JP4527856B2 - 外壁目地構造及び外壁目地施工方法 - Google Patents

外壁目地構造及び外壁目地施工方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ユニット住宅等、建築物の隣接配置された建物ユニット間或いは外壁部材の突き合わせ部分を塞ぐ外壁目地構造及び外壁目地施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のユニット住宅等、建築物では、図15に示すように、複数の建物ユニット2,2が隣接配置されて、ユニット建物1が構成されている。
【0003】
このようなものでは、外壁を構成する一対の壁板部材3,3間に、目地部4が形成されている。
【0004】
隣接配置された建物ユニット2,2間の接合は、図16に示す特公平5−38102号公報に記載されたような板金製接続具5を用いたものが知られている。
【0005】
このようなものでは、壁板部材3,3の上面に、板金製接続具5を掛け渡し、複数の釘6…を用いて建物ユニット2,2間を固着する様に構成されている。
【0006】
次に、この従来の建築物の作用について説明する。
【0007】
このように構成された従来のものでは、前記板金製接続具5によって壁板部材3,3が接合されるので、所定の厚みを有する木製の頭つなぎ材に比べて、これらの建物ユニット2,2の上に載置される上階建物ユニットの天井高さを高く設定することが出来る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の外壁の目地構造では、以下のような問題点があった。
【0009】
すなわち、図15中二点鎖線に示すように、隣接配置された建物ユニット2,2に外力が作用することにより、壁板部材3,3間の目地部4に、面内剪断応力が加わることがある。
【0010】
このため、目地部4に、跨って装飾用のタイル等を貼設してある場合には、この剪断応力によって生じる面内剪断変位を抑制しなければならない。
【0011】
そこで、本発明の目的は、上記の問題点を解消し、面内剪断変位を抑制して、外観品質を良好に保持できる外壁目地構造及び外壁目地施工方法を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、建物の隣接配置される一対の外壁間で、一対の壁板部材が、外壁端縁よりも所定距離後退して貼設されることにより、該壁板部材の両側縁部を所定間隔離間させて突き合わせた目地部の前記外壁端縁間に、スペーサを介挿すると共に、一方の外壁端縁側から、該スペーサを貫通して、他方の外壁まで到達する固定具が少なくとも一対斜めに設けられて上面視クロス状に固定される外壁目地構造を特徴としている。
【0013】
このように構成された請求項1記載の外壁目地構造では、前記一方の外壁端縁から他方の外壁まで到達するように、前記スペーサを貫通して前記一対の固定具が上面視クロス状に、前記目地部に設けられているので、該目地部に面内剪断方向の応力が加わっても、すくなくとも一方の固定具が、外壁間の相対移動を阻止し、面内剪断変位が抑制される。
【0014】
また、請求項2に記載されたものでは、前記目地部に跨ってタイルが貼設される請求項1記載の外壁目地構造を特徴としている。
【0015】
このように構成された請求項2記載のものでは、前記スペーサを貫通する一対の固定具が上面視クロス状に、前記目地部に設けられているので、面内剪断変位が抑制される。
【0016】
このため、前記目地部に跨ってタイルが、貼設されていても、脱落や割れを生じることがない。
【0017】
そして、請求項3に記載されたものでは、前記建物は、複数の建物ユニットが組み合わされてなるユニット建物であると共に、前記外壁は、隣接配置される建物ユニットに設けられている請求項1又は2記載の外壁目地構造を特徴としている。
【0018】
このように構成された請求項3記載のものでは、前記外壁に予め工場等内で、タイルを貼設し、施工現場で建物ユニットを隣接配置した後、目地部に、前記外壁に貼設されたタイルと略同一のタイルを貼設することにより、施工現場での工数を減少させて、短期間で、略全域に渡り均質の外壁が得られる。
【0019】
更に、請求項4に記載されたものでは、前記外壁端縁よりも所定距離後退して貼設される壁板部材の側縁部と、前記外壁端縁間に跨って貼設される塞ぎ壁板部材との間に、目地テープを貼設する請求項1乃至3のうち少なくともいづれか一項記載の外壁目地構造を特徴としている。
【0020】
このように構成された請求項4記載のものでは、前記壁板部材の側縁部と前記塞ぎ壁板部材との間に目地テープが貼設される。目地テープは薄く、比較的、前記壁板部材に予め塗布された塗装の厚みと合わせやすいので、凹凸量を減少させて、前記タイル等を該目地部に跨らせて貼設しやすい。
【0021】
このため、更に、外観品質を向上させることが出来る。
【0022】
また、請求項5に記載されたものでは、建物の隣接配置される一対の外壁間で、一対の壁板部材が、外壁端縁よりも所定距離後退して貼設されることにより、該壁板部材の両側縁部を所定間隔離間させて突き合わせた目地部の前記外壁端縁間に、スペーサを介挿すると共に、一方の外壁端縁側から、該スペーサを貫通して、他方の外壁まで到達するように一対の固定具を斜めに貫通させて、上面視クロス状に固定する外壁目地施工方法を特徴としている。
【0023】
このように構成された請求項5記載のものでは、一対の固定具が、目地部の外壁端縁から前記壁板部材が後退して貼設された部分を利用して貫通されているので、該目地部の外壁端縁を覆うように、該固定具の上から例えば、塞ぎ壁板部材を貼設することにより、前記固定具を隠すことが出来、外観品質を良好なものとする事が出来る。
【0024】
【発明の実施の形態1】
以下、本発明の具体的な実施の形態1について、図示例と共に説明する。なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明する。
【0025】
図1乃至図14は、この発明の実施の形態1の外壁目地構造及び外壁目地施工方法を示すものである。
【0026】
まず、構成から説明すると、この実施の形態1では、図6に示すように、建築物としてのユニット建物10を構成する隣接配置された建物ユニット11,11の各外壁面部11a,11aには、各々壁板部材12,12が、一対装着されている。
【0027】
この一対の壁板部材12,12間には、図8に示すように、外壁端縁11b,11bよりも所定距離w1後退して貼設されることにより、これらの壁板部材12,12の間に、この壁板部材12,12の両側縁部12a,12aを所定間隔w離間させて突き合わせてなる目地部13が形成されている。
【0028】
この目地部13の外壁端縁11bから前記壁板部材12が後退して貼設された凹部11c,11cには、水平断面略L字状を呈する合成樹脂製の防水シート部材9,9が添着されている。
【0029】
また、この外壁端縁11b,11bには、前記壁板部材12と略同一厚みを有する塞ぎ壁板部材14が、跨るように貼設されている。
【0030】
更に、この実施の形態1では、予め工場内にて、塞ぎ壁板部材14の表面及び壁板部材12の表面に、アクリルエマルジョン塗装の平吹き層15が設けられている。そして、この壁板部材12の平吹き層15の表面には、図示省略のタイルが複数貼設されている。
【0031】
また、前記外壁端縁11b,11b間には、図5に示すような所定厚みを有する木製スペーサ8が介挿される。
【0032】
次に、この実施の形態1の外壁目地構造及び外壁目地施工方法の作用について、図7に示すフローチャートの施工順序に沿って図1乃至図14を用いて説明する。
【0033】
このように構成されたこの実施の形態1の外壁目地構造及び外壁目地施工方法では、まず、図1に示すように、予め工場内にて、予め建物ユニット11の外壁面部11aに、壁板部材12が貼設される。
【0034】
次に、図2に示すように、予め工場内にて、基材16の表面及び壁板部材12の表面に渡り、表面が略平坦となるように、アクリルエマルジョン塗装の平吹き層19が吹き付け塗装されて、乾燥されると共に、装飾用のタイルが複数貼設される。
【0035】
そして、施工現場まで搬送されたこれらの建物ユニット11,11は、図1乃至図4に示すように外壁端縁11b,11bを突き合わせて隣接配置される。
【0036】
この際、この一対の壁板部材12,12の側縁部12a,12aが、高さ方向で略一致するように隣接配置される。
【0037】
まず、Step1では、この目地部13の外壁端縁11b,11b間には、前記木製スペーサ8,8が、上下方向に沿って所定間隔を置いて介挿され、Step2では、ユニット間壁上の防水施工が行われる。
【0038】
そして、Step3では、前記防水シート部材9,9の上から、固定具としての釘6…が打ち込まれてスタッドの縫い合わせ固定が行われる。
【0039】
これらの釘6…は、前記一方の外壁端縁11b側から、前記木製スペーサ8を貫通して、他方の外壁端縁11bまで到達するように、左右複数対、斜めに設けられて上面視クロス状を呈するように固定される。
【0040】
Step4では、ユニット間水切りテープ7の貼設施工が、図8に示すように行われる。
【0041】
Step5では、図9及び図10に示すように、この目地部13の外壁端縁11b,11b間には、前記壁板部材12と略同一厚みを有する塞ぎ壁板部材14が跨るように貼設される。
【0042】
そして、図11及び図12に示すように、この実施の形態1の壁板部材12には、その側縁部12aの表面側及び、前記塞ぎ壁板部材14の両側縁部14a,14aには、非塗装部20,21が各々形成されている。
【0043】
Step6では、図11に示すように、前記側縁部12a,12aと前記塞ぎ壁板部材14の両側縁部14b,14bとの間に形成された間隙に、ガスケット部材23,23が各々埋設装着される。
【0044】
Step7では、図12に示すようにこのガスケット部材23,23の上から前記壁板部材12の非塗装部20と、前記塞ぎ壁板部材14の非塗装部21との間に、跨るように目地テープ24,24が貼設される。この際、押付用ローラで、しわがよらないように押さえつけられる。
【0045】
Step8では、目地テープ24が貼られていない前記非塗装部20,21に、チューブ入りタッチアップ塗料27が塗布されて、ゴムヘラ等により平坦にならされる。
【0046】
このように、前記壁板部材12の側縁部12aの表面及び、前記塞ぎ壁板部材14の両側縁部に形成された非塗装部20,21に目地テープ24,24が貼設されるので、目地テープ24,24の厚みが、前記塗装層25,26の厚みによって緩和されて凹凸量が減少されている。
【0047】
このため、目地部13であっても、タッチアップ塗料27を用いることにより比較的容易に、略平坦な外壁を得られて、外観品質を向上させることが出来る。
【0048】
更に、目地テープ24,24の貼設による凹凸量が、非塗装部20,21によって減少されるので、外壁の仕上げ工程を簡略化出来、工期を短縮することが出来る。
【0049】
Step9では、モールディング施工が行われると共に、Step10では、図14に示すように、前記目地部13に跨ってタイル30…が貼設される。
【0050】
上述してきたように、前記一方の外壁端縁11bから他方の外壁端縁11bまで到達するように、前記木製スペーサ8を貫通して前記複数対の釘6,6が、上面視クロス状に、前記目地部13に設けられている。
【0051】
このため、この目地部13に面内剪断方向の応力が加わっても、すくなくとも一方の釘6が、くさび状に他方の外壁端縁11bに刺さることにより、外壁面部11a,11a間の相対移動を阻止し、面内剪断変位が抑制される。
【0052】
また、前記木製スペーサ8を貫通する左右対の釘6,6が上面視クロス状に、前記目地部13に設けられているので、面内剪断変位が抑制され面内外方向に段差が発生する虞が少ない。
【0053】
このため、前記目地部13、特に、この実施の形態1では、ガスケット23介挿部分の目地テープ24の上に跨ってタイル30が、貼設されていても、脱落や割れを生じることがない。
【0054】
そして、前記外壁の壁板部材12,12に予め工場等内で、タイル30…を貼設し、施工現場で建物ユニット11,11を隣接配置した後、目地部13に、前記外壁に貼設されたタイル30と略同一のタイル30を貼設することにより、施工現場での工数を減少させて、短期間で、略全域に渡り均質の外壁が得られる。
【0055】
更に、前記壁板部材12の側縁部12aと前記塞ぎ壁板部材14との間に目地テープ24が貼設される。目地テープ24は薄く、比較的、前記壁板部材12に予め塗布された塗装の厚みと合わせやすいので、凹凸量を減少させて、前記タイル30等をこの目地部13に跨らせて貼設しやすい。
【0056】
このため、更に、外観品質を向上させることが出来る。
【0057】
また、複数対の釘6,6が、目地部13の外壁端縁11b,11bから前記壁板部材12,12が後退して貼設された凹部11cを利用して貫通されている。このため、この目地部13の外壁端縁11b,11bを覆うように、これらの釘6,6の上から、塞ぎ壁板部材14を貼設することにより、前記釘6,6を隠すことが出来、外観品質を良好なものとする事が出来る。
【0058】
以上、この発明の実施の形態1を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態1に限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
【0059】
例えば、前記実施の形態1では、建物ユニット11,11を複数組み合わせて構成されるユニット建物10に外壁目地構造及び外壁目地施工方法を適用したものを示して説明してきたが、特にこれに限らず、他のプレハブ工法或いは、在来木造建築物であっても、一対の外壁間に、目地部が形成されるものであるならばよいことは当然である。
【0060】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1の発明によれば、前記一方の外壁端縁から他方の外壁まで到達するように、前記スペーサを貫通して前記一対の固定具が上面視クロス状に、前記目地部に設けられているので、該目地部に面内剪断方向の応力が加わっても、すくなくとも一方の固定具が、外壁間の相対移動を阻止し、面内剪断変位が抑制される。
【0061】
また、請求項2に記載されたものでは、前記スペーサを貫通する一対の固定具が上面視クロス状に、前記目地部に設けられているので、面内剪断変位が抑制される。
【0062】
このため、前記目地部に跨ってタイルが、貼設されていても、脱落や割れを生じることがない。
【0063】
そして、請求項3に記載されたものでは、前記外壁に予め工場等内で、タイルを貼設し、施工現場で建物ユニットを隣接配置した後、目地部に、前記外壁に貼設されたタイルと略同一のタイルを貼設することにより、施工現場での工数を減少させて、短期間で、略全域に渡り均質の外壁が得られる。
【0064】
更に、請求項4に記載されたものでは、前記壁板部材の側縁部と前記塞ぎ壁板部材との間に目地テープが貼設される。目地テープは薄く、比較的、前記壁板部材に予め塗布された塗装の厚みと合わせやすいので、凹凸量を減少させて、前記タイル等を該目地部に跨らせて貼設しやすい。
【0065】
このため、更に、外観品質を向上させることが出来る。
【0066】
また、請求項5に記載されたものでは、一対の固定具が、目地部の外壁端縁から前記壁板部材が後退して貼設された部分を利用して貫通されているので、該目地部の外壁端縁を覆うように、該固定具の上から例えば、塞ぎ壁板部材を貼設することにより、前記固定具を隠すことが出来、外観品質を良好なものとする事が出来る、という実用上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の外壁目地構造及び外壁目地施工方法で、図2中C−C線に沿った位置での水平断面図である。
【図2】実施の形態1の外壁目地構造及び外壁目地施工方法で、ユニット建物の全体の構成を説明する分解斜視図である。
【図3】実施の形態1の外壁目地構造及び外壁目地施工方法で、図2中D−D線に沿った位置での断面図である。
【図4】実施の形態1の外壁目地構造及び外壁目地施工方法で、目地部の正面図ある。
【図5】実施の形態1の外壁目地構造及び外壁目地施工方法に用いられる木製スペーサの斜視図である。
【図6】実施の形態1の外壁目地構造及び外壁目地施工方法が適用されるユニット建物の平面図である。
【図7】実施の形態1の外壁目地施工方法の手順を示すフローチャート図である。
【図8】実施の形態1の外壁目地構造及び外壁目地施工方法で、ユニット間水切りテープを貼設した目地部の斜視図である。
【図9】実施の形態1の外壁目地構造及び外壁目地施工方法で、塞ぎ壁板部材を貼設する様子を説明する斜視図である。
【図10】実施の形態1の外壁目地構造及び外壁目地施工方法で、塞ぎ壁板部材を貼設する様子を説明する図9中A−A線に沿った位置での断面図である。
【図11】実施の形態1の外壁目地構造及び外壁目地施工方法で、目地材を装着する様子を説明する斜視図である。
【図12】実施の形態1の外壁目地構造及び外壁目地施工方法で、目地テープを貼設する様子を説明する斜視図である。
【図13】実施の形態1の外壁目地構造及び外壁目地施工方法で、タッチアップ塗料を塗布した目地部の斜視図である。
【図14】実施の形態1の外壁目地構造及び外壁目地施工方法で、タイルを貼設した目地部の水平方向断面図である。
【図15】従来例のユニット建物で、面内剪断変位を説明する模式図である。
【図16】従来例のユニット建物で、建物ユニット間の接合を説明する斜視図である。
【符号の説明】
6 釘(固定具)
8 木製スペーサ(スペーサ)
10 ユニット建物(建物)
11a 外壁面部(壁面部)
11b 外壁端縁
12 壁板部材
12a 側縁部
13 目地部
14 塞ぎ壁板部材
24 目地テープ
30 タイル

Claims (5)

  1. 建物の隣接配置される一対の外壁間で、一対の壁板部材が、外壁端縁よりも所定距離後退して貼設されることにより、該壁板部材の両側縁部を所定間隔離間させて突き合わせた目地部の前記外壁端縁間に、スペーサを介挿すると共に、一方の外壁端縁側から、該スペーサを貫通して、他方の外壁まで到達する固定具が少なくとも一対斜めに設けられて上面視クロス状に固定されることを特徴とする外壁目地構造。
  2. 前記目地部に跨ってタイルが貼設されることを特徴とする請求項1記載の外壁目地構造。
  3. 前記建物は、複数の建物ユニットが組み合わされてなるユニット建物であると共に、前記外壁は、隣接配置される建物ユニットに設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の外壁目地構造。
  4. 前記外壁端縁よりも所定距離後退して貼設される壁板部材の側縁部と、前記外壁端縁間に跨って貼設される塞ぎ壁板部材との間に、目地テープを貼設することを特徴とする請求項1乃至3のうち少なくともいづれか一項記載の外壁目地構造。
  5. 建物の隣接配置される一対の外壁間で、一対の壁板部材が、外壁端縁よりも所定距離後退して貼設されることにより、該壁板部材の両側縁部を所定間隔離間させて突き合わせた目地部の前記外壁端縁間に、スペーサを介挿すると共に、一方の外壁端縁側から、該スペーサを貫通して、他方の外壁まで到達するように一対の固定具を斜めに貫通させて、上面視クロス状に固定することを特徴とする外壁目地施工方法。
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