JP4534321B2 - 固液分離回収装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、廃棄物となったプラスチックおよびプラスチック複合部材や廃家電製品を破砕したものから、比重液の比重を基準として破砕物を選別する比重選別装置から比重液を分離してプラスチック類を回収する固液分離回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、リサイクル業者がプラスチックを使用した廃棄物を破砕し、鉄を磁選機で回収し、非鉄を非鉄選別機で回収した後に、水を比重液として水の比重を基準とし、プラスチックを材質別に分離・回収する水比重選別装置は、図6に示すように構成していた。以下、この装置の構成および動作を説明する。
【0003】
図6に示すように、廃棄物から鉄および非鉄を回収した後のプラスチック群aを、浮沈式水比重選別機1にコンベアー2を介して投入する。このとき、浮沈式水比重選別機1の選別水はポンプ3で循環させているので、浮沈式水比重選別機1内の選別水は矢印A方向に流れている。
【0004】
したがって、プラスチック群aの中で、比重が1.4前後の塩化ビニール等の重比重物bは早く沈むので第1の浮沈槽4の底部に沈み、スクリューコンベアー5で濡れた状態で1次回収される。比重が1.05前後のポリスチレン樹脂等の中比重物cは徐々に沈むので第2の浮沈槽6の底部に沈み、スクリューコンベアー7を介して濡れた状態で1次回収される。
【0005】
一方、比重が0.91前後の水に浮くポリプロピレン樹脂等の軽比重物dはコンベアー8を介して濡れた状態で1次回収される。ここで、コンベアー8は、図7(a)に示すような網状のコンベアー8a、または、図7(b)に示すような水抜き口eを有するコンベアー8bにより構成している。
【0006】
つぎに、1次回収後の回収動作を軽比重物dで説明する。一次回収された軽比重物dは乾燥機能付き脱水機9で脱水・乾燥した後、コンベアー(図示せず)で10ミクロン以下の塵埃等の超軽量物(図示せず)とポリプロピレン樹脂等の軽比重物dを分離・回収する工程へ送られ、ブロワー10で圧送されてサイクロン11で超軽量物(図示せず)と軽比重物dに分離される。
【0007】
塵埃等の超軽量物(図示せず)は集塵機12で回収され、ポリプロピレン樹脂等の軽比重物dはフレキシブルコンテナ(袋)13に回収される。また、乾燥機能付き脱水機9で脱水された水は浮沈式水比重選別機1へ戻される。なお、重比重物bおよび中比重物cも軽比重物dと同じ回収動作である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図6に示す回収装置では、特にプラスチック破砕物でサイズのばらつく軽比重物dを回収するとき、網状のコンベアー8aでは網の目に小片の軽比重物dが詰まり、選別水が網目から抜けなくなるため、網状のコンベアー8a上を選別水が流れ、水に浮く軽比重物dも一緒に流れ落ちて回収できなくなり、このことを防止するため、頻繁に網状のコンベアー8aを掃除しなければならないという問題を有していた。
【0009】
また、水抜き口e付きコンベアー8bも同様に、水抜き口eに小片の軽比重物dが詰まり選別水が抜けないため、傾斜したコンベアー8bから水がこぼれるときに軽比重物dが流れ落ちて回収できなくなるので、頻繁に目詰まりを掃除しなければならないという問題を有していた。
【0010】
さらに、重比重物b、中比重物c、軽比重物dなどの1次回収物は、選別水を多量に含んでいるため、高価な乾燥機能付き脱水機9を設けている。
【0011】
この結果、回収装置を安定して稼働させるため頻繁にメンテナンスが必要であり、ポリプロピレン樹脂等の軽比重物dをマテリアルリサイクルをするには成形時のトラブル防止を図るため高価な乾燥機能付き脱水機9を設けるという問題があった。
【0012】
本発明は上記課題を解決するもので、水比重選別装置から選別した選別水を含む破砕物を回収する際に、破砕物による目詰まりが生じることなく破砕物と選別水とを分離し、選別水の付着が少ない破砕物を回収できるようにし、安価な回収装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、固液供給手段より破砕物と選別水との混合体を固液分離搬送手段に供給し、供給された破砕物と選別水とを分離し、固体移動手段によりエアーを発生させて破砕物を移動させ、選別水を分離した破砕物を固液分離搬送手段により搬送し、空気圧送手段による圧送空気により固体回収ダクトより破砕物を回収するよう構成したものである。
【0014】
これにより、水比重選別装置から選別した選別水を含む破砕物を回収する際に、破砕物による目詰まりが生じることなく破砕物と選別水とを分離することができて、選別水の付着が少ない破砕物を回収することができ、安価な回収装置を提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、底部に網体を設けたドーナツ状の凹部を有し回転自在に設けた固液分離搬送体と、前記固液分離搬送体の凹部の上方に配置し破砕物と選別水との混合体を供給する固液供給手段と、前記固液供給手段と相対して凹部の下方に配置した水受け槽と、前記固液分離搬送体の凹部の上方の前記固液供給手段と異なる位置に配置し破砕物を回収する固体回収ダクトと、前記固液分離搬送体のドーナツ状の凹部の上方に配置した固体移動手段と、前記固体回収ダクトと相対して凹部の下方に配置した空気圧送手段とを備え、前記固液分離搬送体は、前記固液供給手段より供給された破砕物と選別水とを分離し、前記固体移動手段によりエアーを発生させて凹部内の破砕物を前記網体に移動させ、選別水を分離した破砕物を搬送し、前記空気圧送手段による圧送空気により固体回収ダクトより破砕物を回収するよう構成したものであり、回転自在に設けた固液分離搬送体のドーナツ状の凹部で、固液供給手段より供給された破砕物と選別水との混合体より、破砕物と選別水が分離されて選別水を分離した破砕物だけが搬送される。搬送された破砕物は、空気圧送手段による圧送空気により固体回収ダクトを介して回収される。このとき、固液分離搬送体のドーナツ状の凹部の底部に設けた網体に目詰まりした破砕物を空気圧送手段による圧送空気で除去することができるため、常に固液供給手段より破砕物と選別水との混合体が供給されるときには、目詰まりがない状態となる。また、破砕物を空気圧送するときに破砕物表面を乾燥することができる。一方、分離した選別水は水受け槽を介して回収される。この結果、固液分離搬送手段に設けた網体をメンテナンスすることなく、破砕物をほぼ乾燥した状態で回収することができる。
【0016】
さらに、固体移動手段により破砕物を固体回収ダクトで回収可能な位置へ移動させることができ、破砕物の回収効率を向上することができる。
【0017】
請求項に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、固液供給手段より供給された破砕物と選別水とを分離し、破砕物を回収するまでの間に、水切りする水切り手段を設けたものであり、破砕物を回収する前に、水切り手段により予め破砕物に付着した選別水を除去することができ、回収した破砕物の乾燥状態をさらに向上することができる。
【0018】
請求項に記載の発明は、上記請求項1または2に記載の発明において、固液供給手段より供給された破砕物と選別水とを分離し、破砕物を回収するとき、破砕物を乾燥する乾燥手段を設けたものであり、破砕物を良好な乾燥状態で回収できる。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、使用済み家電製品を破砕後、磁選機で鉄を回収し、つぎに非鉄選別機で非鉄類を回収した後の残渣(プラスチック群)を選別する例について図面を参照しながら説明する。
【0020】
(実施例1)
図1に示すように、固液分離搬送体(固液分離搬送手段)14は、略円盤状に構成し、外周部に壁14aを設けるとともに外周底部に網体14bを設け、モータ15のシャフト16を介して回転自在としている。ここで、網体14bは供給されるプラスチック破砕物の大きさよりも細かいメッシュとしている。
【0021】
回収物供給管(固液供給手段)17は、プラスチック破砕物と選別水の混合物(図示せず)を固液分離搬送体14上に供給するもので、固液分離搬送体14の上方に設けている。回収物供給管17と相対して固液分離搬送体14の下方に水受け槽18と排水管19を配置している。
【0022】
固体回収ダクト20は、固液分離搬送体14の上方の回収物供給管17と異なる位置に設け、この固体回収ダクト20と相対して固液分離搬送体14の下方にブロワー(空気圧送手段)21を配置している。ここで、固体回収ダクト20とブロワー21とで、固液分離搬送体14により選別水を分離して搬送された破砕物を回収する固体回収手段を構成するとともに、ブロワー21は、さらに破砕物の目詰まりを防止する目詰まり防止手段を構成している。
【0023】
上記構成において動作を説明する。廃家電製品を破砕し、鉄を磁力選別機で回収し、非鉄を非鉄選別機で回収した後の樹脂群を浮沈式水比重選別装置(図示せず)により選別したプラスチック破砕物が選別水と混合された状態で回収物供給管17から、モータ15のシャフト16を介して回転する固液分離搬送体14の網体14b上に供給される。このとき、選別水は網体14bを通過して水受け槽18から排水管19を通して浮沈式水比重選別装置(図示せず)に戻される。
【0024】
一方、固液分離搬送体14の網体14b上に残った破砕物は、選別水が分離された状態で固液分離搬送体14の回転でブロワー21の上部まで搬送され、ブロワー21からの圧送空気で上方向に吹き上げられ、固体回収ダクト20とサイクロン(図示せず)を通してフレキシブルコンテナ(図示せず)に、選別水の付着の少ない破砕物を回収することができる。
【0025】
この結果、固液分離搬送体14の網体14bを破砕物の供給側と反対方向から圧送空気で破砕物を吹き上げる際に、網体14bを目詰まりさせる小片のプラスチック破砕物も吹き飛ばすので、回収物供給管17からは常に目詰まりのない状態の網体14bにプラスチック破砕物を供給することができ、固液分離搬送体14によるプラスチック破砕物と選別水の良好な分離性能を確保することができる。また、ブロワー21からの圧送空気でプラスチック破砕物を乾燥することもできる。
【0026】
なお、本実施例では、固液分離搬送体14は、略円盤状に構成し、外周底部に供給されるプラスチック破砕物の大きさよりも細かいメッシュとした網体14bを設けているが、プラスチック破砕物の大きさよりも狭いスリット間隔のスリット等で搬送面を構成するコンベアー式あるいはロータリー式等で構成してもよく、同様の作用効果を得ることができる。
【0027】
また、本実施例では、固体回収手段を構成するブロワー21により目詰まり防止手段を兼ねているが、固液分離搬送体14の固体搬送面と相対する側の面からエアーを吹き付ける加圧器や、水圧を加えるスプレーあるいは振動を加える加振機等により目詰まり防止手段を構成してもよく、同様の作用効果を得ることができる。
【0028】
(実施例2)
図2に示すように、固液分離搬送体(固液分離搬送手段)22は、略円盤状に構成してドーナツ状の凹部22cを有し、このドーナツ状の凹部22cの底部に網体22bを設けている。網体22bは供給されるプラスチック破砕物の大きさよりも細かいメッシュとしている。他の構成は上記実施例1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0029】
上記構成において動作を説明する。回収物供給管17から固液分離搬送体22の凹部22cにプラスチック破砕物と選別水の混合物(図示せず)が供給されると、選別水は底部の網体22bから水受け槽18と排水管19を通して浮沈式水比重選別装置(図示せず)に戻される。
【0030】
一方、網体22b上に残ったプラスチック破砕物は、固液分離搬送体22で回収位置に移動するとブロワー21で上方向に吹き上げられ、固体回収ダクト20とサイクロン(図示せず)を通してフレキシブルコンテナ(図示せず)に回収される。その他の動作は上記実施例1と同じである。
【0031】
この結果、回収物供給管17から固液分離搬送体22の凹部22cにプラスチック破砕物と選別水の混合物が供給されるので、プラスチック破砕物が固液分離搬送体22上を広がることがないことから、上記実施例1よりもプラスチック破砕物の回収率を向上することができる。
【0032】
(実施例3)
図3に示すように、エアースプレー(固体移動手段)23a、23bは、固液分離搬送体22のドーナツ状の凹部22cの上方に、凹部22c内に向けて配置し、外枠24に配置したエアー配管25を連結してコンプレッサー(図示せず)からエアーを供給するよう構成している。このエアースプレー23a、23bは、回収物供給管と固体回収ダクト(いずれも図示せず)の間に配置している。他の構成は上記実施例2と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0033】
上記構成において動作を説明する。固液分離搬送体22の凹部22c上に回収物供給管(図示せず)から選別水と混合状態で供給されたプラスチック破砕物は、凹部22c全体に広がった状態となっており、エアースプレー23a、23bが配置された位置を通過する際に、エアースプレー23a、23bから吐出される空気圧でプラスチック破砕物は網体22b上に寄せられる。
【0034】
寄せられたプラスチック破砕物はブロワー(図示せず)で吹き上げられて、固体回収ダクト(図示せず)とサイクロン(図示せず)を通してフレキシブルコンテナ(図示せず)に回収される。その他の動作は上記実施例1または実施例2に同じである。
【0035】
この結果、凹部22cに供給されたプラスチック破砕物はブロワー(図示せず)で吹き上げられる網体22bに寄せることができるので、プラスチック破砕物の回収率をさらに向上することができる。
【0036】
(実施例4)
図4に示すように、エアーカーテンノズル(水切り手段)26は、固液分離搬送体22のドーナツ状の凹部22cの上方に、凹部22c内に向けて配置し、外枠24に配置したエアー配管27を連結してコンプレッサー(図示せず)からエアーを供給するよう構成している。このエアーカーテンノズル26は、回収物供給管と固体回収ダクト(いずれも図示せず)の間、または回収物供給管とエアースプレー(いずれも図示せず)の間に配置している。他の構成は上記実施例2または3と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0037】
上記構成において動作を説明する。固液分離搬送体22の凹部22c上に回収物供給管(図示せず)から選別水と混合状態で供給されたプラスチック破砕物は、凹部22c全体に広がった状態となっており、プラスチック破砕物が固液分離搬送体22で搬送され、エアーカーテンノズル26の位置に到達すると、プラスチック破砕物間およびプラスチック破砕物表面に表面張力で付着している選別水は、エアーカーテンノズル26に供給される圧縮空気のエアー圧で下部方向に押し出され、網体22bと水受け槽18と排水管(図示せず)を通して浮沈式水比重選別装置(図示せず)に戻される。その他の動作は上記実施例1から実施例3と同じである。
【0038】
この結果、ブロワーと固体回収ダクト(いずれも図示せず)で構成される回収装置へプラスチック破砕物とともに持ち込まれる付着選別水を大幅に削減することができ、乾燥状態の良好なプラスチック破砕物を回収することができる。
【0039】
(実施例5)
図5に示すように、ブロワー21にシーズヒータ28を設け、温風を吐出できるように構成している。他の構成は上記実施例2〜4と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0040】
上記構成において動作を説明する。固液分離搬送体22で選別水と分離され、固体回収手段を構成する固体回収ダクト20とブロワー21まで搬送されたプラスチック破砕物は、ブロワー21とシーズヒータ28で発生する温風により上方向へ吹き上げられ、固体回収ダクト20とサイクロン(図示せず)を通してフレキシブルコンテナ(図示せず)に回収される。なお、その他の動作は上記実施例2〜4と同じである。
【0041】
この結果、固液分離搬送体22とエアーカーテンノズル26でプラスチック破砕物の選別水と付着選別水を十分に切り、その後に風力搬送して回収するときに温風を利用するので、十分に乾燥したプラスチック破砕物を回収することができる。
【0042】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、底部に網体を設けたドーナツ状の凹部を有し回転自在に設けた固液分離搬送体と、前記固液分離搬送体の凹部の上方に配置し破砕物と選別水との混合体を供給する固液供給手段と、前記固液供給手段と相対して凹部の下方に配置した水受け槽と、前記固液分離搬送体の凹部の上方の前記固液供給手段と異なる位置に配置し破砕物を回収する固体回収ダクトと、前記固液分離搬送体のドーナツ状の凹部の上方に配置した固体移動手段と、前記固体回収ダクトと相対して凹部の下方に配置した空気圧送手段とを備え、前記固液分離搬送体は、前記固液供給手段より供給された破砕物と選別水とを分離し、前記固体移動手段によりエアーを発生させて凹部内の破砕物を前記網体に移動させ、選別水を分離した破砕物を搬送し、前記空気圧送手段による圧送空気により固体回収ダクトより破砕物を回収するよう構成したから、プラスチック破砕物と選別水の混合物を回転自在の固液分離搬送体のドーナツ状の凹部に供給するので、プラスチック破砕物が固液分離搬送体上に拡散するのを防止でき、回収率を向上することができる。
【0043】
さらに、固体移動手段により破砕物を固体回収ダクトで回収可能な位置へ移動させることができ、破砕物の回収効率を向上することができる。
【0044】
また、請求項に記載の発明によれば、固液供給手段より供給された破砕物と選別水とを分離し、破砕物を回収するまでの間に、水切りする水切り手段を設けたから、プラスチック破砕物間およびプラスチック破砕物表面に表面張力で付着している選別水を固体回収手段の前で予め水切りができるので、乾燥状態の良好なプラスチック破砕物を回収することができる。
【0045】
また、請求項に記載の発明によれば、固液供給手段より供給された破砕物と選別水とを分離し、破砕物を回収するとき、破砕物を乾燥する乾燥手段を設けたから、プラスチック破砕物を乾燥させた状態で回収することができ、プラスチック破砕物を成形するとき、成形不良を防止するため予め乾燥させる必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の固液分離回収装置の一部切欠した正面図
【図2】 本発明の第2の実施例の固液分離回収装置の一部切欠した正面図
【図3】 本発明の第3の実施例の固液分離回収装置の要部断面図
【図4】 本発明の第4の実施例の固液分離回収装置の要部断面図
【図5】 本発明の第5の実施例の固液分離回収装置の一部切欠した正面図
【図6】 従来の浮沈式水比重選別装置を用いた固液分離回収装置のシステム構成図
【図7】 (a)同浮沈式水比重選別装置より破砕物を回収するコンベアーの一例の要部斜視図
(b)同浮沈式水比重選別装置より破砕物を回収するコンベアーの他の例の要部断面図
【符号の説明】
14 固液分離搬送体(固液分離搬送手段)
17 回収物供給管(固液供給手段)
20 固体回収ダクト(固体回収手段)
21 ブロワー(固体回収手段、目詰まり防止手段)

Claims (3)

  1. 底部に網体を設けたドーナツ状の凹部を有し回転自在に設けた固液分離搬送体と、前記固液分離搬送体の凹部の上方に配置し破砕物と選別水との混合体を供給する固液供給手段と、前記固液供給手段と相対して凹部の下方に配置した水受け槽と、前記固液分離搬送体の凹部の上方の前記固液供給手段と異なる位置に配置し破砕物を回収する固体回収ダクトと、前記固液分離搬送体のドーナツ状の凹部の上方に配置した固体移動手段と、前記固体回収ダクトと相対して凹部の下方に配置した空気圧送手段とを備え、前記固液分離搬送体は、前記固液供給手段より供給された破砕物と選別水とを分離し、前記固体移動手段によりエアーを発生させて凹部内の破砕物を前記網体に移動させ、選別水を分離した破砕物を搬送し、前記空気圧送手段による圧送空気により固体回収ダクトより破砕物を回収するよう構成した固液分離回収装置。
  2. 固液供給手段より供給された破砕物と選別水とを分離し、破砕物を回収するまでの間に、水切りする水切り手段を設けた請求項1記載の固液分離回収装置。
  3. 固液供給手段より供給された破砕物と選別水とを分離し、破砕物を回収するとき、破砕物を乾燥する乾燥手段を設けた請求項1または2に記載の固液分離回収装置。
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