JP3243031U - 装飾片張付け壁構造 - Google Patents
装飾片張付け壁構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3243031U JP3243031U JP2023001908U JP2023001908U JP3243031U JP 3243031 U JP3243031 U JP 3243031U JP 2023001908 U JP2023001908 U JP 2023001908U JP 2023001908 U JP2023001908 U JP 2023001908U JP 3243031 U JP3243031 U JP 3243031U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative piece
- base plate
- decorative
- adhesive
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Abstract
【課題】ジョイントテープを使用せず、サイディング等の装飾片下地板の動きによって、タイルや石材等の装飾片に力が働いても、装飾片下地板に割れが生じ難い、装飾片張付け壁構造を提供する。【解決手段】タイルや石材等の装飾片2と、装飾片を張り付けるサイディング等の装飾片下地板5と、装飾片を該装飾片下地板に張り付ける有機系接着剤等の接着剤3と、装飾片下地板を柱やスタッド等に取り付ける構造体からなり、2枚以上に連続して設置される装飾片下地板の板間の面外方向に、少なくとも1枚の装飾片が設置される装飾片張付け壁構造において、装飾片1が少なくとも装飾片下地板5、5´の板間6の面外方向部分では接着剤3で装飾片下地板5、5´と接着しておらず、板間6を構成する装飾片下地板のそれぞれに接着している装飾片張付け壁構造。【選択図】図1
Description
本考案は、装飾片張付け壁構造に関する。
タイル外壁は、高級感や重厚感があって、立体感がある風合いを楽しみことができ、デザイン性の高い住宅とすることができるため、住宅の外壁として使用されること少なくない。
特許文献1には、下地をタイル張り仕上げする際に、その下地に形成された誘発目地をまたぐ形態で張り付けるタイルについて、硬化後も弾性を有する接着材を用いて張り付けることが記載されている。
また、特許文献2には、タイルを下地材へ接着剤で取り付けることにより構築されるタイル壁面において、隣接する2つの下地材の接合部を跨ぐように配置されるタイルを、一方の下地材に対しては接着剤で取着し、上記タイルと他方の下地材との間には接着剤の絶縁手段を設けたることが記載されている。
また、特許文献2には、タイルを下地材へ接着剤で取り付けることにより構築されるタイル壁面において、隣接する2つの下地材の接合部を跨ぐように配置されるタイルを、一方の下地材に対しては接着剤で取着し、上記タイルと他方の下地材との間には接着剤の絶縁手段を設けたることが記載されている。
タイルの下地としてサイディングを使用し、サイディングの板間をまたがってタイルを張り付けた場合、サイディングの動きによってタイルに力が働き、タイルに割れが生じる。ジョイントテープをサイディングの板間に貼ることでサイディングとタイルの縁を切ることができる。
しかしながら、予め、サイディングの板間(ジョイント部)以外を工場でタイル張りした壁パネルとして現場に搬入して組み立てる場合はジョイントテープを施工することが難しい。という問題があった。そこで、本考案では、ジョイントテープを使用せずして、サイディング等の装飾片下地板の動きによって、タイルや石材等の装飾片に力が働いても、装飾片下地板に割れが生じ難い、装飾片張付け壁構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本考案は以下の[1]、[2]の通りである。
[1]タイルや石材等の装飾片と、該装飾片を張り付けるサイディング等の装飾片下地板と、該装飾片を該装飾片下地板に張り付ける有機系接着剤等の接着剤と、該装飾片下地板を取り付ける柱やスタッド等の構造体からなり、2枚以上に連続して設置される該装飾片下地板の板間の面外方向に、少なくとも1枚の該装飾片が設置される装飾片張付け壁構造において、該装飾片が少なくとも該装飾片下地板の該板間の面外方向部分では該接着剤で該装飾片下地板と接着しておらず、該板間を構成する該装飾片下地板のそれぞれに接着していることを特徴とする装飾片張付け壁構造である。
[2]2枚以上に連続して設置される該装飾片下地板の該板間の面外方向に設置された該装飾片は、該装飾片下地板の該板間から、想定される該装飾片下地板の変形により該装飾片が破損せず追従できる程度の範囲において、該接着剤で該装飾片下地板と接着していないことを特徴とする、[1]に示す装飾片張付け壁構造。
。
[1]、[2]を施工方法の観点から記載すると、以下の[3]、[4]のようである。
[3]柱やスタッド等に装飾片下地板取り付け、該装飾片下地板に有機系接着剤等の接着剤を塗布し、該接着剤により該装飾片下地板にタイルや石材等の装飾片を張り付け、2枚以上に連続して設置される該装飾片下地板の板間の面外方向に、少なくとも1枚の該装飾片を設置する装飾片張付ける施工方法において、該装飾片が少なくとも該装飾片下地板の該板間の面外方向部分では該接着剤で該装飾片下地板と接着しておらず、該板間を構成する該装飾片下地板のそれぞれに接着していることを特徴とする装飾片張付け壁の施工方法である。
[4]2枚以上に連続して設置される該装飾片下地板の該板間の面外方向に設置された該装飾片は、該装飾片下地板の該板間から、想定される該装飾片下地板の変形により該装飾片が破損せず追従できる程度の範囲において、該接着剤で該装飾片下地板と接着していないことを特徴とする、[3]に示す装飾片張付け壁の施工方法である。
[1]タイルや石材等の装飾片と、該装飾片を張り付けるサイディング等の装飾片下地板と、該装飾片を該装飾片下地板に張り付ける有機系接着剤等の接着剤と、該装飾片下地板を取り付ける柱やスタッド等の構造体からなり、2枚以上に連続して設置される該装飾片下地板の板間の面外方向に、少なくとも1枚の該装飾片が設置される装飾片張付け壁構造において、該装飾片が少なくとも該装飾片下地板の該板間の面外方向部分では該接着剤で該装飾片下地板と接着しておらず、該板間を構成する該装飾片下地板のそれぞれに接着していることを特徴とする装飾片張付け壁構造である。
[2]2枚以上に連続して設置される該装飾片下地板の該板間の面外方向に設置された該装飾片は、該装飾片下地板の該板間から、想定される該装飾片下地板の変形により該装飾片が破損せず追従できる程度の範囲において、該接着剤で該装飾片下地板と接着していないことを特徴とする、[1]に示す装飾片張付け壁構造。
。
[1]、[2]を施工方法の観点から記載すると、以下の[3]、[4]のようである。
[3]柱やスタッド等に装飾片下地板取り付け、該装飾片下地板に有機系接着剤等の接着剤を塗布し、該接着剤により該装飾片下地板にタイルや石材等の装飾片を張り付け、2枚以上に連続して設置される該装飾片下地板の板間の面外方向に、少なくとも1枚の該装飾片を設置する装飾片張付ける施工方法において、該装飾片が少なくとも該装飾片下地板の該板間の面外方向部分では該接着剤で該装飾片下地板と接着しておらず、該板間を構成する該装飾片下地板のそれぞれに接着していることを特徴とする装飾片張付け壁の施工方法である。
[4]2枚以上に連続して設置される該装飾片下地板の該板間の面外方向に設置された該装飾片は、該装飾片下地板の該板間から、想定される該装飾片下地板の変形により該装飾片が破損せず追従できる程度の範囲において、該接着剤で該装飾片下地板と接着していないことを特徴とする、[3]に示す装飾片張付け壁の施工方法である。
本考案による装飾片張付け壁構造によれば、サイディング等の装飾片下地板の動きによって、タイルや石材等の装飾片に力が働いても、ジョイントテープを使用せずして、装飾片下地板に割れが生じ難くすることができる。
以下、図面を参照しつつ本考案の実施の形態について説明する。本考案は、以下の実施形態に限定されるものではなく、考案の範囲を逸脱しない限りにおいて、変更、修正、改良を加え得るものである。
図1(a)に示すように、装飾片2の裏面の両端の所定長さを占めて接着剤3が塗布されるとき、装飾片2は裏面の両端の所定幅を占めて接着剤3が塗布された装飾片(以下「裏面の両端接着の装飾片」と言う場合がある)1となる。そして、接着剤3によって、裏面の両端接着の装飾片1は、装飾片下地板に張り付けることができる。なお、接着剤3が塗布される前では、その所定長さは、接着剤3が塗布される部分(30)を示すことにもなる。装飾片下地板としては木毛セメント板、木片セメント板、押出成形セメント板、窯業系サイディング、金属系サイディング等のセメント、木材、金属等を用いた板体を用いることができる。そして、装飾片下地板は柱やスタッドに取り付けられる。その際、装飾片下地板は胴縁(縦胴縁、横胴縁を含む)やハットジョイナー、透湿防水紙を介して、取り付け金具や釘を用いて柱に取り付けられてもよい。
裏面の両端接着の装飾片1を使用した施工は、例えば図4に示す公知技術の装飾片張付け壁構造100において、装飾片110を装飾片1に、装飾片下地板107を装飾片下地板5、5´にそれぞれ置き換えた場合の施工に相当する。この場合、装飾片下地板5、5´を取り付ける構造体は、柱101であり、ハットジョイナー104や縦銅縁103、透湿防水シート102を介して釘106で取り付けられる。ここで、公知技術と対比した本考案の特徴は、装飾片1であるから、その特徴を記載した装飾片について、例えば裏面の両端接着の装飾片1(本考案)のようにして記載する。
なお、「裏面」とは、装飾片2が接着剤109を介して装飾片下地板(装飾片下地板107)に張り付けられる側の面のことである。
なお、「裏面」とは、装飾片2が接着剤109を介して装飾片下地板(装飾片下地板107)に張り付けられる側の面のことである。
装飾片2としては、タイルや石材を用いることができる。また、その他セメント系材料や木質系材料を用いることができる。それらの形状は、タイルや石材等を外壁として施工する観点から、所定厚みを有した略矩形が好ましい。接着剤3としては有機系接着剤を用いることができ、エポキシ系等の非弾性接着剤を用いても良いが、変性シリコーン系等の弾性接着剤が望ましい。
後述もするが、推定破断位置4は、裏面の両端接着の装飾片1が例えばタイルであり、それが装飾片下地板のサイディング5、5´を跨いで張り付けられ、サイディング5、5´が動いたときに、破断が接着剤3の塗布された装飾片1に発生すると推定される位置である。装飾片1が例えばタイルで、それが接着剤3によって装飾片下地板のサイディング5、5´に固定されるため、推定破断位置4は、主に接着剤3が塗布された矩形のタイル部分を除いた装飾片2の対角線付近と推定される。詳細は後述する。
図1(b)に示すように、装飾片2の裏面のほぼ全面を占めて接着剤13が塗布されるとき、装飾片2は裏面のほぼ全面を占めて接着剤13が塗布された装飾片(以下「裏面の全面接着の装飾片」と言う場合がある)11となる。そして、接着剤13によって、裏面の全面接着の装飾片11(公知技術)は、連続して設置される装飾片下地板5、5´に張り付けることができる。そして、裏面の全面接着の装飾片11(公知技術)は、装飾片下地板5、5´の板間6の面外方向に設置される。
一方、裏面の両端接着の装飾片1(本考案)は、裏面の全面接着の装飾片11(公知技術)において接着剤13が、接着剤3のように置き換わったものである。すなわち装飾片2は接着剤3によって装飾片下地板5に、接着剤3´によって装飾片下地板5´にそれぞれ接着し、装飾片下地板5、5´の板間6の面外方向部分では接着剤3、3´で装飾片下地板5、5´と接着していない。裏面の両端接着の装飾片1(本考案)の長さをLとすると、想定される該装飾片下地板の変形により該装飾片が破損せず追従できる観点から、その接着していない部分の長さlは、Lの1/4以上の範囲が好ましい。
装飾片下地板5に作用した力により装飾片下地板5がM1方向に、装飾片下地板5´に作用した力により装飾片下地板5´がM2方向に、それぞれ動いた場合には、裏面の全面接着の装飾片11(公知技術)及び裏面の両端接着の装飾片1(本考案)にもっとも発生しやすい割れは次のようになる。
裏面の全面接着の装飾片11(公知技術)が割れる場合は、装飾片下地板5、5´の板間6に割れC11が発生する可能性が高い。一方、裏面の両端接着の装飾片1(本考案)が割れる場合は、接着剤3、3´により装飾片下地板5、5´に接着していない部分(板間6を含む)に、割れC1が発生する可能性が高い。割れC1は、裏面の両端接着の装飾片1(本考案)についてM1方向の動きとM2方向の動きによる力により、7、7´を結んだ直線に沿って発生しやすい。
ここで、割れC11による裏面の全面接着の装飾片11(公知技術)の割れた面の表面積と、割れC1による裏面の両端接着の装飾片1(本考案)の割れた面の表面積を対比すると、後者は前者より大きくなる。ここで、裏面の全面接着の装飾片11(公知技術)と裏面の両端接着の装飾片1(本考案)の厚みは同等である。そして、割れC11、C1を発生させた、装飾片下地板5、5´の動きを生じさせた力は同等であるから、後者に作用する力がかかる範囲は、前者に作用する力がかかる範囲より広くなる。その結果、割れC1の発生は割れC11の発生より抑制されることになる。また、裏面の全面接着の装飾片11と比べて裏面の両端接着の装飾片1は接着面積が小さいため、小さな面積でモーメント力を受けるので、接着剤が変形しやすく、装飾片11に比べて装飾片1にかかる変位量は小さくなるため、割れを生じにくくなる。
図2に示したように、裏面の全面接着のタイル片21(公知技術)は、2枚以上に連続して設置される装飾片下地板5、5´の板間16の面外方向に、少なくとも1枚設置された裏面の全面接着のタイル片21(斜線の部分が接着剤塗布である)である。そして、図1(b)と同様に、装飾片下地板5、5´のそれぞれのM1、M2方向の動きに基づく、裏面の全面接着のタイル片21(公知技術)に生ずるM1´、M2´方向の動きにより、タイル片下地板の板間において割れが発生しやすい。なお、タイル片下地板は、装飾片下地板の例の1つである。
また、図2に示す裏面の片面接着タイル片31(別の公知技術)は、裏面の全面接着のタイル片11において、接着剤が裏面の全面に塗布されるのではなく、全面の半分にあたる片面に塗布されたものである。そして、裏面の片面接着タイル片31(別の公知技術)は、接着剤23によってタイル片下地板5´に張り付けられ、タイル片下地板5には張り付けられない。そのため、M2´方向の動きを受けても、タイル片下地板5´の動きに従って動くため、裏面の全面接着のタイル片21で発生した割れは発生しない。ところが、張り付けられていない片面が外力で割れたとき欠けたタイル片が落ちるという不具合が生じる。落ちたタイル片が人の頭上に落下すると、怪我の原因になる。
一方、裏面の両端接着タイル片1は、図1(b)で説明したと同様に、裏面の全面接着のタイル片21(公知技術)における割れの発生や、上記のような裏面の片面接着タイル片31のおける落下のおそれを抑制できる。そして、さらに、接着剤に弾性接着剤を用いた場合には、接着剤が変形しやすくタイルのひずみを小さくすることができる。
図3(a)に示すように、従来技術によるタイル外壁の施工は、一般には、足場Sを組み、矩形の裏面の全面接着のタイル片41を、住宅の外壁となる両端から矩形の長手方向を地面と平行にして、順次既に施工されたタイル片下地板に張り付け、タイル片下地板全体を裏面の全面接着のタイル片41(公知技術)によって覆うことに行われる。
ところが、図3(b)に示すように、タイル外壁の施工後に裏面の全面接着のタイル片51、61、71の長手方向の中央に、短手方向にタイル片の端から端までのクラックc2、c3、c4がそれぞれ発生した。その位置は、矩形の裏面の全面接着のタイル片81aとそれに連続して設置された81bの隙間であり、91aとそれに連続して設置された91bの隙間であることから、タイル片下地板の板間であることが分かった。
図4には、装飾片下地板107、これを取り付ける構造体である柱101を含む、装飾片張付け壁構造の断面を斜視図で示す。装飾片110が接着剤109により装飾片下地板107に張り付けられている。ただし、装飾片下地板107の板間に施工されたシーリング105を装飾片110がまたぐ場合には、少なくとも板間を形成する装飾片下地板の一方側と装飾片110が接着剤109により直接接着されることのないように、ジョイントテープ108がタイル張り付け部分を覆うように施工されている。
予め、サイディング等の装飾片下地板109の板間(ジョイント部)以外を工場でタイル等の装飾片110を張り付けた壁パネルとして現場に搬入して組み立てる場合には、板間以外の部分の装飾片110が工場で既に施工された状態で施工現場に搬入されるため、既に施工された装飾片110の隙間に施工現場でジョイントテープ108を施工することが難しいのである。
予め、サイディング等の装飾片下地板109の板間(ジョイント部)以外を工場でタイル等の装飾片110を張り付けた壁パネルとして現場に搬入して組み立てる場合には、板間以外の部分の装飾片110が工場で既に施工された状態で施工現場に搬入されるため、既に施工された装飾片110の隙間に施工現場でジョイントテープ108を施工することが難しいのである。
工場でタイル等の装飾片を張り付けたパネルを作製し、パネルの間のタイル等を現場で張る場合に活用できる。
1:裏面の両端接着の装飾片
2:装飾片
3、3´、13、23:接着剤
4:推定破断位置
5、5´:サイディング
6、16:板間
7、7´:モーメントの最大箇所
11:裏面の全面接着の装飾片
21:裏面の全面接着のタイル片
31:裏面の片面接着タイル片
30:接着剤が塗布される部分
41、81a、81b、91a、91b:裏面の両端接着のタイル片
51、61、71:割れが発生した裏面の両端接着のタイル片
100:公知技術の装飾片張付け壁構造
101:柱
102:防水シート
103:縦銅縁
104:ハットジョイナー
105:シーリング
106:釘
107:装飾片下地板
108: ジョイントテープ
109:接着剤
110:装飾片
C1~C4、C11:割れ
L:装飾片の長さ
l:接着剤で装飾片下地板と接着していない裏面の両端接着の装飾片の長さ(板間の長さを除く)の1/2
M1、M2:装飾片(タイル)下地板の動いた方向
M1´、M2´:タイル片下地板の動いた方向
S:足場
2:装飾片
3、3´、13、23:接着剤
4:推定破断位置
5、5´:サイディング
6、16:板間
7、7´:モーメントの最大箇所
11:裏面の全面接着の装飾片
21:裏面の全面接着のタイル片
31:裏面の片面接着タイル片
30:接着剤が塗布される部分
41、81a、81b、91a、91b:裏面の両端接着のタイル片
51、61、71:割れが発生した裏面の両端接着のタイル片
100:公知技術の装飾片張付け壁構造
101:柱
102:防水シート
103:縦銅縁
104:ハットジョイナー
105:シーリング
106:釘
107:装飾片下地板
108: ジョイントテープ
109:接着剤
110:装飾片
C1~C4、C11:割れ
L:装飾片の長さ
l:接着剤で装飾片下地板と接着していない裏面の両端接着の装飾片の長さ(板間の長さを除く)の1/2
M1、M2:装飾片(タイル)下地板の動いた方向
M1´、M2´:タイル片下地板の動いた方向
S:足場
Claims (2)
- タイルや石材等の装飾片と、該装飾片を張り付けるサイディング等の装飾片下地板と、該装飾片を該装飾片下地板に張り付ける有機系接着剤等の接着剤と、該装飾片下地板を取り付ける柱やスタッド等の構造体からなり、2枚以上に連続して設置される該装飾片下地板の板間の面外方向に、少なくとも1枚の該装飾片が設置される装飾片張付け壁構造において、該装飾片が少なくとも該装飾片下地板の該板間の面外方向部分では該接着剤で該装飾片下地板と接着しておらず、該板間を構成する該装飾片下地板のそれぞれに接着していることを特徴とする装飾片張付け壁構造。
- 2枚以上に連続して設置される該装飾片下地板の該板間の面外方向に設置された該装飾片は、該装飾片下地板の該板間から、想定される該装飾片下地板の変形により該装飾片が破損せず追従できる程度の範囲において、該接着剤で該装飾片下地板と接着していないことを特徴とする、請求項1に示す装飾片張付け壁構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023001908U JP3243031U (ja) | 2023-06-02 | 2023-06-02 | 装飾片張付け壁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023001908U JP3243031U (ja) | 2023-06-02 | 2023-06-02 | 装飾片張付け壁構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3243031U true JP3243031U (ja) | 2023-07-28 |
Family
ID=87346873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023001908U Active JP3243031U (ja) | 2023-06-02 | 2023-06-02 | 装飾片張付け壁構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3243031U (ja) |
-
2023
- 2023-06-02 JP JP2023001908U patent/JP3243031U/ja active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7121051B2 (en) | Panel for thin bricks and related systems and methods of use | |
US6516578B1 (en) | Thin brick panel system | |
US6247286B1 (en) | Modular structural element | |
US20140083033A1 (en) | Natural rock panel, natural rock veneer panel and panel support apparatus | |
US20100107531A1 (en) | Thin brick matrix panel and related methods and systems | |
AU2009317887A1 (en) | A support bracket | |
JP2006283541A (ja) | 貼着仕上げ材の下地部材本体と、その貼着仕上げ材の下地部材本体を使用した仕上げ工法。 | |
RU136465U1 (ru) | Фасадный облицовочный модуль (варианты) | |
JP2018066223A (ja) | 石材を含む建築物用外壁材及び当該建築物用外壁材を使用した建築物の外壁施工方法 | |
JP3243031U (ja) | 装飾片張付け壁構造 | |
CA3086420C (en) | A facade unit mounting apparatus | |
JPH02256765A (ja) | 建造物のフアサードを化粧するための建築部材 | |
JPS6175160A (ja) | 床施工法 | |
KR20100003760A (ko) | 건물 치장 패널 | |
JP2008088801A (ja) | 内装建材 | |
JP4527856B2 (ja) | 外壁目地構造及び外壁目地施工方法 | |
JP2008088801A5 (ja) | ||
NL2024557B1 (nl) | Werkwijze het isoleren van een constructief ruimtebegrenzingsonderdeel van een gebouw, buitengevelplaat en isolatieplaat | |
JP2008291469A (ja) | 化粧壁の形成方法およびレール部材 | |
JP4167375B2 (ja) | 外壁の目地構造及び外壁目地施工方法 | |
JPS6321633Y2 (ja) | ||
EP3091138A1 (en) | A cladding system and a method for cladding a wall surface | |
JP2021177054A (ja) | 耐火被覆部材、耐火被覆構造、耐火被覆部材の製造方法 | |
US20140162011A1 (en) | Element for Dry Joining that Provides Insulation, and Method Incorporating said Element | |
JP2005320759A (ja) | 建築物の外壁 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3243031 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |