JP4637389B2 - 多層配線基板の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、多層配線基板及び半導体素子収納用パッケージなどに適した多層配線基板の製造方法に関し、特に配線回路層やビアホール導体の位置精度の高い多層配線基板を製造するための方法に関する。
【0002】
【従来技術】
従来より、有機樹脂を絶縁基板成分とする多層プリント配線基板が多用されているが、このようなプリント配線基板を作製するには、例えば、所定の絶縁シートに金属箔を貼りつけた後、この金属箔の表面にレジスト塗布/露光/現像/エッチング処理して配線回路層を形成した後、それらを位置決めしながら積層し、熱硬化温度に加熱して作製される。
【0003】
この時、配線回路層を形成した絶縁シートは高い精度にて位置決めすることが必要となる。そこで、従来より位置決めの方法としては、図3に示すように、配線回路層30を形成した絶縁シート31やプリプレグの端部に位置決め用基準孔32を形成し、この位置決め用基準孔32に基準ピン33を通した状態で、積層することによって、各絶縁シートやプリプレグ間の位置決めを行っている。
【0004】
また、最近は、配線の高密度化に対して従来の基準ピン33による位置決めには限界があるために、絶縁シート31に画像認識できるマークを形成し、このマークを用いて位置決めを行うことも検討されている。その場合、位置決めマークの数が多いほど位置精度が高くなるが、位置決めマークの数に応じてCCDの数も増加したり、画像処理に時間を要することから、一般には、基板の対角上に設けられた2点の位置決めマークを利用して位置決めを行うことが提案されている(特開2000−201000号参照、特開2000−188483号)。
【0005】
また、多層プリント配線基板を製造するにあたり、転写シート表面に金属箔をエッチング処理して作製され配線回路層を絶縁シート表面に転写して形成し、配線回路層を形成した絶縁シートを位置決めして積層することも行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記の位置決め方法のうち、基準ピン33に絶縁シート31の基準孔32を通して順次積み上げていく従来の位置決め方法の場合、基準孔32を基準ピン33に通すために基準孔32を基準ピン33の径よりも大きく形成する必要があるために、高精度の位置決めには限定があった。また、位置決め用の基準孔32を開ける工程と層間接続用の貫通孔を加工する工程が別々であるため、位置決め精度に各々の加工位置精度が加算されるなどの問題もあった。
【0007】
また、画像認識を用いた位置決め方法で転写法によって配線回路層を形成する場合、転写シートに位置決めマークを形成し、絶縁シートに形成された位置決めマークとを整合させることによって位置決めを行うが、この絶縁シートのマークに位置決めされた配線回路層の位置決めマークを用いて絶縁シート同士の位置決めを行った場合、絶縁シートと配線回路層の位置決め誤差が絶縁シート間の位置決めに加算されてしまう結果、高い位置決め精度が得られないという問題があった。
【0008】
従って、本発明は、転写法によって配線回路層を形成する多層配線基板の製造方法において、位置精度の高い多層配線基板を製造するための製造方法を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記のような課題について鋭意検討した結果、絶縁シートと配線回路層との位置決めと、絶縁シート間の位置決めを異なる位置決めマークに基づき行うことによって、位置決め誤差が加算されることなく、高い位置決め精度が達成できることを見いだし、本発明に至った。
【0010】
即ち、本発明の多層配線基板の製造方法は、 (a)熱硬化性樹脂を含む絶縁シートの周囲の異なる箇所に、第1および第2の位置決めマークを設ける工程と、(b)転写シートの表面に金属箔からなる配線回路層を形成するとともに、前記転写シート上に前記配線回路層と同時に第3の位置決め用マークを形成する工程と、(c)前記絶縁シートに、転写シートの配線回路層を前記第1の位置決めマークと前記第3の位置決めマークとを用いて位置決めして積層、圧着後、転写シートを剥がすことによって、前記絶縁シートの表面に配線回路層を転写する工程と、
(d)前記配線回路層が形成された複数の絶縁シートを前記第2の位置決めマークによって位置決めして積層後、熱硬化する工程と、を具備するものである。
【0011】
前記(b)工程において、転写シート上に前記配線回路層と同時に第3の位置決め用マークを形成することによって配線回路層と第3の位置決め用マークとの位置精度を高めることができ、前記(c)工程の位置決めを前記第1の位置決めマークと前記第3の位置決めマークを用いて行うことによって、配線回路層を絶縁シートに対して高い位置精度で形成することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明における多層配線基板の製造方法を図1の工程図に基づき説明する。図1において、まず、熱硬化性樹脂を含有する絶縁シート1を準備し、この絶縁シート1に対して、ビアホール導体形成のための貫通孔2を打ち抜き法やレーザー加工、プラズマエッチング等によって形成する(a)。このとき、貫通孔2の加工と同時に、絶縁シート1の異なる位置に2組の位置決めマーク用貫通孔3a、3bの加工を行う。この貫通孔2の形成と、位置決めマーク用貫通孔3a、3bとを同時に行うことによって、ビアホール導体の位置と位置決めマークとの位置ずれを非常に小さくすることができる。そして、この貫通孔2、あるいは貫通孔2と位置決めマーク用貫通孔3a、3bの両方に、導体ペーストを充填してビアホール導体4および位置決めマーク5a、5bを形成する(b)。
【0014】
ここで、絶縁シート1に形成する位置決めマーク5a、5bの形状は、NCパンチャーのピンや、レーザー加工で加工できる形状を考慮すると円形、四角形がよい。加工性からいえば円形が最も簡単で良い。また、位置決めマーク5a、5bの大きさは、画像認識装置が容易に且つ明確に認識できる大きさがよく、特に0.0001〜1mm2の面積を有する形状がよい。これは、0.0001mm2より面積が小さいと、CCDカメラのレンズの倍率が低い場合に認識できず、倍率をあげると画像処理で認識できるが、カメラが認識できるエリアが狭くなり、カメラの認識エリアからすぐはずれてしまうことが多くなり作業性が悪く、1mm2より大きいと、画像処理による位置ずれ精度が低くなる。
【0015】
また、位置決めマーク5a、5bの形成位置は、図2の平面図に示すように、絶縁シート1における製品化に寄与する部分(以下、単に製品領域Sという。)の外側がよい。製品領域Sの外側に形成された位置決めマーク5a、5bで位置決めすることによって、位置決めマーク5a、5b間に位置する製品領域S内の位置精度は位置決めマーク5a、5bの位置精度よりもよくなることになる。製品の位置精度を保証するためには、位置決めマーク5a、5bはできる限り製品領域の外側にある方が良い。
【0016】
また、X及びY方向の位置精度を考えると、製品領域の外側の中でも、製品領域外側の4隅(図2の位置決めマークエリアP)に位置決めマークを設置するのが位置決め精度上最も良い。位置決めマークの位置が製品領域の外側であっても、この4隅以外の場所では、XあるいはY方向どちらかの位置精度が著しく低下するおそれがある。
【0017】
また、位置決めマーク5aを用いた位置決めを画像認識装置を用いて行う場合、使用する位置決めマーク5aは、絶縁シート1の少なくとも4隅に形成され、画像認識にあたっては4隅に形成された、3箇所以上のマークを用いて位置決めを行うのがよい。
【0018】
通常、位置決めには基板の対角線上の2点を用いるが、絶縁シート1と配線回路層7の加工精度に多少のずれがある場合、位置決めに用いた2点の対角線上の位置精度はよいが、それ以外の場所における位置精度がきわめて悪くなり、位置精度が製品領域内で不均一となって歩留まりが大きく低下する。
【0019】
製品領域内で、どこの場所でも同じ位置精度を確保するには3箇所以上で位置決めを行う必要がある。位置決めマークの形成箇所の数が増えるほど、位置精度は均一になっていくが、その分画像処理の時間やCCDカメラの設置台数が増えるため、コストが増え、タクトタイムが大きくなる。位置決めマークの形成箇所は、位置精度、コスト、タクトタイムを考慮し4箇所が最もよい。
【0020】
位置決めマークは、形成した貫通孔3a、3bを読み取ってもよいが、絶縁シート1に加熱加圧をかける場合、貫通孔3a、3bが変形するおそれがあるので、この貫通孔3a、3bにもビアホール導体用貫通孔2と同様に導体ペーストを充填するのがよい。また、導体ペーストを充填した位置決めマークが画像認識しにくい場合は、絶縁シート1と色別するために、導体ペースト以外に、着色した絶縁ペーストや導体ペーストを充填してもよい。
【0021】
つぎに、上記絶縁シート1の表面に配線回路層7を形成する。この配線回路層7の形成は、転写シート6の表面に金属箔を接着した後、レジスト印刷/エッチング等によって配線回路層7の鏡像パターンを形成する(c)。このとき、配線回路層7形成と同時に、転写シート6の表面に位置決めマーク5cの形成を行う。この転写シート6上で配線回路層7と位置決めマーク5cとを同時に形成することによって両者の位置ずれがなくなり、位置決め精度が向上する。
【0022】
また、この転写法による配線回路層7の形成は、絶縁シート1の形成と配線回路層7との形成を同時平行に進めることができるために、工程の短縮化を図ることもできる。
【0023】
そして、この配線回路層7および位置決め用マーク5cを形成した転写シート6を絶縁シート1に位置決めしながら、積層、圧着した後、転写シート6を剥離することによって配線回路層7を精度よく絶縁シート1の表面に転写する。
【0024】
絶縁シート1と配線回路層7の位置決めには、絶縁シート1側の位置決めマーク5aと転写シート6の配線回路層7の位置決めマーク5cを用いて行う。つまり、絶縁シート1を画像認識し、絶縁シート1側のマーク5aと転写シート6側の位置決めマーク5cとが整合するように転写シート6、あるいは絶縁シート1をX−Y方向に移動させて、マークが整合したところで、転写シート6を絶縁シート1に積層圧着する。この時、0.5MGPa以上、80〜150℃の条件で積層圧着を行う(d)。その後、転写シート6を剥離することによって、配線回路層7を絶縁シート1に対して精度よく転写した配線シートaを作製することができる(e)。
【0025】
次に、上記のようにして作製した複数の配線シートa、b、cを位置決めして積層する。この時、各配線シートa、b、cに形成された位置決めマーク5bを用いて位置決めを行う(g)。
【0026】
この配線シートa、b、cの積層時の位置決めには、位置決めマーク5cを用いることも可能であるが、位置決め機の位置決め精度に△xの誤差が存在する場合、位置決めマーク5a、5cを用いて積層された絶縁シート1と配線回路層7の間には△xの位置ずれを含んでいることになる。従って、この△xの位置ずれを含む位置決めマーク5cを基準にして、配線シートa、b、c同士を積層すると、上記の位置ずれが加味され、単純には2△xの位置ずれが生じていることになる。
【0027】
これに対して、本発明によれば、位置決めマーク5bを用いることによって、絶縁シート1と配線回路層7に生じている△xの位置ずれが、加味されることがないために、配線シートa、b、c間の位置ずれを△xに抑えることができる。
【0028】
本発明によれば、上記のようにして、作製した複数の配線シートa、b、cを上記位置決めマーク5bを基準に位置決めを行い、積層圧着した後、150〜300℃の硬化温度で加熱して絶縁シートの有機樹脂を完全に硬化させる。その後、適宜製品領域以外の部分を切り離すことによって、多層配線基板Aを作製することができる(g)。
【0029】
上記の本発明の製造方法において用いられる絶縁シート1は、熱硬化性樹脂を含むもので、例えば、熱硬化性樹脂、または熱硬化性樹脂と無機質フィラーからなる組成物を混練機や3本ロールなどの手段によって十分に混合し、これを圧延法、押し出し法、射出法、ドクターブレード法などによってシート状に成形した後、有機樹脂を半硬化したシートを用いる。半硬化には、完全固化するに十分な温度よりもやや低い温度に加熱すればよい。また、市販のプリプレグを使用してもよい。
【0030】
また、無機質フィラーとしては、SiO2、Al2O3、AlN等が好適であり、フィラーの形状は平均粒径が20μm以下、特に10μm以下、最適には7μm以下の略球形状の粉末が用いられる。この無機質フィラーは、有機樹脂:無機質フィラーの体積比率で70:30〜20:80の比率で範囲で混合される。
【0031】
この絶縁シートを構成する有機樹脂としては、PPE(ポリフェニレンエーテル)、BTレジン(ビスマレイミドトリアジン)、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、フッ素樹脂、フェノール樹脂、ポリアミノビスマレイミド等の樹脂が望ましい。絶縁シートの厚みは、10〜300μm、特に40〜100μmであることが望ましい。
【0032】
また、貫通孔2内に充填する導体ペーストは、金属粉末にエポキシ、セルロース等の樹脂成分を添加し、酢酸ブチルなどの溶媒によって混練したものが使用され、導体ペースト中に配合される金属粉末としては、銅、アルミニウム、銀、金のうちの少なくとも1種の低抵抗金属からなることが望ましい。所望によっては、ホール内に充填後に、60〜140℃で加熱処理を行い、ペースト中の溶媒および樹脂分を分解、揮散除去することもできる。さらに、配線回路層7は、銅、アルミニウムなどの金属が好適に用いられる。
【0033】
【実施例】
熱硬化型ポリフェニレンエーテル(PPE)樹脂を含むスラリーをガラス織布に含浸させた後、乾燥させたプリプレグを準備した。なお、含有比率は、PPE樹脂50体積%、ガラス織布50体積%とした。そして、このプリプレグに炭酸ガスレーザーで直径0.1mmの貫通孔を形成し、同時に直径0.1mmの配線回路層を転写する時に使用する転写時位置決めマーク用貫通孔を、製品領域の外側4隅に4点加工した。また、配線シート積層用の積層時位置決めマーク用貫通孔も同様に製品領域の外側4隅に4点加工した。そして、各貫通孔には、銀をメッキした銅粉末を含む銅ペーストをそれぞれ充填して配線間接続用のビアホール導体とともに、転写時位置決めマークaと、積層時位置決めマークbを形成した。
【0034】
一方、PET樹脂からなる転写シート上に、接着剤で厚さ12μmの銅箔を接着し、銅箔上に回路形成用のレジストを貼り、露光/現像/エッチングを行い、鏡像の配線回路層を形成した。また、同時に、製品領域の外側4隅に銅箔からなる4点の配線回路層側位置決めマークcを形成した。
【0035】
まず、プリプレグと配線回路層を4点の転写時位置決めマークaと配線回路層側位置決めマークcを用いて画像認識によって位置決めを行い積層し、130℃、10分で加熱加圧した後、転写シートを剥離して配線回路層を絶縁シートに転写し配線シートを作製した。
【0036】
次に、上記と全く同様にして作製した3層の配線シートを各絶縁シートに形成した積層用位置決めマークbによって画像認識装置を用いて位置合わせして積層し、3MPa、200℃、1時間で加熱し、多層プリント配線基板を作製した。
【0037】
作製した多層配線基板に対して、製品領域における層の異なる配線パターンの設計寸法に対する位置ずれを測定した結果、最大でも10μmと非常に寸法精度に優れたものであった。
【0038】
一方、比較例1として、上記と全く同様にして作製した3層の配線シートを各絶縁シートに形成した位置決めマークaによって画像認識装置を用いて位置合わせする以外は全く同様にして多層プリント配線基板を作製した結果、最大で20μmの寸法のずれが認められた。
【0039】
また、比較例2として、絶縁シートに直径が5mmの位置決め用貫通孔を形成し、また転写シートにも同様の貫通孔を形成し、基準ピンを用いて位置合わせを行い、配線回路層の転写/配線シートの積層を行う以外は上記と全く同様にして多層配線基板を作製した結果、最大で100μmの寸法のずれが認められた。
【0040】
【発明の効果】
以上詳述した通り、本発明の多層配線基板によれば、位置決め精度を高めることができ、製品歩留まりを高め、製品コストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多層配線基板の製造方法を説明するための工程図である。
【図2】本発明における位置決めマークの形成箇所を説明するための平面図である。
【図3】従来の多層配線基板の位置決め方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1 絶縁シート
2、3a、3b 貫通孔
4 ビアホール導体
5a、5b、5c 位置決めマーク
6 転写シート
7 配線回路層
a、b、c 配線シート
A 多層配線基板
Claims (4)
- (a)熱硬化性樹脂を含む絶縁シートの周囲の異なる箇所に、第1および第2の位置決めマークを設ける工程と、
(b)転写シートの表面に金属箔からなる配線回路層を形成するとともに、前記転写シート上に前記配線回路層と同時に第3の位置決め用マークを形成する工程と、
(c)前記絶縁シートに、転写シートの配線回路層を前記第1の位置決めマークと前記第3の位置決めマークとを用いて位置決めして積層、圧着後、転写シートを剥がすことによって、前記絶縁シートの表面に配線回路層を転写する工程と、
(d)前記配線回路層が形成された複数の絶縁シートを前記第2の位置決めマークによって位置決めして積層後、熱硬化する工程と、を具備する多層配線基板の製造方法。 - 前記(a)工程において、前記絶縁シートに第1および第2の位置決めマーク用貫通孔とビアホール導体用貫通孔とを含む複数の貫通孔を同時に形成し、該複数の貫通孔内に金属粉末を含む導体ペーストを充填することによって、前記第1および第2の位置決めマークとビアホール導体とを形成し、
前記(c)工程において、前記絶縁シートの表面に前記配線回路層を転写することによって、該配線回路層と前記ビアホール導体とを接続することを特徴とする請求項1記載の多層配線基板の製造方法。 - 前記(c)工程において、前記絶縁シートに、前記第1の位置決めマークと前記第3の位置決めマークとを整合させることによって前記転写シートの前記配線回路層を位置決めし、前記配線回路層の転写と同時に、前記絶縁シートの表面に前記第3の位置決め用マークを転写することを特徴とする請求項2記載の多層配線基板の製造方法。
- 前記(d)工程において、前記複数の絶縁シートを、前記第2の位置決めマーク同士を整合させることによって位置決めすることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか記載の多層配線基板の製造方法。
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