JP2009059539A - 板状ヒータ、加熱装置、画像形成装置 - Google Patents

板状ヒータ、加熱装置、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ヒータ長手方向での均一な発熱分布の得られる板状ヒータを実現する。
【解決手段】長尺平板状のセラミック基板11の長手方向に平行してAgとPd合金を主成分とする発熱抵抗体12,13を形成する。発熱抵抗体12,13の一端には通電用の電極14,15を、他端には接続導体16を接続し、発熱抵抗体12,13を直列的に接続する。発熱抵抗体12上には長手方向両端を残して副発熱抵抗体17を、発熱抵抗体13上には長手方向両端を残して副発熱抵抗体18をそれぞれ積層形成する。発熱抵抗体12,13、副発熱抵抗体17,18それに接続導体16を、厚膜印刷方法を用いてガラスペーストを印刷で覆い、これを焼成してオーバーコート層19を形成している。抵抗発熱体12,13と副抵抗発熱体17,18の抵抗値・抵抗温度係数を任意に変えることにより、長手方向で発熱量・抵抗温度係数を自由に変えることができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、情報機器、家電製品や製造設備などの小型機器類に装着されて用いられる薄型の板状ヒータおよびこの板状ヒータを実装したプリンタ、複写機、ファクシミリやリライタブルカードリーダライタなどの加熱装置ならびにこの加熱装置を用いた画像形成装置に関する。
従来の定着用の板状ヒータは、抵抗温度係数の異なる抵抗体を直列接続することで、ヒータ長手方向で抵抗温度係数の異なる抵抗発熱体を形成していた。ヒータが異常発熱した場合に、抵抗温度係数の大きい小被膜部の発熱量が局部的に大きくなるため、溶断して通電回路を遮断するようにしている。(例えば、特許文献1)
特開2002−110314公報
上記した特許文献1の技術は、異なる抵抗発熱体を直列接続する場合、それぞれの抵抗発熱体の一部を重ね合せてコンタクト部を形成する必要がある。このコンタクト部は抵抗値が低くなり、部分的に発熱量が減少する、という問題があった。
この発明の目的は、抵抗温度係数の異なる抵抗発熱体を、発熱抵抗体上に部分的に重ね合せてヒータ長手方向での均一な発熱分布の得られる板状ヒータ、このヒータを用いた加熱装置、この加熱装置を用いた画像形成装置を提供することにある。
上記した課題を解決するために、この発明の板状ヒータは、耐熱・絶縁性材料で形成した長尺平板状の絶縁基板と、前記絶縁性基板上の長手方向に平行して銀とパラジウムを主とする導電性成分により厚膜形成された発熱抵抗体と、前記発熱抵抗体上の長手方向に、該発熱抵抗体の両端を残すとともに、該発熱抵抗体と抵抗温度係数の異なる銀とパラジウムを主とする導電性成分により厚膜形成された副発熱体抵抗体と、前記発熱抵抗体の両端に電力を供給する電極と、少なくとも前記電極を残して前記絶縁基板上に施したオーバーコート層と、を具備したことを特徴とする。
また、この発明の板状ヒータは、耐熱・絶縁性材料で形成した長尺平板状の絶縁基板と、前記絶縁性基板上の長手方向に平行して銀とパラジウムを主とする導電性成分により厚膜形成された発熱抵抗体と、前記絶縁基板上で前記発熱抵抗体の長手方向に併設するとともに、前記発熱抵抗体の両端部分で接続し、前記発熱抵抗体と抵抗温度係数の異なる銀とパラジウムを主とする導電性成分により厚膜形成された副発熱体抵抗体と、前記発熱抵抗体の両端に電力を供給する電極と、少なくとも前記電極を残して前記絶縁基板上に施したオーバーコート層と、を具備したことを特徴とする。
この発明によれば、抵抗温度係数の異なる抵抗発熱体を部分的に抵抗発熱体上に重ね合せることで、ヒータ長手方向での均一な発熱分布を得ることが可能となる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1〜図3は、この発明の板状ヒータに関する第1の実施形態の構成について説明するためもので、図1は構成図、図2は図1のa−a’線の拡大断面図、図3は図1のb−b’線の拡大断面図である。
図1において、11は、アルミナ(Al)、窒化アルミニウム(AlN)、炭化ケイ素(SiC)、窒化ケイ素(Si)等の耐熱、絶縁性の材料で長尺状に形成された絶縁基板である。12,13は、絶縁基板11の表面側の長手方向に沿って平行に形成された銀(Ag)・パラジウム(Pd)の合金をはじめとする銀系材料や、ルテニウム系、炭素系等などの抵抗体ペーストを高温で焼成し、所定の抵抗値を有する厚膜からなる帯状の発熱抵抗体である。
14,15は、それぞれ絶縁基板11上に形成された銀系の導体ペーストを焼成した良導電体膜の給電用の電極である。電極14は発熱抵抗体12の一端と、電極15は発熱抵抗体13の一端とそれぞれ接続導体141,151を介して接続する。発熱抵抗体12,13のそれぞれ他端は銀系の導体ペーストを焼成して形成した接続導体16で共通に接続する。これにより、発熱抵抗体12,13は電極14と15間に直列的に接続される。
17は、発熱抵抗体12の長手方向両端を残して発熱抵抗体12上に、図3のように積層して形成された副発熱抵抗体である。18は、発熱抵抗体13の長手方向両端を残して発熱抵抗体13上に、図3のように積層して形成された副発熱抵抗体である。副発熱抵抗体17は、発熱抵抗体12に並列的に接続され、副発熱抵抗体18は、発熱抵抗体18に並列的に接続される。発熱抵抗体12,13と副発熱抵抗体17,18は、絶縁基板11の長手方向に対して、非積層部123と積層部178から構成される。
19は、発熱抵抗体12,13、副発熱抵抗体17,18それに接続導体16を、厚膜印刷方法を用いてガラスペーストを印刷で覆い、これを焼成して形成されるオーバーコート層である。
ここで、発熱抵抗体12,13と副発熱抵抗体17,18の関係についてさらに説明する。
発熱抵抗体12,13の抵抗値をR1とし、副発熱抵抗体17,18の抵抗値をR2としたときに、これらの合成抵抗Rは、次式で求められる。
1/R=1/R1+1/R
R=R1×R2/(R1+R2)
抵抗発熱体12,13のそれぞれのパターン幅がヒータ長手方向で一定である時、積層部178の抵抗値は、非積層部123の部分より低くなる。そのため、積層部178の発熱量は低くなり、非積層部123の発熱量が多くなる。抵抗発熱体12,13の積層部178と非積層部123で単位長さあたりの抵抗値を10Ωとし、副抵抗発熱体17,18の単位長さあたりの抵抗値を10Ωとする。この場合、非積層部123の抵抗値は10Ωであるのに対して、積層部178の合成抵抗値Rは5Ωとなる。
ヒータ長手方向で発熱量を一定にしたい場合や積層部178での発熱量を大きくしたい場合には、抵抗発熱体12,13のパターン幅を積層部178で細くするなどして、抵抗値を高くすることで可能である。
抵抗発熱体12,13の積層部178の単位長さあたりの抵抗値を10Ω、非積層部123の単位長さあたりの抵抗値を20Ωとし、副抵抗発熱体17,18の抵抗値を20Ωとする。この場合、非積層部123と積層部178の抵抗値は10Ωと同じになる。
このように、抵抗発熱体12,13と副抵抗発熱体17,18のシート抵抗を任意に変えることで、積層部178の発熱量をコントロールすることができる。
いま、ヒータの温度が高くなった時には、抵抗温度係数により抵抗値が変わる。それぞれの抵抗値の変化量をΔR1,ΔR2とした場合、温度上昇時の合成抵抗値R’は、次式で求められる。
R’=(R1+ΔR1)×(R2+ΔR2)/(R1+ΔR1+R2+ΔR2)
また、ヒータ温度がΔT℃変化したときの積層部178の抵抗温度係数は、次式で求められる。
抵抗温度係数≠(R−R’)/(R×ΔT)×100000(ppm/℃)
例えば、室温(25℃)で抵抗発熱体12,13の抵抗値R1が10Ω、抵抗温度係数が1000ppm/℃とし、副抵抗発熱体17,18の抵抗値R2を10Ω、抵抗温度係数を0ppm/℃とする。積層部178の合成抵抗値Rは5Ωとなる。
また、ヒータ温度上昇時(175℃)の合成抵抗R’は、5.34Ωとなり抵抗温度係数は465ppm/℃となるため、抵抗発熱体12,13と抵抗温度係数の異なる積層部178を形成することができる。
次に、室温(25℃)で抵抗発熱体12,13を抵抗値R1が10Ω、抵抗温度係数が1000ppm/℃とし、副抵抗発熱体17,18の抵抗値R2を5Ω、抵抗温度係数を0ppm/℃とする。積層部178の合成抵抗値Rは3.3Ωとなる。また、ヒータ温度上昇時(175℃)の合成抵抗R’は3.65Ωとなり抵抗温度係数は635ppm/℃となる。
このように、抵抗発熱体12,13と副抵抗発熱体17,18の抵抗値・抵抗温度係数を任意に変えることにより、長手方向で発熱量・抵抗温度係数を自由に変えることができる。絶縁基板11端部など温調時に放熱により温度が下がりやすい部分の抵抗温度係数を大きくすることで、温調時の発熱量を大きくし均一な温度分布を得ることができる。また、温度ヒューズ設置位置の抵抗温度係数を大きくすることで、ヒータの異常発熱に確実に温度ヒューズを作動させることができる。
図4〜図7は、この発明の板状ヒータに関する第2の実施形態の構成について説明するためもので、図4は構成図、図5は図4のc−c’線を拡大して示した断面図、図6は図4のd−d’線を拡大して示した断面図、図7は図4のe−e’線を拡大して示した断面図である。上記した板状ヒータの第1の実施形態と同一の構成部分には同一の符号を付してここでは異なる部分を中心に説明する。
この実施形態は、図6、図7に示すように副発熱抵抗体17,18の両端以外の発熱抵抗体12,13との接合部分に、それぞれ絶縁シート61,62を介在させたものである。副発熱抵抗体17が発熱抵抗体12と接続される部分は、副発熱抵抗体17の長手方向両端の接合部171,172だけとした。また、副発熱抵抗体18が発熱抵抗体13と接続される部分は、副発熱抵抗体18の長手方向両端の接合部181,182だけとした。
この実施形態では、副発熱抵抗体17,18が発熱抵抗体12,13と電気的に接続される部分は、副発熱抵抗体17,18それぞれの両端の接合部171,172と181,182である。このため、発熱抵抗体12,13と副発熱抵抗体17,18の合成抵抗値の設計がし易いことから、抵抗値・抵抗温度係数の設定がより容易なものとなる。
図8〜図10は、この発明の板状ヒータに関する第3の実施形態の構成について説明するためもので、図8は構成図、図9は図8のf−f’線を拡大して示した断面図、図10は図8のg−g’線を拡大して示した断面図である。上記した板状ヒータの第2の実施形態と同一の機能部分には同一の符号を付してここでは異なる部分を中心に説明する。
この実施形態の副発熱抵抗体17,18は、発熱抵抗体12,13上に形成するのではなく、発熱抵抗体12,13に併設して絶縁基板11上に形成したものである。副発熱抵抗体17,18と発熱抵抗体12,13は、絶縁基板11上で副発熱抵抗体17,18の両端の接合部171,172と181,182でそれぞれ発熱抵抗体12,13とを電気的に接続している。
この実施形態においても、発熱抵抗体12,13と副発熱抵抗体17,18の合成抵抗値の設計がし易いことから、抵抗値・抵抗温度係数の設定がより容易なものとなる。さらにこの実施形態では、発熱抵抗体12,13と副発熱抵抗体17,18の焼成を同時にできるとともに、絶縁シートを必要とせずに上記第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
次に、図11の断面で示した構成図を参照し、上記した板状ヒータを加熱装置200に実装した場合の、この発明の加熱装置に関する一実施形態について説明する。図中100については、図1〜図3で説明した板状ヒータであり、同一部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
図11において、201は、支持体202の底部に板状ヒータ100を固着させ、板状ヒータ100に交流電圧を供給させ、加熱した板状ヒータ100のオーバーコート層19に圧接加熱されながら移動するポリイミド樹脂等の耐熱性のシートをロール状にして循環自在に巻装された円筒の定着フィルムである。203はその表面に耐熱性弾性材料であるたとえばシリコーンゴム層204が嵌合してある加圧ローラであり、加圧ローラ203の回転軸205と対向して板状ヒータ100が、定着フィルム201と並置して図示しない基台内に取り付けられている。加圧ローラ203は、図示しない手段に基づいて定着フィルム201と相互に圧接させてニップ部を形成するとともに、作動時には矢印方向に回転させる。
このとき、オーバーコート層19上に配置された定着フィルム201面とシリコーンゴム層204との間で、トナー像To1がまず定着フィルム201を介して板状ヒータ100により加熱溶融され、少なくともその表面部は融点を大きく上回り完全に軟化して溶融する。この後、加圧ローラ203の用紙排出側では複写用紙Pが板状ヒータ100から離れ、トナー像To2は自然放熱して再び冷却固化し、定着フィルム201も複写用紙Pから離反される。
この実施形態では、抵抗温度係数の異なる抵抗発熱体を部分的に抵抗発熱体上に重ね合せた板状ヒータにより長手方向での均一化された発熱分布を得て定着性の向上を図ることができる。
次に、図12を参照して、この発明の加熱装置200を搭載した複写機を例とした、この発明の画像形成装置に関する一実施形態について説明する。図中、加熱装置200の部分は、上記した説明と同じであり、同一部分には同一の符号を付し、その説明は省略する。
図12において、301は複写機300の筐体、302は筐体301の上面に設けられたガラス等の透明部材からなる原稿載置台で、矢印Y方向に往復動作させて原稿P1を走査する。
筐体301内の上方向には光照射用のランプと反射鏡とからなる照明装置302が設けられており、この照明装置302により照射された原稿P1からの反射光源が短焦点小径結像素子アレイ303によって感光ドラム304上スリット露光される。なお、この感光ドラム304は矢印方向に回転する。
また、305は帯電器で、例えば酸化亜鉛感光層あるいは有機半導体感光層が被覆された感光ドラム304上に一様に帯電を行う。この帯電器305により帯電された感光ドラム304には、結像素子アレイ303によって画像露光が行われた静電画像が形成される。この静電画像は、現像器306による加熱で軟化溶融する樹脂等からなるトナーを用いて顕像化される。
カセット307内に収納されている複写用紙Pは、給送ローラ308と感光ドラム304上の画像と同期するタイミングをとって上下方向で圧接して回転される対の搬送ローラ309によって、感光ドラム304上に送り込まれる。そして、転写放電器310によって感光ドラム304上に形成されているトナー像は複写用紙P上に転写される。
その後、感光ドラム304上から離れた用紙Pは、搬送ガイド311によって加熱装置200に導かれて加熱定着処理された後に、トレイ312内に排出される。なお、トナー像が転写された後、感光ドラム304上の残留トナーはクリーナ313を用いて除去される。
加熱装置200は、複写用紙Pの移動方向と直交する方向に、この複写機300が複写できる最大判用紙の幅(長さ)に合わせた有効長、すなわち最大判用紙の幅(長さ)より長い発熱抵抗体を備えた板状ヒータ100が、加圧ローラ203の外周に取り付けられたシリコーンゴム層204に加圧された状態で設けられている。
そして、板状ヒータ100と加圧ローラ203との間を送られる用紙P上の未定着トナー像T1は、発熱抵抗体12,13の熱を受け溶融して複写用紙P面上に文字、英数字、記号、図面等の複写像を現出させる。
この実施形態では、絶縁基板の長手方向での均一化された発熱分布の得られる加熱装置を用いたことから定着性に優れた画像形成装置を実現することができる。
板状ヒータの用途としては、複写機等の画像形成装置の定着用に用いたが、これに限らず、家庭用の電気製品、業務用や実験用の精密機器や化学反応用の機器等に装着して加熱や保温の熱源としても使用できる。
この発明の板状ヒータに関する第1の実施形態の構成について説明するための構成図。 図1のa−a’線の断面図。 図1のb−b’線の断面図。 この発明の板状ヒータに関する第2の実施形態の構成について説明するための構成図。 図4のc−c’線の断面図。 図4のd−d’線の断面図。 図4のe−e’線の断面図。 この発明の板状ヒータに関する第3の実施形態の構成について説明するための構成図。 図8のf−f’線の断面図 図8のg−g’線の断面図。 この発明の加熱装置に関する一実施形態について説明するための構成図。 この発明の画像形成装置に関する一実施形態について説明するための構成図。
符号の説明
11 絶縁基板
12,13 発熱抵抗体
14,15 電極
16 接続導体
17,18 副発熱抵抗体
171,172,181,182 接合部
19 オーバーコート層。
61,62 絶縁シート
201 定着フィルム
203 加圧ローラ
100 板状ヒータ
200 加熱装置
300 複写機

Claims (5)

  1. 耐熱・絶縁性材料で形成した長尺平板状の絶縁基板と、
    前記絶縁性基板上の長手方向に平行して銀とパラジウムを主とする導電性成分により厚膜形成された発熱抵抗体と、
    前記発熱抵抗体上の長手方向に、該発熱抵抗体の両端を残すとともに、該発熱抵抗体と抵抗温度係数の異なる銀とパラジウムを主とする導電性成分により厚膜形成された副発熱体抵抗体と、
    前記発熱抵抗体の両端に電力を供給する電極と、
    少なくとも前記電極を残して前記絶縁基板上に施したオーバーコート層と、を具備したことを特徴とする板状ヒータ。
  2. 前記副発熱抵抗体は、該副発熱抵抗体の両端のみが前記発熱抵抗体と電気的に接続したことを特徴とする請求項1記載の板状ヒータ。
  3. 耐熱・絶縁性材料で形成した長尺平板状の絶縁基板と、
    前記絶縁性基板上の長手方向に平行して銀とパラジウムを主とする導電性成分により厚膜形成された発熱抵抗体と、
    前記絶縁基板上で前記発熱抵抗体の長手方向に併設するとともに、前記発熱抵抗体の両端部分で接続し、前記発熱抵抗体と抵抗温度係数の異なる銀とパラジウムを主とする導電性成分により厚膜形成された副発熱体抵抗体と、
    前記発熱抵抗体の両端に電力を供給する電極と、
    少なくとも前記電極を残して前記絶縁基板上に施したオーバーコート層と、を具備したことを特徴とする板状ヒータ。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の板状ヒータと、
    前記板状ヒータに対向配置し、該板状ヒータを圧接するように回転可能に支持された加圧ローラと、
    前記板状ヒータと前記加圧ローラとの間を設けられ、前記加圧ローラの回転にともない前記板状ヒータ上を摺動する定着フィルムと、を具備したことを特徴とする加熱装置。
  5. 媒体に形成された静電潜像にトナーを付着させてこのトナーを用紙に転写して所定の画像を形成する形成手段と、
    画像が形成された用紙を加圧ローラにより定着フィルムを介して前記ヒータに圧接しながら通過させることによって、トナーを定着するようにした請求項4記載の加熱装置と、を具備したことを特徴とする画像形成装置。
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