JP4539918B2 - 分割型加硫モールド - Google Patents

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Description

本発明はタイヤ等を加硫する分割型加硫モールドに関し、より詳細には、モールドの寸法のばらつきによるモールド締付力の不足を調整するためのシム調整を不要にした分割型加硫モールドに関する。
特許文献ではないが、従来の分割型加硫モールドを図6に示す。図6に示すように、下プラテン1の上に下サイドモールド2が固定され、下サイドモールド2の上面には成形凹部2Aが形成されている。下プラテン1の上方には上プラテン3が設置され、上プラテン3の下面には上サイドモールド4が複数のボルト(図示せず)によって取り付けられている。また、この上サイドモールド4の下面には成形凹部4Aが形成されている。上プラテン3の上方には図示していない垂直なシリンダが設置され、このシリンダの作動により上プラテン3が昇降して、上サイドモールド4が下サイドモールド2に対して接近離反する。上サイドモールド4及び下サイドモールド2の半径方向外側には、全体としてリング状のセグメントモールドリング5が配置されている。このセグメントモールドリング5は、円周方向に例えば9個に分割された弧状のセクターモールド6と、円周方向に同様に9個に分割され、セクターモールド6の半径方向外側に固定されたセクターセグメント7から成り、セクターモールド6の半径方向内面には成形凹部6Aが形成されている。セクターセグメント7の上面は上サイドモールド4より半径方向外側の上プラテン3の下面に半径方向に移動可能に支持されている。セクターセグメント7が半径方向内側に移動し、セクターセグメント7と一体のセクターモールド6が上サイドモールド4及び下サイドモールド2の外周に密着した時、セクターモールド6、上サイドモールド4、下サイドモールド2は内部にタイヤを収納して加硫する加硫空間を構成する。
セクターセグメント7の半径方向外側には、セクターセグメント7を囲む環状のアウターリング8が配置され、このアウターリング8の上端は、加硫機のボルスタープレート9の外端部下面にスペーサリング10を介してボルト11により固定されている。スペーサリング10は、アウターリング8の上面8Cにボルト12により固定されている。ボルスタープレート9は図示しない昇降機構により昇降され、これによりアウターリング8は矢印A、矢印Bに示す軸方向に移動する。アウターリング8の内周には、上方に向かうに従い半径方向内側に傾斜した傾斜面8Aが形成されている。セクターセグメント7の外周には、前記アウターリング8の傾斜面8Aと同一勾配の傾斜面7Aが形成され、これらの傾斜面7Aと8Aとは、あり溝継手により連結されて摺動可能に係合している。従って、アウターリング8が上プラテン3に対して昇降すると、各セクターセグメント7は上プラテン3に案内されながら、傾斜面7A、8Aのくさび作用により、半径方向内側または外側に同期して移動する。前記した加硫空間に生タイヤを収納し、高温高圧の加硫媒体を作用させて加硫する。加硫中は、加硫媒体の内圧で上サイドモールド4、下サイドモールド2、セクターモールド6の間にゴムのはみ出しの原因となる隙間が発生しないように、上プラテン3及びボルスタープレート9を矢印A方向(軸方向下側)に所定の力で押し付け、上サイドモールド4、下サイドモールド2、セクターモールド6に所定の締付力が作用するようにしている。
図6に示す従来の分割型加硫モールドにおいては、生産するタイヤの種類の変更等があると、他のモールドと組み換える作業が発生する。モールドは上記したように、上サイドモールド4、下サイドモールド2の外側にセクターモールド6、セクターセグメント7が径方向に積み重なって構成されているため、これらのモールドやセクターセグメント7を所定の径方向寸法の公差内で製作したとしても、寸法交差の積み重ねによって径方向の寸法にばらつきが生じる。また、セクターセグメント7、アウターリング8の軸方向の寸法や傾斜面7A、8Aにも製作上の公差がある。従って、アウターリング8によるセクターモールド6の締め付け力不足が生じて、タイヤのゴムのはみ出しが生じる原因となっている。
従来の分割型加硫モールドにおいては、このタイヤのゴムのはみ出しを防止するための対策として、図7に示すように、ボルスタープレート9の下面9Aとスペーサリング10の上面10Aとの間に適当な厚さのシム13を挟み込んで(以下シム調整と呼ぶ)ボルト11で締め付けることにより、ボルスタープレート9の下面9Aからのアウターリング8の突出寸法を調整し、モールド等の寸法誤差を吸収して、締め付け力の不足が生じないようにしている。
また、セクターモールドが上サイドモールド及び下サイドモールドの外周に密着する前に、セクターモールドの成形凹部がタイヤと接触して、密着部の隙間にタイヤのゴムが流入して、ゴムのはみ出しが生じないようにするために、セクターモールドが上サイドモールド及び下サイドモールドの外周に密着する前に、この密着部の隙間を塞ぐ可動片を配設したタイヤ加硫成形金型がある(特許文献1:特開2000−102927号明細書参照)。
しかしながら、上記シム調整を行う従来装置では、タイヤのゴムのはみ出しが発生してからシム調整を行うため、ゴムのはみ出しが発生したタイヤの外観不良の手直し作業が発生し、シム調整が完了するまでの間加硫工程の生産が停止し、シム調整の工数が発生する等の問題があった。
また、上記特許文献1のタイヤ加硫成形金型では、モールドを締め付ける工程途中でのタイヤのゴムのはみ出しは防止できるが、モールドの締付力不足の状態は解消できないため、加硫中の加硫媒体の内圧上昇によりセクターモールドの衝合部が開いて、この衝合部からゴムのはみ出しが発生することが避けられなかった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、第1の目的は、シム調整をしなくてもモールドの適切な締め付け力が得られるようにすることである。
第2の目的は、ボルスタープレートの移動に伴うアウターリングの移動を円滑に行わせるようにすることである。
請求項1の発明は、下サイドモールドと、下サイドモールドに対して接近離反可能な上サイドモールドと、半径方向に移動可能な複数の弧状のセグメントからなり、半径方向内側に移動したとき上サイドモールド及び下サイドモールドに密着するセグメントモールドリングと、該セグメントモールドリングの半径方向外側に軸方向に移動可能に設けられ前記セグメントモールドリングを半径方向に移動させるアウターリングと、ボルスタープレートと、一端側が前記ボルスタープレートに固定されていると共に、他端側が前記アウターリングの上面に加硫時のモールドの締付力と略同等の付勢力を有する付勢部材を介して摺動可能に取り付けられたスペーサリングと、を有し、前記ボルスタープレートが、前記アウターリングを前記スペーサリングを介して軸方向に移動させることを特徴とする分割型加硫モールドである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の分割型加硫モールドにおいて、前記付勢部材は所定の与圧を与えられていることを特徴とする分割型加硫モールドである。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の分割型加硫モールドにおいて、前記付勢部材は、最大たわみ量の略半分のたわみ量のときの付勢力が、必要なモールド締め付け力となるようにその付勢力が設定されていることを特徴とする分割型加硫モールドである。
請求項1の発明によれば、付勢部材を介してアウターリングをスペーサリングで押し込むようにしているので、シム調整をしなくても、モールドの製作寸法のばら付きを付勢部材のたわみにより吸収し、適切な締付力でモールドを締め付けることができるため、タイヤゴムのはみ出しを防止することができる。
請求項2の発明によれば、スペーサリングはアウターリングに対し付勢部材に所定の与圧を与えて取り付けられているため、ボルスタープレート、スペーサリング、アウターリングを、常に軸方向にバックラッシュの無い状態で、一体的に円滑に移動させることが可能となる。
請求項3の発明によれば、付勢部材は、最大たわみ量の略半分のたわみ量のとき、適切なモールド締め付け力が出るように設定されているので、モールドの製作時のバラツキがプラス方向でもマイナス方向でもその寸法のバラツキを吸収して、適切な締め付け力でセクターモールドを締め付けることが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の分割型加硫モールドの実施形態を示す縦断面図である。図6で説明した従来技術と同一部品には同一番号を付して説明する。
図1に示すように、下プラテン1の上に下サイドモールド2が固定され、下サイドモールド2の上面には成形凹部2Aが形成されている。下プラテン1の上方には上プラテン3が設置され、上プラテン3の下面には上サイドモールド4が複数のボルト(図示せず)によって取り付けられている。また、この上サイドモールド4の下面には成形凹部4Aが形成されている。上プラテン3の上方には図示していない垂直なシリンダが設置され、このシリンダの作動により上プラテン3が昇降して、上サイドモールド4が下サイドモールド2に対して接近離反する。上サイドモールド4及び下サイドモールド2の半径方向外側には、全体としてリング状のセグメントモールドリング5が配置されている。
このセグメントモールドリング5は、円周方向に例えば9個の弧状のセグメントに分割された弧状のセクターモールド6と、円周方向に同様に9個の弧状のセグメントに分割され、セクターモールド6の半径方向外側に固定されたセクターセグメント7から成り、セクターモールド6の半径方向内面には成形凹部6Aが形成されている。セクターセグメント7の上面は上サイドモールド4より半径方向外側の上プラテン3の下面に半径方向に移動可能に支持されている。セクターセグメント7が半径方向内側に移動し、セクターセグメント7と一体のセクターモールド6が上サイドモールド4及び下サイドモールド2の外周に密着した時、セクターモールド6、上サイドモールド4、下サイドモールド2は内部にタイヤを収納して加硫する加硫空間を構成する。ここまでの構造は、図6に示した従来の分割型加硫モールドと同一である。
セクターセグメント7の半径方向外側には、セクターセグメント7を囲む環状のアウターリング8が配置され、このアウターリング8の上面には、環状のスペーサリング14が矢印A及び矢印B方向に摺動可能にボルト12によって取り付けられ、また、スペーサリング14の上面14Aはボルト11によって、ボルスタープレート9の下面9Aに固定されている。
図2はスペーサリング14の拡大縦断面図であり、アウターリング8を矢印A方向に押し付け、セクターモールド6、上サイドモールド4、下サイドモールド2を所定の締付力で締め付けた状態を示す。図2に示すように、スペーサリング14はその下端外周部14Bが、アウターリング8の上端内周部8Bに嵌合し、矢印A及び矢印Bに示す軸方向にアウターリング8に対して摺動可能に係合している。スペーサリング14には、スペーサリング14の下面14Cに開口する円筒穴15が、スペーサリング14の円周上に等間隔に複数個(例えば32個)形成され、この円筒穴15内には各々、下から順に下座金16、付勢部材としての皿ばね17、上座金18が挿入されている。
下座金16、皿ばね17、上座金18は中空円盤状であり、皿ばね17は2枚重ねの背面合わせを2組(皿ばね17が合計8枚)挿入している。スペーサリング14には、32個の円筒穴15のうちの等間隔な8個の円筒穴15に、円筒穴15に開口する小径孔19が形成され、小径孔19に挿入された中空円筒状のカラー20にボルト12を挿入し、座金21を介してカラー20をアウターリング8の上面8Cに締め付けて固定している。
図3はスペーサリング14の拡大縦断面図であり、所定の締め付け力がセクターモールド6に作用する前の状態を示す。図3に示すように、カラー20の軸方向の長さは、皿ばね17をその自由長から若干(例えば0.5ミリ程度)たわませる長さに設定している。従って、ボルト12を締め付けて座金21をカラー20に当接させた時、座ぐり穴22の下面22Aを座金21が押し込むため、スペーサリング14が矢印A方向に押し込まれ、皿ばね17を若干たわませる。従って、スペーサリング14は、アウターリング8に対して与圧(例えば200KN程度)を与えてボルト12により締め付けられた状態となるため、ボルスタープレート9、スペーサリング14、アウターリング8は常に軸方向(矢印A及び矢印B方向)にバックラッシュの無い状態で、一体的に円滑に移動させることが可能となる。
図4は図2のX−X断面図、図5は図4のY−Y断面図である。図4及び図5に示すように、スペーサリング14の下面14Cに開口する36個の円筒穴15のうち、残りの24個の円筒穴15には、下から順に下座金16、皿ばね17、上座金18だけが挿入されており、ボルト12は締め付けられていない。
図1に示すように、ボルスタープレート9は図示しない昇降機構により昇降され、これによりアウターリング8は軸方向に移動する。アウターリング8の内周には、上方に向かうに従い半径方向内側に傾斜した傾斜面8Aが形成されている。セクターセグメント7の外周には、前記アウターリング8の傾斜面8Aと同一勾配の傾斜面7Aが形成され、これらの傾斜面7Aと8Aとは、あり溝継手により連結されて摺動可能に係合している。従って、アウターリング8が上プラテン3に対して昇降すると、各セクターセグメント7は上プラテン3に案内されながら、傾斜面7A、8Aのくさび作用により、半径方向内側または外側に同期して移動する。
本発明の実施形態では、セクターモールド6の締め付け力は、ボルスタープレート9を押す昇降機構の押し付け力ではなく、皿ばね17の付勢力によって決まる。従って、皿ばね17の最大荷重時のたわみ量の略半分のたわみ量の時に、適切な締め付け力になる荷重の皿ばねを選定すれば、モールドの製作時の寸法のばら付きがプラス方向でもマイナス方向でもその寸法のバラツキを吸収して、適切な締め付け力でセクターモールド6を締め付けることが可能となる。また、タイヤの種類により、適切な締め付け力は異なるため、適切なたわみ量と荷重になるように、使用する皿ばねの種類、重ね枚数、皿ばねの枚数、組数等を適宜選定すれば良い。本発明の実施形態では、最大荷重時のたわみ量を4ミリとし、最大荷重時のたわみ量の半分の2ミリのたわみ量のときに、適切な締め付け力(例えば700KN)が出るように設定している。
すなわち、図3の締め付け力が作用していない状態から、ボルスタープレート9を下降させ、セクターモールド6を縮径させて行くと、スペーサリング14はボルスタープレート9に押されて下降し、皿ばね17を徐々にたわませることにより、アウターリング8を介してセクターモールド6に付加する締め付け力を増大させて行く。
図2に示すように、座ぐり穴22の下面22Aが座金21から約1.5ミリ離れた位置付近までスペーサリング14が下降すると、ボルスタープレート9の下降動作は停止し、適切な締め付け力(例えば700KN)でセクターモールド6を締め付けることができる。
以上のように構成された本発明の実施形態の作用を説明する。前記した加硫空間に生タイヤを収納した後、上プラテン3を下降させて、上サイドモールド4を下サイドモールド2に接近させる。次にボルスタープレート9を図示しない昇降機構により矢印A方向に下降させる。これによりアウターリング8が矢印A方向に下降する。アウターリング8とスペーサリング14は皿ばね17に与圧をかけて締め付けられているため、矢印A及び矢印B方向のがた付きがなく、ボルスタープレート9と共に一体となって円滑に下降する。アウターリング8が上プラテン3に対して下降すると、各セクターセグメント7は上プラテン3に案内されながら、傾斜面7A、8Aのくさび作用により、半径方向内側に縮径しながら同期して移動する。セクターセグメント7が縮径してアウターリング8に加わる負荷が増大してくると、スペーサリング14はボルスタープレート9に押されて下降し、皿ばね17を徐々にたわませることにより、アウターリング8を介してセクターモールド6に付加する締め付け力を増大させて行く。
図2に示すように、座ぐり穴22の下面22Aが座金21から約1.5ミリ離れた位置付近までスペーサリング14が下降すると、ボルスタープレート9の下降動作は停止し、適切な締め付け力(例えば700KN)の近辺でセクターモールド6を締め付けたことになる。この時、セクターセグメント7と一体のセクターモールド6が上サイドモールド4及び下サイドモールド2の外周に密着するので、次に高温高圧の加硫媒体を作用させて加硫処理を行う。
本発明の分割型加硫モールドの実施形態を示す縦断面図である。 図1のスペーサリングの拡大縦断面図であり、所定の締め付け力でセクターモールドを締め付けた状態を示す。 図1のスペーサリングの拡大縦断面図であり、所定の締め付け力がセクターモールドに作用する前の状態を示す。 図2のX−X断面図である。 図4のY−Y断面図である。 従来の分割型加硫モールドの縦断面図である。 従来の分割型加硫モールドでシム調整を行った状態を示す縦断面図である。

Claims (3)

  1. 下サイドモールドと、下サイドモールドに対して接近離反可能な上サイドモールドと、半径方向に移動可能な複数の弧状のセグメントからなり、半径方向内側に移動したとき上サイドモールド及び下サイドモールドに密着するセグメントモールドリングと、該セグメントモールドリングの半径方向外側に軸方向に移動可能に設けられ前記セグメントモールドリングを半径方向に移動させるアウターリングと、ボルスタープレートと、一端側が前記ボルスタープレートに固定されていると共に、他端側が前記アウターリングの上面に加硫時のモールドの締付力と略同等の付勢力を有する付勢部材を介して摺動可能に取り付けられたスペーサリングと、を有し、
    前記ボルスタープレートが、前記アウターリングを前記スペーサリングを介して軸方向に移動させることを特徴とする分割型加硫モールド。
  2. 請求項1に記載の分割型加硫モールドにおいて、前記付勢部材は所定の与圧を与えられていることを特徴とする分割型加硫モールド。
  3. 請求項1又は2に記載の分割型加硫モールドにおいて、
    前記付勢部材は、最大たわみ量の略半分のたわみ量のときの付勢力が、必要なモールド締め付け力となるようにその付勢力が設定されていることを特徴とする分割型加硫モールド。
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