JP2001090327A - 床仕上げ材、床仕上げ方法及びユニット建物の床仕上げ方法 - Google Patents

床仕上げ材、床仕上げ方法及びユニット建物の床仕上げ方法

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JP2001090327A
JP2001090327A JP27270999A JP27270999A JP2001090327A JP 2001090327 A JP2001090327 A JP 2001090327A JP 27270999 A JP27270999 A JP 27270999A JP 27270999 A JP27270999 A JP 27270999A JP 2001090327 A JP2001090327 A JP 2001090327A
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JP
Japan
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floor finishing
floor
finishing material
joining
building
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JP27270999A
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English (en)
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Toshihiro Nagase
利宏 長瀬
Yoshitake Shimazaki
善健 嶋崎
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SEKISUI HARMONATE SEKO GIJUTSU
Sekisui Chemical Co Ltd
Sekisui Harmonate Seko Gijutsu Center:Kk
Original Assignee
SEKISUI HARMONATE SEKO GIJUTSU
Sekisui Chemical Co Ltd
Sekisui Harmonate Seko Gijutsu Center:Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユニット建物における工期の短縮化、耐久性
等の品質の安定化などを妨げることの少ない床仕上げ
材、床仕上げ方法及びユニット建物の床仕上げ方法を提
供する。 【解決手段】 隣り合う建物ユニット10,10の各床
仕上げ材2,2の間に配設される接合用の床仕上げ材1
であって、床仕上げ材1の上面に切れ込み101が設け
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物の床仕上げ
材、床仕上げ方法及びユニット建物の床仕上げ方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建物の床仕上げ材は現地での施工
となり、現地での工数がかなりかかっている。そして複
数の建物ユニットに連続する居室である場合など、床仕
上げ材を複数の建物ユニットにまたがって居室の一端か
ら他端まで連続して配列することにより床面が形成され
ている。このような現地施工の方法によれば、建物ユニ
ットの輸送時などに床仕上げ材の表面を傷つける事がな
いが、床仕上げ材の施工を全て現地で行うことになり、
現地での施工作業に手間がかかり、ユニット建物等工業
化住宅に望まれる現地での工期短縮化が充分に図れない
という問題がある。
【0003】そのため、例えば、特開平9−88318
号公報に記載されているように、複数の建物ユニットを
現地で組み合わせて建てられる工業化住宅の床仕上げ構
造であって、各建物ユニットには予め工場で床仕上げ材
が敷設されており、現地において隣り合う建物ユニット
の各床仕上げ材の間に床仕上げ用のジョイント材を配置
する方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
床仕上げ材の施工方法では床仕上げ用のジョイント材の
両側に柔軟性部材を挟み込むことにより隙間は解消され
るが、外観的に満足されず、また床仕上げ材の材質の違
いにより、汚れが目立つ等の恐れがある。
【0005】この発明は、このような実情を背景として
なされたもので、ユニット建物における工期の短縮化、
耐久性等の品質の安定化などを妨げることの少ない床仕
上げ材、床仕上げ方法及びユニット建物の床仕上げ方法
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、隣り合う各床仕上げ材の間に配設される接合用の床
仕上げ材であって、床仕上げ材の上面に切れ込みが設け
られていることを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、床仕上げ方法で
あって、隣り合う各床仕上げ材の間に、請求項1に記載
の床仕上げ材を上面の切れ込み部で折り曲げしながらセ
ットし、叩き込んで設置することを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、ユニット建物の
床仕上げ方法であって、建物ユニットの床仕上げ材は予
め工場で設置され、隣り合う建物ユニットの各床仕上げ
材の間に請求項1に記載の床仕上げ材を現地で施工する
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明は、隣り合う各床仕上げ
材の間に配設される接合用の床仕上げ材であって、床仕
上げ材の上面に切れ込みが設けられている。そして隣り
合う各床仕上げ材の間に、隙間と同じ長さの接合用の床
仕上げ材を、折り曲げながら容易に設置することができ
る。また、接合用の床仕上げ材の上面の切れ込みは設置
後は床仕上げ材の目地部となり、床面が一様な外観を呈
し美麗に仕上がる。さらに床仕上げ材と材質を合わせる
ことができ耐久性等の品質も優れている。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
床仕上げ材を用いた床仕上げ方法であって、隣り合う各
床仕上げ材の間に、接合用の床仕上げ材を上面の切れ込
み部で折り曲げしながらセットし、叩き込んで設置す
る。即ち、各床仕上げ材の間の隙間とほぼ同じ長さ
(巾)の接合用の床仕上げ材を上面が凸の状態で折り曲
げることにより隙間に容易に差し込むことができ、床仕
上げ材のさね部/小穴部と、接合用の床仕上げ材の小穴
部/さね部と、を嵌合させて上面より叩き込むことによ
り設置することができる。
【0011】請求項3に記載の発明は、建物ユニットの
床仕上げ材は予め工場で設置され、隣り合う建物ユニッ
トの各床仕上げ材の間に請求項1に記載の床仕上げ材を
現地で施工するので、現地での施工工数が大幅に削減さ
れ、工期の短縮が図られ、また接合用の床仕上げ材を建
物ユニットの床仕上げ材の材質と合わせることにより外
観も美麗に仕上がり耐久性にも優れる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1(イ)は本発明の一実施形態
の建物ユニット10,10が互いに隣り合う位置に配置
されたユニット建物の斜視図、(ロ)は(イ)図A部の
部分断面図、図2(イ)は建物ユニットの各床仕上げ材
の平面図、(ロ)は(イ)図X−X線断面図、図3は本
発明の接合用の床仕上げ材の断面を示し、(イ)は上面
の切り込みが1つ、(ロ)は上面の切り込みが2つ、
(ハ)は上面の切り込みが3つ、であるものをそれぞれ
示す断面図である。
【0013】図1(イ)の建物ユニット10,10は相
対向する長辺側の壁パネル11,11が立設され、短辺
側の壁パネル12,12が連続して立設され、床パネル
13,13が連続して形成されている。図1(ロ)に示
すように、床パネル13は床梁5,5・・の上に床下地
材であるパーチクルボードを敷設し、その上に合板3を
敷設し釘で固定する。次に床仕上げ材2,2・・の裏面
側は接着剤を塗布し、さね接合により合板3の上に敷設
されている。ここまでは予め工場で敷設されている。
【0014】床仕上げ材2は図2に示すように、長さ1
818mm、巾303mm、厚さ12mmの合板からな
り、上面には0.3mm厚の化粧材が張設され、長さ方
向に沿って等間隔(7.575mm巾)に目地と呼ばれ
る巾2.4mm、巾方向の両端より入射角45°で深さ
1.2mmのV溝の切れ込み201が入っている。また
目地巾ごとに、長さの異なる位置に切れ込みのない目地
模様202が設けられている。即ち床仕上げ材2を順次
縦横に敷設されることにより目地模様202が乱に配設
されることになる。
【0015】次に建物ユニット10,10は現地に輸送
され隣接配置される。図1(ロ)に示すように、建物ユ
ニット10,10間の床パネル13,13の隙間に、ま
ず床下地材と同じ材質の接合用パーチクルボード41及
びその上に接合用合板31を敷設しそれぞれ釘で固定す
る。そして、本発明の接合用の床仕上げ材1の小穴部1
03を床仕上げ材2(図中左部)のさね部に合わせ、次
に接合用の床仕上げ材1のさね部102を床仕上げ材2
(図中右部)の小穴部に合わせる。そうすると、接合用
の床仕上げ材1の切れ込み部101,101,・・・が
上面側に隙間を有した状態で上に凸状に盛り上がる。盛
り上がり部にあて木6をして、ハンマー7等で上から叩
き、接合用の床仕上げ材1を滑り込ませるように床パネ
ル13,13の隙間に納める。
【0016】本発明の接合用の床仕上げ材1は床仕上げ
材2と同様な材質であることが好ましい。但し、接合用
の床仕上げ材1の裏面側105はシートのように連続し
ている事が好ましく、例えば接合用の床仕上げ材1の裏
面側105は両面粘着テープ等で接合されていてもよ
い。また、接合用の床仕上げ材1の上面は床仕上げ材2
と同様な化粧材でなるから外観的にも床仕上げ材2と区
別がつかず、汚れが目立つことがない。
【0017】また、図3に示すように、建物ユニット1
0,10間の床パネル13,13の隙間の巾に応じて、
(イ)図のような、切れ込みが1箇所の接合用床仕上げ
材1A、(ロ)図のような、切れ込みが2箇所の接合用
床仕上げ材1B、(ハ)図のような、切れ込みが3箇所
の接合用床仕上げ材1Cが適宜用いられる。そして切れ
込みと切れ込みとの間の間隔は床仕上げ材2の目地間の
間隔(7.575mm巾)に合わせれば、施工後は切れ
込み101は目地となり見栄えがよい。さらに、接合用
床仕上げ材1の両端部さね部の形状は上面側が凸の10
2Aのような形状でもよい。
【0018】本実施形態によれば、以下の作用がある。 (1)床仕上げ材2は予め工場で施工することができ、
建物ユニット10,10間の隙間のみ現地で後付けする
だけでよく、現地施工工数が減り、工期の短縮が図れ
る。 (2)接合用の床仕上げ材1が折れ曲がるので、建物ユ
ニット10,10間の床パネル13,13の隙間に容易
に施工できる。 (3)床仕上げ材2と接合用の床仕上げ材1と同一材質
で形成されているので、施工後の外観性に優れ、経時変
化によって材質の違いによる外観変化の相違(汚れ)等
が発生することがない。 (4)接合用の床仕上げ材1の上面側の切れ込み101
と切れ込み101との間の間隔を床仕上げ材2の目地間
の間隔合わせることにより施工後は接合用の床仕上げ材
1の切れ込み101が目地となり外観上一体となり見栄
えがよい。
【0019】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、隣り合う各床
仕上げ材の間に配設される接合用の床仕上げ材であっ
て、床仕上げ材の上面に切れ込みが設けられている。そ
して隣り合う各床仕上げ材の間に、隙間と同じ長さの接
合用の床仕上げ材を、折り曲げながら容易に設置するこ
とができる。また、接合用の床仕上げ材の上面の切れ込
みは設置後は床仕上げ材の目地部となり、床面が一様な
外観を呈し美麗に仕上がる。さらに床仕上げ材と材質を
合わせることができ耐久性等の品質も優れている。
【0020】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
床仕上げ材を用いた床仕上げ方法であって、隣り合う各
床仕上げ材の間に、接合用の床仕上げ材を上面の切れ込
み部で折り曲げしながらセットし、叩き込んで設置す
る。即ち、各床仕上げ材の間の隙間とほぼ同じ長さ
(巾)の接合用の床仕上げ材を上面が凸の状態で折り曲
げることにより隙間に容易に差し込むことができ、床仕
上げ材のさね部/小穴部と、接合用の床仕上げ材の小穴
部/さね部と、を嵌合させて上面より叩き込むことによ
り設置することができる。
【0021】請求項3に記載の発明は、建物ユニットの
床仕上げ材は予め工場で設置され、隣り合う建物ユニッ
トの各床仕上げ材の間に請求項1に記載の床仕上げ材を
現地で施工するので、現地での施工工数が大幅に削減さ
れ、工期の短縮が図られ、また接合用の床仕上げ材を建
物ユニットの床仕上げ材の材質と合わせることにより外
観も美麗に仕上がり耐久性にも優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)は本発明の一実施形態の建物ユニットが
互いに隣り合う位置に配置されたユニット建物の斜視
図、(ロ)は(イ)図A部の部分断面図である。
【図2】(イ)は建物ユニットの各床仕上げ材の平面
図、(ロ)は(イ)図X−X線断面図である。
【図3】本発明の接合用の床仕上げ材の断面を示し、
(イ)は上面の切り込みが1つ、(ロ)は上面の切り込
みが2つ、(ハ)は上面の切り込みが3つ、であるもの
をそれぞれ示す断面図である。
【符号の説明】
1 接合用の床仕上げ材 2 床仕上げ材 3 合板 4 床下地材(パーチクルボード) 5 床梁 6 あて木 7 ハンマー 10 建物ユニット 11 壁パネル 12 壁パネル 13 床パネル 101 切れ込み 102 さね部 103 小穴
フロントページの続き (72)発明者 嶋崎 善健 茨城県つくば市和台32 株式会社セキスイ ハーモネート施工技術センター内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣り合う各床仕上げ材の間に配設される
    接合用の床仕上げ材であって、床仕上げ材の上面に切れ
    込みが設けられていることを特徴とする床仕上げ材。
  2. 【請求項2】 隣り合う各床仕上げ材の間に、請求項1
    に記載の床仕上げ材を上面の切れ込み部で折り曲げしな
    がらセットし、叩き込んで設置することを特徴とする床
    仕上げ方法。
  3. 【請求項3】 建物ユニットの床仕上げ材は予め工場で
    設置され、隣り合う建物ユニットの各床仕上げ材の間に
    請求項1に記載の床仕上げ材を現地で施工することを特
    徴とするユニット建物の床仕上げ方法。
JP27270999A 1999-09-27 1999-09-27 床仕上げ材、床仕上げ方法及びユニット建物の床仕上げ方法 Pending JP2001090327A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016130424A (ja) * 2015-01-14 2016-07-21 トヨタホーム株式会社 建物の床構造
JP2018012924A (ja) * 2016-07-19 2018-01-25 トヨタホーム株式会社 建物構造及びその製造方法
JP2018087473A (ja) * 2016-11-30 2018-06-07 積水化学工業株式会社 床構造および床の施工方法

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