JP5711487B2 - ネジ鋼棒用継手金具、及びネジ鋼棒の連結方法 - Google Patents
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Description
そのため、カプラー内にクラウド材を注入して固着力を高める方法は、連結されたネジ鋼棒を鋼管杭の建て込みに使用する場合(すなわち、ネジ鋼棒及びカプラーを回収、分解して運搬再利用する場合)には適用することができなかった。
この状態で、例えば、前記第1の回動阻止部材に挿着された一方のネジ鋼棒に、前記連結継手から外す方向(例えば、左回転方向)の回転力が加えられると、前記挿通孔が、前記ネジ鋼棒を回転不能とする形状に形成されているので、前記一方のネジ鋼棒が挿着された前記第1の回動阻止部材には、前記一方のネジ鋼棒と共に左回転方向に回転しようとする力が伝わるとともに、前記第1の回動阻止部材と一体化された前記管部材、及び前記第2の回動阻止部材にも左回転方向に回転しようとする力が伝わることになる。
この状態で、例えば、一方の回動阻止部材に挿着された一方のネジ鋼棒に、前記連結継手から外す方向(例えば、左回転方向)の回転力が加えられると、前記挿通孔が、前記ネジ鋼棒を回転不能とする形状に形成されているので、前記一方のネジ鋼棒が挿着された前記一方の回動阻止部材、及び該一方の回動阻止部材が固着された前記連結継手には、前記一方のネジ鋼棒と共に左回転方向に回転しようとする力が伝わる。したがって、前記連結継手に連結された一方のネジ鋼棒単独での回動動作が規制され、前記連結継手及び前記1対の回動阻止部材を介して2本のネジ鋼棒が一体的に回転することとなり、前記連結継手からの前記ネジ鋼棒の外れや緩みを確実に阻止することができる。
ネジ鋼棒1aを上側にして鉛直方向に吊り下げた状態(鋼管杭の建て込み回収作業時の状態)で、例えば、第1の回動阻止部材30Aに挿着された一方のネジ鋼棒1aに、連結継手10から外す方向(例えば、左回転方向)の回転力が加えられると、挿通孔31Aが、ネジ鋼棒1aを回転不能とする形状に形成されているので、ネジ鋼棒1aが挿着された第1の回動阻止部材30A、及び該第1の回動阻止部材30Aが固着された連結継手10には、一方のネジ鋼棒1aと共に左回転方向に回転しようとする力が伝わる。したがって、連結継手10に連結された一方のネジ鋼棒単独での回動動作が規制され、連結継手10及び1対の回動阻止部材30A、40Aを介して2本のネジ鋼棒1a、1bが一体的に回転することとなり、連結継手10からのネジ鋼棒の外れや緩みを確実に阻止することができる。
別の実施の形態においても、実施の形態(2)と略同様の効果を得ることができるとともに、第1、第2の回動阻止部材30B、40Bを連結継手10Aに、六角レンチで容易かつ確実に取り付けることができ、取外しも容易に行うことができる。
10、10A 連結継手
20 管部材
30、30A、30B 第1の回動阻止部材
31、31A 挿通孔
40、40A、40B 第2の回動阻止部材
41、41A 挿通孔
50 継手収容部材
Claims (8)
- 外周面にネジ部と平坦部とを有する断面視略楕円形状をしたネジ鋼棒の端部同士を連結する連結継手を内部に収容可能な大きさに形成された管部材と、
該管部材の両端開口部に固着される第1の回動阻止部材、及び第2の回動阻止部材とを含んで構成され、
前記第1の回動阻止部材、及び第2の回動阻止部材が、
前記ネジ鋼棒を挿通可能な挿通孔を有し、該挿通孔が、前記ネジ鋼棒を回転不能とする形状に形成されていることを特徴とするネジ鋼棒用継手金具。 - 前記第1の回動阻止部材の前記挿通孔、及び前記第2の回動阻止部材の挿通孔が、前記ネジ鋼棒の断面視形状よりもやや大きい楕円形状に形成され、内周面にネジ溝が形成されていないことを特徴とする請求項1記載のネジ鋼棒用継手金具。
- 前記第2の回動阻止部材が、前記管部材の一端側開口部に予め固着されて、前記管部材と一体化され、
前記管部材の他端側外周面と、前記第1の回動阻止部材の外周面とに、固着部材を介して互いを固着するための複数の固着部材取付孔が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のネジ鋼棒用継手金具。 - 外周面にネジ部と平坦部とを有する断面視略楕円形状をしたネジ鋼棒の端部同士を連結する連結継手の両端部に固着される外形円筒状の一対の回動阻止部材で構成され、
これら回動阻止部材が、
前記ネジ鋼棒を挿通可能な挿通孔と、
該挿通孔に前記ネジ鋼棒を挿通させた状態で、前記連結継手の端部に嵌め込む筒状嵌合部とを備え、
前記挿通孔が、前記ネジ鋼棒を回転不能とする形状に形成されていることを特徴とするネジ鋼棒用継手金具。 - 前記各回動阻止部材の前記挿通孔が、前記ネジ鋼棒の断面視形状よりもやや大きい楕円形状に形成され、内周面にネジ溝が形成されていないことを特徴とする請求項4記載のネジ鋼棒用継手金具。
- 前記各回動阻止部材の前記筒状嵌合部側の外周面に、固着部材を介して前記回動阻止部材を前記連結継手に固着するための複数の固着部材取付孔が形成されていることを特徴とする請求項4又は請求項5記載のネジ鋼棒用継手金具。
- 請求項3記載のネジ鋼棒用継手金具を使用したネジ鋼棒の連結方法であって、
連結する2本のネジ鋼棒の一方のネジ鋼棒に、前記第1の回動阻止部材を挿着するとともに、他方のネジ鋼棒に、一体化された前記第2の回動阻止部材及び前記管部材を挿着し、
前記第1の回動阻止部材が挿着された前記一方のネジ鋼棒の端部と、前記第2の回動阻止部材及び前記管部材が挿着された前記他方のネジ鋼棒の端部とを前記連結継手にねじ込み、該連結継手を介して前記2本のネジ鋼棒を連結し、
前記他方のネジ鋼棒に挿着された前記第2の回動阻止部材及び前記管部材をスライド移動させて、前記管部材の内部に前記連結継手を収容し、
前記一方のネジ鋼棒に挿着された前記第1の回動阻止部材をスライド移動させて、前記管部材の開口部に嵌め込み、該嵌め込んだ状態で、前記第1の回動阻止部材と前記管部材とを固着することを特徴とするネジ鋼棒の連結方法。 - 請求項4〜6のいずれかの項に記載のネジ鋼棒用継手金具を使用したネジ鋼棒の連結方法であって、
連結する2本のネジ鋼棒の対向する各端部に、前記一対の回動阻止部材の各々を挿着し、
これら回動阻止部材が挿着された前記2本のネジ鋼棒の対向する各端部を、前記連結継手にねじ込み、該連結継手を介して前記2本のネジ鋼棒を連結し、
該2本のネジ鋼棒に挿着された各回動阻止部材をスライド移動させて、これら各回動阻止部材の筒状嵌合部を前記連結継手の両端部に嵌め込み、該嵌め込んだ状態で、前記連結継手と前記各回動阻止部材とを固着することを特徴とするネジ鋼棒の連結方法。
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JP2010206799A JP5711487B2 (ja) | 2010-09-15 | 2010-09-15 | ネジ鋼棒用継手金具、及びネジ鋼棒の連結方法 |
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