JP4544564B2 - 内装下地ボードの取り付け工法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は遮音性に優れる内装下地ボードの取り付け工法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンクリート壁などのような躯体壁にプラスターボードなどの内装下地ボードを取り付ける場合、水性の石膏接着剤を用いて直に貼るGL工法が用いられている。なお、天井の場合には、このように直貼りする一般的な工法はない。
また、床施工を行なう場合、コンクリート床に、フローリング材などをそのまま接着剤で貼り付けることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような工法により床や天井に内装下地ボードを取り付けた場合、中低域(500Hz)前後の音域で共鳴透過現象が起こることが知られている。そのため、コンクリート壁のみが持つ遮音性能を下回り、また、コンクリート壁に伝わった設備機器の振動や、上階で物を落とした音などがコンクリート躯体を伝わり、上記のGL工法が施工された部分で音となって発生してしまう問題があった。
このような問題を解消するため、特開2000−226921号公報のように、特殊な緩衝材を内装下地ボードに裏打ちしたものも提案されているが、従来の内装下地ボードに比べ割高となり、施工コストが嵩む不具合がある。
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的は、躯体壁に対して、遮音性に優れ、また、コストの上昇を抑制できる内装下地ボードの取り付け工法を提供することにある。また、躯体壁からの内装下地ボードの位置や状態の調整をより簡単に確実に行なう上で有利な内装下地ボードの取り付け工法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本発明は、躯体壁に内装下地ボードを取り付ける工法であって、複数のボルト挿通孔が相互に間隔をおいて貫通形成され、かつ、複数のねじ孔が相互に間隔をおいて貫通形成されるとともに、多数の弾性シーリング材注入用孔が相互に間隔をおいて貫通形成された内装下地ボードを用意し、前記各ボルト挿通孔からそれぞれ第1のボルトを挿通してそれらの先端を、前記躯体壁に取り付けられたアンカの雌ねじに螺合させ、前記第1のボルトの頭部を前記ボルト挿通孔の周囲の内装下地ボード部分に係止させ、かつ、前記各ねじ孔にそれぞれ第2のボルトを螺合して挿通し、それらの先端を前記躯体壁に当接することによって前記躯体壁に内装下地ボードを仮固定し、前記第1、第2のボルトの操作により内装下地ボードの前記躯体壁からの位置や倒れを調整し、前記調整後、前記弾性シーリング材注入用孔から弾性シーリング材を前記躯体壁に向けて注入し、前記弾性シーリング材の硬化後、前記第1、第2のボルトを内装下地ボードから取り外すようにしたことを特徴とする。
【0005】
本発明によれば、躯体壁に対して、パーティクルボードやプラスターボードなどの内装下地ボードが弾性シーリング材を介して支持され、弾性シーリング材により遮音性能が向上する。
また、第1のボルトにより、内装下地ボードが躯体壁から離れる方向への位置を規制し、かつ、第2のボルトにより内装下地ボードが躯体壁へ近づく方向への位置を規制できるので、躯体壁からの内装下地ボードの位置や状態の調整をより簡単に確実に行なうことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の内装下地ボードの取り付け工法を添付図面に従って説明する。
まず、躯体床に内装下地ボードを取り付ける第1の実施の形態について説明する。
図1および図2は第1の実施の形態の説明図で、図1(A)、(B)は躯体床に内装下地ボートを取り付ける工法の説明図、図2は内装下地ボードの斜視図を示す。
図1において、符号12は躯体床(躯体面)をなすコンクリート床、符号14は内装下地ボードをなすパーティクルボードを示している。
図2に示すように、パーティクルボード14の周縁部には複数のねじ孔1402(黒丸で表示)が貫通形成され、周縁部の内側に多数の弾性シーリング材注入用孔1404(白丸で表示)が縦横に規則正しく列をなして形成されている。
前記ねじ孔1402は、図1(A)に示すように、パーティクルボード14に埋め込まれた受けナット1402Aの雌ねじにより形成されている。
【0007】
コンクリート床12にパーティクルボード14を取り付けるに際しては、まず、コンクリート床12に臨むパーティクルボード14の下面で弾性シーリング材注入用孔1404の周囲の箇所に予めプライマーを塗布しておく。なお、このプライマーは後述する弾性シーリング材18をパーティクルボード14に接着させるためのものであり、弾性シーリング材18が接着性を有する場合には省略されるものであり、必要に応じて使用されるものである。
次に、各ねじ孔1402に仮固定ボルト16を螺合し、パーティクルボード14の下面から仮固定ボルト16の軸部を突出させ、この軸部の先端をコンクリート床12に載置し、コンクリート床12の正規の位置にパーティクルボード14を仮固定する。
次に、仮固定ボルト16を回転操作し、パーティクルボード14の高さや倒れなどを調整し、正規の高さおよび状態にする。なお、図1において符号Kは、コンクリート床12とパーティクルボード14との間に形成された空気層を示す。
【0008】
次に、各弾性シーリング材注入用孔1404に臨むコンクリート床12箇所に、各弾性シーリング材注入用孔1404からプライマーを吹き付ける。なお、このプライマーも前記と同様に、後述する弾性シーリング材18をコンクリート床12に接着させるためのものであり、弾性シーリング材18が接着性を有する場合には省略されるものであり、必要に応じて使用されるものである。
次に、図1(A)に示すように、各弾性シーリング材注入用孔1404からコンクリート床12に向けてガンにより(硬化前の)弾性シーリング材18を注入する。
次に、前記弾性シーリング材18が硬化するまで、パーティクルボード14の正規の位置、状態を仮固定ボルト16により保持させ、弾性シーリング材18の硬化後、仮固定ボルト16をパーティクルボード14から取り外す。
【0009】
次に、必要に応じて、パーティクルボード14の上面において、モルタルなどにより受けナット1402Aのねじ孔1402を塞ぎ、また、弾性シーリング材注入用孔1404の上部を塞ぎ、パーティクルボード14の上面を平滑面とする。なお、パーティクルボード14の上面に設けられる仕上げ材の種類によっては、前記ねじ孔1402や弾性シーリング材注入用孔1404を塞ぐ作業は省略される。
次に、図1(B)に示すように、パーティクルボード14の上面にフローリングなどの仕上げ材20が取り付けられ、床施工が終了する。
【0010】
第1の実施の形態によれば、パーティクルボード14は、コンクリート床12とパーティクルボード14との間の多数箇所に、これらコンクリート床12とパーティクルボード14とに接触させて点在された弾性シーリング材18により支持されており、弾性シーリング材18により床における遮音性能が向上する。
より具体的には、一般的に床衝撃音(子供が飛び跳ねたり、物を落とすなどで発生する衝撃音)が問題となるが、弾性シーリング材18で仕上げ床を支持させてやることにより、衝撃のエネルギを吸収させる働きが増し、下階への床衝撃音の影響を抑えることが可能となる。
また、弾性シーリング材18を用いるといった簡単な構成により遮音性能を向上できるので、コストの上昇を抑制する点において有利である。
また、本実施の形態によれば、仮固定ボルト16の回転操作によりパーティクルボード14を正規の高さおよび状態に調整でき、高い精度で床施工を行なうことが可能となる。
また、プライマーの塗布も、パーティクルボード14の下面で弾性シーリング材注入用孔1404の周囲の箇所と、弾性シーリング材注入用孔1404に臨むコンクリート床12箇所のみに対して行われるため、最小限の量で済み、コストの低減化を図る上で有利となる。
なお、パーティクルボード14に弾性シーリング材注入用孔1404を設けず、図4(B)に示すように、パーティクルボード14の多数箇所に点在するように弾性シーリング材18を塗布し、あるいは、図4(C)に示すように、パーティクルボード14に格子状に延在させて弾性シーリング材18を塗布し、弾性シーリング材18がコンクリート床12に接触するように仮固定ボルト16を用いてパーティクルボード14を配置し、床施工を行なってもよいが、プライマーの使用量を最小限とする点で前記の施工方法が有利となる。
【0011】
次に、躯体天井に内装下地ボードを取り付ける第2の実施の形態について説明する。
図3(A)、(B)、(C)は躯体天井に内装下地ボートを取り付ける工法の説明図、図2は内装下地ボードの斜視図を示す。
図3において、符号32は躯体天井をなす上階のコンクリート床、符号34は内装下地ボードをなすプラスターボードを示している。
図2に示すように、プラスターボード34の周縁部には複数のボルト挿通孔3402(黒丸で表示)が貫通形成され、周縁部の内側に多数の弾性シーリング材注入用孔3404(白丸で表示)が縦横に規則正しく列をなして形成されている。
【0012】
コンクリート床32にプラスターボード34を取り付けるに際しては、まず、コンクリート床32に臨むプラスターボード34の上面で弾性シーリング材注入用孔3404の周囲の箇所に予めプライマーを塗布しておく。なお、このプライマーは前記の実施の形態と同様に弾性シーリング材18をプラスターボード34に接着させるためのものであり、必要に応じて使用されるものである。
次に、図3(A)に示すように、コンクリート床32に対して正規の位置になるようにプラスターボード34をコンクリート床32に臨ませ、ボルト挿通孔3402からコンクリート床32にアンカ35を打ち込む。このアンカ35には雌ねじが形成されている。なお、アンカ34は、コンクリート床32に対して正規の位置にプラスターボード34が仮固定されるように予めコンクリート床32に打ち込んでおくようにしてもよい。
【0013】
次に、各ボルト挿通孔3402からそれぞれ仮固定ボルト36を挿通し、それらの先端をアンカ35の雌ねじに螺合させ、複数の仮固定ボルト36の頭部によりプラスターボード34を支持し、仮固定する。
次に、仮固定ボルト36を回転操作し、プラスターボード34の倒れなどを調整し、正規の高さおよび状態にする。
次に、各弾性シーリング材注入用孔3404に臨むコンクリート床32箇所に、各弾性シーリング材注入用孔3404からプライマーを吹き付ける。なお、このプライマーも前記と同様に、弾性シーリング材18をコンクリート床32に接着させるためのものであり、必要に応じて使用されるものである。
【0014】
次に、図3(B)に示すように、各弾性シーリング材注入用孔3404からコンクリート床32に向けてガンにより(硬化前の)弾性シーリング材18を注入する。
次に、前記弾性シーリング材18が硬化するまで、プラスターボード34の正規の位置、状態を仮固定ボルト36により保持させ、弾性シーリング材18の硬化後、仮固定ボルト36をプラスターボード34から取り外す。
【0015】
次に、図3(C)に示すように、必要に応じて、プラスターボード34の下面から、パテ37などによりボルト挿通孔3402を塞ぎ、また、弾性シーリング材注入用孔3404を塞ぎ、プラスターボード34の下面を平滑面とする。なお、プラスターボード34の下面に設けられる仕上げ材の種類によっては、前記ボルト挿通孔3402や弾性シーリング材注入用孔3404を塞ぐ作業は省略される。
次に、プラスターボード34の下面にクロスが貼られ、あるいは、塗装されるなどの仕上げ40が施され、天井施工が終了する。
【0016】
第2の実施の形態によれば、コンクリート床32とプラスターボード34との間の多数箇所に点在された弾性シーリング材18によりプラスターボード34を支持することで防振効果が増し、天井における遮音性能が向上する。
また、弾性シーリング材18を用いるといった簡単な構成により遮音性能を向上できるので、コストの上昇を抑制する点において有利となる。
また、仮固定ボルト36の回転操作によりプラスターボード34を正規の高さおよび状態に調整でき、高い精度で天井施工を行なうことが可能となる。
また、プライマーの塗布も、プラスターボード34の上面で弾性シーリング材注入用孔3404の周囲の箇所と、弾性シーリング材注入用孔3404に臨むコンクリート床32箇所のみに対して行われるため、最小限の量で済み、コストの低減化を図る上で有利となる。
【0017】
なお、躯体壁に内装下地ボードを取り付ける場合は、前記躯体天井に内装下地ボードを取り付ける場合と同様に行われる。
この場合、従来のGL工法では、コンクリート壁(躯体壁)とプラスターボード(内装下地ボード)との間の空気層Kの高さが非常に小さく、また、プラスターボードが石膏接着剤によりコンクリート壁に強固に固定されており、コンクリート壁とプラスターボードとの間の空気ばねと、強固に支持されているプラスターボードの板ばねとの作用により、中低音域で共鳴透過するものと考えられるが、本実施の形態では、弾性シーリング材18により上記の空気ばねと板ばねを緩める働きがなされ、これにより共鳴透過のレベルが少なくなり、壁の遮音性能が向上するものと考えられる。
また、躯体床に内装下地ボートを取り付ける場合に用いた仮固定ボルト16(第2のボルト)を同時に用いると、躯体天井に内装下地ボードを取り付ける場合に用いた仮固定ボルト36(第1のボルト)の頭部により、内装下地ボードが躯体壁から離れる方向への位置を規制し、また、仮固定ボルト16(第2のボルト)により内装下地ボードが躯体壁へ近づく方向への位置を規制できるので、躯体壁からの内装下地ボードの位置や状態の調整をより簡単に行なうことが可能となる。
また、前記躯体天井に内装下地ボードを取り付ける場合や、躯体壁に内装下地ボードを取り付ける場合も、内装下地ボードに弾性シーリング材注入用孔3404を設けず、図4(B)に示すように、内装下地ボードの多数箇所に点在するように弾性シーリング材18を塗布し、あるいは、図4(C)に示すように、内装下地ボードに格子状に延在させて弾性シーリング材18を塗布し、弾性シーリング材18が躯体天井や躯体壁に接触するように仮固定ボルト36を用いて内装下地ボードを配置し、天井施工や壁施工を行なってもよいが、プライマーの使用量を最小限とする点で前記の施工方法が有利となる。
【0018】
次に、躯体壁に内装下地ボードを取り付ける第3の実施の形態について説明する。
図4(A)はコンクリート壁にプラスターボードが取り付けられた状態の断面図、(B)はプラスターボードに弾性シーリング材を点状に散在させて塗布する説明図、(C)はプラスターボードに弾性シーリング材を格子状に延在させて塗布する説明図を示す。
図4において、符号42は躯体壁であるコンクリート壁、符号44は内装下地ボードであるプラスターボードを示している。
第3の実施の形態では、第1の実施の形態や第2の実施の形態のように、ねじ孔1402やボルト挿通孔3402、弾性シーリング材注入用孔1404、3404をプラスターボード44に設けていない。
【0019】
すなわち、プラスターボード44をコンクリート壁42に取り付けるに際して、図4(B)に示すように、プラスターボード44の多数箇所に点在するように(硬化前の)弾性シーリング材18を塗布する。あるいは、図4(C)に示すように、プラスターボード44に格子状に延在させて(硬化前の)弾性シーリング材18を塗布する。なお、弾性シーリング材18が接着性を有しない場合には、プライマーがプラスターボード44とコンクリート壁42の双方に予め塗布される。
次に、弾性シーリング材18がコンクリート壁42に接触するようにプラスターボード44をコンクリート壁42に押し付け、図4(A)において符号Kは、コンクリート壁42とプラスターボード44との間に形成された空気層を示す。
そして、弾性シーリング材18の硬化により、プラスターボード44が弾性シーリング材18によりコンクリート壁42に取り付けられることになる。
【0020】
このような第3の実施の形態によっても、第2の実施の形態と同様に、コンクリート壁42とプラスターボード44との間に介在された弾性シーリング材18によりプラスターボード34を支持することで防振効果が増し、壁における遮音性能が向上する。
また、弾性シーリング材18を用いるといった簡単な構成により遮音性能を向上できるので、コストの上昇を抑制する点において有利となる。
【0021】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように本発明の内装下地ボードの取り付け工法によれば、コストの上昇を抑えつつ遮音性能に優れた壁施工を行なうことが可能となる。
また、躯体壁からの内装下地ボードの位置や状態の調整をより簡単に確実に行なう上で有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)は躯体床に内装下地ボートを取り付ける工法の説明図である。
【図2】内装下地ボードの斜視図である。
【図3】(A)、(B)、(C)は躯体天井に内装下地ボートを取り付ける工法の説明図である。
【図4】(A)はコンクリート壁にプラスターボードが取り付けられた状態の断面図、(B)はプラスターボードに弾性シーリング材を点状に散在させて塗布する説明図、(C)はプラスターボードに弾性シーリング材を格子状に延在させて塗布する説明図である。
【符号の説明】
12、32 コンクリート床
14 パーティクルボード
16、36 仮固定ボルト
18 弾性シーリング材
20 仕上げ材
34、44 プラスターボード
42 コンクリート壁

Claims (4)

  1. 躯体壁に内装下地ボードを取り付ける工法であって、
    複数のボルト挿通孔が相互に間隔をおいて貫通形成され、かつ、複数のねじ孔が相互に間隔をおいて貫通形成されるとともに、多数の弾性シーリング材注入用孔が相互に間隔をおいて貫通形成された内装下地ボードを用意し、
    前記各ボルト挿通孔からそれぞれ第1のボルトを挿通してそれらの先端を、前記躯体壁に取り付けられたアンカの雌ねじに螺合させ、前記第1のボルトの頭部を前記ボルト挿通孔の周囲の内装下地ボード部分に係止させ、かつ、前記各ねじ孔にそれぞれ第2のボルトを螺合して挿通し、それらの先端を前記躯体壁に当接することによって前記躯体壁に内装下地ボードを仮固定し、
    前記第1、第2のボルトの操作により内装下地ボードの前記躯体壁からの位置や倒れを調整し、
    前記調整後、前記弾性シーリング材注入用孔から弾性シーリング材を前記躯体壁に向けて注入し、
    前記弾性シーリング材の硬化後、前記第1、第2のボルトを内装下地ボードから取り外すようにした、
    ことを特徴とする内装下地ボードの取り付け工法。
  2. 前記弾性シーリング材は接着性を有し、前記弾性シーリング材は、前記躯体壁と、前記内装下地ボードとにそれぞれ接着されることを特徴とする請求項記載の内装下地ボードの取り付け工法。
  3. 前記弾性シーリング材と前記躯体壁とは、前記躯体壁に塗布されたプライマーにより接着され、前記弾性シーリング材と前記内装下地ボードとは、前記内装下地ボードに塗布されたプライマーにより接着されることを特徴とする請求項記載の内装下地ボードの取り付け工法。
  4. 前記内装下地ボードが前記躯体壁に仮固定される前に、前記内装下地ボードが前記躯体壁に臨む面で各弾性シーリング材注入用孔の周囲の箇所にプライマーが塗布され、前記内装下地ボードが仮固定された後で弾性シーリング材が注入される前に、前記躯体壁前記各弾性シーリング材注入用孔に臨む箇所に、前記各弾性シーリング材注入用孔からプライマーが塗布され、前記弾性シーリング材と前記躯体壁とは、前記躯体壁に塗布されたプライマーにより接着され、前記弾性シーリング材と前記内装下地ボードとは、前記内装下地ボードに塗布されたプライマーにより接着されることを特徴とする請求項記載の内装下地ボードの取り付け工法。
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