JP5356981B2 - 足場用パネル連結具 - Google Patents

足場用パネル連結具 Download PDF

Info

Publication number
JP5356981B2
JP5356981B2 JP2009260329A JP2009260329A JP5356981B2 JP 5356981 B2 JP5356981 B2 JP 5356981B2 JP 2009260329 A JP2009260329 A JP 2009260329A JP 2009260329 A JP2009260329 A JP 2009260329A JP 5356981 B2 JP5356981 B2 JP 5356981B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
scaffold
pipe
connector
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009260329A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011106125A (ja
Inventor
利章 小林
繁 深瀬
昌之 西村
Original Assignee
株式会社新成工業
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社新成工業 filed Critical 株式会社新成工業
Priority to JP2009260329A priority Critical patent/JP5356981B2/ja
Publication of JP2011106125A publication Critical patent/JP2011106125A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5356981B2 publication Critical patent/JP5356981B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

本願発明は、建築、土木工事、道路橋梁工事、プラント工事、タンク工事といった各種工事現場において用いられる足場用パネルを連結するための治具(足場用パネル連結具)に関するものである。
前記した各種工事現場では、多数枚の足場用パネルを連結して吊り足場や固定式足場の組み立てが行われている。足場用パネルの一例として特許文献1がある。この足場用パネルAは、図13に示すように、2本の細長な縦枠Bの長手方向(長さ方向)両端側に丸パイプ(フレームパイプ)Cが設けられ、両フレームパイプCの間に補強横枠Dを備えた周枠の上面に、長方形の板材(例えば、金属平板、コンパネ材、エキスパンドメタル材、又はその他の板材))Eが固定されたものである。これら足場用パネルAを連結して吊り足場を組む場合、狭幅方向(幅方向)に並べた足場用パネルAの縦枠B同士を、連結具Fを介して連結し、長手方向に並べた足場用パネルAのフレームパイプC同士をクランプで連結している。図12に示すクランプは、二つの単クランプを背中合わせにして回転自在に連結したクランプ(通称自在クランプ)又は、二つの単クランプを背中合わせにして両クランプが回転しないように連結したクランプ(出願人は平行クランプという。)である。
特許第2647802号公報
足場用パネルAを図13のように連結して吊り足場を組み立てた場合、吊り足場の長手方向(パネル連結方向)の長さが僅か(例えば50cm或いは1m)ばかり不足して吊り足場の作業面積が足りない場合がある。この場合、50cm或いは1mの長さのパネルがあれば、それを吊り足場に連結すれば済むが、現在はそのような寸法の吊り足場用パネルが存在しないのでそのような連結はできない。この場合、吊り足場の組み立てに使用した図13に示す足場用パネルAを連結することが考えられる。足場用パネルAは最短の長さで2m、幅は66cmが基本寸法であるため図13に仮想線で示すように横向きにして吊り足場に連結すれば前記寸法不足は補充できるが、特許文献1の図13の連結具Fは狭幅方向に配置された足場用パネルAのフレームパイプCの側方開口部Hから挿入して足場用パネルA同士を連結するものであるため、図13の仮想線のように配置した足場用パネルAを連結具Fで吊り足場に連結することはできない。図13のクランプ(以下、本願において、前記自在クランプと平行クランプを纏めて「連結クランプ」という。)は足場用パネルAを長手方向に配置して隣接させたフレームパイプCの外周に被せて図12のように把持するものであるため、前記仮想線のように配置した足場用パネルAのフレームパイプCを把持することはできない。
前記足場用パネルAと同じ形状、寸法のパネルを、図13に仮想線で示すように吊り足場のパネル配列方向に直交させて連結する(継ぎ足す)ためには、補充パネルJを吊り足場の先端部の上に重ね、その補充パネルJの横に次の補充パネルJを連結せざるを得なかった。この連結では吊り足場と補充パネルJに段差があるため、作業者がその段差に躓くおそれがあり作業の安全性が確保されなかった。また、段差が吊り足場の上への資材の運び込みの邪魔になることもあった。
本願発明の足場用パネル連結具は、請求項1記載のように、多数枚配列された足場用パネル同士が連結されて平面状に組み立てられた吊り足場の外側に、補充パネルを連結するための補助パイプを連結するのに使用されるパネル連結具であり、前記吊り足場を構成する足場用パネルも補充パネルもフレームパイプを備え、それらフレームパイプはその軸方向外側に突出する連結突起を備え、前記パネル連結具は嵌合パイプの軸方向一端にクランプが連結され、前記クランプは前記嵌合パイプに固定された本体と、本体に開閉可能に連結された開閉具を備え、前記本体は前記吊り足場を構成する足場用パネルと前記補充パネルを連結する補助パイプを出し入れすることができ、前記嵌合パイプはその一端が前記連結突起の外周に被せることができる開口部と止め具差込孔を備え、前記開口部は前記嵌合パイプの軸方向に開口し、前記止め具差込孔は前記本体への補助パイプ出し入れ方向に貫通しているものである。
本願発明の足場用パネル連結具は、請求項2記載のように、前記足場用パネル連結具において、嵌合パイプに連結突起を挿入できる開口部と、止め具差込孔とボルト差込孔が設けられ、
前記止め具差込孔とボルト差込孔は前記嵌合パイプの軸方向に離して設けられ、
前記開口部は前記嵌合パイプの軸方向に開口し、前記止め具差込孔とボルト差込孔は前記本体への補助パイプ出し入れ方向に貫通しているものである。
本願発明の足場用パネル連結具は、請求項3記載のように、前記足場用パネル連結具において、嵌合パイプの開口部から当該嵌合パイプ内に径可変連結具の一端側が差し込まれて他端側が嵌合パイプの外に突出し、前記径可変連結具は前記止め具差込孔から径可変連結具の連結孔内にグラビティロック又は止め軸が差し込まれて前記嵌合パイプに連結され、前記調節ボルト差込孔から径可変連結具に調節ボルトがネジ込まれて外径を可変可能なものである。
本願発明の足場用パネル連結具は、請求項4記載のように、多数枚配列された足場用パネル同士が連結されて平面状に組み立てられた吊り足場の外側に補充パネルを連結するのに使用されるパネル連結具であり、前記吊り足場を構成する足場用パネルも補充パネルもフレームパイプを備え、それらフレームパイプはその軸方向外側に突出する連結突起を備え、前記パネル連結具は嵌合パイプの軸方向一端に横長のベースが設けられ、そのベースに二以上のクランプが連結され、それらクランプはベースの長手方向に離して設けられ、前記クランプは前記嵌合パイプに固定された本体と、本体に開閉可能に連結された開閉具を備え、前記本体は前記吊り足場を構成する足場用パネル又は前記補充パネルのフレームパイプを出し入れすることができ、前記嵌合パイプはその一端が前記連結突起の外周に被せることができる開口部と止め具差込孔を備え、前記開口部は前記嵌合パイプの軸方向に開口し、前記止め具差込孔は前記本体への嵌合パイプ出し入れ方向に貫通しているものである。
本願発明の足場用パネル連結具は、請求項5記載のように、前記足場用パネル連結具において、嵌合パイプに連結突起を挿入できる開口部と、止め具差込孔とボルト差込孔が設けられ、前記止め具差込孔とボルト差込孔は前記嵌合パイプの軸方向に離して設けられ、前記開口部は前記嵌合パイプの軸方向に開口し、前記止め具差込孔とボルト差込孔は前記本体への補助パイプ出し入れ方向に貫通しているものである。請求項6記載のように、前記足場用パネル連結具において、嵌合パイプの開口部から当該嵌合パイプ内に径可変連結具の一端側が差し込まれて他端側が嵌合パイプの外に突出し、前記径可変連結具は前記止め具差込孔から径可変連結具の連結孔内にグラビティロック又は止め軸が差し込まれて前記嵌合パイプに連結され、ボルト差込孔から径可変連結具に調節ボルトがネジ込まれて外径を可変可能なものである。請求項7記載のように、前記足場用パネル連結具において、径可変連結具は半径の異なる2つの半縦割状パイプが対向し、それら2つの半縦割状パイプの対向間隔が調節ボルトによって相互に離間・接近させることにより縮径、拡径可能としたものである。
本願の足場用パネル連結具は次のような効果がある。
(1)嵌合パイプの一端を足場用パネルのフレームパイプに連結できるため、足場用パネルに連結突起が突設されている場合は、その連結突起に嵌合パイプの開口部を被せるだけで足場用パネルに容易かつ確実に連結できる。
(2)嵌合パイプの一端に、縮径・拡径可能であり足場用パネルのフレームパイプ内に挿入可能な径可変連結具が突設されているので、足場用パネルに連結突起が突設されていなくても、径可変連結具を足場パネルのフレームパイプに差し込んでから拡径することで確実に足場用パネルに連結できる。
(3)嵌合パイプの他端に、フレームパイプ又は単管パイプを保持・解放可能なクランプがあるため、それらパイプの把持が容易かつ確実にできる。
(4)多数枚の足場用パネルを連結して組み立てられた作業足場の横に向きを変えて補充パネルを連結する場合に、嵌合パイプ又は径可変連結具を作業足場の足場用パネルのフレームパイプに連結し、クランプで単管パイプ(補助パイプ)を把持し、その補助パイプと補充パネルとを汎用の連結クランプで連結することにより、容易かつ確実に連結することができる。
(5)多数枚の足場用パネルを連結して組み立てられた作業足場の先方に向きを変えて補充パネルを連結する場合に、嵌合パイプ又は径可変連結具を補充パネルに連結し、クランプで補助パイプを把持し、その補助パイプと作業足場の足場用パネルのフレームパイプとを汎用の連結クランプで把持して連結することにより、容易かつ確実に連結することができる。
(6)嵌合パイプの軸方向一端にその一端を横切って取り付けたベースに、クランプが二以上取り付けられているので、作業足場の足場用パネルのフレームパイプを一つのクランプで把持する場合よりも確実に把持することができる。
(7)嵌合パイプの軸方向一端にその一端を横切って取り付けたベースに、クランプが位置調節可能に取り付けられているので、作業足場の足場用パネルのフレームパイプの所望位置を把持することができる。このため障害物があってもそれを避けて把持することができるという利便性がある。
(8)嵌合パイプは足場用パネルのフレームパイプに同一面で連結できるので、補充パネルを作業足場の上に重ねることなく同じ高さで連結でき、作業足場に段差ができず、作業し易く、足場の上への資材の搬入も容易になる。
(a)は本願発明の足場用パネル連結具の斜視図、(b)はクランプを開いた状態の側面図。 (a)は足場用パネルの一例を示す斜視図、(b)は(a)の足場用パネルのパイプに図1(a)の足場用パネル連結具の嵌合パイプを被せた状態の断面図。 本願発明の径可変連結具を備えた足場用パネル連結具の斜視図。 (a)は図3の足場用パネル連結具における径可変連結具の一例を示す正面図、(b)は(a)の左側面図。 足場用パネルの他例を示す斜視図。 (a)は図5の足場用パネルのパイプに図3の足場用パネル連結具の径可変連結具を差し込んだ状態の断面図、(b)は(a)のA−A矢視図。 (a)は本願発明のクランプを二つ取り付けた足場用パネル連結具の斜視図、(b)は図2(a)の足場用パネルのパイプに図7(a)の足場用パネル連結具の嵌合パイプを被せた状態の断面図。 (a)は径可変連結具を備えた足場用パネル連結具であって、ベースにクランプを二つ取り付けたものを示す斜視図、(b)は図5の足場用パネルのパイプに図8(a)の足場用パネル連結具の径可変連結具を差し込んだ状態の断面図。 本願発明の足場用パネル連結具を用いてパネルを連結する場合の一例を示す平面図。 本願発明の足場用パネル連結具を用いてパネルを連結する場合の一例を示す平面図。 本願発明の足場用パネル連結具を用いてパネルを連結する場合の一例を示す平面図。 連結クランプの一例を示す説明図。 従来の吊り足場組み立て説明図。
本願発明の足場用パネル連結具の実施形態を、図面を参照して説明する。この足場用パネル連結具30は図9〜図11に示すように、多数枚の足場パネルAを連結して(組み立てて)形成した作業足場の側方又は連結方向先方に、足場用パネルAの配列方向と交叉する向き(図では90度異なる向き)に補充パネルJを連結する場合に使用するのに適するものである。
(足場用パネル連結具の実施形態1)
本願発明の足場用パネル連結具の第1の実施形態を図1に示す。この足場用パネル連結具30は、嵌合パイプ1の軸方向一端にクランプ2を溶接や他の固定手段で取り付けた(固定した)ものである。
嵌合パイプ1は金属製の丸パイプであり、汎用の単管パイプを所望寸法に切断して使用することができる。嵌合パイプ1の一端の開口部3は、足場用パネルAのフレームパイプ4(図2(a)では丸パイプ)から突設されている連結突起5に被せることができる内径である。図2(a)の連結突起5は図4(a)、(b)に示すように、断面視略U字形の大径の縦半割状パイプ12の内側に、断面視略U字形の小径の縦半割状パイプ13が、夫々の開口部を対向させて配置して全体として一本のパイプ状にし、両パイプ12、13の軸方向両端寄りの箇所に、上下方向に貫通する連結孔14と抜け止め孔15が貫通されている。また、小径の縦半割状パイプ13の内面にナット20(図4(b))が固定され、小径の縦半割状パイプ12の外側からナット20に調節ボルト21がねじ込まれ、その調節ボルト21をねじ込んでその先端を大径の縦半割状パイプ12の内面に押し付けると小径の縦半割状パイプ13が押し上げられて、両パイプ12、13で構成されるパイプの直径が拡大(拡径)し、調節ボルト21を緩めると小径の縦半割状パイプ13が調節ボルト21に沿って降下して両パイプ12、13で構成されるパイプの直径が縮小(縮径)するようにしてある。
前記連結突起5はその連結孔14側が図2(b)のように足場用パネルAのフレームパイプ4に差し込まれ、そのフレームパイプ4の外から連結孔14に止め軸16が差し込んで貫通され、フレームパイプ4の底面から外まで突出した止め軸16の止め軸先端部17に止めピン18を差し込んで、連結突起5がフレームパイプ4から抜けないようにしてある。また、連結突起5の外周に図1(a)に示すパネル連結具30の嵌合パイプ1を図2(b)のように被せてから、調節ボルト21をねじ込むと拡径して両縦半割状パイプ12、13の外周面が嵌合パイプ1の内面に接触し、この状態で調節ボルト21を逆回転させると連結突起5の直径が縮径して両縦半割状パイプ12、13の外周面が嵌合パイプ1の内面から離れるようにしてある。前記拡径状態で図2(b)のように嵌合パイプ1の止め具差込孔1aから連結突起5の抜け止め孔15に汎用のグラビティロック22を差し込んで嵌合パイプ1の下方まで突出させると嵌合パイプ1から抜けなくなるようにしてある。
クランプ2は汎用のものであり、正面視略L字形の金属製の本体6に、金属製の開閉具7が開閉可能に取り付けられており、開閉具7には調節ボルト8を出し入れ可能な嵌合溝9が開口されている。開閉具7は本体6側に起こして嵌合溝9に調節ボルト8を嵌め、ナット10を締め付けると図1(a)のように起立状態に保持されて、前記フレームパイプ4や汎用の単管パイプ(補助パイプ)19(図9)を把持でき、ナット10を緩めると図1(b)のように開いて前記補助パイプ19の把持を解放できるクランプ機能を備えている。
(足場用パネル連結具の実施形態2)
本願発明の足場用パネル連結具の第2の実施形態を図3に示す。この足場用パネル連結具30は、基本的構成において図1(a)、(b)に示すものと同じであり、異なるのは、嵌合パイプ1の軸方向一端に縮径・拡径可能な径可変連結具11が突設されていることである。
径可変連結具11は図4(a)、(b)に示すように、断面視略U字形の大径の縦半割状パイプ12の内側に、断面視略U字形の小径の縦半割状パイプ13が、夫々の開口部を対向させて配置されて全体として一本のパイプ状にしてある。両縦半割状パイプ12、13の軸方向両端寄りの箇所には上下方向に貫通する連結孔14と抜け止め孔15が形成されている。連結孔14には止め軸16が差し込まれ、大径の縦半割状パイプ12の底面から外まで突出した止め軸先端部17に止めピン18を差し込んで、止め軸16が連結孔14から抜けず、両縦半割状パイプ12、13が分離しないようにしてある。
径可変連結具11は小径の縦半割状パイプ13の内面にナット20が固定され、その縦半割状パイプ13の外側からナット20に調節ボルト21がねじ込まれ、その調節ボルト21をねじ込んでその先端を大径の縦半割状パイプ12の内面に押し付けると小径の縦半割状パイプ13が押し上げられて、両縦半割状パイプ12、13で構成されるパイプの直径が拡大(拡径)し、調節ボルト21を緩めると小径の縦半割状パイプ13が調節ボルト21に沿って降下して両縦半割状パイプ12、13で構成されるパイプの直径が縮小(縮径)するようにしてある。この構成とすることにより、径可変連結具11は図5に示す足場用パネルAのフレームパイプ4に差込んでから、ボルト差込孔31から調節ボルト21をねじ込むと拡径して図6(a)、(b)のように両縦半割状パイプ12、13のフレームパイプ4の内面に接触してフレームパイプ4に保持され、この状態で調節ボルト21を逆回転させると径可変連結具11の直径が縮径して両縦半割状パイプ12、13の外周面がフレームパイプ4の内面から離れるようにしてある。前記拡径状態で、図6(a)のようにフレームパイプ4の外側から径可変連結具11の抜け止め孔15に汎用のグラビティロック22を差し込んでフレームパイプ4の下方まで突出させるとフレームパイプ4に確実に係止されて、フレームパイプ4から抜けなくなる。
(足場用パネル連結具の実施形態3)
本願発明の足場用パネル連結具の第3の実施形態を図7(a)、(b)を参照して説明する。この足場用パネル連結具30は、嵌合パイプ1の軸方向一端に横長板状のベース25を嵌合パイプ1の端部と交差させて(図7(a)では横向きに直交させて)取り付け、ベース25の長手方向両端に汎用のクランプ2を取り付けた(固定した)ものである。この場合、図7(b)のようにナット26が固定されている取付け板27を、ナット26を内側にして嵌合パイプ1の軸方向一端外側に配置し、取付け板27の外側に配置した横長板状のベース25の外側から前記ナット26にボルト28をねじ込むことにより、ベース25を取付け板27に取り付けると共に取付け板27を嵌合パイプ1に取付け(固定)してある。ベース25の止め孔29は長孔にして、ボルト28を緩めて取付け板27へのベース25の固定を緩めるとベース25がその長手方向にスライドできるようにしてあり、所望位置でボルト28を締め直すとベース25をその位置に固定できるようにしてある。嵌合パイプ1、クランプ2は実施形態1、2のそれらと同じものであり、図7(a)ではクランプ2がベース25に2つ取り付けられている。クランプ2の取り付け数は1つ又は3つ以上のいずれでもよい。
(足場用パネル連結具の実施形態4)
本願発明の足場用パネル連結具の第4の実施形態を図8(a)、(b)を参照して説明する。この足場用パネル連結具30の基本的構成は実施形態3の足場用パネル連結具30(図7(a))と共通であり、異なるのは、嵌合パイプ1の他端に径可変連結具11を取り付けたことである。この径可変連結具11は図3の径可変連結具11と同じ構成、作用、機能である。
(本発明の足場用パネル連結具の使用例1)
本発明の足場用パネル連結具30の使用例1を図9に基づいて説明する。図9は足場用パネルAを同じ方向に並べて連結して形成された作業足場Iの横に、90度向きを変えて、足場用パネルAと同じパネル(補充パネル)Jを連結する場合の使用例である。この場合、足場用パネルAのフレームパイプ4から図2(a)のように連結突起5が突出している場合は、図1の足場用パネル連結具30を使用して次のようにして他の足場用パネルAを連結することができる。
(1)図9に示す作業足場Iの外側の足場用パネルAのフレームパイプ4から突出している連結突起5(図2(a))の外周に、足場用パネル連結具30の嵌合パイプ1を図2(b)のように被せる。
(2)図2(b)のように、グラビティロック22を嵌合パイプ1の止め具差込孔1aから差し込んで連結突起5を貫通させて、足場用パネル連結具30を前記外側の足場用パネルAのフレームパイプ4に連結する(図9)。
(3)連結突起5(図2(a))の嵌合パイプ1のボルト差込孔31から調節ボルト21をねじ込んで連結突起5を拡径させて、連結突起5を構成する縦半割状パイプ12、13の外周面を嵌合パイプ1の内周面に圧接させて、嵌合パイプ1を足場用パネルAのフレームパイプ4に連結する(図9)。
(4)図9のように連結された足場用パネル連結具30のクランプ2で、補助パイプ19をクランプして、補助パイプ19を作業足場Iの足場用パネルAの側方に取り付ける。
(5)図9の補助パイプ19と、予め、狭幅方向に連結してある二枚以上の補充パネルJのフレームパイプ4に連結クランプG(図12)の一方のクランプで把持する。
(6)前記連結クランプG(図12)の他方のクランプで前記補助パイプ19を把持して両パイプを連結し、補充パネルJを作業足場Iに連結する。
(7)図9のように連結した足場用パネルA間の隙間、作業足場Iと補充パネルJの間の隙間にはカバー(図示しない)を被せて被覆するのがよい。
(本発明の足場用パネル連結具の使用例2)
本発明の足場用パネル連結具の使用例2を図10に基づいて説明する。図10は足場用パネルAを狭幅方向(横方法)に並べて連結して形成された作業足場Iの先方に、90度向きを変えて、足場用パネルAと同じ補充パネルJを連結する場合の使用例である。この場合、図5のように足場用パネルAのフレームパイプ4が開口している場合は、図3の足場用パネル連結具30を使用して次のようにして補充パネルJを連結することができる。
(1)作業足場Iに連結する補充パネルJのフレームパイプ4の側方開口部Hに、図3の足場用パネル連結具30の径可変連結具11を図6(a)のように差し込む。
(2)調節ボルト21をねじ込んで径可変連結具11を拡径させて、径可変連結具11を構成する二本の縦半割状パイプ12、13の外周面を補充パネルJのフレームパイプ4の内周面に圧接させる。
(3)図6(a)のようにグラビティロック22を嵌合パイプ1の抜け止め孔15から差し込んで径可変連結具11を貫通させて、足場用パネル連結具30を補充パネルJのフレームパイプ4に連結する(図10)。
(4)図10のように補充パネルJに固定された足場用パネル連結具30のクランプ2で補助パイプ19をクランプして、補助パイプ19を補充パネルJの側方に取り付ける。
(5)図10の補助パイプ19と、予め狭幅方向に並べて連結してある作業足場Iの足場用パネルAのフレームパイプ4とを連結クランプG(図12)で把持して、両パイプ19、4を連結して、補充パネルJを作業足場Iに連結する。
(6)図10のように連結した作業足場Iと補充パネルJの間の隙間にはカバー(図示しない)を被せて被覆するのがよい。
(本発明の足場用パネル連結具の使用例3)
本発明の足場用パネル連結具の使用例3を図11に基づいて説明する。図11も狭幅方向に並べて連結してある作業足場Iの先方に、90度向きを変えて補充パネルJを連結する場合の使用例である。この場合、図2(a)のように、足場用パネルAのフレームパイプ4から連結突起5が突出している場合は、図7の足場用パネル連結具30を使用して、次のようにして補充パネルJを連結することができる。
(1)図11のように、作業足場Iの足場用パネルAのフレームパイプ4から突出している連結突起5(図2(a))の外周に、図7(a)の足場用パネル連結具30の嵌合パイプ1を図7(b)のように被せる。
(2)図7(b)の調節ボルト21をねじ込んで径可変連結具11を拡径させて、径可変連結具11を構成する二本の縦半割状パイプ12、13の外周面を嵌合パイプ1の内周面に圧接させる。
(3)図7(b)のように、グラビティロック22を嵌合パイプ1の止め具差込孔1aから差し込んで径可変連結具11を貫通させて、足場用パネル連結具30を補充パネルJのフレームパイプ4に連結する(図11)。
(4)図11のように、補充パネルJに固定された夫々の足場用パネル連結具30の二つのクランプ2で作業足場Iの足場用パネルAの先端側のパイプを把持して補充パネルJを作業足場Iに連結する。この場合、必要に応じてボルト28(図7(a))を緩めてベース25を左又は右にスライドさせて所定位置に停止させ、その位置でボルト28を締め付けてベース25を固定して、ベース25に取り付けられているクランプ2で作業足場Iの足場用パネルAのフレームパイプ4の所望箇所を把持する。
(5)図11のように補充パネルJと作業足場Iの間にできた隙間には、カバー(図示しない)を被せて被覆することができる。
(足場用パネル連結具の使用例4)
前記使用例3は図7の足場用パネル連結具30を使用する場合であるが、前記使用例3において、補充パネルJの足場用パネルAのフレームパイプ4の端面が図5のように開口している場合は、図8の足場用パネル連結具30を使用することができる。この場合は次のようにして補充パネルJを連結する。
(1)補充パネルJのパイプ側方開口部Hに、図8(a)の足場用パネル連結具30の径可変連結具11を差し込む図8(b)。
(2)図8(b)の調節ボルト21をねじ込んで径可変連結具11を拡径させて、径可変連結具11を構成する二本の縦半割状パイプ12、13の外周面を嵌合パイプ1の内周面に圧接させる。
(3)図8(b)のように、グラビティロック22を足場用パネルAのフレームパイプ4の上面上方から差し込んで径可変連結具11を貫通させて、足場用パネル連結具30を補充パネルJのフレームパイプ4に連結する。
(4)補充パネルJに固定された夫々の足場用パネル連結具30の二つのクランプ2で、予め形成されている作業足場Iの足場用パネルAのフレームパイプ4を把持して補充パネルJを作業足場Iに連結する。この場合も、必要に応じてボルト28(図8(a))を緩めてベース25を左又は右にスライドさせて所定位置に停止させ、その位置でボルト28を締め付けてベース25を固定して、ベース25に取り付けられているクランプ2で作業足場Iの足場用パネルAのフレームパイプ4の所望箇所を把持する。
(5)補充パネルJと作業足場Iの間にできた隙間には、カバー(図示しない)を被せて被覆することができる。
(足場用パネル連結具のその他の実施形態)
前記実施形態1及び2では、補充パネルJを、クランプ2で把持された補助パイプ19を介して、連結クランプGで作業足場Iに連結する場合を一例として説明したが、実施形態3、4のように補助パイプ19及び連結クランプGを用いることなく、クランプ2を直接フレームパイプCに連結することもできる。前記実施形態3及び4では、補充パネルJを補助パイプ19も、連結クランプGも使用せずにフレームパイプ4に連結する場合を示したが、実施形態1及び2のように補助パイプ19と連結クランプGを使用して連結することもできる。
1 嵌合パイプ
1a 止め具差込孔
2 クランプ
3 開口部
4 フレームパイプ
5 連結突起
6 本体
7 開閉具
8 調節ボルト
9 嵌合溝
10 ナット
11 径可変連結具
12 縦半割状パイプ
13 縦半割状パイプ
14 連結孔
15 抜け止め孔
16 止め軸
17 止め軸先端部
18 止めピン
19 補助パイプ
20 ナット
21 調節ボルト
22 グラビティロック
25 ベース
26 ナット
27 取付け板
28 ボルト
29 止め孔
30 足場用パネル連結具
31 ボルト差込孔
A 足場用パネル
B 縦枠
C フレームパイプ
D 補強横枠
E 板材
F 連結具
G 連結クランプ
H 側方開口部
I 作業足場
J 補充パネル

Claims (7)

  1. 多数枚配列された足場用パネル同士が連結されて平面状に組み立てられた吊り足場の外側に、補充パネルを連結するための補助パイプを連結するのに使用されるパネル連結具であり、
    前記吊り足場を構成する足場用パネルも補充パネルもフレームパイプを備え、それらフレームパイプはその軸方向外側に突出する連結突起を備え、
    前記パネル連結具は嵌合パイプの軸方向一端にクランプが連結され、
    前記クランプは前記嵌合パイプに固定された本体と、本体に開閉可能に連結された開閉具を備え、前記本体は前記吊り足場を構成する足場用パネルと前記補充パネルを連結する補助パイプを出し入れすることができ、
    前記嵌合パイプはその一端が前記連結突起の外周に被せることができる開口部と止め具差込孔を備え、
    前記開口部は前記嵌合パイプの軸方向に開口し、前記止め具差込孔は前記本体への補助パイプ出し入れ方向に貫通している、
    ことを特徴とする足場用パネル連結具。
  2. 請求項1記載の足場用パネル連結具において、
    嵌合パイプに連結突起を挿入できる開口部と、止め具差込孔とボルト差込孔が設けられ、
    前記止め具差込孔とボルト差込孔は前記嵌合パイプの軸方向に離して設けられ、
    前記開口部は前記嵌合パイプの軸方向に開口し、前記止め具差込孔とボルト差込孔は前記本体への補助パイプ出し入れ方向に貫通している、
    ことを特徴とする足場用パネル連結具。
  3. 請求項2記載の足場用パネル連結具において、
    嵌合パイプの開口部から当該嵌合パイプ内に径可変連結具の一端側が差し込まれて他端側が嵌合パイプの外に突出し、
    前記径可変連結具は前記止め具差込孔から径可変連結具の連結孔内にグラビティロック又は止め軸が差し込まれて前記嵌合パイプに連結され、前記調節ボルト差込孔から径可変連結具に調節ボルトがネジ込まれて外径を可変可能である、
    ことを特徴とする足場用パネル連結具。
  4. 多数枚配列された足場用パネル同士が連結されて平面状に組み立てられた吊り足場の外側に補充パネルを連結するのに使用されるパネル連結具であり、
    前記吊り足場を構成する足場用パネルも補充パネルもフレームパイプを備え、それらフレームパイプはその軸方向外側に突出する連結突起を備え、
    前記パネル連結具は嵌合パイプの軸方向一端に横長のベースが設けられ、そのベースに二以上のクランプが連結され、それらクランプはベースの長手方向に離して設けられ、
    前記クランプは前記嵌合パイプに固定された本体と、本体に開閉可能に連結された開閉具を備え、前記本体は前記吊り足場を構成する足場用パネル又は前記補充パネルのフレームパイプを出し入れすることができ、
    前記嵌合パイプはその一端が前記連結突起の外周に被せることができる開口部と止め具差込孔を備え、
    前記開口部は前記嵌合パイプの軸方向に開口し、前記止め具差込孔は前記本体への嵌合パイプ出し入れ方向に貫通している、
    ことを特徴とする足場用パネル連結具。
  5. 請求項4記載の足場用パネル連結具において、
    嵌合パイプに連結突起を挿入できる開口部と、止め具差込孔とボルト差込孔が設けられ、
    前記止め具差込孔とボルト差込孔は前記嵌合パイプの軸方向に離して設けられ、
    前記開口部は前記嵌合パイプの軸方向に開口し、前記止め具差込孔とボルト差込孔は前記本体への補助パイプ出し入れ方向に貫通している、
    ことを特徴とする足場用パネル連結具。
  6. 請求項5記載の足場用パネル連結具において、
    嵌合パイプの開口部から当該嵌合パイプ内に径可変連結具の一端側が差し込まれて他端側が嵌合パイプの外に突出し、
    前記径可変連結具は前記止め具差込孔から径可変連結具の連結孔内にグラビティロック又は止め軸が差し込まれて前記嵌合パイプに連結され、ボルト差込孔から径可変連結具に調節ボルトがネジ込まれて外径を可変可能である、
    ことを特徴とする足場用パネル連結具。
  7. 請求項3又は請求項6記載の足場用パネル連結具において、径可変連結具は半径の異なる2つの半縦割状パイプが対向し、それら2つの半縦割状パイプの対向間隔が調節ボルトによって相互に離間・接近させることにより縮径、拡径可能とした、
    ことを特徴とする足場用パネル連結具。
JP2009260329A 2009-11-13 2009-11-13 足場用パネル連結具 Active JP5356981B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009260329A JP5356981B2 (ja) 2009-11-13 2009-11-13 足場用パネル連結具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009260329A JP5356981B2 (ja) 2009-11-13 2009-11-13 足場用パネル連結具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011106125A JP2011106125A (ja) 2011-06-02
JP5356981B2 true JP5356981B2 (ja) 2013-12-04

Family

ID=44229904

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009260329A Active JP5356981B2 (ja) 2009-11-13 2009-11-13 足場用パネル連結具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5356981B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101454975B1 (ko) * 2012-12-21 2014-10-27 이치명 클램프 일체형 파이프
JP6928958B2 (ja) * 2018-07-19 2021-09-01 株式会社新成工業 補助パイプ取付け具及び建地立設構造
JP2020033725A (ja) * 2018-08-28 2020-03-05 株式会社タカミヤ 仮設足場用足場パネル及びその段積み構造
CN110541559A (zh) * 2019-09-17 2019-12-06 广州中石科技有限公司 一种扣杆组件和爬梯

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57205341U (ja) * 1981-06-25 1982-12-27
JPS6157764A (ja) * 1984-08-27 1986-03-24 株式会社竹中工務店 接続金具
JPH0637159Y2 (ja) * 1988-12-01 1994-09-28 日立プラント建設株式会社 吊り足場
JP2647802B2 (ja) * 1994-06-30 1997-08-27 株式会社新成工業 足場用パイプ連結具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011106125A (ja) 2011-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5356981B2 (ja) 足場用パネル連結具
JP4231053B2 (ja) H型鉄骨の上フランジ接続用スプライス板の組み付け用治具及びこれを用いた組み付け方法
JP3164320U (ja) 足場固定具
JP6340645B1 (ja) スプライスプレート保持用治具
JP5399865B2 (ja) 補充パネル付き吊り足場
JP2010019055A (ja) クランプ機構
KR20090054179A (ko) 사이드클램프
CN210396207U (zh) 外悬挑网与建筑钢结构的连接部件
KR101004010B1 (ko) 파이프 연결 작업용 클램프
JP2010270467A (ja) 足場用幅木の取付具
JP4274991B2 (ja) 吊り治具
JP2010095971A (ja) 矢板用転落防止柵取付け具
JP5711487B2 (ja) ネジ鋼棒用継手金具、及びネジ鋼棒の連結方法
JP2007205007A (ja) 縦樋支持構造及び縦樋支持方法
KR101570271B1 (ko) 조립부재 연결구조
JP4234544B2 (ja) 鉄筋挟持具
JP5364493B2 (ja) ヘッダー固定具、及び、ヘッダー固定構造
JP4399319B2 (ja) 反力架台及びそれを用いた杭の圧入方法
JP2007255072A (ja) 鋼矢板打設用治具
JP2007092352A (ja) 仮設足場用幅木
KR200246690Y1 (ko) 핸드레일 포스트 지그
KR200373363Y1 (ko) 파이프 고정용 클램프의 구조
JP2007218076A (ja) 連結金具,受け金具及び建築用接合金具
JP7016830B2 (ja) 幅木固定用補助具および幅木の固定方法
JP7124244B1 (ja) パイプ用ジョイント部材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110801

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130325

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130806

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130829

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5356981

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250