JP2000126684A - 破砕塵の選別機 - Google Patents

破砕塵の選別機

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JP2000126684A
JP2000126684A JP10301553A JP30155398A JP2000126684A JP 2000126684 A JP2000126684 A JP 2000126684A JP 10301553 A JP10301553 A JP 10301553A JP 30155398 A JP30155398 A JP 30155398A JP 2000126684 A JP2000126684 A JP 2000126684A
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cylindrical sieve
dust
crushed
sieve
cylindrical
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JP10301553A
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Kaoru Naito
薫 内藤
Haruto Sakai
治人 坂井
Gentaro Matsuda
源太郎 松田
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MATSUMOTO TEKKOSHO KK
Matsumoto Iron Works Co Ltd
Original Assignee
MATSUMOTO TEKKOSHO KK
Matsumoto Iron Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転式の円筒状篩により破砕塵の選別回収を
行う選別機において、泥状の塵が円筒状篩の入り口部分
に堆積することや網かごに目詰まりが発生することを防
止する。 【解決手段】 選別機3の円筒状篩31の入り口には破
砕塵導入ダクト4が配置され、このダクト4の下側部分
には排出シュート61が開いている。破砕塵の泥状の塵
はこのシュート61から最初に外部に排出される。当該
ダクト4には、その内周面に付着した塵を掻き落とし可
能な塵掻き取り部材62が配置されている。よって、当
該ダクトに塵が溜まることを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、破砕塵を風選別お
よび篩分けにより選別する筒状篩を備えた破砕塵の選別
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】家庭用生塵等の混在塵はビニール袋に詰
めた状態で回収され、その再資源化のために選別回収さ
れる。袋入り混在塵の選別処理においては、まず、袋入
りの混在塵が破砕機に投入され、破袋処理、混在塵の破
砕処理が施され、この結果得られた破砕塵およびビニー
ルシート類等の塵が選別機に投入され、選別処理が施さ
れる。
【0003】このような混在塵の破砕および選別を行う
ための破砕選別装置は、例えば、特公昭57−4826
2号公報、同58−15022号公報に開示されてい
る。これらの公報に開示されている破砕選別装置は、上
下に多段に配置したチェーン式破砕刃を備えた破砕機と
水平に配置された回転式の筒状篩とを備えている。破砕
機で破砕された塵は風力により回転式の筒状篩に送り込
まれ、当該筒状篩内を通過する間に篩分けされる。
【0004】また、ビニールシート類等は風力によって
筒状篩の端まで送られてそこに配置した回収部において
回収されるようになっている。この回収部は、風によっ
て送り込まれてきたビニールシート類を捕捉するための
整流板を備えており、送風は、この整流板を迂回して、
筒状篩の出口から外部に排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、家庭用生塵等
には水分が多く含まれているので、破砕機から風力によ
り選別機に送り込まれた破砕塵には水分を多量に含んだ
泥状の塵が混在している。このような泥状の塵は風力に
よって選別機の回転式の筒状篩内に送り込まれることな
く、筒状篩の入り口部分に付着あるいは溜まる可能性が
ある。この結果、回転式の筒状篩の入り口部分が詰ま
り、破砕塵の送り込みが阻害されて、効率の良い選別動
作ができなくなるおそれがある。
【0006】また、水分を多量に含んでいる泥状の塵が
回転式の筒状篩の内部に風力によって送り込まれたとし
ても、それが、筒状篩の外周面に付着して、そこに目詰
まりが発生するおそれがある。かごに目詰まりが発生す
ると、破砕塵の篩分け動作が阻害されてしまう。
【0007】一方、従来のビニールシート類の回収部に
おいては、回転式の筒状篩内を流れる送風の向き変化す
ると、ビニールシート類が、整流板を迂回して排出され
る排出流と共に当該整流板を迂回して外部にそのまま排
出されてしまうおそれがある。
【0008】本発明の課題は、上記の点に鑑みて、選別
動作を常に適切に行うことの可能な破砕塵の選別機を提
案することにある。
【0009】すなわち、本発明の課題は、泥状の塵によ
る回転式の筒状篩の入り口部分の封鎖や、筒状篩の外周
面の目詰まりを防止可能な破砕塵の選別機を提案するこ
とにある。
【0010】また、本発明の課題は、ビニールシート類
を確実に捕捉可能な破砕機の選別機を提案することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、中心軸線回りに回転する回転式筒状篩
内に空気流により送り込まれた破砕塵を、当該筒状篩の
軸線方向に搬送しながら選別回収動作を行う粉砕塵の選
別機において、前記筒状篩の入り口に取り付けた破砕塵
導入ダクトと、この破砕塵導入ダクトの下側部分に形成
された排出シュートとを有することを特徴としている。
【0012】本発明の選別機では、回転式の筒状篩の入
り口部分に取り付けた破砕塵導入ダクトの下側部分に排
出シュートが配置されている。従って、筒状篩に投入さ
れる破砕塵に含まれている水分の多い泥状の塵は、破砕
塵導入ダクトの排出シュートから自重により外部に排出
される。よって、筒状篩の入り口部分に水分を多量に含
む泥状の塵が溜まってしまうことを回避できる。また、
泥状の塵が筒状篩内に入り、その外周面に付着して目詰
まりを発生させてしまうことも回避できる。
【0013】ここで、破砕塵導入ダクトの内周面に付着
した泥状の塵を確実に排出シュートから外部に排出する
ためには、前記筒状篩と一体となって回転する塵掻き取
り部材を配置し、この塵掻き取り部材を前記破砕塵導入
ダクトの内周面近傍位置まで延ばせばよい。筒状篩が回
転すると、それと一緒に塵掻き取り部材も回転して、破
砕塵導入ダクトの内周面に沿って移動する。この結果、
当該破砕塵導入ダクトの内周面に付着している泥状の塵
を当該内周面から掻き落とすことができ、従って、下側
に配置されている排出シュートから外部に排出すること
ができる。
【0014】また、前記筒状篩の目詰まりを防止する目
詰まり防止手段を有していることが望ましい。目詰まり
防止手段は、前記筒状篩の外周面に空気を吹き付ける少
なくとも1つのエアーノズルを備えた構成とすることが
できる。
【0015】ここで、複数の前記エアーノズルを備え、
これらのエアーノズルは前記筒状篩の軸線方向に配列さ
れた構成を採用すれば、筒状篩の外周面の全体の目詰ま
りを防止できる。また、前記エアーノズルを前記筒状篩
の軸線方向に往復移動させるノズル移動手段を備えた構
成を採用すれば、小数個のノズルで効率良く筒状篩の全
体の目詰まりを防止できる。
【0016】一方、本発明の選別機は、前記筒状篩の出
口に配置したビニールシート類回収部を有しており、こ
のビニールシート類回収部は、前記筒状篩の内周面に同
軸状態に取り付けた環状の整流板と、この環状の整流板
よりも筒状篩の軸線方向の内側の位置に同軸状態に取り
付けた円板状の整流板とを備えたことを特徴としてい
る。
【0017】この構成のビニールシート回収部を採用す
れば、ビニールシート類を確実に捕捉することができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明を
適用した選別機を備えた破砕選別装置を説明する。
【0019】(全体構成)図1は本例の破砕選別装置の
全体構成を示す構成図である。破砕選別装置1は、回転
式のチェーン破砕刃が上下方向に多段に配列された構成
の破砕機2と、この破砕機2から排出される破砕塵を選
別するための選別機3とを有している。
【0020】破砕機3の上端に開いた塵投入口21に
は、ベルトコンベア22および塵投入用ホッパー23を
介して袋入りの塵が投入される。投入された袋入りの塵
は、当該破砕機2によって破砕される。しかるに、ビニ
ールシート類等の可撓性の素材はチェーン式破砕刃によ
って裁断されることなくそのまま破砕機を通過する。破
砕機2によって破砕された後の破砕塵、およびビニール
シート類等の塵は、不図示の圧送機構によって、破砕機
2の排出口24から水平に送り出され、当該排出口24
に連通している破砕塵導入ダクト4を経由して選別機3
に投入される。
【0021】選別機3は、水平に配置された回転式の円
筒状篩31を備えており、ここに送り込まれた破砕塵
は、回転している当該円筒状篩31の中をその軸線方向
に搬送される間に篩分けされる。塵袋等のビニールシー
ト類は風によって円筒状篩31の出口まで送られ、ここ
に配置されている回収部において回収される。円筒状篩
31を通過した風は、排気口32から排出される。
【0022】(選別機)図2〜図4は、それぞれ、選別
機3の軸線方向に沿って切断した場合の概略縦断面図、
図2のIII−III線に沿って切断した場合の概略横
断面図、および概略上面図である。これらの図を参照し
て説明すると、選別機3は、機体フレーム11の上面に
回転自在の状態で水平に回転式の円筒状篩31が乗って
いる。すなわち、円筒状篩31の軸線31aの方向の両
端部分は、それぞれ、機体フレーム11にブラケット1
2、13、および14、15によって回転自在に支持さ
れた一対の支持ローラ16、17および18、19によ
って支持されている。
【0023】機体フレーム11の上面には、電動機20
が取り付けられており、この出力軸に取り付けたチェー
ンホイール21と、円筒状篩31の外周面に形成したチ
ェーンホイール22の間には、ローラーチェーン23が
架け渡されている。従って、電動機20を駆動すると、
円筒状篩31はその軸線31aを中心として回転する。
【0024】この回転式の円筒状篩31の両側および上
側部分は、カバーフレーム25によって覆われている。
円筒状篩31の下側部分の下方位置には、有機質類排出
シュート26が配置されている。この有機質類排出シュ
ート26は、その入り口側の一端開口31bの側から出
口側の他端開口31cに向けて、4つの区画部27〜3
0に区分けされている。
【0025】円筒状篩31の入り口側開口31bには、
同軸状態に小径の破砕塵投入筒41が差し込まれ、当該
円筒状篩31の内周面から等間隔で放射状に延びる4本
の支持ブラケット42によって支持されている。この破
砕塵投入筒41の直下には、粗大物排出シュート43が
配置されている。
【0026】円筒状篩31の内周面には、軸線31aの
方向に向けて等間隔で複数枚の塵送り刃44が取り付け
られている。各塵送り刃44は軸線31aに対して30
度程度傾斜した姿勢に設定されている。本例では、円筒
状篩31の内周面において、120度間隔で3列の塵送
り刃44が配置されている。
【0027】円筒状篩31の出口側開口31cの縁に
は、環状の整流板45が同軸状態に取り付けられてい
る。この環状の整流板45よりも内側の位置には、円板
状の整流板46が同じく同軸状態に取り付けられてい
る。この円板状の整流板46の外径寸法は、円筒状篩3
1の内径寸法よりも小さく、従って、円板状の整流板4
6の外周縁と円筒状紙かご31の間には環状の通路47
が形成されている。
【0028】円筒状篩31の出口側開口31cは、上下
方向に延びる排気ダクト48に連通している。この排気
ダクト48の下側部分にはビニールシート類排出シュー
ト49が開いている。また、排気ダクト48の上端に形
成された排気口48aには排気フード50が取り付けら
れている。
【0029】次に、本例の円筒状篩31の外周側の部位
には、当該円筒状篩31の篩目が詰まることを防止する
ための目詰まり防止機構が備わっている。図5を参照し
て説明すると、円筒状篩31の側方におけるフレームカ
バー25の内側には、水平に延びる空気供給管51が配
置されている。この空気供給管51には、その軸線方向
に沿って一定の間隔で噴射ノズル52が取り付けられて
おり、各噴射ノズル52から噴射される圧縮空気が円筒
状篩31の外周面に吹き付けられるようになっている。
【0030】この空気供給管51はその軸線方向に離れ
た2箇所において、その下側が、カバーフレーム25の
側に取り付けたローラガイド53、54によって軸線方
向に往復移動可能に支持されている。各ローラガイド5
3、54の上方には、空気供給管51を軸線方向に案内
するためのガイドレール55、56が配置されている。
【0031】ここで、カバーフレーム25の外面にはパ
ワーシリンダ57が取り付けられており、当該パワーシ
リンダ57の伸縮ロッドは空気供給管51にからカバー
フレーム25に形成した長孔25aを介して、その外側
に引き出したエルボー管58に連結されている。長孔2
5aは空気供給管51の軸線方向に長い孔である。エル
ボー管58は不図示の伸縮管を介して圧縮空気供給源に
接続されている。
【0032】次に、図6〜図8は、破砕機2と選別機3
の接続部分に配置した破砕塵導入ダクトを示す平面構成
図、立面構成図、および断面構成図である。これらの図
を参照して説明すると、選別機3の円筒状篩31の入り
口側開口31bに取り付けた破砕塵投入筒41には、円
筒状の破砕塵導入ダクト4の一端側の部分が同軸状態で
差し込まれている。この破砕塵導入ダクト4の下側部分
には排出シュート61の上端開口61aが開いている。
この排出シュート61は傾斜しており、下端開口61b
が粗大物排出シュート43に連通している。破砕塵導入
ダクト4の他端側開口は、破砕機2の破砕塵排出口24
に取り付けた矩形断面のダクト24aに連結されてい
る。
【0033】ここで、破砕塵導入ダクト4には、その内
周面に付着した塵を掻き落とすための塵掻き取り機構が
備わっている。この掻き取り機構は、円筒状篩31に連
結されている破砕塵投入筒41の内周面に固着した塵掻
き取り部材62を備えている。この塵書き取り部材62
の先端は、軸線31aの方向に沿って、破砕塵導入ダク
ト4の内部まで延びており、当該ダクト4の内周面に対
して僅かの隙間で対峙している。円筒状篩31が回転す
ると、これに伴って破砕塵投入筒41も回転する。しか
し、破砕機2の側に連結されている破砕塵導入ダクト4
は回転しない。従って、ダクト4の内周面に沿って、塵
掻き取り部材62が相対的に回転する。
【0034】(選別機の動作)このように構成した選別
機3における主要動作を説明する。破砕機2の側から
は、破砕塵がダクト4を介して円筒状篩31に向けて送
り込まれる。ここで生塵等の粉砕物には、水分を多量に
含んだ泥状の塵が混在している。破砕塵が破砕機2の側
からダクト4に送り込まれると、水分を多量に含んでい
る塵は重いので、当該ダクト4の部分で空気流から離脱
して落下する。この結果、このような泥状の塵はダクト
4の下側に開いている排出シュート61を通って下方に
排出され、粗大物排出シュートに合流して、所定の場所
に回収される。
【0035】当該ダクト4の内周面に付着した泥状の塵
は、塵掻き取り部材62によって掻き落とされる。すな
わち、塵掻き取り部材62は円筒状篩31の回転に伴っ
てその軸線31aを中心として回転運動を行う。これに
対してダクト4は回転しないので、当該ダクトの内周面
に対峙している塵書き取り部材62は当該ダクトの内周
面に沿って移動する。よって、ダクト4の内周面に付着
した泥状の塵等が掻き落とされて、排出シュート61か
ら排出される。
【0036】このように、本例では、選別機3の円筒状
篩31に破砕塵を導入する手前位置において、破砕塵に
含まれている水分の多い泥状の塵等を回収している。従
って、このような塵が円筒状篩31の入り口側開口に溜
まってしまうとを防止できる。また、塵掻き取り部材6
2を配置してあるので、ダクト4の内周面に塵が付着し
てしまうこともない。
【0037】次に、円筒状網かご31に導入された破砕
塵は、円筒状篩31の回転に伴って軸線31aの方向に
向けて徐々に搬送され、その篩分けが行われる。この円
筒状篩31の外周には、目詰まり防止機構としての噴射
ノズル52が配列されており、常時あるいは間欠的に、
または必要に応じて、円筒状篩31の外周面に圧縮空気
が吹き付けられる。圧縮空気の吹き付けによって、円筒
状篩31に付着したままの塵が吹き飛ばされるので、網
かごの目詰まりを回避できる。
【0038】ここで、本例では、パワーシリンダ57を
用いて、噴射ノズル52を軸線31aの方向に往復運動
させることができる。噴射ノズルを往復運動させながら
空気を吹き付けることにより、小数のノズルを用いて円
筒状篩の全体の目詰まりを回避できる。
【0039】円筒状篩31内を搬送されてその出口側開
口31cに至った破砕塵に含まれているビニールシート
類は、円板状の整流板46の外周側に形成されている環
状の通路47を通り、次に環状の整流板45の中心側の
開口部分を通って排出ダクト48に排出される。これら
の整流板46、45を通過する間にビニールシート類は
これらに捕捉されて、空気流から離脱して、出口側のビ
ニールシート類排出シュート49に回収される。
【0040】円筒状篩31を通り抜けた空気は、排気ダ
クト48を上昇して、排気フード50が取り付けられて
いる排気口48aから外部に排出される。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の選別機
は、破砕塵に含まれている泥状の塵を円筒状篩の入り口
部分で外部に排出しているので、当該部分に泥状の塵が
堆積してしまうことを防止できる。
【0042】また、塵掻き取り手段を配置して、このよ
うな泥状の塵を内周面から掻き落とすようにしているの
で、泥状の塵を確実に外部に排出できる。
【0043】さらに、円筒状篩の外周には、当該円筒状
篩の目詰まりを防止するためのエアーノズルが備わって
いるので、円筒状篩の目詰まりを確実に防止でき、常
に、適正な篩分け動作が可能になる。
【0044】さらにまた、本発明では、円筒状篩の出口
側の部分に、同軸状態に円板状の整流板および環状の整
流板を間隔を開けて配置することにより、ビニールシー
ト類を確実に回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した選別機を備えた破砕選別装置
の全体構成図である。
【図2】図1の選別機の軸線方向に沿って切断した場合
の概略縦断面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿って切断した場合
の概略横断面図である。
【図4】図1の選別機の概略上面図である。
【図5】図1の選別機に備わっている目詰まり防止機構
を示す説明図である。
【図6】選別機の入り口側に配置されている破砕塵導入
ダクトを示す平面構成図である。
【図7】図6のダクトの立面構成図である。
【図8】図6のダクトの断面構成図である。
【符号の説明】
1 破砕選別装置 2 破砕機 3 選別機 31 円筒状篩 4 破砕塵導入ダクト 45 環状の整流板 46 円板状の整流板 47 環状通路 51 空気供給管 52 噴射ノズル 57 エアーシリンダ 61 排出シュート 62 塵掻き取り部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 源太郎 長野県松本市大手1丁目1−15 株式会社 松本鉄工所内 Fターム(参考) 4D021 AA15 AB02 CA11 CB09 DA13 DA14 DA15 DB12 DB16 DB20 DC02 EA10 EB01 FA06 GA02 GA08 GA14 GA17 GA18 GA22 GA25 GB01 HA01 HA10

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心軸線回りに回転する筒状篩の中に空
    気流により送り込まれた破砕塵を、当該筒状篩の軸線方
    向に搬送しながら選別回収動作を行う粉砕塵の選別機に
    おいて、 前記筒状篩の入り口に取り付けた破砕塵導入ダクトと、
    この破砕塵導入ダクトの下側部分に形成された排出シュ
    ートとを有することを特徴とする破砕塵の選別機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記筒状篩と一体となって回転する塵掻き取り部材を有
    し、当該塵掻き取り部材は前記破砕塵導入ダクトの内周
    面近傍位置まで延びていることを特徴とする破砕塵の選
    別機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記筒状篩の目詰まりを防止する目詰まり防止手段を有
    し、 この目詰まり防止手段は、前記筒状篩の外周面に空気を
    吹き付ける少なくとも1つのエアーノズルを備えている
    ことを特徴とする破砕塵の選別機。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 複数の前記エアーノズルを備え、これらのエアーノズル
    は前記筒状篩の軸線方向に配列されていることを特徴と
    する破砕塵の選別機。
  5. 【請求項5】 請求項3または4において、 前記エアーノズルを前記筒状篩の軸線方向に往復移動さ
    せるノズル移動手段を備えていることを特徴とする破砕
    塵の選別機。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のうちのいずれかの項
    において、 前記筒状篩の出口に配置したビニールシート類回収部を
    有しており、このビニールシート類回収部は、前記筒状
    篩の内周面に同軸状態に取り付けた環状板と、この環状
    板よりも筒状篩の軸線方向の内側の位置に同軸状態に取
    り付けた円板とを備えていることを特徴とする破砕塵の
    選別機。
  7. 【請求項7】 中心軸線回りに回転する筒状篩内に空気
    流により送り込まれた破砕塵を、当該筒状篩の軸線方向
    に搬送しながら選別回収動作を行う粉砕塵の選別機にお
    いて、 前記筒状篩の目詰まりを防止する目詰まり防止手段を有
    し、 この目詰まり防止手段は、前記筒状篩の外周面に空気を
    吹き付ける少なくとも1つのエアーノズルを備えている
    ことを特徴とする破砕塵の選別機。
  8. 【請求項8】 請求項7において、複数の前記エアーノ
    ズルを備え、これらのエアーノズルは前記筒状篩の軸線
    方向に配列されていることを特徴とする破砕塵の選別
    機。
  9. 【請求項9】 請求項7または8において、 前記エアーノズルを前記筒状篩の軸線方向に往復移動さ
    せるノズル移動手段を備えていることを特徴とする破砕
    塵の選別機。
  10. 【請求項10】 請求項7ないし9のうちのいずれかの
    項において、 前記筒状篩の出口に配置したビニールシート類回収部を
    有しており、このビニールシート類回収部は、前記筒状
    篩の内周面に同軸状態に取り付けた環状の整流板と、こ
    の環状の整流板よりも筒状篩の軸線方向の内側の位置に
    同軸状態に取り付けた円板状の整流板とを備えているこ
    とを特徴とする破砕塵の選別機。
  11. 【請求項11】 中心軸線回りに回転する筒状メッショ
    かご内に空気流により送り込まれた破砕塵を、当該筒状
    篩の軸線方向に搬送しながら選別回収動作を行う粉砕塵
    の選別機において、 前記筒状篩の出口に配置したビニールシート類回収部を
    有しており、このビニールシート類回収部は、前記筒状
    篩の内周面に同軸状態に取り付けた環状の整流板と、こ
    の環状の整流板よりも筒状篩の軸線方向の内側の位置に
    同軸状態に取り付けた円板状の整流板とを備えているこ
    とを特徴とする粉砕塵の選別機。
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