印刷により
パターン形成することを特徴とする(1)から(6)の
いずれか1つに記載のヒータの製造方法。
【0019】(8)前記(1)〜(7)のいずれか1つ
に記載のヒータの製造方法により製造されたヒータを備
え、該ヒータの熱により被加熱材を加熱することを特徴
とする加熱装置。
【0020】(9)前記(1)〜(7)のいずれか1つ
に記載のヒータの製造方法により製造されたヒータと、
該ヒータと摺動するフィルムと、該フィルムを介して前
記ヒータと圧接する加圧部材と、を有し、前記フィルム
と前記加圧部材との間で被加熱材を挟持搬送して前記フ
ィルムを介した前記ヒータからの熱により前記被加熱材
を加熱することを特徴とする加熱装置。
【0021】(10)前記被加熱材が画像を担持した記
録材であることを特徴とする(8)または(9)に記載
の加熱装置。
【0022】(11)記録材上にトナー像を形成する像
形成手段と、該トナー像を加熱処理する像加熱手段を有
する画像形成装置において、該像加熱手段として(8)
または(9)に記載の加熱装置を備えたことを特徴とす
る画像形成装置。
【0023】
【発明の実施の形態】〈第1の実施例〉 (1)画像形成装置 図1は本実施例における画像形成装置の概略構成図であ
る。本実施例の画像形成装置は転写式電子写真プロセス
を用いたレ−ザプリンタである。
【0024】レーザプリンタ本体101は、記録材(転
写材、以下記録紙と記す)Sを収納するカセット102
を有し、カセット102の記録紙Sの有無を検知するカ
セット有無センサ103、カセット102の記録紙Sの
サイズを検知するカセットサイズセンサ104(復数個
のマイクロスイッチで構成される)、カセット102か
ら記録紙Sを繰り出す給紙ローラ105等が設けられて
いる。そして、給紙ローラ105の下流には記録紙Sを
同期搬送するレジストローラ対106が設けられてい
る。また、レジストローラ対106の下流にはレーザス
キャナ部107からのレーザ光に基づいて記録紙S上に
トナー像を形成する画像形成部108が設けられてい
る。さらに、画像形成部108の下流には記録紙S上に
形成されたトナー像を熱定着する熱定着装置(定着器)
109が設けられており、熱定着装置109の下流には
排紙部の搬送状態を検知する排紙センサ110、記録紙
Sを排紙する排紙ローラ111、記録の完了した記録紙
Sを積載する積載トレイ112が設けられている。この
記録紙Sの搬送基準は、記録紙Sの画像形成装置の搬送
方向に直交する方向の長さ、つまり記録紙Sの幅に対し
て中央になるように設定されている。
【0025】また、前記レーザスキャナ107は、外部
装置128から送出される画像信号(画像信号VDO)
に基づいて変調されたレーザ光を発光するレーザユニッ
ト113、このレーザユニット113からのレーザ光を
後述する感光ドラム117上に走査するためのポリゴン
モータ114、結像レンズ115、折り返しミラー11
6等により構成されている。
【0026】そして、前記画像形成装置108は、公知
の電子写真プロセスに必要な、感光ドラム117、1次
帯電ローラ119、現像器120、転写帯電ローラ12
1、クリーナ122等から構成されている。
【0027】また、メインモータ123は、給紙ローラ
105には給紙ローラクラッチ124を介して、レジス
トローラ対106にはレジストローラ125を介して駆
動力を与えており、更に感光ドラム117を含む画像形
成部108の各ユニット、熱定着装置109、排紙ロー
ラ111にも駆動力を与えている。
【0028】そして126はエンジンコントローラであ
り、レーザスキャナ部107、画像形成部108、熱定
着装置109、による電子写真プロセスの制御、前記本
体101内の記録紙の搬送制御を行なっている。
【0029】そして、127はビデオコントローラであ
り、パーソナルコンピュータ等の外部装置131と汎用
のインタフェース(セントロニクス、RS232C等)
130で接続されており、この汎用インタフェースから
送られてくる画像情報をビットデータに展開し、そのビ
ットデータをVDO信号として、インタフェース128
を介してエンジンコントローラ126へ送出している。
129は排熱ファンである。
【0030】(2)熱定着装置109 図2は本実施例で用いた熱定着装置109の横断面模型
図である。この熱定着装置109は例えば特開平04−
44057号公報・特開平04−44077号公報等に
記載の、エンドレスフィルム(円筒状フィルム)を用い
た、加圧ローラ駆動タイプのフィルム加熱方式加熱装置
であり、ヒータ109c、このヒータを固定保持させた
横断面略半円弧状樋型の耐熱性・剛性を有するヒータホ
ルダ109d、ヒータ109cを取付けたヒータホルダ
109dにルーズに外嵌した円筒状の薄耐熱フィルム
(定着フィルム)109a、定着フィルム109aを挟
んでヒータ109cと相互圧接して定着ニップ部Nを形
成する加圧ローラ109b等からなる。
【0031】加圧ローラ109bは駆動手段により矢印
の反時計方向に所定の周速度で回転駆動される。この加
圧ローラ109bの回転による該加圧ローラ109bの
外面と定着フィルム109aとの、定着ニップ部Nにお
ける圧接摩擦力により円筒状の定着フィルム109aに
回転力が作用して定着フィルム109aがその内面がヒ
ータ109cの下向き面に密着して摺動しながらヒータ
ホルダ109dの外回りを矢印の時計方向に従動回転状
態になる。
【0032】ヒータ109cはセラミックヒータ(セラ
ミック面発ヒータ)である。このヒータ109cについ
ては次の(3)項で詳述する。
【0033】加圧ローラ109bが回転駆動され、それ
に伴って円筒状の定着フィルム109aが従動回転状態
になり、またヒータ109cに通電がなされ、該ヒータ
109cが昇温して所定の温度に立ち上がり温調された
状態において、定着ニップ部Nの定着フィルム109a
と加圧ローラ109bとの間に未定着トナー像Tを担持
した記録紙Sが導入され、定着ニップ部Nにおいて記録
紙Sのトナー像担持面側が定着フィルム109aの外面
に密着して定着フィルム109aと一緒に定着ニップ部
Nを挟持搬送されていく。この挟持搬送過程において、
ヒータ109cの熱が定着フィルム109aを介して記
録紙Sに付与され、記録紙S上の未定着トナー像Tが記
録紙S上に加熱及び加圧されて溶融定着される。
【0034】定着ニップ部Nを通過した記録紙Sは定着
フィルム109aから曲率分離される。
【0035】(3)ヒータ109c 図3の(a)、(b)、(c)はそれぞれヒータ109
cの拡大横断面模型図、ヒータ裏面側の平面模型図、ヒ
ータ表面側の平面模型図である。図4は発熱体と導電体
のパターン模型図である。
【0036】このヒータ109cは裏面加熱型のセラミ
ック面発ヒータであり、 .SiC(炭化ケイ素)・AlN(チッ化アルミニウ
ム)・Al23(アルミナ)等の電気絶縁性・良熱伝導
性・低熱容量のセラミック系絶縁基板(ヒータ基板、以
下、絶縁基板と記す)31、 .この絶縁基板31の裏面側に形成具備させた、3本
の通電発熱体32・33・34及びこれらの通電発熱体
に対する給電用電極35・36・37・38並びに延長
電路35a・36a・37a・38a、 .上記の通電発熱体32・33・34と延長電路35
a・36a・37a・38aを覆わせて形成した保護ガ
ラス層39、からなる。
【0037】通電発熱体32・33・34は例えばAg
/Pd(銀パラジューム)・等の通電発熱抵抗材料のペ
ーストをスクリーン印刷(厚膜印刷)等でパターン形成
し、焼成して形成具備させたものである。
【0038】35・36・37・38並びに延長電路3
5a・36a・37a・38aは例えばAg(銀)等の
導電材料ペーストをスクリーン印刷等でパターン形成
し、焼成して形成具備させたものである。給電用電極3
5は上記3本の通電発熱体32・33・34に対する共
通電極であり、通電発熱体32・33・34の各一端部
に対してそれぞれ分岐延長電路35aを介して導通させ
てある。給電用電極36は通電発熱体32の他端部に対
して延長電路36aを介して導通させてある。給電用電
極37は通電発熱体33の他端部に対して延長電路37
aを介して導通させてある。給電用電極38は通電発熱
体34の他端部に対して延長電路38aを介して導通さ
せてある。
【0039】保護ガラス層40は耐熱ガラスペーストを
スクリーン印刷等でパターン形成し、焼成して形成具備
させたものであり、通電発熱体32・33・34と延長
電路35a・36a・37a・38aを保護する。
【0040】21は温度検出素子(サーミスタ)、23
は過昇温防止手段(サーモスタット)であり、これらは
ヒータ109cの裏面側において保護ガラス層40に夫
々感熱部を当接させて配設してある。この温度検出素子
21と過昇温防止手段23は、記録紙の搬送基準(本例
では中央搬送基準)、つまり通電発熱体部32・33・
34の長さ方向の中心に対して左右対称な位置であり、
かつ通紙可能な最小の記録紙幅よりも内側の位置に配設
されている。
【0041】絶縁基板31の上記通電発熱体パターン・
導電パターン・保護ガラス層を形成した側とは反対面側
がフィルム109aが摺動するヒータ表面側であり、ヒ
ータ109cはこのヒータ表面側を下向きに外部露呈さ
せてヒータホルダ109dに固定保持させてある。
【0042】このヒータ109cの給電用電極35・3
6・37・38は給電用コネクタを介して次の(4)項
で説明するヒータ駆動及び制御回路と電気的に接続され
て、通電発熱体32・33・34に対する選択的な通電
制御がなされて該通電発熱体の発熱により迅速に昇温
し、その昇温温度が温度検出素子21で検出されて昇温
温度情報がヒータ駆動及び制御回路にフィードバックさ
れる。ヒータ駆動及び制御回路は温度検出素子21で検
出されるヒータ温度が所定のほぼ一定温度(定着温度)
に維持されるように通電発熱体に対する通電を制御す
る。
【0043】(4)ヒータ駆動及び制御回路 図5にセラミックヒ−タ109cの駆動及び制御回路を
示す。1は本画像形成装置を接続する交流電源で、本画
像形成装置は商用電源をACフィルタ2を介してセラミ
ックヒ−タ109cの通電発熱体32,33または34
へ、通紙使用される記録紙Sのサイズや種類に応じて選
択的に供給することによりセラミックヒ−タ109cを
発熱させる。通電発熱体32への電力の供給は、トライ
アック4の通電、遮断により制御をおこなう。抵抗5、
6はトライアック4のためのバイアス抵抗でフォトトラ
イアックカプラ7は、一次、二次間の沿面距離を確保す
るためのデバイスである。フォトトライアックカプラ7
の発光ダイオードに通電することによりトライアック4
をオンする。抵抗8はフォトトライアックカプラ7の電
流を制限するための抵抗であり、トランジスタ9により
フォトトライアックカプラ7をオン/オフする。トラン
ジスタ9は抵抗10を介してエンジンコントロ−ラ11
からのON1信号にしたがって動作する。
【0044】通電発熱体33または34への電力の供給
は、リレー41により電力を供給する発熱体を切り替え
ておこなう。リレー41のコイル側への通電をおこなう
ことにより発熱体33へ電力が供給され、リレー41の
コイル側への通電が遮断されることにより発熱体34へ
電力が供給される。リレー41のコイル側への通電、遮
断はとトランジスタ43によりオン/オフ制御する。ト
ランジスタ43は抵抗44を介してエンジンコントロー
ラ11からのHSW信号にしたがって動作する。ダイオ
ード42はトランジスタ43がオフするときにリレー4
1のコイルに発生する逆起電圧を吸収しトランジスタ4
3を保護している。
【0045】リレー41により選択された通電発熱体3
3または34への電力供給はトライアック13の通電、
遮断により制御をおこなう。抵抗14、15はトライア
ック13のためのバイアス抵抗でフォトトライアックカ
プラ16は、一次、二次間の沿面距離を確保するための
デバイスである。フォトトライアックカプラ16の発光
ダイオードに通電することによりトライアック13をオ
ンする。抵抗17はフォトトライアックカプラ16の電
流を制限するための抵抗であり、トランジスタ18によ
りフォトトライアックカプラ16をオン/オフする。ト
ランジスタ18は抵抗19を介してエンジンコントロ−
ラ11からのON2信号にしたがって動作する。
【0046】また、ACフィルタ2を介して交流電源1
は、ゼロクロス検出回路12に入力される。ゼロクロス
検出回路では、商用電源電圧がある閾値以下の電圧にな
っていることをエンジンコントロ−ラ11に対してパル
ス信号として報知する。以下、エンジンコントロ−ラ1
1に送出されるこの信号をZEROX信号と呼ぶ。エン
ジンコントロ−ラ11はZEROX信号のパルスのエッ
ジを検知し、位相制御または波数制御によりトライアッ
ク4または13をON/OFFする。
【0047】また、温度検知素子21は(例えばサ−ミ
スタ感温素子)、セラミックヒータ109c上に通電発
熱体32,33,34に対して絶縁距離を確保できるよ
うに絶縁耐圧を有する絶縁物を介して配置されている。
この温度検出素子21によって検出される温度は、抵抗
22と、温度検出素子21との分圧として検出され、エ
ンジンコントロ−ラ11にTH信号としてA/D入力さ
れる。セラミックヒ−タ109cの温度は、TH信号と
してエンジンコントロ−ラ11において監視され、エン
ジンコントロ−ラ11の内部で設定されているセラミッ
クヒ−タ109cの設定温度と比較することによって、
通電発熱体32,33または34に供給するべき電力を
算出し、その供給する電力に対応した位相角(位相制
御)または波数(波数制御)に換算し、その制御条件に
よりエンジンコントロ−ラ11がトランジスタ9にON
1信号、あるいはトランジスタ18にON2信号を送出
する。
【0048】さらに、通電発熱体32,33または34
に電力を供給し、制御する手段が故障し、通電発熱体3
2,33または34が熱暴走に至った場合、過昇温を防
止する一手段として、過昇温防止手段23がセラミック
ヒータ109c上に配されている。過昇温防止手段23
は、例えば温度ヒューズやサーモスイッチである。電力
供給制御手段の故障により、通電発熱体32,33また
は34が熱暴走に至り過昇温防止手段23が所定の温度
以上になると、過昇温防止手段23がOPENになり、
発熱体通電発熱体32,33または34への通電が断た
れる。
【0049】共通電極部35には、交流電源1のHOT
側端子から過昇温防止手段23を介して接続される。電
極部36は通電発熱体32を制御するトライアック4に
接続され、交流電源1のNeutral端子に接続され
る。電極部37はリレー41の接点Mに接続され、電極
部38はリレー41の接点Bに接続されて、リレー41
の切替によりトライアック13に電気的に接続され、交
流電源1のNeutral端子に接続される。また、紙
幅センサ42(図4)はプリンタ本体の記録紙の搬送路
に設置されている。
【0050】(5)ヒータ109cの製造方法 図6と図7に本実施例におけるセラミックヒータ109
cの製造手順を示す。
【0051】ステップS1:SiC、AlN等のセラミ
クスを主原料として焼結生成されたセラミクス絶縁基板
31のみを熱処理、空焼きする。熱処理温度は500〜
1100℃程度である ステップS2:空焼きされたセラミクス絶縁基板31
に、通電発熱体に電力を供給するための給電電極部35
・36・37・38と延長電路35a・36a・37a
・38aから構成される導電パターンを形成する。これ
は、Ag又はAg合金の粉末に有機溶剤とバインダとホ
ウ珪酸ガラスを加えてペースト状にし、この導電材ペー
ストを用いてスクリーン印刷などの手法により絶縁基板
31上に導電パターンを形成し、焼成することで形成さ
れる。
【0052】ステップS3:導電パターン形成後、通電
発熱体パターン32・33・34を形成する。これは、
Ag/Pd合金やAg/Pd合金に酸化ルテニウムを加
えた合金(Ag/Pd+RuO2)等の抵抗体の粉末に
有機溶剤とバインダとホウ珪酸ガラスを加えてペースト
状にし、この導電材ペーストを用いてスクリーン印刷な
どの手法により絶縁基板31上に通電発熱体パターンを
形成し、焼成することで形成される。
【0053】ステップS4:導電パターン及び発熱体パ
ターンを保護するために、保護ガラス層40を形成す
る。これは、ホウケイ酸ガラス、ホウケイ酸亜鉛ガラ
ス、ホウケイ酸鉛ガラス等のガラスと有機溶剤とバイン
ダを混合してペースト状にし、このガラスペーストを用
いてスクリーン印刷などの手法により、絶縁基板31上
に形成された通電発熱体パターン32・33・34と、
導電パターンの延長電路35a・36a・37a・38
aを被覆するように絶縁基板上に保護層40を形成し、
焼成することで形成される。
【0054】この保護層40は、発熱体及び導電体を絶
縁して耐圧性を向上させるとともに、耐摩耗性、平滑性
を向上させるものである。1層のガラス膜で耐圧性と平
滑性とをともに満足させることが困難な場合は、それぞ
れの特性を有する複数の膜を積層して形成してもよい。
耐圧性の良好なアルミナなどの金属酸化物フィラーを含
有したガラス膜を発熱体及び導電体パターンの上から絶
縁基板上形成し、さらにその上に耐摩耗性が良好で表面
の平滑性が優れたガラス膜を形成する。この保護層34
の耐圧性と平滑性を向上させることにより、保護層34
上に配設される温度検出素子21、過昇温防止手段23
の絶縁性及び熱伝導の向上を図ることができる。
【0055】ステップS5:場合によっては、図8のよ
うに、絶縁基板31の上記通電発熱体及び導電パターン
を具備させた側とは反対面であるヒータ表面側に摺動ガ
ラス層41を形成する。これは、ホウケイ酸ガラス、ホ
ウケイ酸亜鉛ガラス、ホウケイ酸鉛ガラス等のガラスと
有機溶剤とバインダを混合してペースト状にし、このガ
ラスペーストを用いてスクリーン印刷などの手法により
摺動ガラス層41を形成し、焼成することで形成され
る。
【0056】この摺動ガラス層41は、セラミックヒー
タ109cが内接し、摺動する定着フィルム109aと
の摺動性を向上させている。また、定着ニップ部Nへの
熱伝導をより向上させるために、摺動ガラス層41にア
ルミナフィラーを含有させてもよい。
【0057】ステップS2からS5において、各印刷層
を形成し焼成する毎に、焼成温度が低くなるように設定
しており、そのような軟化点となる各材料を使用してい
る。また、各印刷層の焼成温度は、500〜1100℃
の範囲内になるように設定されている。
【0058】上記のように、ステップS1として、セラ
ミクスの絶縁基板31のみを熱処理することにより、絶
縁基板31に付着している不純物あるいは厚膜印刷時に
密着強度を低下させる要因物質を除去もしくは低減する
ことができ、印刷層の発泡及び密着強度の低下を防ぐこ
とができる。また、セラミックスの絶縁基板31のみの
熱処理温度と各印刷層の焼成温度が同程度であるため、
各印刷層の焼成に使用される焼成炉で、絶縁基板31の
熱処理をおこなうことができる。
【0059】〈第2の実施例〉図6・図7のステップS
1のセラミクスの絶縁基板31の熱処理において、複数
回熱処理をおこなってもかなわない。所定の温度で熱処
理を複数回おこなうことにより、熱処理時間を長くする
こができる。また、1回の熱処理時間を、熱処理温度が
等しいもしくは近い印刷層の焼成時間と同じにすること
により、焼成炉及び焼成条件を流用することができる。
さらに、熱処理条件を熱処理の回数毎に変化させること
により、絶縁基板31の熱処理の最適条件を効率よく設
定することができる。
【0060】〈第3の実施例〉図6・図7のステップS
1のセラミクスの絶縁基板31の熱処理において、各印
刷層全ての焼成温度よりも高い温度で熱処理をする。絶
縁基板中の不要な物質や不純物を熱処理温度T0で熱処
理し低減する。その後の印刷層の焼成時に焼成温度をT
0未満とすることにより、焼成中に絶縁基板中に存在す
る余分な不要な物質や不純物の発生を抑制することがで
きる。
【0061】〈その他〉 1)ヒータ109cは図9のように絶縁基板31の通電
発熱体32・33・34を形成具備させた面側をフィル
ムを摺動させるヒータ表面側とした表面加熱型ヒータと
して用いることもできる。温度検知素子21や過昇温防
止手段23はヒータ裏面側に設けられる。
【0062】2)通電発熱体等の各形成パターンは実施
例のヒータに限られるものではないことは勿論である。
【0063】3)ヒータ109cを用いた加熱装置は実
施例のフィルム加熱方式の熱定着装置に限られるもので
はないことは勿論である。その他、例えば、画像を担持
した記録材を加熱してつや等の表面性を改質する像加熱
装置、仮定着処理する像加熱装置、シート状物を給送し
て乾燥処理・ラミネート処理・しわ取り熱プレス処理す
る等の加熱装置、インクジェットプリンタ等に用いられ
る乾燥用の加熱装置等として広く使用出来ることは勿論
である。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
焼結成形されたセラミックの絶縁基板にヒータ構成層を
パターン形成し、焼成する、ヒータの製造方法におい
て、セラミクス絶縁基板にヒータ構成層を形成する直前
に、セラミクス絶縁基板のみを熱処理することにより、
絶縁基板中に存在しヒータ構成層との反応により発泡す
る物質や絶縁基板に付着している不純物を除去もしくは
低減することができ、ヒータ構成層の発泡及び密着強度
の低下を抑制することが可能となる。このヒータ構成層
の発泡及び密着強度の低下を抑制することにより、1)
セラミック面発ヒータと、前記ヒータが内接し摺動する
フィルムとの摺動性を向上させる、2)セラミック面発
ヒータの温度を検出するためにセラミック面発ヒータ上
に配接された温度検出素子への熱伝導またはセラミック
面発ヒータが熱を供給するニップ部への熱伝導を向上さ
せ、熱効率を向上させることができる。また、絶縁基板
の熱処理温度をヒータ構成層の焼成温度と同程度とする
ことにより、同一の熱処理炉を使用することができ、容
易に良好なセラミックヒータを製造することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の画像形成装置の概略構成模型図。
【図2】 熱定着装置の概略構成模型図。
【図3】 ヒータの構成模型図。
【図4】 ヒータの通電発熱体パターンと導電パターン
を示した図。
【図5】 ヒータ駆動及び制御回路図。
【図6】 ヒータ製造方法のステップ図(その1)。
【図7】 ヒータ製造方法のステップ図(その2)。
【図8】 ヒータ表面側に摺動ガラス層を設けたヒータ
の横断面模型図。
【図9】 表面加熱型ヒータの横断面模型図。
【符号の説明】
101は画像形成装置、109は熱定着装置、109c
はセラミックヒータ、21は温調制御用の温度検出素
子、23は過昇温防止手段、31はセラミクス系の絶縁
基板、40はガラス保護層、41は摺動ガラス層、11
はエンジンコントローラ、32・33・34は通電発熱
体、35・35a・36・36a・37・37a・38
・38aは導電パターン。
フロントページの続き Fターム(参考) 2H033 AA23 BA25 BB26 BE03 3K034 AA02 AA05 AA06 AA08 AA10 AA15 BA05 BA13 BA17 BB06 BB14 BC04 BC12 BC13 3K058 AA87 BA18 CA61 DA04 3K092 PP08 PP18 QA05 QB02 QB26 QB43 QB60 QB74 QB76 RF03 RF11 RF19 RF22 RF23 UA06 VV19

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】焼結成形されたセラミックの絶縁基板の一
    面または両面にヒータ構成層をパターン形成し、焼成す
    る、ヒータの製造方法において、 前記絶縁基板に前記ヒータ構成層をパターン形成する直
    前に、前記絶縁基板のみを500℃〜1100℃の温度
    で熱処理することを特徴とするヒータの製造方法。
  2. 【請求項2】前記絶縁基板の熱処理を前記ヒータ構成層
    の焼成と同程度の温度でおこなうことを特徴とする請求
    項1に記載のヒータの製造方法。
  3. 【請求項3】前記絶縁基板の熱処理を前記ヒータ構成層
    の焼成と同一の焼成炉によりおこなうことを特徴とする
    請求項2に記載のヒータの製造方法。
  4. 【請求項4】前記絶縁基板の熱処理を複数回おこなうこ
    とを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の
    ヒータの製造方法。
  5. 【請求項5】熱処理温度を熱処理の回数毎に変化させる
    ことを特徴とする請求項4に記載のヒータの製造方法。
  6. 【請求項6】前記ヒータ構成層が、a)発熱体パター
    ン、またはb)発熱体パターンと該発熱体パターンに対
    する給電路を構成する導電パターン、またはc)発熱体
    パターンと、これを覆うガラス保護層、またはd)発熱
    体パターンと該発熱体パターンに対する給電路を構成す
    る導電パターンと、これを覆うガラス保護層、または
    e)発熱体パターンと該発熱体パターンに対する給電路
    を構成する導電パターンと、これを覆うガラス保護層及
    び摺動ガラス層であることを特徴とする請求項1から5
    のいずれか1つに記載のヒータの製造方法。
  7. 【請求項7】前記ヒータ構成層を厚膜印刷によりパター
    ン形成することを特徴とする請求項1から6のいずれか
    1つに記載のヒータの製造方法。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれか1つに記載のヒー
    タの製造方法により製造されたヒータを備え、該ヒータ
    の熱により被加熱材を加熱することを特徴とする加熱装
    置。
  9. 【請求項9】請求項1〜7のいずれか1つに記載のヒー
    タの製造方法により製造されたヒータと、該ヒータと摺
    動するフィルムと、該フィルムを介して前記ヒータと圧
    接する加圧部材と、を有し、前記フィルムと前記加圧部
    材との間で被加熱材を挟持搬送して前記フィルムを介し
    た前記ヒータからの熱により前記被加熱材を加熱するこ
    とを特徴とする加熱装置。
  10. 【請求項10】前記被加熱材が画像を担持した記録材で
    あることを特徴とする請求項8または9に記載の加熱装
    置。
  11. 【請求項11】記録材上にトナー像を形成する像形成手
    段と、該トナー像を加熱処理する像加熱手段を有する画
    像形成装置において、該像加熱手段として請求項8また
    は9に記載の加熱装置を備えたことを特徴とする画像形
    成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100557398B1 (ko) 2004-05-27 2006-03-03 (주)한경시화공장 순간온수 방식용 히터 및 그의 제조방법
JP2006091139A (ja) * 2004-09-21 2006-04-06 Harison Toshiba Lighting Corp 定着ヒータ、定着装置、画像形成装置
JP2012160297A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Canon Inc ヒータ、及び、このヒータを用いた定着装置
JP2014026815A (ja) * 2012-07-26 2014-02-06 Canon Inc 加熱装置及び画像形成装置

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