JP4520773B2 - 鍵管理プログラムおよび鍵管理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、鍵管理プログラムおよび鍵管理装置に関し、鍵の紛失に効率よく対処することができる鍵管理プログラムおよび鍵管理装置に関するものである。
警備会社の警備員は、警備契約が結ばれた施設に何らかの異常があった場合に早急に現場に駆けつける必要がある。警備員は、これらの施設が夜間等に施錠されている場合にも駆けつける必要があるため、事前に顧客から託された予備鍵を携行しているが、その鍵の数は1000個以上となることがある。
このように多数の鍵を扱うために、鍵の紛失がしばしば発生し、さらに、紛失に長い間気が付かない場合もある。この問題を解決するために、特許文献1では、鍵に識別用部材を取り付けておき、鍵を収納する鍵箱がその識別部材の識別コードを非接触で読取って収納状態を判別する鍵管理方法が開示されている。
特開2001−182388号公報
しかしながら、鍵箱に鍵を戻す際に鍵を紛失していることが分かっても、その鍵を最後にどこでどのように扱ったのかが容易に分からないと鍵を探すのに大きな手間がかかることになる。警備員は、警備対象の施設の経路図を印刷物の形で提供されることが多いが、経路が複雑な場合には鍵の使用箇所を探すのが非常に困難になる。
また、鍵を取り扱う上では、警備員が警備業務のために解錠した鍵を施錠し忘れてしまうことがあるという別の問題も存在する。本来施錠されているべき鍵を開錠したままにしてしまうことは防犯上大きな問題となる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、鍵管理プログラムであって、鍵を他の鍵と区別する鍵識別情報を読取る識別情報読取手順と、所定の警備作業に必要となる鍵の情報を取得する鍵情報取得手順と、前記鍵情報取得手順によって取得された鍵情報に含まれる鍵に係る利用状態情報を当該の鍵の取得と利用と収納とにともなっておこなわれる前記鍵識別情報の読取りを契機として更新する鍵利用状況更新手順と、前記鍵情報と前記利用状態情報とを関連付けて表示する表示手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明は、鍵管理装置であって、鍵を他の鍵と区別する鍵識別情報を読取る識別情報読取手段と、所定の警備作業に必要となる鍵の情報を取得する鍵情報取得手段と、前記鍵情報取得手段によって取得された鍵情報に含まれる鍵に係る利用状態情報を当該の鍵の取得と利用と収納とにともなっておこなわれる前記鍵識別情報の読取りを契機として更新する鍵利用状況更新手段と、前記鍵情報と前記利用状態情報とを関連付けて表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする。
かかる発明によれば、鍵の取得と利用と収納にともなって鍵の識別情報を読取ることにより鍵の利用状態の記憶を更新するように構成したので、鍵を最後にどのよう扱ったのかを容易に知ることができる。
また、本発明は、前記プログラムが前記コンピュータに実行させる鍵情報取得手順は、鍵の使用順序の規則を含む前記鍵情報を取得する手順であり、前記プログラムが前記コンピュータに実行させる鍵利用状況更新手段は、前記規則に反する順序で前記識別情報読取手順により前記鍵識別情報が読み取られた場合に警告通知を行う手順であることを特徴とする
かかる発明によれば、鍵を誤った順序で使用した場合に警告するように構成したので、途中で鍵を施錠するのを忘れて次の鍵を使用した場合には警告がなされ、鍵の施錠漏れを防止することができる。
また、本発明は、前記プログラムが前記コンピュータに実行させる鍵情報取得手順は、鍵の使用場所の経路図を含む前記鍵情報を取得する手順であり、前記プログラムが前記コンピュータに実行させる前記表示手順は、前記鍵情報と共に当該鍵と関連する前記経路図を表示する手順であることを特徴とする。
かかる発明によれば、鍵情報と関連付けて鍵の使用場所の経路図を表示するように構成したので、警備員が鍵を紛失した場合等に鍵の使用場所を容易に知ることができる。
また、本発明は、前記プログラムが前記コンピュータに実行させる識別情報読取手順は、警備対象の建屋を他の建屋と区別する建屋識別情報をさらに読取る手順であり、前記プログラムが前記コンピュータに実行させる鍵情報取得手順は、前記建屋識別情報に応じた前記鍵情報を取得する手順であることを特徴とする。
かかる発明によれば、警備対象の施設の外壁等に埋め込まれたIDを読取り、このIDに対応する鍵情報を取得するように構成したので、他の施設の鍵情報を誤って取得することがなく、警備員が必要としている鍵情報を迅速に取得することができる。
本発明によれば、鍵の取得と利用と収納にともなって鍵の識別情報を読取ることにより鍵の利用状態の記憶を更新するように構成したので、鍵を最後にどのよう扱ったのかを容易に知ることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、鍵を誤った順序で使用した場合に警告するように構成したので、途中で鍵を施錠するのを忘れて次の鍵を使用した場合には警告がなされ、鍵の施錠漏れを防止することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、鍵情報と関連付けて鍵の使用場所の経路図を表示するように構成したので、警備員が鍵を紛失した場合等に鍵の使用場所を容易に知ることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、警備対象の施設の外壁等に埋め込まれたIDを読取り、このIDに対応する鍵情報を取得するように構成したので、他の施設の鍵情報を誤って取得することがなく、警備員が必要としている鍵情報を迅速に取得することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る鍵管理プログラムおよび鍵管理装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下では本実施例に係る鍵管理プログラムおよび鍵管理装置の典型的な利用例について簡単に説明し、これに続いて、本実施例に係る鍵管理プログラムおよび鍵管理装置の構成および処理手順について説明することとする。
まず、本実施例に係る鍵管理プログラムおよび鍵管理装置の典型的な利用例について説明する。本実施例に係る鍵管理装置は、警備員が携帯可能な小型の情報機器であり、本実施例に係る鍵管理プログラムは、その機器上で動作するコンピュータプログラムである。
この鍵管理装置を利用するに当たっては、警備対象の施設の外壁とその施設内の現場に到着ために用いる鍵とに固有のIDが埋め込まれており、鍵管理装置がそのIDを読取ることができることが前提となる。IDを埋め込むには、例えば、バーコードやICタグなどが利用できる。
なお、警備対象の施設の外壁にIDを埋め込む場所はどこであっても構わないが、訪れた警備員がすぐに認識できる場所である必要がある。好適なIDの埋め込み場所としては、例えば、警備会社との警備契約を示すステッカーの表面が考えられる。かかるステッカーは犯罪行為を未然に防止する目的で警備対象の施設の入り口付近の外壁に張られているが、警備員にとってなじみのあるデザインであるので容易に発見ができるという利点がある。ここでは、このステッカーにバーコードが貼られているものとして説明することとする。
警備会社と契約している顧客の施設に設置された警備装置が何らかの異常を感知すると、その情報が警備会社に通報される。警備会社のオペレータは、異常を感知した現場に最も近い位置にいる警備員に現場に向かうように指示を送る。
指示を受け取って通報のあったビルに到着した警備員は、鍵管理装置を持ってビルの入り口へ行き、入り口脇のステッカーのバーコードを鍵管理装置で読取る。すると、鍵管理装置に、この入り口は現在夜間のため出入りができないので裏口を使用するようにという旨のメッセージと裏口までの経路図が表示され、また、現場に到着するまでにいくつかの鍵が必要なので車に戻って鍵を取ってくるように促される。
警備員は、車に戻って指示された鍵を鍵箱から取出すと、鍵に不足や間違いがないかどうかを確認するために各鍵のIDを鍵管理装置に読み込ませる。必要な鍵を全て間違いなく取出したことを確認すると、警備員は、鍵管理装置に表示された経路図を参照しながら指示された裏口へと向かう。
裏口に着いた警備員は、最初に使用するように鍵管理装置が指示している鍵を使用して扉を開けた後、その鍵のIDを鍵管理装置に読み込ませる。すると、鍵管理装置の表示内容が切り替わり、次に鍵がかかった扉がある場所までの経路図と進み方に関するメッセージが表示される。指示に従って警備員がビル内を進み、指示のあった鍵を使用して扉を開けた後にその鍵のIDを鍵管理装置に読み込ませると、鍵管理装置の表示内容が再度切り替わり、次に鍵がかかった扉がある場所までの経路図と進み方に関するメッセージが表示される。
これを何度か繰り返して警備員が最後の扉を開けて通報のあった現場に到着し、最後の鍵を鍵管理装置に読み込ませると、そこでおこなうべき作業の内容が鍵管理装置に表示される。
現場での作業を終えた警備員が扉を鍵で施錠し、その鍵のIDを鍵管理装置に読み込ませると、鍵管理装置の表示内容が切り替わり、次に鍵を開けた扉がある場所までの帰りの経路図と進み方に関するメッセージが表示される。指示に従って警備員がビル内を進み、指示のあった鍵を使用して扉を施錠した後にその鍵のIDを鍵管理装置に読み込ませると、鍵管理装置の表示内容が再度切り替わり、次に鍵を開けた扉がある場所までの帰りの経路図と進み方に関するメッセージが表示される。
これを何度か繰り返すことで警備員はビルの外にでることができる。途中で扉の施錠を忘れた場合には、次の扉を施錠して使用した鍵のIDを読み込ませた段階で鍵管理装置にエラー表示がされ、引き返して施錠をおこなうように促される。
車に戻った警備員は、使用した鍵のIDを鍵管理装置に読み込ませながら鍵箱に戻す。万一、ここで鍵が不足していることが分かった場合には、警備員は、当該の鍵を最後に使用した場所の経路図を鍵管理装置に表示させ、引き返して鍵の回収をおこなう。
全ての鍵を鍵箱に収納して作業を終えた後に、警備員は鍵管理装置に指示して今回の作業に関するレポートを作成させ、作成されたレポートを警備会社に提出する。
このように本実施例に係る鍵管理プログラムおよび鍵管理装置を使用することによって、警備員は、迅速かつ確実に目的地に到達でき、また、鍵の管理を適切におこなうことができる。
次に、本実施例に係る鍵管理装置の構成について説明する。図1は、本発明にかかる鍵管理装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、鍵管理装置1は、ID読取部10と、表示部20と、操作部30と、ネットワークインターフェース部40と、制御部50と、記憶部60とを有する。
ID読取部10は、バーコードやICタグなどに埋め込まれたIDを読取る装置である。本実施例に係る鍵管理装置は、警備対象の施設の外壁とその施設内の現場に到達するために必要な鍵とにバーコードやICタグなどを貼り付けておくことを前提にしており、そこに埋め込まれたIDを読取ることによって画面の表示内容を変更するようになっている。
具体的には、鍵管理装置1は、ID読取部10が警備対象の施設の外壁に埋め込まれたIDを読取ると、その施設に入るために利用可能な入り口と目的の現場にたどり着くまでに必要な鍵の情報の一覧を表示する。また、鍵のIDを読取ると、次に進むべき経路もしくは次におこなうべき作業内容を画像とメッセージで表示し、当該の鍵の利用状況の表示を更新する。このように、鍵管理装置1は、ID読取部10が読取ったIDに応じて警備員を誘導し、また、鍵の利用状況の管理をおこなう。
表示部20は、画像やメッセージを表示する装置であり、例えば液晶装置などからなる。また、操作部30は、ユーザの入力を受け付ける装置であり、例えばキーボードなどからなる。なお、表示部20と操作部30は、タッチパネルのように一体の装置となっていても構わない。
ネットワークインターフェース部40は、インターネット等のネットワークと無線接続するためのインターフェース部である。ネットワークインターフェース部40は、記憶部に登録されている各種情報を定期的に更新する際に使用される。なお、無線接続の方式については、どのような方式であっても構わない。
制御部50は、鍵管理装置1を全体制御する制御部であり、施設情報取得処理部51と、経路選択処理部52と、鍵情報取得処理部53と、鍵利用状況更新部54と、レポート作成処理部55とを有する。
施設情報取得処理部51は、ID読取部10が読取った外壁のIDに応じて警備員が到達しようとしている先の顧客情報と経路情報を取得する処理部である。例えば、向かっている先が法人の事務所の場合、休日や夜間は通常の出入り口が閉鎖されていて利用できない場合がある。このため、施設情報取得処理部51は、現在の日付や曜日や時間を考慮し、警備員がその時点で利用可能な経路情報を選択して取得する。
ここで、外壁のIDを読み込んだだけで顧客情報や経路情報を取得するようになっていると、警備員が何も異常の発生していない顧客の情報を不正に取得できることになり、情報の管理の上で問題がある。顧客情報や経路情報は、顧客のプライバシーやセキュリティーを守るために慎重に扱う必要がある。また、同一の建物内に警備契約をもっている顧客が複数存在する場合には、外壁のIDを読み込んだだけでは警備員が向かう先を一意に判断することができない。
このため、警備会社のオペレータが警備員に異常の発生した現場へ向かうように電話等で指示する際に施設内の特定の目的地を示すアクセスコードを伝えることし、施設情報取得処理部51は、外壁のIDが読み込まれた後に警備員にアクセスコードの入力を求め、アクセスコードが正しくない場合には情報の取得をおこなわずに処理を終了させる。アクセスコードが正しい場合には、外壁のIDに対応する施設の情報のうちで当該のアクセスコードに対応する情報のみを取得する。アクセスコードは必要な場合以外は警備員に教えないこととし、定期的にコードを変更して運用する。このように、アクセスコードを用いることで情報の不正取得を防止でき、また、同一施設内に複数の顧客が存在する場合にも対応できる。
経路選択処理部52は、読み込まれた鍵のIDに応じて現場へ到達するまでの経路を選択し、その経路に関する情報やそこでおこなうべき作業に関する情報を表示部20に表示する処理部である。経路選択処理部52は、警備員が施設内に入ってから施設の外に出るまでの間、鍵のIDが適正に読み込まれるたびに表示部20の表示内容の切り替えをおこなう。
鍵情報取得処理部53は、施設情報取得処理部51が取得した経路情報に従って警備員が施設内を進むために必要となる鍵の情報を取得する処理部である。ここで取得された鍵情報は、鍵の利用状況を管理するために使用される。
鍵利用状況更新部54は、読み込まれた鍵のIDに応じて鍵の利用状況を更新する処理部である。具体的には、鍵情報取得処理部53により取得された鍵情報のステータスを以下のように更新する。
まず、鍵情報取得処理部53により取得された際の各鍵のステータスは「未取得」となる。最初に鍵のIDが読み込まれた際には、警備員がその鍵を車両に搭載した鍵箱から取出し、そのIDを読み込ませたものとみなして、当該の鍵のステータスを「取得」に変更する。次に鍵のIDが読み込まれた際には、警備員がその鍵を使用して扉を開け、そのIDを読み込ませたものとみなして、当該の鍵のステータスを「解錠」に変更する。その次に鍵のIDが読み込まれた際には、警備員がその鍵を使用して扉を閉め、そのIDを読み込ませたものとみなして、当該の鍵のステータスを「施錠」に変更する。そして、その次に鍵のIDが読み込まれた際には、警備員がその鍵のIDを読み込ませ、それを鍵箱に戻したものとみなして、当該の鍵のステータスを「収納済」に変更する。
鍵利用状況更新部54は、鍵のIDが適正に読み込まれなかった場合には表示部20にエラー表示をおこなって警備員に異常を通知し、鍵情報のステータスの更新をおこなわない。例えば、必要な鍵のIDを全て読み込む前に、最初に使用する鍵のIDが再度読み込まれた際にはエラー表示をおこなって警備員に鍵の取得漏れがある旨を通知する。また、警備員が経路を進む中で鍵のIDが誤った順序で読み込まれた場合にもエラー表示をおこない、警備員に鍵の開け忘れもしくは閉め忘れがある旨を通知する。全ての鍵のステータスが「収納済」になる前に警備員が処理を完了しようとした場合にもエラー表示をおこなって、警備員に鍵の収納漏れがある旨を通知する。
レポート作成処理部55は、施設情報取得処理部51が取得した顧客情報と警備員が各IDを読み込ませた時間を基にして警備員の作業に関するレポート情報を作成する処理部である。
記憶部60は、顧客情報記憶部61と、カレンダ情報記憶部62と、施設情報記憶部63、画像記憶部64と、経路情報記憶部65と、鍵情報記憶部66と、レポート情報記憶部67とを有する。
顧客情報記憶部61は、警備契約を結んでいる顧客の名称、住所、連絡先などを登録しておく記憶部である。この情報は、主としてレポート作成のために使用される。
カレンダ情報記憶部62は、警備契約を結んでいる顧客の休日情報を曜日指定もしくは日付指定の形で登録しておく記憶部である。この休日情報は、施設情報取得処理部51が経路情報を取得する際に使用される。なお、個人顧客のように平日も休日も警備員が使用する経路が同一の顧客に関しては休日情報を保持する必要がない。
施設情報記憶部63は、警備契約をしている各施設において警備員が使用する経路の情報とその経路を使用するために必要な鍵の情報を登録しておく記憶部である。警備員が使用する経路は、同一の施設であっても対象の顧客、時間帯、休日か否かによって異なるが、ここにはすべてのパターンを網羅して登録しておく。一つの経路情報はあるIDが読み込まれてから次のIDが読み込まれるまでの経路を示し、少なくとも1対の画像とメッセージの組合せからなる。また、施設情報記憶部63は、経路情報以外に警備装置の操作方法のような作業内容に関する情報も画像とメッセージの組合せの形で記憶することができる。
画像記憶部64は、施設情報記憶部63に記憶される経路情報および作業情報の画像の実体を登録しておく記憶部である。画像情報は情報量が多いため、画像記憶部64に実体を記憶させておき、施設情報記憶部63には画像記憶部64から画像情報を読み出すための画像IDのみを記憶しておく構成をとる。
経路情報記憶部65は、施設情報取得処理部51が施設情報記憶部63から取得した経路情報および作業情報を一時記憶しておく記憶部であり、経路情報選択処理部52が表示部20に表示するための情報を保持する。図2は、経路情報記憶部65が記憶する経路情報の一例を示すデータ構造図である。同図に示すように、経路情報記憶部65は、経路順と、往復区分と、鍵IDと、頁番号と、メッセージと、画像IDという項目を有する。
経路順は、各経路の順番を示す連番を保持する。往復区分は、当該の経路が現場に到着するまでの往路と現場に到着した後に施設から退去するまでの復路のどちらであるのかを表すコードを保持する。鍵IDは、次の経路情報を表示部20に表示する契機となる鍵のIDを保持する。
経路情報記憶部65は、1件の経路情報に対して頁番号とメッセージと画像IDの組合せを複数保持する形式をとり、一つの経路で表示したい画像やメッセージが複数ある場合にも対応できる。頁番号は、メッセージと画像を表示する頁の番号を示す連番を保持する。メッセージと画像IDは、それぞれ、経路もしくは作業内容を提示するための説明文と説明用の画像を画像記憶部64から取得するためのIDを保持する。
鍵情報記憶部66は、鍵情報取得処理部53が取得した鍵情報を一時記憶し、それぞれの鍵の利用状況を管理するための記憶部である。図3は、鍵情報記憶部66が記憶する鍵情報の一例を示すデータ構造図である。同図に示すように、鍵情報記憶部66は、使用順と、鍵IDと、ステータスと、取得時間と、解錠時間と、施錠時間と、収納時間という項目を有する。
使用順は、警備員が往路において鍵を使用する順番を示す連番を保持し、鍵IDは、ID読取部10が読取る鍵のIDを保持する。ステータスは、その時点での鍵の利用状況を保持し、前述のように「未取得」→「取得」→「解錠」→「施錠」→「収納済」の順に内容が遷移する。取得時間、解錠時間、施錠時間および収納時間は、ステータスがそれぞれ「取得」、「解錠」、「施錠」および「収納済」に変わった時間を記録する。
レポート情報記憶部67は、警備員が各作業をおこなった時間や作業対象の顧客の情報などを記憶する。レポート情報記憶部67には、レポート作成のために必要な各種情報がレポート作成処理部55によって格納される。ここに格納された情報は、警備員が警備会社に戻った際に、ネットワーックインターフェース部40を通じてサーバ装置に送信される。
次に、本実施例に係る鍵管理装置において表示部20に表示される画面について説明する。表示部20に表示される画面は、経情報路表示画面と鍵情報表示画面の2種類ある。経路情報表示画面は、経路情報もしくは作業情報を表示するための画面であり、鍵情報表示画面は鍵の利用状況を表示するための画面である。この2つの画面は、画面上部の経路情報表示ボタンもしくは鍵情報表示ボタンを選択することによって切り替わる。
図4は、入り口までの経路を示す経路情報表示画面のサンプル図である。ここで、経路情報表示画面の画面構成について説明しておく。画面の最上位には経路情報表示画面と鍵情報表示画面を切り替えるための経路情報表示ボタンと鍵情報表示ボタンが配置される。その下には、画像表示領域とメッセージ表示領域が配置され、さらにその下に全頁数と現在表示されている頁番号を「頁番号/全頁数」の形式で表示する領域と頁切り替えのためのボタンが一列に配置される。そして画面の最下部には、次に使用する鍵の番号を表示する領域が配置される。
経路情報表示画面には、経路情報記憶部65に格納された経路情報のうちのいずれか1件が表示される。既に述べたように、経路情報記憶部65には1件の経路情報に対して複数の頁番号とメッセージと画像IDの組合せを保持することができる。例えば、経路情報表示画面に表示されている経路情報が3組の頁番号とメッセージと画像IDの組合せを保持している場合、全頁数は3と表示され、頁番号には1〜3のいずれかが表示される。また、画像表示領域には頁番号と同じ組の画像IDを用いて画像記憶部64から取得した画像が表示され、メッセージ表示領域には頁番号と同じ組のメッセージが表示される。そして、次に使用する鍵の番号を表示する領域には鍵IDの値が表示される。
図4は、施設の外壁に埋め込まれたIDを読取り、さらに警備員により入力されたアクセスコードが正しいことが確認された後に表示される画面のサンプルである。同図に示すように、このサンプルの場面では、警備員がIDを読取った場所の最寄りの入り口は何らかの理由で利用できないため他の利用可能な入り口へ警備員を誘導している。さらに、現場にたどり着くには鍵が必要なため、警備員に鍵の取出しと鍵のIDの読込みをおこなうように促している。
図5は、鍵情報表示画面のサンプル図である。ここで、鍵情報表示画面の画面構成について説明しておく。画面の最上位には経路情報表示画面と鍵情報表示画面を切り替えるための経路情報表示ボタンと鍵情報表示ボタンが配置される。その下には鍵情報の一覧を表示する領域があり、さらにその下には鍵を使用する場面の経路情報を表示するための往路表示ボタンと復路表示ボタンが配置される。これらのボタンの下にはエラーメッセージ等を表示するためのメッセージ領域が配置され、最下部には、レポート作成をおこなうためのレポート作成ボタンが配置される。
鍵情報画面の鍵情報の一覧を表示する領域には、鍵情報記憶部66に記憶されている情報の使用順と鍵IDとステータスの項目の値が全件表示される。ステータスの値は、ID読取部10が鍵のIDを読取るたびに鍵利用状況更新部54により更新される。また、この領域に表示されている鍵情報の一つを選択状態にして往路表示ボタンもしくは復路表示ボタンを選択すると、その鍵を往路もしくは復路で使用する場面の経路情報を表示する経路情報表示画面に画面が切り替わる。この場合、具体的には、経路情報記憶部65から往復区分と鍵IDを検索条件として経路情報が検索され、該当する経路情報が経路情報表示画面に表示されることとなる。
図5は、警備員が画面に表示された鍵を鍵箱から取出し、一本目の鍵のIDを読み込ませた後に表示される画面のサンプル図である。IDを読み込んだ鍵のステータスのみが「取得」に更新され、他の鍵のステータスは初期状態の「未取得」のままになっている。ここで、一覧に表示されている全ての鍵のIDを読み込み、一覧のステータスが全て「取得」に変わった後に、最初の鍵を使用して扉を開け、その鍵のIDを読み込ませると、画面が切り替わり施設内での経路を示す経路情報表示画面が表示される。
図6−1および図6−2は、施設内での経路を示す経路情報表示画面のサンプル図である。この経路はエレベータを上る前と上った後の経路図を別に表示するために2頁の情報が存在している。警備員がこの画面に従って行動し、画面で指定された鍵を使用した後にその鍵のIDを読み込ませると、経路情報表示画面の表示内容が切り替わって次の経路情報もしくは作業内容が表示される。
次に、本実施例に係る鍵管理装置およびの警備員誘導の処理手順について説明する。図7は、図1に示した鍵管理装置1の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、鍵管理装置1の処理手順は大きく3つの処理に分かれる。
誘導準備処理(ステップS101)は、警備員が施設に立ち入るまでにおこなわれる処理である。具体的には、読み込まれた外壁のIDに応じた情報の収集をおこない、利用可能な入り口までの経路と現場に到達するのに必要な鍵の一覧とを画面に表示し、必要な鍵が全て取出されたことを確認するまでの処理がここに該当する。
誘導処理(ステップS102)は、警備員が施設に立ち入って現場に到達して何らかの作業をおこない、施設の外に出るまでにおこなわれる処理である。具体的には、読み込まれた鍵のIDに応じて、画面に表示する経路情報ないし作業情報を切り替え、鍵の利用状況を更新する処理がここに該当する。
誘導後処理(ステップS103)は、警備員が施設の外に出た後におこなわれる処理である。具体的には、使用された鍵が全て収納されたことを確認し、実施された作業に関するレポートを作成する処理がここに該当する。
次に、図7に示した誘導準備処理の処理手順について説明する。図8は、図7に示した誘導準備処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、施設の外壁に埋め込まれたIDをID読取部10が読取ると(ステップS201)、オペレータから通知されたアクセスコードを入力するように求めるメッセージを表示部20に表示する。そして、入力されたアクセスコードが適正でない場合には(ステップS202否定)、処理を中止して初期状態に復帰する。
適正なアクセスコードが入力された場合には(ステップS203肯定)、アクセスコードに該当する顧客の顧客情報を取得し(ステップS204)、レポート情報を格納するための記憶領域を確保して取得した顧客情報を格納する(ステップS205)。さらに、現在時刻を得るためにシステム時間を取得し(ステップS206)、カレンダ情報記憶部62を参照して当該の顧客が休日に当たるかどうかを確認する(ステップS207)。
そして、上記で取得したアクセスコードに該当する場所に到達するための経路情報を現在時刻と顧客が休日であるか否かを考慮して施設情報記憶部63より取得し、取得した経路情報を経路情報記憶部65へ格納する(ステップS208)。また、取得した経路情報に含まれる鍵情報を抽出し、ステータスを「未取得」として鍵情報記憶部66へ格納する(ステップS209)。
このようにして必要な情報の取得を終えたら、その情報を経路情報画面および鍵情報画面に表示し、さらに、必要な鍵を取出して鍵のIDを読み込むように求めるメッセージを表示部20に表示する。
そして、鍵のIDが読み込まれたならば(ステップS211)、その鍵のIDが鍵情報記憶部66に格納されている鍵情報に該当するかどうかを確認し、該当しない場合は(ステップS212否定)、表示部20にエラーメッセージを表示し(ステップS213)、次のIDの読み込みを待つ。
鍵情報のいずれかに該当する鍵のIDが読み込まれた場合は(ステップS212肯定)、当該の鍵情報のステータスを「取得」に更新し、鍵情報画面のステータスも変更する(ステップS214)。そして、鍵情報記憶部66に格納された全ての鍵情報のステータスが「取得」に更新されたかどうかを確認し、「未取得」が残っている場合は(ステップS215否定)次のIDの読み込みを待ち、全てが「取得」に更新されている場合は(ステップS215肯定)誘導準備処理を終了する。
次に、図7に示した誘導処理の処理手順について説明する。図9は、図7に示した誘導処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、鍵のIDが読み込まれたならば(ステップS301)、その鍵が次に使用されるべき鍵だったかどうかを経路情報記憶部65を参照して確認し、適正な鍵でない場合には(ステップS302否定)、表示部20にエラーメッセージを表示し(ステップS303)、次のIDの読み込みを待つ。
適正な鍵であった場合は(ステップS302肯定)、経路情報表示画面に表示する経路情報を次の経路情報に切り替える(ステップS304)。そして、鍵情報記憶部66の該当する鍵情報のステータスを往路の場合は「解錠」に更新し、復路の場合は「施錠」に更新し、さらに鍵情報画面のステータスも同様に変更する(ステップS305)。
そして、ステップS304で経路情報表示画面に表示した経路情報が最後の経路でない場合は(ステップS306否定)次のIDの読み込みを待ち、最後の経路の場合は(ステップS306肯定)誘導処理を終了する。
次に、図7に示した誘導後処理の処理手順について説明する。図10は、図7に示した誘導後処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、入力を受け付けたならば、その入力の種類の判別をおこなう(ステップS401)。
入力が鍵のIDであった場合は(ステップS402鍵ID)、その鍵のIDが鍵情報記憶部66に格納されている鍵情報に該当するかどうかを確認し、該当しない場合は(ステップS403否定)、表示部20にエラーメッセージを表示し(ステップS404)、次の入力を待つ。鍵情報のいずれかに該当する鍵のIDが読み込まれた場合は(ステップS403肯定)、当該の鍵情報のステータスを「収納済」に更新し、鍵情報画面のステータスも変更して次の入力を待つ(ステップS405)。
また、入力がレポート作成ボタンであった場合は(ステップS402レポート作成ボタン)、鍵情報記憶部66に格納された全ての鍵情報のステータスが「収納済」に更新されたかどうかを確認し、「収納済」以外が残っている場合は(ステップS406否定)表示部20にエラーメッセージを表示し(ステップS407)、次の入力を待つ。そして、全てが「収納済」に更新されている場合は(ステップS406肯定)、外壁のIDを読取った時間と鍵情報記憶部66に記憶されている各時間をレポート記憶部67に格納し(ステップS408)、誘導後処理を終了する。
上述してきたように、本実施例では、鍵の取得と利用と収納にともなっておこなわれる鍵のIDの読取りによって鍵情報のステータスを更新し、さらに、鍵を使用する場面の経路図を表示部に表示できるように構成したので、鍵を最後にどのように扱い、その場所がどこであるのかを容易に知ることができる。
また、本実施例では、鍵を誤った順序で使用した場合に警告をおこなうように構成したので、途中で鍵を施錠するのを忘れて次の鍵を使用した場合には警告がなされ、鍵の施錠忘れを有効に防止することができる。
なお、本実施例では、扉の施錠・解錠をおこなうための鍵を管理する例を説明したが、本発明に係る鍵管理プログラムおよび鍵管理装置は、金庫等の設備の施錠・解錠をおこなうための鍵も扉の鍵とともに管理することができる。
(付記1)鍵管理プログラムであって、
鍵を他の鍵と区別する鍵識別情報を読取る識別情報読取手順と、
所定の警備作業に必要となる鍵の情報を取得する鍵情報取得手順と、
前記鍵情報取得手順によって取得された鍵情報に含まれる鍵に係る利用状態情報を当該の鍵の取得と利用と収納とにともなっておこなわれる前記鍵識別情報の読取りを契機として更新する鍵利用状況更新手順と、
前記鍵情報と前記利用状態情報とを関連付けて表示する表示手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする鍵管理プログラム。
(付記2)前記鍵情報取得手順は、鍵の使用順序の規則を含む前記鍵情報を取得し、前記鍵利用状況更新手順は、前記規則に反する順序で前記識別情報読取手順により前記鍵識別情報が読取られた場合に警告通知をおこなうことを特徴とする付記1に記載の鍵管理プログラム。
(付記3)前記鍵情報取得手順は、鍵の使用場所の経路図を含む前記鍵情報を取得し、前記表示手順は、前記鍵情報と共に当該の鍵と関連する前記経路図を表示することを特徴とする付記1または2に記載の鍵管理プログラム。
(付記4)前記識別情報読取手順は、警備対象の建屋を他の建屋と区別する建屋識別情報をさらに読取り、
前記鍵情報取得手順は、建屋識別情報に応じた鍵情報を取得することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の鍵管理プログラム。
(付記5)鍵管理装置であって、
鍵を他の鍵と区別する鍵識別情報を読取る識別情報読取手段と、
所定の警備作業に必要となる鍵の情報を取得する鍵情報取得手段と、
前記鍵情報取得手段によって取得された鍵情報に含まれる鍵に係る利用状態情報を当該の鍵の取得と利用と収納とにともなっておこなわれる前記鍵識別情報の読取りを契機として更新する鍵利用状況更新手段と、
前記鍵情報と前記利用状態情報とを関連付けて表示する表示手段と、
を備えたことを特徴とする鍵管理装置。
(付記6)前記鍵情報取得手段は、鍵の使用順序の規則を含む前記鍵情報を取得し、前記鍵利用状況更新手段は、前記規則に反する順序で前記識別情報読取手段により前記鍵識別情報が読取られた場合に警告通知をおこなうことを特徴とする付記5に記載の鍵管理装置。
(付記7)前記鍵情報取得手段は、鍵の使用場所の経路図を含む前記鍵情報を取得し、前記表示手段は、前記鍵情報と共に当該の鍵と関連する前記経路図を表示することを特徴とする付記5または6に記載の鍵管理装置。
(付記8)前記識別情報読取手段は、警備対象の建屋を他の建屋と区別する建屋識別情報をさらに読取り、
前記鍵情報取得手段は、建屋識別情報に応じた鍵情報を取得することを特徴とする付記5〜7のいずれか一つに記載の鍵管理装置。
以上のように、本発明にかかる鍵管理プログラムおよび鍵管理装置は、鍵の管理に有用であり、特に、鍵の紛失に効率よく対処し、鍵の閉め忘れを効果的に防止したい場合に適している。
本発明にかかる鍵管理装置の構成を示す機能ブロック図である。 経路情報記憶部が記憶する経路情報の一例を示すデータ構造図である。 鍵情報記憶部が記憶する鍵情報の一例を示すデータ構造図である。 入り口までの経路を示す経路情報表示画面のサンプル図である。 鍵情報表示画面のサンプル図である。 施設内での経路を示す経路情報表示画面のサンプル図である。 施設内での経路を示す経路情報表示画面のサンプル図である。 図1に示した鍵管理装置の処理手順を示すフローチャートである。 図7に示した誘導準備処理の処理手順を示すフローチャートである。 図7に示した誘導処理の処理手順を示すフローチャートである。 図7に示した誘導後処理の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 鍵管理装置
10 ID読取部
20 表示部
30 操作部
40 ネットワークインターフェース部
50 制御部
51 施設情報取得処理部
52 経路選択処理部
53 鍵情報取得処理部
54 鍵利用状況更新部
55 レポート作成処理部
60 記憶部
61 顧客情報記憶部
62 カレンダ情報記憶部
63 施設情報記憶部
64 画像記憶部
65 経路情報記憶部
66 鍵情報記憶部
67 レポート情報記憶部

Claims (5)

  1. 鍵管理プログラムであって、
    鍵を他の鍵と区別する鍵識別情報を読取る識別情報読取手順と、
    所定の警備作業に必要となる鍵の情報を取得する鍵情報取得手順と、
    前記鍵情報取得手順によって取得された鍵情報に含まれる鍵に係る利用状態情報を当該の鍵の取得と利用と収納とにともなっておこなわれる前記鍵識別情報の読取りを契機として更新する鍵利用状況更新手順と、
    前記鍵情報と前記利用状態情報とを関連付けて表示する表示手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする鍵管理プログラム。
  2. 前記プログラムが前記コンピュータに実行させる鍵情報取得手順は、鍵の使用順序の規則を含む前記鍵情報を取得する手順であり、
    前記プログラムが前記コンピュータに実行させる鍵利用状況更新手段は、前記規則に反する順序で前記識別情報読取手順により前記鍵識別情報が読み取られた場合に警告通知を行う手順であることを特徴とする請求項1に記載の鍵管理プログラム。
  3. 前記プログラムが前記コンピュータに実行させる鍵情報取得手順は、鍵の使用場所の経路図を含む前記鍵情報を取得する手順であり、
    前記プログラムが前記コンピュータに実行させる前記表示手順は、前記鍵情報と共に当該鍵と関連する前記経路図を表示する手順であることを特徴とする請求項1又は2に記載の鍵管理プログラム。
  4. 前記プログラムが前記コンピュータに実行させる識別情報読取手順は、警備対象の建屋を他の建屋と区別する建屋識別情報をさらに読取る手順であり、
    前記プログラムが前記コンピュータに実行させる鍵情報取得手順は、前記建屋識別情報に応じた前記鍵情報を取得する手順であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の鍵管理プログラム。
  5. 鍵管理装置であって、
    鍵を他の鍵と区別する鍵識別情報を読取る識別情報読取手段と、
    所定の警備作業に必要となる鍵の情報を取得する鍵情報取得手段と、
    前記鍵情報取得手段によって取得された鍵情報に含まれる鍵に係る利用状態情報を当該の鍵の取得と利用と収納とにともなっておこなわれる前記鍵識別情報の読取りを契機として更新する鍵利用状況更新手段と、
    前記鍵情報と前記利用状態情報とを関連付けて表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする鍵管理装置。
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