JP4533035B2 - 画像符号化装置及び方法、並びにコンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、画像データの圧縮符号化技術に関するものである。
従来、静止画像データを圧縮するには、離散コサイン変換を利用した方法や、Wavelet変換を利用した方法が多く使われている。この種の符号化は、可変長符号化であるので、符号化対象の画像毎に符号量が変化する。
国際標準化方式であるJPEG符号化では、画像に対して1組の量子化マトリクスしか定義できないので、プリスキャン無しには、目標とする符号量に収めることは難しい。また、限られたメモリに記憶するシステムで使用する場合においては、メモリオーバーを起こす危険性がある。
これを防止するために、予定した符号量よりオーバーした場合は、圧縮率パラメータを変更して、原稿の再読み込みを行なう方法や、予めプリスキャンによる符号量見積もりを行ない、符号量を調整するために、量子化パラメータの再設定を行なう方法などがとられていた。
上記のように、プリスキャン、本スキャンを行うのが一般的であるが、これでは少なくとも2回、原稿を読取る必要があり、効率的とは言えない。
本願出願人は、上記のようなプレスキャン、本スキャンの2回のスキャンを不要とし、目標となる符号量に圧縮する技術を提案した(特許文献1)。この技術は、1度の画像入力中に、符号化データを2つのメモリに格納していき、生成された符号量が所定サイズになった場合に、一方のメモリ内のデータを破棄し、圧縮率を高くするパラメータをセットして符号化処理を継続する。このとき、もう一方のメモリには、圧縮率を上げる以前の符号化データが格納されているので、更新後のパラメータに従って再符号化するというものである。そして、この処理を、符号化データ量が所定量に達する毎に、この処理を繰り返すものである。
また、上記技術を更に発展させ、圧縮データによる画質劣化を小さくするために、画像の像域情報、例えば、文字線画領域か、中間調領域かを判定して、その判定結果に従って量子化マトリクスを切り換える技術をも提案した(特許文献2)。
特開2003−8903 特開2003−209698
上記のような文献1、2によると、画像の入力は1回で完了し、且つ、その際に生成される符号化データ量も目標サイズ以下にさせることができ、有益である。
しかしながら、画像の像域情報に応じた圧縮処理を行うと、その圧縮符号化結果に基づく復号画像が必ずしも高い品位になるとは限らない。像域の判定が100%正しいとは限らないからである。更に、通常の文書原稿であっても経時劣化、或いは、汚れてしまって、その濃淡が明確になっていないような場合には、写真等と誤認識してしまうこともある。
本発明は上記従来例に鑑みて成されたものであり、1度の画像入力で目標とする符号量以下の符号化データを生成しつつ、入力される画像の性質に応じて、効率良く符号化することを可能ならしめる技術を提供しようとするものである。
この課題を解決するため、例えば本発明の画像符号化装置は以下の構成を備える。すなわち、
画像データを入力し、当該画像データ及び像域情報を圧縮符号化し出力する画像符号化装置であって、
入力される画像データの符号化モードとして、文字線画として符号化する文字線画モード、或いは、階調画像として符号化する階調画像モードのいずれにするかを設定する入力モード設定手段と、
圧縮符号化率を決定するための第1のパラメータに従って画像データを非可逆圧縮符号化する画像符号化手段と、
圧縮符号化率を決定するための第2のパラメータに従って前記画像符号化手段による符号化データを再非可逆符号化する再符号化手段と、
入力した画像データの画素単位に、少なくとも、着目画素が文字線画の特性を有するか、それとも中間調の特性を有するかを示す像域属性情報を検出する属性検出手段と、
像域属性を補正するための第3のパラメータに従って、前記像域属性情報を補正する属性補正手段と、
該属性補正手段で補正された像域属性情報を可逆圧縮符号化する属性符号化手段と、
前記入力モード設定手段で前記文字線画モードが設定された場合、圧縮符号化率を決定する予め設定された情報を前記第1のパラメータの初期値として設定すると共に、全画素が文字線画の特性を有することを示す情報に変更させる情報を前記第3のパラメータの値として設定し、
前記入力モード設定手段で前記中間調モードが設定された場合、前記文字線画モードが設定された場合よりも圧縮率が高くなる情報を前記第1のパラメータの初期値として設定すると共に、全画素が中間調の特性を有することを示す情報に変更させる情報を前記第3のパラメータの値として設定する初期パラメータ設定手段と、
設定されたパラメータに従って、前記入力される画像データに対する前記画像符号化手段で生成される画像符号化データ量、及び、前記属性符号化手段で生成される属性符号化データ量の合計である総符号量を監視し、前記総符号量が所定値以上になったか否かを判定する監視手段と、
該監視手段で前記総符号量が前記所定値以上になったと判断した場合、(a)前記画像符号化手段に設定されていた第1のパラメータを、圧縮率の高いパラメータに更新して画像データの符号化を継続させ、(b)更新後の第1のパラメータと同じ第2のパラメータを前記再符号化手段に設定して、前記総符号量が前記所定値以上になる以前の画像符号化データを再符号化させるパラメータ更新手段とを備える。
本発明によれば、一度の画像データの入力で、画像及びその像域属性情報の符号化データ量を目標量以下に符号化でき、且つ、入力される画像の性質に応じて、効率良く符号化することが可能になる。
以下、添付図面に従って本発明に係る実施形態を詳細に説明する。
<装置概要の説明>
図20は、実施形態が適用する複写機のブロック構成図である。
図中、1は装置全体の制御を司る制御部であり、CPU、ROM、RAM等で構成される。2はLCD表示器や各種スイッチ、ボタン等で構成される操作部である。3は原稿読取部(イメージスキャナ部)であり、ADF(Auto Document Feeder)を搭載している。読取った画像はRGB各色成分毎に8ビット(256階調)のデジタルデータを出力する。4は、不図示のインタフェース(ネットワークインタフェースを含む)を介して受信したPDL形式の印刷データに基づき、印刷画像を描画するレンダリング部である。5はセレクタであり、制御部1からの指示に従って、原稿読取部3、又は、レンダリング部4から出力されたビットマップイメージのいずれか一方を選択し、出力する。
6は本実施形態の特徴部分である符号化処理部である。この符号化処理部6の詳細な後述するが、画像データの符号化、及び、各画素毎の属性情報(文字線画/中間調、有彩色/無彩色を示す情報)を圧縮符号化するものである。なお、属性情報については、原稿読取部3からの画像データを入力した場合には、その画像データに基づいて生成するが、レンダリング部4からの画像データの場合、レンダリング部4は印刷データに基づく描画処理で各描画する画素の属性が判明しているので、それを利用するものとした。
7は2次記憶装置(実施形態ではハードディスク装置とする)であり、符号化処理部6より出力された符号化データを順に格納記憶する。
8は、復号処理部であって、2次記憶装置7に格納された圧縮符号化された画像データ及び属性情報を、その格納順に読出し、復号する。9は画像処理部であって、復号処理部8からの復号画像を入力し、RGB色空間を記録色空間であるYMCへの変換、UCR(Under Color Removal)処理、及び、文字線画/中間調画像領域、有彩色/無彩色領域それぞれに適した処理を行う。
10はプリンタエンジン部である。プリンタエンジン部の印刷機構は、レーザビームプリンタエンジンとするが、インク液を吐出するタイプでも構わず、その種類は問わない。
上記構成において、例えば、利用者が操作部2を操作して、複写モードを選択し、原稿を原稿読取部3(のADF)にセットし、複写開始キーを押下すると、原稿読取部3で読取られた原稿画像データは、ラスター順に、セレクタ5を介して符号化処理部6に転送され、ここで圧縮符号化されて2次記憶装置7に格納していく。
また、外部より印刷データを受信した場合には、セレクタ5をレンダリング部4を選択するようにし、レンダリング部4が生成した印刷データに基づく画像を圧縮符号化し、2次記憶装置7に格納することになる。
復号処理部8は、プリンタエンジン10の印刷速度に応じて、2次記憶装置7から圧縮符号化データを読出し、復号処理する。そして、画像処理部9で復号した画像データからYMCK成分の記録用画像データを生成する。そして、同じく復号した属性情報に基づいて、記録用画像データに対して最適な処理を行い、その結果をプリンタエンジン部10に出力し、印刷を行う。
上記の通り、2次記憶装置7への圧縮符号化データの格納処理と、復号し印刷するための読出し処理は、非同期である。つまり、2次記憶装置7は画像圧縮処理と、復号処理との間に介在するバッファとして機能することになり、原稿読取り/符号化処理は、復号/記録処理に非依存なので、多数の原稿を高速に読取ることができ、次のジョブの原稿読取りにすばやく移行することが可能になる。
また、実施形態における画像処理部9における属性情報に基づく処理の例を示すなら、以下のようなものである。
1.注目画素位置を中心とする所定サイズ(例えば5×5)のウインドウを設定し、そのウインドウを用いて属性情報を参照する。
2.ウインドウ内のN(実施形態ではN=25)個の文字線画/中間調の属性情報において、所定数M(実施形態ではM=1)以上が文字線画を示す場合、注目画素は文字線画領域の画素として判定する。
3.ウインドウ内のN個の文字線画/中間調の属性情報において、所定数M未満が文字線画を示す場合、注目画素は中間調領域の画素と判定する。
4.注目画素が文字線画領域にある判定され、注目画素位置の有彩色/無彩色属性が無彩色を示す場合、注目画素の濃度を求め、それを単純2値化(閾値128で2値化)し、K成分のみを有効にする(Y=M=C=0とする)。
5.注目画素が文字線画領域にある判定され、注目画素位置の有彩色/無彩色属性が有彩色を示す場合、注目画素の濃度を求め、それを単純2値化(閾値128で2値化)し、全色成分を有効にする。
6.注目画素が中間調領域にあると判定され、注目画素位置の有彩色/無彩色属性が無彩色を示す場合、注目画素の濃度を求め、それを誤差拡散法に従って2値化し、K成分のみを有効にする(Y=M=C=0とする)。
7.注目画素が中間調領域にあると判定され、注目画素位置の有彩色/無彩色属性が有彩色を示す場合、各記録色成分を誤差拡散法に従って2値化し、全色成分を有効にする。
上記以外にも、復号画像を、プリンタエンジンの特性に応じて補正する前処理等があるが、これらは本願には直接関係しないし、公知のものであるので、省略する。また、上記の属性情報に基づく処理は、一例であって、これによって本願発明が限定されるものでもない。
以上、実施形態における装置全体の構成について説明した。次に、本装置の特徴部分である符号化処理部6について、以下の各実施形態で説明する。
<第1の実施形態>
図1は、実施形態における符号化処理部6のブロック構成図である。以下、同図の各部を簡単に説明する。
入力部101は、先に説明したように、セレクタ5を介して、原稿読取部3もしくはレンダリング部4からの画像データを入力し、ラインバッファ115に出力する。このラインバッファは複数ライン分の容量を有する。
画像符号化部102は、ラインバッファ115に格納された画像データの符号化を行い、符号データを第1メモリ制御部103、及び、第2メモリ制御部105を介して、第1メモリ104、第2メモリ106に格納していく。
実施形態における、この画像符号化部102は、JPEG符号化(可逆符号化)を適用した例を説明する。つまり、8×8画素単位に相当する画像データを直行変換し、後述する量子化ステップを用いた量子化し、ハフマン符号化処理を行うものである。ここで生成される符号量を左右するのが量子化ステップであり、これは符号化シーケンス部114により設定される。なお、パラメータに従って生成される符号量が変化すれば良いので、JPEGに限らず他の圧縮符号化技術を適用しても良いことを付言しておく。
属性検出部107は、ラインバッファ115に格納された画像データに基づき、各画素毎の属性フラグデータを生成する。この属性フラグデータは、注目画素が文字線画か中間調画素かを示すビット、及び、有彩色か無彩色かを示すビットを含む。つまり、最低でも2ビットのデータを出力することになる。文字線画か中間調かの判定は、注目画素と隣接する画素の周辺の輝度(或いは濃度)の変化が所定閾値以上あるか否かで判定する。有彩色か無彩色かの判定は、注目画素の各色成分値の差が所定範囲にある、つまり、R≒G≒Bの場合には無彩色、それ以外の場合を有彩色と判定すればよい。なお、説明を簡単なものとするため、2ビットの属性フラグデータにおけるビット0を文字線画/中間調の判定結果に割りあて、ビット1を有彩色/無彩色の判定結果に割り当てるものとする。
属性書換部108は、符号化シーケンス制御部114からの指示信号にしたがい、次の3つ処理のうち、いずれか1つの処理を行う。
処理1.属性検出部107から出力される属性フラグデータをそのまま通過させる。
処理2.属性検出部107からの属性フラグデータのビット0、すなわち、「文字線画/中間調」を示すビットを強制的に「文字線画」を示す値に書き換え(補正し)、出力する。
処理3.属性検出部107からの属性フラグデータのビット1、すなわち、「文字線画/中間調」を示すビットを強制的に「中間調」に書き換え(補正し)、出力する。
属性符号化部109は、先に示した画像符号化部102での符号化単位と同様、8×8個の属性フラグデータを符号化するが、可逆圧縮符号化(例えばランレングス符号化)を用いる。圧縮効率を考慮して、8×8個の属性フラグデータのビット0の集合と、ビット1の集合とに分けて符号化するようにした。
図18は、属性符号化部109の構成の一例を示している。図示において、判定部1710では、入力される属性フラグデータの前画素の値と現画素の値とが同じかを判定し、同じ場合はRL部に、違う場合はLT部にデータを送るように切り替える。RL部1711では、前画素データと同じ場合の回数を違うデータが出てくるまでカウントし、最後に、繰り返したデータを出力する。LT部1712では、データが前画素と異なる場合の数をカウントして、カウント数に対応する符号語と、実際データの最小構成ビット数をカウント数分だけ出力する。合成部1713では、RL部の出力データとLT部の出力データを合成してコード1715として出力する。
説明を図1に戻す。属性符号化部109と画像符号化部102は、互いに同期し、同じ画素ブロックの画像データと属性フラグデータの符号化結果を出力する。ただし、符号化された属性フラグデータは、第1のメモリ104のみに格納され、第2のメモリ106には格納されない。また、第1のメモリ104には、画像の符号化データと、属性フラグデータの符号化データが混在して格納されるが、当然、それらは区別可能に格納される。
第1カウンタ110、第2カウンタ111は、少なくとも1ページの画像を入力する際にリセットされる。第1カウンタ110は、画像符号化部102から出力されるブロック毎の符号化データを累積加算する。また、第2カウンタ111は、属性符号化部109から出力されるブロック毎の符号化データを累積加算する。換言すれば、カウンタ110及びカウンタ111それぞれに格納されているカウント値の和は、第1のメモリ104に格納される符号化データ量の総量を示す情報を意味する。
再符号化部112は、符号化シーケンス制御部114からの開始要求があった場合(そのタイミングの詳細について後述)、第2のメモリ106に格納された符号化データを復号し、符号化シーケンス制御部114より設定された量子化ステップに従って再度符号化するものである。この再符号化部112の符号化処理は、画像符号化部102と同じ、JPEGである。
再符号化後のデータは、第1のメモリ104及び第2のメモリ106に再格納される。また、再符号化部112による再符号化後の符号データ量は第3カウンタ113で累積加算されていく。この第3カウンタ113は、再符号化部112が再符号化処理を開始する際にリセットされるものであり、再符号化が完了した際に生成された符号化データ量、すなわち、第3カウンタ113の情報が第1カウンタ110に出力され加算される。
モード設定部120は、図20における操作パネルに設けられたモードスイッチ(不図示)に対応し、写真画像として符号化するか(以下、写真モード)、文字線画として符号化するか(以下、文字線画モード)、或いは、入力される画像を自動判別して符号化するか(以下、自動モード)の3つのいずれが指定されたかを、符号化シーケンス制御部114に通知する。
符号化シーケンス部114は、図1の各部を制御し、一連の符号化シーケンスを実行するものである。
この符号化シーケンス制御部114は、図19に示すように、DCT変換後の周波数係数を量子化する際に用いる量子化マトリクステーブルQ0、Q1、Q2、…を記憶保持している。ここで、量子化マトリクス内の値Qi(0,0)〜Qi(7,7)(i=0、1、2…)が量子化ステップ値を意味する。量子化ステップ値は、概ね、Q0<Q1<Q2…の関係にある。量子化ステップ値が大きくなればなるほど、量子化後の周波数係数値の取り得る範囲が狭くなり、圧縮率が向上する。
さて、原稿複写を行う際に、ユーザが操作部2を操作してモードを設定すると、その設定内容がモード設定部120から符号化シーケンス制御部114に通知される。
実施形態における、モードには、先に説明したように、オートモード(デフォルト)、写真モード、文字線画モードが存在する。符号化シーケンス制御部114は設定されたモードに従って、図21に示すテーブルに従って、1ページの圧縮処理を開始する毎に初期化処理を行う。
すなわち、オートモードが設定されたことを示す情報が通知された場合、符号化シーケンス制御部114は画像符号化部102に対して量子化マトリクステーブルQ0を設定し、属性書換部108に対して属性検出部107からの属性フラグデータをそのまま通過させるよう設定する。
また、写真モードが設定された場合には、画像符号化部102に対して量子化マトリクステーブルQ1を設定し、属性書換部108に対しては、属性検出部107からの属性フラグデータ中のビット0、つまり、文字線画/中間調を示すビットを強制的に「中間調」を示す情報に書き換えるよう設定する。
そして、文字線画モードが設定された場合には、画像符号化部102に対して量子化マトリクステーブルQ0を設定し、属性書換部108に対しては、属性検出部107からの属性フラグデータ中のビット0、つまり、文字線画/中間調を示すビットを強制的に「文字線画」を示す情報に書き換えるよう設定する。
オートモードの場合に量子化マトリクスQ0を設定するのは、読取り原稿がこの段階では未知であるからである。また、属性検出部107での検出結果を優先するため、属性フラグデータの書き換えは行わない。
写真モードの場合、写真等の中間調画像を入力することが利用者によって明示的に設定されたことを示している。一般に中間調画像の場合、印刷される画質を決めるのは、解像度よりも階調性である。また、詳細は後述するが、同じ量子化マトリクス(量子化ステップ)を利用した場合、写真画像の符号データ量は文字線画の符号データ量よりも多くなる傾向にある。結果的に、1ページの符号化途中で目標符号量(後述する目標設定量)に到達して、再符号化部112の再符号化の起動回数は多くなる。この再符号化の起動回数を減らすため、写真モードにおける初期段階での量子化ステップは、文字線画モードのそれより大きなのとした。
文字線画モードの場合、文字のエッジが保存されて印刷されることが望ましい。つまり、画像の高周波成分は維持することが望ましい。そのため、初期状態では量子化ステップ値の最も小さい量子化マトリクスQ0を設定した。
<符号化処理の説明>
以上、図1の各処理部を説明した。次に、実施形態における圧縮符号化処理を説明する。
図1の構成における符号化シーケンス制御部114の処理の内容を示すのが図8のフローチャートであるが、説明を簡単にするため、簡略化した図3のフローチャートに従って先ず説明する。
図3のフローチャートは、大別すると、下記の3つの処理フェーズに分かれる。
(1)符号化フェーズ
(2)符号化・再符号化フェーズ
(3)転送フェーズ
上記それぞれの処理フェーズおいて、どのように画像データ、符号化データ等が流れて処理され、メモリにどのように格納されるかを視覚的に解り易く示したのが図4乃至図7である。
図4は、図3のフローチャートにおけるステップS303とS305に対応する符号化フェーズの初期状態を表わす。また、図5はステップS307〜S315に対応する符号化・再符号化フェーズの処理状態を、図6はステップS317に対応する転送フェーズの処理状態を、図7は転送フェーズ後の符号化フェーズの処理状態を表わす。以下、各フェーズについて説明する。
なお、実施形態における属性フラグデータは、再符号化されることがないので、以下では、画像データの符号化に限って説明することとする。ただし、誤解の内容にするため、要所で属性データについて言及することとする。
<<符号化フェーズ>>
1ページ分の画像データの符号化処理は、処理モードの検出処理(ステップS300)から始まる。この処理は、モード設定部120からの情報を検出するものでもある。
次に、設定されたモードに基づき、符号化パラメータの初期設定(ステップS301)を行う。これは、図21に示すように、設定されたモードに応じて、画像符号化102への初期の量子化マトリクステーブルQ(実施形態の場合、初期段階では図19のQ0、Q1のいずれかになる)の設定と、属性書換部108の設定である。
この後、原稿の読取りが開始され、画像データ及び属性データの符号化処理が開始される(ステップS303)。1ページの画像を入力し、符号化している最中、第1カウンタ110、第2カウンタの合計値は、第1メモリ104に格納された総符号データ量を示すことになる。
符号化シーケンス制御部114は、総符号量が、予め設定された目標値に到達、或いは、それを越えたか否か(以下、単に「目標値をオーバーしたか」と記す)を判定する(ステップS305)。否の場合には、その際の設定条件にしたがった画像及び属性フラグデータの符号化処理を継続する。これが初期状態の符号化フェーズである。
画像符号化部102から出力する符号化データは、図4に示すように第1のメモリ104と第2のメモリ106の両方に格納されていく。縦縞で示した領域Iが該格納した符号を表現している。なお、属性フラグデータの符号化結果(属性符号化データ)は、第1のメモリのアドレスの後端から格納していく。
<<符号化・再符号化フェーズ>>
画像符号化部102及び属性符号化部109の符号化処理が進行し、第1のメモリ104に格納された符号量が目標値をオーバーすると、ステップS307にて、第1のメモリ104内の画像符号化データを廃棄し、第1カウンタ110をゼロクリアする。このとき、第1のメモリ104内の属性符号化データは廃棄せず、第2カウンタ111も初期化しない。そして、ステップS309にて、画像符号化部102の量子化マトリクステーブルを1段階上げる。例えば、量子化マトリクステーブルQiを用いて符号化中に、符号データ量が目標値をオーバーした場合には、Qi+1を設定する。
符号化データのデータ量のカウント値が設定された目標値をオーバーするという事は、圧縮後のデータ量が目標値以内に収まらないことを意味する。よって同じ量子化マトリクステーブルを用いて符号化処理を継続しても意味が無いので、前よりもデータ量が少なくなるように、Qiよりも量子化ステップ幅の大きい量子化マトリクステーブルQi+1に変更するわけである。
画像符号化部102への量子化マトリクステーブルを更新すると、符号化部102はその更新された量子化マトリクステーブルに従って符号化処理を継続する(ステップS311)。このとき、符号化シーケンス制御部114は、画像符号化部102からの符号化データは、図5に示すように第2のメモリ106のみに格納するように制御する。第1カウンタ110はゼロクリアされているので、量子化マトリクステーブルを変更後の画像符号化データ量を累積加算を開始することになる。
また、上記処理と並行して、符号化シーケンス制御部114は、ステップS313にて、再符号化部112による再符号化処理を開始させる。再符号化部112で再符号化する対象は、第2のメモリ106内の、符号化データ量が目標値をオーバーしたと判断された以前の符号化データとなる。また、このとき再符号化部112に設定する量子化マトリクステーブルは、画像符号化部102に再設定(更新)した量子化マトリクステーブルQi+1と同じである。
再符号化部112は、第2のメモリ106に格納済みの符号化データを読み出して、設定された量子化マトリクステーブルを用いて再符号化処理を行い、2つのメモリ104、106に格納する。そして、図5の縦縞の領域Iの符号を全て再符号化するまで、該符号化処理と再符号化処理を継続する。
再符号化部112は、量子化マトリクステーブルQiの符号化データから画像データにまで復号し、再度、DCT変換、更新後の量子化テーブルQi+1で量子化し、ハフマン符号化を行ってもよいが、これでは多くの時間を必要とする。そこで、本実施形態では、符号化データを一旦ハフマン復号した後の量子化値まで戻し、これら値を、設定された量子化マトリクステーブルQi+1と従前のQiとの比に従って再量子化し、ハフマン符号化を行うことで実現した。つまり、DCT変換が介在しない分だけ、処理が簡略化され、再符号化処理の高速化が可能となる。
この再符号化処理は、ステップ315で、再符号化処理の終了検知が行なわれるまで実行される。
再符号化後のデータ量は再符号化前の符号化データのデータ量よりも少なくなるので、図5に示すように、再符号化前の符号を格納していたメモリ領域に再符号化後の符号化データを上書きするように格納することができる。再符号化処理が終了した時点で、縦縞領域Iの符号化データのデータ量は図6に示すの斜め縞で示される領域Iの符号化データのデータ量へと減少する。
以上で説明したステップS307〜315が、符号化・再符号化フェーズで行う処理である。
<<転送フェーズ>>
再符号化処理が終了したら、ステップS317では転送処理が行なわれる。該転送処理では、図6に示すように、符号化・再符号化フェーズで第2のメモリ106のみに格納した斜め縞の領域IIの符号化データを、第1のメモリ104内の斜め線Iの符号化データに連結されるアドレスに転送し、格納する。そして、再符号化部112で再符号化して得られた符号化データ量が第3カウンタ113に保持されているので、それを第1カウンタ110に足し込む。この結果、第1のカウンタ110は、第1のメモリ104に格納された画像データの符号化データ量を再び保持するようになる。また、その一方で、第2のメモリ106上で分散してしまっている斜め縞Iの符号化データと斜め縞IIの符号化データが第1のメモリ104上で連続して格納される様に、前記斜め縞IIの符号化データを第2のメモリ106内で転送し、連結させる。これが、転送フェーズで行う処理である。
上記転送フェーズが終了したら、ステップS303、S305の符号化フェーズに戻り、画像符号化部102からの出力される符号化データを、第1のメモリ104、第2のメモリ106の双方に格納するよう設定する。この結果、図7に示すように斜め縞領域IIIに示すデータが2つのメモリ104,106に格納されることになる。この符号化フェーズは、初期状態の符号化フェーズ(図4)と少し異なり、符号化部102で符号化する際の量子化ステップがQiからQi+1に変更されていると共に、2つのメモリ104,106に格納されている符号化データも様々なフェーズで処理された符号の集まりである。それらの違いを無視すれば、転送フェーズ直後の符号化フェーズと初期状態の符号化フェーズは、同じと見なせる。
よって、符号化フェーズ、符号化・再符号化フェーズと転送フェーズの3つを繰り返すことで、最終的に1ページの画像データを設定符号量以下に圧縮した符号を第1のメモリに格納することが出来る。しかも、入力部101は一連の処理が終わるまで、入力を継続するだけである。すなわち、画像を再度最初から入力し直すということが無くなる。
図3に示したフローチャートは、説明が理解しやすいように、図4、図5、及び、図6に示した各フェーズに対応する処理のみを記述した。しかしながら実際には、1ページの画像データの入力はどこかのフェーズで終了する。従って、どのフェーズで終了したかによって、それ以降の対応も多少異なる。それを考慮した流れを示したのが図8のフローチャートである。図8のフローチャートは、1ページ分の画像データの入力完了と図3で説明した各種処理との関係を考慮したものであり、ここでは図3のフローチャートに、ステップS801、S803、S805、S807を追加している。
ステップS801、S803、S805は、それぞれ、符号化フェーズ、符号化・再符号化フェーズ、転送フェーズにおいて、入力部101からの1ページ分の画像データの入力が終了したことを検知する。
符号化フェーズと転送フェーズで1ページ分の画像データの入力が終了したことを検知した場合(ステップS801、S805)、ステップS807へ移り、当該ページの圧縮符号化処理を終了し、次に圧縮処理すべき画像データがあれば、次の1ページ分の画像データの圧縮符号化処理を開始し(各カウンタをリセットし、量子化パラメータを初期値に設定する)、無ければ停止状態に入る。
一方、符号化・再符号化フェーズで1ページ分の画像データの入力終了を検知した場合(ステップS803)には、画像符号化部102では再符号化処理する画像データが無くなるまで一旦動作を止める必要があるので、ステップS311の符号化処理をパスし、ステップS313で、今までに符号化部102で符号化済みの画像データを所定の符号化データ量に抑える為の再符号化処理のみを継続して行う。再符号化処理が全て終了して、その後の転送処理が終わらないと、1ページ分の画像データ全体の符号化データが第1のメモリ上に集まらないため、1ページ分の画像データの入力終了後も再符号化処理及びそれに続く転送処理は継続して行われる必要がある。この場合には、ステップS315にて、再符号化処理が全て終了したことを検知すると、符号化・再符号化フェーズ中に、第2のメモリ106のみに格納された符号化データを第1のメモリに転送し(ステップS317)た後、次のステップS805にて、1ページ分の画像データの入力終了が検知されてステップS807へ移ることになる。以上が実施形態における画像符号化処理部6の処理であり、図8の動作説明でもある。
第1カウンタ110、第2カウンタ111の値(符号量)の時間軸の推移の一例を図9に示す。図示において、実線が第1カウンタ110の値(画像符号化データ量)と第2カウンタ111の値(属性符号化データ量)の合計値を示している。破線が、第1カウンタ110の値を示している。なお、実施形態における画像符号化部102及び属性符号化部109は共に可変長符号化であるので、これら2つのカウント値は単調増加であるものの、線形的に増加しないことに注意されたい。また、図示の場合には、文字線画モードが設定された場合、すなわち、画像符号化部102に初期量子化マトリクステーブルがQ0が設定され、属性書換部108では属性検出部107からの文字線画/中間調に割り当てられたビットを文字線画に強制的に書き換える場合を示している。
図示の場合、タイミングT0で、原稿画像の入力を開始し、タイミングT5で原稿画像の入力が完了した場合を示している。入力される原稿のサイズが固定であれば、タイミングT5は固定となる。以下、各タイミングでの処理を説明する。
タイミングT0:
画像入力開始(符号化開始)タイミングである。このとき、第1カウンタ110、第2カウンタ111の値は“0”に初期化される。また、ここでは、文字線画モードが設定された場合であるので、属性書換部108は属性検出部107からの属性フラグデータの文字線画/中間調に割り当てたビットを強制的に“文字線画”を示すビットに書き換える(マスクする)。この後、画像の入力及び符号化が継続すると、画像データの符号化、及び属性フラグデータの符号化が行われ、第1カウンタ102、第2カウンタ111のカウント値は徐々に増えていく。
タイミングT1:
画像データの符号化データ及び属性フラグデータの符号化データの合計値が、目標符号量に到達した場合を示している。このとき、第1のメモリ104の画像データの符号化データは破棄し、第1カウンタ110をゼロクリアし、画像符号化部102に量子化マトリクステーブルQ1をセットする。また、再符号化部112にも量子化マトリクステーブルQ1をセットし、再符号化処理を開始させる。
タイミングT2:
再符号化及び転送処理の完了を示している。再符号化が完了すると、再符号化して得られた符号データが第2のメモリ106から第1のメモリ104に転送されると共に、再符号化データ量を示す第3のカウンタ113の値が、第1のカウンタ110に足し込まれる。この結果、第1のメモリ104及び第2のメモリ106には、1ページの先頭からタイミングT2までの間に入力した画像データに対する量子化マトリクステーブルQ1で符号化したのと等価の符号化データが格納される。
タイミングT3:
再び、画像データの符号化データ及び属性フラグデータの符号化データの合計値が、目標符号量に到達した場合を示している。このとき、第1のメモリ104の画像データの符号化データは破棄し、第1カウンタ110をゼロクリアし、画像符号化部102に量子化マトリクステーブルQ2をセットする。また、再符号化部112にも量子化マトリクステーブルQ2をセットし、再符号化処理を開始させる。
タイミングT4:
再符号化及び転送処理の完了を示している。再符号化が完了すると、再符号化して得られた符号データが第2のメモリ106から第1のメモリ104に転送されると共に、再符号化データ量を示す第3のカウンタ113の値が、第1のカウンタ110に足し込まれる。この結果、第1のメモリ104及び第2のメモリ106には、1ページの先頭からタイミングT2までの間に入力した画像データに対する量子化マトリクステーブルQ2で符号化したのと等価の符号化データが格納される。
タイミングT5:
1ページの原稿入力の完了を示している。この場合、第1のメモリ104には、1ページの画像及び属性フラグデータの符号化データが格納されていることになるので、その結果を、2次記憶装置7に出力する。
ここで、2枚めの原稿画像を読取る場合には、上記タイミングT1からの処理を繰り返すことになる。
なお、画像によっては、原稿画像の入力が完了したタイミングT5の直前にて、第1カウンタ110、第2カウンタ111の合計値が目標量をオーバーすることも有り得る。この場合、タイミングT5の後に、再符号化及び転送処理が行われることになる。従って、第1のメモリ104に格納された画像データ及び属性フラグデータの符号化データを2次記憶装置7に出力する条件は、原稿画像の入力が完了し、且つ、符号化(再符号化及び転送)が完了した場合となる。
また、再符号化112による再符号化しようとする符号化データ量は、第1、第2カウンタの合計値が目標値をオーバーする回数を重ねるほど、多くなる傾向にある。換言すれば、目標値をオーバーする回数が少ないほど、符号化処理に要する時間が少ないことになる。実施形態の場合、写真モードが選択された場合の初期量子化マトリクステーブルはQ1を用い、文字線画モード時の初期設定Q0よりも大きな値を持つので、写真モード時の目標値オーバー回数を減らし、効率の良い符号化が期待できる。
また、実施形態によれば、利用者が複写しようとする原稿の種別が予め判明している場合には、明示的に写真モード、文字線画モードを指定することにより、属性フラグデータもそれに応じて書き換えが行われるので、高い品位の印刷が行えるようになる。
<<メモリ格納方法の変形例>>
図10は図5で示したメモリ格納方法の変形例を示す図である。
図5においては、符号化・再符号化フェーズでは、符号化部102から出力する符号化データは第2のメモリ106のみに格納していたが、図9に示すように符号化・再符号化フェーズ中に、符号化部102から出力する符号化データを第1、第2メモリの両方に直接格納するようにしても良い。つまり、図10に示すように、総符号化データ量が目標値をオーバーした際、第1のメモリ104には更新後の量子化マトリクステーブルによる符号化データと、再符号化後のデータが同時に格納されていく。
符号化部102から見ると、どのフェーズで符号化して出力する符号化データも両方のメモリへ格納することになる。図11は、再符号化完了直後の第2のメモリ106における符号化データの転送を示している。図示のように、転送処理は、第2のメモリ内のみで行うことになるので、第1のメモリ104には影響がない。
なお、この変形例の場合には、符号化・再符号化フェーズにおいて、符号化データと再符号化データを第1のメモリ104へ送った順序で順次格納される。そのため2種類のデータが入り混じってしまうという問題は有る。従って、この変形例の場合にはこれに対応する為に符号化データをある単位で区切って、ファイル或いはパケットとして管理する様にする。具体的には、ファイル管理テーブル、或いは、パケット管理テーブル等を別に作成して管理する。
図12の概念図における転送フェーズ後の符号化フェーズは、これまで説明した2つの符号化フェーズ(図4、図7)とほとんど同じであり、第1のメモリ内における符号の格納状態が図11に示した様に若干異なるだけである。よって、先の説明と本変形例は、3つのフェーズを繰り返して処理することに変わりは無い。
<第2の実施形態>
次に、本発明に係る第2の実施形態を説明する。本第2の実施形態における符号化処理部6の構成は図2に示す通りである。
図1では画像を符号化する処理部が画像符号化部102の1つであったのに対し、図2では第1の画像符号化部201、第2の画像符号化部202の2つになり、これら2つの符号化部が並行して符号化処理を行う点と、第2の符号化部202で生成される符号化データ長を累積カウントする第4カウンタ203が増えた点である。
なお、第2の実施形態における第1の画像符号化部201及び第2の画像符号化部202は、先に説明した第1の実施形態における画像符号化部102と同様、JPEG符号化を行うものである。
以下、図2の構成における処理概要を説明する。
第1の画像符号化部201から出力される符号化データは、第1のメモリ制御部103を経由して、第1のメモリ104に格納される。このとき、第1のカウンタ110は、画像符号化部201から出力される符号長を累積カウントし、これを保持すると共に、符号化シーケンス制御部209にも出力する。
一方、第2の画像符号化部202で符号化された符号化データは、第2のメモリ制御部105を経由して、第2のメモリ106に格納される。このとき、第2のカウンタ203は、画像符号化部202から出力される符号長を累積カウントし、これを保持する。
ここで、第1の画像符号化部201は、ちょうど第1の実施形態における画像符号化部102に対応するものである。
原稿入力モードがモード設定部120より設定された場合、第1の画像符号化部201には、図21にしたがった量子化マトリクステーブルが設定されると共に、属性書換部108には図21にしたがった書き換え要求を行う。
ただし、本第2の実施形態では、第1の画像符号化部201に設定されている量子化マトリクステーブルをQiとしたとき、第2の画像符号化部202には、常に、一段階大きいQi+1が設定される。従って、入力モードとして、写真モードが設定された場合には、1ページの原稿画像の入力に先立って、第1の画像符号化部201には量子化マトリクステーブルQ1が設定され、第2の画像符号化部202にはQ2が設定されることになる。
その他は、先に説明した第1の実施形態とほぼ同じである。第1の実施形態では、第1の画像データ及び属性データの総符号量をカウントするカウンタ110は、1ページの画像入力中に総符号量が目標値をオーバーした際に一旦ゼロクリアされた。そして、第1のカウンタ110が再び正確な総符号量を保持するのは、再符号化部112による再符号化が完了した場合になる。つまり、図9におけるタイミングT1−T2間、及び、T3−T4間では、一時的に、総符号量が不明な状態になる。また、タイミングT5で原稿画像の入力が終了したとしても、たまたまタイミングT5の直前で、総符号量が目標値をオーバーした場合には、再符号化部112による再符号化が完了しない限り、次の原稿画像の入力が行えない。
本第2の実施形態では、上記の問題を解決する。以下、図2の構成に基づき、その動作を説明する。
説明に先立ち、特に注意したいのは、符号化シーケンス制御部114は、第1カウンタ110及び第2カウンタ111の合計値により、第1のメモリ104に格納される画像データ及び属性フラグデータの符号化データ量(総符号量)を検出することが可能である。また、上記の通り、第2の画像符号化部202は、常に第1の画像符号化部201より1段階大きな量子化マトリクステーブルを用いて画像データの符号化を行っており、その符号量は第2カウンタ111に保持されている。また、原稿読取りに先立って、モード設定部120からのモード選択内容が符号化シーケンス制御部114に通知され、第1の画像符号化部201、第2の画像符号化部202及び属性書換部108にはそれぞれ設定されたモードに応じたパラメータが設定されているものとする。
符号化シーケンス制御部114は、総符号量(=第1カウンタ+第2カウンタ)が目標値をオーバーしたと判定した場合、以下に示す処理を行う。なお、目標値をオーバーする以前に第1の画像符号化部201に設定されていた量子化マトリクステーブルをQiとし、第2の画像符号化部202に設定されていた量子化マトリクステーブルQi+1とする。
1.第1のメモリ104内の画像データの符号化データを破棄するよう第1のメモリ制御部103に要求する。ただし、属性符号化データはそのまま第1のメモリ104に維持する。
2.第2のメモリ106に格納された符号化データ(量子化マトリクステーブルQi+1による画像データの符号化データ)を第1のメモリ104に転送する。これに伴い、第1のカウンタ110を第4のカウンタ203の値で更新するため、第4のカウンタ203の値を第1のカウンタ110に転送する。カウンタ値の転送した後、第4のカウンタ203はゼロクリアする。要するに、第4のカウンタ203のカウント値は、第2のメモリ207に格納している符号化データのデータ量を表わしているので、そのカウント値と符号化データを、互いの対応付けが変わらない様に、そのまま第1のカウンタ110と第1のメモリ104へコピーすると考えれば分かりやすい。符号化データの転送はDMA等を用いれば良いであろう。
3.第1の画像符号化部201に量子化マトリクステーブルがQi+1を設定し、第2の画像符号化部202にQi+2を設定し、それぞれの符号化処理を再開(継続)させる。
4.再符号化部112に対して、第2の画像符号化部202と同じ量子化マトリクステーブルQi+2を設定し、第2のメモリ106に格納された符号化データ(量子化マトリクステーブルQi+1で符号化したデータ)を再符号化を行わせる。再符号化後の符号化データは、再び第2のメモリ106に格納する。このとき、第3のカウンタ113は再符号化データ量を計測することになる。再符号化処理が完了した場合には、第3のカウンタ113の値を、第4のカウンタに足し込む。
上記処理1乃至4において、処理1乃至3は、入力部101による画像データの入力に対して十分に高速に処理可能である。従って、図9におけるタイミングT1−T2間、或いは、T3−T4間のように、総符号量が不明な期間は実質的に無いに等しいものとすることができる。また、図9のタイミングT5の直前において、総符号量が目標値をオーバーした場合、処理4が開始されるものの、タイミングT5になった場合には、再符号化処理の完了を待たずに(或いは再符号化処理を中断し)、第1のメモリ104の符号化データを2次記憶装置7に出力して構わないことになる。
以上、図2の構成における動作概要を説明したが、本第2の実施形態のように、画像符号化部が2つある場合は、図13に示すフローチャートに基づいて1ページ分の画像データの符号化を行うことになる。
なお、図13の説明は、符号化部が1つの場合のフローチャートである図8とは、大半は類似しているので、符号化部1つの場合と同じように3つのフェーズで処理を説明する様にし、図8と異なる点を主に説明することとする。
上述した図8のフローと本第2の実施形態のフローとの一番大きな違いは、ステップS317の転送処理が、ステップS307とステップS309の間に移動していることである。要するに、符号化・再符号化フェーズと転送フェーズが入れ替わったと見なせば良い。
ステップS301の符号化パラメータの初期設定では、モード設定部120で設定されたモードにしたがい、図21に示すテーブルを参照して、第1の画像符号化部201に設定すべき初期量子化マトリクステーブルQiを決定し、第2の画像符号化部202にはそれより1段階大きなQi+1を設定する。
符号化フェーズでは、ステップS801、S303、S305を繰り返し実行する。ステップS801とS305は、第1の実施形態で示した画像符号化部が1つの場合と同じ処理であるが、ステップS303の符号化処理だけは図14に示すように異なっている。すなわち、第1の画像符号化部201、第2の画像符号化部202は並行して画像データの符号化処理を行い、第2のメモリ106には、第1のメモリ104よりも圧縮率が高い画像データの符号化データが格納される。
第1のメモリ104へ格納中の総符号化データ量が、目標値をオーバーしたら(ステップS305)、直ちに、第1のメモリ204で保持していた画像データの符号化データを廃棄し(ステップS307)、第2のメモリ207で保持している圧縮率の高い符号化データを、第1のメモリ204へ転送する(ステップS317、図15参照)。これにより、第1の実施形態で説明していた1回目の再符号化処理を行わずに、速やかに、上限値をオーバーしない適切な2番目の候補の符号化データを第1のメモリ207内に格納出来る。これが、図1ではなく2つの符号器を持つ図2を適用することの最大の利点である。
本第2の実施形態では、2つのメモリ104、106で同じ圧縮率の符号化データを持っていることが無駄という考え方なので、第2のメモリ106には、第1のメモリ104に格納する符号化データよりも圧縮率の高い符号化データを格納しておくようにしている。従って、それ以降の処理もこの考え方に基づき行われるものであり、第2のメモリ106内の符号化データを第1のメモリ104に転送する処理(転送フェーズ)が終了した後は、第2のメモリ106の符号化データを、更に1段階圧縮率の高い符号化データを保持する様に再符号化することとなる。
具体的には、まず図16に示す様に、転送フェーズの次の符号化・再符号化フェーズでは、上記再符号化の前の第1、第2のの画像符号化部201、202に設定されていた量子化マトリクステーブルQi、Qi+1をそれぞれQi+1、Qi+2へ変更し(ステップS309)、1ページの画像データの入力が終了せずに続いていれば(ステップS803)、後続の画像データは2つの符号化部は新たな量子化ステップで該入力データを符号化して(ステップS311)、対応する各メモリ104、106へ格納する。そして、上記符号化処理と並行して第2のメモリ106に格納されている符号化データ(第1のメモリ104に転送したもの)は、第1のメモリ104内の符号化データよりも1段階高い圧縮率の符号化データに変更するべく、再符号化部112にて量子化ステップQi+2を用いて再符号化処理(ステップS313)を行い、再符号化データを第2のメモリ106に格納し直す。なお、本第2の実施形態でも、第1の実施形態と同様、再符号化処理では、符号化データを一旦ハフマン復号した後の各量子化値に対して、Qi+1とQi+2の比に従って除算(ビットシフト処理を組み合わせると高速になる)した後、再度ハフマン符号化を行うことにより実現される。この方法は、逆直交変換や再直交変換処理を行わない点で、高速な再符号化処理が可能である。
なお、本第2の実施形態の様に画像符号化部が2つ有る場合には、図16に示したように、第2のメモリ106には画像符号化部202からの符号化データと再符号化部112からの再符号化データを混在して格納する状況が発生する。従って、前述したように、符号化データをある単位で区切って、ファイル或いはパケットとして管理することが、第2のメモリ106に対しても必要ではある。
図13において、再符号化処理の終了をステップS315で検知したら、また符号化フェーズ(ステップS801、S303)に移行する。なお、符号化・再符号化フェーズ後の符号化フェーズでは、図16に示すように、2つのメモリ104、106が保持する符号化データは圧縮率が違うだけでなく、符号化データの混在の仕方(アドレス)もかなり違ってくる。従って、再度、第1のメモリ104のデータ量が設定値をオーバーした場合には、第2のメモリ106で保持されている符号化データ(I+IIの横縞の領域の符号)が第1のメモリ204へ転送される必要が出てくる。
これらを考慮すると、第2のメモリ106だけでなく、第1のメモリ104でも符号化データをファイル或いはパケットとして管理する必要がある。なお、これら管理方式の詳細は本発明の特徴に直接関係しないので、説明は省略する。
図17に示された符号化フェーズの状態は、量子化ステップと符号化データの混在の仕方が、再符号化処理の前後で異なっていること以外は、初期状態の符号化フェーズ(図14)と同じである。よって、符号化フェーズ、転送フェーズと符号化・再符号化フェーズを繰り返すことで、最終的に、1ページ分の画像データを設定した上限値以下に圧縮した符号化データを確実に第1のメモリ104に格納することが出来る。
なお、第1の実施形態と比較し、第2の実施形態での転送フェーズと符号化・再符号化フェーズの配置順が逆であることから、図8において転送処理後に行っていた1ページ分の画像データの入力終了検知(ステップS805)は、符号化・再符号化フェーズで行う1ページ分の画像データの入力終了検知(ステップS803)と、ほとんど同じタイミングになる。つまり、2つの検知処理は、機能的にはS805と同じで、タイミング的にはS803と同じである、従って、これら2つのステップは、新たな1ページ分の画像データの入力終了を検知するステップとして統合し、図13ではステップS1201と表記した。
以上、本発明に係る第1、第2の実施形態を説明したが、第1のメモリ104と第2のメモリ106は物理的に別のメモリであるとして説明をしてきた。本発明においては2つのメモリを独立して設けることは十分に1つの特徴となる。しかしながら、第1のメモリ104と第2のメモリ106を、物理的に別のメモリとしない場合も本発明の範疇に含まれる。特に、メモリの転送スピードが、十分に高速な場合には物理的に1つのメモリ上に、前記第1のメモリと第2のメモリに相当する2つの領域を確保して、第1のメモリを第1のメモリ領域、第2のメモリを第2のメモリ領域と言い直して、これまでの説明を読み直せば、1つのメモリでも実現できることが分かる。
また、1つのメモリで上記各実施形態を実現する場合には、前記転送フェーズで説明したデータ転送処理のいくつかは不要となる。その詳細はその都度容易に想像できるので説明は省略するが、前記2つの領域を厳密に別けて使用する場合、物理的に2つのメモリを持つ時と同じようにデータ転送処理が必要であるが、2つの領域間で同じデータを共有することになれば、データ転送処理が不要になるだけでなく記憶容量の削減も図れる。
例えば、第2のメモリ領域で保持していた符号化データを、第1のメモリ領域へ転送する際、該符号化データが格納されている先頭アドレスとデータサイズの2つの情報を第2のメモリ制御部から第1のメモリ制御部へ転送するだけで、前記符号化データを転送したのと同じ効果が得られる。
前記符号化データを、ファイル形式やパケット形式で格納している場合は、メモリ制御部の間で転送する情報は少し増え、該符号化データに関連する管理テーブル情報を転送する必要がある。
なお、実施形態では、像域フラグには、文字線画/中間調、無彩色/有彩色の2ビットとして説明したが、網点領域か否か、線画の太さ情報を含ませても構わない。
また、上記第1、第2の実施形態では、図20に示す複写機に適用した例を説明したが、例えばパーソナルコンピュータ等の汎用情報処理装置にイメージスキャナ等の画像入力装置を接続して符号化する場合にも適用できるのは明らかである。この場合、図3(又は図8)或いは図13に示す処理に係るプログラムを実行すれば良いので、本願発明はかかるコンピュータプログラムをもその範疇とするのは明らかである。また、通常、コンピュータプログラムはCDROM等のコンピュータ可読記憶媒体をそのコンピュータにセットし、システムにコピーもしくはインストールすることで実行可能になるわけであるから、当然、そのようなコンピュータ可読記憶媒体も本発明の範疇に含まれる。
第1の実施形態の符号化処理部のブロック構成図である。 第2の実施形態の符号化処理部のブロック構成図である。 第1の実施形態における処理内容を簡略化して示すフローチャートである。 第1の実施形態における符号化フェーズにおけるデータフローとメモリ格納状況を示す図である。 第1の実施形態における符号化・再符号化フェーズにおけるデータフローとメモリ格納状況を示す図である。 第1の実施形態における転送フェーズにおけるデータフローとメモリ格納状況を示す図である。 第1の実施形態における転送フェーズ後の符号化フェーズにおけるデータフローとメモリ格納状況を示す図である。 第1の実施形態における符号化処理内容を示すフローチャートである。 第1の実施形態における第1、第2カウンタの値の推移の一例を示す図である。 第1の実施形態における再符号化フェーズの変形例でのデータフローとメモリ格納状況内容を示す図である。 第1の実施形態における転送フェーズの符号化フェーズにおけるデータフローとメモリ格納状況内容を示す図である。 第1の実施形態における転送フェーズ後の符号化フェーズにおけるデータフローとメモリ格納状況内容を示す図である。 第2の実施形態における符号化処理内容を示すフローチャートである。 第2の実施形態における符号化フェーズにおけるデータフローとメモリ格納状況を示す図である。 第2の実施形態における転送フェーズにおけるデータフローとメモリ格納状況を示す図である。 第2の実施形態における符号化・再符号化フェーズにおけるデータフローとメモリ格納状況を示す図である。 第2の実施形態における転送フェーズ後の符号化フェーズにおけるデータフローとメモリ格納状況を示す図である。 実施形態における属性符号化部の構成を示す図である。 実施形態で用いる量子化マトリクステーブルを示す図である。 実施形態が適用する複写機の構成図である。 初期設定テーブルの一例を示す図である。

Claims (10)

  1. 画像データを入力し、当該画像データ及び像域情報を圧縮符号化し出力する画像符号化装置であって、
    入力される画像データの符号化モードとして、文字線画として符号化する文字線画モード、或いは、階調画像として符号化する階調画像モードのいずれにするかを設定する入力モード設定手段と、
    圧縮符号化率を決定するための第1のパラメータに従って画像データを非可逆圧縮符号化する画像符号化手段と、
    圧縮符号化率を決定するための第2のパラメータに従って前記画像符号化手段による符号化データを再非可逆符号化する再符号化手段と、
    入力した画像データの画素単位に、少なくとも、着目画素が文字線画の特性を有するか、それとも中間調の特性を有するかを示す像域属性情報を検出する属性検出手段と、
    像域属性を補正するための第3のパラメータに従って、前記像域属性情報を補正する属性補正手段と、
    該属性補正手段で補正された像域属性情報を可逆圧縮符号化する属性符号化手段と、
    前記入力モード設定手段で前記文字線画モードが設定された場合、圧縮符号化率を決定する予め設定された情報を前記第1のパラメータの初期値として設定すると共に、全画素が文字線画の特性を有することを示す情報に変更させる情報を前記第3のパラメータの値として設定し、
    前記入力モード設定手段で前記中間調モードが設定された場合、前記文字線画モードが設定された場合よりも圧縮率が高くなる情報を前記第1のパラメータの初期値として設定すると共に、全画素が中間調の特性を有することを示す情報に変更させる情報を前記第3のパラメータの値として設定する初期パラメータ設定手段と、
    設定されたパラメータに従って、前記入力される画像データに対する前記画像符号化手段で生成される画像符号化データ量、及び、前記属性符号化手段で生成される属性符号化データ量の合計である総符号量を監視し、前記総符号量が所定値以上になったか否かを判定する監視手段と、
    該監視手段で前記総符号量が前記所定値以上になったと判断した場合、(a)前記画像符号化手段に設定されていた第1のパラメータを、圧縮率の高いパラメータに更新して画像データの符号化を継続させ、(b)更新後の第1のパラメータと同じ第2のパラメータを前記再符号化手段に設定して、前記総符号量が前記所定値以上になる以前の画像符号化データを再符号化させるパラメータ更新手段と
    を備えることを特徴とする画像符号化装置。
  2. 前記入力モード設定手段で設定する符号化モードにはオートモードが含まれ、
    前記初期パラメータ設定手段は、前記入力モード設定手段で前記オートモードが設定された場合、前記文字線画モードと同じ情報を前記第1のパラメータの初期値として設定すると共に、前記属性検出手段で検出された属性情報を変更無く通過させる情報を前記第3のパラメータとして設定する
    ことを特徴とする請求項に記載の画像符号化装置。
  3. 画像データを入力し、当該画像データ及び像域情報を圧縮符号化し出力する画像符号化方法であって、
    入力される画像データの符号化モードとして、文字線画として符号化する文字線画モード、或いは、階調画像として符号化する階調画像モードのいずれにするかを設定する入力モード設定工程と、
    圧縮符号化率を決定するための第1のパラメータに従って画像データを非可逆圧縮符号化する画像符号化工程と、
    圧縮符号化率を決定するための第2のパラメータに従って前記画像符号化工程による符号化データを再非可逆符号化する再符号化工程と、
    入力した画像データの画素単位に、少なくとも、着目画素が文字線画の特性を有するか、それとも中間調の特性を有するかを示す像域属性情報を検出する属性検出工程と、
    像域属性を補正するための第3のパラメータに従って、前記像域属性情報を補正する属性補正工程と、
    該属性補正工程で補正された像域属性情報を可逆圧縮符号化する属性符号化工程と、
    前記入力モード設定工程で前記文字線画モードが設定された場合、圧縮符号化率を決定する予め設定された情報を前記第1のパラメータの初期値として設定すると共に、全画素が文字線画の特性を有することを示す情報に変更させる情報を前記第3のパラメータの値として設定し、
    前記入力モード設定工程で前記中間調モードが設定された場合、前記文字線画モードが設定された場合よりも圧縮率が高くなる情報を前記第1のパラメータの初期値として設定すると共に、全画素が中間調の特性を有することを示す情報に変更させる情報を前記第3のパラメータの値として設定する初期パラメータ設定工程と、
    設定されたパラメータに従って、前記入力される画像データに対する前記画像符号化工程で生成される画像符号化データ量、及び、前記属性符号化工程で生成される属性符号化データ量の合計である総符号量を監視し、前記総符号量が所定値以上になったか否かを判定する監視工程と、
    該監視工程で前記総符号量が前記所定値以上になったと判断した場合、(a)前記画像符号化工程に設定されていた第1のパラメータを、圧縮率の高いパラメータに更新して画像データの符号化を継続させ、(b)更新後の第1のパラメータと同じ第2のパラメータを前記再符号化工程に設定して、前記総符号量が前記所定値以上になる以前の画像符号化データを再符号化させるパラメータ更新工程と
    を備えることを特徴とする画像符号化方法。
  4. コンピュータが読み込み実行することで、前記コンピュータを、画像データを入力し、当該画像データ及び像域情報を圧縮符号化し出力する画像符号化装置として機能させるコンピュータプログラムであって、
    入力される画像データの符号化モードとして、文字線画として符号化する文字線画モード、或いは、階調画像として符号化する階調画像モードのいずれにするかを設定する入力モード設定手段と、
    圧縮符号化率を決定するための第1のパラメータに従って画像データを非可逆圧縮符号化する画像符号化手段と、
    圧縮符号化率を決定するための第2のパラメータに従って前記画像符号化手段による符号化データを再非可逆符号化する再符号化手段と、
    入力した画像データの画素単位に、少なくとも、着目画素が文字線画の特性を有するか、それとも中間調の特性を有するかを示す像域属性情報を検出する属性検出手段と、
    像域属性を補正するための第3のパラメータに従って、前記像域属性情報を補正する属性補正手段と、
    該属性補正手段で補正された像域属性情報を可逆圧縮符号化する属性符号化手段と、
    前記入力モード設定手段で前記文字線画モードが設定された場合、圧縮符号化率を決定する予め設定された情報を前記第1のパラメータの初期値として設定すると共に、全画素が文字線画の特性を有することを示す情報に変更させる情報を前記第3のパラメータの値として設定し、
    前記入力モード設定手段で前記中間調モードが設定された場合、前記文字線画モードが設定された場合よりも圧縮率が高くなる情報を前記第1のパラメータの初期値として設定すると共に、全画素が中間調の特性を有することを示す情報に変更させる情報を前記第3のパラメータの値として設定する初期パラメータ設定手段と、
    設定されたパラメータに従って、前記入力される画像データに対する前記画像符号化手段で生成される画像符号化データ量、及び、前記属性符号化手段で生成される属性符号化データ量の合計である総符号量を監視し、前記総符号量が所定値以上になったか否かを判定する監視手段と、
    該監視手段で前記総符号量が前記所定値以上になったと判断した場合、(a)前記画像符号化手段に設定されていた第1のパラメータを、圧縮率の高いパラメータに更新して画像データの符号化を継続させ、(b)更新後の第1のパラメータと同じ第2のパラメータを前記再符号化手段に設定して、前記総符号量が前記所定値以上になる以前の画像符号化データを再符号化させるパラメータ更新手段
    として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  5. 請求項に記載のコンピュータプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
  6. 画像データを入力し、当該画像データ及び像域情報を圧縮符号化し出力する画像符号化装置であって、
    入力される画像データの符号化モードとして、文字線画として符号化する文字線画モード、或いは、階調画像として符号化する階調画像モードのいずれにするかを設定する入力モード設定手段と、
    圧縮符号化率を決定するための第1のパラメータに従って入力画像データを非可逆圧縮符号化する第1の画像符号化手段と、
    該第1の画像符号化手段と並行して実行し、前記第1のパラメータよりも圧縮率の高い第2のパラメータに従って入力画像データを非可逆圧縮符号化する第2の画像符号化手段と、
    該第2の画像符号化手段で生成された画像符号化データを、圧縮符号化率を決定するための第3のパラメータに従って再符号化する再符号化手段と、
    入力した画像データの画素単位に、少なくとも、着目画素が文字線画の特性を有するか、それとも中間調の特性を有するかを示す像域属性情報を検出する属性検出手段と、
    像域属性を補正するための第4のパラメータに従って前記像域属性情報を補正する属性補正手段と、
    該属性補正手段で補正された像域属性情報を可逆圧縮符号化する属性符号化手段と、
    前記入力モード設定手段で前記文字線画モードが設定された場合、圧縮符号化率を決定する予め設定された情報を前記第1のパラメータの初期値として設定し、当該第1のパラメータの初期値よりも圧縮率が高くなる情報を前記第2のパラメータの初期値として設定すると共に、全画素が文字線画の特性を有することを示す情報に変更させる情報を前記第4のパラメータの値として設定し、
    前記入力モード設定手段で前記中間調モードが設定された場合、前記文字線画モードにおける初期の第1のパラメータで示される圧縮率よりも高い圧縮率となる情報を、当該中間調モードにおける前記第1のパラメータの初期値として設定し、当該第1のパラメータの初期値よりも圧縮率が高くなる情報を、当該中間調モードにおける前記第2のパラメータの初期値として設定すると共に、全画素が中間調の特性を有することを示す情報に変更させる情報を前記第4のパラメータの値として設定する初期パラメータ設定手段と、
    設定されたパラメータに従って、前記入力される画像データに対する前記第1の画像符号化手段で生成される画像符号化データ量、及び、前記属性符号化手段で生成される属性符号化データ量の合計である総符号量を監視し、前記総符号量が所定値以上になったか否かを判定する監視手段と、
    該監視手段で前記総符号量が前記所定値以上になったと判断した場合、(a)前記第1の画像符号化手段に設定されていた第1のパラメータを前記第2のパラメータで更新し、前記第2の符号化手段に設定されていた第2のパラメータを圧縮率の高いパラメータで更新して前記第1、第2の画像符号化手段による符号化を継続させ、(b)更新後の第2のパラメータを前記第3のパラメータとして前記再符号化手段に設定して、前記総符号量が前記所定値以上になる以前の画像符号化データを再符号化させるパラメータ更新手段と
    を備えることを特徴とする画像符号化装置。
  7. 前記入力モード設定手段で設定する符号化モードにはオートモードが含まれ、
    前記初期パラメータ設定手段は、前記入力モード設定手段で前記オートモードが設定された場合、前記第1及び第2のパラメータの初期値として、前記文字線画モードが設定された場合と同じ情報を設定し、前記属性検出手段で検出された属性情報を変更無く通過させる情報を前記第4のパラメータの値として設定する
    ことを特徴とする請求項に記載の画像符号化装置。
  8. 画像データを入力し、当該画像データ及び像域情報を圧縮符号化し出力する画像符号化方法であって、
    入力される画像データの符号化モードとして、文字線画として符号化する文字線画モード、或いは、階調画像として符号化する階調画像モードのいずれにするかを設定する入力モード設定工程と、
    圧縮符号化率を決定するための第1のパラメータに従って入力画像データを非可逆圧縮符号化する第1の画像符号化工程と、
    該第1の画像符号化工程と並行して実行し、前記第1のパラメータよりも圧縮率の高い第2のパラメータに従って入力画像データを非可逆圧縮符号化する第2の画像符号化工程と、
    該第2の画像符号化工程で生成された画像符号化データを、圧縮符号化率を決定するための第3のパラメータに従って再符号化する再符号化工程と、
    入力した画像データの画素単位に、少なくとも、着目画素が文字線画の特性を有するか、それとも中間調の特性を有するかを示す像域属性情報を検出する属性検出工程と、
    像域属性を補正するための第4のパラメータに従って前記像域属性情報を補正する属性補正工程と、
    該属性補正工程で補正された像域属性情報を可逆圧縮符号化する属性符号化工程と、
    前記入力モード設定工程で前記文字線画モードが設定された場合、圧縮符号化率を決定する予め設定された情報を前記第1のパラメータの初期値として設定し、当該第1のパラメータの初期値よりも圧縮率が高くなる情報を前記第2のパラメータの初期値として設定すると共に、全画素が文字線画の特性を有することを示す情報に変更させる情報を前記第4のパラメータの値として設定し、
    前記入力モード設定工程で前記中間調モードが設定された場合、前記文字線画モードにおける初期の第1のパラメータで示される圧縮率よりも高い圧縮率となる情報を、当該中間調モードにおける前記第1のパラメータの初期値として設定し、当該第1のパラメータの初期値よりも圧縮率が高くなる情報を、当該中間調モードにおける前記第2のパラメータの初期値として設定すると共に、全画素が中間調の特性を有することを示す情報に変更させる情報を前記第4のパラメータの値として設定する初期パラメータ設定工程と、
    設定されたパラメータに従って、前記入力される画像データに対する前記第1の画像符号化工程で生成される画像符号化データ量、及び、前記属性符号化工程で生成される属性符号化データ量の合計である総符号量を監視し、前記総符号量が所定値以上になったか否かを判定する監視工程と、
    該監視工程で前記総符号量が前記所定値以上になったと判断した場合、(a)前記第1の画像符号化工程に設定されていた第1のパラメータを前記第2のパラメータで更新し、前記第2の符号化工程に設定されていた第2のパラメータを圧縮率の高いパラメータで更新して前記第1、第2の画像符号化工程による符号化を継続させ、(b)更新後の第2のパラメータを前記第3のパラメータとして前記再符号化工程に設定して、前記総符号量が前記所定値以上になる以前の画像符号化データを再符号化させるパラメータ更新工程と
    を備えることを特徴とする画像符号化方法。
  9. コンピュータが読み込み実行することで、前記コンピュータを、画像データを入力し、当該画像データ及び像域情報を圧縮符号化し出力する画像符号化装置として機能させるコンピュータプログラムであって、
    入力される画像データの符号化モードとして、文字線画として符号化する文字線画モード、或いは、階調画像として符号化する階調画像モードのいずれにするかを設定する入力モード設定手段と、
    圧縮符号化率を決定するための第1のパラメータに従って入力画像データを非可逆圧縮符号化する第1の画像符号化手段と、
    該第1の画像符号化手段と並行して実行し、前記第1のパラメータよりも圧縮率の高い第2のパラメータに従って入力画像データを非可逆圧縮符号化する第2の画像符号化手段と、
    該第2の画像符号化手段で生成された画像符号化データを、圧縮符号化率を決定するための第3のパラメータに従って再符号化する再符号化手段と、
    入力した画像データの画素単位に、少なくとも、着目画素が文字線画の特性を有するか、それとも中間調の特性を有するかを示す像域属性情報を検出する属性検出手段と、
    像域属性を補正するための第4のパラメータに従って前記像域属性情報を補正する属性補正手段と、
    該属性補正手段で補正された像域属性情報を可逆圧縮符号化する属性符号化手段と、
    前記入力モード設定手段で前記文字線画モードが設定された場合、圧縮符号化率を決定する予め設定された情報を前記第1のパラメータの初期値として設定し、当該第1のパラメータの初期値よりも圧縮率が高くなる情報を前記第2のパラメータの初期値として設定すると共に、全画素が文字線画の特性を有することを示す情報に変更させる情報を前記第4のパラメータの値として設定し、
    前記入力モード設定手段で前記中間調モードが設定された場合、前記文字線画モードにおける初期の第1のパラメータで示される圧縮率よりも高い圧縮率となる情報を、当該中間調モードにおける前記第1のパラメータの初期値として設定し、当該第1のパラメータの初期値よりも圧縮率が高くなる情報を、当該中間調モードにおける前記第2のパラメータの初期値として設定すると共に、全画素が中間調の特性を有することを示す情報に変更させる情報を前記第4のパラメータの値として設定する初期パラメータ設定手段と、
    設定されたパラメータに従って、前記入力される画像データに対する前記第1の画像符号化手段で生成される画像符号化データ量、及び、前記属性符号化手段で生成される属性符号化データ量の合計である総符号量を監視し、前記総符号量が所定値以上になったか否かを判定する監視手段と、
    該監視手段で前記総符号量が前記所定値以上になったと判断した場合、(a)前記第1の画像符号化手段に設定されていた第1のパラメータを前記第2のパラメータで更新し、前記第2の符号化手段に設定されていた第2のパラメータを圧縮率の高いパラメータで更新して前記第1、第2の画像符号化手段による符号化を継続させ、(b)更新後の第2のパラメータを前記第3のパラメータとして前記再符号化手段に設定して、前記総符号量が前記所定値以上になる以前の画像符号化データを再符号化させるパラメータ更新手段
    として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  10. 請求項に記載のコンピュータプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
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