JP4522262B2 - 化合物 - Google Patents
化合物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4522262B2 JP4522262B2 JP2004548887A JP2004548887A JP4522262B2 JP 4522262 B2 JP4522262 B2 JP 4522262B2 JP 2004548887 A JP2004548887 A JP 2004548887A JP 2004548887 A JP2004548887 A JP 2004548887A JP 4522262 B2 JP4522262 B2 JP 4522262B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dihydro
- hydroxy
- amino
- oxo
- pyrido
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- ITYQUMRHPLJAMW-CKQQTVSASA-N COc1nccc2cccc(NC[C@](CC3)(CC[C@@H]3NCc(nc3N4)ccc3SCC4=O)O)c12 Chemical compound COc1nccc2cccc(NC[C@](CC3)(CC[C@@H]3NCc(nc3N4)ccc3SCC4=O)O)c12 ITYQUMRHPLJAMW-CKQQTVSASA-N 0.000 description 1
- SODCMJHMATZOMX-SYYKKAFVSA-N Cc(ccc1ccc2)nc1c2NC([C@H](CC[C@H]1NCc2ncc3OCCOc3c2)C[C@H]1OC)=O Chemical compound Cc(ccc1ccc2)nc1c2NC([C@H](CC[C@H]1NCc2ncc3OCCOc3c2)C[C@H]1OC)=O SODCMJHMATZOMX-SYYKKAFVSA-N 0.000 description 1
- RBLXGFQKYKKSDZ-XFQXTVEOSA-N N=Cc1ccc(cccc2NC([C@H](CC[C@H]3NCc(nc4N5)ccc4SCC5=O)C[C@H]3O)=O)c2n1 Chemical compound N=Cc1ccc(cccc2NC([C@H](CC[C@H]3NCc(nc4N5)ccc4SCC5=O)C[C@H]3O)=O)c2n1 RBLXGFQKYKKSDZ-XFQXTVEOSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D493/00—Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system
- C07D493/02—Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system in which the condensed system contains two hetero rings
- C07D493/04—Ortho-condensed systems
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/04—Antibacterial agents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D417/00—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00
- C07D417/02—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00 containing two hetero rings
- C07D417/12—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00 containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D513/00—Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00
- C07D513/02—Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00 in which the condensed system contains two hetero rings
- C07D513/04—Ortho-condensed systems
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Oncology (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Communicable Diseases (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
Description
環(x)および(y)の少なくとも一方は芳香族であり;
Z4およびZ5の一方はCまたはNであり、他方はCであり;
Z3はN、NR13、O、S(O)x、CO、CR1またはCR1R1aであり;
Z1およびZ2は、独立して、2または3個の原子のリンカー基であり、その各々の原子は、独立して、N、NR13、O、S(O)x、CO、CR1およびCR1R1aから選択され;
各々の環は、独立して、0〜3個のR1および/またはR1a基により置換されており;
R1およびR1aは、独立して、水素;ヒドロキシ;(C1−6)アルコキシ((C1−6)アルコキシ、アミノ、ピペリジル、グアニジノまたはアミジノにより置換されていてもよく、これらはすべて1または2個の(C1−6)アルキル、アシルまたは(C1−6)アルキルスルホニル基、CONH2、ヒドロキシ、(C1−6)アルキルチオ、ヘテロサイクリルチオ、ヘテロサイクリルオキシ、アリールチオ、アリールオキシ、アシルチオ、アシルオキシまたは(C1−6)アルキルスルホニルオキシによりN−置換されていてもよい);(C1−6)アルコキシ−置換(C1−6)アルキル;ヒドロキシ(C1−6)アルキル;ハロゲン;(C1−6)アルキル;(C1−6)アルキルチオ;トリフルオロメチル;トリフルオロメトキシ;シアノ;カルボキシ;ニトロ;アジド;アシル;アシルオキシ;アシルチオ;(C1−6)アルキルスルホニル;(C1−6)アルキルスルホキシド;アリールスルホニル;アリールスルホキシドあるいは1または2個の(C1−6)アルキル、アシルまたは(C1−6)アルキルスルホニル基によりN−置換されていてもよいアミノ、ピペリジル、グアニジノまたはアミジノ基から選択されるか、あるいはZ3および隣接する原子がCR1およびCR1aである場合、R1およびR1aは、一緒になって、(C1−2)アルキレンジオキシであってもよい:
ただし、同一炭素原子上にあるR1およびR1aは、両方ともはヒドロキシまたはアミノではない)
で示される、各々の環に0〜3個のヘテロ原子を含有する、置換されていてもよい二環式カルボサイクリックまたはヘテロサイクリック環系である:
(i)RAが置換されていてもよいキノリン−4−イルである場合:
これは、6位が非置換であるか;または
これは、2−、5−、6−、7−または8位で、少なくとも1つのヒドロキシ(C1−6)アルキル、シアノまたはカルボキシ基により置換されているか;または
これは、少なくとも1つのトリフルオロメトキシ基により置換されているか;または
R3はハロゲンであり;
(ii)RAが置換されていてもよいキナゾリン−4−イル、シノリン−4−イル、1,5−ナフチリジン−4−イル、1,7−ナフチリジン−4−イルまたは1,8−ナフチリジン−4−イルである場合:
これは、可能である場合、2−、5−、6−、7−または8位で、少なくとも1つのヒドロキシ(C1−6)アルキル、シアノまたはカルボキシ基により置換されているか;または
これは、少なくとも1つのトリフルオロメトキシ基により置換されているか;または
R3はハロゲンであり;
アミノ(1または2個の(C1−4)アルキル基により置換されていてもよい);カルボキシ;(C1−4)アルコキシカルボニル;(C1−4)アルキルカルボニル;(C2−4)アルケニルオキシカルボニル;(C2−4)アルケニルカルボニル;アミノカルボニル(ここに、アミノ基は、ヒドロキシ、(C1−4)アルキル、ヒドロキシ(C1−4)アルキル、アミノカルボニル(C1−4)アルキル、(C2−4)アルケニル、(C1−4)アルキルスルホニル、トリフルオロメチルスルホニル、(C2−4)アルケニルスルホニル、(C1−4)アルコキシカルボニル、(C1−4)アルキルカルボニル、(C2−4)アルケニルオキシカルボニルまたは(C2−4)アルケニルカルボニルにより置換されていてもよい);シアノ;テトラゾリル;2−オキソ−オキサゾリジニル(R10により置換されいてもよい);3−ヒドロキシ−3−シクロブテン−1,2−ジオン−4−イル;2,4−チアゾリジンジオン−5−イル;テトラゾール−5−イルアミノカルボニル;1,2,4−トリアゾール−5−イル(R10により置換されいてもよい);5−オキソ−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル;ハロゲン;(C1−4)アルキルチオ;トリフルオロメチル;ヒドロキシ((C1−4)アルキル、(C2−4)アルケニル、(C1−4)アルコキシカルボニル、(C1−4)アルキルカルボニル、(C2−4)アルケニルオキシカルボニル、(C2−4)アルケニルカルボニルにより置換されていてもよい);オキソ;(C1−4)アルキルスルホニル;(C2−4)アルケニルスルホニル;または(C1−4)アミノスルホニル(ここに、アミノ基は、(C1−4)アルキルまたは(C2−4)アルケニルにより置換されていてもよい)、
から選択される、1〜3個の基により置換されていてもよい、(C1−4)アルキルもしくは(C2−4)アルケニルであり;
RvおよびRwが結合である場合、R3は、2−、3−または4位にあり、RvおよびRwが結合でない場合、R3は1−、2−、3−または4−位にあり、R3は:
カルボキシ;(C1−6)アルコキシカルボニル;アミノカルボニル(ここに、アミノ基はヒドロキシ、(C1−6)アルキル、ヒドロキシ(C1−6)アルキル、アミノカルボニル(C1−6)アルキル、(C2−6)アルケニル、(C1−6)アルキルスルホニル、トリフルオロメチルスルホニル、(C2−6)アルケニルスルホニル、(C1−6)アルコキシカルボニル、(C1−6)アルキルカルボニル、(C2−6)アルケニルオキシカルボニルまたは(C2−6)アルケニルカルボニルにより置換されていてもよく、さらに(C1−6)アルキル、ヒドロキシ(C1−6)アルキル、アミノカルボニル(C1−6)アルキルまたは(C2−6)アルケニルにより置換されていてもよい);シアノ;テトラゾリル;2−オキソ−オキサゾリジニル(R10により置換されていてもよい);3−ヒドロキシ−3−シクロブテン−1,2−ジオン−4−イル;2,4−チアゾリジンジオン−5−イル;テトラゾール−5−イルアミノカルボニル;1,2,4−トリアゾール−5−イル(R10により置換されていてもよい);または5−オキソ−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル;あるいは
ハロゲン;(C1−6)アルキルチオ;トリフルオロメチル;(C1−6)アルコキシカルボニル;(C1−6)アルキルカルボニル;(C2−6)アルケニルオキシカルボニル;(C2−6)アルケニルカルボニル;ヒドロキシ((C1−6)アルキル、(C2−6)アルケニル、(C1−6)アルコキシカルボニル、(C1−6)アルキルカルボニル、(C2−6)アルケニルオキシカルボニル、(C2−6)アルケニルカルボニルまたはアミノカルボニル(ここに、アミノ基は、(C1−6)アルキル、(C2−6)アルケニル、(C1−6)アルキルカルボニルまたは(C2−6)アルケニルカルボニルにより置換されていてもよい)により置換されていてもよい);アミノ((C1−6)アルコキシカルボニル、(C1−6)アルキルカルボニル、(C2−6)アルケニルオキシカルボニル、(C2−6)アルケニルカルボニル、(C1−6)アルキル、(C2−6)アルケニル、(C1−6)アルキルスルホニル、(C2−6)アルケニルスルホニルまたはアミノカルボニル(ここに、アミノ基は、(C1−6)アルキルまたは(C2−6)アルケニルに置換されていてもよい)により一置換または二置換されていてもよい);アミノカルボニル(ここに、アミノ基は、(C1−6)アルキル、ヒドロキシ(C1−6)アルキル、アミノカルボニル(C1−6)アルキル、(C2−6)アルケニル、(C1−6)アルコキシカルボニル、(C1−6)アルキルカルボニル、(C2−6)アルケニルオキシカルボニルまたは(C2−6)アルケニルカルボニルにより置換されていてもよく、さらに(C1−6)アルキル、ヒドロキシ(C1−6)アルキル、アミノカルボニル(C1−6)アルキルまたは(C2−6)アルケニルにより置換されていてもよい);オキソ;(C1−6)アルキルスルホニル;(C2−6)アルケニルスルホニル;または(C1−6)アミノスルホニル(ここに、アミノ基は、(C1−6)アルキルまたは(C2−6)アルケニルにより置換されていてもよい)、
から独立して選択される0〜2個のR12基により置換されていてもよく);あるいは
アミノ((C1−6)アルコキシカルボニル、(C1−6)アルキルカルボニル、(C2−6)アルケニルオキシカルボニル、(C2−6)アルケニルカルボニル、(C1−6)アルキル、(C2−6)アルケニル、(C1−6)アルキルスルホニル、(C2−6)アルケニルスルホニルまたはアミノカルボニル(ここに、アミノ基は、(C1−6)アルキルまたは(C2−6)アルケニルにより置換されていてもよい)により一置換または二置換されていてもよい);あるいは
ハロゲン;
である:
加えて、R3がヒドロキシまたは置換基を含有するアミノおよび置換基を含有するカルボキシにより二置換されている場合、これらの基は、一緒になって、それぞれ、環状エステルまたはアミド結合を形成していてもよく;
(C4−8)アルキル;ヒドロキシ(C4−8)アルキル;(C1−4)アルコキシ(C4−8)アルキル;(C1−4)アルカノイルオキシ(C4−8)アルキル;(C3−8)シクロアルキル(C4−8)アルキル;ヒドロキシ−、(C1−6)アルコキシ−または(C1−6)アルカノイルオキシ−(C3−8)シクロアルキル(C4−8)アルキル;シアノ(C4−8)アルキル;(C4−8)アルケニル;(C4−8)アルキニル;テトラヒドロフリル;モノ−またはジ−(C1−6)アルキルアミノ(C4−8)アルキル;アシルアミノ(C4−8)アルキル;(C1−6)アルキル−またはアシル−アミノカルボニル(C4−8)アルキル;モノ−またはジ−(C1−6)アルキルアミノ(ヒドロキシ)(C4−8)アルキルから選択されるか;あるいは
少なくとも1つの環(a)および(b)が芳香族であり;
X1は、芳香環の一部である場合、CまたはNであるか、あるいは、非芳香環の一部である場合、CR14であり;
X2は、芳香環または非芳香環の一部である場合、N、NR13、O、S(O)x、COまたはCR14であり、非芳香環の一部である場合、さらにCR14R15であってもよく;
X3およびX5は、独立して、NまたはCであり;
Y2は、2〜6個の原子のリンカー基であり、Y2の各々の原子は、独立して、芳香環または非芳香環の一部である場合、N、NR13、O、S(O)x、COおよびCR14から、非芳香環である場合、さらにCR14R15から選択されてもよく;
xは、各々独立して、0、1または2である)
であり;
UはCO、SO2またはCH2であるか;あるいは
X1aは、CH2、COまたはSO2であり;
X2aは、CR14aR15aであり;
X3aは、NR13a、O、S、SO2またはCR14aR15aであり;ここに:
R14aおよびR15aは、各々独立して、R14およびR15に上記した基から選択される:ただし、R14aおよびR15aが同一炭素原子上にある場合、両方ともは置換されていてもよいヒドロキシおよび置換されていてもよいアミノから選択されない;あるいは
R14aおよびR15aは、一緒になってオキソを意味し;
R13aは、水素;トリフルオロメチル;(C1−6)アルキル;(C2−6)アルケニル;(C1−6)アルコキシカルボニル;(C1−6)アルキルカルボニル;またはアミノカルボニル(ここに、アミノ基は、(C1−6)アルコキシカルボニル、(C1−6)アルキルカルボニル、(C2−6)アルケニルオキシカルボニル、(C2−6)アルケニルカルボニル、(C1−6)アルキルまたは(C2−6)アルケニルにより置換されていてもよく、さらに(C1−6)アルキルまたは(C2−6)アルケニルにより置換されていてもよい)であるか;あるいは
隣接する原子上の2つのR14a基またはR13aおよびR14a基は、一緒になって、結合を意味し、残りのR13a、R14aおよびR15a基は、上記と同意義であるか;あるいは
隣接する原子上の2つのR14a基および2つのR15a基は、一緒になって結合を意味して、X2aおよびX3aは三重結合となり;
トリフルオロメチル;(C1−4)アルキル(ヒドロキシ、(C1−6)アルコキシ、(C1−6)アルキルチオ、ハロまたはトリフルオロメチルにより置換されていてもよい);(C2−4)アルケニル;アリール;アリール(C1−4)アルキル;(C1−4)アルコキシカルボニル;(C1−4)アルキルカルボニル;ホルミル;(C1−6)アルキルスルホニル;またはアミノカルボニル(ここに、アミノ基は、(C1−4)アルコキシカルボニル、(C1−4)アルキルカルボニル、(C2−4)アルケニルオキシカルボニル、(C2−4)アルケニルカルボニル、(C1−4)アルキルまたは(C2−4)アルケニルにより置換されていてもよく、さらに、(C1−4)アルキルまたは(C2−4)アルケニルにより置換されていてもよい)によりN置換されていてもよく;
ただし、RvおよびRwが結合であり、nが0である場合、BはNR11、OまたはSO2以外であるか、あるいはnは0であり、ABはNH−CO−NHまたはNH−CO−Oであり、Rv/Rwは結合以外であり;
あるいは、nは0であり、ABはCR6R7SO2NR2、CR6R7CONR2またはCR6R7CH2NR2であり、Rv/Rwは結合以外である:
ただし、R6およびR7ならびにR8およびR9は、両方ともは置換されていてもよいヒドロキシまたはアミノではない;
R6、R7、R8およびR9は、各々独立して、H;(C1−6)アルコキシ;(C1−6)アルキルチオ;ハロ;トリフルオロメチル;アジド;(C1−6)アルキル;(C2−6)アルケニル;(C1−6)アルコキシカルボニル;(C1−6)アルキルカルボニル;(C2−6)アルケニルオキシカルボニル;(C2−6)アルケニルカルボニル;ヒドロキシ、アミノまたはアミノカルボニル(R3における対応する置換基と同様に置換されていてもよい);(C1−6)アルキルスルホニル;(C2−6)アルケニルスルホニル;または(C1−6)アミノスルホニル(ここに、アミノ基は、(C1−6)アルキルまたは(C2−6)アルケニルにより置換されていてもよい)から選択されるか;
あるいは、R6およびR8は、一緒になって結合を意味し、R7およびR9は上記と同意義であり;
あるいは、R3およびR6、R7、R8またはR9の1つがカルボキシ基を含有し、他がヒドロキシまたはアミノ基を含有する場合、これらは一緒になって、環状エステルまたはアミド結合を形成してもよく、または、R3がカルボキシ基を含有し、AまたはBがNHである場合、縮合して環状アミドを形成していてもよい]
で示される化合物またはその医薬上許容される誘導体を提供する。
また、本発明は、特に哺乳類における細菌感染症の治療において用いるための、式(I)で示される化合物またはその医薬上許容される誘導体および医薬上許容される担体を含む医薬組成物を提供する。
さらに、本発明は、哺乳類、特にヒトにおける細菌感染症の治療方法であって、該治療を必要とする哺乳類に、有効量の式(I)で示される化合物またはその医薬上許容される誘導体を投与することを含む方法を提供する。
好ましくは、Z4およびZ5は両方とも炭素である。
好ましくは、Z1は、Z3に結合した炭素およびZ3に炭素結合したR1を有する、3原子の長さである。
環RAの適当な例としては、置換されていてもよいイソキノリン−5−イル、キノリン−8−イル、チエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル、2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジン−8−イル、キノキサリン−5−イル、イソキノリン−8−イル、[1,6]−ナフチリジン−4−イル、1,2,3,4−テトラヒドロキノキサリン−5−イルおよび1,2−ジヒドロイソキノリン−8−イルが挙げられる。最も好ましくは、RAは、2−置換されていてもよい−キノリン−8−イルまたは3−置換されていてもよい−キノキサリン−5−イルである。
環(x)および(y)中のR13は、好ましくは、Hまたは(C1−6)アルキルである。
好ましくは、R1およびR1aは、独立して、水素、(C1−4)アルコキシ、(C1−4)アルキルチオ、(C1−4)アルキル、アミノ(C3−5)アルキルオキシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、ヒドロキシメチルまたはハロゲンであり;より好ましくは、水素、メトキシ、メチル、シアノ、ハロゲンまたはアミノ(C3−5)アルキルオキシである。
R2は、好ましくは、水素;カルボキシ、置換されていてもよいヒドロキシ、置換されていてもよいアミノカルボニル、置換されていてもよいアミノまたは(C1−4)アルコキシカルボニルにより置換されている(C1−4)アルキル;または(C1−4)アルコキシカルボニルまたはカルボキシにより置換されている(C2−4)アルケニルである。R2に関してより好ましい基は、水素、カルボキシメチル、ヒドロキシエチル、アミノカルボニルメチル、エトキシカルボニルメチル、エトキシカルボニルアリルおよびカルボキシアリルであり、最も好ましくは、水素である。
AがCH(OH)である場合、R−立体化学が好ましい。
好ましくは、BはCH2またはCOである。
好ましくは、nは0である。
好ましくは、RvおよびRwが結合でなく、nが1であるか、AB(CH2)nがNHCONHまたはNHCOOである場合、AB(CH2)nおよびNR2R4はcisである。
好ましくは、RvおよびRwが結合でなく、nが0であり、ABがNHCONHまたはNHCOO以外である場合、AB(CH2)nおよびNR2R4はtransである。
より好ましくは:
nは0であり、AおよびBは両方ともCH2であるか、AはCHOH、CH2であり、BはCH2であるか、あるいはAはNHであり、BはCOである。
最も好ましくは、ABはNHCOである。
R4がCH2R5 1である場合、好ましくは、R5 1は(C6−8)アルキルである。
R4が−X1a−X2a−X3a−X4a基である場合:
X1aは、好ましくはCH2である。
X2aは、好ましくはCH2であるか、あるいはX3aと一緒になって、CH=CHまたはC≡C基を形成する。
X3aは、好ましくはCH2、O、SまたはNHであるか、あるいはX2aと一緒になって、CH=CHまたはC≡C基を形成する。
好ましいリンカー基−X1a−X2a−X3a−は、−(CH2)2−O−、−(CH2)2−S−、−CH2−CH=CH−、−(CH2)3−、−(CH2)2−NH−または−CH2CONH−を含む。
ヘテロサイクリックX4aの好ましい置換基は、ハロ、特にフルオロ、トリフルオロメチルおよびニトロを含む。
フェニルX4aの好ましい置換基は、ハロ、特にフルオロ、ニトロ、シアノ、トリフルオロメチル、メチル、メトキシカルボニルおよびメチルカルボニルアミノを含む。
好ましくは、R4は−U−R5 2である。
−U−基は、好ましくは−CH2−である。
1H−ピロロ[2,3−b]−ピリジン−2−イル、1H−ピロロ[3,2−b]−ピリジン−2−イル、3H−イミダゾ[4,5−b]−ピリド−2−イル、3H−キナゾリン−4−オン−2−イル、ベンズイミダゾール−2−イル、ベンゾ[1,2,3]−チアジアゾール−5−イル、ベンゾ[1,2,5]−オキサジアゾール−5−イル、ベンゾフル−2−イル、ベンゾチアゾール−2−イル、ベンゾ[b]チオフェン−2−イル、ベンゾオキサゾール−2−イル、クロメン−4−オン−3−イル、イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル、イミダゾ−[1,2−a]−ピリミジン−2−イル、インドール−2−イル、インドール−6−イル、イソキノリン−3−イル、[1,8]−ナフチリジン−3−イル、オキサゾロ[4,5−b]−ピリジン−2−イル、キノリン−2−イル、キノリン−3−イル、キノキサリン−2−イル、インダン−2−イル、ナフタレン−2−イル、1,3−ジオキソ−イソインドール−2イル、ベンズイミダゾール−2−イル、ベンゾチオフェン−2−イル、1H−ベンゾトリアゾール−5−イル、1H−インドール−5−イル、3H−ベンゾオキサゾール−2−オン−6−イル、3H−ベンゾオキサゾール−2−チオン−6−イル、3H−ベンゾチアゾール−2−オン−5−イル、3H−キナゾリン−4−オン−2−イル、3H−キナゾリン−4−オン−6−イル、4−オキソ−4H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−3−イル、ベンゾ[1,2,3]チアジアゾール−6−イル、ベンゾ[1,2,5]チアジアゾール−5−イル、ベンゾ[1,4]オキサジン−2−オン−3−イル、ベンゾチアゾール−5−イル、ベンゾチアゾール−6−イル、シノリン−3−イル、イミダゾ[1,2−a]ピリダジン−2−イル、イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル、ピラゾロ[1,5−a]ピラジン−2−イル、ピラゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル、ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−6−イル、ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアジン−3−イル、ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−オン−2−イル、ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−オン−3−イル、キナゾリン−2−イル、キノキサリン−6−イル、チアゾロ[3,2−a]ピリミジン−5−オン−7−イル、チアゾロ[5,4−b]ピリジン−2−イル、チエノ[3,2−b]ピリジン−6−イル、チアゾロ[5,4−b]ピリジン−6−イル、4−オキソ−4H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル、1−オキソ−1,2−ジヒドロ−イソキノリン−3−イル、チアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル、[1,2,3]チアジアゾロ[5,4−b]ピリジン−6−イル、2H−イソキノリン−1−オン−3−イル;
(2S)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−2−イル、(2S)−2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−2−イル、3−(R,S)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]チアジン−3−イル、3−(R)−2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジン−3−イル、3−(S)−2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジン−3−イル、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキサン−2−イル、3−置換−3H−キナゾリン−4−オン−2−イル;
1,1,3−トリオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−1l6−ベンゾ[1,4]チアジン−6−イル、ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル、4H−ベンゾ[1,4]オキサジン−3−オン−6−イル、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル、2−オキソ−2,3−ジヒドロ−ベンゾオキサゾール−6−イル、4H−ベンゾ[1,4]オキサジン−3−オン−6−イル(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]オキサジン−6−イル)、4H−ベンゾ[1,4]チアジン−3−オン−6−イル(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]チアジン−6−イル)、4H−ベンゾ[1,4]オキサジン−3−オン−7−イル、4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[b][1,4]チアゼピン−7−イル、5−オキソ−2,3−ジヒドロ−5H−チアゾロ[3,2−a]ピリミジン−6−イル、ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル、2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]チアジン−7−イル、2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[3,4−b][1,4]チアジン−7−イル、3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イル、2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジン−6−イル、2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イル、2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジン−7−イル、6,7−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−d]ピリミジン−2−イル、3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル、2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[3,4−b][1,4]オキサジン−7−イル、2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、6−オキソ−6,7−ジヒドロ−5H−8−チア−1,2,5−トリアザ−ナフタレン−3−イル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]オキサジン−6−イル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]チアジン−6−イル、3−置換−3H−ベンゾオキサゾール−2−オン−6−イル、3−置換−3H−ベンゾオキサゾール−2−チオン−6−イル、3−置換−3H−ベンゾチアゾール−2−オン−6−イル、2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]チアジン−7−イル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]チアジン−6−イル、3,4−ジヒドロ−1H−キノリン−2−オン−7−イル、3,4−ジヒドロ−1H−キノキサリン−2−オン−7−イル、6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−オン−2−イル、5,6,7,8−テトラヒドロ−[1,8]ナフチリジン−2−イル、2−オキソ−3,4−ジヒドロ−1H−[1,8]ナフチリジン−6−イル、3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イル。
R14およびR15は、好ましくは、独立して、水素、ハロ、ヒドロキシ、(C1−4)アルキル、(C1−4)アルコキシ、トリフルオロメトキシ、ニトロ、シアノ、アリール(C1−4)アルコキシおよび(C1−4)アルキルスルホニルから選択される。
より好ましくは、R15は水素である。
より好ましくは、R14は、各々、水素、クロロ、フルオロ、ヒドロキシ、メチル、メトキシ、トリフルオロメトキシ、ベンジルオキシ、ニトロ、シアノおよびメチルスルホニルから選択される。最も好ましくは、R14は、水素、ヒドロキシ、フッ素またはニトロから選択される。好ましくは、0〜3個のR14基は、水素以外の置換基である。
最も好ましくは、R14およびR15は両方ともHである。
[1,2,3]チアジアゾロ[5,4−b]ピリジン−6−イル
1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2−イル
2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジン−6−イル
2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジン−7−イル
2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イル
2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル
2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル
2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]チアジン−7−イル
3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]オキサジン−6−イル
3−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−ベンゾオキサゾール−6−イル
3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]オキサジン−6−イル
3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル
3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]チアジン−6−イル(4H−ベンゾ[1,4]チアジン−3−オン−6−イル)
4−オキソ−4H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル
6−ニトロ−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル
7−フルオロ−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]オキサジン−6−イル
8−ヒドロキシ−1−オキソ−1,2−ジヒドロ−イソキノリン−3−イル
8−ヒドロキシキノリン−2−イル
ベンゾ[1,2,3]チアジアゾール−5−イル
ベンゾ[1,2,5]チアジアゾール−5−イル
ベンゾチアゾール−5−イル
チアゾロ−[5,4−b]ピリジン−6−イル
3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イル
7−クロロ−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イル
7−フルオロ−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イル
2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[3,4−b][1,4]チアジン−7−イル
を含み、
特に、
3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル
3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イル
7−クロロ−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イル
7−フルオロ−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イル
2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イル
を含む。
ハロまたはハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモおよびヨウドを含む。
ハロアルキル基は、1〜3個のハロゲン原子を含む。
「アシル」なる語は、(C1−6)アルコキシカルボニル、ホルミルまたは(C1−6)アルキルカルボニル基を含む。
(1R,3S,4R)−3−ヒドロキシ−4−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イルメチル)−アミノ]−シクロヘキサンジカルボン酸(2−シアノ−キノリン−8−イル)−アミド
t−4−[(2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)−アミノ]−1−ヒドロキシ−c−シクロヘキサンジカルボン酸(2−メチル−キノリン−8−イル)−アミド
(1R,3S,4R)−4−[(2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)−アミノ]−3−ヒドロキシ−シクロヘキサンジカルボン酸(2−シアノ−キノリン−8−イル)−アミド
t−4−[(2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)−アミノ]−1−ヒドロキシ−r−シクロヘキサンジカルボン酸(2−シアノ−キノリン−8−イル)−アミド
t−4−[(2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)−アミノ]−1−ヒドロキシ−r−シクロヘキサンジカルボン酸(3−メトキシ−キノキサリン−5−イル)−アミド
またはその医薬上許容される誘導体である。
で示されるものを含む。
Q1は、NR2’R4’またはそれに変換可能な基であり、ここに、R2’およびR4’は、式(I)に記載のR2およびR4であるか、それに変換可能な基であり、Q2はHまたはR3’であるか、あるいはQ1およびQ2は、一緒になって保護されていてもよいオキソ基を形成し;
(i)XおよびYの一方はCO2Ryであり、他方はCH2CO2Rxであり;
(ii)XはCHR6R7であり、YはC(=O)R9であり;
(iii)XはCR7=PRz 3であり、YはC(=O)R9であり;
(iv)XはC(=O)R7であり、YはCR9=PRz 3であり;
(v)YおよびXの一方はCOWであり、他方はNHR11’、NCOまたはNR11’COWであり;
(vi)XはNHR11’であり、YはC(=O)R8であるか、あるいはXはC(=O)R6であり、YはNHR11であり’;
(vii)XはNHR11’であり、YはCR8R9Wであり;
(viii)XはWまたはOHであり、YはCH2OHであり;
(ix)XはNHR11’であり、YはSO2Wであり;
(x)XおよびYの一方は(CH2)p−Wであり、他方は(CH2)qNHR11’、(CH2)qOH、(CH2)qSHまたは(CH2)qSCORxであり、ここにp+qは1であり;
(xi)XおよびYの一方はOHであり、他方は−CH=N2であり;
(xii)XはNCOであり、YはOHまたはNH2であり;
(xiii)XはCR6R7SO2W、A’COW、CR6=CH2またはオキシランであり、YはNHR2’であり;
(xiv)XはWであり、YはCONHR11またはOCONH2であり;
(xv)XはWであり、Yは中間体−C≡C−基を水素化して得られる−C≡CHであり;
である]
で示される化合物と反応させ、ついで、任意または要すれば、Q1およびQ2をNR2’R4’に変換すること;A’、Z1’、Z2’、Z3’、R1’、R2’、R3’、R4’およびNR11’をA、Z1、Z2、Z3、R1、R2、R3、R4およびNR11’に変換すること;A−Bを他のA−Bに変換すること、Rv、Rw、R1、R2、R3および/またはR4を相互変換することおよび/または医薬上許容される誘導体を形成すること、を含む方法を提供する。
変法(ii)は、最初に、A−BがCR6R7−CR9OHである式(I)で示される化合物を生成する。
変法(iii)および(iv)は、最初に、A−BがCR7=CR9である式(I)で示される化合物を生成する。
変法(v)は、最初に、A−BがCO−NR11またはNR11−COである式(I)で示される化合物を生成する。
変法(vi)は、最初に、A−BがNR11−CHR8またはCHR6−NHR11である式(I)で示される化合物を生成する。
変法(vii)は、最初に、A−BがNR11’−CR8R9である式(I)で示される化合物を生成する。
変法(ix)は、最初に、ABがNR11SO2である化合物を生成する。
変法(x)は、最初に、AおよびBの一方がCH2であり、他方がNHR11、OまたはSである、式(I)で示される化合物を生成する。
変法(xi)は、最初に、A−BがOCH2またはCH2Oである式(I)で示される化合物を生成する。
変法(xii)は、最初に、ABがNH−CO−NHまたはNH−CO−Oである化合物を生成する。
変法(xiii)は、最初に、nが0であり、ABがCR6R7SO2NR2、A’−CONR2またはCR6R7CH2NR2である化合物を生成する。
変法(xiv)は、ABがNR11COまたはNH−CO−Oである化合物を生成する。
変法(xv)は、ABが−CH2CH2−または−CH=CH−である化合物を生成する。
1.ジカルボン酸の活性化(例えば、酸塩化物、混合無水物、活性エステル、O−アシル−イソウレアまたは他の種への活性化)およびアミンでの処理(Ogliaruso, M.A.; Wolfe, J.F. in The Chemistry of Functional Groups (Ed. Patai, S.) Suppl. B:The Chemistry of Acid Derivatives, Pt. 1 (John Wiley and Sons, 1979), pp 442-8;Beckwith, A.L.J. in The Chemistry of Functional Groups (Ed. Patai, S.) Suppl. B:The Chemistry of amides (Ed. Zabricky, J.) (John Wiley and Sons, 1970), p 73 ff。酸およびアミンは、好ましくは、活性化剤、例えば1−(ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC)または1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBT)またはO−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(HATU)の存在下で反応させる;あるいは
a.修飾Curtius反応法によるインシトゥでの酸からアミン成分への変換(Shioiri, T., Murata, M., Hamada, Y., Chem. Pharm. Bull. 1987, 35, 2698)
b.中性条件におけるインシトゥでの酸成分の酸塩化物への変換(Villeneuve, G. B.; Chan, T. H., Tetrahedron. Lett. 1997, 38, 6489)。
A’は、例えば保護ヒドロキシメチレンである。
変法(xiv)において、脱離基Wは、好ましくは、クロロ、ブロモまたはトリフルオロメチルスルホニルであり、該反応は、「バックウォルド」反応として公知であるパラジウム触媒処理である(J. YinおよびS. L. Buchwald, Org.Lett., 2000, 2, 1101)。
カルボニル基AまたはBを有機金属試薬で還元することにより、R6またはR8がOHであり、R7またはR9がアルキルである基を得ることができる。
ヒドロキシアルキルA−B基、CHR7CR9OHまたはCR7(OH)CHR9を、無水酢酸のような酸無水物で処理することにより脱水素して、CR7=CR9基を得ることができる。
AまたはB上のヒドロキシ基は、例えば、ミツノブ条件下で、アジ化水素酸を用いて活性化および置換することによるか、あるいはジフェニルホスホリルアジドおよび塩基で処理することによりアジドに変換することができ、ついで、アジド基は、水素化によりアミノに還元することができる。
Q1Q2が一緒になって保護されているオキソ基を形成する場合、これは、続いて酸処理により除去されて式(VI):
で示される化合物を与えることができる、アセタール、例えばエチレンジオキシであってもよい。
式(VI)で示される中間体は新規であり、本発明の一部を形成する。
式(VI)で示されるケトンは、上記変法(x)に記載のような、慣用的な還元アルキル化により、アミンHNR2’R4’と反応することができる。
R1a’、R1’およびR2’は、好ましくは、R1a、R1およびR2である。R2’は、好ましくは、水素である。R3’はR3であるか、または、より好ましくは、水素、ビニル、アルコキシカルボニルまたはカルボキシである。R4’はR4であるか、または、より好ましくはHまたはN−保護基、例えばt−ブトキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニルまたは9−フルオレニルメチルオキシカルボニルである。
R31,2−ジヒドロキシは、R3’アルケニルから、四酸化オスミウムまたは他の当業者によく知られた試薬(Advanced Organic Chemistry (Ed. March, J.) (John Wiley and Sons, 1985), p 732-737およびそこに記載の引用文献を参照)を用いるか、あるいはエポキシ化し、ついで、加水分解(Advanced Organic Chemistry (Ed. March, J.) (John Wiley and Sons, 1985), p 332,333およびそこに記載の引用文献を参照)して調製することができる。
R3ビニルは、標準的なホモログ化、例えば、ヒドロキシエチルに変換し、ついで、アルデヒドに酸化し、ついで、ウィッティッヒ反応に付すことにより、鎖を延長することができる。
R3’基を含有するエポキシドをアジドアニオンで開環することにより、アミンに変換することができるアジド誘導体を得る。アミンをカルバメートに変換し、ついで、塩基で閉環するこにより、R3基を含有する2−オキソ−オキサゾリジニルを得る。
ヒドロキサム酸基は、対応する酸から、標準的なアミドカップリング反応、例えばN. R. Patel et al, Tetrahedron, 1987, 43 (22), 5375により調製することができる。
ニトリルからの5−オキソ−1,2,4−オキサジアゾールの調製は、Y.Kohara et al, Bioorg. Med. Chem. Lett., 1995, 5(17), 1903に記載されている。
式(IV)で示される4−アルケニル化合物は、対応する4−ハロゲノ−誘導体から、例えば、Organic Reactions, 1982, 27, 345に記載のようなヘック合成による慣用的な方法により調製することができる。
同様に、6−メトキシ−1,5−ナフチリジン誘導体は、3−アミノ−6−メトキシピリジンから調製することができる。
YがNHR11’である式(V)で示される化合物に関して、適当なアミンは、対応する4−置換シクロヘキシル−またはシクロヘキセニル酸またはアルコールから調製することができる。最初の例において、酸性置換基を含有するN−保護シクロヘキシル−またはシクロヘキセニルアミンをクルチウス転位に付し、中間体イソシアネートを、アルコールと反応させることによりカルバメートに変換することができる。アミンへの変換は、アミン保護基の脱離に用いられる当業者によく知られた標準的な方法により行うことができる。例えば、酸置換N−保護シクロヘキシル−またはシクロヘキセニルアミンを、クルチウス転位に付し、例えば、ジフェニルホスホリルアジドで処理し、加熱し、中間体イソシアネートを、2−トリメチルシリルエタノールの存在下で反応させて、トリメチルシリルエチルカルバメートを得る(T.L. Capson & C.D. Poulter, Tetrahedron Lett., 1984, 25, 3515)。これを、テトラブチルアンモニウムフルオライドで処理して式(V)で示される化合物の4−アミン置換N−保護化合物を得ることにより開裂させる。別法として、酸基(CH2)n−1CO2Hは、活性化剤、例えば、活性化剤、例えば、クロロギ酸イソブチルと、ついで、アミンR11’NH2と反応させ、得られたアミドを還元剤、例えばLiAlH4により還元することにより、(CH2)nNHR11に変換することができる。
−C≡CH基を有する式(V)で示される化合物は、ケトンから、ジメチルホルムアミド中、低温で、トリメチルシリルアセチレンおよびn−ブチルリチウムで処理し、ついで、トリメチルシリル基をメタノール中、炭酸カリウムで、またはフッ素供給源、例えばKFまたはテトラブチルアンモニウムフルオライドで除去して調製することができる。
−OCONH2基を有する式(V)で示される化合物は、対応するアルコールから、ホスゲン、ついで、アンモニアで処理することにより調製することができる。
α−MeBnNH2:α−メチルベンジルアミン
(BOC)2O:ジ−tert−ブチルジカルボネート
BOC:tert−ブチルオキシカルボニル
HOAt:1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール
EDC:1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミドヒドロクロライド
R1a’、R1’、R2’、R3’およびR4’の変換は、これらの反応の前に式(IV)および(V)で示される中間体において行われて、変換に関して上記したものと同様の方法で、式(I)で示される化合物を生成する。
本発明による抗菌化合物は、その他の抗菌剤と同様に、ヒト用または動物用医薬における使用に有利ないずれの方法で投与されるように処方するとができる。
また、処方は、適合する慣用的な担体、例えば、クリームまたは軟膏基剤およびローション用にエタノールまたはオレイルアルコールを含んでいてもよい。かかる担体は、処方の約1%〜約98%存在していてもよい。通常は、それらは処方の約80%までである。
非経口投与に関しては、液体単位用量形態は、化合物および滅菌ビヒクルを用いて調製される。滅菌ビヒクルは水が好ましい。化合物は、ビヒクルおよび使用濃度に応じて、ビヒクル中に懸濁しても、または溶解してもよい。溶液の調製において、化合物を注射用の水に溶解し濾過滅菌した後、適当なバイアルまたはアンプルに充填し、シールすることができる。
式(I)で示される化合物は、グラム陰性およびグラム陽性生物の両方を含む広範囲の生物に対して活性である。
実施例1 1−ヒドロキシ−t−4−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イルメチル)−アミノ]−r−シクロヘキサンジカルボン酸チエノ[3,2−b]ピリジン−7−イルアミドジヒドロクロライド
1−アセトキシ−1,3−ブタジエン(30.1g、0.268mol)をトルエン(20ml)中に溶解した。この溶液に、アクリル酸ブチル(37.9ml、0.265mol)およびヒドロキノン(0.14g)を加えた。無色の溶液を、アルゴン雰囲気下、120℃で26時間加熱した。ついで、さらにトルエン(2ml)中の1−アセトキシ−1,3−ブタジエン(10.6g、0.095mol)を加え、さらに68時間加熱を続けた。ついで、溶液を冷却し、減圧下で蒸発させ、粘性の黄色油(69g)を得、これをさらに精製することなく用いた。
δH(CDCl3)0.91−0.95(3H,m),1.3−2.2(11H,m),2.6−2.72(1H,m),4.01−4.16(2H,m),および5.48−6.07(3H,m)。
粗ブチルエステル(a)(55.25g、最大0.207mol)を乾燥テトラヒドロフラン(320ml)中に溶解し、氷/塩浴で冷却した。この溶液に、テトラヒドロフラン(1M、220ml、0.22mol)中のカリウムt−ブトキシドを、1時間にわたってゆっくりと加えた。0.5時間後、水および石油エーテルを加え、混合物をキーゼルゲル(kieselguhr)によりすぐに濾過した。相を分離し、水層を石油エーテル(×2)で抽出した。合した有機抽出物をブラインで洗浄し、蒸発させて、流動性の橙色油(31.85g、86%)を得、これをさらに精製することなくすぐに用いた。
δH(CDCl3)0.93−0.99(3H,m),1.3−1.7(4H,m),2.2−2.5(4H,m),4.1−4.2(2H,m),6.0−6.2(2H,m),および6.95−7.02(1H,m)。
粗ブチルエステル(b)(31.84g、最大0.176mol)をジクロロメタン(300ml)中に溶解した。この溶液に、N−ヒドロキシカルバミン酸ベンジルエステル(30.9g、0.185mol)を加えた。この溶液を氷/塩浴で冷却し、ついで、ジクロロメタン(100ml)中のテトラブチルアンモニウムペルヨウダイド(80.1g、0.185mol)を、1時間にわたって滴下した。さらに1時間冷却しながら撹拌した後、混合物を減圧下で少量にし、ついで、ジエチルエーテル(1リットル)を加えながら激しく撹拌した。混合物をを濾過し、ジエチルエーテルでよく洗浄した。ついで、濾液を重亜硫酸ナトリウム(×2)およびブラインで洗浄し、乾燥し、蒸発させて褐色油を得た。この残渣を、石油エーテル中25〜28%のジエチルエーテルで溶出するシリカゲルのクロマトグラフィーにより精製して、粘性の淡橙色油(42.41g、約69%)(1リットルのベンジルアルコールで汚染されている)を得た。
δH(CDCl3)0.94(3H,t),1.35−1.75(6H,m),2.15−2.4(2H,m),4.2−4.35(2H,m),4.84−4.89(1H,m),5.12−5.20(2H,m),6.59−6.71(2H,m),および7.28−7.39(5H,m)。
1,4−ジオキサン(250ml)中のジ−エステル(c)(42.13g、0.122mol)の溶液に、水酸化ナトリウム水溶液(0.5M、250ml、0.125mol)を加えた。混合物を1時間撹拌し、ついで、ジエチルエーテル(×3)で洗浄した。水相を5Mの塩酸でpH2に調節し、酢酸エチル(×3)で抽出した。合した有機抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し、蒸発させて、クリーム固体(29.53g、84%)を得た。
δH(CDCl3/CD3OD)1.53−1.79(2H,m),2.13−2.39(2H,m),4.82−4.89(1H,m),5.11−5.23(2H,m),6.57−6.69(2H,m)および7.3−7.4(5H,m)。
ベンジルエステル(d)(12.0g、41.5mmol)および1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール(6.26g、46mmol)をDMF(100ml)中に溶解し、ついで、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(8.79g、46mmol)を加えた。5分間撹拌した後、炭酸水素アンモニウム(8.22g、104mmol)を加えた。さらに、少量の炭酸水素ナトリウムをその後7時間で4回加えた。ついで、混合物を一晩撹拌し、水で希釈し、酢酸エチル(×4)で抽出した。合した有機抽出物を5%のクエン酸水溶液、ついで、ブラインで洗浄し、乾燥し、灰白色固体(9.9g、83%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/e289(MH+)。
ベンジルエステル(e)(9.75g、33.8mmol)を、1,4−ジオキサン(150ml)および水(60ml)中に溶解し、10%の炭素担持パラジウム(50%水性ペースト、3.3g)で、40℃、55psiで68時間水素化した。4時間後にさらに触媒(2g)を加えた。ついで、混合物をキーゼルゲルで濾過し、1,4−ジオキサンおよび水でよく洗浄した。この溶液に、2Nの水酸化ナトリウム(25ml、50mmol)を、ついで、1,4−ジオキサン(10ml)中のジ−tert−ブチルジカルボネート(11.12g、51mmol)を加えた。反応混合物を5時間撹拌し、ついで、減圧下で容量を減少させ、酢酸エチル(×5)で抽出した。合した橙色抽出物を乾燥し、蒸発させて、白色固体(5.96g)を得、これをシリカゲルのクロマトグラフィー(400g)に付した。ジクロロメタン中の0〜7%のメタノールで溶出して、白色粉末(5.52g、63%)を得た。
δH(d6−DMSO)1.3−1.76(17H,m),3.17(1H,brs),4.95(1H,s),6.71(1H,d),7.0(1H,s),および7.14(1H,s)。
DMF(48ml)中の2−メルカプト酢酸エチル(1.473ml)の溶液を氷冷し、水素化ナトリウム(540mgの60%の油中分散液)で処理した。1時間後、6−アミノ−5−ブロモピリジン−2−カルボン酸メチル(3g)(T.R.Kelly and F. Lang, J. Org. Chem. 61, 1996, 4623-4633)を加え、混合物を室温で16時間撹拌した。溶液をEtOAc(1リットル)で希釈し、水(3×300ml)で希釈し、乾燥し、約10mlとなるまで蒸発させた。白色固体を濾過し、1リットルのEtOAで洗浄し、エステル(0.95g)を得た。
MS(APCI−)m/z223([M−H]−,100%)
ジオキサン(120ml)/水(30ml)中のエステル(g)(788mg)の溶液を、2時間、0.5MのNaOH溶液(8ml)で処理し、一晩撹拌した、約3mlまで蒸発させた後、水(5ml)を加え、2NのHClでpH4に調節した。沈殿した固体を濾過し、少量の水で洗浄し、減圧下で乾燥して固体(636mg)を得た。
MS(APCI−)m/z209([M−H]−,5%),165([M−COOH]−,100%)
トリエチルアミン(0.396ml)を含有するTHF(24ml)中のジカルボン酸(h)(500mg)の溶液を、−10℃に冷却し、クロロギ酸イソブチル(0.339ml)を加えた。20分後、懸濁液をキーゼルゲルで濾過し、水(8ml)中のボロヒドリドナトリウム(272mg)の氷冷溶液に入れ、混合物を30分間撹拌し、希HClでpHを7に減少させた。溶媒を蒸発させ、残渣を水でトリチュレートした。生成物を濾過し、減圧下で乾燥して白色固体(346mg)を得た。
MS(APCI−)m/z195([M−H]−,50%),165(100%)
ジクロロメタン(30ml)/THF(30ml)中のアルコール(i)(330mg)の溶液を、二酸化マンガン(730mg)で処理し、室温で撹拌した。さらに二酸化マンガンを、1時間後に730mg、16時間後に300mg加えた。合わせて20時間後、混合物をキーゼルゲルにより濾過し、濾液を蒸発させた。生成物をEtOAc/ヘキサン(1:1)でトリチュレートし、回収して固体(180mg)を得た。
DMF(35ml)中の4H−チエノ[3,2−b]ピリジン−4−オン(5g、33.1mmol)の懸濁液を、0℃で三臭化リン(3.1ml、39.7mmol)で処理した。1時間後、混合物を氷/飽和炭酸水素ナトリウム水溶液の混合物に加えた。濾過し、減圧下で乾燥し、淡黄色固体(5.9g、83%)を得た。
乾燥ジオキサン(12ml)中のアミド(f)(387mg、1.5mmol)、カルボン酸セシウム(0.61g)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(27mg)およびrac−2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル(56mg)の混合物を、アルゴン雰囲気下、10分間超音波処理した。臭化物(k)(321mg、1.5mmol)を加え、混合物を撹拌し、アルゴン雰囲気下100℃で24時間加熱した。混合物を冷却し、遠心分離に付し、ついで、上清を蒸発させて、ジクロロメタン、ついで、酢酸エチル中0〜10%のメタノールで溶出するシリカゲルのクロマトグラフィーに付して、固体(495mg、84%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z392(MH+)
ジクロロメタン(7.5ml)中のカルバメート(l)(490mg、1.25mmol)の溶液を、トリフルオロ酢酸(7.5ml)で処理した。2時間後、混合物を蒸発させ、トルエンと共沸させた。残渣を酢酸エチルと飽和炭酸水素ナトリウム水溶液間で分配した。有機抽出物を乾燥し、蒸発させて、黄色固体(167mg、45%)として得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z292(MH+)。
メタノール/DMF/酢酸(7ml/7ml/0.7ml)中のアミン(m)(167mg、0.57mmol)およびアルデヒド(j)(111mg、0.57mmol)の混合物を、3Åのモレキュラーシーブスで処理し、80℃で1.5時間加熱した。混合物を室温に冷却し、ついで、シアノボロヒドリドナトリウム(72mg、1.15mmol)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌し、5Mの塩酸(0.5ml)で一時的に酸性化し、酢酸エチルと飽和炭酸水素ナトリウム水溶液間で分配した。有機抽出物を乾燥し、蒸発させて、黄色固体を得た。残渣を、酢酸エチル中の0〜20%のメタノール勾配で溶出するシリカゲルのクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物の遊離塩基を白色固体(171mg、71%)として得た。
1H NMRδ(CD3OD)8.55(1H,d),7.96(2H,m),7.70(1H,d),7.50(1H,d),7.05(1H,d),3.90(2H,s),3.50(2H,s),2.70(1H,m),2.10−1.60(8H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z470(MH+)
この物質をクロロホルム/メタノール(3ml/3ml)中に溶解し、エーテル(2ml)中の1MのHClで激しく撹拌しながら処理した。得られた白色固体を遠心分離により単離し、減圧下で乾燥して、標題化合物(119mg)を得た。
テトラヒドロフラン(20ml)中の2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジン(H. Neunhoffer et al, Chem., Ber., 1990, 123 (12), 2453の方法により調製)(1.37g、10mmol)の溶液を、アルゴン雰囲気下、−78℃で15分にわたって、テトラヒドロフラン(8ml)中のn−ブチルリチウム(20mmol)の溶液で処理した。30分後、テトラヒドロフラン(10ml)中の1,2−ジブロモ−1,1,2,2−テトラフルオロ−エタン(2.6g、10mmol)の溶液を5分間にわたって滴下した。さらに30分後、冷却浴を取り除き、飽和塩化アンモニウム(20ml)およびエーテル(20ml)を加えた。混合物を室温に加温し、ついで、エーテル/水間で分配した。有機抽出物を半飽和ブラインで洗浄し、乾燥し、蒸発させた。この残渣を、ジクロロメタン中の酢酸エチルの0〜30%の勾配で溶出するシリカゲルのクロマトグラフィーに付して、黄色固体(1.1g、51%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z217(MH+)。
臭化物(a)(432mg)およびアミド(1f)(516mg)から、実施例(1l)の方法に従ってこれを調製し、クロマトグラフィーに付して黄色固体(105mg、13%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z394(MH+)。
カルバメート(b)(105mg)から、粗物質を酢酸エチル中の0〜30%のメタノール勾配で溶出するシリカゲルのクロマトグラフィーに付すこと以外は実施例(1m)の方法に従ってこれを調製し、油(25mg、32%)として得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z394(MH+)。
アミン(c)(25mg)およびアルデヒド(1j)(16mg)から、実施例(1n)の方法に従って、標題化合物の遊離塩基を白色固体(4mg、10%)として得た。
1H NMRδ(CD3OD)7.95(1H,d),7.75(1H,d),7.65(1H,d),7.07(1H,d),4.45(2H,m),4.38(2H,m),4.10(2H,s),3.52(2H,s),2.80(1H,m),2.10−1.60(8H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z472(MH+)。
遊離塩基を、実施例1の方法により二塩酸塩に変換し、白色固体(5mg)を得た。
酢酸エチル(200ml)中のtrans−4−tert−ブトキシカルボニルアミノ−シクロヘキサンジカルボン酸(15g、61.7mmol)および1−ヒドロキシスクシニミド(76g、61.7mmol)の溶液を、酢酸エチル(50ml)中のジシクロヘキシルカルボジイミド(12.7g、61.7mmol)の溶液で処理した。一晩撹拌した後、混合物を濾過し、蒸発させて、黄色固体を得た。これをテトラヒドロフラン(300ml)中に溶解し、気体のアンモニアを溶液に15分間通気して処理した。濾過により白色固体を得、これを水(200ml)中で1時間撹拌した。濾過し、乾燥して、白色固体(11.3g、76%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z243(MH+)。
4−クロロキノリン(0.49g)およびアミド(a)(0.73g)から、実施例(1l)の方法に従ってこれを調製し、白色固体(0.66g、60%)として得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z370(MH+)。
カルバメート(b)(0.65g)から、実施例(1m)に記載の方法に従ってこれを形成し、白色固体(280mg、58%)として得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z270(MH+)。
アミン(c)(220mg)およびアルデヒド(1j)(160mg)から、実施例(1n)の方法に従ってこれを調製し、標題化合物の遊離塩基を白色泡沫体(104mg、27%)として得た。
1H NMRδ(CDCl3)9.30(1H,bs),9.00(1H,bs),8.80(1H,d),8.20(1H,d),8.15(1H,d),8.05(1H,d),7.70(1H,t),7.60−7.50(2H,m),6.95(1H,d),3.90(2H,s),3.45(2H,s),2.70(1H,m),2.20−2.00(4H,m),1.80−1.70(2H,m),1.40−1.30(2H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z448(MH+)。
遊離塩基を、実施例1の方法により二塩酸塩に変換し、白色固体(110mg)として得た。
3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]チアジン−6−ジカルボン酸メチルエステル(6.74g)を、テトラヒドロフラン(100ml)中に懸濁させ、2Mの水酸化ナトリウム(30ml)を、ついで、水(20ml)を加えた。溶液を2.5時間撹拌し、減圧下で半分の容量まで蒸発させ、2Mの塩酸で酸性化した。生成物を回収し、水で洗浄し、減圧下で乾燥して、白色固体(6.2g)として得た。
MS(−veイオンエレクトロスプレー)m/z208(M−H)−。
テトラヒドロフラン(50ml)およびトリエチルアミン(4.7ml)中の酸(a)を、0℃に冷却し、クロロギ酸イソブチル(4.02ml)を滴下し、氷/水(50ml)中のボロヒドリドナトリウム(3.14g)の撹拌溶液中に濾過しながら、溶液を0℃に2時間撹拌した。混合物を0℃で1時間撹拌し、室温に加温した。2Mの塩酸で酸性化し、半分の容量に蒸発させ、得られた生成物を回収し、水で洗浄し、減圧下で乾燥して、白色固体(4.5g)を得た。
MS(−veイオンエレクトロスプレー)m/z194(M−H)−
クロロホルム(150ml)およびテトラヒドロフラン(300ml)中のアルコール(b)(3.5g)の撹拌溶液を、二酸化マンガン(7.8g)で18時間処理し、濾過し、蒸発させて、白色固体(2.5g)を得た。
MS(−veイオンエレクトロスプレー)m/z194(M−H)−
トリフルオロメタンスルホン酸−イソキノリン−5−イルエステル(D. Ortwine et al, J. Med. Chem., 1992, 35 (8), 1345のように調製した)およびアミド3(a)から、最終還元アルキル化工程においてアルデヒド(c)を用いること以外は、実施例3と同様の方法でこれを調製した。
LC/MS:(ES)m/z447(M+H)+。
Guo et al, Tet Lett, 1999, 40, 6999の方法をわずかに修飾してこれを調製した。イソプロピルアルコール(60mL)中の2,8−キノリンジオール(4.97g、30.84mmol)および1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン(DBU)(40.2mmol、6mL)の撹拌溶液に、臭化ベンジル(3.7mL、30.84mmol)を加えた。溶液を一晩加熱還流した。反応混合物を冷却し、ついで、減圧下で濃縮した。得られた残渣をCH2Cl2で希釈し、0.5NのNaOH、10%のHClおよび水で洗浄し、Na2SO4で乾燥した。濃縮して、6g(77%)の黄褐色固体を得、これをさらに精製することなく用いた。
LC/MS:(ES)m/z252(M+H)+
8−ベンジルオキシキノリン−2−オール(a)(6g、23.9mmol)をPOCl3(45mL)に加え、80℃で10時間撹拌しながら加熱した。この反応物を室温に冷却し、混合物を30℃で水中にゆっくりと注ぐことにより、過剰のPOCl3を分解した。ついで、生成物をトルエン中に抽出し、合した有機層を飽和NaHCO3水溶液で洗浄し、MgSO4で乾燥した。濃縮して、6.9gの無色の油を得、これをトルエン(10mL)中に溶解し、MeOH(50mL)中の25wt%のNaOMeの撹拌溶液に加えた。反応溶液を一晩70℃に加熱した。室温を冷却した後、反応溶液を氷に注ぎ、トルエンで抽出した。合した有機抽出物を乾燥(MgSO4)し、減圧下で濃縮して、無色の油(6.14g、92%)を得た。
LC/MS:(ES)m/z266(M+H)+。
8−ベンジルオキシ−2−メトキシキノリン(b)(6.14g、23mmol)をEtOH(50mL)中に溶解し、10%のPd/C(600mg)で処理した。反応混合物をH2雰囲気下(20psi)、Parrshaker装置で、3.5時間水素化した。反応物を濾過し、濃縮して3.8g(96%)の無色の油を得た。これをDMF(40mL)中に溶解し、トリエチルアミン(3.6mL、25.8mmol)およびN−フェニルトリフルオロメタンスルホンイミド(8.54g、23.9mmol)で処理した。反応混合物を、撹拌しながら40℃で、8時間加熱した。室温に冷却して、K2CO3水溶液を加え、生成物をCH2Cl2に抽出した。合した有機抽出物を水(5×75mL)で洗浄し、乾燥(Na2SO4)し、濃縮して6.8g(100%)の淡黄褐色結晶性固体を得た。
LC/MS:(ES)m/z308(M+H)+。
ジオキサン(30mL)中のアミド(1f)(847mg、3.28mmol)、rac−2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル(133mg、0.21mmol)およびCs2CO3(1.33g、4.1mmol)を含むフラスコに、N2を流した。これにPd2(dba)3(63mg、0.07mmol)を加え、反応溶液を10分間超音波処理に付すと、色が紫から褐色に変化した。ついで、ジオキサン(15mL)中の1,1,1−トリフルオロメタンスルホン酸2−メトキシキノリン−8−イルエステル(c)(1.09g、3.54mmol)を加えた。反応混合物を100℃で18時間撹拌しながら加熱した。室温に冷却しながら、反応混合物をセライト(登録商標)で濾過した。生成物を、ISCO Combiflash(登録商標)自動化カラムクロマトグラフィーユニット(シリカ、0%〜10%のMeOH/EtOAc)で精製して、846mg(65%)の所望の化合物を淡黄色固体として得た。
LC/MS:(ES)m/z416(M+H)+。
CH2Cl2(10mL)中の(d)(134mg、0.32mmol)の溶液を0℃に冷却した。これに4MのHCl/ジオキサン(1.57mL、6.28mmol)を一度に加え、反応溶液を室温で5時間撹拌した。反応溶液を濾過し、固体をエーテルで洗浄し、減圧下で乾燥して、淡黄色固体(65mg)を得た。
LC/MS:(ES)m/z316(M+H)+。
二塩酸塩(e)(55mg、0.14mmol)、アルデヒド(1j)(50mg、0.25mmol)、トリエチルアミン(0.10mL、0.72mmol)、DMF(0.5mL)、HOAc(0.5mL)およびMeOH(7mL)を合し、3Åモレキュラーシーブスの存在下、80℃で3時間、ついで、室温で一晩撹拌した。NaCNBH3(54mg、0.86mmol)を加え、反応混合物を室温で24時間撹拌した。反応混合物を10%のMeOH/CHCl3で希釈し、Na2CO3水溶液を加えた。水層を10%のMeOH/CHCl3(4×)で抽出し、合した有機抽出物を乾燥(Na2SO4)した。生成物をISCO Combiflash(登録商標)自動化カラムクロマトグラフィーユニット(シリカ、0%t〜10%のMeOH/CHCl3)で精製して、31mg(45%)の標題化合物を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz)δ1.80−2.10(m,8H),3.10(m,1H),3.51(s,2H),4.09(s,3H),4.18(s,2H),6.95−6.98(d,1H),7.04−7.07(d,1H),7.30−7.35(t,1H),7.48−7.50(d,1H),7.73−7.75(d,1H),8.09−8.11(d,1H),8.56−8.58(d,1H)。
LC/MS:(ES)m/z494(M+H)+。
乾燥テトラヒドロフラン(170ml)中の3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−カルボン酸メチル(1g)(1.0g)の溶液を、エーテル(14ml)中の1Mの水素化アルミニウムリチウムで処理し、混合物を18時間加熱還流した。これを冷却し、若干過剰である2Nの水酸化ナトリウムを、ついで、クロロホルムおよび無水硫酸ナトリウムを加え、混合物を30分間撹拌し、濾過した。溶液を蒸発させて乾燥して、半固体(0.482g)を得た。
MS(APCI+)m/z183(MH+)
乾燥ジクロロメタン(50ml)中のアルコール(a)(0.482g)を、二酸化マンガン(1.2g)と一緒に18時間撹拌し、混合物を濾過した。この濾液を蒸発させ、メタノール−ジクロロメタン(1:50)で溶出するシリカゲルのクロマトグラフィーに付して、黄色固体(0.24g)を得た。
MS(APCI+)m/z181(MH+)
二塩酸塩(5e)(65mg、0.16mmol)、アルデヒド(b)(75mg、0.42mmol)、トリエチルアミン(0.15mL、1.08mmol)、DMF(0.5mL)、HOAc(0.5mL)およびMeOH(7mL)を一緒に合し、3Åのモレキュラーシーブスの存在下、80℃で3時間、ついで、室温で一晩撹拌した。NaCNBH3(47mg、0.75mmol)を加え、反応混合物を室温で24時間撹拌した。反応混合物を10%のMeOH/CHCl3で希釈し、Na2CO3水溶液を加えた。水層を10%のMeOH/CHCl3(4×)で抽出し、合した有機抽出物を乾燥(Na2SO4)した。生成物を、ISCO Combiflash(登録商標)自動化カラムクロマトグラフィーユニット(シリカ、0%〜10%のMeOH/CHCl3)で精製して、70mg(92%)の標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H NMR(400MHz)δ1.77−2.08(m,8H),2.71(m,1H),2.89−2.91(m,2H),3.66−3.67(m,2H),3.76(s,2H),4.00(s,3H),5.38(brs,1H),6.40−6.42(d,1H),6.81−6.83(d,1H),7.08−7.10(d,1H),7.24−7.28(t,1H),7.33−7.35(d,1H),7.87−7.89(d,1H),8.61−8.63(d,1H)10.92(s,1H)
LC/MS:(ES)m/z480(M+H)+
THF(60mL)中のトリメチルシリルアセチレンの撹拌溶液(4.14g、0.042mol)を、−78℃でn−ブチルリチウム(29mL、0.042mol;1.6MのTHF中溶液)で処理した。得られた混合物を−78℃で15分間撹拌した。THF(120mL)中のN−4−Boc−アミノシクロヘキサノン(3g、0.014mol)の溶液を、30分間にわたって滴下した。得られた混合物を−78℃で1時間撹拌し、ついで、ゆっくりと1時間にわたって室温に加温した。反応物を飽和塩化アンモニウム水溶液でクエンチし、EtOAcで希釈し、飽和NaHCO3水溶液、H2Oおよび飽和NaCl水溶液で洗浄した。有機抽出物をMgSO4で乾燥し、濃縮して、標題化合物を灰白色泡沫体(4.38g、100%)として得た。
MS(ES)m/z312(M+H)+
MeOH(50mL)中の(a)(4.38g、0.014mol)の溶液を、K2CO3(5.83g、0.42mol)で処理し、室温で3時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、残渣をEtOAcとNaCl水溶液間で分配し、有機層を乾燥(MgSO4)し、濃縮して油(2.7g、89%)を得た。
MS(ES)m/z240(M+H)+
トリエチルアミンおよびDMFの1:1混合物(10mLの総容量)中の(b)(500mg、2.09mmol)およびトリフレート(5c)(656mg、2.13mmol)の溶液を、(Ph3P)2PdCl2(60mg;4%mol)およびCuI(32mg、8%mol)で処理した。得られた混合物を、70℃で24時間撹拌しながら加熱した。溶媒を減圧下で除去し、残渣をCH2Cl2とNaCl水溶液間で分配し、有機層を乾燥(MgSO4)し、減圧下で濃縮した。得られた油をフラッシュカラムシリカゲルのクロマトグラフィーゲル(勾配:20〜50%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、黄色泡沫体(635mg、82%)を得た。
LC/MS:MS(ES)m/z397(M+H)+
MeOH(10mL)中の(c)(635mg、1.6mmol)の溶液を、10%のPd/C(65mg)で処理し、Parrボトルで6時間40psiで水素化した。溶液をセライト(登録商標)により濾過し、濾過パッドをMeOHで洗浄した。濾液を濃縮して、標題化合物(608mg、95%)を黄色泡沫体として得た。
LC/MS:(ES)m/z401(M+H)+
CH2Cl2(5mL)中の(d)(600mg、1.5mmol)の撹拌溶液を、トリフルオロ酢酸(1.16mL、15mmol)で処理した。溶液を室温で1時間撹拌し、減圧下で濃縮した。MeOHを加え、溶液を再び遠心分離して、固体(1.06g)を得た。
LC/MS:(ES)m/z301(M+H)+
3−ヒドロキシ−2−ニトロピリジン(20g、0.143mol)をメタノール(400mL)中に溶解し、メタノール(33mL、0.13mol)中の25%のナトリウムメトキシドを室温で加えた。混合物を30分間撹拌し、ついで、0℃に冷却し、臭素(7.2mL、0.14mol)をゆっくりと加えた。ついで、反応物を0℃で30分間撹拌し、ついで、氷AcOH(2.5mL)でクエンチした。溶媒を減圧下で除去し、物質(30g、96%)を得、これをさらに精製することなく用いた。
MS(ES)m/z219.0(M+H)+
ヒドロキシピリジン(f)(30g、0.14mol)をアセトン(200mL)中に懸濁させ、炭酸カリウム(39g、0.28mol)を、ついで、ブロモ酢酸エチル(15.7mL、0.14mmol)を加えた。反応物を10時間加熱還流し、ついで、室温に冷却し、Et2Oで希釈した。沈殿を吸引濾過により除去し、濾液を減圧下で濃縮して、物質(38g、89%)を得、これをさらに精製することなく用いた。
MS(ES)m/z305.0(M+H)+
ニトロピリジン(g)(38g、0.125mol)を氷AcOH(150mL)中に溶解し、鉄粉(20g、0.36mol)を加えた。混合物を機械的に撹拌し、90℃に5時間加熱し、ついで、室温に冷却し、EtOAc(300mL)で希釈した。混合物をシリカゲルパッドで濾過し、濾液を減圧下で濃縮し、残渣をMeOH(15g、52%)から結晶化した。
MS(ES)m/z229.0(M+H)+
ブロモピリジン(h)(6.0g、26.3mmol)およびtrans−2−フェニルビニルボロン酸(3.9g、26.3mmol)を、1,4−ジオキサン(150mL)中に溶解し、溶液をアルゴンで脱気した。(Ph3P)4Pd(230mg、0.2mmol)を、ついで、H2O(20mL)中の炭酸カリウム(6.9g、50mmol)を加えた。反応物をアルゴン雰囲気下で一晩加熱還流し、室温に冷却し、EtOAc(200mL)で希釈した。溶液をH2Oおよびブラインで連続して洗浄し、乾燥(Na2SO4)し、減圧下で濃縮した。固体残渣をシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーゲル(5〜10%のEtOAc/CHCl3)により精製して、固体(2.5g、38%)を得た。
MS(ES)m/z253.0(M+H)+
ピリジン(i)(1.2g、4.8mmol)を、CH2Cl2(200mL)中に溶解し、溶液を−78℃に冷却した。オゾンを撹拌しながら溶液に、淡青色が現れるまでバブリングし、ついで、過剰のオゾンを15分間溶液に酸素をバブリングすることにより除去した。硫化ジメチル(1.76mL、24mmol)を溶液に加え、反応物を−78℃で3時間、ついで、室温で一晩撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、残渣をEt2O(50mL)でトリチュレートした。回収した固体をさらにEt2Oで洗浄し、固体(700mg、82%)で希釈した。
MS(ES)m/z179.0(M+H)+
アミントリフルオロ酢酸(e)(270mg、0.51mmol)を、DMF(3mL)およびMeOH(2mL)中のアルデヒド(j)(100mg、0.561mmol)の撹拌溶液に加えた。NaHCO3(214mg、2.55mmol)を反応混合物に加え、溶液を80℃で16時間撹拌した。溶液を0℃に冷却し、ボロヒドリドナトリウム(0.042g、1.12mmol)を加えた。反応物を外界温度で4時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルと水間で分配した。有機層を水(2×)およびブラインで洗浄し、乾燥(Na2SO4)し、濃縮した。フラッシュカラムシリカゲルのクロマトグラフィーゲル(90:10:1のCHCl3/MeOH/NH4OH)を用いて精製して、標題化合物(92mg、39%)を淡黄色泡沫体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.95(d,1H);7.55(d,1H);7.48(d,1H);7.29(t,1H);7.18(d,1H);6.93(d,1H);6.88(d,1H);4.61(s,2H);4.06(s,3H);3.86(s,2H);3.25(m,2H);2.52(m,1H);1.89(m,2H);1.79(m,2H);1.76(m,2H);1.59(m,2H);1.43(m,2H)
LC/MS:(ES)m/z465(M+H)+
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.95(d,1H);7.55(d,1H);7.48(d,1H);7.29(t,1H);7.18(d,1H);6.93(d,1H);6.88(d,1H);4.61(s,2H);4.06(s,3H);3.86(s,2H);3.25(m,2H);2.52(m,1H);1.89(m,2H);1.79(m,2H);1.76(m,2H);1.59(m,2H);1.43(m,2H)
LC/MS:(ES)m/z479(M+H)+
(R)−シクロヘキシ−3−エンジカルボン酸、98.2%ee(2.30g、18.2mmol)[Schwartz et al, J. Am. Chem. Soc., 100, 5199, (1978)]を、トリメチルシリルブロマイド(3.01mL、22.8mmol)、DMSO(1.62mL)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(3.97mL、22.8mmol)[Iwata et al, Heterocycles., 31, 987 (1990)の方法による]と反応させて、白色固体(2.13g、57%)を得た。
δH(CDCl3)1.68(1H,m),1.86(1H,d),1.98−2.02(1H,m),2.20(1H,m),2.42(1H,m),2.50−2.56(1H,m),2.73(1H,brs),4.15(1H,dd),4.91(1H,d)
(1R,4S,5R)−4−ブロモ−6−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−7−オン(a)(2.13g、10.4mmol)をTHF(20mL)中に溶解し、20℃で24時間撹拌しながら0.88アンモニア(5.3mL)で処理した。ついで、溶媒を減圧下で除去して、白色固体(2.31g)を得た。
δH(CD3OD)1.63(1H,dd),1.73−1.80(1H,m),1.85−2.03(3H,m),2.16−2.21(1H,m),2.36(1H,tt),3.54(1H,dt),4.55(1H,bs)
(1R,3R,4S)−4−ブロモ−3−ヒドロキシ−シクロヘキサンカルボン酸アミド(b)(2.31g、10.4mmol)を、DMF(100mL)中、60℃で15.5時間、アジドナトリウム(1.35g、20.8mmol)で処理した。溶媒を減圧下で除去し、残渣を、フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM:MeOH 0〜10%)で精製して、白色固体(1.09g、5.93mmol、57%)を得た。
δH(CD3OD)1.30(1H,dq),1.42−1.56(2H,m),1.83(1H,dt),1.99−2.08(2H,m),2.30(1H,tt),3.16(1H,m),3.41(1H,m)
MeOH/AcOH(9:1、30mL)中の(1R,3R,4R)−4−アジド−3−ヒドロキシ−シクロヘキサンジカルボン酸アミド(c)(765mg、4.15mmol)に、Pd/C(10%、300mg)を加え、混合物を、外界気圧で22時間、水素雰囲気下で撹拌した。混合物をセライト(登録商標)で濾過し、残渣をMeOHで洗浄し、合した有機抽出物を減圧下で濃縮して、白色固体(905mg、100%)を得た。
δH(CD3OD)1.42−1.59(3H,m),1.87−1.92(1H,m),1.92(3H,s),2.07−2.14(2H,m),2.37(1H,m),2.84(1H,dt),3.50(1H,dt)
(1R,3R,4R)−4−アミノ−3−ヒドロキシ−シクロヘキサンジカルボン酸アミド,酢酸塩(d)(905mg、4.15mmol)を、ジオキサン(30mL)およびMeOH(50mL)中のN,N−ジイソプロピルエチルアミン(868μL、4.98mmol)およびジ−tert−ブチルジカルボネート(1.08g、4.98mmol)で、16時間処理した。ついで、溶媒を減圧下で除去し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM:MeOH0〜10%)により精製して、白色固体(804mg、3.11mmol、75%)を得た。
δH(CD3OD)1.18−1.32(1H,m),1.44(9H,s),1.43−1.55(2H,m),1.81(1H,d),1.98(1H,bd),2.09(1H,d),2.29(1H,m),3.22(1H,dt),3.33(1H,dt)
乾燥THF(200mL)およびDMF(25mL)中の(1R,3R,4R)−3−ヒドロキシ−4−tert−ブトキシカルボニルアミノ−シクロヘキサンジカルボン酸アミド(e)(2.78g、10.8mmol)、パラ−ニトロ安息香酸(2.16g、12.9mmol)およびトリフェニルホスフィン(3.38g、12.9mmol)に、アルゴン雰囲気下、0℃で、アゾジカルボン酸ジイソプロピル(2.5mL、12.9mmol)を滴下した。0℃で5分、室温で17時間後、混合物を減圧下で濃縮し、残渣を、フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM/MeOH、0〜4%)により精製して、白色固体(2.36g、5.8mmol、54%)を得た。
δH(CD3OD/CDCl3)1.41(9H,s),1.62−1.74(1H,m),1.80−1.92(3H,m),1.98−2.03(1H,m),2.18−2.22(1H,m),2.58−2.66(1H,m),3.64−3.73(1H,m),5.55(1H,brs),8.31(2H,d),8.35(2H,d)
m/z(ES+)430(MNa+)
乾燥MeOH(250mL)中の4−ニトロ安息香酸(1S,2R,5R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−5−カルバモイル−シクロヘキシルエステル(f)(3.62g、8.9mmol)を、炭酸カリウム(1.84g、13.3mmol)で処理した。室温で2時間後、混合物を濃縮し、残渣を、フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM/MeOH、5〜15%)で精製して、白色固体(1.62g、6.3mmol、71%)を得た。
δH(CD3OD)1.44(9H,s),1.45−1.55(1H,m),1.62−1.72(3H,m),1.82−1.88(1H,m),1.89−1.94(1H,m),2.53−2.62(1H,m),3.37−3.43(1H,m),3.97−3.99(1H,m)
m/z(ES+)281(MNa+)
ジクロロメタン(50mL)中の8−ヒドロキシ−キノリン−2−カルボニトリル(5g、29.4mmol)の溶液を、トリエチルアミン(4.5mL)、ついで、N−フェニルトリフルオロメタンスルホンイミド(11.5g、32.3mmol)で処理した。18時間後、混合物を水で、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、乾燥し、蒸発させた。酢酸エチル/ペトロール勾配で溶出するシリカゲルのクロマトグラフィーにより精製して、白色固体(8.0g、90%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z303(MH+)
アミド(g)(1.7g)およびトリフレート(h)(2.0gから、実施例(1l)の方法により調製した。ジクロロメタン中の0〜5%のメタノールで溶出するシリカゲルのクロマトグラフィーに付して白色固体(2.4g、89%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z411(MH+)
ジクロロメタン(50mL)中のカルバメート(i)(2.4g、6mmol)の溶液を、トリフルオロ酢酸(10mL)で処理した。18時間後、混合物を蒸発させて、飽和重炭酸ナトリウム水溶液と20%のメタノール/ジクロロメタン間で分配した。水相を2回さらに抽出し、合した抽出物を乾燥し、蒸発させて固体を得た。これをエーテル/酢酸エチル(1/1)でトリチュレートし、濾過し、エーテルで洗浄して、淡褐色固体(1.25g、61%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z311(MH+)
アミン(j)(0.59g、1.9mmol)およびアルデヒド(7j)(0.36g、2mmol)を、シアノボロヒドリドナトリウム(0.16g、2.5mmol)と、実施例(1n)の方法に従って反応させて、処理した後、クロマトグラフィーに付し、標題化合物の遊離塩基を白色固体(0.48g、54%)として得た。
1H NMRδ(CDCl3)9.95(1H,bs),8.85(1H,d),8.28(1H,d),7.75(1H,d),7.65(1H,d),7.52(1H,d),7.25(1H,d),6.92(1H,d),4.65(2H,s),4.30(1H,bs),4.00(2H,m),3.05(1H,m),2.90(1H,m),2.35(1H,m),2.10(1H,m),1.90−1.80(3H,m),1.70(1H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z473(MH+)
この物質を、実施例(1)の方法に従って塩酸塩に変換して、標題化合物を白色固体(0.38g)として得た。
アミド(1f)およびトリフレート(9h)から、実施例(1l)の方法に従って、固体を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z411(MH+)。
これをカルバメート(a)から実施例(1m)の方法により調製した。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z311(MH+)
アミン(b)(0.1g、0.32mmol)およびアルデヒド(1j)(0.06g、0.32mmol)を、シアノボロヒドリドナトリウム(0.1g)と、実施例(1n)の方法に従って反応させて、処理した後、クロマトグラフィーに付して、標題化合物の遊離塩基を白色固体(0.09g、56%)として得た。
1H NMRδ(CDCl3)11.00(1H,bs),8.90(1H,d),8.28(1H,d),7.72(1H,d),7.66(1H,t),7.55(2H,m),6.95(1H,d),3.93(2H,s),3.50(2H,s),2.70(1H,m),2.30−1.90(6H,m),1.70(2H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z489(MH+)
この物質を、実施例(1)の方法により二塩酸塩に変換して、標題化合物を白色固体(0.09g)として得た。
1H NMRδ(CDCl3)11.00(1H,bs),8.85(1H,d),8.25(1H,d),7.70(1H,d),7.60(1H,t),7.50(1H,d),7.20(1H,d),6.95(1H,d),4.65(2H,s),3.95(2H,s),2.75(1H,m),2.20−1.90(6H,m),1.80(2H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z473(MH+)
この物質を実施例(1)の方法により塩酸塩に変換して、標題化合物を白色固体(0.23g)として得た。
これを、(S)−シクロヘキシ−3−エンジカルボン酸[Schwartz et al, J. Am. Chem. Soc., 100, 5199, (1978)]から、アミン(9j)を調製するのに用いたものと類似の化学により調製した。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z311(MH+)
アミン(a)(310mg)およびアルデヒド(1j)(194mg)から、実施例(1n)の還元アルキル化法により調製して、処理し、クロマトグラフィーに付して、標題化合物の遊離塩基を白色固体(247mg)として得た。
1H NMRδ(CD3OD)8.70(1H,d),8.47(1H,d),7.85(1H,d),7.75−7.65(3H,m),7.05(1H,d),4.30(1H,bs),4.15(1H,d),4.05(1H,d),3.52(2H,s),3.10(1H,m),2.97(1H,m),2.25(1H,m),2.15(1H,m),2.00−1.80(3H,m),1.70(1H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z489(MH+)
この物質を、実施例(1)の方法により塩酸塩に変換して、標題化合物を白色固体(0.25g)として調製した。
1H NMRδ(CD3OD)8.75(1H,d),8.52(1H,d),7.92(1H,d),7.72(2H,m),7.30(1H,m),7.05(1H,d),4.65(2H,s),4.30(1H,m),4.00(1H,d),3.95(1H,d),3.15(1H,m),2.95(1H,m),2.00−1.80(3H,m),1.70(2H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z473(MH+)
この物質を、実施例(1)の方法により塩酸塩に変換して、標題化合物を白色固体(0.17g)として得た。
これを、アミド(9e)(1.7g)およびトリフレート(9h)(2.0g)から、実施例(1l)の方法により調製した。ジクロロメタン中の2〜5%のメタノールで溶出するシリカゲルのクロマトグラフィーにより白色固体(2.0g、74%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z411(MH+)
ジクロロメタン(50mL)中のカルバメート(a)(2.0g、6mmol)の溶液を、トリフルオロ酢酸(10mL)で処理した。18時間後、混合物を蒸発させ、飽和重炭酸ナトリウム水溶液と20%のメタノール/ジクロロメタン間で分配した。水相をさらに2回抽出し、合した抽出物を乾燥し、蒸発させて、褐色固体を得た。これを、ジクロロメタン中の0〜30%のメタノールで溶出するシリカゲルのクロマトグラフィーに付して、白色固体(1.3g、84%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z311(MH+)
アミン(b)(630mg)およびアルデヒド(1j)(388mg)から、実施例(1n)の還元アルキル化法により調製し、処理し、クロマトグラフィーに付し、標題化合物の遊離塩基を白色固体(636mg、65%)として得た。
1H NMRδ(CDCl3)9.52(1H,bs),8.85(1H,d),8.28(1H,d),7.70(1H,d),7.65−7.55(2H,m),7.50(1H,d),6.95(1H,d),4.25(1H,d),4.00(1H,d),3.85(1H,m),3.40(1H,q),2.85(1H,m),2.70(1H,m),2.40(1H,m),2.28(1H,m),2.15(1H,m),1.85−1.50(3H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z489(MH+)
この物質を実施例(1)の方法により塩酸塩に変換して、標題化合物を白色固体(0.51g)として得た。
1H NMRδ(CDCl3)9.55(1H,bs),8.85(1H,d),8.28(1H,d),7.72(1H,d),7.65(1H,t),7.52(1H,d),7.20(1H,d),6.90(1H,d),4.60(2H,s),4.18(1H,d),3.95(1H,d),3.75(1H,m),2.75(2H,m),2.40(1H,m),2.27(1H,m),2.15(1H,m),1.85−1.65(2H,m),1.55(1H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z473(MH+)
この物質を実施例(1)の方法により塩酸塩に変換して、標題化合物を白色固体(0.43g)として得た。
1H NMRδ(CDCl3)9.60(1H,bs),8.90(1H,d),8.30(1H,d),7.75(1H,d),7.68(1H,t),7.58(1H,d),7.52(1H,d),6.92(1H,d),4.15(1H,m),3.95(1H,d),3.85(1H,d),3.50(2H,s),3.00(1H,m),2.75(1H,m),2.35(1H,m),2.10(2H,m),1.90−1.70(3H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z489(MH+)
この物質を実施例(1)の方法により塩酸塩に変換して、標題化合物を白色固体(0.40g)として得た。
1H NMRδ(CD3OD)8.60(1H,d),8.10(1H,d),7.50(1H,d),7.35(1H,t),7.20(1H,d),6.90(2H,m),4.65(2H,s),4.10(3H,s),3.95(2H,s),2.75(1H,m),2.20−1.90(6H,m),1.80(2H,m)
LC/MS:(ES)m/z478(M+H)+
2−メチル−キノリン−8−オール(7.1g)から、実施例(9h)の方法により調製して、透明な油(13.4g、100%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z292(MH+)
トリフレート(a)(1.0g)およびアミド(1f)(0.9g)から、9,9−ジメチル−4,5ビス(ジフェニルホスフィノ)キサンテン(XANTPHOS)を、BINAPの代わりに用いること以外は、実施例(1l)の方法により調製して、処理し、クロマトグラフィーに付して、白色固体(1.1g、79%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z400(MH+)
カルバメート(b)(1.1g)から、実施例(1m)と同様の方法で調製して、淡黄色固体(0.74g、91%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z300(MH+)
アミン(c)(100mg)およびアルデヒド(7j)(54mg)から、実施例(1n)の還元アルキル化法により調製して、処理し、クロマトグラフィーに付して、標題化合物の遊離塩基を白色固体(34mg、25%)として得た。
1H NMRδ(CDCl3)11.20(1H,bs),8.72(1H,d),7.95(1H,d),7.30(2H,m),7.25−7.15(2H,m),6.95(1H,d),4.65(2H,s),3.95(2H,s),2.75(1H,m),2.65(3H,s),2.20−1.85(8H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z462(MH+)
この物質をこの物質を実施例(1)の方法により二塩酸塩に変換して、標題化合物を白色固体(44mg)として得た。
1H NMRδ(CDCl3)11.20(1H,bs),8.75(1H,d),8.00(1H,d),7.58(1H,d),7.40(2H,m),7.30(1H,m),6.98(1H,d),3.95(2H,s),3.50(2H,s),2.75(1H,m),2.70(3H,s),2.20−1.85(8H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z478(MH+)
この物質を実施例(1)の方法により二塩酸塩に変換して、標題化合物をを白色固体(96mg)として得た。
トリフレート(5c)(700mg)およびアミド(9e)(620mg)から、実施例(5d)の方法に従って調製して、生成物を固体(550mg、58%)として得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z416(MH+)
カルバメート(a)(550mg)から、実施例(9j)に記載の方法に従って調製して、白色固体(253mg)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z316(MH+)
アミン(b)(76mg)およびアルデヒド(1j)(47mg)から、実施例(1n)の還元アルキル化法により調製して、処理し、クロマトグラフィーに付して、標題化合物の遊離塩基を白色固体(50mg)として得た。
1H NMRδ(CDCl3)9.55(1H,bs),8.68(1H,d),8.00(1H,d),7.55(1H,d),7.45−7.35(2H,m),6.92(2H,m),4.10(3H,s),4.05(1H,d),3.85(1H,d),3.50(1H,m),3.40(2H,s),2.50−2.35(3H,m),2.20(2H,m),1.80−1.55(2H,m),1.30(1H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z494(MH+)
この物質を実施例(1)の方法により二塩酸塩に変換して、標題化合物を淡黄色固体(57mg)として得た。
トリエチルアミン(0.76mL)を含有するジクロロメタン(10mL)中の6−クロロ−5−ニトロ−ニコチン酸メチルエステル(1.0g)[A.H. Berrie et al. J. Chem. Soc. 2590 −2594 (1951)に記載のように調製した]の溶液を、メルカプト−酢酸メチルエステル(0.44mL)で処理し、溶液を室温で1時間撹拌し、蒸発させて乾燥した。重炭酸ナトリウムを加え、混合物をジクロロメタンで抽出し、乾燥(無水硫酸ナトリウム)し、蒸発させて固体(1.0g)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z287(MH+)
酢酸(50mL)中のエステル(a)(1.0g)を、鉄粉(10g)で処理し、混合物を撹拌し、60℃で1時間加熱し、冷却し、濾過した。濾液を蒸発させ、重炭酸ナトリウム溶液で処理し、暖クロロホルムで抽出した。これを乾燥(無水硫酸ナトリウム)し、蒸発させて白色固体(0.85g)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z225(MH+)
エステル(b)(2.8g)を、実施例(1h)の方法により、水酸化ナトリウム水溶液で加水分解し、2MのHClで酸性化し、濾過し、固体(2.5g)を得た。
MS(−veイオンエレクトロスプレー)m/z209(M−H−)
ジカルボン酸(c)(2.48g)を、実施例(1i)の方法により、クロロギ酸イソブチルおよびボロヒドリドナトリウムで処理し、クロロホルム−メタノール(9:1)から再結晶して、固体(1.3g)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z197(MH+)
アルコール(d)(1.22g)を、実施例(1j)の方法により二酸化マンガンで酸化して固体(0.7g)を得た。
MS(−veイオンエレクトロスプレー)m/z193(M−H−)
アミントリフルオロ酢酸(7e)(0.68g)およびアルデヒド(e)(0.25g)から、実施例(7k)の還元アルキル化法により調製して、処理し、クロマトグラフィーに付して、標題化合物を白色固体(0.31g)として得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z479(MH+)
1H NMRδ(CDCl3)8.10(1H,s),7.95(1H,d),7.53(1H,d),7.45(1H,m),7.35(1H,t),7.20(1H,s),6.90(1H,d),4.15(3H,s),3.85(2H,s),3.55(2H,s),3.25(m,2H);2.52(m,1H);1.80(m,2H),1.70−1.40(m,8H)
5−ヒドロキシ−2−メチルピリジン(25g)をクロロホルム(500ml)中に懸濁し、m−クロロペル安息香酸(57〜86%の純度と業者により記載されている物質57g)で処理した。1時間撹拌した後、溶液をMgSO4で乾燥し、シリカカラムに注いだ。EtOAcで溶出して、副生成物を除去し、ついで、EtOAc中の20〜50%のEtOHで溶出して固体(27.7g)を得た。
MS(APCI+)m/z126(MH+)
DMF(450ml)中のピリジンN−オキシド(a)(21.12g)の溶液を、炭酸カリウム(26.2g)で、ついで30分後、ブロモ酢酸メチル(16ml)で処理し、一晩撹拌した。溶媒を蒸発させ、飽和ブライン(500ml)を加え、混合物をクロロホルム(6×200ml)で抽出した。合した有機溶液を乾燥し、蒸発させて、残渣をクロマトグラフィー(EtOAc中の20%のEtOH)に付して固体(18.5g)を得た。
MS(APCI+)m/z198(MH+)
ピリジンN−オキシド(b)(18.5g)を、発煙硝酸(90ml)および濃硫酸(90ml)の冷混合物に溶解し、40℃で1時間、65℃で一晩加熱した。混合物を冷却し、氷に注ぎ、EtOAc(250ml)を加えた。氷が溶けると、混合物を振盪させ、固体を濾過した。EtOAcを乾燥し、蒸発させ、残渣をエーテルでトリチュレートし、濾過して、固体(8.4g)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z229(MH+)
DMF(100ml)中のジカルボン酸(c)(8.4g)を、炭酸カリウム(7.6g)およびヨウドメタン(2.8ml)で処理し、3日間撹拌した。溶媒を蒸発させた後、水(200ml)を加え、固体を濾過し、減圧下で乾燥させて、生成物(5.32g)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z243(MH+)
無水トリフルオロ酢酸(120ml)中のピリジンN−オキシド(d)(3.8g)を、アルゴン雰囲気下で24時間還流し、溶媒を蒸発させて、残渣をクロロホルムとNaHCO3水溶液(各々50ml)間で分配した。水性フラクションを再びクロロホルム(3×50ml)で抽出し、合した有機層を乾燥し、蒸発させて、生成物(1.8g)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z339(MH+)
物質(e)をシリカゲルのクロマトグラフィーに付した時に生じるトリフルオロアセチル基の部分的な消失により生成物の混合物が得られた。
酢酸(55ml)中のニトロピリジン(f)(7.37mmol)の混合物を、鉄粉(4.2g)で処理し、60℃で1時間撹拌し、冷却し、キーゼルゲルにより濾過した。濾液を110℃で一晩加熱し、蒸発させて乾燥し、クロロホルムとNaHCO3水溶液(各々100ml)間で分配した。濾過により鉄塩を除去し、層を分離した後、水性フラクションをクロロホルム(10×50ml)で再び抽出し、合した有機溶液を乾燥し、蒸発させて生成物(1.17g)を得た。
MS(−veイオンエレクトロスプレー)m/z221([M−H]−)
ジオキサン(75ml)/水(15ml)中のアセテート(g)(1.17g)の溶液を、2MのNaOH溶液(3ml)を滴下して処理し、一晩静置した。混合物を、希HClでpH6に酸性化し、溶媒を蒸発させた。水(5ml)を加え、固体を濾過し、減圧下で乾燥し、生成物(877mg)を得た。
MS(−veイオンエレクトロスプレー)m/z179([M−H]−)
ヒドロキシメチルオキサジノン(h)(584mg)、二酸化マンガン(2.3g)、THF(50ml)および1,2−ジクロロエタン(50ml)の混合物を、アルゴン雰囲気下で20時間60℃に加熱した。キーゼルゲルにより濾過し、溶媒を蒸発させて、固体を得、これをEtOAc/ヘキサン 1:3でトリチュレートして、濾過し、乾燥(383mg)した。
MS(−veイオンエレクトロスプレー)m/z177([M−H]−)
アミン(18c)(100mg)およびアルデヒド(i)(54mg)から、実施例(1n)の方法により調製し、処理し、クロマトグラフィーに付して、標題化合物の遊離塩基を白色固体(62mg、45%)として得た。この物質を実施例(1)の方法により二塩酸塩に変換して、標題化合物を白色固体(60mg)として得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z462(MH+)
1H NMR(二塩酸塩)δ(d6−DMSO)11.35(1H,bs),11.25(1H,bs),9.05(2H,bs),8.70(1H,d),8.30(1H,d),8.22(1H,s),7.62(1H,d),7.50(2H,m),6.98(1H,s),6.20(1H,bs),4.75(2H,s),4.25(2H,s),3.20(1H,m),2.75(3H,s),2.05−1.80(8H,m)
アセトニトリル(340ml)中の6−アミノ−5−ブロモ−ピリジン−2−ジカルボン酸メチルエステル(19.8g)(T. R. KellyおよびF. Lang, J. Org. Chem.61, 1996, 4623-4633)および1−クロロメチル−4−フルオロ−1,4−ジアゾニアビシクロ[2.2.2]オクタンビス(テトラフルオロボレート)(Selectfluor(登録商標))(34.3g)の混合物を、アルゴン雰囲気下、40℃で1時間、60℃で1時間、ついで、80℃で一晩加熱した。EtOAcと水(各々500ml)間で分配した後、水性フラクションをEtOAc(300ml)で抽出して、合した有機溶液をMgSO4で乾燥し、蒸発させた。クロマトグラフィー(20%、ついで、ヘキサン中の30%のEtOAc)に付して、生成物(2.09g)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z249および251(MH+)
DMF(40ml)中のメルカプト酢酸エチル(1.15ml)の溶液を、アルゴン雰囲気下で氷冷し、水素化ナトリウム(420mgの60%の油中分散液)で処理し、完全に溶液となるまで(約1時間)撹拌した。エステル(a)(2.48g)を加え、混合物を室温に加温し、一晩撹拌した。EtOAc(150ml)を加え、溶液を水(3×150ml)で洗浄し、乾燥し、蒸発した。残渣をクロマトグラフィー(ヘキサン中の40%のEtOAc)に付して油(1.7g)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z289(MH+)
酢酸(100ml)中のフルオロピリジン(b)(1.7g)の溶液を、110℃で一晩加熱し、蒸発させて、減圧下で乾燥して、生成物を白色固体(1.5g)として得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z243(MH+)
エステル(c)から、実施例(1h)(86%)の方法によりこの化合物を調製した。
ジカルボン酸(d)から、実施例(1i)(73%)の方法によりこの化合物を調製した。
MS(−veイオンエレクトロスプレー)m/z213([M−H]−)
アルコール(e)(971mg)、二酸化マンガン(3.72g)、THF(70ml)および1,2−ジクロロエタン(70ml)の混合物を、アルゴン雰囲気下60℃で、20時間加熱した。キーゼルゲルにより濾過し、溶媒を蒸発させて固体を得、これをEtOAc/ヘキサン 1:3でトリチュレートし、濾過により回収した(608mg)。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z213(MH+)
アミン二塩酸塩(5e)(100mg)およびアルデヒド(f)(60mg)から、実施例(5f)の方法により調製し、処理し、クロマトグラフィーに付して、標題化合物の遊離塩基を白色固体(70mg)として得た。
1H NMRδ(CD3OD)8.65(1H,d),8.05(1H,d),7.55−7.45(2H,m),7.35(1H,t),6.95(1H,d),4.15(3H,s),3.95(2H,s),3.50(2H,s),2.60(1H,m),2.10(2H,m),2.00−1.80(4H,m),1.65(2H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z512(MH+)
この物質を実施例(1)の方法により二塩酸塩に変換して、白色固体(78mg)を得た。
酢酸(900ml)中の6−アミノ−5−ブロモピリジン−2−カルボン酸メチル(20.04g)の溶液に、N−クロロスクシニミド(14g)を加え、得られた溶液を120℃に1時間加熱した。ついで、溶液を蒸発させ、過剰の重炭酸ナトリウム溶液で処理し、ジクロロメタンで抽出した。有機フラクションを乾燥し、蒸発させて、生成物(21.98g)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z265および267(MH+)
エステル(a)(23.8g)から、実施例(1g)の方法により調製し(51%)、固体(11.8g)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z257(MH+)
エステル(b)(11.84g)を、実施例(1h)の方法により調製し(96%)、固体(9.6g)を得た。
MS(APCI−)m/z243([M−H]−)
ジカルボン酸(c)から、実施例(1i)の方法によりこの化合物を調製した(70%)。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z231(MH+)
アルコール(d)から、実施例(1j)の方法によりこの化合物を調製し(49%)、固体(2.01g)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z229(MH+)
アミン二塩酸塩(5e)(100mg)およびアルデヒド(e)(58mg)から、実施例(5f)の方法により調製して、処理し、クロマトグラフィーに付して標題化合物の遊離塩基を白色固体(55mg)として得た。
1H NMRδ(CD3OD)8.65(1H,d),8.05(1H,d),7.70(1H,s),7.50(1H,d),7.28(1H,t),6.95(1H,d),4.18(3H,s),4.00(2H,s),3.50(2H,s),2.62(1H,m),2.10(2H,m),2.00−1.80(4H,m),1.65(2H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z528(MH+)
この物質を、実施例(1)の方法により二塩酸塩に変換して、白色固体(57mg)を得た。
ジクロロメタン(5ml)中の3−メチル−キノキサリン−5−オール(Y. Abe et al, J. Med. Chem., 1998, 41 (21), 4062に記載のように調製した)(630mg、3.9mmol)の溶液を、トリエチルアミン(0.6ml)で処理し、ついで、N−フェニルトリフルオロメタンスルホンイミド(2.12g)を加えた。混合物を一晩撹拌し、飽和炭酸ナトリウム水溶液で洗浄し、乾燥し、蒸発した。残渣を、ペトロール中の40%の酢酸エチルで溶出するクロマトグラフィーに付して、淡黄色固体(1.04g、90%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z293(MH+)
アミド(1f)(450mg)およびトリフレート(a)(500mg)から、実施例(1l)の方法により調製した。ジクロロメタン中の2〜5%メタノールで溶出するシリカゲルのクロマトグラフィーに付して、白色固体(320mg、47%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z401(MH+)
カルバメート(b)(320mg)から、実施例(9j)の方法により、白色固体(210mg、88%)を調製した。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z301(MH+)
アミン(c)(100mg)およびアルデヒド(1j)(64mg)から、実施例(1n)の方法により調製して、処理し、クロマトグラフィーに付して標題化合物の遊離塩基を白色固体(64mg、41%)として得た。
1H NMRδ(CDCl3)8.80−8.75(2H,m),7.80−7.70(2H,m),7.65(1H,d),6.95(1H,d),3.88(2H,s),3.50(2H,s),2.79(3H,s),2.65(1H,m),2.10(2H,m),2.00−1.80(4H,m),1.65(2H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z479(MH+)
この物質を、実施例(1)の方法により二塩酸塩に変換して、白色固体(75mg)を得た。
酢酸(5ml)中の8−ブロモ−イソキノリン(F.T.Tyson, J.A.C.S., 1939, 61, 183の方法により調製)(1.25g、6mmol)の溶液を、27%の過酸化水素水溶液(1.8ml)で処理し、75℃で一晩加熱した。混合物を蒸発させ、残渣を炭酸ナトリウムとジクロロメタン間で分配し、ジクロロメタンでさらに2回抽出した。合した有機抽出物を乾燥し、蒸発した。残渣をエーテル/ペトロールでトリチュレートし、濾過により単離した(1.14g、85%)。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z225(MH+)
DMF(10ml)中の(a)(630mg、2.8mmol)の懸濁液を、無水トリフルオロ酢酸(4ml)で処理した。透明な溶液を室温で一晩撹拌し、ついで、蒸発させた。残渣を希炭酸ナトリウム水溶液で処理し、5%のメタノール/ジクロロメタンで数回抽出した。合した有機抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し、蒸発させた。粗生成物を、ジクロロメタン中の0〜10%のメタノールで溶出するシリカゲルのクロマトグラフィーに付して、白色固体(180mg、29%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z225(MH+)
DMF(5ml)中の(b)(180mg、0.8mmol)の溶液を、炭酸カリウム(140mg)およびヨウ化メチル(0.062ml)で処理し、3日間撹拌し、ついで、蒸発させた。残渣を、希塩化ナトリウムとジクロロメタン間で分配し、ジクロロメタンでさらに2回抽出した。合した有機抽出物を乾燥し、蒸発させて黄色固体(180mg、94%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z239(MH+)
アミド(1f)(200mg)および臭化物(c)(180mg)から、実施例(1l)の方法に従って調製して、褐色ガム(290mg、92%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z416(MH+)
カルバメート(d)(280mg)から、実施例(1m)の方法により調製して、褐色ガム(210mg、100%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z316(MH+)
アミン(e)(110mg)およびアルデヒド(1j)(68mg)を、シアノボロヒドリドナトリウム(30mg)と、実施例(1n)の方法に従って反応させて、処理し、クロマトグラフィーに付して、標題化合物の遊離塩基を白色固体(85mg、49%)として得た。
1H NMRδ(CDCl3)13.65(1H,bs),8.80(1H,d),7.65−7.55(2H,m),7.20(1H,d),7.05−6.95(2H,m),6.48(1H,d),3.90(2H,s),3.55(3H,s),3.45(2H,s),2.70(1H,m),2.20−1.60(8H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z494(MH+)
この物質を実施例(1)の方法により塩酸塩に変換して、標題化合物を白色固体(82mg)として得た。
メタノール(15ml)中のN−オキシド(26a)(500mg、2.2mmol)の溶液を、0℃で、クロロギ酸メチル(0.22ml、2.9mmol)およびトリエチルアミン(0.64ml、4.5mmol)で処理した。混合物を一晩撹拌し、ついで、蒸発させた。残渣を、塩化ナトリウム水溶液とジクロロメタン間で分配し、ジクロロメタンで抽出した。合した有機抽出物を乾燥し、蒸発させて油を得、これをジクロロメタンで溶出するシリカゲルのクロマトグラフィーに付して、油(280mg、53%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z239(MH+)
アミド(1f)(300mg)および臭化物(a)(270mg)から、実施例(1l)の方法に従って灰白色固体(160mg、34%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z416(MH+)
カルバメート(c)(160mg)から、実施例(1m)の方法により、褐色ガム(130mg、100%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z316(MH+)
アミン(c)(130mg)およびアルデヒド(1j)(86mg)を、シアノボロヒドリドナトリウム(30mg)と、実施例(1n)の方法に従って調製し、処理し、クロマトグラフィーに付して、標題化合物の遊離塩基を白色固体(58mg、29%)として得た。
1H NMRδ(CDCl3)11.90(1H,bs),8.82(1H,d),7.95(1H,d),7.20(1H,d),7.60−7.50(2H,m),7.45(1H,d),7.20(1H,d),6.95(1H,d),4.20(3H,s),3.95(2H,s),3.50(2H,s),2.70(1H,m),2.20−1.60(8H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z494(MH+)
この物質を実施例(1)の方法により塩酸塩に変換して、標題化合物を白色固体(64mg)として得た。
エタノール(82ml)中の2−ブロモ−5−メトキシ−フェニルアミン(16.1g、80mmol)、2,2−ジメチル−[1,3]ジオキサン−4,6−ジオン(メルドラム酸)(13.7g、95mmol)およびオルトギ酸トリエチル(14.1g、95mmol)の溶液を、2時間加熱還流し、ついで、室温に冷却した。濾過し、減圧下で乾燥して、白色固体(25.7g、91%)を得た。
MS(APCI−)m/z354(M−H)
ダウサム(Dowtherm)A(30ml)を加熱還流し、エナミン(a)(10g)を2分にわたって滴下した(注−CO2およびアセトンガスが激しく発生する)。さらに2分間加熱を続け、ついで、混合物を室温に冷却した。濾過し、減圧下で乾燥して、褐色固体(5.4g、76%)を得た。
MS(APCI−)m/z253(M−H)
キノロン(b)(5.4g、21mmol)を、ジオキシン(300ml)および2Mの水酸化ナトリウム水溶液(21ml、42mmol)の混合物に溶解し、ついで、10%の炭素担持パラジウム(2.3g)で、18時間水素化した。混合物を濾過し、中和(5Mの塩酸)し、濃縮すると結晶化が生じた。濾過し、水で洗浄し、減圧下で乾燥し、固体(2.5g、70%)を得た。
MS(APCI−)m/z174(M−H)
DMF(22ml)中のキノロン(c)(3.2g、18mmol)の溶液を、三臭化リン(2.2ml)で処理した。2時間後、混合物を水に加え、飽和重炭酸ナトリウム水溶液で中和した。濾過し、乾燥して黄色固体(3.6g、85%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z239(MH+)
アミド(1f)(516mg)および臭化物(d)(478mg)から、実施例(1l)の方法に従って、灰白色固体(150mg、18%)を調製した。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z416(MH+)
カルバメート(e)(470mg)から実施例(9j)の方法に従って調製し、白色固体(302mg、85%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z316(MH+)
アミン(f)(302mg)およびアルデヒド(1j)(186mg)を、シアノボロヒドリドナトリウム(122mg)と、実施例(1n)の方法に従って調製し、処理し、クロマトグラフィーに付して、標題化合物の遊離塩基を白色固体(41mg、9%)とした。
1H NMRδ(CD3OD)8.80(2H,m),8.80−8.60(3H,m),7.15(1H,d),7.05(1H,d),4.15(3H,s),4.05(2H,s),3.50(2H,s),2.80(1H,m),2.10−1.60(8H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z494(MH+)
この物質を実施例(1)の方法により二塩酸塩に変換して、標題化合物を白色固体(26mg)を得た。
2,2−ジメチル−[1,3]ジオキサン−4,6−ジオン(メルドラム酸)(8.4g、59mmol)およびオルトギ酸トリメチル(50mL)の混合物を、2時間加熱還流した。4−アミノピリジン(5g、53mmol)を加え、混合物をさらに0.25時間加熱した。得られた固体を少量の冷エタノールで洗浄し、減圧下で乾燥させた(7.3g、55%)。
MS(APCI−)m/z247([M−H]−)
ダウサムA(60mL)を還流温度にし、(a)(6.3g、25.4mmol)を2分間にわたって滴下した。混合物をさらに5分間加熱し、ついで、室温に冷却した。得られた固体を少量の冷エタノールで洗浄し減圧下で乾燥させた(2.6g、69%)。
MS(APCI−)m/z145([M−H]−)
三臭化リン(0.38ml、4mmol)をDMF(10mL)に、激しく撹拌しながら加えた。ナフチリドン(b)(584mg、4mmol)を加えた。0.5時間後、混合物を氷/水に加え、重炭酸ナトリウム水溶液で中和し、酢酸エチルで抽出した。乾燥し、蒸発させて、固体(240mg、29%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z210(MH+)
アミド(1f)(142mg)および臭化物(c)(105mg)から、実施例(1l)の方法に従って調製し、灰白色固体(142mg、74%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z387(MH+)
カルバメート(d)(112mg)から、実施例(9j)の方法に従って調製し、白色固体を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z287(MH+)
アミントリフルオロ酢酸(e)(上で調製した、約0.4mmol)を、アルデヒド(7j)(71mg)で、実施例(7k)の方法に従って、還元アルキル化に付し、標題化合物を白色固体(70mg)として得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z449(MH+)
1H NMRδ(d6−DMSO)9.60(1H,s),9.05(1H,d),8.80(1H,d),8.18(1H,d),7.90(1H,d),7.40(1H,d),7.10(1H,d),4.70(2H,s),3.85(2H,s),2.75(1H,m),2.20−1.90(6H,m),1.80(2H,m)
2−メチル−キノキサリン−5−オール(Y. A beetal, J. Med. Chem., 1998, 41 (21), 4062により調製した)から、実施例(25a)の方法に従って調製した。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z293(MH+)
トリフレート(a)およびアミド(1f)から、実施例(1l)の方法に従って調製した。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z401(MH+)
カルバメート(b)から、実施例(9j)の方法に従って調製した。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z301(MH+)
アミン(c)(100mg)およびアルデヒド(1j)(64mg)から、実施例(1n)の方法により調製し、処理し、クロマトグラフィーに付して標題化合物の遊離塩基を白色固体(93mg、59%)として得た。
1H NMRδ(CDCl3)8.72(1H,m),8.60(1H,s),7.75−7.70(2H,m),7.55(1H,d),6.95(1H,d),3.90(2H,s),3.50(2H,s),2.75(3H,m),2.68(1H,m),2.10(2H,m),2.00−1.80(4H,m),1.65(2H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z479(MH+)
この物質を実施例(1)の方法により二塩酸塩に変換して白色固体(75mg)を得た。
THF(200mL)中の(S,S)−ビスα−メチルベンジルアミン(9g、40mmol)に、アルゴン雰囲気下、ヘプタン(20mL、1M)中のジブチルマグネシウムを加え、混合物を加熱還流した。1.5時間後、混合物を−78℃に冷却し、トリメチルシリルクロライド(10.1mL)およびN,N−ジメチルプロピレン尿素(1.2mL)を滴下した。さらに20分後、4−オキソシクロヘキサンカルボン酸エチル(2.87mL、18mmol)を滴下した。反応物を−78℃で16時間撹拌し、ついで、飽和炭酸水素ナトリウム(100mL)、水(100mL)およびヘキサン(200mL)を加えた。有機可溶性物質を、ヘキサン中の0〜5%ジエチルエーテルで溶出するシリカゲルのクロマトグラフィーに付して、油(3.5g、80%)を得た。
1H NMRδ(CDCl3)4.88(1H,m),4.20(2H,q),2.50(1H,m),2.35(2H,m),2.10(2H,m),2.05(1H,m),1.85(1H,m),1.30(3H,t),0.20(9H,s)
アセトニトリル(40mL)中のシリルエノールエーテル(a)(3.5g)を、0℃で、1−クロロメチル−4−フルオロ−1,4−ジアゾニアビシクロ[2.2.2]オクタンビス(テトラフルオロボレート)(Selectfluor(登録商標))(6.16g)を滴下することにより処理した。75分後、飽和炭酸水素ナトリウム(50mL)および水(50mL)を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。有機可溶性物質を、注意深く、ヘキサン中の5〜60%のジエチルエーテルで溶出するシリカゲルのクロマトグラフィーにより精製して、油(1.02g)を得た。
1H NMRδ(CDCl3)5.06(1H,m),4.20(2H,q),3.05(1H,m),2.60−2.40(2H,m),2.30−2.20(2H,m),2.10(2H,m),1.30(3H,t)
ジクロロエタン(24mL)および酢酸(1mL)中のケトン(b)(1.02g、5.4mmol)を、(R)−α−メチルベンジルアミン(0.88mL)およびトリアセトキシボロヒドリドナトリウム(2.2g)で処理した。4.5時間後、反応混合物を、ジクロロメタン中の0.5%(2Mのメタノール中アンモニア)で充填したシリカゲルカラムに充填し、ジクロロメタン中の0.5〜10%(2Mのメタノール中アンモニア)で溶出して油(1.2g)を得た。
1H NMRδ(d−6MeOH)7.50(5H,m),4.95(1H,m),4.62(1H,q),4.15(2H,q),3.20(1H,m),2.90(1H,m),2.50(1H,m),2.10(1H,m),1.95(1H,m),1.75(1H,m),1.70(3H,d),1.55(2H,m),1.25(3H,t)
メタノール(50mL)中のエステル(c)(1.5g)の溶液を、水酸化リチウム(630mg)で処理した。2時間後、酢酸(1mL)を加え、混合物を蒸発させて乾燥した。1:9:90(酢酸:メタノール:ジクロロメタン)で溶出するシリカゲルのクロマトグラフィーに付して、油(1.02g)を得た。
1H NMRδ(d−6MeOH)7.50(5H,m),5.25(1H,m),4.62(1H,q),3.20(1H,m),2.60(1H,m),2.40(1H,m),2.30(3H,s),2.10(1H,m),1.95(1H,m),1.75(1H,m),1.70(3H,d),1.60−1.40(2H,m)
DMF(2mL)中の(d)(75mg)の溶液を、重炭酸アンモニウム(80mg)、1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール(57mg)および1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(60mg)で処理した。2.5時間後、反応混合物を蒸発させ、残渣を、酢酸エチル/希ブライン間で分配した。有機抽出物を乾燥し、蒸発させた。残渣を、2〜8%のメタノール/ジクロロメタンで溶出するクロマトグラフィーに付して、白色固体(52mg)を得た。
1H NMRδ(CDCl3)7.30(3H,m),7.20(2H,m),5.40(1H,bs),5.30(1H,bs),5.02(1H,m),4.00(1H,q),2.40−2.20(4H,m),1.90(1H,m),1.78(1H,m),1.55−1.45(2H,m),1.30(3H,d)
エタノール(15ml)中の(e)(280mg)の溶液および20%の炭素担持水酸化パラジウム(II)(80mg)を、50psiで16時間水素化した。濾過し、蒸発させ、白色固体(230mg)を得た。
1H NMRδ4.75(1H,m),2.70(1H,m),2.55(1H,m),2.15(1H,m),1.90−1.55(5H,m)
ジクロロメタン(10mL)中の(f)(230mg)の溶液を、ジ−tert−ブチルジカルボネート(324mg)で処理した。4時間後、混合物を濃縮し、エーテルおよびヘキサンで処理した。得られた沈殿物を濾過により単離し、減圧下で乾燥して、固体(250mg)を得た。
1H NMRδ4.78(1H,m),3.50(1H,m),2.45(1H,m),2.15(1H,m),1.95−1.60(5H,m),1.45(9H,s)
アミド(g)(250mg)および1,1,1−トリフルオロ−メタンスルホン酸6−メトキシ−[1,5]ナフチリジン−4−イルエステル(WO02096907実施例1(b))(478mg)から、実施例(1l)の方法に従って調製して、灰白色固体(390mg)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z419(MH+)
カルバメート(e)(390mg)から、実施例(9j)の方法により調製して、白色固体(269mg)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z319(MH+)
アミン(i)(100mg)およびアルデヒド(7j)(66mg)を、シアノボロヒドリドナトリウムと、実施例(1n)の方法に従って調製し、処理し、クロマトグラフィーに付して、標題化合物の遊離塩基を白色固体(107mg)として得た。
1H NMRδ(d6−DMSO)9.85(1H,bs),8.67(1H,d),8.40(1H,d),8.26(1H,d),7.05(1H,d),5.05(1H,d),4.60(2H,s),4.15(3H,s),4.75(2H,s),3.05(1H,m),2.70(1H,m),2.25(1H,m),1.90(3H,m),1.55(2H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z481(MH+)
この物質を実施例(1)の方法により二塩酸塩に変換して、標題化合物を白色固体(110mg)として得た。
1H NMRδ(d6−DMSO)8.70(1H,d),8.42(1H,d),8.28(1H,d),7.85(1H,d),7.32(1H,d),5.05(1H,d),4.15(3H,s),3.85(2H,s),3.58(2H,s),3.05(1H,m),2.70(1H,m),2.25(1H,m),1.90(3H,m),1.55(2H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z515(MH+)
この物質を実施例(1)の方法により二塩酸塩に変換して、標題化合物をを白色固体(117mg)として得た。
1H NMRδ(CDCl3)8.80(1H,bs),7.18(1H,d),6.85(1H,d),6.73(1H,d),6.58(1H,t),6.38(1H,d),4.60(2H,s),3.85(2H,s),3.40(1H,m),3.25(1H,m),2.85(1H,m),2.60(1H,m),2.10−1.50(7H,m),1.18(3H,d)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z467(MH+)
この物質を、CDCl3(1ml)中に溶解し、ジオキサン(0.2ml)中の0.4MのHClで処理し、ついで、蒸発することにより二塩酸塩に変換して、白色固体(22mg)を得た。
テトラヒドロフラン(750ml)中の2−アミノ−3−ニトロ−フェノール(42.9g、278mmol)およびイミダゾール(28.4g、417mmol)の溶液を、クロロ−トリイソプロピル−シラン(62.3g、323mmol)で処理した。18時間後、混合物を濾過し、酢酸エチルで希釈し、水で洗浄し、乾燥し、蒸発させて、油(91g)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z311(MH+)
エタノール(500ml)中の(a)(91g)の溶液を、10%の炭素担持パラジウム(8.5g)で3日間水素化し、ついで、濾過し、蒸発させて、油(80.7g)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z281(MH+)
エタノール(1リットル)中の(b)(80.7g)の溶液を、トルエン(60ml、294mmol)中の50%のグリオキサル酸エチルの溶液で処理し、2時間加熱還流した。混合物を、室温で一晩静置し、濾過し、5−トリイソプロピルシラニルオキシ−1H−キノキサリン−2−オンを得た。濾液を蒸発させて、残渣を、ジクロロメタン中の0〜3%勾配のメタノールで溶出するクロマトグラフィーに付して、8−トリイソプロピルシラニルオキシ−1H−キノキサリン−2−オンを白色固体(14.9g)として得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z319(MH+)
ジクロロメタン/メタノール/アセトニトリル(40ml/4ml/40ml)中の(c)(2.0g、6.2mmol)の溶液を、トリエチルアミン(1.1ml、8mmol)で、ついで、ヘキサン中の(トリメチルシリル)ジアゾメタン(2M;4ml、8mmol)で処理した。ついで、混合物を一晩撹拌し、蒸発させた。残渣を、ジクロロメタンで溶出するシリカゲルのクロマトグラフィーに付して、油(1.0g、48%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z333(MH+)
テトラヒドロフラン/メタノール(280ml/140ml)中の(d)(6.95g、21mmol)の溶液を、フッ化セシウム(4.73g、31.4mmol)で処理し、18時間撹拌した。混合物を蒸発させて、残渣を、ジエチルエーテルと希塩酸間で分配した。水相をさらにジエチルエーテルで抽出し、合した抽出物を乾燥し、蒸発させて油(4.2g)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z177(MH+)
ジクロロメタン(35ml)中の(e)(4.23g、21mmol)の溶液を、トリエチルアミン(4.5ml、32.1mmol)で処理し、ついで、N−フェニルトリフルオロメタンスルホンイミド(11.4g、32mmol)を加えた。この混合物を一晩撹拌し、飽和炭酸ナトリウム水溶液で洗浄した。水相をさらにジクロロメタンで抽出し、合した有機抽出物を乾燥し、蒸発させた。残渣を、ジクロロメタン中の50%ヘキサン、ついで、ジクロロメタンで溶出するシリカゲルのクロマトグラフィーに付して、油(5.6g、87%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z309(MH+)
アミド(1f)およびトリフレート(f)から、実施例(18b)の方法に従って白色固体(320mg)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z417(MH+)
カルバメート(g)から、実施例(1m)の方法により、定量的な収率で調製し、白色固体(243mg)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z317(MH+)
アミン(h)およびアルデヒド(1j)から、実施例(1n)の一般的な還元アルキル化法に従って、収率72%で標題化合物の遊離塩基を調製し、クロマトグラフィーに付して白色固体(135mg)を得た。
1H NMRδ(CDCl3)8.70(1H,d),8.50(1H,s),7.73(1H,d),7.65(1H,d),7.75(1H,t),6.95(1H,d),4.18(3H,s),4.03(2H,s),2.90(1H,m),2.20−1.70(8H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z495(MH+)
この物質を実施例(1)の方法により塩酸塩に変換して、標題化合物を白色固体(103mg)として得た。
5−ベンジルオキシ−2−ヒドロキシメチル−4−ピロン(コウジ酸から、D. Erol, J. Med. Chem., 1994, 29, 893の方法により調製)(9.7g、40mmol)、濃(880)アンモニア水溶液(100ml)およびエタノール(20ml)の混合物を、一晩加熱還流した。混合物を室温に冷却し、ついで濾過した。得られた固体をエーテルで洗浄し、減圧下で乾燥させた(5.9g)。
MS(APCI+)m/z232(MH+)
水酸化ナトリウム(17mmol)を含有する水(220ml)中の(a)(2g、8.7mmol)の溶液を、10%の炭素担持パラジウム(1g)で4時間にわたって水素化した。混合物を濾過し、蒸発させて、白色固体を得た。この固体をN,N−ジメチルホルムアミド(8ml)中に溶解し、ついで、炭酸カリウム(2.9g)および1,2−ジブロモエタン(0.6ml、7mmol)で処理した。混合物を85℃で一晩加熱した。冷却した混合物をシリカ上で蒸発させ、酢酸エチル中の10〜30%のメタノールで溶出するクロマトグラフィーに付して白色固体(250mg、21%)を得た。
MS(APCI+)m/z168(MH+)
ジクロロメタン(5ml)中の(b)(250mg、1.5mmol)の溶液を、二酸化マンガン(650mg、7.5mmol)で処理した。3日後、混合物を濾過し、蒸発させて白色固体(150mg、61%)を得た。
MS(APCI+)m/z166(MH+)
DMF(10ml)中のアミン(18c)(0.6g、2mmol)およびアルデヒド(c)(0.33g、2mmol)の溶液を、トリアセトキシボロヒドリドナトリウム(1.28g、6mmol)で処理した。5時間後、混合物を、泡が観察されなくなるまで、5Mの塩酸水溶液を滴下して処理し、ついで、半飽和重炭酸ナトリウム水溶液(約100ml)で塩基性化した。得られた沈殿物を濾過し、水で洗浄し、減圧下で乾燥した。粗生成物を、ジクロロメタン中の2〜10%のメタノールで溶出するシリカゲルのクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物の遊離塩基を白色固体(0.58g、64%)として得た。
1H NMRδ(CDCl3)8.75(1H,m),8.10(1H,s),8.00(1H,d),7.45(2H,m),7.30(1H,d),6.82(1H,s),4.30(4H,m),3.85(2H,s),2.75(3H,s),2.80(1H,m),2.20−1.85(6H,m),1.60(2H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z449(MH+)
この物質を実施例(1)の方法により二塩酸塩に変換して、標題化合物を白色固体(0.61g)として得た。
アミド(3a)およびトリフレート(18a)から、実施例(18b)の方法に従って調製し、白色固体を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z384(MH+)
カルバメート(a)から、実施例(1m)の方法により調製して、白色固体を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z284(MH+)
アミン(b)(570mg、2mmol)およびアルデヒド(35c)(330mg、2mmol)の溶液を、実施例(35d)の一般的還元アルキル化法に従って一緒に反応させ、クロマトグラフィーに付して、標題化合物の遊離塩基を白色固体(690mg、79%)として得た。
1H NMRδ(CDCl3)8.92(1H,bs),8.70(1H,m),8.10(1H,s),8.00(1H,d),7.42(1H,d),7.30(1H,d),6.88(1H,s),4.30(4H,m),4.00(2H,s),2.76(3H,s),2.75(1H,m),2.50(1H,m),2.20−2.10(4H,m),1.80−1.45(4H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z433(MH+)
この物質を実施例(1)の方法により二塩酸塩に変換して、標題化合物を白色固体(0.71g)として得た。
1H NMRδ(d6−DMSO)9.95(1H,bs),8.55(2H,m),8.15(1H,d),8.05(1H,s),7.80(2H,m),6.98(1H,s),4.55(1H,bs),4.30(4H,m),4.05(1H,m),3.80(1H,d),3.70(1H,d),3.10(1H,m),2.10−1.50(7H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z460(MH+)
この物質を実施例(1)の方法により塩酸塩に変換して、標題化合物を白色固体(380mg)として得た。
1H NMRδ(d6−DMSO)11.08(1H,bs),8.85(1H,m),8.75(1H,d),8.15(1H,d),8.02(1H,s),7.80(2H,m),6.95(1H,s)4.35(4H,m),4.05(1H,m),3.70(2H,s),3.10(1H,m),2.10−1.50(7H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z460(MH+)
この物質を実施例(1)の方法により塩酸塩に変換して、標題化合物を白色固体(410mg)として得た。
メタノール(600ml)中のブロモラクトン(9a)(46.6g、230mmol)の溶液を、重炭酸ナトリウム(21g、250mmol)で処理し、18時間撹拌した。混合物を蒸発させ、固体残渣をジクロロメタン(2×500ml)で抽出した。合した抽出物を油(52.4g、97%)として得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z238(MH+)
DMF(1.2リットル)中の臭化物(a)(52.4g、221mmol)の溶液を、アジドナトリウム(21.5g、331mmol)で処理し、60℃で8時間加熱した。混合物を室温で一晩撹拌し、ついで、蒸発させた。残渣を暖イソプロパノール(2×300ml)で抽出した。蒸発させて油を得、これを石油エーテル中の酢酸エチルの勾配で溶出する、シリカゲルのクロマトグラフィーに付して油(31g)を得、これは所望の(1R,3R,4R)−4−アジド−3−ヒドロキシ−シクロヘキサンジカルボン酸メチルエステルと(R)−3−オキソ−シクロヘキサンジカルボン酸メチルエステルの2:1混合物であった。さらにメタノール/ジクロロメタン勾配で溶出するシリカゲルのクロマトグラフィーに付して、油(18.4g、42%)として所望の中間体を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z200(MH+)
メタノール/酢酸(360ml/40ml)中のアジド(b)(18.4g、92mmol)の溶液を、10%の炭素担持パラジウムペースト(水で50%w/w、15g)で18時間水素化した。混合物をキーゼルゲルで濾過し、ついで、エーテルでトリチュレートして、濾過により単離し、減圧下で乾燥して、白色固体(15.6g、72%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z174(MH+)
酢酸塩(c)(15.6g、66mmol)をテトラヒドロフラン(200ml)中に懸濁させ、ジ−tert−ブチルカルボネート(16g、73mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(14ml、10.4g、80mmol)で処理した。混合物を50℃で18時間加熱し、ついで、蒸発させて乾燥した。残渣を水と酢酸エチル間で分配した。さらに、水相を酢酸エチルで抽出し、合した抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し、蒸発させて固体(18.5g、100%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z274(MH+)
ジクロロメタン(100ml)中のアルコール(d)(6.5g、24mmol)、酸化銀(I)(16.5g、72mmol)、ヨウ化メチル(4.5ml)および3Åモレキュラーシーブス(10g)の混合物を室温で18時間撹拌した。混合物を濾過し、蒸発させた。残渣を、1:2の酢酸エチル:ペトロールで溶出するシリカゲルのクロマトグラフィーに付して油(5.47g、80%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z288(MH+)
メタノール/水(50ml/50ml)中のエステル(e)(5.47g、19mmol)および水酸化リチウム一水和物(0.96g、23mmol)を、室温で18時間撹拌し、ついで、蒸発させて乾燥した。残渣を、リン酸二水素ナトリウム(7g)を含有する酢酸エチルと水(30ml)間で分配した。さらに、水相を酢酸エチルで抽出し、合した抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し、蒸発させて、固体(5.0g、96%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z274(MH+)
DMF(200ml)中の酸(f)(5.0g、18mmol)および1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール(2.73g、20mmol)の溶液を、(3−ジメチルアミノ−プロピル)−エチル−カルボジイミド塩酸塩(3.87g、20mmol)および炭酸水素アンモニウム(5.8g、73mmol)で処理した。混合物を室温で18時間撹拌し、ついで、蒸発させて乾燥した。残渣を、酢酸エチルと飽和重炭酸ナトリウム水溶液間で分配した。有機抽出物を乾燥し、蒸発させた。エーテルでトリチュレートして、濾過し、白色固体(3.72g、75%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z273(MH+)
トリフレート(18a)(110mg、0.37mmol)およびアミド(g)(100mg、0.37mmol)から、実施例(18b)と同様の方法により調製し、クロマトグラフィーに付して白色固体(110mg、72%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z414(MH+)
カルバメート(h)(110mg、0.27mmol)をジクロロメタン/トリフルオロ酢酸(2ml/2ml)中に溶解した。1時間後、混合物を蒸発させて乾燥し、残渣をエーテルでトリチュレートした。ついで、残渣をジクロロメタン中の10%のメタノール(20ml)に再び溶解し、マクロ多孔性トリエチルアンモニウムメチルポリスチレンカルボネート樹脂(2.8mmol/g;2.7g、Argonaut Technologies)で処理した。1時間後、混合物を濾過し、別に樹脂を数回、ジクロロメタン中の10%のメタノール、ついで、メタノールで洗浄した。合した濾液および洗浄液を、蒸発させて白色固体(80mg、95%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z314(MH+)
アミン(39i)およびアルデヒド(35c)から、実施例(35d)の一般的な還元アルキル化法に従って、63%の収率で標題化合物の遊離塩基を調製し、クロマトグラフィーに付して白色固体(76mg)を得た。
1H NMRδ(CDCl3)9.95(1H,bs),8.72(1H,m),8.12(1H,s),8.02(1H,d),7.45(1H,d),7.31(1H,d),6.85(1H,s),4.30(4H,m),3.90(1H,d),3.78(1H,d),3.40(3H,s),3.20(1H,m),2.75(3H,s),2.65−2.45(2H,m),2.25−2.05(3H,m),1.75−1.30(3H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z463(MH+)
この物質を実施例(1)の方法により二塩酸塩に変換して、標題化合物を白色固体(85mg)として得た。
エタノール(100ml)中の4−アミノベンゾニトリル(12.5g、0.106mol)、2,2−ジメチル−[1,3]ジオキサン−4,6−ジオン(メルドラム酸)(18.3g、0.127mol)およびオルトギ酸トリエチル(16ml)の混合物を、3時間還流した。室温に冷却し、生成物を濾過し、冷エタノールで洗浄し、空気乾燥して、灰白色固体(27.9g、97%)を得た。
MS(ES)m/e273(M+H)+
ベンゾニトリル(a)(27.5g)を還流ダウサムA(200ml)に5分間にわたって滴下した。さらに5分間還流した後、混合物を室温に冷却し、エーテル(200ml)で撹拌しながら希釈した。生成物を濾過し、エーテルで徹底的に洗浄し、空気乾燥して、金色固体(16.2g、94%)を得た。
MS(ES)m/e171(M+H)+
DMF(60ml)中のキノリノン(b)(12.0g、70.5mmol)の溶液を、三臭化リン(8.0ml、84.6mmol)を10分間にわたって滴下して処理した(発熱反応)。撹拌し、室温に冷却した後、氷水(100ml)を加え、混合物を30分間撹拌し、ついで、冷却しながら50%のNaOHを滴下することによりpH8に塩基性化した。得られた固体を濾過し、水で洗浄し、空気乾燥して、固体(14.3g、87%)を得た。
MS(ES)m/e234(M+H)+
臭化物(c)(350mg、1.5mmol)およびアミド(1f)(387mg、1.5mmol)から、実施例(1l)の方法に従って調製して、クロマトグラフィーに付して白色固体(580mg、94%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z411(MH+)
カルバメート(d)(580mg)から、実施例(1m)と同様の方法により、TFA脱保護し、塩基処理して白色固体(280mg、64%)を得た。
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z311(MH+)
メタノール/DMF/酢酸(6ml/6ml/0.6ml)中のアミン(e)(0.7mmol)およびアルデヒド(1j)(136mg、0.7mmol)の混合物を、3Åのモレキュラーシーブスの存在下で外界温度で撹拌した。2時間後、シアノボロヒドリドナトリウム(88mg、1.4mmol)を加え、混合物を一晩撹拌した。混合物を、数滴の5MのHClで酸性化し、ついで、飽和炭酸水素ナトリウムで塩基性化した。得られた沈殿物を濾過により単離し、減圧下で乾燥した。これを、ジクロロメタン中の0〜10%のメタノールの勾配で溶出するシリカゲルのクロマトグラフィーに付して、標題化合物の遊離塩基を白色固体(160mg、47%)として得た。
1H NMRδ(DMSO)10.80(1H,bs),10.35(1H,bs),8.95(1H,d),8.70(1H,d),8.12(1H,d),8.10−8.00(2H,m),7.75(1H,d),7.12(1H,d),4.00(2H,s),3.55(2H,s),2.50(1H,m),2.00−1.40(8H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z489(MH+)
この物質を実施例(1)の方法により二塩酸塩に変換して、標題化合物を白色固体(0.17g)として得た。
1H NMRδ(CDCl3)10.80(1H,bs),8.48(1H,s),8.08(1H,s),7.72(1H,d),7.53(1H,t),6.78(1H,s),4.30(4H,m),4.10(3H,s),3.85(2H,s),2.70(1H,m),2.25−1.50(8H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z466(MH+)
この物質を実施例(1)の方法により塩酸塩に変換して、標題化合物を白色固体(0.57g)として得た。
DMF(7ml)中のアミン(25c)(0.24mg、0.75mmol)およびアルデヒド(35c)(0.12mg、0.75mmol)の混合物を、トリアセトキシボロヒドリドナトリウム(0.21g、1mmol)で処理した。18時間後、混合物をさらなるトリアセトキシボロヒドリドナトリウム(0.3g)で処理し、さらに8時間撹拌した。反応混合物を水で20mLに希釈し、1等量の飽和重炭酸ナトリウム水溶液を加えた。1時間4℃に冷却した後、形成した沈殿物を濾過し、水で洗浄し、減圧下で乾燥した。粗生成物を、ジクロロメタン中の2〜10%のメタノールで溶出するシリカゲルのクロマトグラフィーに付して、標題化合物の遊離塩基を白色固体(160mg、47.5%)として得た。
1H NMRδ(CDCl3)8.80−8.75(2H,m),8.1(1H,s),7.80−7.70(2H,m),6.79(1H,s),4.33−4.24(4H,m),3.84(2H,s),2.77(3H,s),2.65(1H,m),2.10(2H,m),2.00−1.80(4H,m),1.65(2H,m)
MS(+veイオンエレクトロスプレー)m/z450(MH+)
クロロホルム/メタノール中の溶液としてのこの物質を、ジオキサン中の過剰の4MのHClで処理し、蒸発して乾燥した。固体をエーテルでトリチュレートし、濾過し、減圧下で乾燥して、標題化合物を得た。
様々な生物:S. epidermidis CL7、S. aureus WCUH29、S. pneumoniae 1629、S. pyogenes CN10、H. influenzae ATCC 49247、E.faecalis 2、M. catarrhalis Ravasio、E. coli 7623、に対する試験化合物のMIC (μg/ml)を測定した。
実施例5、7〜22、25、26、31、32、34、37、38、40、41は、これらすべての生物に対してMIC≦2μg/mlを有している。
実施例1、3、6、23、27、28、35、36、42は、これらすべての生物に対してMIC≦8μg/mlを有している。
実施例24、29、33、39は、これらすべての生物に対してMIC≦2μg/mlを有している。
実施例2、4、30は、これらすべての生物に対してMIC≦16μg/mlを有している。
Claims (4)
- 式(I):
RvおよびRwは水素であり;
RAは、置換されていてもよいイソキノリン−5−イル、キノリン−8−イル、チエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル、2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジン−8−イル、キノキサリン−5−イル、イソキノリン−8−イル、[1,6]−ナフチリジン−4−イル、1,2,3,4−テトラヒドロキノキサリン−5−イル、1−オキソ−1,2−ジヒドロイソキノリン−8−イル、キノリン−4−イルおよび[1,5]−ナフチリジン−4−イルから選択される置換されていてもよい二環式ヘテロサイクリック環系であり、各々の環は、独立して、0〜3個のR 1 および/またはR 1a によりC置換されており;
R 1 は、水素、メトキシ、メチルまたはシアノであり、R 1a はHであり;
ただし、
(i)RAが置換されていてもよいキノリン−4−イルである場合:
これは6位が非置換であるか;または
2−、5−、6−、7−または8位で、少なくとも1つのシアノにより置換されているか;または
R3はハロゲンである;
(ii)RAが置換されていてもよい1,5−ナフチリジン−4−イルである場合:
これは、可能であれば、2−、5−、6−、7−または8位で、少なくとも1つのシアノにより置換されているか;または
R3はハロゲンである;
R2は水素であり;
R3は水素であるか;または
R v が存在しない場合、R 3 は、1または3位に置換されている、水素、フルオロまたはヒドロキシであり;
R4は−U−R5 2基であり、ここに、R5 2は、
3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル
3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イル
7−クロロ−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イル
7−フルオロ−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イル
2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イル
3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]チアジン−6−イル
3,4−ジヒドロ−2H−−ベンゾ[1,4]チアジン−6−イル
2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]チアジン−7−イル、および
2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[3,4−b][1,4]オキサジン−7−イル
から選択され;
UはCH 2 であり;
nは0であり、AおよびBは両方ともCH 2 であるか、AはNH、かつBはCOである]
で示される化合物またはその医薬上許容される塩もしくはN−オキシド。 - 1−ヒドロキシ−t−4−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イルメチル)−アミノ]−r−シクロヘキサンジカルボン酸チエノ[3,2−b]ピリジン−7−イルアミド
1−ヒドロキシ−t−4−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イルメチル)−アミノ]−r−シクロヘキサンジカルボン酸(2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジン−8−イル)−アミド
trans−4−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イルメチル)−アミノ]−シクロヘキサンジカルボン酸キノリン−4−イルアミド
trans−4−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]チアジン−6−イルメチル)−アミノ]−シクロヘキサンジカルボン酸イソキノリン−5−イルアミド
1−ヒドロキシ−t−4−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イルメチル)−アミノ]−r−シクロヘキサンジカルボン酸(2−メトキシ−キノリン−8−イル)−アミド
4−[(3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イルメチル)−アミノ]−1−ヒドロキシ−シクロヘキサンジカルボン酸(2−メトキシ−キノリン−8−イル)−アミド
6−({4−ヒドロキシ−4−[2−(2−メトキシ−キノリン−8−イル)−エチル]−シクロヘキシルアミノ}−メチル)−4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オン
6−({4−ヒドロキシ−4−[2−(2−メトキシ−キノリン−8−イル)−エチル]−シクロヘキシルアミノ}−メチル)−4H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−3−オン
(1R,3S,4R)−3−ヒドロキシ−4−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イルメチル)−アミノ]−シクロヘキサンジカルボン酸(2−シアノ−キノリン−8−イル)−アミド
1−ヒドロキシ−t−4−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イルメチル)−アミノ]−r−シクロヘキサンジカルボン酸(2−シアノ−キノリン−8−イル)−アミド
1−ヒドロキシ−t−4−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イルメチル)−アミノ]−r−シクロヘキサンジカルボン酸(2−シアノ−キノリン−8−イル)−アミド
(1S,3R,4S)−3−ヒドロキシ−4−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イルメチル)−アミノ]−シクロヘキサンジカルボン酸(2−シアノ−キノリン−8−イル)−アミド
(1S,3R,4S)−3−ヒドロキシ−4−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イルメチル)−アミノ]−シクロヘキサンジカルボン酸(2−シアノ−キノリン−8−イル)−アミド
(1R,3R,4R)−3−ヒドロキシ−4−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イルメチル)−アミノ]−シクロヘキサンジカルボン酸(2−シアノ−キノリン−8−イル)−アミド
(1R,3R,4R)−3−ヒドロキシ−4−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イルメチル)−アミノ]−シクロヘキサンジカルボン酸(2−シアノ−キノリン−8−イル)−アミド
(1R,3S,4R)−3−ヒドロキシ−4−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イルメチル)−アミノ]−シクロヘキサンジカルボン酸(2−シアノ−キノリン−8−イル)−アミド
1−ヒドロキシ−t−4−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イルメチル)−アミノ]−r−シクロヘキサンジカルボン酸(2−メトキシ−キノリン−8−イル)−アミド
1−ヒドロキシ−t−4−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イルメチル)−アミノ]−r−シクロヘキサンジカルボン酸(2−メチル−キノリン−8−イル)−アミド
1−ヒドロキシ−t−4−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イルメチル)−アミノ]−r−シクロヘキサンジカルボン酸(2−メチル−キノリン−8−イル)−アミド
(1R,3R,4R)−3−ヒドロキシ−4−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イルメチル)−アミノ]−シクロヘキサンジカルボン酸(2−メトキシ−キノリン−8−イル)−アミド
7−({r−4−ヒドロキシ−4−[2−(2−メトキシ−キノリン−8−イル)−エチル]−c−シクロヘキシルアミノ}−メチル)−1H−ピリド[2,3−b][1,4]チアジン−2−オン
1−ヒドロキシ−t−4−[(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[3,4−b][1,4]オキサジン−7−イルメチル)−アミノ]−r−シクロヘキサンジカルボン酸(2−メチル−キノリン−8−イル)−アミド
t−4−[(7−フルオロ−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イルメチル)−アミノ]−1−ヒドロキシ−r−シクロヘキサンジカルボン酸(2−メトキシ−キノリン−8−イル)−アミド
t−4−[(7−クロロ−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イルメチル)−アミノ]−1−ヒドロキシ−r−シクロヘキサンジカルボン酸(2−メトキシ−キノリン−8−イル)−アミド
1−ヒドロキシ−t−4−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イルメチル)−アミノ]−r−シクロヘキサンジカルボン酸(3−メチル−キノキサリン−5−イル)−アミド
1−ヒドロキシ−t−4−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イルメチル)−アミノ]−r−シクロヘキサンジカルボン酸(2−メチル−1−オキソ−1,2−ジヒドロ−イソキノリン−8−イル)−アミド
1−ヒドロキシ−t−4−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イルメチル)−アミノ]−r−シクロヘキサンジカルボン酸(1−メトキシ−イソキノリン−8−イル)−アミド
1−ヒドロキシ−t−4−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イルメチル)−アミノ]−r−シクロヘキサンジカルボン酸(5−メトキシ−キノリン−4−イル)−アミド
1−ヒドロキシ−t−4−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イルメチル)−アミノ]−r−シクロヘキサンジカルボン酸[1,6]ナフチリジン−4−イルアミド
1−ヒドロキシ−t−4−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イルメチル)−アミノ]−r−シクロヘキサンジカルボン酸(2−メチル−キノキサリン−5−イル)−アミド
(1R,3S,4R)−3−フルオロ−4−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イルメチル)−アミノ]−シクロヘキサンジカルボン酸(6−メトキシ−[1,5]ナフチリジン−4−イル)−アミド
(1R,3S,4R)−3−フルオロ−4−[(7−フルオロ−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イルメチル)−アミノ]−シクロヘキサンジカルボン酸(6−メトキシ−[1,5]ナフチリジン−4−イル)−アミド
1−ヒドロキシ−t−4−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イルメチル)−アミノ]−c−シクロヘキサンジカルボン酸(3−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノキサリン−5−イル)−アミド
1−ヒドロキシ−t−4−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イルメチル)−アミノ]−r−シクロヘキサンジカルボン酸(3−メトキシ−キノキサリン−5−イル)−アミド
t−4−[(2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)−アミノ]−1−ヒドロキシ−c−シクロヘキサンジカルボン酸(2−メチル−キノリン−8−イル)−アミド
t−4−[(2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)−アミノ]−シクロヘキサンジカルボン酸(2−メチル−キノリン−8−イル)−アミド
(1R,3S,4R)−4−[(2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)−アミノ]−3−ヒドロキシ−シクロヘキサンジカルボン酸(2−シアノ−キノリン−8−イル)−アミド
t−4−[(2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)−アミノ]−1−ヒドロキシ−r−シクロヘキサンジカルボン酸(2−シアノ−キノリン−8−イル)−アミド
1−ヒドロキシ−t−4−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イルメチル)−アミノ]−r−シクロヘキサンジカルボン酸(6−シアノ−キノリン−4−イル)−アミド
t−4−[(2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)−アミノ]−1−ヒドロキシ−r−シクロヘキサンジカルボン酸(3−メトキシ−キノキサリン−5−イル)−アミド
t−4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ヒドロキシ−N−(3−メチル−5−キノキサリニル)−r−シクロヘキサンカルボキサミド
から選択される化合物またはその医薬上許容される塩。 - 哺乳類における細菌感染症の治療に用いるための医薬の製造における、請求項1記載の化合物の使用。
- 請求項1記載の化合物および医薬上許容される担体を含む医薬組成物。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US39170002P | 2002-06-26 | 2002-06-26 | |
US46096103P | 2003-04-07 | 2003-04-07 | |
PCT/EP2003/006756 WO2004002992A1 (en) | 2002-06-26 | 2003-06-25 | Compounds |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005539087A JP2005539087A (ja) | 2005-12-22 |
JP2005539087A5 JP2005539087A5 (ja) | 2006-06-15 |
JP4522262B2 true JP4522262B2 (ja) | 2010-08-11 |
Family
ID=30003201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004548887A Expired - Fee Related JP4522262B2 (ja) | 2002-06-26 | 2003-06-25 | 化合物 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US7622481B2 (ja) |
EP (1) | EP1537123B1 (ja) |
JP (1) | JP4522262B2 (ja) |
AR (1) | AR040335A1 (ja) |
AT (1) | ATE430154T1 (ja) |
AU (1) | AU2003266949A1 (ja) |
DE (1) | DE60327438D1 (ja) |
ES (1) | ES2325831T3 (ja) |
TW (1) | TW200406413A (ja) |
WO (1) | WO2004002992A1 (ja) |
Families Citing this family (61)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB0112834D0 (en) * | 2001-05-25 | 2001-07-18 | Smithkline Beecham Plc | Medicaments |
TW200406410A (en) * | 2002-01-29 | 2004-05-01 | Glaxo Group Ltd | Compounds |
AU2003239302A1 (en) | 2002-01-29 | 2003-09-02 | Glaxo Group Limited | Aminopiperidine compounds, process for their preparation, and pharmaceutical compositions containing them |
AR040336A1 (es) * | 2002-06-26 | 2005-03-30 | Glaxo Group Ltd | Compuesto de piperidina, uso del mismo para la fabricacion de un medicamento, composicion farmaceutica que lo comprende y procedimiento para preparar dicho compuesto |
DE60331849D1 (de) | 2002-11-05 | 2010-05-06 | Glaxosmithkline Llc | Antibakterielle wirkstoffe |
WO2004041210A2 (en) | 2002-11-05 | 2004-05-21 | Smithkline Beecham Corporation | Antibacterial agents |
EP1567520B1 (en) | 2002-12-04 | 2008-10-15 | Glaxo Group Limited | Quinolines and nitrogenated derivatives thereof and their use as antibacterial agents |
AR042486A1 (es) * | 2002-12-18 | 2005-06-22 | Glaxo Group Ltd | Compuesto de quinolina y naftiridina halosustituido en la posicion 3, procedimiento para preparar el compuesto, composicion farmaceutica que lo comprende y su uso para preparar dicha composicion . |
JP2008502689A (ja) | 2004-06-15 | 2008-01-31 | グラクソ グループ リミテッド | 抗菌剤 |
DE102004041163A1 (de) * | 2004-08-25 | 2006-03-02 | Morphochem Aktiengesellschaft für kombinatorische Chemie | Neue Verbindungen mit antibakterieller Aktivität |
CA2580621A1 (en) * | 2004-09-24 | 2006-03-30 | Actelion Pharmaceuticals Ltd | New bicyclic antibiotics |
ATE466857T1 (de) * | 2004-10-05 | 2010-05-15 | Actelion Pharmaceuticals Ltd | Neue piperidin-antibiotika |
JP5314244B2 (ja) * | 2004-10-27 | 2013-10-16 | 富山化学工業株式会社 | 新規な含窒素複素環化合物およびその塩 |
US7592334B2 (en) * | 2005-01-25 | 2009-09-22 | Glaxo Group Limited | Antibacterial agents |
EP1846411A4 (en) * | 2005-01-25 | 2010-08-04 | Glaxo Group Ltd | ANTIBACTERIAL ACTIVE SUBSTANCES |
JP2008528586A (ja) | 2005-01-25 | 2008-07-31 | グラクソ グループ リミテッド | 抗菌剤 |
US7605169B2 (en) * | 2005-01-25 | 2009-10-20 | Glaxo Group Limited | Antibacterial agents |
EP1845995A4 (en) * | 2005-01-25 | 2010-03-03 | Glaxo Group Ltd | ANTIBACTERIAL AGENTS |
MY150958A (en) | 2005-06-16 | 2014-03-31 | Astrazeneca Ab | Compounds for the treatment of multi-drug resistant bacterial infections |
JP5398984B2 (ja) * | 2005-06-24 | 2014-01-29 | 富山化学工業株式会社 | 新規な含窒素複素環化合物およびその塩 |
WO2007016610A2 (en) * | 2005-08-02 | 2007-02-08 | Glaxo Group Limited | Antibacterial agents |
JP2009524643A (ja) | 2006-01-26 | 2009-07-02 | アクテリオン ファーマシューティカルズ リミテッド | テトラヒドロピラン抗生物質 |
CA2635205C (en) | 2006-02-15 | 2014-06-10 | Actelion Pharmaceuticals Ltd | Ethanol or 1,2-ethanediol cyclohexyl antibiotic derivatives |
JP2009532504A (ja) * | 2006-04-06 | 2009-09-10 | グラクソ グループ リミテッド | 抗菌薬 |
JP2009532423A (ja) | 2006-04-06 | 2009-09-10 | グラクソ グループ リミテッド | 抗菌剤としてのピロロ−キノキサリノン誘導体 |
WO2007138974A1 (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Toyama Chemical Co., Ltd. | 新規な複素環化合物またはその塩ならびにその中間体 |
GB0613208D0 (en) | 2006-07-03 | 2006-08-09 | Glaxo Group Ltd | Compounds |
EP1992628A1 (en) | 2007-05-18 | 2008-11-19 | Glaxo Group Limited | Derivatives and analogs of N-ethylquinolones and N-ethylazaquinolones |
WO2008071962A1 (en) * | 2006-12-15 | 2008-06-19 | Astrazeneca Ab | Pteridines and pyrimidinopyridines as antibacterial agents |
CL2007003693A1 (es) | 2006-12-22 | 2008-06-27 | Actelion Pharmaceuticals Ltd | Compuestos derivados de pirido [3,2-b] [1,4] tiazina; composicion farmaceutica que contiene dichos compuestos; y su uso en el tratamiento de infecciones bacterianas. |
CL2008001003A1 (es) | 2007-04-11 | 2008-10-17 | Actelion Pharmaceuticals Ltd | Compuestos derivados de oxazolidinona; composicion farmaceutica que comprende a dichos compuestos; y su uso para preparar un medicamento para tratar una infeccion bacteriana. |
BRPI0810064B8 (pt) * | 2007-04-20 | 2021-05-25 | Glaxo Group Ltd | compostos contendo nitrogênio tricíclico como agentes antibacterianos, composições farmacêuticas que compreendem os ditos compostos e uso dos mesmos para o tratamento de infecções bacterianas em mamíferos |
CN101874032B (zh) | 2007-11-26 | 2013-02-06 | 富山化学工业株式会社 | 二氮杂萘衍生物一水合物及其制备方法 |
EP2080761A1 (en) | 2008-01-18 | 2009-07-22 | Glaxo Group Limited | Compounds |
WO2009147616A1 (en) * | 2008-06-03 | 2009-12-10 | Actelion Pharmaceuticals Ltd | [4-(1-amino-ethyl) -cyclohexyl] -methyl-amine and [6-(1-amino-ethyl) -tetrahydro- pyran-3-yl] -methyl-amine derivatives as antibacterials |
WO2010043714A1 (en) | 2008-10-17 | 2010-04-22 | Glaxo Group Limited | Tricyclic nitrogen compounds used as antibacterials |
WO2010045987A1 (en) * | 2008-10-23 | 2010-04-29 | Glaxo Group Limited | Substituted (aza) -1-methyl-1h-quin0lin-2-0nes as antibacterials |
CA2740863A1 (en) | 2008-11-17 | 2010-05-20 | F. Hoffmann-La Roche Ag | Naphthylacetic acids |
ES2561631T3 (es) | 2009-01-15 | 2016-02-29 | Glaxo Group Limited | Compuestos de naftiridin-2(1H)-ona útiles como agentes antibacterianos |
EP2389376A1 (en) | 2009-01-21 | 2011-11-30 | Basilea Pharmaceutica AG | Novel bicyclic antibiotics |
AR076222A1 (es) * | 2009-04-09 | 2011-05-26 | Actelion Pharmaceuticals Ltd | Derivados 2-hidroxietil-1h-quinolin-ona y sus analogos azaisotericos con actividad antibacteriana y composiciones farmaceuticas que los contienen |
US8394858B2 (en) | 2009-12-03 | 2013-03-12 | Novartis Ag | Cyclohexane derivatives and uses thereof |
PL2513115T3 (pl) | 2009-12-18 | 2014-04-30 | Basilea Pharmaceutica Ag | Antybiotyki tricykliczne |
JPWO2012108376A1 (ja) | 2011-02-07 | 2014-07-03 | 第一三共株式会社 | アミノ基含有ピロリジノン誘導体 |
EP2721034B1 (en) | 2011-06-17 | 2016-07-20 | Basilea Pharmaceutica AG | N-heterotricyclic antibiotics |
US8470884B2 (en) | 2011-11-09 | 2013-06-25 | Hoffmann-La Roche Inc. | Alkenyl naphthylacetic acids |
US9359275B2 (en) * | 2012-02-23 | 2016-06-07 | Children's Medical Center Corporation | Natural product antibiotics and analogs thereof |
KR20150138214A (ko) * | 2013-03-29 | 2015-12-09 | 다이이찌 산쿄 가부시키가이샤 | (1s,4s,5s)-4-브로모-6-옥사비시클로[3.2.1]옥탄-7-온의 제조 방법 |
CN103145709A (zh) * | 2013-04-12 | 2013-06-12 | 苏州科捷生物医药有限公司 | 一种4-氯-1,6-萘啶的合成工艺 |
AU2014255326B2 (en) | 2013-04-16 | 2018-09-13 | Idorsia Pharmaceuticals Ltd | Antibacterial biaromatic derivatives |
JP2017518339A (ja) * | 2014-06-20 | 2017-07-06 | インスティチュート パスツール コリア | 抗感染化合物 |
EP3182973B1 (en) | 2014-08-22 | 2019-09-18 | GlaxoSmithKline Intellectual Property Development Limited | Tricyclic nitrogen containing compounds for treating neisseria gonorrhoea infection |
AR102256A1 (es) | 2014-10-15 | 2017-02-15 | Actelion Pharmaceuticals Ltd | Derivados biaromáticos básicos antibacterianos con sustitución de aminoalcoxi |
DK3209655T3 (da) | 2014-10-24 | 2020-09-28 | Landos Biopharma Inc | Lanthioninsyntease C-lignende 2-baserede Therapeutica |
TW201722965A (zh) * | 2015-08-16 | 2017-07-01 | 葛蘭素史密斯克藍智慧財產發展有限公司 | 用於抗菌應用之化合物 |
US11566039B2 (en) | 2017-08-10 | 2023-01-31 | President And Fellows Of Harvard College | Lincosamide antibiotics and uses thereof |
WO2019032936A1 (en) * | 2017-08-10 | 2019-02-14 | President Adn Fellows Of Harvard College | LINCONSAMIDE ANTIBIOTICS AND USES THEREOF |
CA3083442A1 (en) | 2017-11-30 | 2019-06-06 | Landos Biopharma, Inc. | Therapies with lanthionine c-like protein 2 ligands and cells prepared therewith |
CN108003100A (zh) * | 2017-12-20 | 2018-05-08 | 北京六合宁远科技有限公司 | 一种药物中间体含氮杂环的胺类化合物的合成方法 |
JP7430852B2 (ja) | 2019-12-20 | 2024-02-14 | エヌイミューン バイオファーマ インコーポレイテッド | ランチオニンc様タンパク質2リガンド、それを用いて調製される細胞、およびそれを使用する療法 |
CN116102537A (zh) * | 2021-11-10 | 2023-05-12 | 四川大学 | 一种喹啉酮类衍生物及其制备方法和用途 |
Family Cites Families (41)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2717899A (en) | 1998-01-26 | 1999-08-09 | Smithkline Beecham Plc | Quinoline derivatives as antibacterials |
GB9822450D0 (en) | 1998-10-14 | 1998-12-09 | Smithkline Beecham Plc | Medicaments |
GB9822440D0 (en) | 1998-10-14 | 1998-12-09 | Smithkline Beecham Plc | Medicaments |
WO2000043383A1 (en) | 1999-01-20 | 2000-07-27 | Smithkline Beecham P.L.C. | Piperidinylquinolines as protein tyrosine kinase inhibitors |
GB9914486D0 (en) * | 1999-06-21 | 1999-08-18 | Smithkline Beecham Plc | Medicaments |
GB9917406D0 (en) | 1999-07-23 | 1999-09-22 | Smithkline Beecham Plc | Compounds |
GB9917408D0 (en) | 1999-07-23 | 1999-09-22 | Smithkline Beecham Plc | Compounds |
US6403610B1 (en) * | 1999-09-17 | 2002-06-11 | Aventis Pharma S.A. | Quinolylpropylpiperidine derivatives, their preparation and the compositions which comprise them |
FR2798656B1 (fr) | 1999-09-17 | 2004-12-17 | Aventis Pharma Sa | Derives de la quinolyl propyl piperidine, leur preparation et les compositions qui les contiennent |
MXPA02004985A (es) * | 1999-11-26 | 2003-10-14 | Shionogi & Co | Antagonistas del neuropeptido y, y5. |
PL366335A1 (en) * | 2000-07-26 | 2005-01-24 | Smithkline Beecham P.L.C. | Aminopiperidine quinolines and their azaisosteric analogues with antibacterial activity |
DE60119939T2 (de) | 2000-09-21 | 2006-11-30 | Smithkline Beecham P.L.C., Brentford | Chinolinderivate als antibakterielle mittel |
US6603005B2 (en) * | 2000-11-15 | 2003-08-05 | Aventis Pharma S.A. | Heterocyclylalkylpiperidine derivatives, their preparation and compositions containing them |
FR2816618B1 (fr) | 2000-11-15 | 2002-12-27 | Aventis Pharma Sa | Derives heterocyclylalcoyl piperidine, leur preparation et les compositions qui les contiennent |
GB0031088D0 (en) | 2000-12-20 | 2001-01-31 | Smithkline Beecham Plc | Medicaments |
GB0031086D0 (en) | 2000-12-20 | 2001-01-31 | Smithkline Beecham Plc | Medicaments |
GB0101577D0 (en) | 2001-01-22 | 2001-03-07 | Smithkline Beecham Plc | Compounds |
BRPI0206669B8 (pt) | 2001-01-24 | 2021-06-22 | Becton Dickinson Co | dispositivo médico compreendendo revestimento lubrificante |
FR2822154B1 (fr) | 2001-03-13 | 2005-10-21 | Aventis Pharma Sa | Derives de la quinolyl propyl piperidine, leur preparation et les compositions qui les contiennent |
US6602884B2 (en) * | 2001-03-13 | 2003-08-05 | Aventis Pharma S.A. | Quinolylpropylpiperidine derivatives, their preparation, and compositions containing them |
GB0112834D0 (en) * | 2001-05-25 | 2001-07-18 | Smithkline Beecham Plc | Medicaments |
GB0112836D0 (en) * | 2001-05-25 | 2001-07-18 | Smithkline Beecham Plc | Medicaments |
GB0118238D0 (en) * | 2001-07-26 | 2001-09-19 | Smithkline Beecham Plc | Medicaments |
AU2003239302A1 (en) * | 2002-01-29 | 2003-09-02 | Glaxo Group Limited | Aminopiperidine compounds, process for their preparation, and pharmaceutical compositions containing them |
TW200406410A (en) * | 2002-01-29 | 2004-05-01 | Glaxo Group Ltd | Compounds |
AR040336A1 (es) * | 2002-06-26 | 2005-03-30 | Glaxo Group Ltd | Compuesto de piperidina, uso del mismo para la fabricacion de un medicamento, composicion farmaceutica que lo comprende y procedimiento para preparar dicho compuesto |
FR2842807A1 (fr) | 2002-07-23 | 2004-01-30 | Aventis Pharma Sa | Derives de la quinolyl propyl piperidine, procede et intermediaires de preparation et compositions les renfermant |
GB0217294D0 (en) | 2002-07-25 | 2002-09-04 | Glaxo Group Ltd | Medicaments |
FR2844268B1 (fr) * | 2002-09-11 | 2004-10-22 | Aventis Pharma Sa | Derives de la quinolyl propyl piperidine, leurs procedes et intermediaires de preparation et les compositions qui les contiennent |
FR2844270B1 (fr) * | 2002-09-11 | 2006-05-19 | Aventis Pharma Sa | Derives de la quinolyl propyl piperidine, leur procede et intermediaires de preparation et les compositions qui les contiennent |
CA2500320A1 (en) * | 2002-10-10 | 2004-04-29 | Morphochem Aktiengesellschaft Fuer Kombinatorische Chemie | Novel compounds with antibacterial activity |
WO2004041210A2 (en) | 2002-11-05 | 2004-05-21 | Smithkline Beecham Corporation | Antibacterial agents |
DE60331849D1 (de) * | 2002-11-05 | 2010-05-06 | Glaxosmithkline Llc | Antibakterielle wirkstoffe |
EP1567520B1 (en) | 2002-12-04 | 2008-10-15 | Glaxo Group Limited | Quinolines and nitrogenated derivatives thereof and their use as antibacterial agents |
AR042486A1 (es) | 2002-12-18 | 2005-06-22 | Glaxo Group Ltd | Compuesto de quinolina y naftiridina halosustituido en la posicion 3, procedimiento para preparar el compuesto, composicion farmaceutica que lo comprende y su uso para preparar dicha composicion . |
FR2849034A1 (fr) | 2002-12-20 | 2004-06-25 | Aventis Pharma Sa | Forme cristalline de l'acide (3r,4r)-4-(3-(s)-hydroxy-3- (6-methoxyquinolin-4-yl) propyl)-1-(2-(2-thienylthio) ethyl piperidine-3- carboxylique |
US6939970B2 (en) * | 2002-12-20 | 2005-09-06 | Aventis Pharma S. A. | Crystalline form of (3R,4R)-4-[3-(S)-hydroxy-3-(6 methoxyquinolin-4-propyl]-1-[2-2-thienylthio)ethyl] piperidine-3-carboxylic acid |
TW200507841A (en) | 2003-03-27 | 2005-03-01 | Glaxo Group Ltd | Antibacterial agents |
US7232833B2 (en) * | 2003-03-28 | 2007-06-19 | Novexel | 4-substituted quinoline derivatives, method and intermediates for their preparation and pharmaceutical compositions containing them |
FR2852954B1 (fr) | 2003-03-28 | 2006-07-14 | Aventis Pharma Sa | Derives de quinoleines-4-substituees, leurs procede et intermediaires de preparation et les compositions pharmaceutiques qui les contiennent |
DE10316081A1 (de) | 2003-04-08 | 2004-10-21 | Morphochem AG Aktiengesellschaft für kombinatorische Chemie | Neue Verbindungen mit antibakterieller Aktivität |
-
2003
- 2003-06-24 TW TW092117044A patent/TW200406413A/zh unknown
- 2003-06-24 AR ARP030102248A patent/AR040335A1/es not_active Application Discontinuation
- 2003-06-25 DE DE60327438T patent/DE60327438D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2003-06-25 US US10/518,653 patent/US7622481B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2003-06-25 ES ES03747857T patent/ES2325831T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2003-06-25 WO PCT/EP2003/006756 patent/WO2004002992A1/en active Application Filing
- 2003-06-25 EP EP03747857A patent/EP1537123B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2003-06-25 AT AT03747857T patent/ATE430154T1/de not_active IP Right Cessation
- 2003-06-25 JP JP2004548887A patent/JP4522262B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2003-06-25 AU AU2003266949A patent/AU2003266949A1/en not_active Abandoned
-
2009
- 2009-11-17 US US12/620,129 patent/US20100081650A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US7622481B2 (en) | 2009-11-24 |
ATE430154T1 (de) | 2009-05-15 |
DE60327438D1 (de) | 2009-06-10 |
US20060189604A1 (en) | 2006-08-24 |
AR040335A1 (es) | 2005-03-30 |
JP2005539087A (ja) | 2005-12-22 |
US20100081650A1 (en) | 2010-04-01 |
EP1537123A1 (en) | 2005-06-08 |
AU2003266949A1 (en) | 2004-01-19 |
TW200406413A (en) | 2004-05-01 |
EP1537123B1 (en) | 2009-04-29 |
ES2325831T3 (es) | 2009-09-21 |
WO2004002992A1 (en) | 2004-01-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4522262B2 (ja) | 化合物 | |
US7498326B2 (en) | Compounds | |
JP4463565B2 (ja) | 抗菌剤として用いるための窒素含有二環式複素環 | |
JP4515260B2 (ja) | アミノシクロヘキセンキノリンおよび抗菌活性を有するそのアザアイソステリック類似体 | |
EP1392686B1 (en) | Bicyclic nitrogen-containing heterocyclic derivatives for use as antibacterials | |
JP4472928B2 (ja) | 4位がピペリジン含有部分によって置換されたキノリンおよびその窒素化誘導体および抗菌薬としてのその使用 | |
JP4445753B2 (ja) | アミノピペリジン誘導体 | |
JP4508650B2 (ja) | アミノピペリジン化合物、当該化合物の製法および当該化合物を含有する医薬組成物 | |
US20040077655A1 (en) | Piperazine derivatives for treatment of bacterial infections | |
US20040198756A1 (en) | Medicaments | |
EP1549156A1 (en) | Denatured carob flour (dcf) with a low content of soluble tannins and sugars, meant for human consumption and process to obtain it |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060425 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060425 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091110 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20100209 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20100217 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20100309 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20100316 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100412 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100518 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100525 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130604 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |