JPS6243075Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6243075Y2 JPS6243075Y2 JP13211582U JP13211582U JPS6243075Y2 JP S6243075 Y2 JPS6243075 Y2 JP S6243075Y2 JP 13211582 U JP13211582 U JP 13211582U JP 13211582 U JP13211582 U JP 13211582U JP S6243075 Y2 JPS6243075 Y2 JP S6243075Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- collar
- ceiling
- embedded nut
- embedded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 3
- 239000011449 brick Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 1
- 239000011120 plywood Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は建物の天井、壁を仕上げる時に、コ
ンクリート躯体と野縁を介した表面材との間を調
整する天井、壁下地調整装置に関するものであ
る。従来この種の天井、壁を仕上げる場合は、下
地コンクリートに所定の間隔で取付けたつり木や
木レンガを介して野縁受及び野縁あるいは胴縁を
配置してその表面に天井材等の内装板を貼着する
のが普通である。然し、この場合は、施工が大変
に面倒であると共に、コンクリート面と天井板と
の水平調整が非常に困難である。また、野縁受に
野縁を固定するため、その後の野縁の水平調整が
できない欠点がある。更に、従来は天井スラブが
低い場合に、配線、配管の設置が難しく天井下地
の構成が大変に複雑となる欠点もある。
ンクリート躯体と野縁を介した表面材との間を調
整する天井、壁下地調整装置に関するものであ
る。従来この種の天井、壁を仕上げる場合は、下
地コンクリートに所定の間隔で取付けたつり木や
木レンガを介して野縁受及び野縁あるいは胴縁を
配置してその表面に天井材等の内装板を貼着する
のが普通である。然し、この場合は、施工が大変
に面倒であると共に、コンクリート面と天井板と
の水平調整が非常に困難である。また、野縁受に
野縁を固定するため、その後の野縁の水平調整が
できない欠点がある。更に、従来は天井スラブが
低い場合に、配線、配管の設置が難しく天井下地
の構成が大変に複雑となる欠点もある。
この考案はこの様な従来の欠点を解決せしめる
ために改良したもので、その主たる構成は、内螺
子とコンクリート喰込み突縁を設けた埋込ナツト
をコンクリート内に埋設する。この埋込ナツトに
螺合する調整ボルトには、外螺子と表面に回転溝
を設けた固定鍔とを形成せしめる。また、外螺子
に螺合する内螺子を設けた回転停止具には、端部
に回転押圧鍔を形成し、この回転押圧鍔と該固定
鍔との間に貫通孔を穿設した野縁を挟持せしめる
ようにしたものである。従つて、釘等を使用しな
いで野縁が取着できる効果と、スラブと天井板と
の間隙の調整と、野縁の水平調整とが非常に簡単
にできると云う優れた特徴を有するものである。
ために改良したもので、その主たる構成は、内螺
子とコンクリート喰込み突縁を設けた埋込ナツト
をコンクリート内に埋設する。この埋込ナツトに
螺合する調整ボルトには、外螺子と表面に回転溝
を設けた固定鍔とを形成せしめる。また、外螺子
に螺合する内螺子を設けた回転停止具には、端部
に回転押圧鍔を形成し、この回転押圧鍔と該固定
鍔との間に貫通孔を穿設した野縁を挟持せしめる
ようにしたものである。従つて、釘等を使用しな
いで野縁が取着できる効果と、スラブと天井板と
の間隙の調整と、野縁の水平調整とが非常に簡単
にできると云う優れた特徴を有するものである。
次に、この考案の実施例を図面について説明す
ると、埋込ナツト１、調整ボルト２及び回動停止
具３は、その構成材料を合成樹脂製となし、該埋
込ナツト１は、コンクリート１５内に埋設すると
共に、内螺子７とコンクリートに喰込む喰込み突
縁８を形成してある。埋込ナツト１に螺合する調
整ボルト２には、外螺子９を刻設すると共に、回
転溝１０を設けた固定鍔１３とを形成する。該外
螺子９に螺合する該回動停止具３には、内面全体
に内螺子１１を刻設すると共に、端部に回転押圧
鍔１２を形成せしめてある。前記回転押圧鍔１２
と固定鍔１３との間に挟持される野縁４は、合板
等より構成され、所定間隔に数個の貫通孔１４，
１４……を穿設せしめてある。また、片側にパツ
キングを貼着する事もある。５は、調整ボルト２
及び野縁４に釘止される各種の天井材を示し、６
は、断熱材で第４図に示す如くコンクリート１５
のスラブと、野縁４，４……との間に介在して断
熱効果を達成する他の実施例を現らわしたもので
ある。
ると、埋込ナツト１、調整ボルト２及び回動停止
具３は、その構成材料を合成樹脂製となし、該埋
込ナツト１は、コンクリート１５内に埋設すると
共に、内螺子７とコンクリートに喰込む喰込み突
縁８を形成してある。埋込ナツト１に螺合する調
整ボルト２には、外螺子９を刻設すると共に、回
転溝１０を設けた固定鍔１３とを形成する。該外
螺子９に螺合する該回動停止具３には、内面全体
に内螺子１１を刻設すると共に、端部に回転押圧
鍔１２を形成せしめてある。前記回転押圧鍔１２
と固定鍔１３との間に挟持される野縁４は、合板
等より構成され、所定間隔に数個の貫通孔１４，
１４……を穿設せしめてある。また、片側にパツ
キングを貼着する事もある。５は、調整ボルト２
及び野縁４に釘止される各種の天井材を示し、６
は、断熱材で第４図に示す如くコンクリート１５
のスラブと、野縁４，４……との間に介在して断
熱効果を達成する他の実施例を現らわしたもので
ある。
この考案は上記の如き構成よりなり、今この装
置を使用するには、コンクリート打設時には、コ
ンクリートパネル内側の所定位置に埋込ナツト１
を所定間隔に釘等で取付固定する。このコンクリ
ートパネルを型枠として用い、コンクリート１５
で埋込ナツト１を埋込んだ状態で硬化せしめ、コ
ンクリートパネルを剥ぎ取り、埋込ナツト１を置
き残しする。一方、調整ボルト２と、回動停止具
３とを螺合する時に長手方向の野縁４の各貫通孔
１４，１４……を外螺子９に嵌合し、次に回動停
止具３を螺合することによつて、調整ボルト２の
固定鍔１３と、回動停止具３の回転圧鍔１２との
間に野縁４を各々挟持固定する。そして、調整ボ
ルト２，２の回動作動により上下に昇降して調整
ボルト２，２の水平と、それに固定されている野
縁４も同時に水平調整される。その後、該野縁
４，４に天井材５をタツカー等を以つて打付けす
るものである。
置を使用するには、コンクリート打設時には、コ
ンクリートパネル内側の所定位置に埋込ナツト１
を所定間隔に釘等で取付固定する。このコンクリ
ートパネルを型枠として用い、コンクリート１５
で埋込ナツト１を埋込んだ状態で硬化せしめ、コ
ンクリートパネルを剥ぎ取り、埋込ナツト１を置
き残しする。一方、調整ボルト２と、回動停止具
３とを螺合する時に長手方向の野縁４の各貫通孔
１４，１４……を外螺子９に嵌合し、次に回動停
止具３を螺合することによつて、調整ボルト２の
固定鍔１３と、回動停止具３の回転圧鍔１２との
間に野縁４を各々挟持固定する。そして、調整ボ
ルト２，２の回動作動により上下に昇降して調整
ボルト２，２の水平と、それに固定されている野
縁４も同時に水平調整される。その後、該野縁
４，４に天井材５をタツカー等を以つて打付けす
るものである。
以上説明した如く、この考案の天井、壁下地調
整装置によれば、天井の野縁が釘等の固着手段を
用いずして容易に取着できると共に、野縁のレベ
ル調整が極めて簡便にできると云う優れた効果が
ある。また、天井とスラブ間との間に敷設する配
線、配管の隙間も自由自在に調整できると云う実
利的な効果がある。そして、コンクリートに埋設
した埋込ナツトは、コンクリートに喰い込む喰い
込み突縁を形成してあるので、永久に脱離するこ
となく強固に埋設固定される効果がある。また、
埋込ナツトに螺合する調整ボルトには、表面に回
転溝を設けた固定鍔を形成せしめてあるので、調
整ボルトのレベル調整が正確容易にできると共
に、野縁の貫通孔を受持し、且つ野縁の貫通孔の
隙間を完全に隠すと云う効果がある。内螺子と端
部に回転押圧鍔を形成した回動停止具によつて、
調整ボルトの外螺子は自由に螺合移動するため、
野縁の厚さ寸法に合せて調整が可能となり、各種
の厚さの野縁を使用できる優れた利点と、回転押
圧鍔は固定鍔との間に野縁を確実に挟持する優れ
た効果がある。
整装置によれば、天井の野縁が釘等の固着手段を
用いずして容易に取着できると共に、野縁のレベ
ル調整が極めて簡便にできると云う優れた効果が
ある。また、天井とスラブ間との間に敷設する配
線、配管の隙間も自由自在に調整できると云う実
利的な効果がある。そして、コンクリートに埋設
した埋込ナツトは、コンクリートに喰い込む喰い
込み突縁を形成してあるので、永久に脱離するこ
となく強固に埋設固定される効果がある。また、
埋込ナツトに螺合する調整ボルトには、表面に回
転溝を設けた固定鍔を形成せしめてあるので、調
整ボルトのレベル調整が正確容易にできると共
に、野縁の貫通孔を受持し、且つ野縁の貫通孔の
隙間を完全に隠すと云う効果がある。内螺子と端
部に回転押圧鍔を形成した回動停止具によつて、
調整ボルトの外螺子は自由に螺合移動するため、
野縁の厚さ寸法に合せて調整が可能となり、各種
の厚さの野縁を使用できる優れた利点と、回転押
圧鍔は固定鍔との間に野縁を確実に挟持する優れ
た効果がある。
図面は、この考案の実施例を示すもので、第１
図はこの装置の縦断側面図、第２図は各部の分解
斜面図、第３図は野縁の斜面図、第４図は断熱材
を介在した他の実施例の断面図、第５図は第３図
Ａ−Ａ線の断面図である。符号１は埋込ナツト、
２は調整ボルト、３は回動停止具、４は野縁、５
は天井材、６は断熱材、７は内螺子、８は喰込み
突縁、９は外螺子、１０は回転溝、１１は内螺
子、１２は回転押圧鍔、１３は固定鍔である。
図はこの装置の縦断側面図、第２図は各部の分解
斜面図、第３図は野縁の斜面図、第４図は断熱材
を介在した他の実施例の断面図、第５図は第３図
Ａ−Ａ線の断面図である。符号１は埋込ナツト、
２は調整ボルト、３は回動停止具、４は野縁、５
は天井材、６は断熱材、７は内螺子、８は喰込み
突縁、９は外螺子、１０は回転溝、１１は内螺
子、１２は回転押圧鍔、１３は固定鍔である。
Claims (1)
- 内螺子とコンクリート喰込み突縁を設けた埋込
ナツトをコンクリート内に埋設せしめ、該埋込ナ
ツトに螺合する調整ボルトには、外螺子と表面に
回転溝を設けた固定鍔とを形成せしめ、該外螺子
に螺合する内螺子を設けた回動停止具には、端部
に回転押圧鍔を形成せしめ、該固定鍔と回転押圧
鍔との間に数個の貫通孔を穿設した野縁を挟持せ
しめた事を特徴とする天井、壁下地調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13211582U JPS5935529U (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 天井、壁下地調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13211582U JPS5935529U (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 天井、壁下地調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5935529U JPS5935529U (ja) | 1984-03-06 |
| JPS6243075Y2 true JPS6243075Y2 (ja) | 1987-11-07 |
Family
ID=30298459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13211582U Granted JPS5935529U (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 天井、壁下地調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5935529U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002339559A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-27 | Fujita Corp | 内装下地ボードの取り付け構造および取り付け工法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2607192Y2 (ja) * | 1991-04-15 | 2001-04-16 | 三菱化学フォームプラスティック株式会社 | 土木・建築用構造体 |
| JP5009006B2 (ja) * | 2007-02-18 | 2012-08-22 | 株式会社ヒロコーポレーション | 外装材取付具 |
-
1982
- 1982-08-31 JP JP13211582U patent/JPS5935529U/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002339559A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-27 | Fujita Corp | 内装下地ボードの取り付け構造および取り付け工法 |
| JP4544564B2 (ja) * | 2001-05-18 | 2010-09-15 | 株式会社フジタ | 内装下地ボードの取り付け工法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5935529U (ja) | 1984-03-06 |
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