JP4529613B2 - 送風機羽根車 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機などに用いられる送風機羽根車に関するもので、特に、同羽根車の静圧効率の向上と低騒音化に関わる構成に関するものである。
従来、主翼に対して補助翼を設けた羽根車が提案されている(例えば、特許文献1参照)。図13は特許文献1に記載された従来の送風機羽根車を示す模式図である。すなわち、図13のラジエター50の下流側にシュラウドリング51と、ハブ52に固定された主翼53とに必要なクリアランスをとり、補助翼54が主翼53の中心より下流側にオフセットされて主翼53に設置されている。この構成のより、チップクリアランスの隙間の部分の流れを増速して、チップクリアランス部の逆流を減少させて、ファン効率を向上させるものである。
特開平10−205330号公報
しかしながら、上記の従来の構成では、主翼53のチップクリアランスに生じる逆流を減少させてファン効率を向上させようとするものであり、補助翼54によるファン効率改善効果は、微細である。却って、補助翼54によって騒音が増加するものである。更に、翼枚数は、2枚以上の複数枚であり、空力性能寄与に対する翼面積の投入量が大きく、この事により翼による流体摩擦が大きくなり、ファン効率の向上には、ある程度の限界があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ファン効率の改善を図ると共に、騒音を低下させる送風機羽根車を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために請求項に記載の発明は、円錐台状のハブに、複数枚の翼を設けてなる斜流ファンにおいて、翼枚数が2枚からなる主翼を設け、主翼の外周側弦長がハブ側弦長より長く、主翼の前縁を半径方向に対して回転方向に前傾した螺旋曲線にて構成し、主翼の間に翼枚数が全体として2枚からなる補助翼を設け、補助翼は外周側弦長がハブ側弦長より長く、補助翼の前縁を半径方向の直線とし、補助翼の半径方向長さが主翼の半径方向長さより短く、且つ、補助翼の外周側の羽根高さが同円周部の主翼の羽根高さより高く構成して、補助翼の子午面上の後縁が主翼の子午面上の後縁より風上側に位置する送風機羽根車を提供するものである。
上記構成によって、主翼の枚数が2枚であるので、主に空力性能に寄与する翼面積の投入量が適正であるので、流体摩擦が少なく、ファン効率が非常に高い。また、主翼の前縁を半径方向に対して回転方向に前傾した螺旋曲線にすることで、螺旋曲線の頂点を起点として、主翼の翼端渦が発生するので、翼端渦の発生の状況を規定する作用を有する。そのため、補助翼の半径方向長さが主翼の半径方向長さより短いので、主翼から発生する翼端渦に補助翼が、干渉することなく、主翼の前縁の螺旋曲線の頂点が翼端渦をコントロールできるものであり、羽根車としての騒音も充分に低くできる。また、主翼の間に設けられた補助翼の外周側羽根高さが同円周部の主翼の羽根高さより高いので、補助翼は充分に空力仕事に寄与するので、回転騒音Nz音のレベルが乱流騒音のレベルより充分に低く、聴感も良好であり、斜流ファンであることは遠心力場による圧力上昇があるので、プロペラファンより高静圧化を達成する事ができる。また補助翼の子午面上の後縁が主翼の子午面上の後縁よりも風上側にあるので補助翼の翼面積が出来る限り小さくできるので、翼の流
体摩擦を低減できファン効率がより高くなり、更に斜流ファンとしてのコストを低減できる。このような送風機羽根車を提供するものである。
請求項に記載の発明は、円錐台状のハブに、複数枚の翼を設けてなる斜流ファンにおいて、翼枚数が2枚からなる主翼を設け、主翼の外周側弦長がハブ側弦長より長く、主翼の前縁を半径方向の直線とし、主翼の間に翼枚数が全体として2枚からなる補助翼を設け、補助翼は外周側弦長がハブ側弦長より長く、補助翼の前縁を半径方向に対して回転方向に前傾させた直線で構成し、補助翼の半径方向長さが主翼の半径方向長さより短く、且つ、補助翼の外周側羽根高さが同円周部の主翼の羽根高さより高く構成して、補助翼の子午面上の後縁が主翼の子午面上の後縁より風上側に位置するように構成した送風機羽根車を提供するものである。
上記構成によって、主翼の枚数が2枚であるので、主に空力性能に寄与する翼面積の投入量が適正であるので、流体摩擦が少なく、ファン効率が非常に高い。また、補助翼の前縁を半径方向に対して回転方向に前傾させた直線にしていることで、補助翼が斜めに空気を切るので、補助翼の前縁が空気を切る時間のタイミングがずれるので、補助翼の空力仕事による騒音が小さくなり、羽根車全体として、更に、低騒音化を図れるものである。また、主翼の間に設けられた補助翼の外周側羽根高さが同円周部の主翼の羽根高さより高いので、補助翼は充分に空力仕事に寄与するので、回転騒音Nz音のレベルを充分に低減できて、聴感も良好であり、斜流ファンなのでプロペラファンより高静圧化を達成することができる。また補助翼の子午面上の後縁が主翼の子午面上の後縁よりも風上側にあるので補助翼の翼面積が出来る限り小さくできるので、翼の流体摩擦を低減できてファン効率をより高められ、斜流ファンとしてのコストを低減できる。このような送風機羽根車を提供するものである。
請求項に記載の発明は、円錐台状のハブに、複数枚の翼を設けてなる斜流ファンにおいて、翼枚数が2枚からなる主翼を設け、主翼の外周側弦長がハブ側弦長より長く、主翼の前縁を半径方向の直線とし、主翼の間に翼枚数が全体として2枚からなる補助翼を設け、補助翼は外周側弦長がハブ側弦長より長く、補助翼の前縁を半径方向に対して回転方向に前傾させた螺旋曲線にて構成し、補助翼の半径方向長さが主翼の半径方向長さより短く、且つ、補助翼の外周側羽根高さが同円周部の主翼の羽根高さより高く構成して、補助翼の子午面上の後縁が主翼の子午面上の後縁より風上側に位置するように構成した送風機羽根車を提供するものである。
そうして、この構成によって、補助翼の前縁を回転方向に前傾させた螺旋曲線にしているので、補助翼が斜めに空気を切るので、補助翼の前縁が空気を切る時間のタイミングがずれるので、補助翼の空力仕事による騒音が小さくなり、羽根車全体として、更に、低騒音化を図れるものである。また、主翼の間に設けられた補助翼の外周側羽根高さが同円周部の主翼の羽根高さより高いので、補助翼は充分に空力仕事に寄与するので回転騒音Nz音のレベルを充分に低減できて、聴感も良好であり、斜流ファンなので遠心力場に夜圧力上昇があるので、プロペラファンより高静圧化を達成することができる。また補助翼の子午面上の後縁が主翼の子午面上の後縁よりも風上側にあるので補助翼の翼面積が出来る限り小さくできるので、翼の流体摩擦を低減できてファン効率をより高められ、斜流ファンとしてのコストを低減できる。このような送風機羽根車を提供するものである。
請求項4に記載の発明は、円筒状のハブに、複数枚の翼を設けてなるプロペラファンにおいて、翼枚数が2枚からなる主翼を設け、主翼の外周側弦長がハブ側弦長より長く、主翼の前縁を半径方向に対して回転方向に前傾した螺旋曲線で構成し、主翼の間に翼枚数が全体として2枚からなる補助翼を設け、補助翼は外周側弦長がハブ側弦長より長く、補助翼の前縁を半径方向の直線とし、補助翼の半径方向長さが主翼の半径方向長さより短く、且つ、補助翼の外周側羽根高さが同円周部の前記主翼の羽根高さより高く構成して、補助翼の子午面上の後縁が主翼の子午面上の後縁より風上側に位置するように構成した送風機羽根車を提供するものである。
上記構成によって、主翼の枚数が2枚であるので、主に空力性能に寄与する翼面積の投入量が適正であるので、流体摩擦が少なく、ファン効率が非常に高い。また、2枚の主翼のみでは、羽根車の回転騒音が乱流騒音より非常に高く、とても耳障りである。主翼の間に設けられた補助翼の外周側羽根高さが同円周部の主翼の羽根高さより高いので、補助翼は充分に空力仕事に寄与する。それで、全体として、翼枚数は4枚と言え、それぞれ、充分に空力仕事をするので、空力仕事が分散させるので、翼1枚当たりの翼面上の圧力変動のレベルが小さくなり、翼枚数zと回転数Nrpmとすると回転騒音Nz音のレベルは、乱流騒音のレベルより低く、聴感も良好である。主翼の前縁を略螺旋曲線にて形成し、翼の半径を同一とすることで、螺旋曲線の頂点を起点として、翼端渦が発生する。この3角状の翼は、翼端渦の発生の状況を規定する作用を有する。補助翼の半径方向長さが主翼の半径方向長さより短いので、主翼から発生する翼端渦に補助翼が、干渉することがなく、羽根車としての騒音も低くできる。更に、プロペラファンであるので、斜流ファンよりファンへの負荷が低いときに、騒音を低くできる。また、補助翼の子午面上の後縁が主翼の子午面上の後縁よりも風上側にあるので補助翼の翼面積が出来る限り小さくできるので、翼の流体摩擦を低減できてファン効率をより高められ、プロペラファンとしてのコストを低減できる。このような送風機羽根車を提供するものである。
本発明の送風機羽根車は、主翼の間に設けられた補助翼の外周側羽根高さが同円周部の主翼の羽根高さより高いので、補助翼は充分に空力仕事に寄与する。そこで、翼枚数zと回転数Nrpmとすると、全体として、翼枚数は4枚と言え、それぞれ、充分に空力仕事をするので、空力仕事が分散させるので、翼1枚当たりの翼面上の圧力変動のレベルが小さくなり、回転騒音Nz音のレベルは、乱流騒音のレベルより低く、聴感も良好である。また、補助翼の半径方向長さが主翼の半径方向長さより短いので、主翼から発生する翼端渦に補助翼が、干渉することがなく、羽根車としての騒音も低くできる。更に、斜流ファンであるので遠心力場による圧力上昇があるので、プロペラファンより高静圧を達成する事が出来る。また、主翼が2枚なので、翼の流体摩擦が小さく、ファンの静圧効率を従来以上に高くすることが出来る。また、補助翼の子午面上の後縁が主翼の子午面上の後縁よりも風上側にあるので補助翼の翼面積が出来る限り小さくできるので、翼の流体摩擦を低減できてファン効率をより高められ、斜流ファンとしてのコストを低減できる。
の発明は、円錐台状のハブに、複数枚の翼を設けてなる斜流ファンにおいて、翼枚数が2枚からなる主翼を設け、主翼の外周側弦長がハブ側弦長より長く、主翼の前縁を半径方向に対して回転方向に前傾した螺旋曲線にて構成し、主翼の間に翼枚数が全体として2枚からなる補助翼を設け、補助翼は外周側弦長がハブ側弦長より長く、補助翼の前縁を半径方向の直線とし、補助翼の半径方向長さが主翼の半径方向長さより短く、且つ、補助翼の外周側の羽根高さが同円周部の主翼の羽根高さより高く構成して、補助翼の子午面上
の後縁を主翼の子午面上の後縁より風上側に位置させた送風機羽根車を提供するものである。
上記構成によって、主翼の枚数が2枚であるので、主に空力性能に寄与する翼面積の投入量が適正であるので、流体摩擦が少なく、ファン効率が非常に高い。また、主翼の前縁を半径方向に対して回転方向に前傾した螺旋曲線にすることで、螺旋曲線の頂点を起点として、主翼の翼端渦が発生するので、翼端渦の発生の状況を規定する作用を有する。そのため、補助翼の半径方向長さが主翼の半径方向長さより短いので、主翼から発生する翼端渦に補助翼が、干渉することなしに、前縁の螺旋曲線の頂点が翼端渦をコントロールできるものであり、羽根車としての騒音も充分に低くできる。また、主翼の間に設けられた補助翼の外周側羽根高さが同円周部の主翼の羽根高さより高いので、補助翼は充分に空力仕事に寄与するので、回転騒音Nz音のレベルが乱流騒音のレベルより充分に低く、聴感も良好であり、斜流ファンであることは遠心力場による圧力上昇があるので、プロペラファンより高静圧化を達成する事ができる。また、補助翼の子午面上の後縁が主翼の子午面上の後縁よりも風上側に位置するので補助翼の翼面積が出来る限り小さくできるので、翼の流体摩擦を低減できてファン効率をより高められ、斜流ファンとしてのコストを低減できる。
の発明は、円錐台状のハブに、複数枚の翼を設けてなる斜流ファンにおいて、翼枚数が2枚からなる主翼を設け、主翼の外周側弦長がハブ側弦長より長く、主翼の前縁を半径方向の直線とし、主翼の間に翼枚数が全体として2枚からなる補助翼を設け、補助翼は外周側弦長がハブ側弦長より長く、補助翼の前縁を半径方向に対して回転方向に前傾させた直線で構成し、補助翼の半径方向長さが主翼の半径方向長さより短く、且つ、補助翼の外周側羽根高さが同円周部の主翼の羽根高さより高く構成して、補助翼の子午面上の後縁を主翼の子午面上の後縁より風上側に位置させた送風機羽根車を提供するものである。
上記構成によって、主翼の枚数が2枚であるので、主に空力性能に寄与する翼面積の投入量が適正であるので、流体摩擦が少なく、ファン効率が非常に高い。また、補助翼の前縁を半径方向に対して回転方向に前傾させた直線にしていることで、補助翼が斜めに空気を切るので、補助翼の前縁が空気を切る時間のタイミングがずれるので、補助翼の空力仕事による騒音が小さくなり、羽根車全体として、更に、低騒音化を図れるものである。また、主翼の間に設けられた補助翼の外周側羽根高さが同円周部の主翼の羽根高さより高いので、補助翼は充分に空力仕事に寄与するので、回転騒音Nz音のレベルを充分に低減できて、聴感も良好であり、斜流ファンなのでプロペラファンより高静圧化を達成することができる。また、補助翼の子午面上の後縁が主翼の子午面上の後縁よりも風上側に位置す
るので補助翼の翼面積が出来る限り小さくできるので、翼の流体摩擦を低減できてファン効率をより高められ、斜流ファンとしてのコストを低減できる。
の発明は、円錐台状のハブに、複数枚の翼を設けてなる斜流ファンにおいて、翼枚数が2枚からなる主翼を設け、主翼の外周側弦長がハブ側弦長より長く、主翼の前縁を半径方向の直線とし、主翼の間に翼枚数が全体として2枚からなる補助翼を設け、補助翼は外周側弦長がハブ側弦長より長く、補助翼の前縁を半径方向に対して回転方向に前傾させた螺旋曲線にて構成し、補助翼の半径方向長さが主翼の半径方向長さより短く、且つ、補助翼の外周側羽根高さが同円周部の主翼の羽根高さより高く構成して、補助翼の子午面上の後縁を主翼の子午面上の後縁より風上側に位置させた送風機羽根車を提供するものである。
そうして、この構成によって、補助翼の前縁を回転方向に前傾させた螺旋曲線にしているので、補助翼が斜めに空気を切るので、補助翼の前縁が空気を切る時間のタイミングがずれるので、補助翼の空力仕事による騒音が小さくなり、羽根車全体として、更に、低騒音化を図れるものである。また、主翼の間に設けられた補助翼の外周側羽根高さが同円周部の主翼の羽根高さより高いので、補助翼は充分に空力仕事に寄与するので回転騒音Nz音のレベルを充分に低減できて、聴感も良好であり、斜流ファンなので遠心力場に夜圧力上昇があるので、プロペラファンより高静圧化を達成することができる。また、補助翼の子午面上の後縁が主翼の子午面上の後縁よりも風上側に位置するので補助翼の翼面積が出来る限り小さくできるので、翼の流体摩擦を低減できてファン効率をより高められ、斜流ファンとしてのコストを低減できる。
第4の発明は、円筒状のハブに、複数枚の翼を設けてなるプロペラファンにおいて、翼枚数が2枚からなる主翼を設け、主翼の外周側弦長がハブ側弦長より長く、主翼の前縁を
半径方向に対して回転方向に前傾した螺旋曲線で構成し、主翼の間に翼枚数が全体として2枚からなる補助翼を設け、前記補助翼は外周側弦長がハブ側弦長より長く、前記補助翼の前縁を半径方向の直線とし、補助翼の半径方向長さが主翼の半径方向長さより短く、且つ、補助翼の外周側羽根高さが同円周部の前記主翼の羽根高さより高く構成して、補助翼の子午面上の後縁が主翼の子午面上の後縁より風上側に位置するように構成した送風機羽根車を提供するものである。
上記構成によって、主翼の枚数が2枚であるので、主に空力性能に寄与する翼面積の投入量が適正であるので、流体摩擦が少なく、ファン効率が非常に高い。また、2枚の主翼のみでは、羽根車の回転騒音が乱流騒音より非常に高く、とても耳障りである。主翼の間に設けられた補助翼の外周側羽根高さが同円周部の主翼の羽根高さより高いので、補助翼は充分に空力仕事に寄与する。それで、全体として、翼枚数は4枚と言え、それぞれ、充分に空力仕事をするので、空力仕事が分散させるので、翼1枚当たりの翼面上の圧力変動のレベルが小さくなり、翼枚数zと回転数Nrpmとすると回転騒音Nz音のレベルは、乱流騒音のレベルより低く、聴感も良好である。主翼の前縁を略螺旋曲線にて形成し、翼の半径を同一とすることで、螺旋曲線の頂点を起点として、翼端渦が発生する。この3角状の翼は、翼端渦の発生の状況を規定する作用を有する。補助翼の半径方向長さが主翼の半径方向長さより短いので、主翼から発生する翼端渦に補助翼が、干渉することがなく、羽根車としての騒音も低くできる。更に、プロペラファンであるので、斜流ファンよりファンへの負荷が低いときに、騒音を低くできる。また、補助翼の子午面上の後縁が主翼の子午面上の後縁よりも風上側にあるので補助翼の翼面積が出来る限り小さくできるので、翼の流体摩擦を低減できてファン効率をより高められ、プロペラファンとしてのコストを低減できる。このような送風機羽根車を提供するものである。
参考例1)
本発明に関する第1の参考例における送風機羽根車を図1ないし図4を用いて説明する。
図1は、本発明に関する第1の参考例における送風機羽根車の平面図。図2は、本発明に関する第1の参考例における送風機羽根車の子午面図。図3は、本発明に関する第1の参考例における送風機羽根車の動作状況を示した模式図である。図4は、本発明の第1の実施の形態における送風機羽根車の風量当たりの1Nz音を従来の構成と比較した特性図である。
図1に於いて、略円錐台状のハブ4に、複数枚の翼を設けてなる斜流ファン1において、翼枚数が2枚からなる主翼2を設け、主翼の外周側弦長がハブ側弦長より長く、主翼2の外周側前縁に3角形の一辺を合わせる形で3角状の翼10をつけて、翼の半径を同一とし、主翼2の間に翼枚数が全体として2枚からなる略扇状の補助翼3を設けている。前縁5から空気が流入し、後縁6から流出する。7がチップ部である。また、図2において、補助翼3の半径方向長さLが主翼の半径方向長さLより短く、且つ、補助翼の羽根高さHが同円周部の主翼の羽根高さHより高く構成して、補助翼3の子午面上の後縁3aが主翼2の子午面上の後縁6より風上側に位置するように構成した送風機羽根車を提供するものである。また、図1のように、翼端渦Dは、主翼2の外周側前縁に設けられた3角状の翼10から、発生して主翼2上を移動して、主翼2の途中から剥離する。しかし、補助翼3の半径方向長さLが主翼の半径方向長さLより短いので、翼端渦Dは補助翼3に干渉しないので、低騒音化が図れる。
以上のように構成された送風機羽根車1について、以下その動作、作用を説明する。この羽根車1を、図3のように適当なケーシング9に収め、モータ8により回転させる事で空力仕事をさせるものである。図1の主翼2の枚数が2枚であるので、主に空力性能に寄与する翼面積の投入量が適正であるので、流体摩擦が少なく、ファン効率が非常に高い。Φ455の斜流ファンの実験データでは、翼が3枚からなる斜流ファンに比較して、最高効率点の効率比で約20%優れる。また、2枚の主翼2のみでは、羽根車1の回転騒音が乱流騒音より非常に高く、とても耳障りである。図2の主翼2の間に設けられた補助翼3の外周側羽根高さHが同円周部の主翼の羽根高さHより高いので、補助翼3は充分に空力仕事に寄与する。そこで、翼枚数zと回転数Nrpmとすると、全体として、翼枚数は4枚と言え、それぞれ、充分に空力仕事をするので、空力仕事が分散させるので、翼1枚当たりの翼面上の圧力変動のレベルが小さくなり、回転騒音Nz音のレベルは、乱流騒音のレベルより低く、聴感も良好である。図4のファン径Φ455の風量当たりの1Nz音の比較では、風量20m3/minから45m3/minの流域で、本発明の送風機羽根車は、主翼2枚のみでなる送風機羽根車より、1Nz音が約3dB低いことが、実験にて検証されている。主翼2の外周側前縁に3角形の一辺を合わせる形で3角状の翼10をつけて、翼の半径を同一とすることで、3角状の翼10の頂点を起点として、翼端渦Dが発生する。この3角状の翼10は、翼端渦の発生の状況を規定する作用を有する。補助翼3の半径方向長さLが主翼の半径方向長さLより短いので、主翼2から発生する翼端渦に補助翼3が、干渉することがなく、羽根車1としての騒音も低くできる。更に、斜流ファンであるので遠心力場による圧力上昇があるので、プロペラファンより高静圧を達成する事が出来る。補助翼3の子午面上の後縁3aが主翼2の子午面上の後縁6より風上側に位置するように構成しているので、補助翼3の翼面積を充分に小さくできるので、余分な翼の流体摩擦を低減できファン効率をより高められ、送風機羽根車1としても、コストを低減できる。
(実施の形態
本発明の第の実施の形態における送風機羽根車を図5と図6を用いて説明する。
図5は、本発明の第の実施の形態における送風機羽根車の平面図。図6は、本発明の第の実施の形態における送風機羽根車の子午面図である。
5,6に於いて、円錐台状のハブ4に翼枚数が2枚からなる主翼2を設け、主翼2の外周側弦長がハブ側弦長より長く、主翼2の前縁11を半径方向に対して回転方向に前傾した螺旋曲線にて構成し、主翼2の間に翼枚数が全体として2枚からなる補助翼3を設け、補助翼3は外周側弦長がハブ側弦長より長く、補助翼3の前縁を半径方向の直線とし、補助翼3の半径方向長さLが主翼の半径方向長さLより短く、且つ、補助翼の外周側羽根高さHが同円周部の主翼の羽根高さHより高く構成して、補助翼3の子午面上の後縁3aを主翼2の子午面上の後縁6より風上側に位置させた送風機羽根車を提供するものである。
以上のように構成され空調用送風機羽根車の動作、作用を説明する。主翼2の前縁11を半径方向に対して回転方向に前傾した螺旋曲線にすることで、螺旋曲線の頂点を起点として、主翼2の翼端渦が発生するので、翼端渦の発生の状況を規定する作用を有する。そのため、補助翼3の半径方向長さLが主翼の半径方向長さLより短いので、主翼2から発生する翼端渦に補助翼3が、干渉することなしに、前縁11の螺旋曲線の頂点が翼端渦をコントロールできるものであり、羽根車1としての騒音も充分に低くできる。また、主翼2の間に設けられた補助翼3の外周側羽根高さHが同円周部の主翼2の羽根高さHより高いので、補助翼3は充分に空力仕事に寄与するので回転騒音Nz音のレベルを充分に低減できる。斜流ファン1なので、遠心力場による圧力上昇があり、プロペラファンより高静圧にできる。補助翼3の子午面上の後縁3aを主翼2の子午面上の後縁6より風上側に位置させることで補助翼3の翼面積を充分に小さくできるので、翼の流体摩擦を充分に低減できて、ファン効率をより高くでき、更には送風機羽根車1のコストを低減できる。
(実施の形態
本発明の第の実施の形態における送風機羽根車を図7と図8を用いて説明する。
図7は、本発明の第の実施の形態における送風機羽根車の平面図。図8は、本発明の第の実施の形態における送風機羽根車の子午面図である。
図7,8において、円錐台状のハブに翼枚数が2枚からなる主翼2を設け、主翼2の外周側弦長がハブ側弦長より長く、主翼2の前縁5を半径方向の直線とし、主翼2の間に翼枚数が全体として2枚からなる補助翼3を設け、補助翼3は外周側弦長がハブ側弦長より長く、補助翼3の前縁12を半径方向に対して回転方向に前傾させた直線で構成し、補助翼3の半径方向長さLが前記主翼の半径方向長さLより短く、且つ、補助翼の外周側羽根高さHが同円周部の主翼の羽根高さHより高く構成して、補助翼3の子午面上の後縁3aを主翼の子午面上の後縁6より風上側に位置させた送風機羽根車を提供するものである。
以上のように構成され空調用送風機羽根車の動作、作用を説明する補助翼3の前縁12を半径方向に対して回転方向にα度前傾させた直線にしていることで、補助翼3が斜めに空気を切るので、補助翼3の前縁12が空気を切る時間のタイミングがずれるので、補助翼3の空力仕事による騒音が小さくなり、羽根車1全体として、更に、低騒音化を図れるものである。また、主翼2の間に設けられた補助翼3の外周側羽根高さHが同円周部の主翼2の羽根高さHより高いので、補助翼3は充分に空力仕事に寄与するので回転騒音Nz音のレベルを充分に低減でき、聴感も良好である。更に、斜流ファン1なので、遠心力場による圧力上昇があり、プロペラファンより高静圧である。補助翼3の子午面上の後縁3aを主翼2の子午面上の後縁6より風上側に位置させることで補助翼3の翼面積を充分に小さくできるので、翼の流体摩擦を充分に低減できて、ファン効率をより高くでき、更には送風機羽根車1のコストを低減できる。
(実施の形態
本発明の第の実施の形態における空調用送風機羽根車を図9と図10を用いて説明する。
図9は、本発明の第の実施の形態における送風機羽根車の平面図。図10は、本発明の第の実施の形態における送風機羽根車の子午面図である。
図9、10において、円錐台状のハブに翼枚数が2枚からなる主翼2を設け、主翼2の外周側弦長がハブ側弦長より長く、主翼2の前縁5を半径方向の直線とし、主翼2の間に翼枚数が全体として2枚からなる補助翼3を設け、補助翼3は外周側弦長がハブ側弦長より長く、補助翼3の前縁13を半径方向に対して回転方向に前傾させた螺旋曲線にて構成し、補助翼3の半径方向長さLが主翼の半径方向長さLより短く、且つ、補助翼の外周側羽根高さHが同円周部の主翼の羽根高さHより高く構成して、補助翼3の子午面上の後縁3aを主翼2の子午面上の後縁6より風上側に位置させた送風機羽根車を提供するものである。
以上のように構成されて空調用送風機羽根車の動作、作用を説明する。補助翼3の前縁13を回転方向に前傾させた螺旋曲線にしているので、補助翼3が斜めに空気を切るので、補助翼3の前縁13が空気を切る時間のタイミングがずれるので、補助翼3の空力仕事による騒音が小さくなり、羽根車全体として、更に、低騒音化を図れるものである。また、主翼2の間に設けられた補助翼3の外周側羽根高さHが同円周部の主翼2の羽根高さHより高いので、補助翼3は充分に空力仕事に寄与するので回転騒音Nz音のレベルを充分に低減できる。更に、斜流ファン1であるので、遠心力場による圧力上昇によって、プロペラファンより高静圧化を図れる。補助翼3の子午面上の後縁3aを主翼2の子午面上の後縁6より風上側に位置させることで補助翼3の翼面積を充分に小さくできるので、翼の流体摩擦を充分に低減できて、ファン効率をより高くでき、更には送風機羽根車1のコストを低減できる。
(実施の形態
本発明の第の実施の形態における送風機羽根車を図11と図12を用いて説明する。
図11は、本発明の第の実施の形態における送風機羽根車の平面図。図12は、本発明の第の実施の形態における送風機羽根車の子午面図である。
図11,12に於いて、円筒状のハブ24に、複数枚の翼を設けてなるプロペラファン21において、翼枚数が2枚からなる主翼22を設け、主翼22の外周側弦長がハブ側弦長より長く、主翼22の前縁25を略螺旋曲線で構成して翼の半径を同一とし、主翼22の間に翼枚数が全体として2枚からなる略扇状の補助翼23を設け、補助翼23の半径方向長さL2が主翼の半径方向長さL1より短く、且つ、補助翼23の外周側羽根高さH2が同円周部の主翼22の羽根高さH1より高く構成して、補助翼23の子午面上の後縁23aが主翼22の子午面上の後縁26より風上側に位置するように構成した送風機羽根車を提供するものである。27が、チップ部である。
上記構成によって、主翼22の枚数が2枚であるので、主に空力性能に寄与する翼面積の投入量が適正であるので、流体摩擦が少なく、ファン効率が非常に高い。また、2枚の主翼22のみでは、羽根車21の回転騒音が乱流騒音より非常に高く、とても耳障りである。主翼22の間に設けられた補助翼23の外周側羽根高さHが同円周部の主翼の羽根高さHより高いので、補助翼は充分に空力仕事に寄与する。それで、全体として、翼枚数は4枚と言え、それぞれ、充分に空力仕事をするので、空力仕事が分散させるので、翼1枚当たりの翼面上の圧力変動のレベルが小さくなり、翼枚数zと回転数Nrpmとすると回転騒音Nz音のレベルは、乱流騒音のレベルより低く、聴感も良好である。主翼22の前縁を略螺旋曲線にて形成し、翼の半径を同一とすることで、螺旋曲線の頂点を起点として、翼端渦が発生する。螺旋曲線の頂点は、翼端渦の発生の状況を規定する作用を有する。補助翼23の半径方向長さLが主翼12の半径方向長さLより短いので、主翼22から発生する翼端渦に補助翼23が、干渉することがなく、羽根車21としての騒音も低くできる。更に、プロペラファンであるので、斜流ファンよりファンへの負荷が低いときに、騒音を低くできる。また、補助翼23の子午面上の後縁23aが主翼22の子午面上の後縁26よりも風上側にあるので補助翼23の翼面積が出来る限り小さくできるので、翼の流体摩擦を低減できてファン効率をより高められ、プロペラファン21としてのコストを低減できる。このような送風機羽根車を提供するものである。
以上のように、本発明にかかる空調用送風機羽根車は、主翼の枚数が2枚であるので、主に空力性能に寄与する翼面積の投入量が適正であるので、流体摩擦が少なく、ファン効率が高い。また、2枚の主翼のみでは、羽根車の回転騒音が乱流騒音より非常に高く、とても耳障りである。主翼の間に設けられた補助翼の外周側羽根高さが同円周部の主翼の羽根高さより高いので、補助翼は充分に空力仕事に寄与する。そこで、翼枚数zと回転数Nrpmとすると、全体として、翼枚数は4枚と言え、それぞれ、充分に空力仕事をするので、空力仕事が分散させるので、翼1枚当たりの翼面上の圧力変動のレベルが小さくなり、回転騒音Nz音のレベルは、乱流騒音のレベルより低く、聴感も良好である。主翼の外周側前縁に3角形の一辺を合わせる形で3角状の翼をつけて、翼の半径を同一とすることで、3角状の翼の頂点を起点として、翼端渦が発生する。この3角状の翼は、翼端渦の発生の状況を規定する作用を有する。補助翼の半径方向長さが主翼の半径方向長さより短いので、主翼から発生する翼端渦に補助翼が、干渉することがなく、羽根車としての騒音も低くできる。更に、斜流ファンであるので遠心力場による圧力上昇があるので、プロペラファンより高静圧を達成する事が出来る。また、補助翼の子午面上の後縁が主翼の子午面上の後縁よりも風上側にあるので補助翼の翼面積が出来る限り小さくできるので、翼の流体摩擦を低減できてファン効率をより高められ、斜流ファンとしてのコストを低減できる。
以上によって、セパレート型ルームエアコン室外機の熱交換促進用の送風機などに利用できるし、また、換気扇や扇風機にも展開が可能である。
本発明に関する第1の参考例における送風機羽根車の平面図 本発明に関する第1の参考例における送風機羽根車の子午面図 本発明に関する第1の参考例における送風機羽根車の動作状況を示した模式図 本発明に関する第1の参考例における送風機羽根車の風量当たりの1Nz音を従来の構成と比較した特性図 本発明の実施の形態における送風機羽根車の平面図 本発明の実施の形態における送風機羽根車の子午面図 本発明の実施の形態における送風機羽根車の平面図 本発明の実施の形態における送風機羽根車の子午面図 本発明の実施の形態における送風機羽根車の平面図 本発明の実施の形態における送風機羽根車の子午面図 本発明の実施の形態における送風機羽根車の平面図 本発明の実施の形態における送風機羽根車の子午面図 従来の送風機羽根車を示す模式図
符号の説明
1 送風機羽根車
2 主翼
3 補助翼
3a 補助翼の後縁
4 ハブ
5 前縁
6 後縁
7 チップ部
8 モータ
9 オリフィス
10 3角状の翼
11 前縁
12 補助翼の前縁
13 補助翼の前縁
21 送風機羽根車
22 主翼
23 補助翼
23a 補助翼の後縁
24 ハブ
25 前縁
26 後縁
27 チップ部

Claims (4)

  1. 円錐台状のハブに、複数枚の翼を設けてなる斜流ファンにおいて、翼枚数が2枚からなる主翼を設け、前記主翼の外周側弦長がハブ側弦長より長く、前記主翼の前縁を半径方向に対して回転方向に前傾した螺旋曲線にて構成し、前記主翼の間に翼枚数が全体として2枚からなる補助翼を設け、前記補助翼は外周側弦長がハブ側弦長より長く、前記補助翼の前縁を半径方向の直線とし、前記補助翼の半径方向長さが前記主翼の半径方向長さより短く、且つ、前記補助翼の外周側の羽根高さが同円周部の前記主翼の羽根高さより高く構成して、前記補助翼の子午面上の後縁が前記主翼の子午面上の後縁より風上側に位置るように構成した送風機羽根車。
  2. 円錐台状のハブに、複数枚の翼を設けてなる斜流ファンにおいて、翼枚数が2枚からなる主翼を設け、前記主翼の外周側弦長がハブ側弦長より長く、前記主翼の前縁を半径方向の直線とし、前記主翼の間に翼枚数が全体として2枚からなる補助翼を設け、前記補助翼は外周側弦長がハブ側弦長より長く、前記補助翼の前縁を半径方向に対して回転方向に前傾させた直線で構成し、前記補助翼の半径方向長さが前記主翼の半径方向長さより短く、且つ、前記補助翼の外周側羽根高さが同円周部の前記主翼の羽根高さより高く構成して、前記補助翼の子午面上の後縁が前記主翼の子午面上の後縁より風上側に位置るように構成した送風機羽根車。
  3. 円錐台状のハブに、複数枚の翼を設けてなる斜流ファンにおいて、翼枚数が2枚からなる主翼を設け、前記主翼の外周側弦長がハブ側弦長より長く、前記主翼の前縁を半径方向の直線とし、前記主翼の間に翼枚数が全体として2枚からなる補助翼を設け、前記補助翼は外周側弦長がハブ側弦長より長く、前記補助翼の前縁を半径方向に対して回転方向に前傾させた螺旋曲線にて構成し、前記補助翼の半径方向長さが前記主翼の半径方向長さより短く、且つ、前記補助翼の外周側羽根高さが同円周部の前記主翼の羽根高さより高く構成して、前記補助翼の子午面上の後縁が前記主翼の子午面上の後縁より風上側に位置るように構成した送風機羽根車。
  4. 円筒状のハブに、複数枚の翼を設けてなるプロペラファンにおいて、翼枚数が2枚からなる主翼を設け、前記主翼の外周側弦長がハブ側弦長より長く、前記主翼の前縁を半径方向に対して回転方向に前傾した螺旋曲線で構成し、前記主翼の間に翼枚数が全体として2枚からなる補助翼を設け、前記補助翼は外周側弦長がハブ側弦長より長く、前記補助翼の前縁を半径方向の直線とし、前記補助翼の半径方向長さが前記主翼の半径方向長さより短く、且つ、前記補助翼の外周側羽根高さが同円周部の前記主翼の羽根高さより高く構成して、前記補助翼の子午面上の後縁が前記主翼の子午面上の後縁より風上側に位置するように構成した送風機羽根車。
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