JP4543070B2 - 鋼管圧入補助装置及びそれを使用した鋼管圧入工法 - Google Patents
鋼管圧入補助装置及びそれを使用した鋼管圧入工法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4543070B2 JP4543070B2 JP2007253492A JP2007253492A JP4543070B2 JP 4543070 B2 JP4543070 B2 JP 4543070B2 JP 2007253492 A JP2007253492 A JP 2007253492A JP 2007253492 A JP2007253492 A JP 2007253492A JP 4543070 B2 JP4543070 B2 JP 4543070B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel pipe
- press
- casing
- auxiliary device
- ground
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Description
この場合、鋼管矢板を圧入する地盤が固い地盤であったり岩盤であったりすると油圧式杭圧入機だけの圧入作業だけでは鋼管矢板を地盤や岩盤に圧入するのが極めて困難になる場合がある。
そこで、アースオーガをクレーンで垂直状に吊り下げ、吊り下げたアースオーガのオーガスクリューを鋼管矢板に挿通して鋼管矢板の内側を垂直状に掘削しながら油圧式杭圧入機を使用して鋼管矢板を圧入する工法が提案されている。
しかし、この場合、掘削する地盤や岩盤の固さ条件等によっては掘削時にオーガスクリューが受ける摩擦抵抗が大きくなり摩擦抵抗がクレーンに垂直状に吊り下げられているアースオーガに伝わり、これによりアースオーガのモータ自体が回ってしまってモータの駆動力がオーガスクリューに伝わり難くなってオーガスクリューによる円滑な掘削が困難になる場合がある。
そこで、アースオーガのモータの駆動力をオーガースクリューに伝えて固い地盤や岩盤でもオーガスクリューで円滑に掘削することにより杭圧入機で鋼管矢板等の鋼管を円滑に圧入することができる鋼管圧入補助装置及びそれを使用した鋼管圧入工法が提案されている(特許文献1)。
しかし、この鋼管圧入補助装置及びそれを使用した鋼管圧入工法においては圧入する鋼管毎に鋼管の上部内周面に係止体を溶接等で固定する必要がある。
このため、鋼管圧入作業が煩雑になると共に作業効率がよくないという不具合がある。
請求項2の発明は、油圧式杭圧入機で鋼管を地盤や岩盤に圧入する場合に使用される鋼管圧入補助装置であって、吊り下げられた状態で前記鋼管に挿入可能に形成されたケーシングと、このケーシングに固定されたアースオーガのモータと、前記ケーシングに挿通されて先端部がケーシングの下端面より突出するように配設された前記アースオーガのオーガスクリューと、前記ケーシングの外周面に固定された第1係止体と、前記ケーシングが挿入すると共にケーシングの下端部にケーシングの上下方向に沿って移動可能に取り付けられた鋼管連結装置と、この鋼管連結装置を構成すると共に前記鋼管の上部が挿入可能な連結装置本体と、この連結装置本体の内周面に形成されて前記第1係止体と係止する第2係止体と、前記連結装置本体に形成された切欠部と、この切欠部に開閉可能に取り付けられると共に前記連結装置本体に挿入された鋼管の上部を締め付けることができる鋼管締付体と、前記連結装置本体に取り付けられると共に前記鋼管締付体を開閉できる開閉装置と、を有してなることを特徴としている。
請求項3の発明は、杭圧入機で鋼管を地盤や岩盤に圧入する場合に前記請求項1又は請求項2に記載された鋼管圧入補助装置を使用して行われる鋼管圧入工法であって、杭圧入機に圧入する鋼管を挟持させた後にクレーンで前記鋼管圧入補助装置を吊り下げて鋼管圧入補助装置のケーシングの下端部に設けられた鋼管連結装置の連結装置本体に鋼管の上部を挿入し、前記連結装置本体の鋼管締付体で前記鋼管を締め付けて前記鋼管圧入補助装置と鋼管を連結固定し、前記鋼管圧入補助装置のアースオーガを始動させてオーガスクリューで地盤や岩盤を掘削し、前記杭圧入機で前記鋼管を地盤や岩盤に圧入することにより鋼管を圧入することを特徴としている。
請求項4の発明は、油圧式杭圧入機で鋼管矢板を地盤や岩盤に圧入する場合に前記請求項1又は請求項2に記載された鋼管圧入補助装置を使用して行われる鋼管圧入工法であって、油圧式杭圧入機に圧入する鋼管矢板を挟持させた後にクレーンで前記鋼管圧入補助装置を吊り下げて鋼管圧入補助装置のケーシングの下端部に設けられた鋼管連結装置の連結装置本体に鋼管の上部を挿入し、前記連結装置本体の鋼管締付体で前記鋼管を締め付けて前記鋼管圧入補助装置と鋼管を連結固定し、前記鋼管圧入補助装置のアースオーガを始動させてオーガスクリューで地盤や岩盤を掘削し、前記油圧式杭圧入機で前記鋼管矢板を地盤や岩盤に圧入することにより鋼管矢板を圧入することを特徴としている。
本発明の鋼管圧入補助装置を使用した鋼管圧入工法は、杭圧入機が鋼管を固い地盤や岩盤に圧入する前にオーガスクリューが固い地盤や岩盤を円滑に掘削することができるので前記杭圧入機は円滑に鋼管を圧入することができると共に圧入する鋼管毎に鋼管の内周面に溶接等で係止体を固定する必要がないので圧入作業が煩雑でなく鋼管圧入の作業効率を向上させることができるという優れた効果を有する。
図1及び図2には本発明の鋼管圧入補助装置10が油圧式杭圧入機1(図2参照)の後方に配設されたクレーン車4のクレーン4Aのフック4Bに吊り下げられた状態で示されている。なお、前記クレーン車4のクレーン4Aには前記フック4Bの他に前記鋼管矢板2を吊り下げる鋼管矢板用ワイヤー4Cが設けられている。
図2に示されるように、鋼管圧入補助装置10の構成部材である円筒形状のケーシング12の外径寸法は油圧式杭圧入機1で地盤3に圧入される鋼管矢板2の内径寸法より小径に形成されている。従って、前記ケーシング12は鋼管矢板2の上部2Aから鋼管矢板2に挿入できるようになっている。なお、図1及び図2に示す前記ケーシング12は縦断面図で示されている。
図1及び図2に示されるように、前記ケーシング12の上端面12Aには鋼管圧入補助装置10の構成部材であるアースオーガ14のモータ16が載置された状態で固定されている。このアースオーガ14は公知のアースオーガでありモータ16の下部にはジョイント部材17を介して長尺状のオーガスクリュー18が着脱可能に取り付けられている。
図1に示されるように、前記アースオーガ14のオーガスクリュー18は前記ケーシング12を挿通すると共にオーガスクリュー18の先端部18Aは前記ケーシング12の下端面12Bより突出するように配設されている。従って、前記アースオーガ14のモータ16を始動させると前記オーガスクリュー18が回転して地盤3を掘削できるようになっている。
前記ケーシング12の外周面には上下方向に沿ってケーシング12より少し短い第1係止体としての係止凹体20が180°の間隔をおいて2個固定されている。図5に示されるように、この係止凹体20はレール20A,20Aをケーシング12の外周面に縦方向に向って並行に固定することにより構成されている。前記係止凹体20のレール20Aとレール20Aの間には係止体収容部22が形成されている。なお、前記係止凹体20の下端部には係止体収容部22の下端部を塞ぐように係止体ストッパー24が固定されている。
図1及び図2に示されるように、前記アースオーガ14の上端部には吊下用ワイヤー28が取り付けられている。この吊下用ワイヤー28は前記鋼管圧入補助装置10を吊り下げるクレーン車4のクレーン4Aのフック4Bに係止されるようになっている。
図1に示されるように、前記ケーシング12の下端部には前記鋼管圧入補助装置10の構成部材の一つである鋼管連結装置30がケーシング12の上下方向に沿って移動可能に取り付けられている。
図3及び図4に示されるように、この鋼管連結装置30の連結装置本体32は円筒状に形成され、この連結装置本体32の内径寸法は前記鋼管矢板2の上部2A(図4参照)の外径寸法よりも少し大きく形成されている。従って、図4に示されるように、前記鋼管矢板2の上部2Aは前記連結装置本体32に挿入できるようになっている。
前記連結装置本体32の上部内周面には第2係止体としての係止凸体34が互いに対向して溶接等の適宜手段で2個突設されている。これら係止凸体34は前記ケーシング12に形成された前記係止凹体20の係止体収容部22にそれぞれ対応して収容されるようになっている。
なお、前記ケーシング12の上端部を前記連結装置本体32に挿入していくと連結装置本体32の係止凸体34は前記係止体ストッパー24に当接して係止体ストッパー24に載置するので、図1に示されるように前記鋼管連結装置30は前記ケーシング12から落下しないでケーシング12の下端部に取り付けられるようになっている。
図3に示されるように、前記連結装置本体32の下部には半円周形状の切欠部36が形成されている。この切欠部36には半円筒状に形成された鋼管締付体38が配設されている。しかも、この鋼管締付体38は連結装置本体32に鋼管矢板2の上部2Aが挿入された場合に前記鋼管矢板2の上部2Aを締め付けることができるように配設されている。前記鋼管締付体38の一端部38Aは前記連結装置本体32と蝶番40で連結されている。また、前記連結装置本体32の下部には開閉装置としての油圧シリンダー42が取り付けられている。この油圧シリンダー42のロッド44の先端部44Aは前記鋼管締付体38の他端部38Bと適宜手段を介して固定されている。従って、前記油圧シリンダー42のロッド44を伸長させることにより前記鋼管締付体38を開閉できるようになっている。
また、図2及び図6に示されるように、前記鋼管矢板2の上下方向中間部の外周面には継手2B,2Bが溶接等の適宜手段で固定され、鋼管矢板2を連続状態に連結できるようになっている。
準備段階として前記鋼管矢板2を埋設する基礎工事現場に油圧式杭圧入機1を配設する。また、前記鋼管矢板2を吊り下げて油圧式杭圧入機1に提供すると共に鋼管圧入補助装置10を吊り下げるクレーン車4を配設する。
最初に、前記クレーン車4は用意されている前記鋼管矢板2をクレーン4Aに設けられた鋼管矢板用ワイヤー4Cで吊り上げてから前記油圧式杭圧入機1に提供する。図2に示されるように、この鋼管矢板2を提供された油圧式杭圧入機1は鋼管矢板2を垂直に立てた状態でチャック部1Aで強固に挟持する。
次に、前記クレーン車4はクレーン4Aのフック4Bを鋼管圧入補助装置10の吊下用ワイヤー28に係止して前記鋼管圧入補助装置10を垂直状に吊り上げてから、鋼管圧入補助装置10と前記油圧式杭圧入機1が挟持している前記鋼管矢板2を対応させる。
なお、予め前記ケーシング12の下端部には図1に示すように前記鋼管連結装置30を取り付けておく。また、前記連結装置本体32の油圧シリンダー42のロッド44を伸長させて鋼管締付体38を開いた状態(図3参照)にしておく。
そして、前記鋼管矢板2と鋼管圧入補助装置10が対応するように鋼管圧入補助装置10を吊り降ろして、前記連結装置本体32の下部に鋼管矢板2の上部2Aを挿入する。そして、油圧シリンダー42のロッド44を縮めることにより鋼管締付体38を閉める。これにより、前記鋼管矢板2の上部2Aは鋼管締付体38に締め付けられるので、鋼管矢板2と前記鋼管連結装置30は連結固定状態になる。
そして、前記鋼管圧入補助装置10のシリンダー12を更に吊り降ろしてアースオーガ14のモータ16を始動させてオーガスクリュー18を回転させる。これによりケーシング12の下端面12Bよりも下に突出したオーガスクリュー18の先端部18Aが地盤3を掘削し始める。
前記オーガスクリュー18が掘削を開始して地盤3の固さ条件等によってオーガスクリュー18に大きな摩擦抵抗が生じる場合がある。この時、大きな摩擦抵抗がオーガスクリュー18を介してアースオーガ14のモータ16に伝わりモータ16自体が回ろうとしてもモータ16が固定されているケーシング12の係止凹体20の係止体収容部22には油圧式杭圧入機1のチャック部1Aに強固に挟持されている鋼管矢板2と連結された鋼管連結装置30の係止凸体34が収容されている。このため、前記モータ16自体、ケーシング12自体が回ろうとしても前記係止凸体34によって阻止される。
従って、地盤3の掘削時に前記オーガスクリュー18に大きな摩擦抵抗が作用してもモータ16が固定されているケーシング12は油圧式杭圧入機1のチャック部1Aに強固に挟持されている鋼管矢板2によって回ることを阻止される。
このため、前記アースオーガ14のモータ16自体が回ることが無いので、モータ16の駆動力が削減されることなくスムーズにオーガスクリュー18に伝わるので、地盤3が固くてもオーガスクリュー18は円滑に掘削を行うことができる。
この結果、油圧式杭圧入機1で鋼管矢板2を圧入する場合に先に鋼管圧入補助装置10のオーガスクリュー18によって固い地盤3は掘削されるため、前記油圧式杭圧入機1で前記鋼管矢板2を地盤3に円滑に圧入することができる。
また、オーガスクリュー18が地盤3を掘削する場合、前記鋼管圧入補助装置10のケーシング12は油圧式杭圧入機1に強固に挟持されている鋼管矢板2と連結された鋼管連結装置30の係止凸体34にガイドされながら下降する状態になるので、従来工法に比べてオーガスクリュー18は高精度で地盤3を掘削することができ、これによりオーガスクリュー18による掘削精度を高めることができる。
そして、前記鋼管矢板2を地盤3に圧入する作業が終了したら前記油圧シリンダー42のロッド44を伸長させることにより鋼管締付体38を開いて鋼管矢板2と鋼管連結装置30の連結を解除して前記鋼管圧入補助装置10を吊り上げる。
そして、次の鋼管矢板2を地盤3に圧入すべく上記手順と同じ手順で次の鋼管矢板2を地盤3に圧入する。
従って、本発明においては圧入する鋼管矢板2毎に鋼管矢板2の上部内周面に係止板を溶接等で固定する煩雑な作業を不要にすると共に前記煩雑な作業を不要にすることにより鋼管矢板2の圧入作業の作業効率を一段と向上させることができる。
従って、例えば前記係止凹体20を小型に形成したり、あるいは図7に示されるように前記ケーシング12の外周面にレール20Aを1本ずつ設け、鋼管連結装置30の係止凸体34と係止させるような構成にしてもよいことは勿論である。
また、実施例では鋼管を圧入する杭圧入機として油圧式杭圧入機1を例にして示したが、鋼管を圧入する杭圧入機であれば油圧式杭圧入機1に限定されるものでないことは勿論である。
なお、実施例ではケーシング12に係止凹体20を2個設け、鋼管連結装置30に係止凸体34を2個設けた例を示したが、ケーシング12及び鋼管連結装置30に固定する前記係止凹体20及び係止凸体34は1個でも、3個以上でもよいことは勿論である。
また、実施例では開閉装置として油圧シリンダー42を示したが鋼管締付体38を開閉することができる装置であれば開閉装置は油圧シリンダー42に限定されるものでないことは勿論である。
2 鋼管矢板
10 鋼管圧入補助装置
12 ケーシング
14 アースオーガ
16 モータ
18 オーガスクリュー
20 係止凹体
22 係止体収容部
24 ストッパー
30 鋼管連結装置
32 連結装置本体
34 係止凸体
36 切欠部
38 鋼管締付体
40 蝶番
42 油圧シリンダー
Claims (4)
- 杭圧入機で鋼管を地盤や岩盤に圧入する場合に使用される鋼管圧入補助装置であって、吊り下げられた状態で前記鋼管に挿入可能に形成されたケーシングと、このケーシングに固定されたアースオーガのモータと、前記ケーシングに挿通されて先端部がケーシングの下端面より突出するように配設された前記アースオーガのオーガスクリューと、前記ケーシングの外周面に固定された第1係止体と、前記ケーシングが挿入すると共にケーシングの下端部にケーシングの上下方向に沿って移動可能に取り付けられた鋼管連結装置と、この鋼管連結装置を構成すると共に前記鋼管の上部が挿入可能な連結装置本体と、この連結装置本体の内周面に形成されて前記第1係止体と係止する第2係止体と、前記連結装置本体に開閉可能に取り付けられると共に前記連結装置本体に挿入された鋼管の上部を締め付けることができる鋼管締付体と、を有してなることを特徴とする鋼管圧入補助装置。
- 油圧式杭圧入機で鋼管を地盤や岩盤に圧入する場合に使用される鋼管圧入補助装置であって、吊り下げられた状態で前記鋼管に挿入可能に形成されたケーシングと、このケーシングに固定されたアースオーガのモータと、前記ケーシングに挿通されて先端部がケーシングの下端面より突出するように配設された前記アースオーガのオーガスクリューと、前記ケーシングの外周面に固定された第1係止体と、前記ケーシングが挿入すると共にケーシングの下端部にケーシングの上下方向に沿って移動可能に取り付けられた鋼管連結装置と、この鋼管連結装置を構成すると共に前記鋼管の上部が挿入可能な連結装置本体と、この連結装置本体の内周面に形成されて前記第1係止体と係止する第2係止体と、前記連結装置本体に形成された切欠部と、この切欠部に開閉可能に取り付けられると共に前記連結装置本体に挿入された鋼管の上部を締め付けることができる鋼管締付体と、前記連結装置本体に取り付けられると共に前記鋼管締付体を開閉できる開閉装置と、を有してなることを特徴とする鋼管圧入補助装置。
- 杭圧入機で鋼管を地盤や岩盤に圧入する場合に前記請求項1又は請求項2に記載された鋼管圧入補助装置を使用して行われる鋼管圧入工法であって、杭圧入機に圧入する鋼管を挟持させた後にクレーンで前記鋼管圧入補助装置を吊り下げて鋼管圧入補助装置のケーシングの下端部に設けられた鋼管連結装置の連結装置本体に鋼管の上部を挿入し、前記連結装置本体の鋼管締付体で前記鋼管を締め付けて前記鋼管圧入補助装置と鋼管を連結固定し、前記鋼管圧入補助装置のアースオーガを始動させてオーガスクリューで地盤や岩盤を掘削し、前記杭圧入機で前記鋼管を地盤や岩盤に圧入することにより鋼管を圧入することを特徴とする鋼管圧入補助装置を使用した鋼管圧入工法。
- 油圧式杭圧入機で鋼管矢板を地盤や岩盤に圧入する場合に前記請求項1又は請求項2に記載された鋼管圧入補助装置を使用して行われる鋼管圧入工法であって、油圧式杭圧入機に圧入する鋼管矢板を挟持させた後にクレーンで前記鋼管圧入補助装置を吊り下げて鋼管圧入補助装置のケーシングの下端部に設けられた鋼管連結装置の連結装置本体に鋼管の上部を挿入し、前記連結装置本体の鋼管締付体で前記鋼管を締め付けて前記鋼管圧入補助装置と鋼管を連結固定し、前記鋼管圧入補助装置のアースオーガを始動させてオーガスクリューで地盤や岩盤を掘削し、前記油圧式杭圧入機で前記鋼管矢板を地盤や岩盤に圧入することにより鋼管矢板を圧入することを特徴とする鋼管圧入補助装置を使用した鋼管圧入工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007253492A JP4543070B2 (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | 鋼管圧入補助装置及びそれを使用した鋼管圧入工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007253492A JP4543070B2 (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | 鋼管圧入補助装置及びそれを使用した鋼管圧入工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009084822A JP2009084822A (ja) | 2009-04-23 |
JP4543070B2 true JP4543070B2 (ja) | 2010-09-15 |
Family
ID=40658594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007253492A Active JP4543070B2 (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | 鋼管圧入補助装置及びそれを使用した鋼管圧入工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4543070B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102565045B1 (ko) | 2022-11-29 | 2023-08-09 | 티쉐어건설(주) | 케이싱 가이드장치 및 이를 이용한 케이싱 시공방법 |
Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54105805A (en) * | 1978-02-07 | 1979-08-20 | Shimizu Construction Co Ltd | Method of noiseless and vibrationless presssin construction of steel pipe pile and steel pipe sheet pile and its device |
JPH0673734A (ja) * | 1992-08-25 | 1994-03-15 | Giken Seisakusho Co Ltd | 杭の圧入力制御装置 |
JPH0742469A (ja) * | 1993-08-03 | 1995-02-10 | Chuo Jidosha Kogyo Kk | 2重掘削型アースオーガにおけるケーシングスライド装置 |
JP2000240055A (ja) * | 1999-02-18 | 2000-09-05 | Chuo Jidosha Kogyo Kk | 杭打機 |
JP2000309921A (ja) * | 1999-04-27 | 2000-11-07 | Giken Seisakusho Co Ltd | 杭圧入装置 |
JP2001200684A (ja) * | 2000-01-20 | 2001-07-27 | Giken Seisakusho Co Ltd | ケーシングオーガ装置及びケーシングオーガ工法 |
JP2002081062A (ja) * | 2000-09-07 | 2002-03-22 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 中空杭回転圧入施工装置 |
JP2002167758A (ja) * | 2000-12-04 | 2002-06-11 | Giken Seisakusho Co Ltd | 杭圧入機及び杭圧入方法 |
JP2004052285A (ja) * | 2002-07-17 | 2004-02-19 | Giken Seisakusho Co Ltd | オーガ駆動装置 |
JP2004278271A (ja) * | 2003-03-17 | 2004-10-07 | Iwao Urushizaki | ダウンザホールハンマー工法における削孔装置および掘削方法 |
JP2005256357A (ja) * | 2004-03-10 | 2005-09-22 | Jfe Steel Kk | 既製杭の施工方法及び保持リーダ |
JP2006009362A (ja) * | 2004-06-24 | 2006-01-12 | Giken Seisakusho Co Ltd | 杭施工方法 |
JP2007284902A (ja) * | 2006-04-13 | 2007-11-01 | Shinei Kk | 鋼管圧入補助装置及びそれを使用した鋼管圧入工法 |
-
2007
- 2007-09-28 JP JP2007253492A patent/JP4543070B2/ja active Active
Patent Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54105805A (en) * | 1978-02-07 | 1979-08-20 | Shimizu Construction Co Ltd | Method of noiseless and vibrationless presssin construction of steel pipe pile and steel pipe sheet pile and its device |
JPH0673734A (ja) * | 1992-08-25 | 1994-03-15 | Giken Seisakusho Co Ltd | 杭の圧入力制御装置 |
JPH0742469A (ja) * | 1993-08-03 | 1995-02-10 | Chuo Jidosha Kogyo Kk | 2重掘削型アースオーガにおけるケーシングスライド装置 |
JP2000240055A (ja) * | 1999-02-18 | 2000-09-05 | Chuo Jidosha Kogyo Kk | 杭打機 |
JP2000309921A (ja) * | 1999-04-27 | 2000-11-07 | Giken Seisakusho Co Ltd | 杭圧入装置 |
JP2001200684A (ja) * | 2000-01-20 | 2001-07-27 | Giken Seisakusho Co Ltd | ケーシングオーガ装置及びケーシングオーガ工法 |
JP2002081062A (ja) * | 2000-09-07 | 2002-03-22 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 中空杭回転圧入施工装置 |
JP2002167758A (ja) * | 2000-12-04 | 2002-06-11 | Giken Seisakusho Co Ltd | 杭圧入機及び杭圧入方法 |
JP2004052285A (ja) * | 2002-07-17 | 2004-02-19 | Giken Seisakusho Co Ltd | オーガ駆動装置 |
JP2004278271A (ja) * | 2003-03-17 | 2004-10-07 | Iwao Urushizaki | ダウンザホールハンマー工法における削孔装置および掘削方法 |
JP2005256357A (ja) * | 2004-03-10 | 2005-09-22 | Jfe Steel Kk | 既製杭の施工方法及び保持リーダ |
JP2006009362A (ja) * | 2004-06-24 | 2006-01-12 | Giken Seisakusho Co Ltd | 杭施工方法 |
JP2007284902A (ja) * | 2006-04-13 | 2007-11-01 | Shinei Kk | 鋼管圧入補助装置及びそれを使用した鋼管圧入工法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102565045B1 (ko) | 2022-11-29 | 2023-08-09 | 티쉐어건설(주) | 케이싱 가이드장치 및 이를 이용한 케이싱 시공방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009084822A (ja) | 2009-04-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2018074374A1 (ja) | 鋼管の継手装置 | |
JP3041346B2 (ja) | さく井工事の塩ビ管接合用ホルダー | |
JP4543070B2 (ja) | 鋼管圧入補助装置及びそれを使用した鋼管圧入工法 | |
JP4653127B2 (ja) | オーガ併用鋼矢板圧入工法 | |
JP3135948U (ja) | 鋼管杭の継合構造 | |
JP5500483B2 (ja) | 地下構造物の構築方法 | |
JP5356981B2 (ja) | 足場用パネル連結具 | |
JP2020143440A (ja) | パイル圧入機及びパイル圧入工法 | |
JP2007284902A (ja) | 鋼管圧入補助装置及びそれを使用した鋼管圧入工法 | |
JP3904940B2 (ja) | 係留ワイヤーの長さ調整装置 | |
JP4399319B2 (ja) | 反力架台及びそれを用いた杭の圧入方法 | |
JP3626408B2 (ja) | ヤットコ | |
JPH0371524B2 (ja) | ||
JP5961441B2 (ja) | 鋼矢板埋設用掘削装置、及び鋼矢板の埋設方法 | |
JP2001303571A (ja) | 鋼管杭回転用治具装置 | |
JP6623566B2 (ja) | 鋼管杭埋設方法、及び、鋼管杭埋設システム | |
JP2001200534A (ja) | 鋼管杭の縦継ぎ装置 | |
JP2005016042A (ja) | 電柱用支線アンカー及びその埋設方法 | |
JP2549401Y2 (ja) | 配管接続装置 | |
JP5836917B2 (ja) | 鋼管杭埋設作業機用の継手体 | |
JPS5837386A (ja) | 推進管の連結方法 | |
JP2002030881A (ja) | 立坑用ケーシング | |
JP2006070529A (ja) | ロックボルト挿入装置およびロックボルト打設方法 | |
JP2004044265A (ja) | エントランス構造 | |
JP3892445B2 (ja) | 鋼管杭トルク伝達装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100531 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100609 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100628 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4543070 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130702 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |