JP2002066373A - 固液分離回収装置 - Google Patents

固液分離回収装置

Info

Publication number
JP2002066373A
JP2002066373A JP2000255073A JP2000255073A JP2002066373A JP 2002066373 A JP2002066373 A JP 2002066373A JP 2000255073 A JP2000255073 A JP 2000255073A JP 2000255073 A JP2000255073 A JP 2000255073A JP 2002066373 A JP2002066373 A JP 2002066373A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solid
crushed material
water
liquid
liquid separation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000255073A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4534321B2 (ja
Inventor
Morinori Fukuda
守記 福田
Hiroshi Sumi
洋志 墨
Hironaga Ikegawa
裕長 池川
Hisao Akiyama
久雄 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000255073A priority Critical patent/JP4534321B2/ja
Priority to US09/928,310 priority patent/US20020020077A1/en
Publication of JP2002066373A publication Critical patent/JP2002066373A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4534321B2 publication Critical patent/JP4534321B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03CDOMESTIC PLUMBING INSTALLATIONS FOR FRESH WATER OR WASTE WATER; SINKS
    • E03C1/00Domestic plumbing installations for fresh water or waste water; Sinks
    • E03C1/12Plumbing installations for waste water; Basins or fountains connected thereto; Sinks
    • E03C1/18Sinks, whether or not connected to the waste-pipe
    • E03C1/181Anti-splash devices in sinks, e.g. splash guards
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K10/00Body-drying implements; Toilet paper; Holders therefor
    • A47K10/48Drying by means of hot air
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03CDOMESTIC PLUMBING INSTALLATIONS FOR FRESH WATER OR WASTE WATER; SINKS
    • E03C1/00Domestic plumbing installations for fresh water or waste water; Sinks
    • E03C1/12Plumbing installations for waste water; Basins or fountains connected thereto; Sinks
    • E03C1/14Wash-basins connected to the waste-pipe

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄物となったプラスチックおよびプラスチ
ック複合部材や廃家電製品を破砕したものから、水(比
重液)の比重を基準として破砕物を選別する比重選別装
置から水を分離してプラスチック類を回収する固液分離
回収装置において、比重選別装置から選別した選別水を
含む破砕物を回収する際に、破砕物による目詰まりが生
じることなく破砕物と選別水とを分離し、選別水の付着
が少ない破砕物を回収できるようにし、安価な回収装置
を提供する。 【解決手段】 回収物供給管17より破砕物と選別水と
の混合体を固液分離搬送体14に供給し、供給された破
砕物と選別水とを分離し、選別水を分離した破砕物を固
液分離搬送体14により搬送し、搬送された破砕物をブ
ロワー21からの圧送空気で固体回収ダクト20を通し
て回収する。破砕物を回収するとき、ブロワー21から
の圧送空気で破砕物を吹き飛ばして目詰まりを防止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物となったプ
ラスチックおよびプラスチック複合部材や廃家電製品を
破砕したものから、比重液の比重を基準として破砕物を
選別する比重選別装置から比重液を分離してプラスチッ
ク類を回収する固液分離回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、リサイクル業者がプラスチックを
使用した廃棄物を破砕し、鉄を磁選機で回収し、非鉄を
非鉄選別機で回収した後に、水を比重液として水の比重
を基準とし、プラスチックを材質別に分離・回収する水
比重選別装置は、図6に示すように構成していた。以
下、この装置の構成および動作を説明する。
【0003】図6に示すように、廃棄物から鉄および非
鉄を回収した後のプラスチック群aを、浮沈式水比重選
別機1にコンベアー2を介して投入する。このとき、浮
沈式水比重選別機1の選別水はポンプ3で循環させてい
るので、浮沈式水比重選別機1内の選別水は矢印A方向
に流れている。
【0004】したがって、プラスチック群aの中で、比
重が1.4前後の塩化ビニール等の重比重物bは早く沈
むので第1の浮沈槽4の底部に沈み、スクリューコンベ
アー5で濡れた状態で1次回収される。比重が1.05
前後のポリスチレン樹脂等の中比重物cは徐々に沈むの
で第2の浮沈槽6の底部に沈み、スクリューコンベアー
7を介して濡れた状態で1次回収される。
【0005】一方、比重が0.91前後の水に浮くポリ
プロピレン樹脂等の軽比重物dはコンベアー8を介して
濡れた状態で1次回収される。ここで、コンベアー8
は、図7(a)に示すような網状のコンベアー8a、ま
たは、図7(b)に示すような水抜き口eを有するコン
ベアー8bにより構成している。
【0006】つぎに、1次回収後の回収動作を軽比重物
dで説明する。一次回収された軽比重物dは乾燥機能付
き脱水機9で脱水・乾燥した後、コンベアー(図示せ
ず)で10ミクロン以下の塵埃等の超軽量物(図示せ
ず)とポリプロピレン樹脂等の軽比重物dを分離・回収
する工程へ送られ、ブロワー10で圧送されてサイクロ
ン11で超軽量物(図示せず)と軽比重物dに分離され
る。
【0007】塵埃等の超軽量物(図示せず)は集塵機1
2で回収され、ポリプロピレン樹脂等の軽比重物dはフ
レキシブルコンテナ(袋)13に回収される。また、乾
燥機能付き脱水機9で脱水された水は浮沈式水比重選別
機1へ戻される。なお、重比重物bおよび中比重物cも
軽比重物dと同じ回収動作である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示す回収装置では、特にプラスチック破砕物でサイズの
ばらつく軽比重物dを回収するとき、網状のコンベアー
8aでは網の目に小片の軽比重物dが詰まり、選別水が
網目から抜けなくなるため、網状のコンベアー8a上を
選別水が流れ、水に浮く軽比重物dも一緒に流れ落ちて
回収できなくなり、このことを防止するため、頻繁に網
状のコンベアー8aを掃除しなければならないという問
題を有していた。
【0009】また、水抜き口e付きコンベアー8bも同
様に、水抜き口eに小片の軽比重物dが詰まり選別水が
抜けないため、傾斜したコンベアー8bから水がこぼれ
るときに軽比重物dが流れ落ちて回収できなくなるの
で、頻繁に目詰まりを掃除しなければならないという問
題を有していた。
【0010】さらに、重比重物b、中比重物c、軽比重
物dなどの1次回収物は、選別水を多量に含んでいるた
め、高価な乾燥機能付き脱水機9を設けている。
【0011】この結果、回収装置を安定して稼働させる
ため頻繁にメンテナンスが必要であり、ポリプロピレン
樹脂等の軽比重物dをマテリアルリサイクルをするには
成形時のトラブル防止を図るため高価な乾燥機能付き脱
水機9を設けるという問題があった。
【0012】本発明は上記課題を解決するもので、水比
重選別装置から選別した選別水を含む破砕物を回収する
際に、破砕物による目詰まりが生じることなく破砕物と
選別水とを分離し、選別水の付着が少ない破砕物を回収
できるようにし、安価な回収装置を提供することを目的
としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、固液供給手段より破砕物と選別水との混合
体を固液分離搬送手段に供給し、供給された破砕物と選
別水とを分離し、選別水を分離した破砕物を固液分離搬
送手段により搬送し、搬送された破砕物を固体回収手段
により回収するよう構成し、少なくとも固液分離搬送手
段または固体回収手段のいずれかに破砕物の目詰まりを
防止する目詰まり防止手段を設けたものである。
【0014】これにより、水比重選別装置から選別した
選別水を含む破砕物を回収する際に、破砕物による目詰
まりが生じることなく破砕物と選別水とを分離すること
ができて、選別水の付着が少ない破砕物を回収すること
ができ、安価な回収装置を提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、破砕物と選別水との混合体を供給する固液供給手段
と、前記固液供給手段より供給された前記破砕物と選別
水とを分離し選別水を分離した破砕物を搬送する固液分
離搬送手段と、前記固液分離搬送手段により搬送された
破砕物を回収する固体回収手段と、少なくとも固液分離
搬送手段または固体回収手段のいずれかに設け破砕物の
目詰まりを防止する目詰まり防止手段とを備えたもので
あり、水比重選別装置から選別した選別水を含む破砕物
を回収する際に、目詰まり防止手段により破砕物による
目詰まりが生じることなく破砕物と選別水とを分離する
ことができて、選別水の付着が少ない破砕物を回収する
ことができ、高価な乾燥機能付き脱水機を設ける必要が
なく、安価な回収装置を提供することができる。
【0016】請求項2に記載の発明は、底部に網体を設
けたドーナツ状の凹部を有し回転自在に設けた固液分離
搬送体と、前記固液分離搬送体の凹部の上方に配置し破
砕物と選別水との混合体を供給する固液供給手段と、前
記固液供給手段と相対して凹部の下方に配置した水受け
槽と、前記固液分離搬送体の凹部の上方の前記固液供給
手段と異なる位置に配置し破砕物を回収する固体回収ダ
クトと、前記固体回収ダクトと相対して凹部の下方に配
置した空気圧送手段とを備え、前記固液分離搬送体は、
前記固液供給手段より供給された破砕物と選別水とを分
離して選別水を分離した破砕物を搬送し、前記空気圧送
手段による圧送空気により固体回収ダクトより破砕物を
回収するよう構成したものであり、回転自在に設けた固
液分離搬送体のドーナツ状の凹部で、固液供給手段より
供給された破砕物と選別水との混合体より、破砕物と選
別水が分離されて選別水を分離した破砕物だけが搬送さ
れる。搬送された破砕物は、空気圧送手段による圧送空
気により固体回収ダクトを介して回収される。このと
き、固液分離搬送体のドーナツ状の凹部の底部に設けた
網体に目詰まりした破砕物を空気圧送手段による圧送空
気で除去することができるため、常に固液供給手段より
破砕物と選別水との混合体が供給されるときには、目詰
まりがない状態となる。また、破砕物を空気圧送すると
きに破砕物表面を乾燥することができる。一方、分離し
た選別水は水受け槽を介して回収される。この結果、固
液分離搬送手段に設けた網体をメンテナンスすることな
く、破砕物をほぼ乾燥した状態で回収することができ
る。
【0017】請求項3に記載の発明は、上記請求項2に
記載の発明において、固液分離搬送体のドーナツ状の凹
部の上方に配置した固液供給手段と固体回収ダクトとの
間に、凹部内の破砕物を移動させる固体移動手段を設け
たものであり、固体移動手段により破砕物を固体回収ダ
クトで回収可能な位置へ移動させることができ、破砕物
の回収効率を向上することができる。
【0018】請求項4に記載の発明は、上記請求項1〜
3に記載の発明において、固液供給手段より供給された
破砕物と選別水とを分離し、破砕物を回収するまでの間
に、水切りする水切り手段を設けたものであり、破砕物
を回収する前に、水切り手段により予め破砕物に付着し
た選別水を除去することができ、回収した破砕物の乾燥
状態をさらに向上することができる。
【0019】請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜
4に記載の発明において、固液供給手段より供給された
破砕物と選別水とを分離し、破砕物を回収するとき、破
砕物を乾燥する乾燥手段を設けたものであり、破砕物を
良好な乾燥状態で回収できる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について、使用済み家
電製品を破砕後、磁選機で鉄を回収し、つぎに非鉄選別
機で非鉄類を回収した後の残渣(プラスチック群)を選
別する例について図面を参照しながら説明する。
【0021】(実施例1)図1に示すように、固液分離
搬送体(固液分離搬送手段)14は、略円盤状に構成
し、外周部に壁14aを設けるとともに外周底部に網体
14bを設け、モータ15のシャフト16を介して回転
自在としている。ここで、網体14bは供給されるプラ
スチック破砕物の大きさよりも細かいメッシュとしてい
る。
【0022】回収物供給管(固液供給手段)17は、プ
ラスチック破砕物と選別水の混合物(図示せず)を固液
分離搬送体14上に供給するもので、固液分離搬送体1
4の上方に設けている。回収物供給管17と相対して固
液分離搬送体14の下方に水受け槽18と排水管19を
配置している。
【0023】固体回収ダクト20は、固液分離搬送体1
4の上方の回収物供給管17と異なる位置に設け、この
固体回収ダクト20と相対して固液分離搬送体14の下
方にブロワー(空気圧送手段)21を配置している。こ
こで、固体回収ダクト20とブロワー21とで、固液分
離搬送体14により選別水を分離して搬送された破砕物
を回収する固体回収手段を構成するとともに、ブロワー
21は、さらに破砕物の目詰まりを防止する目詰まり防
止手段を構成している。
【0024】上記構成において動作を説明する。廃家電
製品を破砕し、鉄を磁力選別機で回収し、非鉄を非鉄選
別機で回収した後の樹脂群を浮沈式水比重選別装置(図
示せず)により選別したプラスチック破砕物が選別水と
混合された状態で回収物供給管17から、モータ15の
シャフト16を介して回転する固液分離搬送体14の網
体14b上に供給される。このとき、選別水は網体14
bを通過して水受け槽18から排水管19を通して浮沈
式水比重選別装置(図示せず)に戻される。
【0025】一方、固液分離搬送体14の網体14b上
に残った破砕物は、選別水が分離された状態で固液分離
搬送体14の回転でブロワー21の上部まで搬送され、
ブロワー21からの圧送空気で上方向に吹き上げられ、
固体回収ダクト20とサイクロン(図示せず)を通して
フレキシブルコンテナ(図示せず)に、選別水の付着の
少ない破砕物を回収することができる。
【0026】この結果、固液分離搬送体14の網体14
bを破砕物の供給側と反対方向から圧送空気で破砕物を
吹き上げる際に、網体14bを目詰まりさせる小片のプ
ラスチック破砕物も吹き飛ばすので、回収物供給管17
からは常に目詰まりのない状態の網体14bにプラスチ
ック破砕物を供給することができ、固液分離搬送体14
によるプラスチック破砕物と選別水の良好な分離性能を
確保することができる。また、ブロワー21からの圧送
空気でプラスチック破砕物を乾燥することもできる。
【0027】なお、本実施例では、固液分離搬送体14
は、略円盤状に構成し、外周底部に供給されるプラスチ
ック破砕物の大きさよりも細かいメッシュとした網体1
4bを設けているが、プラスチック破砕物の大きさより
も狭いスリット間隔のスリット等で搬送面を構成するコ
ンベアー式あるいはロータリー式等で構成してもよく、
同様の作用効果を得ることができる。
【0028】また、本実施例では、固体回収手段を構成
するブロワー21により目詰まり防止手段を兼ねている
が、固液分離搬送体14の固体搬送面と相対する側の面
からエアーを吹き付ける加圧器や、水圧を加えるスプレ
ーあるいは振動を加える加振機等により目詰まり防止手
段を構成してもよく、同様の作用効果を得ることができ
る。
【0029】(実施例2)図2に示すように、固液分離
搬送体(固液分離搬送手段)22は、略円盤状に構成し
てドーナツ状の凹部22cを有し、このドーナツ状の凹
部22cの底部に網体22bを設けている。網体22b
は供給されるプラスチック破砕物の大きさよりも細かい
メッシュとしている。他の構成は上記実施例1と同じで
あり、同一符号を付して説明を省略する。
【0030】上記構成において動作を説明する。回収物
供給管17から固液分離搬送体22の凹部22cにプラ
スチック破砕物と選別水の混合物(図示せず)が供給さ
れると、選別水は底部の網体22bから水受け槽18と
排水管19を通して浮沈式水比重選別装置(図示せず)
に戻される。
【0031】一方、網体22b上に残ったプラスチック
破砕物は、固液分離搬送体22で回収位置に移動すると
ブロワー21で上方向に吹き上げられ、固体回収ダクト
20とサイクロン(図示せず)を通してフレキシブルコ
ンテナ(図示せず)に回収される。その他の動作は上記
実施例1と同じである。
【0032】この結果、回収物供給管17から固液分離
搬送体22の凹部22cにプラスチック破砕物と選別水
の混合物が供給されるので、プラスチック破砕物が固液
分離搬送体22上を広がることがないことから、上記実
施例1よりもプラスチック破砕物の回収率を向上するこ
とができる。
【0033】(実施例3)図3に示すように、エアース
プレー(固体移動手段)23a、23bは、固液分離搬
送体22のドーナツ状の凹部22cの上方に、凹部22
c内に向けて配置し、外枠24に配置したエアー配管2
5を連結してコンプレッサー(図示せず)からエアーを
供給するよう構成している。このエアースプレー23
a、23bは、回収物供給管と固体回収ダクト(いずれ
も図示せず)の間に配置している。他の構成は上記実施
例2と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0034】上記構成において動作を説明する。固液分
離搬送体22の凹部22c上に回収物供給管(図示せ
ず)から選別水と混合状態で供給されたプラスチック破
砕物は、凹部22c全体に広がった状態となっており、
エアースプレー23a、23bが配置された位置を通過
する際に、エアースプレー23a、23bから吐出され
る空気圧でプラスチック破砕物は網体22b上に寄せら
れる。
【0035】寄せられたプラスチック破砕物はブロワー
(図示せず)で吹き上げられて、固体回収ダクト(図示
せず)とサイクロン(図示せず)を通してフレキシブル
コンテナ(図示せず)に回収される。その他の動作は上
記実施例1または実施例2に同じである。
【0036】この結果、凹部22cに供給されたプラス
チック破砕物はブロワー(図示せず)で吹き上げられる
網体22bに寄せることができるので、プラスチック破
砕物の回収率をさらに向上することができる。
【0037】(実施例4)図4に示すように、エアーカ
ーテンノズル(水切り手段)26は、固液分離搬送体2
2のドーナツ状の凹部22cの上方に、凹部22c内に
向けて配置し、外枠24に配置したエアー配管27を連
結してコンプレッサー(図示せず)からエアーを供給す
るよう構成している。このエアーカーテンノズル26
は、回収物供給管と固体回収ダクト(いずれも図示せ
ず)の間、または回収物供給管とエアースプレー(いず
れも図示せず)の間に配置している。他の構成は上記実
施例2または3と同じであり、同一符号を付して説明を
省略する。
【0038】上記構成において動作を説明する。固液分
離搬送体22の凹部22c上に回収物供給管(図示せ
ず)から選別水と混合状態で供給されたプラスチック破
砕物は、凹部22c全体に広がった状態となっており、
プラスチック破砕物が固液分離搬送体22で搬送され、
エアーカーテンノズル26の位置に到達すると、プラス
チック破砕物間およびプラスチック破砕物表面に表面張
力で付着している選別水は、エアーカーテンノズル26
に供給される圧縮空気のエアー圧で下部方向に押し出さ
れ、網体22bと水受け槽18と排水管(図示せず)を
通して浮沈式水比重選別装置(図示せず)に戻される。
その他の動作は上記実施例1から実施例3と同じであ
る。
【0039】この結果、ブロワーと固体回収ダクト(い
ずれも図示せず)で構成される回収装置へプラスチック
破砕物とともに持ち込まれる付着選別水を大幅に削減す
ることができ、乾燥状態の良好なプラスチック破砕物を
回収することができる。
【0040】(実施例5)図5に示すように、ブロワー
21にシーズヒータ28を設け、温風を吐出できるよう
に構成している。他の構成は上記実施例2〜4と同じで
あり、同一符号を付して説明を省略する。
【0041】上記構成において動作を説明する。固液分
離搬送体22で選別水と分離され、固体回収手段を構成
する固体回収ダクト20とブロワー21まで搬送された
プラスチック破砕物は、ブロワー21とシーズヒータ2
8で発生する温風により上方向へ吹き上げられ、固体回
収ダクト20とサイクロン(図示せず)を通してフレキ
シブルコンテナ(図示せず)に回収される。なお、その
他の動作は上記実施例2〜4と同じである。
【0042】この結果、固液分離搬送体22とエアーカ
ーテンノズル26でプラスチック破砕物の選別水と付着
選別水を十分に切り、その後に風力搬送して回収すると
きに温風を利用するので、十分に乾燥したプラスチック
破砕物を回収することができる。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、破砕物と選別水との混合体を供給する固
液供給手段と、前記固液供給手段より供給された前記破
砕物と選別水とを分離し選別水を分離した破砕物を搬送
する固液分離搬送手段と、前記固液分離搬送手段により
搬送された破砕物を回収する固体回収手段と、少なくと
も固液分離搬送手段または固体回収手段のいずれかに設
け破砕物の目詰まりを防止する目詰まり防止手段とを備
えたから、固液分離搬送手段が大きさのばらつくプラス
チック破砕物の小片で目詰まりすることなく、常にプラ
スチック破砕物と選別水の良好な分離ができ、メンテナ
ンスなしでプラスチック破砕物を回収することができ
る。この結果、従来のような脱水機も不要で、メンテナ
ンス不要のシンプルで安価な固液分離回収装置を提供す
ることができる。
【0044】また、請求項2に記載の発明によれば、底
部に網体を設けたドーナツ状の凹部を有し回転自在に設
けた固液分離搬送体と、前記固液分離搬送体の凹部の上
方に配置し破砕物と選別水との混合体を供給する固液供
給手段と、前記固液供給手段と相対して凹部の下方に配
置した水受け槽と、前記固液分離搬送体の凹部の上方の
前記固液供給手段と異なる位置に配置し破砕物を回収す
る固体回収ダクトと、前記固体回収ダクトと相対して凹
部の下方に配置した空気圧送手段とを備え、前記固液分
離搬送体は、前記固液供給手段より供給された破砕物と
選別水とを分離して選別水を分離した破砕物を搬送し、
前記空気圧送手段による圧送空気により固体回収ダクト
より破砕物を回収するよう構成したから、プラスチック
破砕物と選別水の混合物を回転自在の固液分離搬送体の
ドーナツ状の凹部に供給するので、プラスチック破砕物
が固液分離搬送体上に拡散するのを防止でき、回収率を
向上することができる。
【0045】また、請求項3に記載の発明によれば、固
液分離搬送体のドーナツ状の凹部の上方に配置した固液
供給手段と固体回収ダクトとの間に、凹部内の破砕物を
移動させる固体移動手段を設けたから、固体移動手段に
より破砕物を固体回収ダクトで回収可能な位置へ移動さ
せることができ、破砕物の回収効率を向上することがで
きる。
【0046】また、請求項4に記載の発明によれば、固
液供給手段より供給された破砕物と選別水とを分離し、
破砕物を回収するまでの間に、水切りする水切り手段を
設けたから、プラスチック破砕物間およびプラスチック
破砕物表面に表面張力で付着している選別水を固体回収
手段の前で予め水切りができるので、乾燥状態の良好な
プラスチック破砕物を回収することができる。
【0047】また、請求項5に記載の発明によれば、固
液供給手段より供給された破砕物と選別水とを分離し、
破砕物を回収するとき、破砕物を乾燥する乾燥手段を設
けたから、プラスチック破砕物を乾燥させた状態で回収
することができ、プラスチック破砕物を成形するとき、
成形不良を防止するため予め乾燥させる必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の固液分離回収装置の一
部切欠した正面図
【図2】本発明の第2の実施例の固液分離回収装置の一
部切欠した正面図
【図3】本発明の第3の実施例の固液分離回収装置の要
部断面図
【図4】本発明の第4の実施例の固液分離回収装置の要
部断面図
【図5】本発明の第5の実施例の固液分離回収装置の一
部切欠した正面図
【図6】従来の浮沈式水比重選別装置を用いた固液分離
回収装置のシステム構成図
【図7】(a)同浮沈式水比重選別装置より破砕物を回
収するコンベアーの一例の要部斜視図 (b)同浮沈式水比重選別装置より破砕物を回収するコ
ンベアーの他の例の要部断面図
【符号の説明】
14 固液分離搬送体(固液分離搬送手段) 17 回収物供給管(固液供給手段) 20 固体回収ダクト(固体回収手段) 21 ブロワー(固体回収手段、目詰まり防止手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池川 裕長 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 秋山 久雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3F047 AA03 CC11 4D067 EE07 EE17 EE27 GA16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 破砕物と選別水との混合体を供給する固
    液供給手段と、前記固液供給手段より供給された前記破
    砕物と選別水とを分離し選別水を分離した破砕物を搬送
    する固液分離搬送手段と、前記固液分離搬送手段により
    搬送された破砕物を回収する固体回収手段と、少なくと
    も固液分離搬送手段または固体回収手段のいずれかに設
    け破砕物の目詰まりを防止する目詰まり防止手段とを備
    えた固液分離回収装置。
  2. 【請求項2】 底部に網体を設けたドーナツ状の凹部を
    有し回転自在に設けた固液分離搬送体と、前記固液分離
    搬送体の凹部の上方に配置し破砕物と選別水との混合体
    を供給する固液供給手段と、前記固液供給手段と相対し
    て凹部の下方に配置した水受け槽と、前記固液分離搬送
    体の凹部の上方の前記固液供給手段と異なる位置に配置
    し破砕物を回収する固体回収ダクトと、前記固体回収ダ
    クトと相対して凹部の下方に配置した空気圧送手段とを
    備え、前記固液分離搬送体は、前記固液供給手段より供
    給された破砕物と選別水とを分離して選別水を分離した
    破砕物を搬送し、前記空気圧送手段による圧送空気によ
    り固体回収ダクトより破砕物を回収するよう構成した固
    液分離回収装置。
  3. 【請求項3】 固液分離搬送体のドーナツ状の凹部の上
    方に配置した固液供給手段と固体回収ダクトとの間に、
    凹部内の破砕物を移動させる固体移動手段を設けた請求
    項2記載の固液分離回収装置。
  4. 【請求項4】 固液供給手段より供給された破砕物と選
    別水とを分離し、破砕物を回収するまでの間に、水切り
    する水切り手段を設けた請求項1〜3のいずれか1項に
    記載の固液分離回収装置。
  5. 【請求項5】 固液供給手段より供給された破砕物と選
    別水とを分離し、破砕物を回収するとき、破砕物を乾燥
    する乾燥手段を設けた請求項1〜4のいずれか1項に記
    載の固液分離回収装置。
JP2000255073A 2000-08-15 2000-08-25 固液分離回収装置 Expired - Fee Related JP4534321B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000255073A JP4534321B2 (ja) 2000-08-25 2000-08-25 固液分離回収装置
US09/928,310 US20020020077A1 (en) 2000-08-15 2001-08-14 Blowing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000255073A JP4534321B2 (ja) 2000-08-25 2000-08-25 固液分離回収装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002066373A true JP2002066373A (ja) 2002-03-05
JP4534321B2 JP4534321B2 (ja) 2010-09-01

Family

ID=18743923

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000255073A Expired - Fee Related JP4534321B2 (ja) 2000-08-15 2000-08-25 固液分離回収装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20020020077A1 (ja)
JP (1) JP4534321B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008074512A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Kumakura Industry Co Ltd 輸送装置
KR101952537B1 (ko) * 2018-06-01 2019-02-26 이영우 폐수 처리 장치를 구비한 샌드 플랜트
KR101952538B1 (ko) * 2018-06-01 2019-02-26 이영우 건축 자재용 골재 생산을 위한 파쇄 플랜트 시스템

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1309334C (zh) * 2000-09-29 2007-04-11 松下环境系统株式会社 手干燥装置
ITTO20090643A1 (it) * 2009-08-14 2011-02-15 Carlo Picozzi Impianto di distribuzione di aria termica a getto per la asciugatura di parti del corpo umano
US20150376881A1 (en) * 2014-06-26 2015-12-31 David Moe Sink with undercounter hand drying apparatus
CN108817031A (zh) * 2018-05-31 2018-11-16 余燕 一种医疗用品废液收集装置
US11965321B2 (en) 2019-02-22 2024-04-23 Zurn Water, Llc Non-contact system and method for detecting fluid flow
IT201900009594A1 (it) * 2019-06-20 2020-12-20 Fulvio Falini Sistema per lavare e asciugare le mani.

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04122610U (ja) * 1991-04-24 1992-11-04 石垣機工株式会社 真空ろ過機におけるケーキの剥離装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS525336Y2 (ja) * 1974-02-22 1977-02-03
JPS50111773U (ja) * 1974-02-22 1975-09-11
JPS592091Y2 (ja) * 1979-09-13 1984-01-20 ラサ商事株式会社 水砕物製造用脱水装置
DE3824147A1 (de) * 1988-07-16 1990-01-18 Hoechst Ag Verfahren und vorrichtung zum abtrennen und getrennthalten von unterschiedlichen loesemitteln

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04122610U (ja) * 1991-04-24 1992-11-04 石垣機工株式会社 真空ろ過機におけるケーキの剥離装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008074512A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Kumakura Industry Co Ltd 輸送装置
KR101952537B1 (ko) * 2018-06-01 2019-02-26 이영우 폐수 처리 장치를 구비한 샌드 플랜트
KR101952538B1 (ko) * 2018-06-01 2019-02-26 이영우 건축 자재용 골재 생산을 위한 파쇄 플랜트 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP4534321B2 (ja) 2010-09-01
US20020020077A1 (en) 2002-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN211802999U (zh) 一种垃圾分选装置
JP2002066373A (ja) 固液分離回収装置
KR100516002B1 (ko) 건설폐기물 중간처리과정의 이물질 선별구조
CN110940153A (zh) 一种餐厨垃圾综合处理生产装置
KR20220124132A (ko) 폐플라스틱의 재활용 팰릿 제조용 정전분리장치
KR101638182B1 (ko) 폐필름 재활용 시스템
KR102179675B1 (ko) 포장재 생활계 폐기물의 펠릿형 재가공 시스템
KR102188364B1 (ko) 플라스틱 포장재 생활계 폐기물의 재활용 시스템
CA3026736A1 (en) Method for recycling electronic materials, products and components thereof, and end products produced therefrom
CN107127016A (zh) 一种特殊氧化铝下料回收装置
JP6059022B2 (ja) 固体燃料製造システム及び固体燃料製造方法
KR20130104081A (ko) 폐전선의 폴리염화비닐(pvc) 피복재 재활용 시스템
US4194926A (en) Apparatus and method for selectively reclaiming parts from film cartridges
KR20210133929A (ko) 폐플라스틱의 재활용 팰릿 제조용 정전 분리기
JP2819070B2 (ja) 混合廃棄物の分離回収方法及び装置
JP3631955B2 (ja) 回収紙コップ、牛乳パック等の細片の洗浄脱水機及び再生処理装置
CN212821698U (zh) 垃圾分离装置及系统
KR100799849B1 (ko) 풍력과 중력을 이용한 플라스틱 플러프와 후레이크의 건식선별장치
KR100904303B1 (ko) 비중 차를 이용한 폐 플라스틱류 습식 선별방법
KR102235794B1 (ko) 재활용 분쇄물 회수 장치
KR0123017B1 (ko) 폐건축물의 분리방법 및 장치
JP4461596B2 (ja) 比重選別装置
US20200108399A1 (en) Method for Recycling Electronic Materials, Products and Components Thereof, and End Products Produced Thereby
CN110721988A (zh) 垃圾分离装置及系统
JP4422324B2 (ja) 廃プラスチック類の分離・回収方法およびその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061013

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20061114

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100302

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100525

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100607

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees