JP4521106B2 - 可動ガイドプレート付き導電性接触子 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体の電気的テスト時に、半導体パッケージの基板や電極の位置決めや支えを行う可動ガイドプレートを備えた可動ガイドプレート付き導電性接触子に関する。
【0002】
【従来の技術】
このようなものとして、図5および図6に示すような導電性接触子100が知られている。この導電性接触子100においては、絶縁体からなる可動ガイドプレート2が、絶縁体からなるホルダ3と、このホルダ3に積層され半導体パッケージPを投入する開口部4aを開設した固定プレート4との間に形成されるガイド収容空間5に収容されている。
【0003】
また、配線プレート6が固定プレート4の反対側のホルダ3に積層されており、支持孔7がガイド収容空間5と配線プレート6とを連通するようにホルダ3を貫通して設けられている。ホルダ3は、上部ホルダ3aと下部ホルダ3bとを積層して構成されており、支持孔7は、上部ホルダ3a側に上段部7a、下部ホルダ3b側に下段部7bを有して、上部および下部ホルダ3aおよび3bを貫通して設けられている。
【0004】
また、軸方向に弾性を有する導電性針状部材8が、支持孔7に収容されると共に、その一端部を可動ガイドプレート2に設けられた貫通孔2aに挿入し、その他端部を配線プレート6の導電部6aに当接させて取り付けられている。この導電性針状部材8は、1本しか図示していないが、実際には数本〜数千本備えて導電性接触子100を構成している。
【0005】
さらに、この導電性接触子100は、テストの初期段階(図5)で半導体パッケージPの電極P1が貫通孔2aに嵌入して針状部材8の一端部に当接すると共に、テストの終期段階(図6)で半導体パッケージPの基板P2が可動ガイドプレート2に当接するように構成されている。
【0006】
そして、この導電性接触子100においては、可動ガイドプレート2は、ホルダ3に固着された複数のガイドピン9、9に沿って移動可能に取り付けられると共に、各ガイドピン9に外挿されるコイルばね10によって固定プレート4側へ付勢されている。
【0007】
また、導電性針状部材8は、パイプ体8aと、このパイプ体8aに内蔵されたコイルばね(図示せず)により相互に離反する方向へ付勢される先端および後端導電性針状体8bおよび8cとで構成されており、パイプ体8aが、その上端縁および下端縁をそれぞれ上段部7aおよび下段部7bに当接させて抜け止めされた状態で支持孔7に支持されている。この取付状態においては、後端導電性針状体8cの先端が配線プレート6の導電部6aに当接すると共に、先端導電性針状体8bの先端部分が可動ガイドプレート2の貫通孔2aに挿入している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この導電性接触子100によれば、可動ガイドプレート2に、ガイドピン9で案内される部分が必要となって、その分、プレート自体の形状の複雑化と大型化を招き、ひいてはコスト高をも招く、という課題を有している。
【0009】
さらに、この導電性接触子100によれば、導電性針状部材8がパイプ体8a伴って構成されること、および可動ガイドプレート2の付勢手段が、複数のガイドピン9とコイルばね10とにより構成されることにより、部品点数が多くなり、これにより組付けおよび交換作業の煩雑化を招くばかりでなく、一層のコスト高を招く、という課題をも有している。
【0010】
そこで、この発明は、可動ガイドプレートの形状の単純化と小型化が可能であるばかりでなく、部品点数の削減も可能で、以て組付けおよび交換作業の容易化と共にコストの低減化を達成することができる可動ガイドプレート付き導電性接触子を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するために、請求項1の発明は、絶縁体からなる可動ガイドプレートが、絶縁体からなるホルダと、このホルダに積層され半導体パッケージを投入する開口部を開設した固定プレートとの間に形成されるガイド収容空間に収容されており、配線プレートが前記ホルダの前記固定プレートの反対側に積層されており、支持孔が前記ガイド収容空間と前記配線プレートとを連通するように前記ホルダを貫通して設けられており、かつ軸方向に弾性を有する導電性針状部材が、前記支持孔に収容されると共に、その一端部を前記可動ガイドプレートに設けられた貫通孔に挿入し、その他端部を前記配線プレートの導電部に当接させて取り付けられており、テストの初期段階で前記半導体パッケージの電極が前記貫通孔に嵌入して前記針状部材の一端部に当接すると共に、テストの終期段階で前記半導体パッケージの基板が前記可動ガイドプレートに当接するように構成された可動ガイドプレート付き導電性接触子において、前記導電性針状部材は、その一端側の、前記貫通孔に挿入する小径部と前記支持孔に収容される大径部との境界部位に形成され、前記貫通孔の孔縁に係合して非テスト中の前記可動ガイドプレートを前記固定プレートとの間で挟持する段部を備えて構成構成されており、前記可動ガイドプレートは、前記導電性針状部材の小径部が前記貫通孔に挿入することにより位置決めされ、かつ、前記段部が当該貫通孔の孔縁に係合すると共に、前記導電性針状部材自体の付勢力を付与することによって支えられていることを特徴とする。
【0012】
このため、請求項1の発明では、可動ガイドプレートは、導電性針状部材の小径部が貫通孔に挿入することにより位置決めされ、かつその段部が貫通孔の孔縁に係合すると共に、導電性針状部材自体のばね付勢を付与することによって支えられる。
【0013】
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の可動ガイドプレート付き導電性接触子であって、前記導電性針状部材は、コイルばね部材と、このコイルばね部材の両端のうち少なくとも前記可動ガイドプレート側の端部に連結される先端導電性針状体とを有して構成されており、前記段部が、前記先端導電性針状体の、前記貫通孔に往復動を許容して収容される先端軸部と該先端軸部よりも大径で前記支持孔に往復動を許容して収容される後端軸部との境界部位に形成されていることを特徴とする。
【0014】
このため、請求項2の発明では、導電性針状部材の先端導電性針状体は、その後端軸部を直接支持孔に収容して組み付けられるので、その径方向の芯ずれを極力抑制することができる。
【0015】
また、請求項3の発明は、請求項1に記載の可動ガイドプレート付き導電性接触子であって、前記導電性針状部材は、コイルばね部材のみで形成されており、前記段部が、前記可動ガイドプレート側の端部の、前記貫通孔に挿入する小径コイル部と前記支持孔に収容される大径コイル部との境界部位に形成されていることを特徴とする。
【0016】
このため、請求項3の発明では、導電性針状部材を、コイルばね部材を用いて一部品で構成することができる。
【0017】
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の可動ガイドプレート付き導電性接触子であって、前記支持孔は、前記導電性針状部材を摺動自在に案内するように、1個のホルダを貫通して設けられると共に、前記配線プレート側の出口部に前記導電性針状部材の抜止め用段部が形成されていることを特徴とする。
【0018】
このため、請求項4の発明では、導電性針状部材は、可動ガイドプレートや固定プレートの他の部品と同一側(配線プレートの反対側)から組み付けることができると共に、固定プレートをホルダから離脱させることによって容易に交換することができる。また、支持孔は、1個のホルダを貫通して設けるので、精度良く形成することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づき説明する。なお、図5および図6に示すものと同一部材および同一機能を奏する部材は、同一符号を付してある。
【0020】
図1および図2は、本発明の第1実施形態としての可動ガイドプレート付き導電性接触子1を示す。なお、本発明が適用されるコンタクトプローブは、複数の導電性接触子1が所定のピッチにて縦横に並列に配設されて構成される。
【0021】
この導電性接触子1では、絶縁体からなる可動ガイドプレート2が、絶縁体からなるホルダ3と、このホルダ3に積層され半導体パッケージPを投入する開口部4aを開設した固定プレート4との間に形成されるガイド収容空間5に収容されており、配線プレート6がホルダ3の固定プレート4の反対側に積層されており、支持孔7がガイド収容空間5と配線プレート6とを連通するようにホルダ3を貫通して設けられている。また、軸方向に弾性を有する導電性針状部材8が、支持孔7に収容されると共に、その一端部を可動ガイドプレート2に設けられた貫通孔2aに挿入し、その他端部を配線プレート6の導電部6aに当接させて取り付けられており、テストの初期段階(図1)で半導体パッケージPの電極P1が貫通孔2aに嵌入して針状部材8の一端部に当接すると共に、テストの終期段階(図2)で半導体パッケージPの基板P2が可動ガイドプレート2に当接するように構成されている。このときの電極P1は、ハンダボールに代表される電極のことである。
【0022】
このとき、導電性針状部材8は、その一端側の、貫通孔2aに挿入する小径部と支持孔7に収容される大径部との境界部位に形成され、貫通孔2aの孔縁2dに係合して非テスト中の可動ガイドプレート2を固定プレート4との間で挟持する段部Aを備えて構成される。
【0023】
この第1実施形態では、導電性針状部材8は、コイルばね部材11と、このコイルばね部材11の両端のうち少なくとも可動ガイドプレート2側の端部に連結される先端導電性針状体12とを有して構成されており、段部Aが、先端導電性針状体12の、貫通孔2aに往復動を許容して収容される先端軸部12aとこの先端軸部12aよりも大径で支持孔7に往復動を許容して収容される後端軸部12bとの境界部位に形成されている。先端軸部12aの先端面には、半導体パッケージPの電極P1に当接して電気的に接続される電極接続端子12dが突出形成されている。
【0024】
具体的には、導電性針状部材8は、図1および図2に示す導電性接触子1のように、コイルばね部材11の両端に、それぞれ先端導電性針状体12および後端導電性針状体13を連結して構成しても良く、あるいは図3に示す変形例としての導電性接触子1aのように、コイルばね部材11の一端側に先端導電性針状体12を連結し、その他端側をコイル径を絞り込んだ先鋭コイル部11cに形成して構成することもできる。
【0025】
このとき導電性接触子1の導電性針状部材8では、コイルばね部材11が、密着巻き部11aとピッチ巻き部11bとで構成されており、密着巻き部11aの端部をボス部12cに嵌着させて先端導電性針状体12を連結すると共に、ピッチ巻き部11bの端部をボス部13cに嵌着させて後端導電性針状体13を連結しており、ピッチ巻き部11bにより先端導電性針状体12と後端導電性針状体13とは、相互に離反する方向に付勢され、これにより可動ガイドプレート2を段部Aで支持することができると共に、後端導電性針状体13の先鋭部13aを配線プレート6の導電部6aに当接させることができる。後端導電性針状体13は、支持孔7に往復動を許容して収容される。
【0026】
また、導電性接触子1aの導電性針状部材8では、コイルばね部材11が、ピッチ巻き部11bの両側部に、それぞれ密着巻き部11aおよび先鋭コイル部11cを連続して形成することにより構成されており、先鋭コイル部11cを配線プレート6の導電部6aに当接させることが相違するだけで、その他は導電性接触子1の導電性針状部材8と同様に作用する。
【0027】
このように構成された導電性接触子1および1aによれば、可動ガイドプレート2は、平坦な板状体で構成することができ、プレート2自体の加工を含め、周辺(特に、可動ガイドプレート2に対向するホルダ3の対向面)の加工度も低くできる。
【0028】
このため、導電性接触子1および1aによれば、可動ガイドプレート2は、導電性針状部材8の先端軸部12aが貫通孔2aに挿入することにより位置決めされ、かつその段部Aが貫通孔2の孔縁2dに係合すると共に、導電性針状部材8自体のばね付勢を付与することによって支えられる。このため、可動ガイドプレート2は、従来必要としたガイドピン(図5および図6のガイドピン9参照)で案内される部分が不要となるので、その分、プレート2自体の形状の単純化と小型化を達成することができ、ひいてはコストの低減化をも図ることができる。
【0029】
さらには、導電性接触子1および1aは、従来必要とした案内専用部材が不要となること、および導電性針状部材8を直接支持孔7に収容するようにして、従来必要としたパイプ体を不要としたことにより、部品点数の大幅な削減が図られ、これにより組付けおよび交換作業の容易化と共に、コストの一層の低減化を達成することができる。
【0030】
その上、導電性接触子1および1aでは、導電性針状部材8の先端導電性針状体12は、その後端軸部12bを直接支持孔7に収容して組み付けられるので、その径方向の芯ずれを極力抑制することができ、かつ先端導電性針状体12の先端軸部12aの貫通孔2aへの挿入によってその段部Aで支えられる可動ガイドプレート2の安定作動を確保することができる。
【0031】
また、好ましくは、支持孔7は、導電性針状部材8を摺動自在に案内するように、1個のホルダ3を貫通して設けられると共に、配線プレート6側の出口部に導電性針状部材8の抜止め用段部7cが形成される。
【0032】
すなわち、配線プレート6を組み付ける以前では、導電性接触子1においては、後端導電性針状体13に形成されたフランジ部13b(図1参照)が抜止め用段部7cに係合することにより、導電性接触子1aにおいては、ピッチ巻き部11bと先鋭コイル部11cとの境界部位に形成された段部11d(図3参照)が抜止め用段部7cに係合することにより、それぞれ導電性針状部材8の支持孔7からの抜け止めが図られる。
【0033】
この構成によれば、導電性針状部材8は、可動ガイドプレート2や固定プレート4の他の部品と同一側(配線プレート6の反対側)から組み付けることができると共に、固定プレート4をホルダ3から離脱させることによって容易に交換することができる。また、支持孔7は、1個のホルダ3を貫通して設けるので、精度良く形成することができ、これにより導電性針状部材8の安定作動を確保することができる。
【0034】
図4は、本発明の第2実施形態としての可動ガイドプレート付き導電性接触子20を示す。この導電性接触子20は、導電性針状部材8の構成を異にするだけで、他の構成は前述した第1実施形態と同様に構成されている。
【0035】
すなわち、本実施形態の導電性針状部材8は、コイルばね部材11のみで形成されており、段部Aが、可動ガイドプレート2側の端部の、貫通孔2aに挿入する小径コイル部11eと支持孔7に収容される大径コイル部11fとの境界部位に形成されている。このときコイルばね部材11は、小径コイル部11eとこれに連続する大径コイル部11fが密着巻きで構成されており、大径コイル部11fに連続させて大径コイル部11fと同径の密着巻き部11a、ピッチ巻き部11bおよび先鋭コイル部11cが、前述した導電性接触子1aと同様に形成されている。コイルばね部材11は、大径コイル部11aを密着巻きで構成することにより必要剛性を得ることができると共に、ピッチ巻き部11bによりばね力が付与されることとなり、これにより貫通孔2aの孔縁2dへの段部Aの係合により可動ガイドプレート2を安定して支持することができる。
【0036】
この導電性接触子20によれば、導電性針状部材8を、コイルばね部材11を用いて一部品で構成することができ、これにより部品点数の一層の削減を図ることができる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1の発明によれば、可動ガイドプレートは、導電性針状部材の小径部が貫通孔に挿入することにより位置決めされ、かつその段部が貫通孔の孔縁に係合すると共に、導電性針状部材自体のばね付勢を付与することによって支えられるので、従来必要としたガイドピンで案内される部分が不要となると共に、専用の案内部材も不要となって、可動ガイドプレートの形状の単純化と小型化が可能であるばかりでなく、部品点数の削減も可能で、以て組付けおよび交換作業の容易化と共にコストの低減化をも達成することができる。
【0038】
また、請求項2の発明によれば、導電性針状部材の先端導電性針状体は、その後端軸部を直接支持孔に収容して組み付けられるので、その径方向の芯ずれを極力抑制することができるので、請求項1の発明の効果に加えて、先端導電性針状体の先端軸部の貫通孔への挿入によってその段部で支えられる可動ガイドプレートの安定作動を確保することができる。
【0039】
また、請求項3の発明によれば、導電性針状部材を、コイルばね部材を用いて一部品で構成することができるので、請求項1の発明の効果に加えて、部品点数の一層の削減を図ることができる。
【0040】
また、請求項4の発明によれば、導電性針状部材は、可動ガイドプレートや固定プレートの他の部品と同一側(配線プレートの反対側)から組み付けることができると共に、固定プレートをホルダから離脱させることによって容易に交換することができるので、請求項1乃至3のいずれか1項の発明の効果に加えて、組付けおよび交換作業の一層の容易化を図ることができる。その上、支持孔は、1個のホルダを貫通して設けるので、精度良く形成することができ、これにより導電性針状部材の安定作動を確保することができる。さらに、ホルダは、従来、2個必要であったものが1個で構成することができ、この点でも部品点数の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としての可動ガイドプレート付き導電性接触子の縦断面図で、テストの初期段階を示す。
【図2】本発明の第1実施形態としての可動ガイドプレート付き導電性接触子の縦断面図で、テストの終期段階を示す。
【図3】本発明の第1実施形態の変形例としての可動ガイドプレート付き導電性接触子の縦断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態としての可動ガイドプレート付き導電性接触子の縦断面図である。
【図5】従来の可動ガイドプレート付き導電性接触子の縦断面図で、テストの初期段階を示す。
【図6】従来の可動ガイドプレート付き導電性接触子の縦断面図で、テストの終期段階を示す。
【符号の説明】
1,1a,20 導電性接触子(可動ガイドプレート付き導電性接触子)
2 可動ガイドプレート
2a 貫通孔
3 ホルダ
4 固定プレート
4a 開口部
5 ガイド収容空間
6 配線プレート
6a 導電部(配線プレートの)
7 支持孔
8 針状部材(導電性針状部材)
11 コイルばね部材
11e 小径コイル部
11f 大径コイル部
12 先端導電性針状体
12a 先端軸部
12b 後端軸部
A 段部
P 半導体パッケージ
P1 電極(半導体パッケージの)
P2 基板(半導体パッケージの)
Claims (4)
- 絶縁体からなる可動ガイドプレートが、絶縁体からなるホルダと、このホルダに積層され半導体パッケージを投入する開口部を開設した固定プレートとの間に形成されるガイド収容空間に収容されており、配線プレートが前記ホルダの前記固定プレートの反対側に積層されており、支持孔が前記ガイド収容空間と前記配線プレートとを連通するように前記ホルダを貫通して設けられており、かつ軸方向に弾性を有する導電性針状部材が、前記支持孔に収容されると共に、その一端部を前記可動ガイドプレートに設けられた貫通孔に挿入し、その他端部を前記配線プレートの導電部に当接させて取り付けられており、テストの初期段階で前記半導体パッケージの電極が前記貫通孔に嵌入して前記針状部材の一端部に当接すると共に、テストの終期段階で前記半導体パッケージの基板が前記可動ガイドプレートに当接するように構成された可動ガイドプレート付き導電性接触子において、
前記導電性針状部材は、その一端側の、前記貫通孔に挿入する小径部と前記支持孔に収容される大径部との境界部位に形成され、前記貫通孔の孔縁に係合して非テスト中の前記可動ガイドプレートを前記固定プレートとの間で挟持する段部を備えて構成されており、
前記可動ガイドプレートは、前記導電性針状部材の小径部が前記貫通孔に挿入することにより位置決めされ、かつ、前記段部が当該貫通孔の孔縁に係合すると共に、前記導電性針状部材自体の付勢力を付与することによって支えられていることを特徴とする可動ガイドプレート付き導電性接触子。 - 請求項1に記載の可動ガイドプレート付き導電性接触子であって、
前記導電性針状部材は、コイルばね部材と、このコイルばね部材の両端のうち少なくとも前記可動ガイドプレート側の端部に連結される先端導電性針状体とを有して構成されており、前記段部が、前記先端導電性針状体の、前記貫通孔に往復動を許容して収容される先端軸部と該先端軸部よりも大径で前記支持孔に往復動を許容して収容される後端軸部との境界部位に形成されていることを特徴とする可動ガイドプレート付き導電性接触子。 - 請求項1に記載の可動ガイドプレート付き導電性接触子であって、
前記導電性針状部材は、コイルばね部材のみで形成されており、前記段部が、前記可動ガイドプレート側の端部の、前記貫通孔に挿入する小径コイル部と前記支持孔に収容される大径コイル部との境界部位に形成されていることを特徴とする可動ガイドプレート付き導電性接触子。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の可動ガイドプレート付き導電性接触子であって、
前記支持孔は、前記導電性針状部材を摺動自在に案内するように、1個のホルダを貫通して設けられると共に、前記配線プレート側の出口部に前記導電性針状部材の抜止め用段部が形成されていることを特徴とする可動ガイドプレート付き導電性接触子。
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