JP4117827B2 - 電気部品用ソケット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体装置(以下「ICパッケージ」という)等の電気部品を着脱自在に保持する電気部品用ソケット、特に、このソケットに配設されて電気部品端子に接触されるコンタクトピン等の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からこの種のものとしては、例えば図12に示すようなものがある(特開平10−116670号公報参照)。これは「電気部品」としてのICパッケージ1の端子1aと、回路基板2のターミナル2aとを電気的に接続する装置で、装置本体3にコンタクト4が配設されている。
【0003】
このコンタクト4は、導電性を有する板材で形成され、両端部に係合溝4a,4bが形成され、その一方の係合溝4aに弾性エレメント5が嵌合されると共に、他方の係合溝4bに硬質エレメント6が嵌合されて支持されている。
【0004】
そして、このコンタクト4の上端部がICパッケージ1の端子1aに当接すると共に、コンタクト4の下端部が回路基板2のターミナル2aに当接されることにより、このコンタクト4を介してICパッケージ端子1aと回路基板ターミナル2aとが電気的に接続されるようになっている。
【0005】
かかる場合には、その係合溝4bが略上下方向に長い長孔形状に形成されているため、ICパッケージ1が下方に押圧されることにより、コンタクト4が多少回動されることから、コンタクト4の接触部がICパッケージ端子1aの下面を僅かに摺動することにより、ワイピング効果が発揮されることとなる。また、コンタクト4と回路基板ターミナル2aとの間でも僅かに摺動することとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のものにあっては、弾性エレメント5が設けられているが、この棒状の弾性エレメント5では大きな弾性力を得ることができず、コンタクト4とICパッケージ端子1a等との接触安定性を確保するのが難しかった。また、高周波用のICパッケージ1に対応させるため、このコンタクト4の長さLを短くすると、より弾性力を確保するのが難しくなる。
【0007】
そこで、この発明は、コンタクト(この発明の「コンタクトピン」に相当する)の高周波特性を向上させることができると共に、コンタクトピンと電気部品端子等との接触安定性を向上させることができる電気部品用ソケットを提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、プリント配線基板上に配設されると共に、電気部品が収容されるソケット本体を有し、該ソケット本体に配設されたコンタクトピンを介して前記プリント配線基板と電気部品とが電気的に接続される電気部品用ソケットにおいて、前記コンタクトピンは、前記電気部品に接触される電気部品側接触部と、前記プリント配線基板に接触されるプリント配線基板側接触部とを有し、かつ、前記ソケット本体にばね部材を介して弾性的に支持されており、前記ばね部材は、一端部側が前記ソケット本体に支持され、他端部側に前記コンタクトピンが支持されており、前記ばね部材の他端部が、コンタクトピンホルダーに取り付けられ、該コンタクトピンホルダーに前記コンタクトピンが配設されることにより、該コンタクトピンが前記コンタクトピンホルダーを介して前記ばね部材に支持された電気部品用ソケットとしたことを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記コンタクトピンは、板材が打ち抜かれて形成されていることを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加え、前記ばね部材は、板ばねであることを特徴とする。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一つに記載の構成に加え、前記コンタクトピンホルダーは板状を呈し、該コンタクトピンホルダーが複数重ね合わされた状態で配設されていることを特徴とする。
【0013】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の構成に加え、前記コンタクトピンホルダーは、一定の間隙を持って相対向して複数枚ずつ配設され、該相対向して配置された前記コンタクトピンホルダーの間に前記電気部品を収容可能としたことを特徴とする。
【0014】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の構成に加え、前記コンタクトピンホルダーには、前記電気部品の収容時に、該電気部品を案内するガイド部が形成されたことを特徴とする。
【0015】
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載の構成に加え、一定の間隙を持って相対向して複数枚ずつ配設されたコンタクトピンホルダーに前記コンタクトピンが配設され、該相対向して配置されたコンタクトピンは、ハの字状を呈していることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について説明する。
【0017】
図1乃至図11には、この発明の実施の形態を示す。
【0018】
まず構成を説明すると、図中符号11は、いわゆるクラムシェルタイプと称される「電気部品用ソケット」としてのICソケットで、このICソケット11は、「電気部品」であるICパッケージ12の性能試験を行うために、このICパッケージ12のICリード12bと、測定器(テスター)のプリント配線基板13との電気的接続を図るものである。
【0019】
このICパッケージ12は、図11に示すように、扁平な直方体のパッケージ本体12aの下面部の、相対向する2辺にはICリード12bが側方に向けて僅かに突設されている。
【0020】
また、そのICソケット11は、図2等に示すように、プリント配線基板13上に装着されるソケット本体15を有し、このソケット本体15に、「ばね部材」としての板ばね式アーム16が装着され、この板ばね式アーム16にコンタクトピンホルダー17を介してコンタクトピン18が支持されている。さらに、そのソケット本体15には、ICパッケージ12を押圧するカバー部材19が回動自在に取付けられ、そのカバー部材19の閉状態を維持するストッパ部材20が設けられている。
【0021】
詳しくは、ソケット本体15には、図2等に示すように、板ばね式アーム16が装着される複数の圧入スリット15aが形成されている。その板ばね式アーム16は、その圧入スリット15aに圧入される圧入部16aと、この圧入部16aから略U字状に延長されたばね部16bと、このばね部16bの先端部に形成されたホルダー取付部16cとから構成されている。
【0022】
コンタクトピンホルダー17は、絶縁性を有する合成樹脂製で、図7等に示すように、略四角形の板状を呈しており、片面側に、板ばね式アーム16のホルダー取付部16cが嵌合されるアーム嵌合凹部17aが形成されると共に、コンタクトピン18が嵌合されるコンタクトピン嵌合凹部17bが形成されている。
【0023】
そのアーム嵌合凹部17aに板ばね式アーム16のホルダー取付部16cが嵌合された状態で、このホルダー取付部16cに形成された幅広の抜止め部16dにより、ホルダー取付部16cがアーム嵌合凹部17aから抜けないように構成されている。
【0024】
また、コンタクトピン18は、導電性を有する板材から長板状に形成され、上部側に電気部品側接触部18aが、下部側にプリント配線基板側接触部18bが形成され、これら接触部18a,18bの間に、幅広の抜止め部18cが形成されている。このコンタクトピン18がコンタクトピンホルダー17のコンタクトピン嵌合凹部17bに嵌合されて斜めになった状態で配置され、このコンタクトピン18に形成された抜止め部18cにより、コンタクトピン18がコンタクトピンホルダー17から抜けないように構成されている。
【0025】
そして、これらコンタクトピンホルダー17が複数重ね合わされた状態で、ソケット本体15の配設開口部15b内に収容されることで、コンタクトピンホルダー17の間に、板ばね式アーム16及びコンタクトピン18が挟まれることにより、これら板ばね式アーム16及びコンタクトピン18が脱落しないようになっている。
【0026】
しかも、これらコンタクトピンホルダー17は、ソケット本体15の配設開口部15b内において各々独立して上下方向に移動自在に配置されている。
【0027】
そして、図6に示すように、複数のコンタクトピンホルダー17が左右に対向して間隙cを持って配置され、この間隙cはICパッケージ12が落下しない間隔に設定され、その間隙cにICパッケージ12が収容可能に構成されている。
【0028】
また、ソケット本体15及びコンタクトピンホルダー17には、図3に示すように、それぞれ、ICパッケージ12の収容時に、このICパッケージ12の4つの角部を案内するガイド部15c,17cが形成されている。このソケット本体15の2つのガイド部15cは、ICパッケージ12の一方の対角線上の2つの角部を案内するように形成され、又、コンタクトピンホルダー17の2つのガイド部17cは、ICパッケージ12の他方の対角線上の2つの角部を案内するように形成されている。
【0029】
一方、カバー部材19は、図1及び図2に示すように、回動軸23によりソケット本体15に回動自在に配設され、スプリング24により開く方向に付勢され、先端部に設けられたストッパ部材20が、ソケット本体15に形成された被係止部15dに係脱されるようになっている。このストッパ部材20は、スプリング25により被係止部15dに係止する方向に付勢されている。
【0030】
また、そのカバー部材19には、カバー部材19を閉じた状態で、下面の略中央部に下方に突出する細長形状のパッケージ押圧部19aが形成され、このパッケージ押圧部19aの押圧面19bにより、パッケージ本体12aの上面が押圧されるようになっている。
【0031】
次に、コンタクトピン18等のソケット本体15に対する組み立てについて説明する。まず、図7に示す分解状態から、コンタクトピンホルダー17に、板ばね式アーム16及びコンタクトピン18を図8に示すように嵌合させる。この状態から、板ばね式アーム16の圧入部16aを、図9に示すように、ソケット本体15の圧入スリット15aに圧入することにより、図10に示すように、コンタクトピン18等のソケット本体15に対する組み立てを完了する。
【0032】
なお、図7乃至図10には、板ばね式アーム16、コンタクトピンホルダー17及びコンタクトピン18等が他の図と異なり概略的に示されている。
【0033】
次に、作用について説明する。
【0034】
予め、ICソケット11をプリント配線基板13に取り付け、カバー部材19を開いた状態(ICパッケージ12収容前の状態)では、コンタクトピン18のプリント配線基板側接触部18bがプリント配線基板13の電極から離間している。
【0035】
この状態から、ICパッケージ12を収容するには、図4に示す状態から、ICパッケージ12を、対向しているコンタクトピンホルダー17の間隙cの上側に収容する。この場合には、コンタクトピンホルダー17のガイド部17cにより、ICパッケージ12が案内されることとなる。この状態で、ICパッケージ12のICリード12bが、コンタクトピン18の電気部品側接触部18aに接触する。
【0036】
その後、カバー部材19を閉じ、ストッパ部材20をソケット本体15の被係止部15dに係止させることにより、カバー部材19を完全に閉じる。
【0037】
これにより、図5及び図6に示すように、パッケージ本体12aの上面がパッケージ押圧部19aで押圧され、板ばね式アーム16が弾性変形されて、コンタクトピンホルダー17が変位して傾き、プリント配線基板側接触部18bがプリント配線基板13の電極に接触することとなる。
【0038】
これで、コンタクトピン18を介してICパッケージ12とプリント配線基板13とが電気的に接続されて、ICパッケージ12のバーンイン試験等が行われることとなる。
【0039】
試験が終了したICパッケージ12を取り出す場合には、上述とは逆に、ストッパ部材20を回動させて係止状態を解除した後、カバー部材19を開くことにより、ICパッケージ12を取り出すことができる。ICパッケージ12を取り出した状態では、板ばね式アーム16の復帰力により、コンタクトピン18が保持されたコンタクトピンホルダー17は、元の姿勢に復帰して図4に示すように略水平状態となる。
【0040】
このようなものにあっては、板ばね式アーム16とコンタクトピン18とを別部品とすることにより、コンタクトピン18にばね部を形成する必要がないため、このコンタクトピン18を短くでき、高周波用のICパッケージ12の試験を良好に行うことができる。また、板ばね式アーム16を別部品とすることにより、コンタクトピン18に任意の付勢力及び変位量を与えることができ、コンタクトピン18と、ICパッケージ12のICリード12b及びプリント配線基板13の電極との接圧を確保できて、接触安定性を向上させることができる。
【0041】
また、この板ばね式アーム16及びコンタクトピン18は、コンタクトピンホルダー17に嵌合されているため、容易に組み付け及び取り外しができ、コンタクトピン18等の配設作業や交換作業を簡単に行うことができると共に、このコンタクトピンホルダー17により隣接するコンタクトピン18との間を絶縁することができる。
【0042】
さらに、そのコンタクトピン18は斜めに配置されており、ICパッケージ12が収容されて下方に押圧された時には、傾くように変位して行くため、コンタクトピン18の電気部品側接触部18aとICパッケージ12のICリード12bとが摺動することにより、ワイピング効果が発揮される。
【0043】
さらにまた、ICパッケージ12を左右に配置されたコンタクトピンホルダー17で支持することができ、別途、ICパッケージ12が載置されるフローティングプレート等を配置する必要がなく、部品点数の削減等を図ることができる。
【0044】
しかも、そのICパッケージ12は小型であるため、相対向して配設されたコンタクトピンホルダー17の間に配置することで容易に収容することができる。また、相対向して配設されたコンタクトピン18を略ハの字型に配置することにより、小型のICパッケージ12に対しても、幅の広いコンタクトピン18を容易に接触させることができ、高周波用のICパッケージ12を試験するのにより好都合である。例えば、コンタクトピンが鉛直方向に配置されていると、コンタクトピン同士が接近して干渉しやすくなるため、幅をそれ程、広くできない。
【0045】
また、各コンタクトピンホルダー17はそれぞれ独立して可動するため、ICパッケージ12のICリード12bの位置のばら付き等を許容することができる。
【0047】
なお、金属製の板ばね式アーム16及びコンタクトピン18を、上記実施の形態では合成樹脂製のコンタクトピンホルダー17に嵌合させるようにしているが、金属製の板ばね式アーム16及びコンタクトピン18を、合成樹脂製のコンタクトピンホルダー17にインサート成形することもできる。
【0048】
さらに、板ばね式アーム16はこの実施の形態では金属製であるが、合成樹脂製とすることもでき、又、板ばね式アーム16とコンタクトピンホルダー17とを一体に形成することもできる。
【0049】
さらにまた、上記実施の形態では、ICパッケージ12の2辺に配置されたICリード12bに対応して、コンタクトピン18等が相対向して2列に配置されているが、これに限らず、ICパッケージの4辺にICリードが配置されたものにも対応させることができる。
【0050】
また、上記実施の形態では、「電気部品用ソケット」としてICソケット11に、この発明を適用したが、これに限らず、他の装置にも適用できることは勿論である。
【0051】
しかも、上記実施の形態では、いわゆるクラムシェルタイプのICソケット11にこの発明を適用したが、これに限らず、オープントップタイプのICソケットにも適用することができる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1に記載の発明によれば、コンタクトピンは、電気部品に接触される電気部品側接触部と、プリント配線基板に接触されるプリント配線基板側接触部とを有し、コンタクトピンをソケット本体にばね部材を介して弾性的に支持したため、コンタクトピンの電気部品側接触部とプリント配線基板側接触部との間にばね部を形成する必要がなく、このコンタクトピンの電気部品側接触部とプリント配線基板側接触部との間を短くでき、電流が流れる経路を短くできることから、高周波数で作動する電気部品の試験を良好に行うことができる。また、ばね部材をコンタクトピンと別に設けることにより、ばね部材を任意の付勢力とすることができ、コンタクトピンと、電気部品の端子及びプリント配線基板の電極との接圧を確保できて、接触安定性を向上させることができる。さらに、ばね部材の他端部が、コンタクトピンホルダーに取り付けられ、このコンタクトピンホルダーにコンタクトピンが配設されているため、ばね部材とコンタクトピンとをコンタクトピンホルダーに組み付けることにより、各部品の交換等を簡単に行うことができる。
【0053】
請求項2に記載の発明によれば、コンタクトピンは、板材が打ち抜かれて形成されている板状を呈しているため、コンタクトピンを容易に成形できる。
【0054】
請求項3に記載の発明によれば、ばね部材は板ばねであり、一端部側がソケット本体に支持され、他端部側にコンタクトピンが支持されたため、ばね部材をコンタクトピンと別部材で形成していることから、それぞれ別の材質で任意の形状に成形できる。
【0056】
請求項4に記載の発明によれば、コンタクトピンホルダーは板状を呈し、コンタクトピンホルダーが複数重ね合わされた状態で配設されているため、このコンタクトピンホルダーで隣接するコンタクトピン同士を絶縁することが可能となると共に、コンタクトピンの配設が容易となる。しかも、各コンタクトピンホルダーが独立して変位するため、電気部品端子のばら付きを吸収することができる。
【0057】
請求項5に記載の発明によれば、コンタクトピンホルダーは、一定の間隙を持って相対向して複数枚ずつ配設され、相対向して配置されたコンタクトピンホルダーの間に電気部品を収容可能としたため、電気部品を収容するのに別部材のフローティングプレート等を配設する必要がない。
【0058】
請求項7に記載の発明によれば、一定の間隙を持って相対向して複数枚ずつ配設されたコンタクトピンホルダーにコンタクトピンが配設され、相対向して配置されたコンタクトピンは、ハの字状を呈しているため、ワイピング効果を発揮させることができると共に、小型の電気部品に対しても幅の広いコンタクトピンを接触させることができ、高周波数で作動する電気部品に適応させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るICソケットを示す平面図で、カバー部材を開いた状態を示す図である。
【図2】同実施の形態に係るICソケットを示す、カバー部材を閉じた状態の断面図である。
【図3】同実施の形態に係るICソケットを示す、ソケット本体,コンタクトピンホルダー,板ばね式アーム及びコンタクトピン等を示す拡大平面図である。
【図4】同実施の形態に係るICソケットを示す、ICパッケージを収容する前の状態の断面図である。
【図5】同実施の形態に係るICソケットを示す、ICパッケージを収容した状態の断面図である。
【図6】 同実施の形態に係る図5のA部拡大断面図である。
【図7】同実施の形態に係るコンタクトピンホルダー、板ばね式アーム及びコンタクトピンを概略的に示す分解斜視図である。
【図8】同実施の形態に係るコンタクトピンホルダー、板ばね式アーム及びコンタクトピンを組み立てた状態を概略的に示す斜視図である。
【図9】同実施の形態に係るコンタクトピンホルダー、板ばね式アーム及びコンタクトピンを、ソケット本体に組み付ける前の状態を概略的に示す斜視図である。
【図10】同実施の形態に係るコンタクトピンホルダー、板ばね式アーム及びコンタクトピンを、ソケット本体に組み付けた後の状態を概略的に示す斜視図である。
【図11】同実施の形態に係るICパッケージを示す図で、(a)はICパッケージの平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は(a)の左側面図である。
【図12】 従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
11 ICソケット(電気部品用ソケット)
12 ICパッケージ(電気部品)
12a パッケージ本体
12b ICリード(端子)
13 プリント配線基板
15 ソケット本体
15c ガイド部
16 板ばね式アーム(ばね部材)
17 コンタクトピンホルダー
17a アーム嵌合凹部
17b コンタクトピン嵌合凹部
17c ガイド部
18 コンタクトピン
18a 電気部品側接触部
18b プリント配線基板側接触部
c 間隙

Claims (7)

  1. プリント配線基板上に配設されると共に、電気部品が収容されるソケット本体を有し、該ソケット本体に配設されたコンタクトピンを介して前記プリント配線基板と電気部品とが電気的に接続される電気部品用ソケットにおいて、
    前記コンタクトピンは、前記電気部品に接触される電気部品側接触部と、前記プリント配線基板に接触されるプリント配線基板側接触部とを有し、かつ、前記ソケット本体にばね部材を介して弾性的に支持されており、
    前記ばね部材は、一端部側が前記ソケット本体に支持され、他端部側に前記コンタクトピンが支持されており、
    前記ばね部材の他端部が、コンタクトピンホルダーに取り付けられ、該コンタクトピンホルダーに前記コンタクトピンが配設されることにより、該コンタクトピンが前記コンタクトピンホルダーを介して前記ばね部材に支持されたことを特徴とする電気部品用ソケット。
  2. 前記コンタクトピンは、板材が打ち抜かれて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気部品用ソケット。
  3. 前記ばね部材は、板ばねであることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気部品用ソケット。
  4. 前記コンタクトピンホルダーは板状を呈し、該コンタクトピンホルダーが複数重ね合わされた状態で配設されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の電気部品用ソケット。
  5. 前記コンタクトピンホルダーは、一定の間隙を持って相対向して複数枚ずつ配設され、該相対向して配置された前記コンタクトピンホルダーの間に前記電気部品を収容可能としたことを特徴とする請求項4に記載の電気部品用ソケット。
  6. 前記コンタクトピンホルダーには、前記電気部品の収容時に、該電気部品を案内するガイド部が形成されたことを特徴とする請求項5に記載の電気部品用ソケット。
  7. 一定の間隙を持って相対向して複数枚ずつ配設されたコンタクトピンホルダーに前記コンタクトピンが配設され、該相対向して配置されたコンタクトピンは、ハの字状を呈していることを特徴とする請求項5又は6に記載の電気部品用ソケット。
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