JP6340645B1 - スプライスプレート保持用治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】安定的にスプライスプレートを保持すると共に、開閉をスムーズに行うことができるスプライスプレート保持用治具を提供する。
【解決手段】H型鋼100の上フランジ101及び下フランジ102を架橋するようにして取り付けられる垂直ロッド具と、互いに所定間隔をあけて垂直ロッド具に配置される第1水平アーム固定具及び第2水平アーム固定具と、第1水平アーム固定具に着脱自在に取り付けられる第1水平アームと、第2水平アーム固定具に着脱自在に取り付けられる第2水平アームとを備えたスプライスプレート保持用治具1。
【選択図】図2

Description

従来から、高層建物や橋梁等の比較的大きな建造物は、鉄骨を互いに接合して構築される事が多い。かかる建造物を施工する際の鉄骨接合についてH型鋼を例に説明すると、地上において一対のスプライスプレートを用いて鉄骨同士を仮接合した後に、仮接合した鉄骨を施工箇所へ揚送して位置決めを行い、仮ボルトを用いて鉄骨同士を仮接合していた。
具体的には、鉄骨建方時のH型鋼(梁)の鉄骨ウェブにスプライスプレートを仮付けして建方を行うが、梁の組み立て時に、一方のスプライスプレートを鉄骨ウェブに対して開いた状態としなければならない。このため、番線を用いて、鉄骨ウェブとスプライスプレートを仮止めしたり、鉄骨ウェブとスプライスプレートとの間に蝶番を取り付けたりして、建方作業を行っていた。
しかしながら、番線を用いて、鉄骨ウェブとスプライスプレートを仮止めする場合には、作業の段取りや番線の取り付けに手間がかかるだけではなく、番線が破断するおそれがある。また、番線の再利用ができずに、作業を行う度に新たな番線を使用しなければならないため、コストが上昇するという問題があった。
また、重量の大きいスプライスプレートに対しては、強度の観点から丁番を用いて鉄骨ウェブとスプライスプレートとを仮止めする場合があるが、この蝶番は、スプライスプレートの接合タイミングにおいてのみ使用されるものであり、コスト面から使用を控えたいという要望がある。
このような事情を考慮して、スプライスプレートを介して鉄骨間をボルト接合する際に、接合作業を効率よく行うための技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載された「鉄骨接合用の治具」は、一対の軸体と、当該一対の軸体の後端部間を連結する連結体と、軸体の先端部に着脱自在に係止する抜け止め手段とを備えている。そして、軸体は鉄骨等のボルト孔に挿通可能な断面を有し、抜け止め手段は軸体の先端部に係止されることにより、一対の軸体を介して一対のスプライスプレートを鉄骨の側面に支持するように構成されている。
特開2005−350970号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載された「鉄骨接合用の治具」を用いて、スプライスプレートを介してH形鋼同士を接合する場合、一方のスプライスプレートを鉄骨ウェブに対して開いた状態とし、他方のスプライスプレートを鉄骨ウェブに対して閉じた状態(鉄骨ウェブに沿わせた状態)となるように保持されるが、この時、開いた状態のスプライスプレートが、傾斜した状態となってしまい、安定性に欠くという問題があった。また、スプライスプレートは重量物でもあるため、傾いて開いた状態のスプライスプレートをスムーズに閉じることが難しく、作業性が悪いという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、安定的にスプライスプレートを保持すると共に、開閉をスムーズに行うことができるスプライスプレート保持用治具を提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、上フランジ、下フランジ及び上下フランジ間に配設されるウェブを有するH型鋼同士を、スプライスプレートを介してボルト接合する際に使用されるスプライスプレート保持用治具であって、H型鋼の上フランジ及び下フランジを架橋するようにして取り付けられる垂直ロッド具と、互いに所定間隔をあけて前記垂直ロッド具に配置される第1水平アーム固定具及び第2水平アーム固定具と、前記第1水平アーム固定具に着脱自在に取り付けられる第1水平アームと、前記第2水平アーム固定具に着脱自在に取り付けられる第2水平アームとを備えており、前記第1水平アームと前記第2水平アームとは、互いに水平に配置されており、前記第1水平アーム及び前記第2水平アームは、直線状に構成されるアーム基端部、及び、前記アーム基端部の延伸方向に対して略垂直な方向に延伸する先端部を有し、スプライスプレートのボルト孔に挿通可能な断面に形成される湾曲部が設けられたアーム本体と、前記アーム基端部に接続し、前記第1水平アーム固定具及び前記第2水平アーム固定具にそれぞれ取り付けられる取付部とを備えており、前記第1水平アーム及び前記第2水平アームの前記各湾曲部の先端部を、H型鋼のウェブに形成されるボルト孔及びスプライスプレートのボルト孔に挿通して、抜け止め部材を前記各湾曲部の先端部に係止することにより、一対の前記湾曲部に沿わせて、H型鋼のウェブと平行となる閉じた位置と、ウェブに対して所定角度開いた位置とにスプライスプレートを回動可能に支持できるように構成したスプライスプレート保持用治具により達成される。
また、上記スプライスプレート保持用治具において、前記垂直ロッド具は、H型鋼の上フランジに着脱自在に取り付けられる第1接合部と、H型鋼の下フランジに着脱自在に取り付けられる第2接合部とを備えていることが好ましい。
また、第1水平アーム固定具及び第2水平アーム固定具は、前記垂直ロッド具の軸線方向に移動可能かつ所定の位置で固定可能に構成されることが好ましい。
また、前記第1水平アーム及び前記第2水平アームが有する前記各取付部は、前記アーム本体における前記湾曲部の先端部の延伸方向と略平行な方向に伸びるアーム挿入部を備えており、前記第1水平アーム固定具及び前記第2水平アーム固定具は、前記アーム挿入部の軸方向が、H型鋼のウェブ面に対して略垂直な方向に向いた状態で、該アーム挿入部が挿入可能な保持部をそれぞれ備えることが好ましい。
また、前記第1水平アーム及び前記第2水平アームが有する前記各取付部は、前記アーム基端部を進退可能に保持する位置調節機構を備えていることが好ましい。
本発明によれば、安定的にスプライスプレートを保持すると共に、開閉をスムーズに行うことができるスプライスプレート保持用治具を提供することができる。
本発明に係るスプライスプレート保持用治具の概略構成斜視図である。 スプライスプレート保持用治具をH型鋼に取り付けた使用状態を示す斜視図である。 垂直ロッド具が備える第1接合部(第2接合部)に関する概略構成側面図である。 図1のA−A断面における要部拡大断面図である 図4におけるB−B断面を示す要部拡大断面図である。 第1水平アーム(第2水平アーム)を示す平面図である。
以下、本発明に係るスプライスプレート105保持用治具について、添付図面を参照して説明する。なお、各図は、構成の理解を容易ならしめるために部分的に拡大・縮小している。図1は、本発明に係るスプライスプレート保持用治具1の概略構成斜視図であり、図2は、このスプライスプレート保持用治具1をH型鋼100に取り付けた使用状態を示す斜視図である。本発明に係るスプライスプレート保持用治具1は、上フランジ101、下フランジ102、及び、上下フランジ101,102間に配設されるウェブ103を有するH型鋼100同士を、スプライスプレート105を介してボルト接合する際に使用される治具であり、図1や図2に示すように、垂直ロッド具2と、第1水平アーム固定具3と、第2水平アーム固定具4と、第1水平アーム5と、第2水平アーム6とを備えている。
垂直ロッド具2は、H型鋼100の上フランジ101及び下フランジ102を架橋するようにして該H型鋼100に取り付けられる部材であり、ロッド本体21と、第1接合部22と、第2接合部23とを備えている。ロッド本体21は、断面円形の棒状体として構成されており、その表面には、一端側から他端側にかけてその全域に雄ねじが形成されている。また、ロッド本体21の長さは、H型鋼100の上フランジ101及び下フランジ102間の距離よりも長くなるように設定することが好ましい。
第1接合部22は、ロッド本体21に取り付けられる部材であり、H型鋼100の上フランジ101をその厚み方向に挟持固定可能に構成される部材である。この第1接合部22は、図3の概略構成側面図に示すように、フランジ押圧部25と、ロッド本体21が挿通されるロッド挿通部26とを備えている。フランジ押圧部25は、側板27a、側板27aの上部に接続された天板27b、及び、側板27aの下部に接続された底板27cとを備える断面視コ字状の係合部27を備えている。また、フランジ押圧部25は、係合部27における天板27bに支持される押圧部材28を備えている、この押圧部材28は、駆動部材28aと、底板27cに対する駆動部材28aの離間/接近により、底板27cに対して離間/接近する押圧板28bとを備えている。本実施形態においては、天板27bに貫通孔を設け、該貫通孔の内周面に雌ねじを形成すると共に、駆動部材28aをボルトにより構成し、該ボルトの先端に押圧板28bを固定して押圧部材28を形成している。貫通孔に形成される雌ねじと、ボルト部材(駆動部材28a)における雄ねじとの螺合によって、押圧板28bは底板27cに対して離間/接近が可能となり、第1接合部22がH型鋼100の上フランジ101に着脱自在に取り付け可能となる。
また、第1接合部22が備えるロッド挿通部26は、係合部27の側板27aに設けられており、該ロッド挿通部26を介してロッド本体21に取り付けられる第1接合部22は、ロッド挿通部26を挟んだ両側においてそれぞれロッド本体21に螺合されるナット部材N1,N2を絞め付けることにより、その位置が固定されるように構成されている。なお、ロッド挿通部26に形成される貫通孔の径は、ロッド本体21の径よりも大きく構成され、ロッド本体21の長手方向に対してロッド挿通部26(第1接合部22)の位置を適宜変更可能に構成されている。
また、垂直ロッド具2が備える第2接合部23は、H型鋼100の下フランジ102に着脱自在に取り付けられる部材である。この第2接合部23は。ロッド本体21に取り付けられる部材であり、H型鋼100の下フランジ102をその厚み方向に挟持固定可能に構成される部材である。この第2接合部23は、上述の第1接合部22と同様に、フランジ押圧部と、ロッド本体が挿通されるロッド挿通部とを備えており、これらフランジ押圧部及びロッド挿通部の構造は、第1接合部22におけるものと同一であるため、特に詳細な説明は省略する。
第1水平アーム固定具3及び第2水平アーム固定具4は、互いに所定間隔をあけて垂直ロッド具2が備えるロッド本体21に配置される部材である。また、第1水平アーム固定具3及び第2水平アーム固定具4は、ロッド本体21の軸線方向に移動可能かつ所定の位置で固定可能に構成されている。具体的には、第1水平アーム固定具3は、図1のA−A断面における要部拡大図である図4や、図4のB−B断面を示す図5に示すように、ロッド本体21に挿入される固定具用ロッド挿入部31と、該固定具用ロッド挿入部31の表面から外方に突出する板状の保持部32とを備えている。
固定具用ロッド挿入部31は、図5に示すように、互いに対向配置される一対の側板35a、各側板35aの上部に接続された天板35b、及び、各側板35aの下部に接続された底板35cとを備える断面視ロ字状のケーシング部35と、天板35bの上面及び底板の底面の間を連通させる連通部36とを備えている。この連通部36の内径は、ロッド本体21の径よりも大きくなるように構成されており、該連通部36にロッド本体21を挿入すると共に、固定具用ロッド挿入部31(連通部36)を挟んだ両側においてそれぞれロッド本体21に螺合されるナット部材N3,N4、N5,N6を絞め付けることにより、固定具用ロッド挿入部31を所望の位置で固定できるように構成されている。
また、板状の保持部32は、固定具用ロッド挿入部31の表面から、H型鋼100のウェブ103面に平行な方向に突出するように構成されており、この保持部32には、貫通孔が形成されている。この貫通孔の径は、後述の第1水平アーム5が備えるアーム挿入部55の径よりも大きくなるように構成されており、該アーム挿入部55が挿入可能に構成されている。なお、貫通孔の軸方向は、H型鋼100のウェブ103の面に垂直となる方向に構成されている。つまり、保持部32は、アーム挿入部55の軸方向が、H型鋼100のウェブ103面に対して略垂直な方向に向いた状態で、該アーム挿入部55を挿入可能となるように構成されている。
また、第2水平アーム固定具4は、上述の第1水平アーム固定具3と同一構成であり、ロッド本体21に挿入される固定具用ロッド挿入部と、該固定具用ロッド挿入部の表面から外方に突出する板状の保持部とを備えている。これら第2水平アーム固定具4が有する固定具用ロッド挿入部及び保持部は、上述の第1水平アーム固定具3が備える固定具用ロッド挿入部31及び保持部32と同一構成であるため、特に詳細な説明は省略する。
第1水平アーム5及び第2水平アーム6は、それぞれ第1水平アーム固定具3及び第2水平アーム固定具4に着脱自在に取り付けられる部材であり、第1水平アーム固定具3及び第2水平アーム固定具4にそれぞれ固定された状態において、互いに水平に配置される部材である。第1水平アーム5は、図6に示すように、アーム本体51と、取付部52とを備えている。アーム本体51は、直線状に構成されるアーム基端部53、及び、該アーム基端部53の延伸方向に対して略垂直な方向に延伸する先端部を有し、スプライスプレート105のボルト孔に挿通可能な断面に形成される湾曲部54を備えて構成されている。また、湾曲部54の先端部の表面には、雄ねじが形成されており、抜け止め部材であるナット部材59がその先端部に螺合可能に構成されている。また、湾曲部54の先端部には、該湾曲部54の先端から所定間隔あけた位置に、ストッパ部材60が設けられている。このストッパ部材60は、湾曲部54の先端部の表面から突出するように構成されている。このような構成により、ナット部材59とストッパ部材60との間で、スプライスプレート105及びウェブ103を挟み込んで、当該スプライスプレート105及びウェブ103を安定的に固定することが可能となる。なお、このストッパ部材60を省略して構成してもよく、また、ストッパ部材60の形態は、図6に示すような形態に限定されない。
取付部52は、アーム基端部53に接続する筒状部材であり、アーム基端部53に接続された取付部52を第1水平アーム固定具3に取り付けることにより、第1水平アーム5と第1水平アーム固定具3とは一体化される。この取付部52は、アーム本体51におけるアーム基端部53を進退可能に保持する位置調節機構を備えている。位置調節機構は、筒状に形成される取付部52の貫通孔の内面に雌ねじを形成することにより構成される。また、アーム基端部53の表面には雄ねじが形成されており、取付部52の貫通孔とアーム基端部53との螺合位置を適宜変更することにより、取付部52に対してアーム基端部53が進退可能に構成される。なお、取付部52は、雄ねじが形成されるアーム基端部53に配置されるナット部材N7を当該取付部52側へと締め付けることにより、アーム基端部53に対する所望の位置で固定されることになる。
また、第1水平アーム5が有する取付部52は、アーム本体51における湾曲部54の先端部の延伸方向と略平行な方向に伸びるアーム挿入部55を備えている。アーム挿入部55は、断面視円形の棒状部材から形成されており、その一方端から他方端にかけて表面に雄ねじが形成されている。図4に示すように、アーム挿入部55を、第1水平アーム固定具3が備える保持部32の貫通孔に挿入し、保持部32を挟んだ両側に配置されるナット部材N8,N9により保持部32材を締め付けることにより、アーム挿入部55は、保持部32に固定されることとなる。
ここで、第2水平アーム6は、上述の第1水平アーム5と同一構成を有しているため、詳細な説明は書略する。
次に、このような構成のスプライスプレート保持用治具1の使用方法について説明する。まず、第1水平アーム固定具3及び第2水平アーム固定具4を所定間隔をあけた状態でロッド本体21に仮止めした状態の垂直ロッド具2をH型鋼100に固定する。垂直ロッド具2のH型鋼100に対する固定は、第1接合部22及び第2接合部23がそれぞれ有するフランジ押圧部25における駆動部材28a(ボルト部材)の螺合を進めることにより、その先端に設けられる押圧板28bと底板27cとの間でH型鋼100の上フランジ101及び下フランジ102を挟持させて行う。ここで、第1水平アーム固定具3及び第2水平アーム固定具4は、ロッド本体21の軸方向に沿って僅かに移動可能な状態で仮止めされることが好ましい。
次いで、第1水平アーム5におけるアーム本体51の湾曲部54の先端部を、H型鋼100のウェブ103に形成されるボルト孔及びスプライスプレート105のボルト孔に挿通させつつ、アーム本体51に取り付けられる取付部52が有するアーム挿入部55を、仮止めされ上下方向(ロッド本体21の軸方向)に移動が可能な状態の第1水平アーム固定具3における保持部32の貫通孔に挿入させる。なお、このとき、アーム挿入部55に配置されるボルト部材N8は取り外された状態で、第1水平アーム5の取り付け作業は行われる。その後、H型鋼100のウェブ103に形成されるボルト孔及びスプライスプレート105のボルト孔に挿入された湾曲部54の先端部に抜け止め部材であるナット部材を螺着する。また、仮止め状態の第1水平アーム固定具3の高さ方向位置を調整し、固定具用ロッド挿入部31(連通部)を挟んだ両側に配置されるナット部材によって、固定具用ロッド挿入部31(連通部)を絞め付けることにより、第1水平アーム固定具3をロッド本体21上に固定する。さらに、保持部32に挿入されたアーム挿入部55に対して、保持部32を挟んだ両側に配置されるナット部材により保持部32材を締め付けることにより、第1水平アーム5と第1水平アーム固定具3とは一体固定される。
その後、第2水平アーム6についても、上記第1水平アーム5と同様にして、H型鋼100のウェブ103に形成されるボルト孔及びスプライスプレート105のボルト孔と、第2水平アーム固定具4との間を接続するようにして固定される。
このようにしてH型鋼100に取り付けられた本発明に係るスプライスプレート保持用治具1においては、第1水平アーム5が有する湾曲部54及び第2水平アーム6が有する湾曲部54(一対の湾曲部54)に沿わせて、スプライスプレート105が、H型鋼100のウェブ103と平行となる閉じた位置と、ウェブ103に対して所定角度開いた位置とに回動可能に支持されることになる。
本発明に係るスプライスプレート保持用治具1は、第1水平アーム5及び第2水平アーム6を、H型鋼100のウェブ103に形成されるボルト孔及びスプライスプレート105のボルト孔のみならず、垂直ロッド具2によっても支持される構造を有している。このような構造により、一方のスプライスプレート105をH型鋼100のウェブ103に対して開いた状態とし、他方のスプライスプレート105をウェブ103に対して閉じた状態(ウェブ103に沿わせた状態)となるように一対のスプライスプレート105が保持された場合に、第1水平アーム5及び第2水平アーム6が傾いた状態となることを確実に防止することができ、スプライスプレート105を安定的に保持することが可能となり、また、スプライスプレート105の開閉を極めてスムーズに行うことが可能となり、H型鋼100同士の接合作業を効率よくかつ安全に行うことが可能となる。
また、垂直ロッド具2は、H型鋼100の上フランジ101に着脱自在に取り付けられる第1接合部22と、H型鋼100の下フランジ102に着脱自在に取り付けられる第2接合部23とを備えるように構成されているため、スプライスプレート保持用治具1のH型鋼100に対する着脱作業が容易であると共に、様々な建設現場でスプライスプレート保持用治具1を利用することが可能となる。また、第1接合部22及び第2接合部23は、駆動部材28aと、底板27cに対する駆動部材28aの離間/接近により、底板27cに対して離間/接近する押圧板とを備える押圧部材28を備えているため、作業に供されるH型鋼100の種類が変わり、上フランジ101や下フランジ102の厚みが変化したとしても、確実に、上フランジ101及び下フランジ102をその厚み方向に挟持固定することが可能となる。
また、第1接合部22及び第2接合部23は、ロッド本体21が挿通されるロッド挿通部26を備えており、このロッド挿通部26を介してロッド本体21に取り付けられる第1接合部22(第2接合部23)は、ロッド挿通部26を挟んだ両側においてそれぞれロッド本体21に螺合されるナット部材N1,N2を絞め付けることにより、その位置が固定されるように構成されている。このような構成により、第1接合部22及び第2接合部23のロッド本体21に対する固定位置を、ロッド本体21の軸線方向に沿って自由に設定することが可能となるため、上フランジ101及び下フランジ102の間隔が小さい小型のH型鋼100から、間隔が大きい大型のH型鋼100に至るまで、H型鋼100の首位を問わずに、H型鋼100同士の接合作業に活用することができる。
また、本発明に係るスプライスプレート保持用治具1は、第1水平アーム固定具3及び第2水平アーム固定具4が、垂直ロッド具2の軸線方向に移動可能かつ所定の位置で固定可能に構成されるため、第1水平アーム固定具3及び第2水平アーム固定具4にそれぞれ取り付けられる第1水平アーム5及び第2水平アーム6の設置位置として、スプライスプレート105の開閉をスムーズに行うことができる最も好ましい位置に微調整することが可能となる。
また、本発明に係るスプライスプレート保持用治具1は、第1水平アーム5及び第2水平アーム6が有する各取付部52が、アーム基端部53を進退可能に保持する位置調節機構を備えるように構成されている。このような構成により、H型鋼100のウェブ103に形成されるボルト孔及びスプライスプレート105のボルト孔と、第1水平アーム固定具3(第2水平アーム固定具4)との間を第1水平アーム5(第2水平アーム6)で接続するように設置する際に、仮に、寸法的な誤差が生じてうまく接続できなかったとしても、H型鋼100に対する垂直ロッド具2の設置位置の修正を行うことなく、アーム本体51のアーム基端部53と取付部52との位置関係を調整するだけで対応することができ、作業効率を向上させることが可能となる。
以上、本発明に係るスプライスプレート保持用治具1の実施形態について説明したが、スプライスプレート保持用治具1の具体的構成は、上記実施形態に限定されない。例えば、垂直ロッド具2は、比較的長尺な構造を有し、重量も大きいため、図3に示すように、ロッド本体21の一方端(上端)にアイナットENを接続し、クレーン装置等によって吊り下げ可能となるように構成してもよい。
また、上記実施形態においては、第1接合部22及び第2接合部23共に、駆動部材28aと、底板に対する駆動部材28aの離間/接近により、底板に対して離間/接近する押圧板28bとを有する押圧部材28を備えるように構成しているが、H型鋼100に対する垂直ロッド具2の固定に問題がない範囲で、いずれか一方のみが、押圧部材28を備えるように構成してもよい。
また、上記実施形態においては、ロッド本体21の表面には、一端側から他端側にかけてその全域に亘って雄ねじが形成されているが、このような構造に特に限定されず、例えば、第1接合部22、第2接合部23、第1水平アーム固定具3、第2水平アーム固定具4の設置位置として想定される所定範囲にのみ雄ねじを形成するようにして構成してもよい。
また、上記実施形態においては、ロッド本体21を、表面に雄ねじを有する円柱状として構成されているが、このような構成に特に限定されず、例えば、角柱状に構成してもよい、なお、ロッド本体21を角柱状に構成する場合、固定具用ロッド挿入部31が備える連通部36の開口形状を、角柱状に構成されるロッド本体21の外形形状に合わせて、断面視矩形状に構成し、連通部36が、ロッド本体21上を摺動可能に構成する。また、表面に雄ねじを有する円柱状として構成されるロッド本体21の場合には、図5に示すように、固定具用ロッド挿入部31(連通部36)を挟んだ両側においてそれぞれロッド本体21に螺合されるナット部材N3,N4、N5,N6を絞め付けて、固定具用ロッド挿入部31を固定するように構成されるが、ロッド本体21を角柱状に形成する場合には、例えば、連通部36の側壁に貫通孔を設けると共に、この貫通孔の内周面に雌ネジを形成し、当該貫通孔にボルトを螺合することにより、当該ボルトの先端部をロッド本体21の表面に押圧させて固定する。
また、上記実施形態においては、2本の水平アーム(第1水平アーム5及び第2水平アーム6)は、それぞれ、アーム挿入部55を備えるように構成されており、当該アーム挿入部55は、取付部52に一体的に固定されるように構成されているが、このような構成に特に限定されず、例えば、アーム挿入部55を取付部52とは別体として構成し、両者を着脱自在となるように構成してもよい。具体的には、例えば、アーム挿入部55の表面に雄ねじを形成すると共に、固定具用ロッド挿入部31の表面から外方に突出する板状の保持部32と同様の構成の板部材を取付部52に備えるように構成し、板部材における貫通孔にアーム挿入部55の一端を挿入すると共に、ナット部材で板部材の両側を絞め付けることにより、アーム挿入部55を取付部52に着脱自在に固定することができる。
また、上記実施形態においては、2本の水平アーム(第1水平アーム5及び第2水平アーム6)は、それぞれ単一のアーム挿入部55を備えるように構成されているが、例えば、第1水平アーム5及び第2水平アーム6のそれぞれが、複数のアーム挿入部55を備えるように構成してもよい。この場合、第1水平アーム固定具3の構成として、第1水平アーム5が備える複数のアーム挿入部55を固定するための保持部32を複数保有するように構成する。第2水平アーム固定具4についても同様である。
また、上記実施形態においては、第1水平アーム5や第2水平アーム6が備える取付部52は、アーム本体51におけるアーム基端部53を進退可能に保持する位置調節機構を備えており、当該位置調節機構は、筒状に形成される取付部52の貫通孔の内面に雌ねじを形成することにより構成されるが、このような構成に特に限定されない。例えば、取付部52の貫通孔の内面に雌ネジを形成することを省略し、取付部が、アーム基端部53の表面に対して摺動するように構成してもよい。この場合、取付部の側壁に貫通孔を設けると共に、この貫通孔の内周面に雌ネジを形成し、当該貫通孔にボルトを螺合して該ボルトの先端部をアーム基端部53の表面に押圧させることにより、取付部52に対してアーム基端部53を所望の位置にて接続固定することができる。
また、上記実施形態においては、2本の水平アーム(第1水平アーム5及び第2水平アーム6)を備える構成について説明したが、水平アームの本数は、2本に限定されるものではなく、例えば、3本以上の水平アームを備える構成にしてもよいことはいうまでもない。
1 スプライスプレート保持用治具
2 垂直ロッド具
21 ロッド本体
22 第1接合部
23 第2接合部
25 フランジ押圧部
26 ロッド挿通部
27 係合部
28 押圧部材
28a 駆動部材
28b 押圧板
3 第1水平アーム固定具
31 固定具用ロッド挿入部
32 保持部
35 ケーシング部
36 連通部
4 第2水平アーム固定具
5 第1水平アーム
51 アーム本体
52 取付部
53 アーム基端部
54 湾曲部
55 アーム挿入部
6 第2水平アーム

Claims (5)

  1. 上フランジ、下フランジ及び上下フランジ間に配設されるウェブを有するH型鋼同士を、スプライスプレートを介してボルト接合する際に使用されるスプライスプレート保持用治具であって、
    H型鋼の上フランジ及び下フランジを架橋するようにして取り付けられる垂直ロッド具と、
    互いに所定間隔をあけて前記垂直ロッド具に配置される第1水平アーム固定具及び第2水平アーム固定具と、
    前記第1水平アーム固定具に着脱自在に取り付けられる第1水平アームと、
    前記第2水平アーム固定具に着脱自在に取り付けられる第2水平アームとを備えており、
    前記第1水平アームと前記第2水平アームとは、互いに水平に配置されており、
    前記第1水平アーム及び前記第2水平アームは、直線状に構成されるアーム基端部、及び、前記アーム基端部の延伸方向に対して略垂直な方向に延伸する先端部を有し、スプライスプレートのボルト孔に挿通可能な断面に形成される湾曲部が設けられたアーム本体と、前記アーム基端部に接続し、前記第1水平アーム固定具及び前記第2水平アーム固定具にそれぞれ取り付けられる取付部とを備えており、
    前記第1水平アーム及び前記第2水平アームの前記各湾曲部の先端部を、H型鋼のウェブに形成されるボルト孔及びスプライスプレートのボルト孔に挿通して、抜け止め部材を前記各湾曲部の先端部に係止することにより、一対の前記湾曲部に沿わせて、H型鋼のウェブと平行となる閉じた位置と、ウェブに対して所定角度開いた位置とにスプライスプレートを回動可能に支持できるように構成したスプライスプレート保持用治具。
  2. 前記垂直ロッド具は、H型鋼の上フランジに着脱自在に取り付けられる第1接合部と、H型鋼の下フランジに着脱自在に取り付けられる第2接合部とを備えている請求項1に記載のスプライスプレート保持用治具。
  3. 第1水平アーム固定具及び第2水平アーム固定具は、前記垂直ロッド具の軸線方向に移動可能かつ所定の位置で固定可能に構成される請求項1又は2に記載のスプライスプレート保持用治具。
  4. 前記第1水平アーム及び前記第2水平アームが有する前記各取付部は、前記アーム本体における前記湾曲部の先端部の延伸方向と略平行な方向に伸びるアーム挿入部を備えており、
    前記第1水平アーム固定具及び前記第2水平アーム固定具は、前記アーム挿入部の軸方向が、H型鋼のウェブ面に対して略垂直な方向に向いた状態で、該アーム挿入部が挿入可能な保持部をそれぞれ備える請求項1から3のいずれかに記載のスプライスプレート保持用治具。
  5. 前記第1水平アーム及び前記第2水平アームが有する前記各取付部は、前記アーム基端部を進退可能に保持する位置調節機構を備えている請求項1から4のいずれかに記載のスプライスプレート保持用治具。

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