JP2002075597A - 加熱手段、加熱装置および画像形成装置 - Google Patents

加熱手段、加熱装置および画像形成装置

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JP2002075597A
JP2002075597A JP2000263970A JP2000263970A JP2002075597A JP 2002075597 A JP2002075597 A JP 2002075597A JP 2000263970 A JP2000263970 A JP 2000263970A JP 2000263970 A JP2000263970 A JP 2000263970A JP 2002075597 A JP2002075597 A JP 2002075597A
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heating
heating element
insulating substrate
per unit
unit length
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JP2000263970A
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Takao Kawazu
孝夫 河津
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】セラミックヒータ24を構成する発熱体32に
おいて、ヒータの長手方向に発熱体が発熱配勾、単位長
あたりの抵抗値に依存しない構成とすることを目的とす
る。 【解決手段】絶縁基板31上に形成された少なくとも1
本の発熱体32が、その1本の発熱体のなかで、通紙域
W2に対応した範囲とその範囲外W3で、異なる単位長
あたりの抵抗値(発熱量)を有する場合、 1.該発熱体の厚さにより、 2.該発熱体を構成する抵抗体の抵抗率により、 単位長あたりの抵抗値を制御して、発熱体幅に依存する
ことなく、該発熱体の長手方向の発熱配勾を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱手段、加熱装
置および画像形成装置に関する。
【0002】より具体的には、セラミックヒータ、1本
あるいは複数本の発熱体を同一面上に有するセラミック
面発ヒータ方式を用いた加熱装置、該加熱装置を熱定着
装置として用いた、電子写真プロセス方式等の画像形成
装置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来の電子写真プロセス等を用いた画像
形成装置の場合について説明する。
【0004】画像形成装置の熱定着装置は、電子写真プ
ロセスなどの画像形成手段により転写紙上に形成された
未定着画像(トナー像)を転写紙上に定着させるもので
あり、ハロゲンヒータを熱源とする熱ローラ方式の熱定
着装置やセラミック面発ヒータを熱源とするフィルム加
熱式の熱定着装置等が用いられている。
【0005】一般的に、セラミック面発ヒータは、1本
あるいは複数本の発熱体が絶縁基板(AlNやAl23
等)の第1面上に形成されており、発熱体の本数に対応
した電力供給手段により電力が供給されている。電力供
給手段は、セラミック面発ヒータ上、あるいは近傍に配
設された温度検出素子によってヒータの温度を検出し、
電力制御手段によって制御されている。絶縁基板上の発
熱体は、画像形成装置が通紙可能な通紙幅に対応して、
その領域内では均一に発熱するように形成されている。
【0006】小サイズ紙が通紙された場合に生じる小サ
イズ紙の通紙域外の端部昇温を抑制するために、小サイ
ズに対応した発熱領域を有する発熱体を絶縁基板上に形
成する場合がある。小サイズ紙に対応した範囲では単位
長あたりの抵抗値(発熱量)が均一でありその範囲外で
は単位長あたりの発熱量が小サイズ紙に対応した範囲と
比較して小さくなるように、均一に単位長あたりの抵抗
値が制御されている。従来、この単位長あたりの抵抗値
の制御は、発熱体の幅によりおこなっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】Al23やAlN等の
絶縁材を基材とし、絶縁基板上に転写材の搬送方向と直
交する方向に沿って発熱体が形成されている面発ヒータ
を熱源とする定着手段を有する画像形成装置において、
画像形成装置の通紙可能な通紙幅に対応した発熱領域を
有する発熱体で、その1本の発熱体のなかで、通紙域に
対応した範囲とその範囲外で単位長あたりの抵抗値(発
熱量)を変化させる場合、絶縁基板上に印刷形成された
該発熱体幅により、単位長あたりの抵抗値を制御してい
た。
【0008】単位長あたりの抵抗値の比率が大きい場
合、単位長あたりの抵抗値を発熱体幅で制御すると1本
の最大発熱幅が大きくなってしまい、絶縁基板内におけ
る発熱体の配置の自由度が少なかった。
【0009】そこで本発明は、セラミックヒータを構成
する発熱体において、ヒータの長手方向に発熱体が発熱
配勾、単位長あたりの抵抗値に依存しない構成とするこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、加熱手段、加
熱装置および画像形成装置である。
【0011】(1)絶縁基板と、前記絶縁基板の面上に
形成され、電力供給される1本あるいは2本以上の発熱
体から構成される加熱手段において、前記発熱体のうち
少なくとも1本の発熱体が、前記絶縁基板の長さ方向に
対して発熱体の単位長あたりの抵抗値が異なっているこ
とを特徴とする加熱手段。
【0012】(2)発熱体の単位長あたりの抵抗値が、
発熱体の厚さにより制御されていることを特徴とする
(1)に記載の加熱手段。
【0013】(3)発熱体の厚さが、前記絶縁基板に印
刷形成される発熱体の印刷回数により制御されているこ
とを特徴とする(2)に記載の加熱手段。
【0014】(4)発熱体の単位長あたりの抵抗値が、
前記絶縁基板に印刷形成される発熱体の抵抗率により制
御されていることを特徴とする(1)に記載の加熱手
段。
【0015】(5)絶縁基板の長手方向に対して単位長
当たりの抵抗値が異なる発熱体の幅が均一であることを
特徴とする(1)から(4)のいずれかに記載の加熱手
段。
【0016】(6)絶縁基板上の発熱体の単位長あたり
の抵抗値が、通紙可能な被加熱材幅に対応した範囲で均
一であり、前記範囲外で単位長あたりの抵抗値が異なる
値で均一であることを特徴とする(1)から(5)のい
ずれかに記載の加熱手段。
【0017】(7)絶縁基板がAlNあるいはAl23
であることを特徴とする(1)から(6)のいずれかに
記載の加熱手段。
【0018】(8)加熱手段の熱により被加熱材を加熱
する加熱装置において、支持部材に保持させた、絶縁基
板と前記絶縁基板の面上に形成さている1本あるいは2
本以上の発熱体から構成される加熱手段と、前記1本あ
るいは複数本の発熱体に電力供給可能な電力供給手段を
具備しており、前記発熱体のうち少なくとも1本の発熱
体が、前記絶縁基板の長さ方向に対して発熱体の単位長
あたりの抵抗値が異なっていりことを特徴とする加熱装
置。
【0019】(9)発熱体の単位長あたりの抵抗値が、
発熱体の厚さにより制御されていることを特徴とする
(8)に記載の加熱装置。
【0020】(10)発熱体の厚さが、前記絶縁基板に
印刷形成される発熱体の印刷回数により制御されている
ことを特徴とする請求項9に記載の加熱装置。
【0021】(11)発熱体の単位長あたりの抵抗値
が、前記絶縁基板に印刷形成される発熱体の抵抗率によ
り制御されていることを特徴とする(8)に記載の加熱
装置。
【0022】(12)絶縁基板の長手方向に対して単位
長当たりの抵抗値が異なる発熱体の幅が均一であること
を特徴とする(8)から(11)のいずれかに記載の加
熱装置。
【0023】(13)絶縁基板上の発熱体の単位長あた
りの抵抗値が、通紙可能な被加熱材幅に対応した範囲で
均一であり、前記範囲外で単位長あたりの抵抗値が異な
る値で均一であることを特徴とする(8)から(12)
のいずれかに記載の加熱装置。
【0024】(14)絶縁基板がAlNあるいはAl2
3であることを特徴とする(8)から(13)のいず
れかに記載の加熱装置。
【0025】(15)加熱手段と、この加熱手段に摺動
するフィルムと、このフィルムを介して前記加熱手段と
ニップを形成する加圧ローラを有し、前記ニップで被加
熱材が挟持搬送され、前記フィルムを介した前記加熱手
段からの熱により被加熱材を加熱する加熱装置におい
て、前記加熱手段が(1)から(7)のいずれかに記載
の加熱手段であることを特徴とする加熱装置。
【0026】(16)発熱体が形成されている絶縁基板
面をニップ側とは反対側にして加熱手段を配設したこと
を特徴とする(15)に記載の加熱装置。
【0027】(17)発熱体が形成されている絶縁基板
面をニップ側にして加熱手段を配設したことを特徴とす
る(15)に記載の加熱装置。
【0028】(18)記録紙にトナー画像を形成する作
像手段と、記録紙に形成されたトナー画像を加熱定着す
る定着手段を有する画像形成装置において、前記定着手
段が(8)から(17)のいずれかに記載の加熱装置で
あることを特徴とする画像形成装置。
【0029】[作 用]絶縁基板上に形成された少なく
とも1本の発熱体が、その1本の発熱体のなかで、通紙
域に対応した範囲とその範囲外で、異なる単位長あたり
の抵抗値(発熱量)を有する場合、 1.該発熱体の厚さにより、 2.該発熱体を構成する抵抗体の抵抗率により、 単位長あたりの抵抗値を制御して、発熱体幅に依存する
ことなく、該発熱体の長手方向の発熱配勾を制御するこ
とができる。この発熱配勾の制御により、絶縁基板内の
発熱体を増やしても、発熱体幅を小さくできる。また、絶
縁基板内における発熱体の配置の自由度を増すことがで
きる。
【0030】そして、絶縁基板の同一面上に通紙される
記録髪の幅に対応した発熱領域を有する発熱体が形成さ
れたセラミック面発ヒータを加熱源とする加熱装置、該
加熱装置を定着手段として具備する画像形成装置におい
て、セラミック、ヒータを構成する発熱体の発熱配勾が発
熱体幅に依存しない装置を提供することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】[実施例1] (1)画像形成装置例 図1は本発明に従う加熱装置を熱定着装置(定着器)と
して具備させた画像形成装置例の概略構成模型図であ
る。
【0032】本例の画像形成装置は、転写式電子写真プ
ロセス利用のレーザプリンタである。
【0033】101はレーザプリンタ本体、108は画
像形成部(プロセスカートリッジ)であり、電子写真感
光ドラム117と、一次帯電ローラ119と、現像器1
20と、クリーナ122等から構成されている。
【0034】感光ドラム117は矢印の時計方向に所定
の周速度をもって回転駆動される。一次帯電ローラ11
9は回転する感光ドラム117の周面を所定の極性・電
位に一様に帯電する。感光ドラム117の帯電処理面に
対してレーザスキャナ107により画像情報のレーザ走
査露光Lがなされることにより、感光ドラム117の周
面に走査露光した画像情報パターンに対応した静電潜像
が形成される。
【0035】レーザスキャナ107は、外部装置131
から送出される画像信号(画像信号VDO)に基づいて
変調されたレーザ光を発するレーザユニット113と、
このレーザユニット113からのレーザ光を感光ドラム
117上に走査するためのポリゴンモータ114、ポリ
ゴンミラー114a、結像レンズ115、折り返しミラ
ー116等からなる。
【0036】感光ドラム117の周面に形成された静電
潜像は現像器120によりトナー像として反転現像ある
いは正規現像される。
【0037】次いで感光ドラム117面に形成されたト
ナー像は感光ドラム117と転写帯電ローラ121との
圧接部である転写ニップ部に後述する給紙部より所定の
制御タイミングにて給送された記録紙S上に順次に転写
されていく。
【0038】転写ニップ部でトナー像の転写を受けた記
録紙Sは感光ドラム117面から分離され、熱定着装置
109に導入される。熱定着装置109は記録紙S上に
形成されたトナー像を熱定着する。熱定着装置109の
下流側には排紙部の搬送状態を検知する排紙センサ11
0、記録紙Sを排紙する排紙ローラ111、記録の完了
した記録紙Sを積載する積載トレイ112が設けられて
いる。
【0039】一方、記録紙分離後の感光ドラム117面
はクリーナ122により転写残トナー等の残留付着汚染
物の除去処理を受けて清浄面化されて、繰り返して作像
に供される。
【0040】給紙部に関して、レーザプリンタ本体10
1は、記録紙Sを収納するカセット102を有し、カセ
ット102の記録紙Sの有無を検知するカセット有無セ
ンサ103、カセット102の記録紙Sのサイズを検知
するカセットサイズセンサ104(複数個のマイクロス
イッチで構成される)、カセット102から記録紙Sを
繰り出す給紙ローラ105等が設けられている。そし
て、給紙ローラ105の下流には記録紙Sを定着ニップ
部に同期搬送するレジストローラ対106が設けられて
いる。
【0041】レーザプリンタ本体内における記録紙Sの
搬送基準は、本例では記録紙Sの搬送方向に直交する方
向の長さ、つまり記録紙Sの幅に対して中央になるよう
に設定されている(中央基準搬送)。
【0042】123はメインモータであり、給紙ローラ
105には給紙ローラクラッチ124を介して、またレ
ジストローラ対106にはレジストローラクラッチ12
5を介して駆動力を与えており、更に感光ドラム117
を含む画像形成部108の各ユニット、熱定着装置10
9、排紙ローラ111にも駆動力を与えている。
【0043】126はエンジンコントローラであり、レ
ーザスキャナ107、画像形成部108、熱定着装置1
09による電子写真プロセスの制御、記録紙の搬送制御
等を行っている。
【0044】127はビデオコントローラであり、パー
ソナルコンピュータ等の外部装置131と汎用のインタ
フェイス(セントロニクス、RS232C等)130で接続さ
れており、この汎用インタフェイスから送られてくる画
像情報をビットデータに展開し、そのビットデータをV
DO信号として、インタフェイス128を介してエンジ
ンコントローラ126へ送出している。129は排熱フ
ァンである。
【0045】(2)熱定着装置109 a)装置の全体的な概略構成 図2は本例の熱定着装置109の概略構成を示す横断面
模型図である。本例の熱定着装置109は、加熱手段と
してセラミック面発ヒータ(以下、セラミックヒータと
記す)を用いたフィルム加熱方式の加熱装置である。
【0046】62はヒータ支持部材を兼ねさせたフィル
ムガイド(ステー)であり、横断面略半円樋型で、図面
に垂直方向を長手とする横長の、耐熱性、断熱性、剛性
のある部材である。
【0047】24は図面に垂直方向を長手とする横長の
セラミックヒータであり、フィルムガイド62の下面の
略中央部にフィルムガイド長手に沿って設けた溝穴部
(座ぐり穴)に嵌入して保持させてある61は円筒状の
耐熱材製の定着フィルムであり、上記のようにセラミッ
クヒータ24を取り付けたフィルムガイド62に対して
ルーズに外嵌させてある。
【0048】63は弾性加圧ローラであり、芯金の両端
部を回転自由に軸受支持させてある。
【0049】この弾性加圧ローラ63の上側に、上記の
フィルムガイド62・セラミックヒータ24・定着フィ
ルム61のアセンブリをセラミックヒータ24側を下向
きにして弾性加圧ローラ63と並行に配置し、フィルム
ガイド62を不図示の加圧手段により下方に押圧付勢す
ることで、下向きのセラミックヒータ24を弾性加圧ロ
ーラ63の上面に対して定着フィルム61を挟ませて弾
性加圧ローラ63の弾性に抗して所定の加圧力をもって
圧接させて加熱部としての所定幅の定着ニップ部Nを形
成させている。
【0050】弾性加圧ローラ63は駆動手段Mにより矢
印の反時計方向に所定の周速度で回転駆動される。この
弾性加圧ローラ63の回転による該ローラ63の外面と
定着フィルム61の外面との、定着ニップ部Nにおける
圧接摩擦力により定着フィルム61に回転力が作用して
定着フィルム61がフィルムガイド62の外回りを従動
回転状態になる(加圧ローラ駆動方式)。
【0051】弾性加圧ローラ63が回転駆動され、それ
に伴って定着フィルム61が回転状態になり、またセラ
ミックヒータ24に通電がなされることで該セラミック
ヒータ24の発熱で定着ニップ部Nが所定の温度に立ち
上がって温調された状態(セラミックヒータ24が所定
温度に加熱された状態)において、定着ニップ部Nの定
着フィルム61と弾性加圧ローラ63との間に未定着ト
ナー画像tを担持した記録紙Sが導入され、定着ニップ
部Nにおいて記録紙Sのトナー画像担持面側が定着フィ
ルム61の外面に密着して定着フィルム61と一緒に定
着ニップ部Nを挟持搬送されていく。この挟持搬送過程
において、セラミックヒータ24の熱が定着フィルム6
1を介して記録紙Sに付与され、記録紙S上の未定着ト
ナーtが記録紙S上に加熱、加圧されて溶融定着され
る。記録紙Sは定着ニップ部Nを通過すると、回転する
定着フィルム61の外面から曲率分離して搬送される。
【0052】b)セラミックヒータ24 図3は図2の装置におけるセラミックヒータ24部分の
拡大横断面模型図である。図4の(a)はセラミックヒ
ータ24の一方面側の平面模型図、(b)は(a)にお
いて表面層である保護層を除いた状態の平面模型図、
(c)はセラミックヒータ24の他方面側の平面模型図
である。
【0053】31はSiC、AlN、Al23等のセラ
ミック系の絶縁基板であり、定着フィルム61もしくは
記録紙Sの搬送方向に直交する方向を長手とする、電気
絶縁性、耐熱性、良熱伝導性、低熱容量の横長・薄肉部
材である。
【0054】32と33は上記絶縁基板31の第一面側
に長手に沿って形成した並行2条の第1と第2の発熱体
であり、Ag/Pb等の抵抗発熱抵抗体ペースト材のス
クリーン印刷・焼成等によって形成される。
【0055】36は第1と第2の発熱体32・33の一
端部側の絶縁基板面に形成した第1の電極部である。こ
の第1の電極部36は第1と第2の発熱体32・33に
対する共通電極部であり、延長導電部36a、分岐導電
部36b・36cを介して第1と第2の発熱体32・3
3のその側の各端部と電気的に導通させてある。
【0056】37と38は第1と第2の発熱体32・3
3の他端部側の絶縁基板面に形成した第2と第3の電極
部である。第2の電極部37は延長導電部37aを介し
て第1の発熱体32のその側の端部と電気的に導通させ
てある。第3の電極部38は延長導電部38aを介して
第2の発熱体33のその側の端部と電気的に導通させて
ある。
【0057】上記の第1から第3の電極部36・37・
38、延長導電部36a・37a・38a、分岐導電部
36b・36cはAg等の導電材ペーストのスクリーン
印刷・焼成等によって形成される。
【0058】34は上記の第1と第2の発熱体32・3
3を覆わせて形成したガラス等の耐熱性・絶縁性の保護
層であり、ガラスペーストのスクリーン印刷・焼成等に
よって形成される。
【0059】この保護層34上にセラミックヒータの温
度を検出する温度検出素子21と過昇温防止手段23が
配されている。温度検出素子21は例えばサーミスタ感
温素子であり、発熱体32・33に対して絶縁距離を確
保できるように絶縁耐圧を有する絶縁物を介して配置さ
れている。過昇温防止手段23は例えば温度ヒューズや
サーモスイッチである。
【0060】本例では上記のセラミックヒータ24を、
図3のように、絶縁基板31の発熱体32・33を形成
具備させた第一面側とは反対面側(第二面側)を定着ニ
ップ部N側にしてフィルムガイド62の下面側に配設し
てある。絶縁基板31の第二面側には定着フィルム61
との摺動性を増すために、上記のように摺動性ガラス層
35を形成具備させてある。
【0061】図5のように、絶縁基板31の発熱体32
・33を形成具備させた第一面側を定着ニップ部N側に
してフィルムガイド62の下面側に配設してもかまわな
い。この場合には温度検出素子21や過昇温防止手段2
3は絶縁基板31の第二面側に配設される。
【0062】本例装置において、記録紙Sの通紙は前記
したように中央基準搬送でなされ、Oはその中央基準線
である。W1は装置に通紙可能な最大サイズ記録紙の通
紙領域幅(大サイズ通紙領域幅)であり、第2の発熱体
33の長さはこの最大通紙領域幅W1と対応している。
W2は幅の狭い小サイズ記録紙の通紙領域幅(小サイズ
通紙領域幅)である。W3・W3は小サイズ記録紙を通
紙したときの非通紙領域幅(小サイズ通紙領域幅W2よ
りも外側で、大サイズ通紙領域幅W1以内の領域)であ
る。
【0063】第1の発熱体32の全体的長さは第2の発
熱体33の長さとほぼ同じである。中央部部分である
(a)の長さ範囲が小サイズ通紙領域幅W2と対応して
おり、その両側部分(aa)・(aa)の長さ範囲が非
通紙領域幅W3・W3と対応している。そして第1の発
熱体32において、非通紙領域幅W3・W3と対応して
いる(aa)・(aa)の長さ範囲部分の単位長さあた
りの発熱量は、小サイズ通紙領域幅W2と対応している
(a)の長さ範囲部分と比較すると、小さくなるように
制御されている。
【0064】温度検出素子21と過昇温防止手段23
は、記録紙搬送の中央基準O、つまり第1と第2の発熱
体32・33の長さ方向の中心に対して左右対称な位置
であり、かつ小サイズ通紙領域幅W2の内側の位置に配
設されている。
【0065】フィルムガイド62に装着したセラミック
ヒータ24の両端部に対してはそれぞれ不図示の第1と
第2の給電用コネクタが装着されて、セラミックヒータ
24側の第1〜第3の電極部36・37・38と給電回
路とが電気的に接続化される。
【0066】c)セラミックヒータ24の駆動及び制御
回路 図6にセラミックヒータ24の駆動及び制御回路を示
す。1は本画像形成装置を接続する交流電源で、本画像
形成装置は商用電源をACフィルタ2・給電コネクタ
(不図示)を介してセラミックヒータ24の第1の発熱
体32または第2の発熱体33へ供給することにより発
熱させるようになっている。
【0067】第1と第2の発熱体32・33の共通電極
である第1の電極部36には、交流電源1のHOT側端子
から過昇温防止手段23を介して接続される。第2の電
極部37は第1の発熱体32を制御するトライアック1
3に接続され、第3の電極部38は第2の発熱体33を
制御するトライアック4に接続され、交流電源1のNeutr
al端子に接続される。
【0068】第1の発熱体32への電力の供給は、トラ
イアック4により通電、遮断を行う。抵抗5、6はトラ
イアック4のためのバイアス抵抗で、フォトトライアッ
クカプラ7は、一次、二次間の沿面距離を確保するため
のデバイスである。フォトトライアックカプラ7の発光
ダイオードに通電することによりトライアック4をオン
する。抵抗8は、フォトトライアックカプラ7の電流を
制限するための抵抗であり、トランジスタ9によりオン
/オフする。トランジスタ9は抵抗10を介してエンジ
ンコントローラ11からのON1信号にしたがって動作
する。
【0069】第2の発熱体33への電力の供給は、トラ
イアック13により通電、遮断を行う。抵抗14・15
はトライアック13のためのバイアス抵抗で、フォトト
ライアックカプラ16は、一次、二次間の沿面距離を確
保するためのデバイスである。フォトトライアックカプ
ラ16の発光ダイオードに通電することによりトライア
ック13をオンする。抵抗17は、フォトトライアック
カプラ16の電流を制限するための抵抗であり、トラン
ジスタ18によりオン/オフする。トランジスタ18は
抵抗19を介してエンジンコントローラ11からのON
2信号にしたがって動作する。
【0070】また、ACフィルタ2を介して交流電源1
は、ゼロクロス検出回路12に入力される。ゼロクロス
検出回路12では、商用電源電圧がある閾値以下の電圧
になっていることをエンジンコントローラ11に対して
パルス信号として報知する。以下、エンジンコントロー
ラ11に送出されるこの信号をZEROX信号と呼ぶ。エン
ジンコントローラ11はZEROX信号のパルスのエッジを
検知し、位相制御または波数制御によりトライアック4
または13をON/OFFする。
【0071】セラミックヒータ24の温度を検出する温
度検出素子21によって検出される温度は、抵抗22
と、温度検出素子21との分圧として検出され、エンジ
ンコントローラ11にTH信号としてA/D入力され
る。セラミックヒータ24の温度は、TH信号としてエ
ンジンコントローラ11において監視され、エンジンコ
ントローラ11の内部で設定されているセラミックヒー
タ24の設定温度と比較することによって、セラミック
ヒータ24の第1の発熱体32または第2の発熱体33
に供給するべき電力を算出し、その供給する電力に対応
した位相角(位相制御)または波数(波数制御)に換算
し、その制御条件によりエンジンコントローラ11がト
ランジスタ9にON1信号、あるいはトランジスタ18
にON2信号を送出する。
【0072】セラミックヒータ24の第1の発熱体32
または第2の発熱体33に電力を供給し、制御する手段
が故障し、第1の発熱体32または第2の発熱体33が
熱暴走に至った場合、過昇温を防止する一手段として、
過昇温防止手段23がセラミックヒータ24上に配され
ている。この過昇温防止手段23は、例えば温度ヒュー
ズやサーモスイッチであり、電力供給制御手段の故障に
より、第1の発熱体32または第2の発熱体33が熱暴
走に至り過昇温防止手段23が所定の温度以上になる
と、過昇温防止手段23がOPENになり、第1の発熱体3
2および第2の発熱体33への通電が断たれる。
【0073】記録紙幅が小サイズ通紙領域幅W2よりも
大きい記録紙が通紙された場合は、エンジンコントロー
ラ11から送出されるON2信号によりトライアック1
3を制御して、第2の発熱体33への通電を制御する。
第1の発熱体32への通電を制御するトライアック4は
OFFのままとする。
【0074】また、記録紙幅が小サイズ通紙領域幅W2
と同じか小さい記録紙が通紙された場合は、エンジンコ
ントローラ11から送出されるON1信号によりトライ
アック4を制御して、第1の発熱体32への通電を制御
する。第2の発熱体33への通電を制御するトライアッ
ク13はOFFのままとする。
【0075】このような制御により、小サイズ紙が通紙
された場合、小サイズ紙の通紙領域幅W2内では、小サ
イズ通紙領域幅W2と対応している、第1の発熱体32
のうちの中央部部分である(a)の長さ範囲の発熱部に
より未定着画像を定着させうる程度の発熱をおこない、
小サイズ紙の通紙域外では単位長あたりの発熱量が少な
い(aa)・(aa)の長さ範囲の発熱部により非通紙
域の温度が極端に上昇しないようにしている。つまり、
発熱部32(a)と発熱部32(aa)の発熱量の比率
の設定により、記録紙幅が異なる記録紙が通紙されて
も、定着ニップ部の温度分布が概均一になるように制御
することができる。
【0076】この発熱部32(a)、32(aa)の単
位長あたりの発熱量、つまり抵抗値は、図7に示したよ
うに、発熱体32の厚さで制御されている.図7は第1の
発熱体32の部分の長手方向の断面模型図である。保護
ガラス34、摺動性ガラス35は省略した。
【0077】第1の発熱体32の、小サイズ通紙領域幅
W2と対応している中央部部分(a)の長さ範囲の発熱
体厚さがt1であり、非通紙領域幅W3・W3と対応し
ている両側部分(aa)・(aa)の長さ範囲の発熱体
厚さがt2(>t1)となっている。発熱体厚さが大き
いと、単位長あたりの抵抗値が小さくなり、発熱量が小
さくなる。発熱体の厚さの制御としては、発熱体を絶縁
基板上に形成する印刷の回数によりおこなっても、それ
ぞれの領域の発熱体を印刷形成する際の1回の印刷厚さ
によりおこなってもよい。
【0078】本実施例の構成をとることにより、セラミ
ックヒータを構成する発熱体幅に依存することとなく、
単位長あたりの抵抗値を制御することができる。つま
り、発熱体幅の発熱配勾に依存しないため、絶縁基板内
の発熱配勾を有する発熱体の本数を増やしても、基板幅
を小さくすることがでる。また、絶縁基板における発熱
体の配置の自由度を増すことができる。
【0079】[実施例2]本実施例は発熱体の上記実施
例1におけるセラミックヒータ24において、第1の発
熱体32の長さ部分(a)と(aa)の単位長さあたり
の発熱量の制御を、発熱体を形成する抵抗体の抵抗率で
制御したものである。
【0080】図8は本実施例のセラミックヒータ24に
ける第1の発熱体32の部分の長手方向の断面模型図で
ある。保護ガラス34、摺動性ガラス35は省略した。
【0081】本実施例において、第1の発熱体32の長
さ部分(a)と(aa)の単位長さあたりの発熱量、つ
まり抵抗値は発熱体を形成する抵抗体の抵抗率で制御さ
れている。
【0082】小サイズ通紙領域幅W2と対応している中
央部部分(a)の長さ範囲の発熱体の抵抗率がρ1であ
り、非通紙領域幅W3・W3と対応している両側部分
(aa)・(aa)の長さ範囲の発熱体の抵抗率がρ2
(<ρ1)となっている。
【0083】発熱体の抵抗率が地裁と、単位長あたりの
抵抗率が小さ九なり、発熱量が小さくなる。発熱体の抵
抗率の制御は、(a)と(aa)のそれぞれの領域の発
熱体を絶縁基板31上に印刷するペースト材の抵抗率を
調整することによりおこなっている。
【0084】上記以外の装置構成、セラミックヒータ構
成等は実施例1のものと同様であるから再度の説明は省
略する。
【0085】本実施例の構成をとることにより、セラミ
ックヒータを構成する発熱体幅に依存することとなく、
単位長あたりの抵抗値を制御することができる。つま
り、発熱体幅の発熱配勾に依存しないため、絶縁基板内
の発熱配勾を有する発熱体の本数を増やしても、基板幅
を小さくすることがでる。また、絶縁基板における発熱
体の配置の自由度を増すことができる。さらに、ペース
ト材の抵抗率の調整により抵抗値分布を制御するため、
単位長あたりの抵抗値の設定が容易になる。
【0086】被加熱材である記録紙Sの通紙は片側基準
搬送であっても勿論よく、その場合には加熱手段である
セラミックヒータ2はそれに対応して公正される。
【0087】本発明の加熱装置は、実施例の熱定着装置
に限らず、画像を担持した記録材を加熱してつや等の表
面性を改質する像加熱装置、仮定着する像加熱装置、その
他被加熱材の加熱乾燥装置、熱プレス装置、加熱ラミネ
ート装置など、広く被加熱材を加熱処理する装置として
使用できる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、絶
縁基板の同一面上に通紙される記録紙の幅に対応した発
熱領域を有する発熱体が形成されたセラミック面発ヒー
タ(加熱手段)について、発熱体の単位長あたりの抵抗
値を制御して、発熱体幅に依存することなく、該発熱体の
長手方向の発熱配勾を制御することができる。この発熱
配勾の制御により、絶縁基板内の発熱体を増やしても、発
熱体幅を小さくできる。また、絶縁基板内における発熱
体の配置の自由度を増すことができる。
【0089】そして、該セラミック面発ヒータを加熱源
とする加熱装置、該加熱装置を定着手段として具備する
画像形成装置において、セラミック、ヒータを構成する発
熱体の発熱配勾が発熱体幅に依存しない装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の画像形成装置の概略構成模型図
【図2】 熱定着装置の概略構成を示す横断面模型図
【図3】 図2の装置の要部の拡大模型図
【図4】 セラミックヒータの図2の装置の要部の拡大
模型図
【図5】 他の例の要部の拡大模型図
【図6】 実施例1のセラミックヒータの駆動制御回路
【図7】 第1の発熱体の構成を説明する模型図
【図8】 実施例2におけるセラミックヒータの第1の
発熱体の構成を説明する模型図
【符号の説明】
101は画像形成装置、109は熱定着装置、24はセ
ラミックヒータ、21はサーミスタ感温素子、11はエ
ンジンコントローラ、23は過昇温防止手段、32・3
3は第1と第2の発熱体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 3/20 393 H05B 3/20 393 Fターム(参考) 2H033 AA03 AA21 BA25 BA26 BE03 3K034 AA02 AA10 AA15 AA16 AA34 AA37 BA05 BA13 BA15 BB06 BB14 BC04 BC12 BC25 CA03 CA14 CA17 CA27 CA32 DA05 HA01 HA10 JA01 JA04 JA06 JA10 3K058 AA44 AA65 AA86 AA91 BA18 CA23 CA45 CA61 CC06 CD01 CD06 CE02 CE13 CE19 CE23 CE24 CE29 CE32 DA05 GA06 3K092 PP18 QA05 QB02 QB31 QB43 QB49 QB51 QB64 QB68 QB75 QB76 QC07 QC20 QC25 QC49 QC58 RF03 RF11 RF17 RF22 UA06 UA17 UC07 UC08 VV03 VV18 VV22 VV23

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁基板と、前記絶縁基板の面上に形成さ
    れ、電力供給される1本あるいは2本以上の発熱体から
    構成される加熱手段において、 前記発熱体のうち少なくとも1本の発熱体が、前記絶縁
    基板の長さ方向に対して発熱体の単位長あたりの抵抗値
    が異なっていることを特徴とする加熱手段。
  2. 【請求項2】発熱体の単位長あたりの抵抗値が、発熱体
    の厚さにより制御されていることを特徴とする請求項1
    に記載の加熱手段。
  3. 【請求項3】発熱体の厚さが、前記絶縁基板に印刷形成
    される発熱体の印刷回数により制御されていることを特
    徴とする請求項2に記載の加熱手段。
  4. 【請求項4】発熱体の単位長あたりの抵抗値が、前記絶
    縁基板に印刷形成される発熱体の抵抗率により制御され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の加熱手段。
  5. 【請求項5】絶縁基板の長手方向に対して単位長当たり
    の抵抗値が異なる発熱体の幅が均一であることを特徴と
    する請求項1から4のいずれかに記載の加熱手段。
  6. 【請求項6】絶縁基板上の発熱体の単位長あたりの抵抗
    値が、通紙可能な被加熱材幅に対応した範囲で均一であ
    り、前記範囲外で単位長あたりの抵抗値が異なる値で均
    一であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに
    記載の加熱手段。
  7. 【請求項7】絶縁基板がAlNあるいはAl23である
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の加
    熱手段。
  8. 【請求項8】加熱手段の熱により被加熱材を加熱する加
    熱装置において、 支持部材に保持させた、絶縁基板と前記絶縁基板の面上
    に形成さている1本あるいは2本以上の発熱体から構成
    される加熱手段と、 前記1本あるいは複数本の発熱体に電力供給可能な電力
    供給手段を具備しており、 前記発熱体のうち少なくとも1本の発熱体が、前記絶縁
    基板の長さ方向に対して発熱体の単位長あたりの抵抗値
    が異なっていりことを特徴とする加熱装置。
  9. 【請求項9】発熱体の単位長あたりの抵抗値が、発熱体
    の厚さにより制御されていることを特徴とする請求項8
    に記載の加熱装置。
  10. 【請求項10】発熱体の厚さが、前記絶縁基板に印刷形
    成される発熱体の印刷回数により制御されていることを
    特徴とする請求項9に記載の加熱装置。
  11. 【請求項11】発熱体の単位長あたりの抵抗値が、前記
    絶縁基板に印刷形成される発熱体の抵抗率により制御さ
    れていることを特徴とする請求項8に記載の加熱装置。
  12. 【請求項12】絶縁基板の長手方向に対して単位長当た
    りの抵抗値が異なる発熱体の幅が均一であることを特徴
    とする請求項8から11のいずれかに記載の加熱装置。
  13. 【請求項13】絶縁基板上の発熱体の単位長あたりの抵
    抗値が、通紙可能な被加熱材幅に対応した範囲で均一で
    あり、前記範囲外で単位長あたりの抵抗値が異なる値で
    均一であることを特徴とする請求項8から12のいずれ
    かに記載の加熱装置。
  14. 【請求項14】絶縁基板がAlNあるいはAl23であ
    ることを特徴とする請求項8から13のいずれかに記載
    の加熱装置。
  15. 【請求項15】加熱手段と、この加熱手段に摺動するフ
    ィルムと、このフィルムを介して前記加熱手段とニップ
    を形成する加圧ローラを有し、前記ニップで被加熱材が
    挟持搬送され、前記フィルムを介した前記加熱手段から
    の熱により被加熱材を加熱する加熱装置において、 前記加熱手段が請求項1から7のいずれかに記載の加熱
    手段であることを特徴とする加熱装置。
  16. 【請求項16】発熱体が形成されている絶縁基板面をニ
    ップ側とは反対側にして加熱手段を配設したことを特徴
    とする請求項15に記載の加熱装置。
  17. 【請求項17】発熱体が形成されている絶縁基板面をニ
    ップ側にして加熱手段を配設したことを特徴とする請求
    項15に記載の加熱装置。
  18. 【請求項18】記録紙にトナー画像を形成する作像手段
    と、記録紙に形成されたトナー画像を加熱定着する定着
    手段を有する画像形成装置において、 前記定着手段が請求項8から17のいずれかに記載の加
    熱装置であることを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007066595A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Harison Toshiba Lighting Corp 加熱ヒータ、加熱装置、画像形成装置
JP2009064759A (ja) * 2007-09-10 2009-03-26 Rohm Co Ltd ヒータ
JP2018169529A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 ブラザー工業株式会社 定着装置
US11934124B2 (en) 2021-11-12 2024-03-19 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Heating device

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