JPS592091Y2 - 水砕物製造用脱水装置 - Google Patents

水砕物製造用脱水装置

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Publication number
JPS592091Y2
JPS592091Y2 JP12575379U JP12575379U JPS592091Y2 JP S592091 Y2 JPS592091 Y2 JP S592091Y2 JP 12575379 U JP12575379 U JP 12575379U JP 12575379 U JP12575379 U JP 12575379U JP S592091 Y2 JPS592091 Y2 JP S592091Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
granulated
screen body
slurry
screen surface
rotating screen
Prior art date
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Expired
Application number
JP12575379U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5642941U (ja
Inventor
義孝 菅俣
Original Assignee
ラサ商事株式会社
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Publication date
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Publication of JPS5642941U publication Critical patent/JPS5642941U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高炉等から排出される溶滓を冷却水によって冷
却すると同時に破砕し、その水砕スラリーを脱水して水
砕粒状物(以下、単に水砕物という)を回収するための
水砕物製造用脱水装置に関し、水平面に沿って回転する
スクリーン面部を通して固液分離作業を連続的に行ない
得るようにして、水砕物を能率的かつ経済的に製造でき
るように改良したものである。
水砕物製造設備に用いられている従来の脱水装置は、槽
の上半部側の周壁を金網等によってスクリーン面部に形
威し、下半部側のホッパ一部分に水砕物を一時貯蔵する
構造のため、水砕スラリーの脱水作業を連続的に行なう
ことはできないし、また、単位時間当り処理量を増大す
るためには脱水槽の大型化は避けられず、配管やスラリ
ー移送用ポンプも必然的に大口径のものが必要になり、
建設費用や保守保全費用の面で大きな問題がある。
本考案は上記の問題を解決できる新規な構造の水砕物製
造用脱水装置を提供しようとするもので、本考案を図示
の実施例を参照しながら説明すると、高炉等から排出さ
れる溶滓を水砕する吹製装置1側から延びる水砕スラリ
ー用流出通路2が設置され、この流出通路から落下する
水砕スラルーの導入室3aに形成された中央部分を除き
上面部を開傘状に拡がるスクリーン面部3bに形成した
回転スクリーン体3と、この回転スクリーン体3の外周
に沿って環状に設置され、一部に排出口5を設けた受容
室4と、この受容室4内に位置して上記回転スクリーン
体3とともに回転するスクレーパー6とを備え、上記ス
クリーン面部3bの下部に集水部7を設けて、この集水
部7と連通させて配置した循還槽8と上記吹製装置1と
を配管9により接続した構造の脱水装置に係るものであ
る。
なお、上記実施例において、スクリーン面部3bは補強
骨組上に取付けた金網等の多孔板により形威し、該骨組
の一部11の先端にスクレーパー6が固定されている。
導入室3a内は断面形状が円錐状の環状壁体10によっ
て2室に仕切られ、導入時におけろ水砕スラリーの衝動
的流れを和らげ、導入室3aの口縁を越えて溢流する水
砕スラリーが層流状態になる工夫が施されている。
また、導入室3aの口縁に近接した部分からスクリーン
面部3bの外周に向かってスクレーパー12を固定状態
に取付け、このスクレーパー12の内端には溢流止め1
3を設けである。
この溢流止め13は導入室3aからスクリーン面部3b
に対する水砕スラリーの溢流を一定区域に亙って阻止す
る部材であり、回転スクリーン体3の回転方向に向かっ
てスクレーパー12より突出している。
即ち、上記スクレーパー12と溢流止め13によって水
砕スラリーの流出がないスクリーン面部3bの一部に対
して下面側から圧力空気を噴射し、スクリーン面部3b
を運転中でも逆洗源して目詰りを随時解消できるように
工夫されている。
また、スクリーン面部3bの上方に横架した支持杆14
にはチェーン等で作った屈撓性のある押出し片15を多
数吊り下げ、これら押出し片15をスクリーン面部3b
上の水砕物と衝突させ、スクリーン面部3b上における
水砕物の不当な停滞を防止している。
図中、16は配管9を接続した送水用ポンプ、17は回
収した水砕物の搬送体(メツシュコンベアー等)、18
は回転スクリーン体3の回転軸、19は駆動用モータ、
21,22は回転スクリーン体3の支持車輪である。
本考案は上記の如く構成されており、導入室3a内に落
下した水砕スラリーはスクリーン面部3b上に向かって
溢流し、回転スクリーン体3の回転により傾斜面とされ
たスクリーン面部3bの外周方向に向かって流出する。
この流出は遠心力作用と傾斜面とにより殆んど停滞のな
い状態で行なわれ、その流出中に水と水砕物との固液分
離ができて、濾過水は集水部7を経て循還槽8に流入し
、一方、水砕物は受容室4に収容され、回転するスクレ
ーパー6により排出口5から排出して回収される。
また、循環槽8内に流入した水は必要に応じて冷却塔(
図示省略)を通して冷却し、吹製装置1側に送って再使
用に供する。
なお、流出通路2は管路として形成され、また、この脱
水装置の回転スクリーン体3及び受容室4部分は逆さ漏
斗状のフード23により覆われており、水砕スラリーよ
り発生するガスを捕集することができる。
本考案は上記の如くであって、フィルター面部上におい
て水砕スラリーを確実に流動させることができ、固液分
離の行なれた濾過水側に浮遊水砕物の混入するといった
従来装置の欠点を完全に解消できるし、また、脱水作業
中に水砕部の回収及びフィルター面部の洗滌が可能で連
続運転できる作業上の利点があり、しかも、本脱水装置
によれば、高価で保守の面でも手数のかかる水砕スラリ
ポンプが不要となり、動力費を低減できるこ、とは勿論
のこと、装置全体をコンパクトにかつ経済的に構成でき
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は正断面図
、第2図はフードを除き要部を示す平面図、第3図は導
入室とスクレーパーとの関係を示す部分斜視図である。 図中、1は吹製装置、2は流出通路、3は回転スクリー
ン体、3aは導入室、3bはスクリーン面部、4は受容
室、5は排出口、6はスクレーパー、7は集水部、8は
循還槽、9は配管である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高炉等から排出される溶滓を水砕する吹製装置側から延
    びる水砕スラリー用流出通路が設置され、この流出通路
    から落下する水砕スラリーの導入室に形成された中央部
    分を除き上面部を開傘状に拡がるスクリーン面部に形威
    した回転スクリーン体と、この回転スクリーン体の外周
    に沿って環状に設置され一部に排出口を設けた受容室と
    、この受容室内に位置して上記回転スクリーン体ととも
    に回転するスクレーパーとを備え、上記スクリーン面部
    の下部に集水部を設けて、この集水部と連通させて配置
    した循還槽と上記吹製装置とを配管により接続して戊る
    ことを特徴とする水砕物製造用脱水装置。
JP12575379U 1979-09-13 1979-09-13 水砕物製造用脱水装置 Expired JPS592091Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12575379U JPS592091Y2 (ja) 1979-09-13 1979-09-13 水砕物製造用脱水装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP12575379U JPS592091Y2 (ja) 1979-09-13 1979-09-13 水砕物製造用脱水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5642941U JPS5642941U (ja) 1981-04-18
JPS592091Y2 true JPS592091Y2 (ja) 1984-01-20

Family

ID=29357641

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12575379U Expired JPS592091Y2 (ja) 1979-09-13 1979-09-13 水砕物製造用脱水装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4534321B2 (ja) * 2000-08-25 2010-09-01 パナソニック株式会社 固液分離回収装置

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Publication number Publication date
JPS5642941U (ja) 1981-04-18

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