JP2002108120A - 定着ヒータ、定着装置および画像形成装置 - Google Patents

定着ヒータ、定着装置および画像形成装置

Info

Publication number
JP2002108120A
JP2002108120A JP2000295510A JP2000295510A JP2002108120A JP 2002108120 A JP2002108120 A JP 2002108120A JP 2000295510 A JP2000295510 A JP 2000295510A JP 2000295510 A JP2000295510 A JP 2000295510A JP 2002108120 A JP2002108120 A JP 2002108120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass layer
glass
heating resistor
insulating substrate
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000295510A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Ezaki
史郎 江崎
Takaaki Karibe
孝明 苅部
Ikue Karibe
幾恵 苅部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP2000295510A priority Critical patent/JP2002108120A/ja
Publication of JP2002108120A publication Critical patent/JP2002108120A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通電時の温度むらを抑制し異常昇温時におい
て安全性を向上させた定着ヒータ、定着装置および画像
形成装置を提供することである。 【解決手段】 絶縁基板2の表面の長手方向に厚膜印刷
により帯状に形成された発熱抵抗体3を覆って、絶縁基
板2の表面を熱伝導率の高い膜状の第1のガラス層5a
で被覆し、その第1のガラス層5aに積層して熱伝導度
が低い膜状の第2のガラス層5bを形成する。発熱抵抗
体3が発した熱は、第1のガラス層5aと第2のガラス
層5bとの界面で拡がり、その後、熱伝導性の低い第2
のガラス層5b中を徐々にガラス表面に伝わる。従っ
て、上層の第2のガラス層5bの表面全体がほぼ均等に
暖まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録媒体にトナーを
定着させる定着ヒータ、定着装置および画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法により画像を形成する画像形
成装置は複写用紙などの記録媒体に画像の形状にトナー
を転写し、このトナーを定着装置により加圧すると共
に、加熱して記録媒体に定着させる。この定着装置は様
々なものが知られているが、たとえば固定して設けられ
た平面状の定着ヒータに回転自在な加圧ローラを圧接さ
せるように構成したものがある。
【0003】図6は、そのような定着ヒータの説明図で
あり、図6(a)は平面図、図6(b)は裏面図、図6
(c)は図6(b)のA−A線での断面図である。
【0004】図6(a)において、定着ヒータ1は、細
長い形状の電気的絶縁性を有する絶縁基板2の表面に、
発熱抵抗体3及び電極導体4を厚膜印刷して形成され、
発熱抵抗体3及び電極導体4は、図6(c)に示すよう
にガラス層5で被覆される。そして、絶縁基板2の表面
の一方端部には一対の給電端子部6a、6bが形成さ
れ、この一対の給電端子部6a、6bから発熱抵抗体3
に電流が供給される。
【0005】また、定着ヒータ1の裏面には、図6
(b)および図6(c)に示すように、温度検出要素で
あるサーミスタ7が実装され、サーミスタ7で検出した
定着ヒータ1の温度は配線部8を介して一対の検出端子
部9a、9bから取り出される。検出端子部9a、9b
から取り出された検出温度は制御回路に入力され、給電
端子部6a、6bに供給する電源を調整して発熱抵抗体
3の発熱温度を制御することになる。また、図示は省略
するが安全回路が設けられており、制御装置による温度
調整が不良の際には、安全回路により発熱抵抗体3への
電源が停止されるようになっている。
【0006】ここで、発熱抵抗体3および電極導体4の
絶縁基板3への焼成温度は約850℃であり、ガラス層
5の軟化点はその焼成温度より低めの温度である600
℃〜750℃のものが採用されている。
【0007】また、絶縁基板2としてはAl23基板が
多く用いられているが、最近は、Al23基板より熱伝
導率の良いAlN基板が用いられるようになっている。
このAlN基板は熱伝導率が良いので、定着ヒータ1の
昇温が急峻に行え高速の定着装置に適用しても、昇温時
の熱応力による定着ヒータ1の割れ不具合を防止でき
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、絶縁基板2
としてAlN基板を用いた定着ヒータ1においても、ガ
ラス層5の表面をヒータ発熱面として用いるので、昇温
を急峻に行った場合には、発熱抵抗体3がある部分の真
上近辺のガラス表面だけが温度が上がり易く、その周り
の温度は低い状態になる。そのため、温度が低い部分で
は被加熱物に熱が伝わり難く、最終的に被加熱物の温度
が上がり難い。
【0009】また、絶縁基板としてAlN基板を用いた
定着ヒータ1では、温度調整が不調となった場合には急
速に高温に昇温する。そして、安全回路が働く前にガラ
ス層5が溶融し絶縁破壊によるスパークが起こることが
ある。そうした場合には、定着ヒータ1の支持部材や定
着フィルムを焼け焦がしてしまうおそれがある。
【0010】また、発熱抵抗体3は金属部材と結着用ガ
ラスとを混練して形成されるが、結着用ガラスとして結
晶化ガラスを用いているので、焼成後の結晶化状態のば
らつきにより発熱抵抗体3の抵抗値が変動し易い。ま
た、絶縁基板との界面における密着性についても結晶化
により良好な特性が得られない。密着性が悪い場合に
は、発熱抵抗体3にクラックが発生したり剥離が発生し
たりする。
【0011】本発明の目的は、通電時の温度むらを抑制
し異常昇温時において安全性を向上させた定着ヒータ、
定着装置および画像形成装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
定着ヒータは、絶縁材料で細長い形状に形成された絶縁
基板と;前記絶縁基板の表面の長手方向に厚膜印刷によ
り帯状に形成された発熱抵抗体と;前記発熱抵抗体を覆
って前記絶縁基板の表面を被覆する膜状の第1のガラス
層と;前記第1のガラス層に積層して形成され前記第1
のガラス層より熱伝導度が低い膜状の第2のガラス層
と;を備えたことを特徴とする。
【0013】本発明及び以下の発明において、特に指定
しない限り用語の定義及び技術的意味は以下による。
【0014】絶縁基板とは、電気的絶縁性を有するセラ
ミック基板、ガラス基板、絶縁層を被覆した金属基板の
ことである。例えば、厚み0.635mmの長尺の高熱
伝導率を有する窒化アルミニウムAlN、SiC、Si
34が用いられる。
【0015】発熱抵抗体とは、通電により発熱する抵抗
体のことで、薄膜及び厚膜を含んでいる。例えば、銀・
パラジウム系の金属材料に結着用ガラスを混練して帯状
に厚膜印刷され焼成にて形成される。焼成温度は、例え
ば600℃〜900℃である。また、電極導体とは、導
電性を有する金属であり薄膜及び厚膜を含んでいる。
【0016】第1のガラス層とは、発熱抵抗体を直接的
に覆って被覆するガラス層であり、ガラス質の薄膜およ
び厚膜を含んでいる。例えば、ホウケイ酸系ガラス、ホ
ウケイ酸鉛系ガラス、ホウケイ酸亜鉛系ガラス等に、フ
ィラーとして窒化アルミニウム、窒化ホウ素、アルミ
ナ、コージェライト等の無機質のフィラーを用いて熱伝
導性が良い特性を有するガラス層である。
【0017】第2のガラス層は、第1のガラス層に積層
して形成されるガラス層であり、第1のガラス層より熱
伝導度が低い特性を有した膜状のガラス層である。例え
ば、熱伝導性の高いフィラーを極力用いないホウケイ酸
系ガラス、ホウケイ酸鉛系ガラス、ホウケイ酸亜鉛系ガ
ラス等で形成される。第1のガラス層より熱伝導率が低
い特性を有する限りは、窒化アルミニウム粉やアルミナ
粉を添加しても良い。
【0018】本発明によれば、発熱抵抗体が発した熱
は、熱伝導性の良い第1のガラス層中を早く伝わった後
に、その上層の熱伝導性の悪い第2のガラス層により断
熱される。このため、熱は第1のガラス層と第2のガラ
ス層との界面で拡がり、拡がった熱はさらに第1のガラ
ス層に伝わる。第1のガラスに伝わった熱は、その後、
熱伝導性の悪い第2のガラス層中を徐々にガラス表面に
伝わる。
【0019】従って、上層の第2のガラス層の表面全体
がほぼ均等に暖まることになる。そのため、被加熱物に
均等に熱が伝わり易くなる。また、ヒータ昇温時に絶縁
基板内の温度差が発生しにくくなるので、定着ヒータに
発生する熱応力の発生も抑えられ、歪みによる割れを防
止できる。
【0020】請求項2の発明に係わる定着ヒータは、絶
縁材料で細長い形状に形成された絶縁基板と;前記絶縁
基板の表面の長手方向に厚膜印刷により帯状に形成され
た発熱抵抗体と;前記発熱抵抗体の一部を除いた大部分
を覆って前記絶縁基板の表面を被覆する膜状の第1のガ
ラス層と;前記第1のガラス層で被覆されなかった前記
発熱抵抗体の一部を被覆し前記第1のガラス層より軟化
点が低い膜状の第2のガラス層と;を備えたことを特徴
とする。
【0021】請求項2における第1のガラス層および第
2のガラス層は、双方とも発熱抵抗体を直接的に覆う膜
状のガラス層であり、発熱抵抗体に対し積層方向ではな
く水平方向に配置される。第1のガラス層は第2のガラ
ス層の軟化点より高く形成される。つまり、発熱抵抗体
を覆う一部分のガラス層を軟化点の低いガラス層(第2
のガラス層)としたものである。
【0022】本発明によれば、定着ヒータが異常昇温し
安全回路が動作しなかった場合に、軟化点の低い第2の
ガラス層の軟化点までは全面均一に昇温するが、温度が
第2のガラス層の軟化点に達すると、軟化点の高い第1
のガラス層には変化は生じないが、第2のガラス層に再
溶融が起こる。そして、第2のガラス層の下部の発熱抵
抗体の抵抗値上昇を誘発しホットスポットが生じる。従
って、定着ヒータの発熱抵抗体の断線に至らしめること
ができる。このことから、一対の給電端子部6a、6b
を介して形成される発熱抵抗体回路間の絶縁破壊を防止
でき、その絶縁破壊による発煙、発火、破裂音等の製品
安全上好ましくない現象を防止できる。
【0023】請求項3の発明に係わる定着ヒータは、絶
縁材料で細長い形状に形成された絶縁基板と;前記絶縁
基板の表面の長手方向に厚膜印刷により帯状に形成され
た発熱抵抗体と;前記発熱抵抗体を覆って前記絶縁基板
の表面を被覆し、軟化点が800℃〜840℃である膜
状のガラス層と;を備えたことを特徴とする。
【0024】請求項3におけるガラス層は、軟化点が8
00℃〜840℃である膜状のガラス層で形成され、例
えば、Zn−SiO2系、B2O3−ZnO系、SiO
2−Al2O3系のガラスが使用される。すなわち、ガ
ラス層の軟化点をその焼成温度とほぼ同じ温度としてい
る。
【0025】本発明により、定着ヒータの温度調整が不
調となり急速に高温に昇温しても、安全回路が働く前に
ガラス層が溶融することがなくなる。従って、ガラス絶
縁破壊による発熱抵抗体回路間でのスパークを防止で
き、定着ヒータの支持部材や定着フィルムを焼け焦がす
ことがなくなる。
【0026】請求項4の発明に係わる定着ヒータは、請
求項1乃至3のいずれか一記載の発明において、前記発
熱抵抗体の結着用ガラスとして、非晶質ガラスを使用し
たことを特徴とする。
【0027】本発明においては、発熱抵抗体の結着用ガ
ラスに非晶質ガラスを用いる。例えば、Zn−SiO2
系またはB23−ZnOまたはSiO2−Al23系を
主成分とする非晶質ガラスを用いる。また、結着用ガラ
スに無機酸化物をフィラーとして0〜30%添加しても
良い。無機酸化物としては、シリカ(SiO)、アルミ
ナ(Al23)、チタニア(TiO2)、ジルコン(Z
rO2)、コージェライト(2MgO・2Al23、5
SiO2)等を用いる。
【0028】本発明によれば、非晶質ガラスを用いるの
で焼成した際に結晶が生じないことから絶縁基板との界
面に隙間ができにくくなり密着性を保てる。従って、結
晶化ガラスを用いた際の結晶化状態のばらつきにより抵
抗値が変動し易いという不具合を低減でき、初期抵抗値
のばらつき、製造工程での抵抗値の変化、長期使用での
抵抗値の変化を小さく抑えられ、安定した定着ヒータを
形成できる。
【0029】また、無機酸化物をフィラーとして添加し
た場合には、絶縁基板との界面で反応により発生するガ
スを、絶縁基板と発熱抵抗体との界面や発熱抵抗体内に
閉じこめず層外に逃がすことができる。そして、発熱抵
抗体の抵抗値調整にも寄与する。また、フィラーの種類
により熱膨張係数を絶縁基板のそれに近づけることが可
能となり発熱抵抗体のクラックや剥離を防止することが
できる。
【0030】請求項5の発明に係わる定着ヒータは、請
求項4の発明において、前記発熱抵抗体の結着用ガラス
として、軟化点の異なる2種以上のガラスを用いたこと
を特徴とする。
【0031】本発明は、発熱抵抗体の結着用ガラスに、
軟化点の異なる2種類以上のガラスを用いる。軟化点の
低いガラスは絶縁基板との密着性を上げる作用をし、一
方、軟化点の高いガラスは絶縁基板との反応を抑制し、
十分に軟化させずに絶縁基板から発生するN2ガスを発
熱抵抗体内に閉じ込めず層外に放出する。従って、発熱
抵抗体の発泡や剥離防止の作用がある。
【0032】本発明によれば、発熱抵抗体と絶縁基板と
の界面に発生するN2ガスによる発泡を防止ししつつ密
着性を向上できる。
【0033】請求項6の発明に係わる定着装置は、請求
項1又は2のいずれか一に記載の定着ヒータと;前記定
着ヒータに記録媒体を圧接させて所定の方向に搬送する
加圧ローラと;を備えたことを特徴とする。
【0034】本発明の定着ヒータは、定着装置における
定着ヒータとして利用する。この場合、トナーを転写し
た記録媒体を定着装置に送り、記録媒体を加圧ローラに
より発熱する定着ヒータに順次圧接する。この加圧と加
熱とによりトナーを記録媒体上に定着させる。
【0035】請求項7の発明に係わる画像形成装置は、
記録媒体に画像の形状にトナーを転写する画像形成機構
と;前記画像形成機構により記録媒体に転写されたトナ
ーを定着させる請求項6に記載の定着装置と;を備えた
ことを特徴とする。
【0036】本発明の定着装置は、画像形成装置におけ
る定着装置として利用する。この場合、画像形成機構に
より記録媒体上に画像の形状にトナーを転写し、定着装
置により転写されたトナーを記録媒体上に定着させる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の第1の実施の形態に係わる定着ヒ
ータの断面図である。この第1の実施の形態は、図6に
示した従来例に対し、ガラス層5を2層構造とし、下層
の第1のガラス層5aは上層の第2のガラス層5bより
も熱伝導度が高いガラスで形成したものである。その他
の構成は、図6に示した従来例と同一であるので、同一
要素には、同一符号を付し重複する記載は省略する。
【0038】図1に示すように、絶縁基板2の上に、銀
・パラジウム系材を用いた帯状の発熱抵抗体3をスクリ
ーン印刷等により形成し、その上に熱伝導度が良い第1
のガラス層5aを絶縁体層として形成する。そして、さ
らにその上に、下層の第1のガラス層5aよりも熱伝導
性が悪い第2のガラス層5bを形成する。絶縁基板2
は、例えば、厚み0.635mmの長尺の窒化アルミニ
ウムAlNで形成する。
【0039】下層の第1のガラス層5aには、ホウケイ
酸系ガラス、ホウケイ酸鉛系ガラス、ホウケイ酸亜鉛系
ガラス等に、フィラーとして窒化アルミニウム、窒化ホ
ウ素、アルミナ、コージェライト等の無機質のフィラー
を用いて熱伝導性がよいガラスとする。
【0040】また、上層の第2のガラス層5bには、極
力熱伝導性の高いフィラーを用いないホウケイ酸系ガラ
ス、ホウケイ酸鉛系ガラス、ホウケイ酸亜鉛系ガラス等
を用い、下層の第1のガラス層5aよりも熱伝導性が悪
いガラスを形成する。
【0041】絶縁基板2の形成された発熱抵抗体3が発
した熱は、熱伝導性の良い下層の第1のガラス層5a中
を伝わる。この熱は、上層の熱伝導性の悪い第2のガラ
ス層5bにより断熱される。このため、熱は第1のガラ
ス層5aと第2のガラス層5bとの界面で一旦拡がり、
その拡がった熱はさらに下層の第1のガラス層5aに伝
わる。従って、下層の第1のガラス層5aに均一の熱が
拡がる。
【0042】その後に、熱伝導性の悪い上層の第2のガ
ラス層5b中を徐々にガラス表面に伝わるため、上層の
第2のガラス層5bの表面全体が暖まることになる。従
って、部分的な熱の偏りがなくなる。
【0043】つまり、下層の第1のガラス層5aの発熱
抵抗体3がある部分の真上近辺のガラス表面だけが温度
が上がりやすく、その周りは温度が上がりにくく温度が
低いという状態が起こりにくくなる。そのため、温度が
低い部分で被加熱物に熱が伝わりにくく最終的に被加熱
物の温度が上がりにくいと言うことも起こりにくくな
る。また、定着ヒータ1の昇温時に絶縁基板2内の温度
差が発生しにくくなるので、定着ヒータ1に発生する熱
応力の発生も抑えられ、歪みによる割れを防止できる。
【0044】以上述べたように、第1の実施の形態によ
れば、発熱抵抗体2で発熱した熱は、熱伝導率の異なる
第1のガラス層5aおよび第2のガラス層5bにより、
それらの界面で均一化され、定着ヒータの表面すなわち
第2のガラス層5bの表面、および第1のガラス層5a
と絶縁基板2との界面において、ほぼ温度差の偏りがな
くなる。従って、温度むらがなく熱応力の発生による割
れのない定着ヒータを提供できる。
【0045】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図2は本発明の第2の実施の形態に係わる定着ヒー
タ1の平面図である。この第2の実施の形態は、図6に
示した従来例に対し、発熱抵抗体3を覆うガラス層5a
のうち一部分のガラス層5bを軟化点の低いガラス層と
したものである。その他の構成は、図6に示した従来例
と同一であるので、同一要素には、同一符号を付し重複
する記載は省略する。
【0046】図2に示すように、発熱抵抗体3の大部分
は第1のガラス層5aで覆われて絶縁基板2の表面を被
覆し、第1のガラス層5aで被覆されなかった発熱抵抗
体3の一部を第1のガラス層5aより軟化点が低い第2
のガラス層5bで被覆する。
【0047】低軟化点の第2のガラス層5bの専有面積
は、高軟化点の第1のガラス層5aの専有面積より小さ
く、第1のガラス層5aおよび第2のガラス層5bは、
ミクロ的には融合し、積層される部分も存在し得るが、
マクロ的には積層されない構成となる。つまり、積層方
向ではなく水平方向に軟化点の異なるガラス層を配置す
る。
【0048】ここで、図2では、2個の発熱抵抗体3が
並行して設けられた定着ヒータ1を示しているが、例え
ば給電端子部6b側の発熱抵抗体3が電極導体4に置き
換わった定着ヒータ1の場合でも、同様に、発熱抵抗体
3の一部を第1のガラス層5aより軟化点が低い第2の
ガラス層5bで被覆する。
【0049】いま、定着ヒータ1に異常昇温が発生し安
全回路が動作しなかったとする。この場合、異常昇温に
より定着ヒータ1の温度が上昇し、低軟化点である第2
のガラス層5bの軟化点までは全面均一に昇温する。
【0050】そして、定着ヒータ1の温度が第2のガラ
ス層5bの軟化点に達したとすると、高軟化点の第1の
ガラス層5aには変化は生じないが、第2のガラス層5
bは溶融し始める。この溶融により第2のガラス層5b
の下部の発熱抵抗体3の抵抗値が上昇し、ホットスポッ
トが生じる。これにより、その部分の発熱抵抗体3が断
線し、給電端子部6a、6b間の発熱抵抗体回路が形成
されなくなる。従って、並行して設けられた発熱抵抗体
3間で絶縁破壊することなく、発熱抵抗体回路の断線に
至らしめることができる。
【0051】以上述べたように、第2の実施の形態によ
れば、ガラス層5の一部を軟化点の低いガラス層(第2
のガラス層5b)で形成したので、定着ヒータ1の異常
昇温時に安全回路が作動しなかった場合であっても、そ
の低軟化点のガラス層5b部分で発熱抵抗体3が断線す
るので、絶縁破壊による発煙、発火、破裂音等の安全上
好ましくない現象の発生を防止できる。
【0052】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。図3は本発明の第3の実施の形態に係わる定着ヒー
タ1の断面図である。この第3の実施の形態は、図6に
示した従来例に対し、ガラス層5として、軟化点が80
0℃〜840℃である膜状のガラス層を形成したもので
ある。
【0053】図3に示すように、窒化アルミニウムAl
N、SiC、Si34等の絶縁基板2上に銀・パラジウ
ム合金からなる発熱抵抗体3をスクリーン印刷法により
厚膜印刷し、約850℃の高温で焼成形成する。また、
発熱抵抗体3のガラス層5として、Zn−SiO2系、
23−ZnO系、SiO2−Al23系のガラスを、
やはり、スクリーン印刷法により厚膜印刷し約850℃
の高温で焼成してガラス層5を形成する。このように、
従来のガラス層5の軟化点600℃〜750℃に対し、
800℃〜840℃の軟化点とする。また、ガラス層5
には、無機酸化物をフィラーとして0〜10%添加する
ことも可能である。
【0054】この第3の実施の形態によれば、発熱抵抗
体3のガラス層5として軟化点が800℃〜840℃と
いう高温であるガラスを用いるので、定着ヒータ1の温
度調整が不調となり急速に高温に昇温しても、安全回路
が働く前にガラス層5が溶融することがなくなる。従っ
て、ガラス層5の絶縁破壊によるスパークが起こること
により、定着ヒータ1の支持部材や定着フィルムが焼け
焦げるという問題がなくなる。
【0055】次に、本発明の第4の実施の形態を説明す
る。第4の実施の形態は、第1の実施の形態乃至第3の
実施の形態における発熱抵抗体3の結着用ガラスとして
非晶質ガラスを使用するようにしたものである。
【0056】発熱抵抗体3は、金属材料に結着用ガラス
を混練して形成される。その際の結着用ガラスとして非
晶質ガラスを用いる。例えば、Zn−SiO2系または
2 3−ZnOまたはSiO2−Al23系を主成分と
する非晶質ガラスを用いる。
【0057】結着用ガラスに非晶質ガラスを用いるので
焼成した際に結晶が生じない。このため、絶縁基板2と
の界面に隙間ができにくくなり密着性を保てる。このこ
とから、発熱抵抗体3の初期抵抗値のばらつき、製造工
程での抵抗値の変化、長期使用での抵抗値の変化を小さ
く抑えられ、安定した定着ヒータを形成できる。
【0058】また、結着用ガラスに無機酸化物をフィラ
ーとして0〜30%添加しても良い。無機酸化物として
は、シリカ(SiO)、アルミナ(Al23)、チタニ
ア(TiO2)、ジルコン(ZrO2)、コージェライト
(2MgO・2Al23、5SiO2)等を用いる。
【0059】無機酸化物をフィラーとして添加した場合
には、絶縁基板との界面で反応により発生するガスを、
絶縁基板と発熱抵抗体との界面や発熱抵抗体内に閉じこ
めず層外に逃がすことができる。そして、発熱抵抗体の
抵抗値調整にも寄与する。また、フィラーの種類により
熱膨張係数を絶縁基板のそれに近づけることが可能とな
り発熱抵抗体のクラックや剥離を防止することができ
る。
【0060】また、結着用ガラスとしては、軟化点の異
なる2種以上のガラスを用いることも可能である。この
場合、軟化点の低いガラスは絶縁基板との密着性を上げ
る作用をし、一方、軟化点の高いガラスは絶縁基板との
反応を抑制し、十分に軟化させずに絶縁基板から発生す
るN2ガスを発熱抵抗体内に閉じ込めず層外に放出す
る。従って、発熱抵抗体の発泡や剥離防止の作用があ
る。
【0061】この第4の実施の形態によれば、発熱抵抗
体と絶縁基板との界面に発生するN 2ガスによる発泡を
防止ししつつ密着性を向上できる。
【0062】次に、本発明の実施の形態に係わる定着装
置を説明する。図4は本発明の実施の形態に係わる定着
装置10の縦断面図であり、定着装置10は第1の実施
の形態乃至第4の実施の形態における定着ヒータ1を備
えている。
【0063】定着ヒータ1は、外周面に定着フィルム1
2が配置された円筒形の支持部材11の下面に固定され
ている。定着フィルム12はエンドレスに循環自在に支
持されている。また、支持部材11の下方には加圧ロー
ラ13が回転自在に軸受上に支承されており、この加圧
ローラ54は定着フィルム12を介して定着ヒータ1に
圧接されている。そして、定着フィルム12と加圧ロー
ラ13との間にトナー14が転写された記録媒体15が
通過することになる。
【0064】定着装置10は後述するように画像形成装
置を構成する要素の一つとして用いられる。加圧ローラ
13が駆動されると、支持部材11の外周に装着された
定着フィルム12が循環する。定着ヒータ1が一定温度
で発熱した状態にあるとき、トナー14が転写された記
録媒体15が定着装置10に送られると、記録媒体15
は定着フィルム12を介して加圧ローラ13により、順
次、発熱する定着ヒータ1に圧接される。これにより、
トナー14を記録媒体15に定着させる。
【0065】この定着ヒータ1は、通電時の温度むらを
抑制でき、クラックの発生や剥がれを起こしにくいの
で、定着装置10の長寿命化を図ることができる。ま
た、定着ヒータが異常昇温した場合であっても安全性を
確保できる。
【0066】図5は、本発明の第4の実施の形態に係わ
る画像形成装置16の構成図であり、画像形成装置16
は図4に示した定着装置10を備えている。
【0067】画像形成装置16の本体ハウジング17
は、一端に給紙カセット18を有し、他端に排紙トレー
19を備えている。この給紙カセット18から排紙トレ
ー19にかけて記録媒体15の搬送路20が形成されて
おり、この搬送路20の経路内に画像形成機構21と定
着装置10とが順次設けられている。
【0068】画像形成機構21は回転する感光ドラム2
2を備えており、帯電器23により一様な帯電処理を受
け、感光器24により感光ドラム22に結像露光された
原稿画像に対応した静電潜像を形成する。この静電潜像
は現像器25によりトナーにて順次顕像化され、トナー
画像となって転写器26に移送される。
【0069】そして、記録媒体15を給紙カセット18
から排紙トレー19にかけて搬送する過程で、画像形成
機構21の転写器26により記録媒体15上に画像の形
状にトナーを転写する。感光ドラム22はトナーを記録
媒体15に転写した後にトナークリーナー27によりト
ナー等の付着物除去処理を受けて、再度、原稿画像の静
電潜像が形成されることになる。一方、記録媒体15に
転写されたトナーは、定着装置10により記録媒体15
に定着させられる。
【0070】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の発明によ
れば、熱伝導率の異なるガラス層を2相に形成したの
で、温度むらがなく熱応力の発生による割れのない定着
ヒータを提供できる。
【0071】また、請求項2の発明によれば、ガラス層
の一部に軟化点の異なるガラス層を形成し異常昇温時に
はそのガラス層の溶融により、発熱抵抗体回路を断線す
るので、定着ヒータの異常昇温時に安全回路が作動しな
かった場合であっても、安全上好ましくない現象の発生
を防止できる。
【0072】請求項3の発明によれば、発熱抵抗体のガ
ラス層として軟化点が800℃〜840℃という高温で
あるガラスを用いるので、定着ヒータが急速に高温に昇
温しても、安全回路が働く前にガラス層5が溶融するこ
とがない。従って、ガラス層の絶縁破壊によるスパーク
が起こることがなく、安全性を確保できる。
【0073】請求項4の発明によれば、発熱抵抗体の密
着性を保ち抵抗値の変化を小さく抑えられ、またクラッ
クや剥離を防止することができる。
【0074】請求項5の発明によれば、発熱抵抗体と絶
縁基板との界面に発生するNガスによる発泡を防止し
しつつ発熱抵抗体の密着性を向上できる。
【0075】請求項6の発明によれば、通電時の温度む
らを抑制でき熱的破損を起こしにくく安全性の高い定着
ヒータを用いるので、定着装置の長寿命化や安全性の向
上を図ることができる。
【0076】請求項7の発明によれば、長寿命化や安全
性を図った定着装置を有するので、信頼性の高い画像形
成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる定着ヒータ
の断面図。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係わる定着ヒータ
の平面図。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係わる定着ヒータ
の断面図。
【図4】本発明の実施の形態に係わる定着装置の縦断面
図。
【図5】本発明の実施の形態に係わる画像形成装置の構
成図。
【図6】従来の定着ヒータの説明図であり、図6(a)
は平面図、図6(b)は裏面図、図6(c)は図6
(b)のA−A線での断面図。
【符号の説明】
1…定着ヒータ、2…絶縁基板、3…発熱抵抗体、4…
電極導体、5…ガラス層、6…給電端子部、7…サーミ
スタ、8…配線部、9…検出端子部、10…定着装置、
11…支持部材、12…定着フィルム、13…加圧ロー
ラ、14…トナー、15…記録媒体、16…画像形成装
置、17…本体ハウジング、18…給紙カセット、19
…排紙トレー、20…搬送路、21…画像形成機構、2
2…感光ドラム、23…帯電器、24…感光器、25…
現像器、26…転写器、27…トナークリーナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 苅部 幾恵 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内 Fターム(参考) 2H033 AA03 AA23 AA42 BA25 BA26 BE03 3K034 AA02 AA04 AA10 AA15 AA16 AA34 AA37 BA05 BA13 BB06 BB14 BC04 BC12 DA05 HA10 JA01 JA10 3K058 AA14 AA28 BA18 CA23 CA61 CE13 CE19 DA05 GA06 3K092 PP18 QA05 QB02 QB31 QB64 QB74 QB75 QB76 RF03 RF11 RF17 RF22 UA06 VV25 VV28 VV35

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁材料で細長い形状に形成された絶縁
    基板と;前記絶縁基板の表面の長手方向に厚膜印刷によ
    り帯状に形成された発熱抵抗体と;前記発熱抵抗体を覆
    って前記絶縁基板の表面を被覆する膜状の第1のガラス
    層と;前記第1のガラス層に積層して形成され前記第1
    のガラス層より熱伝導度が低い膜状の第2のガラス層
    と;を備えたことを特徴とする定着ヒータ。
  2. 【請求項2】 絶縁材料で細長い形状に形成された絶縁
    基板と;前記絶縁基板の表面の長手方向に厚膜印刷によ
    り帯状に形成された発熱抵抗体と;前記発熱抵抗体の一
    部を除いた大部分を覆って前記絶縁基板の表面を被覆す
    る膜状の第1のガラス層と;前記第1のガラス層で被覆
    されなかった前記発熱抵抗体の一部を被覆し前記第1の
    ガラス層より軟化点が低い膜状の第2のガラス層と;を
    備えたことを特徴とする定着ヒータ。
  3. 【請求項3】 絶縁材料で細長い形状に形成された絶縁
    基板と;前記絶縁基板の表面の長手方向に厚膜印刷によ
    り帯状に形成された発熱抵抗体と;前記発熱抵抗体を覆
    って前記絶縁基板の表面を被覆し、軟化点が800℃〜
    840℃である膜状のガラス層と;を備えたことを特徴
    とする定着ヒータ。
  4. 【請求項4】 前記発熱抵抗体の結着用ガラスとして、
    非晶質ガラスを使用したことを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれか一記載の定着ヒータ。
  5. 【請求項5】 前記発熱抵抗体の結着用ガラスとして、
    軟化点の異なる2種以上のガラスを用いたことを特徴と
    する請求項4に記載の定着ヒータ。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2のいずれか一に記載の定
    着ヒータと;前記定着ヒータに記録媒体を圧接させて所
    定の方向に搬送する加圧ローラと;を備えたことを特徴
    とする定着装置。
  7. 【請求項7】 記録媒体に画像の形状にトナーを転写す
    る画像形成機構と;前記画像形成機構により記録媒体に
    転写されたトナーを定着させる請求項6に記載の定着装
    置と;を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2000295510A 2000-09-28 2000-09-28 定着ヒータ、定着装置および画像形成装置 Pending JP2002108120A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000295510A JP2002108120A (ja) 2000-09-28 2000-09-28 定着ヒータ、定着装置および画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000295510A JP2002108120A (ja) 2000-09-28 2000-09-28 定着ヒータ、定着装置および画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002108120A true JP2002108120A (ja) 2002-04-10

Family

ID=18777926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000295510A Pending JP2002108120A (ja) 2000-09-28 2000-09-28 定着ヒータ、定着装置および画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002108120A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008102688A1 (ja) * 2007-02-19 2008-08-28 Rohm Co., Ltd. ヒータ
JP2009004105A (ja) * 2007-06-19 2009-01-08 Rohm Co Ltd ヒータ
JP2014235315A (ja) * 2013-06-03 2014-12-15 アルプス電気株式会社 定着機用ヒータ
US9125241B2 (en) * 2007-02-13 2015-09-01 Rohm Co., Ltd. Heater and method for manufacturing the same
CN107203115A (zh) * 2016-03-16 2017-09-26 阿尔卑斯电气株式会社 定影装置用加热器以及定影装置用加热器的形成方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9125241B2 (en) * 2007-02-13 2015-09-01 Rohm Co., Ltd. Heater and method for manufacturing the same
WO2008102688A1 (ja) * 2007-02-19 2008-08-28 Rohm Co., Ltd. ヒータ
US9069296B2 (en) 2007-02-19 2015-06-30 Rohm Co., Ltd. Heater
JP2009004105A (ja) * 2007-06-19 2009-01-08 Rohm Co Ltd ヒータ
JP2014235315A (ja) * 2013-06-03 2014-12-15 アルプス電気株式会社 定着機用ヒータ
CN104216263A (zh) * 2013-06-03 2014-12-17 阿尔卑斯电气株式会社 定影装置用加热器
CN104216263B (zh) * 2013-06-03 2016-08-24 阿尔卑斯电气株式会社 定影装置用加热器
CN107203115A (zh) * 2016-03-16 2017-09-26 阿尔卑斯电气株式会社 定影装置用加热器以及定影装置用加热器的形成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6228458B2 (ja) ヒータ並びにそれを備える定着装置及び乾燥装置
JP3949483B2 (ja) 板状ヒータおよび定着装置ならびに画像形成装置
KR100619645B1 (ko) 판형 히터 및 정착 장치 및 화상 형성 장치
TW201424443A (zh) 加熱器以及具備其之定著裝置、畫像形成裝置及加熱裝置
JP2002108120A (ja) 定着ヒータ、定着装置および画像形成装置
US20210405561A1 (en) Heating unit, fixing unit, and image forming apparatus
JP2002299016A (ja) 板状ヒータおよび定着装置ならびに画像形成装置
JP2011096464A (ja) セラミックヒータ、加熱装置、画像形成装置
JP2009059539A (ja) 板状ヒータ、加熱装置、画像形成装置
JP3923644B2 (ja) 発熱体、定着装置および画像形成装置
JP2003109727A (ja) 板状ヒータおよび定着装置ならびに画像形成装置
JP2002270344A (ja) ヒータの製造方法、加熱装置及び画像形成装置
JP3482000B2 (ja) ヒータおよび定着装置ならびに定着装置組込機器
JP3924831B2 (ja) セラミックスヒーター及び加熱定着装置
JP2001244055A (ja) 板状ヒータおよび定着装置ならびに画像形成装置
JP2001209264A (ja) 定着ヒータ、定着装置および画像形成装置
JP4456746B2 (ja) 板状ヒータおよび定着装置ならびに画像形成装置
JPH07272836A (ja) 板状ヒータおよび定着装置ならびに画像形成装置
JP2002229352A (ja) トナー定着用ヒータ、トナー定着装置、及び画像形成装置
JPH09307207A (ja) 配線基体、加熱体、定着装置および画像形成装置
JP2000150113A (ja) 発熱体、定着装置および画像形成装置
JP2001244051A (ja) 板状ヒータおよび定着装置ならびに画像形成装置
JP3917288B2 (ja) 板状ヒータおよび定着装置ならびに画像形成装置
JPH08297431A (ja) 定着ヒータ,定着装置および画像形成装置
JP2001217061A (ja) ヒータ、定着装置および画像形成装置