JP4534330B2 - アライメント方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体チップを搭載する多層配線板の製造において、層間の電気的接続と接着を行う際の、アライメント(位置合わせ)方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の電子機器の高機能化並びに軽薄短小化の要求に伴い、電子部品の高密度集積化、さらには高密度実装化が進んできており、これらの電子機器に使用される半導体パッケージは、従来にも増して、益々小型化かつ多ピン化が進んできている。
【0003】
従来の回路基板はプリント配線板と呼ばれ、ガラス繊維の織布にエポキシ樹脂を含浸させた、ガラスエポキシ積層板に貼り付けられた銅箔をパターニングした後、複数枚重ねて積層接着し、ドリルで貫通穴を開けて、この穴の壁面に銅めっきを行ってビアを形成し、層間の電気接続を行った配線基板の使用が主流であった。しかし、搭載部品の小型化、高密度化が進み、上記の配線基板では配線密度が不足して、部品の搭載に問題が生じるようになってきている。
【0004】
このような背景により、近年、ビルドアップ多層配線板が採用されるようになっている。ビルドアップ多層配線板は、樹脂のみで構成される絶縁層と導体とを、積み重ねながら成形される。ビア形成方法としては、従来のドリル加工に代わって、レーザ法、プラズマ法、フォト法等多岐にわたり、小径のビアホールを自由に配置することで、高密度化を達成するものである。層間接続部としては、ブラインドビア(Blind Via)やバリードビア(Buried Via:ビアを導電体で充填した構造)等があり、ビアの上にビアを形成するスタックドビアが可能な、バリードビアホールが特に注目されている。バリードビアホールとしては、ビアホールをめっきで充填する方法と、導電性ペースト等で充填する場合とに分けられる。一方、配線パターンを形成する方法として、銅箔をエッチングする方法(サブトラクティブ法)、電解銅めっきによる方法(アディティブ法)等があり、配線密度の高密度化に対応可能なアディティブ法が特に注目され始めている。
【0005】
ビルドアップ多層配線板の製造方法は、次の2方法に大別されている。
(1)コア基板をベースにして、絶縁層の形成、ビアの形成、および配線パターンの形成を繰り返すことにより、ビルドアップ層を順次積層する方法(以下、シーケンシャル法と呼ぶ)
(2)ビルドアップ層を予め単独で形成しておき、コア基板に対して、ビルドアップ層をアライメントして積層することにより、ビルドアップ層を積層する方法(以下、パラレル法と呼ぶ)
【0006】
シーケンシャル法は、コア基板をベースとしてビルドアップ層を順次形成していくため、途中の工程で不良が発生した場合には、その時点で全てが不良となってしまうという問題点がある。また、製造を開始してから、製品を得られるまでの時間がかかるという問題もある。全ての工程を順次(シーケンシャルに)行う必要があり、ビルドアップ層の層数が増えれば増えるほど、この問題は顕著になるため、解決は困難である。
【0007】
一方、パラレル法は、ビルドアップ層を予め単独で形成しておくことができるため、形成したビルドアップ層に不良があってもその時点で検査・選別できる。そのため、ビルドアップ層の良品のみを選別し、積層(コア基板に対するアライメント積層)できるという利点がある。ただし、ビルドアップ層の積層で不良が発生した場合には、全製品が不良となることは避けられない。また、ビルドアップ層の形成と、ビルドアップ層の積層を並列して行うことができるため、製造を開始してから製品を得られるまでの時間は、シーケンシャル法ほど長くは無い。
【0008】
パラレル法におけるビルドアップ層の積層方法には、一括積層と逐次積層の2方法がある。一括積層の場合、コア基板と各ビルドアップ層の積層を一括して行うため、積層が1回となり、製造時間の大幅な短縮が見込める反面、コア基板と各ビルドアップ層とを、一括して精度良くアライメント(位置合わせ)する必要があり、これが最大の課題である。一方、逐次積層の場合、コア基板とビルドアップ基板の積層を逐次(1層ずつ)行うため、積層回数がビルドアップ層の層数と同一となるため、製造時間はシーケンシャル法よりは短いが、パラレル法の一括積層よりは長い。また、コア基板とビルドアップ基板の位置合わせは1枚ずつであるため、一括積層と比較するとアライメントの技術的難易度は低いと考えられる。
【0009】
図6は、パラレル法におけるコア基板610とビルドアップ層110aの、アライメント方法を示す概略図である。ビルドアップ層110aは、図1(a)〜図2(i)に示す工程により得ることができる。詳細な製造方法は後で述べるが、図2(i)を参考にして、ビルドアップ層110aの構造を簡単に説明する。
【0010】
ビルドアップ層110aの構造は、金属板101の表面に形成された配線パターン104および第1のアライメントマーク120と、それらを覆うように形成された絶縁膜105と、絶縁膜105を貫通する導体ポスト107と、導体ポスト107の表面に形成された接合用金属材料108と、絶縁膜105および接合用金属材料108を覆うように形成された接着剤109から構成されている。コア基板610に対して、ビルドアップ層110aのアライメント積層を行った後、最終的には、金属板101をエッチングにより除去する。なお、ビルドアップ層110aには、配線パターン104および第1のアライメントマーク120を、エッチング液から保護するためにレジスト金属103が形成されている。
【0011】
次に、アライメント(位置合わせ)方法について説明する。図6に示すように、まず、コア基板610およびビルドアップ層110aを、ステージ640bおよび吸着ツール640aに吸着し、それらの間に、上下を同時に認識できるCCD(電荷結合素子、イメージセンサー)630を配置する。続いて、コア基板610およびビルドアップ層110aに設けられた、第2および第1のアライメントマーク620および120を、CCDで認識し、第2および第1のアライメントマーク620および120が、所定の位置関係になるように(通常は位置が一致するように)、ステージ640bを移動させることにより、コア基板610の位置を調整する。さらに、コア基板610およびビルドアップ層110aの間から、CCDを移動させて取り除いた後、吸着ツール640aを下降させて、ビルドアップ層110aをコア基板610の上に配置し、吸着を停止する。このような方法により、コア基板610とビルドアップ層110aをアライメントすることができる。なお、上下を同時に認識できるCCD630を使用する理由は、ビルドアップ層110aが金属板101を有しているために、ビルドアップ層110aの背面(図面では上側)から第1のアライメントマーク120を認識することができないからである。
【0012】
このような方法により、コア基板610とビルドアップ層110aとを、アライメントすることが可能であるが、この方法には2つの問題点がある。1点目は、吸着ツール640aが下降する際に発生する、機械的な位置ずれである。すなわち、吸着ツール640aの上下移動が、完全に鉛直方向(図面では上下方向)に移動するとは考え難くい。あくまで機械的な移動であるため、微小な煽り角度や遊び、周辺の温度変化による機械の伸び縮みがあるのは当然である。2点目は、上下を同時に認識できるCCD630自身が持っている光軸のずれである。すなわち、上部を認識するためのCCDと下部を認識するためのCCDの光軸が、完全に一致しているとは考え難くい。2台のCCDの光軸が一致するように、できる限り調整しても、基本的には機械的な調整であるため、やはり、微小な煽り角度や遊び、周辺の温度変化による機械の伸び縮みがあるのは当然である。したがって、図6に示すようなアライメント方法には限界があり、さらなる微細化には対応することが困難である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、半導体チップを搭載する多層配線板の製造における、コア基板とビルドアップ層のアライメント方法の、このような現状の問題点に鑑み、精度の高いアライメント方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
即ち本発明によるアライメントマーク方法は、金属板を電解めっき用リードとして、電解めっきにより配線パターンおよび第1のアライメントマークを形成する工程と、該配線パターンおよび第1のアライメントマークの上に絶縁膜を形成する工程と、配線パターンの一部が露出するように該絶縁膜にビアを形成する工程と、前記金属板を電解めっき用リードとして、電解めっきにより導体ポストを形成する工程とを経て得られる接続層と、第2のアライメントマークが形成された被接続層との、アライメント方法であって、該接続層の第1のアライメントマークが形成された部分およびその周辺部分の金属板を、エッチング・除去して形成された開口部を通して、第1のアライメントマークおよび第2のアライメントマークをCCDにて認識し、第1のアライメントマークと第2のアライメントマークが所定の位置関係になるように、接続層または被接続層の位置を移動・調整することにより、接続層と被接続層とをアライメントすることを特徴とするアライメント方法。
【0015】
さらには、絶縁膜が透明または半透明であることが好ましい。
【0017】
そして、より好ましくは、金属板を電解めっき用リードとして、電解めっきにより配線パターンおよび第1のアライメントマークを形成する工程と、該配線パターンおよび第1のアライメントマークの上に絶縁膜を形成する工程と、配線パターンの一部が露出するように該絶縁膜にビアを形成する工程と、前記金属板を電解めっき用リードとして、電解めっきにより導体ポストを形成する工程とを経て得られる接続層と、第2のアライメントマークが、該接続層の寸法よりも外側に形成された被接続層との、アライメント方法であって、該接続層の第1のアライメントマークが形成された部分およびその周辺部分の金属板を、エッチング・除去して形成された開口部を通して、第1のアライメントマークをCCDにて認識し、且つ第2のアライメントマークを直接CCDにて認識し、第1のアライメントマークと第2のアライメントマークが所定の位置関係になるように、接続層または被接続層の位置を移動・調整することにより、接続層と被接続層とをアライメントするのが良い。
【0019】
そして、より好ましくは、金属板を電解めっき用リードとして、電解めっきにより配線パターンおよび第1のアライメントマークを形成する工程と、該配線パターンおよび第1のアライメントマークの上に絶縁膜を形成する工程と、配線パターンの一部が露出するように該絶縁膜にビアを形成する工程と、前記金属板を電解めっき用リードとして、電解めっきにより導体ポストを形成する工程とを経て得られる接続層と、第2のアライメントマークが、該接続層の第1のアライメントマークに相当する位置とは、異なる位置に形成された被接続層との、アライメント方法であって、該接続層の第1のアライメントマークが形成された部分およびその周辺部分の金属板を、エッチング・除去して形成された開口部を通して、第1のアライメントマークをCCDにて認識し、且つ第2のアライメントマークが形成された部分およびその周辺部分の、接続層を貫通する貫通孔を通して、第2のアライメントマークをCCDにて認識し、第1のアライメントマークと第2のアライメントマークが所定の位置関係になるように、接続層または被接続層の位置を移動・調整することにより、接続層と被接続層とをアライメントするのが良い。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれによって何ら限定されるものではない。図1〜図2は、本発明の実施形態で用いる接続層の製造方法の一例を説明するための図で、図2(j)は得られる接続層の構造を示す断面図である。
【0021】
本発明に用いる接続層110bの製造方法のとしては、まず、金属板101上に、パターニングされためっきレジスト102を形成する(図1(a))。このめっきレジスト102は、例えば、金属板101上に紫外線感光性のドライフィルムレジストをラミネートし、ネガフィルム等を用いて選択的に感光し、その後現像することにより形成できる。金属板101の材質は、この製造方法に適するものであればどのようなものでも良いが、特に、使用される薬液に対して耐性を有するものであって、最終的にエッチングにより除去可能であることが必要である。そのような金属板101の材質としては、例えば、銅、銅合金、42合金、ニッケル等が挙げられる。
【0022】
次に、金属板101を電解めっき用リード(給電用電極)として、電解めっきによりレジスト金属103を形成する(図1(b))。この電解めっきにより、金属板101上のめっきレジスト102が形成されていない部分に、レジスト金属103が形成される。レジスト金属103の材質は、この製造方法に適するものであればどのようなものでも良いが、特に、最終的に金属板101をエッチングにより除去する際に使用する、薬液に対して耐性を有することが必要である。レジスト金属103の材質としては、例えば、ニッケル、金、錫、銀、半田、パラジウム等が挙げられる。なお、レジスト金属103を形成する目的は、金属板101をエッチングする際に使用する薬液により、図1(c)に示す配線パターン104および第1のアライメントマーク120が、浸食・腐食されるのを防ぐことである。したがって、金属板101をエッチングする際に使用する薬液に対して、図1(c)に示す配線パターン104および第1のアライメントマーク120が耐性を有している場合は、このレジスト金属103は不要である。
【0023】
次に、金属板101を電解めっき用リード(給電用電極)として、電解めっきにより配線パターン104および第1のアライメントマーク120を形成する(図1(c))。この電解めっきにより、金属板101上のめっきレジスト102が形成されていない部分に、配線パターン104および第1のアライメントマーク120が形成される。配線パターン104および第1のアライメントマーク120の材質としては、この製造方法に適するものであればどのようなものでも良いが、特に、最終的にレジスト金属103をエッチングにより除去する際に使用する、薬液に対して耐性を有することが必要である。実際には、配線パターン104および第1のアライメントマーク120を浸食・腐食しない薬液でエッチング可能な、レジスト金属103を選定するのが得策である。配線パターン104および第1のアライメントマーク120の材質としては、例えば、銅、ニッケル、金、錫、銀、パラジウム等が使用できるが、特に銅を用いれば、低抵抗で安定した配線パターン104が得られ、好ましい。
【0024】
次に、めっきレジスト102を除去し(図1(d))、続いて、形成した配線パターン104および第1のアライメントマーク120上に、絶縁膜105を形成する(図1(e))。絶縁膜105を構成する樹脂は、この製造方法に適するものであればどのようなものでも使用できる。また、絶縁膜105の形成は、使用する樹脂に応じて適した方法で良く、樹脂ワニスを印刷、カーテンコート、バーコート等の方法で直接塗布したり、ドライフィルムタイプの樹脂を真空ラミネート、真空プレス等の方法で積層する方法が挙げられる。特に、市販されている樹脂付銅箔は入手が容易であり、真空ラミネートにより配線パターン104および第1のアライメントマーク120の凹凸を埋め込みながら成形し、最後に銅箔をエッチングすれば、絶縁膜105の表面が配線パターン104および第1のアライメントマーク120の凹凸に影響されることなく、非常に平坦になる。また、絶縁膜105の表面には銅箔表面の微細な粗化形状が転写されるため、図2(i)に示す接着剤109との密着性を確保することができる。
【0025】
次に、形成した絶縁膜105に、ビア106を形成する(図1(f))。ビア106の形成方法は、この製造方法に適する方法であればどのような方法でも良く、レーザー、プラズマによるドライエッチング、ケミカルエッチング等が挙げられる。また、絶縁膜105を感光性樹脂とした場合には、絶縁膜105を選択的に感光し、現像することでビア106を形成することもできる。
【0026】
次に、金属板101を電解めっき用リード(給電用電極)として、電解めっきにより導体ポスト107を形成する(図2(g))。この電解めっきにより、絶縁膜105のビア106が形成されている部分に、導体ポスト107が形成される。電解めっきにより導体ポスト107を形成すれば、導体ポスト107の先端の形状を自由に制御することができる。導体ポスト107の材質としては、この製造方法に適するものであればどのようなものでも良く、例えば、銅、ニッケル、金、錫、銀、パラジウム等が使用でき、特に銅を用いれば、低抵抗で安定した導体ポスト107が得られ、好ましい。
【0027】
次に、導体ポスト107の表面(先端)に、接合用金属材料108を形成する(図2(h))。接合用金属材料108の形成方法としては、無電解めっきにより形成する方法、金属板101を電解めっき用リード(給電用電極)として電解めっきにより形成する方法、接合用金属材料108を含有するペーストを印刷する方法が挙げられる。印刷による方法では、印刷用マスクを導体ポスト107に対して精度良く位置合せする必要があるが、無電解めっきや電解めっきによる方法では、導体ポスト107の表面以外に接合用金属材料108が形成されることがないため、導体ポスト107の微細化・高密度化にも対応しやすい。特に、電解めっきによる方法では、無電解めっきによる方法よりも、めっき可能な金属が多種多様であり、また薬液の管理も容易であるため、非常に好適である。接合用金属材料108の材質としては、図3および図4に示す被接続層310、410と金属接合可能な金属であればどのようなものでもよく、例えば、半田が挙げられる。半田の中でも、SnやIn、もしくはSn、Ag、Cu、Zn、Bi、Pd、Sb、Pb、In、Auの少なくとも二種からなる半田を使用することが好ましい。より好ましくは、環境に優しいPbフリー半田である。
【0028】
次に、絶縁膜105の表面に、接着剤109を形成する(図2(i))。接着剤109の形成は、使用する樹脂に応じて適した方法で良く、樹脂ワニスを印刷、カーテンコート、バーコート等の方法で直接塗布したり、ドライフィルムタイプの樹脂を真空ラミネート、真空プレス等の方法で積層する方法が挙げられる。なお、図2(i)では、絶縁膜105の表面に接着剤109を形成する例を示したが、被接続層310、410の表面に接着剤109を形成しても構わない。もちろん、絶縁膜105と被接続層310、410の両表面に形成しても構わない。
【0029】
最後に、金属板101を部分的にエッチングにより除去して、開口部130を形成する(図2(j))。すなわち、第1のアライメントマーク120が形成されている部分およびその周辺部分の金属板101を、エッチングにより除去することにより、開口部130が形成され、第1のアライメントマーク120が、金属板101側(図面では上側)から認識できるようになる。金属板101と第1のアライメントマーク120との間に、レジスト金属103が形成されており、そのレジスト金属103は、金属板101をエッチングにより除去する際に使用する薬液に対して耐性を有しているため、金属板101をエッチングしてもレジスト金属103が浸食・腐食されることがなく、結果的に第1のアライメントマーク120が浸食・腐食されることはない。金属板101の材質が銅、レジスト金属の材質がニッケル、錫または半田の場合、市販のアンモニア系エッチング液を使用することができる。また、金属板101の材質が銅、レジスト金属の材質が金の場合、塩化第二鉄溶液、塩化第二銅溶液を含め、ほとんどのエッチング液を使用することができる。
【0030】
続いて、本発明による第1のアライメント方法について、図3を参考にして詳細に説明する。図3は、図1〜図2に示す工程により得られる接続層110bと被接続層310との、アライメント方法を説明するための断面図である。
【0031】
接続層110bには、上述のように、第1のアライメントマーク120および開口部130が形成されている。一方、被接続層310にも第1のアライメントマーク120に相当する位置に、第2のアライメントマーク320が形成されている。被接続層310には、一般的な両面プリント配線板を使用することができるため、詳細な説明は省略する。被接続層310として一般的な両面プリント配線板を用いる場合には、銅箔を選択的にエッチングすることにより、第2のアライメントマーク320を容易に形成することができる。
【0032】
接続層110bと被接続層310のアライメント方法は、次に示す通りである。まず、接続層110bおよび被接続層310を、吸着ツール340aおよびステージ340bに吸着し、接続層110bと被接続層310とが接触しないよう、可能な限り近づける。接続層110bと被接続層310との間隙は、アライメント精度を高める観点から、好ましくは100μm以下、より好ましくは50μ以下、さらには10μm以下とすることがよりいっそう好ましい。続いて、接続層110bに形成された開口部130を通して、接続層110bおよび被接続層310に設けられた、第1および第2のアライメントマーク120、320を、CCD330にて認識し、第1および第2のアライメントマーク120、320が、所定の位置関係になるように(通常は位置が一致するように)、吸着ツール340aまたはステージ340bを移動させることにより、接続層110bまたは被接続層310の位置を移動・調整する。最後に、吸着ツール340aを下降させて、接続層110aを被接続層310の上に配置し、吸着を停止する。
【0033】
なお、接続層110bと被接続層310との間隙は非常に小さいため、吸着ツール340aの下降量はわずかであり、吸着ツール340aの下降による位置ずれはほとんど発生しない。このような方法により、接続層110bと被接続層310をアライメントすることができる。なお、このアライメント方法において、接続層110bを構成する絶縁膜105が、透明または半透明であることが必須であることは明らかである。絶縁膜105が不透明であれば、開口部130から第1のアライメントマーク120を、CCD330にて認識することはできるが、第2のアライメントマーク320を認識することは不可能である。
【0034】
続いて、本発明による第2のアライメント方法について、図4を参考にして詳細に説明する。図4は、図1〜図2に示す工程により得られる接続層110b(図2(j)参照)と被接続層410との、アライメント方法を説明するための断面図である。なお、第2のアライメント方法については、第1のアライメント方法と異なる部分を特に詳細に説明し、同様な部分は基本的に説明を省略する。
【0035】
第1のアライメント方法に用いる被接続層310と、第2のアライメント方法に用いる被接続層410との最も異なる点は、被接続層410の寸法が、接続層110bよりも基本的には大きく、第2のアライメントマーク420が、接続層110bの寸法よりも外側に形成されている点である。
【0036】
接続層110bと被接続層410のアライメント方法は、次に示す通りである。まず、接続層110bおよび被接続層410を、吸着ツール440aおよびステージ440bに吸着し、接続層110bと被接続層410とが接触しないよう、可能な限り近づける。この点は、第1のアライメント方法と同様である。続いて、接続層110bに形成された開口部130を通して、接続層110bに設けられた第1のアライメントマーク120を、CCD430aにて認識し、また、被接続層410に設けられた第2のアライメントマーク420を、CCD430bにて直接認識する。すなわち、第2のアライメントマーク420が、接続層110bの寸法よりも外側に形成されているため、接続層110bの開口部130を通して、第2のアライメントマーク420を認識する必要がないところに最も特徴がある。第1のアライメント方法では、絶縁膜105が透明または半透明でなければ、第2のアライメントマーク320がCCD330にて認識できないが、第2のアライメント方法では、絶縁膜105が不透明でも、第2のアライメントマーク420の認識に何ら影響を与えない。また、絶縁膜105が不透明であっても、第1のアライメントマーク120は十分認識することができる。これが、第1のアライメント方法と最も異なる点である。
【0037】
次に、第1および第2のアライメントマーク120、420が所定の位置関係になるように、吸着ツール440aまたはステージ440bを移動させることにより、接続層110bまたは被接続層410の位置を移動・調整する。第1および第2のアライメントマーク120、420の位置(座標)は、予め分かっている(設計値そのものである)ため、第1および第2のアライメントマーク120、420のオフセット量(座標のずれ量)が、設計値と一致するように被接続層410の位置を調整すればよい。最後に、吸着ツール440aを下降させて、接続層110bを被接続層410の上に配置し、吸着を停止する。
【0038】
第2のアライメント方法においても、吸着ツール440aの下降による位置ずれがほとんど発生しない点は、第1のアライメント方法と同様である。このような方法により、接続層110bと被接続層410をアライメントすることができる。なお、第1および第2のアライメントマーク120、420を認識するために、2台のCCD430a、430bを使用する例を説明したが、両CCD430a、430bの光軸のずれが大きい場合には、CCDを1台にして第1のアライメントマーク120を認識した後、CCDを移動させて第2のアライメントマーク420を認識させるような方法にすれば良い。
【0039】
続いて、本発明による第3のアライメント方法について、図5を参考にして詳細に説明する。図5は、図1〜図2に示す工程により得られる接続層110c(図2(k)参照)と被接続層510のアライメント方法を説明するための断面図である。なお、第3のアライメント方法については、第1および第2のアライメント方法と異なる部分を特に詳細に説明し、同様な部分は基本的に説明を省略する。
【0040】
第1および第2のアライメント方法に用いる接続層110bおよび被接続層310、410と、第3のアライメント方法に用いる接続層110cおよび被接続層510との最も異なる点は、第2のアライメントマーク520が、第1のアライメントマーク120に相当する位置とは異なる位置に形成されており、第2のアライメントマークが形成された部分およびその周辺部分に相当する部分に、接続層110cを貫通する貫通孔140が形成されている点である。
【0041】
接続層110cと被接続層510のアライメント方法は、次に示す通りである。まず、接続層110cおよび被接続層510を、吸着ツール540aおよびステージ540bに吸着し、接続層110cと被接続層510とが接触しないよう、可能な限り近づける。この点は、第1および第2のアライメント方法と同様である。続いて、接続層110cに形成された開口部130を通して、接続層110cに設けられた第1のアライメントマーク120を、CCD530aにて認識し、また、接続層110cに形成された貫通孔140を通して、被接続層510に設けられた第2のアライメントマーク520を、CCD530bにて認識する。すなわち、第2のアライメントマーク520が形成された部分およびその周辺部分に相当する部分に、接続層110cを貫通する貫通孔140が形成されているため、接続層110cの開口部130を通して、第2のアライメントマーク520を認識する必要がないところに最も特徴がある。なお、絶縁膜105が不透明であっても、第1および第2のアライメントマークを十分認識することができ、この点は第2のアライメント方法と同様である。
【0042】
次に、第1および第2のアライメントマーク120、520が所定の位置関係になるように、吸着ツール540aまたはステージ540bを移動させることにより、接続層110cまたは被接続層510の位置を移動・調整する。この点は、第2のアライメント方法と同様である。
【0043】
本発明による第1、第2および第3のアライメント方法の最大の特徴は、次に示す2点である。
(1)予め、接続層110b、110cと被接続層310、410、510とを可能な限り近づけているため、吸着ツール340a、440a、540aの上下移動が、完全に鉛直方向(図面では上下方向)に移動しなくても、それによる位置ずれは、従来のアライメント方法と比較して格段に小さい。
(2)上下を同時に認識できるCCDを使用しないため、光軸のずれがなく、従来のアライメント方法と比較して、アライメント精度を格段に高めることができる。
【0044】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明により、接続層と被接続層とのアライメント精度を格段に高めることができるため、本発明のアライメント方法を用いることにより、より微細な配線パターンを有する多層配線板を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる接続層の製造方法の一例を示す断面図である。
【図2】本発明に用いる接続層の製造方法の一例を示す断面図である(図1の続き)。
【図3】本発明の第1のアライメント方法の一例を示す断面図である。
【図4】本発明の第2のアライメント方法の一例を示す断面図である。
【図5】本発明の第3のアライメント方法の一例を示す断面図である。
【図6】従来のアライメント方法の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
101 金属板
102 めっきレジスト
103 レジスト金属
104 配線パターン
105 絶縁膜
106 ビア
107 導体ポスト
108 接合用金属材料
109 接着剤
110a ビルドアップ層
110b 接続層
110c 接続層
120 第1のアライメントマーク
130 開口部
140 貫通孔
310 被接続層
320 第2のアライメントマーク
330 CCD
340a 吸着ツール
340b ステージ
410 被接続層
420 第2のアライメントマーク
430a CCD
430b CCD
440a 吸着ツール
440b ステージ
510 被接続層
520 第2のアライメントマーク
530a CCD
530b CCD
540a 吸着ツール
540b ステージ
610 被接続層
620 第2のアライメントマーク
630 CCD
640a 吸着ツール
640b ステージ

Claims (4)

  1. 金属板を電解めっき用リードとして、電解めっきにより配線パターンおよび第1のアライメントマークを形成された接続層と、第2のアライメントマークが形成された被接続層との、アライメント方法であって、金属板を電解めっき用リードとして、電解めっきにより配線パターンおよび第1のアライメントマークを形成する工程と、該配線パターンおよび第1のアライメントマークの上に絶縁膜を形成する工程と、配線パターンの一部が露出するように該絶縁膜にビアを形成する工程と、前記金属板を電解めっき用リードとして、電解めっきにより導体ポストを形成する工程とを経て得られる接続層と、第2のアライメントマークが形成された被接続層との、アライメント方法であって、該接続層の第1のアライメントマークが形成された部分およびその周辺部分の金属板を、エッチング・除去して形成された開口部を通して、第1のアライメントマークおよび第2のアライメントマークをCCDにて認識し、第1のアライメントマークと第2のアライメントマークが所定の位置関係になるように、接続層または被接続層の位置を移動・調整することにより、接続層と被接続層とをアライメントすることを特徴とするアライメント方法。
  2. 絶縁膜が、透明または半透明であることを特徴とする、請求項記載のアライメント方法。
  3. 金属板を電解めっき用リードとして、電解めっきにより配線パターンおよび第1のアライメントマークを形成する工程と、該配線パターンおよび第1のアライメントマークの上に絶縁膜を形成する工程と、配線パターンの一部が露出するように該絶縁膜にビアを形成する工程と、前記金属板を電解めっき用リードとして、電解めっきにより導体ポストを形成する工程とを経て得られる接続層と、第2のアライメントマークが、該接続層の寸法よりも外側に形成された被接続層との、アライメント方法であって、該接続層の第1のアライメントマークが形成された部分およびその周辺部分の金属板を、エッチング・除去して形成された開口部を通して、第1のアライメントマークをCCDにて認識し、且つ第2のアライメントマークを直接CCDにて認識し、第1のアライメントマークと第2のアライメントマークが所定の位置関係になるように、接続層または被接続層の位置を移動・調整することにより、接続層と被接続層とをアライメントすることを特徴とするアライメント方法。
  4. 金属板を電解めっき用リードとして、電解めっきにより配線パターンおよび第1のアライメントマークを形成する工程と、該配線パターンおよび第1のアライメントマークの上に絶縁膜を形成する工程と、配線パターンの一部が露出するように該絶縁膜にビアを形成する工程と、前記金属板を電解めっき用リードとして、電解めっきにより導体ポストを形成する工程とを経て得られる接続層と、第2のアライメントマークが、該接続層の第1のアライメントマークに相当する位置とは、異なる位置に形成された被接続層との、アライメント方法であって、該接続層の第1のアライメントマークが形成された部分およびその周辺部分の金属板を、エッチング・除去して形成された開口部を通して、第1のアライメントマークをCCDにて認識し、且つ第2のアライメントマークが形成された部分およびその周辺部分の、接続層を貫通する貫通孔を通して、第2のアライメントマークをCCDにて認識し、第1のアライメントマークと第2のアライメントマークが所定の位置関係になるように、接続層または被接続層の位置を移動・調整することにより、接続層と被接続層とをアライメントすることを特徴とするアライメント方法。
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