JPS5846162Y2 - コンクリ−ト建築物用断熱外装材取付構造 - Google Patents

コンクリ−ト建築物用断熱外装材取付構造

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Publication number
JPS5846162Y2
JPS5846162Y2 JP2679379U JP2679379U JPS5846162Y2 JP S5846162 Y2 JPS5846162 Y2 JP S5846162Y2 JP 2679379 U JP2679379 U JP 2679379U JP 2679379 U JP2679379 U JP 2679379U JP S5846162 Y2 JPS5846162 Y2 JP S5846162Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat insulating
exterior material
corrosion
insulating exterior
concrete
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Expired
Application number
JP2679379U
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English (en)
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JPS55128801U (ja
Inventor
義和 広川
一雄 梅景
Original Assignee
岡部株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 岡部株式会社 filed Critical 岡部株式会社
Priority to JP2679379U priority Critical patent/JPS5846162Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、鉄筋コンクリート建築物あるいは鉄骨鉄筋
コンクリート建築物におけるコンクリート外壁に対する
断熱外装材の取付構造に関するものである。
次にこの考案を図示の例によって詳細に説明する。
第1図はこの考案において用いられる金属製ロック金具
14の一例を示すものであって、基端側に複数のスリッ
ト16を有すると共に先端側に雌ねじ17を有する繋止
筒15の基端部に円錐状の楔片18が嵌合され、かつ繋
止筒15の基端側の外面には繋止用凹凸が設けられてい
る。
第2図ないし第5図は、この考案において用いられる防
食取付ボルト10を示すものであって、外面全体が円筒
状になっている筒状部分5の外端部に、溝からなる回動
工具係合部6を有する円形のフランジ7が一体に連設さ
れて、プラスチックまたはアルミニウム等の非腐食性材
料製係止部材8が構成され、かつ棒状の鋼製螺杵9の外
端部には回り止め兼抜止め用保合部19が設けられ、前
記係止部材8における筒状部分5の中心部には、係止部
材鋳込成形時に前記螺杵9の外端部が一体に埋込固定さ
れて防食取付ボルト10が構成されている。
第6図ないし第8図は前記ロック金具14および防食取
付ボルト10を使用して断熱外装材を取付ける場合の施
工順序を示すものであって、まず第6図に示すように、
耐アルカリ性ガラス繊網混人石こうボードまたはモルタ
ルボード等からなる硬質の表面仕上用板状外装材3の内
面に発泡スチロールからなる軟質の板状断熱材2を一体
に接着固定して構成した断熱外装材4を、その断熱材2
がコンクリート外壁1の外面に接するようにして所定の
位置に配置し、かつドリル20により断熱外装材4に透
孔12を穿設すると共に、その透孔12に連らなるアン
カ一孔13をコンクリート外壁1に穿設する。
次に第7図に示すように、ロック金具14を前記アンカ
一孔13に挿入すると共に、楔片18をアンカ一孔13
の底部に突き当たらせ、かつ金属杆21を透孔12に挿
入してその金属杆21の一端部を前記繋止筒15の先端
面に係合し、ハンマー22により前記金属杆21の他端
部を叩打することにより、繋止筒15の基端側を拡開さ
せると共にアンカ一孔13に圧着させてロック金具14
をアンカ一孔13に固定する。
次に第8図に示すように、ゴムまたは軟質合成樹脂製環
状シール材11を防食取付ポル) 10における筒状部
分5に嵌挿してフランジ7の内側に対向させ、かつ断熱
外装材4の透孔12に、前記防食取付ポル) 10にお
ける螺杵9を挿通すると共に筒状部分5を嵌合し、防食
取付ボルト10における螺杵9を前記繋止筒15の雌ね
じに螺合して緊締し、防食取付ボルト10によりシール
材11を介して断熱外装材4をコンクリート外壁1に締
付固定する。
この考案を実施する場合、フランジ7の外周を多角形に
してこれを回動工具保合部としてもよい 前記断熱外装材4としては、軟質断熱板に硬質外装材を
吹付けたものまたは硬質外装板に軟質断熱材を吹付けた
ものあるいは軟質断熱板の片面に表面硬化処理を施して
外装材を形成したものを使用してもよい。
またロック金具としては防食取付ボルト10の螺杵9を
螺合する雌ねじ孔を有するものであれば図示以外の任意
型式のものを使用することができる。
この考案は、既設のコンクリート建築物の断熱補修仕上
げを行なう場合および新築のコンクリート建築物に対し
断熱外装材を後貼り施工する場合の何れにも実施するこ
とができる。
なお断熱外装材4の厚さの変化に対しては異なる長さの
防食取付ボルト10を使用することにより容易に対処す
ることができる。
この考案によれば、コンクリート外壁1の外面に断熱外
装材4における断熱材2を対向させて配置し、かつ防食
取付ボルト10におけるフランジ7の内側に環状のシー
ル材11を配置すると共に筒状部分5を断熱外装材4の
透孔12に嵌合し、コンクリート外壁1のアンカー(L
13に繋止されたロック金具14における繋止筒15の
雌ねじに、防食取付ボルト10の螺杵9を螺合すること
により、簡単で少ない取付用部品を用いて断熱外装材4
をコンクリート外壁1に対し容易にかつ強固に取付ける
ことができ、さらに取付用部品の数が少ないのでその管
理および取付施工が容易であす、シかも防食取付ボルト
10における外部に露出する係止部材8は非腐食性材料
製であって錆が発生しないので、耐久性に富むと共に錆
発生により外観が悪くなるのを防止できる効果が得られ
る。
また防食取付ボルト10における筒状部分5は断熱外装
材4の透孔12に嵌合されているので、断熱外装材4を
壁面に平行な方向に移動しないように安定状態で所定の
位置に固定することができ、かつ防食取付ポル) 10
における非腐食性材料製係止部材8のフランジ7と外装
材3の外面との間にはシール材11が介在されているの
で、防食取付ポル) 10と断熱外装材4の透孔12と
の間から雨水等の水分が侵入するのを確実に防止すると
共に、取付部の気密性を確保して断熱性を良好に保つこ
とができ、さらに前記フランジ7によりシール材11を
被覆して保護することができると共に断熱性を向上させ
ることができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案において用いられるロック金具の一例
を示す一部縦断側面図、第2図ないし第5図はこの考案
における用いられる防食取付ボルトを示すものであって
、第2図は側面図、第3図はその正面図、第4図は縦断
側面図、第5図はそのAA線断面図である。 第6図ないし第8図は断熱外装材の取付順序を示す縦断
側面図である。 図において 1はコンクリート外壁、2は断熱材、3は
外装材、4は断熱外装材、5は筒状部分、6は回動工具
係合部、7はフランジ、8は非腐食性材料製係止部材、
9は金属製螺杵、10は防食取付ボルト、11はシール
材、12は透孔、13はアンカ一孔、14はロック金具
、15は繋止筒、18は楔片、20はドリルである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリート建築物におけるコンクリート外壁1の外面
    に、断熱材2および外装材3の積層体からなる断熱外装
    材4における前記断熱材2が対向して配置され、筒状部
    分5とその外端部に連設された回動工具係合部6を有す
    るフランジ7とからなる非腐食性材料製係止部材8にお
    ける前記筒状部分5に、金属製螺杵9の外端部が埋込固
    定されて、防食取付ボルト10が構成され、前記フラン
    ジ7の内側には環状のシール材11が配置され、前記断
    熱外装材4の透孔12には、前記防食取付ボルト10に
    おける螺杵9が挿通されると共に筒状部分5が嵌合され
    、コンクリート外壁1のアンカ一孔13に挿入繋止され
    たロック金具14における繋止筒15の雌ねしに前記螺
    杵8が螺合され、前記防食取付ボルト10によりシール
    材11を介して断熱外装材4が締付固定されていること
    を特徴とするコンクリート建築物用断熱外装材取付構造
JP2679379U 1979-03-05 1979-03-05 コンクリ−ト建築物用断熱外装材取付構造 Expired JPS5846162Y2 (ja)

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JP2679379U JPS5846162Y2 (ja) 1979-03-05 1979-03-05 コンクリ−ト建築物用断熱外装材取付構造

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JP2679379U JPS5846162Y2 (ja) 1979-03-05 1979-03-05 コンクリ−ト建築物用断熱外装材取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55128801U JPS55128801U (ja) 1980-09-11
JPS5846162Y2 true JPS5846162Y2 (ja) 1983-10-21

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ID=28869718

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JP2679379U Expired JPS5846162Y2 (ja) 1979-03-05 1979-03-05 コンクリ−ト建築物用断熱外装材取付構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58181708U (ja) * 1982-05-28 1983-12-03 鐘淵化学工業株式会社 断熱外装板取付具
JPH0730472B2 (ja) * 1986-02-25 1995-04-05 日本防蝕工業株式会社 電気防食用不溶性電極の取り付け構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55128801U (ja) 1980-09-11

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