JP5303210B2 - 入退管理システム、入退管理方法、入退判定装置、およびプログラム - Google Patents
入退管理システム、入退管理方法、入退判定装置、およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5303210B2 JP5303210B2 JP2008179971A JP2008179971A JP5303210B2 JP 5303210 B2 JP5303210 B2 JP 5303210B2 JP 2008179971 A JP2008179971 A JP 2008179971A JP 2008179971 A JP2008179971 A JP 2008179971A JP 5303210 B2 JP5303210 B2 JP 5303210B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- section
- user
- exit
- movement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
Description
しかしながら、このような従来技術では、任意の区画への入室時には、登録者と同様に、当該扉の移動元区画と利用者の現在区画との一致を確認することによりアンチパスバックの正否を行っているため、来訪者のみ特別なアンチパスバック制御を行うことができないという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、利用者グループごとに異なるアンチパスバック制御を容易かつ柔軟に適用できる入退管理システムおよび方法を提供することを目的としている。
[実施の形態の構成]
まず、図1を参照して、本発明の一実施の形態にかかる入退管理システムについて説明する。図1は、本発明の一実施の形態にかかる入退管理システムの構成を示すブロック図である。
本発明では、IDカード10として登録者カードと来訪者カードの2種類のIDカードを用いる。登録者カードは、入退管理システム100の管理下にある施設を常用する登録者に予め配布するIDカードである。来訪者カードは、入退管理システムの管理下にある施設を一時的に利用する来訪者に貸与するIDカードである。
本発明では、部屋などの実在する施設に対して、入退の管理区分となる区画を仮想的に設定し、異なる施設の区画間での移動、および同一施設内の区画間での移動について、入退可否を判定するようにしたものである。したがって、各施設には、少なくとも1つの区画が仮想的に設定されており、これら施設の一部または全部において、複数の区画が仮想的に設定されているものとする。
また、同一施設内の区画間での移動、すなわち当該移動により施設が変化しない移動については、カード端末23のうち、ドア21とは関係なく当該施設内に配置した、施設内移動用のカード端末(第2のカード端末)23Bにより、当該区画間の入退を管理している。
記憶部32は、メモリやハードディスクなどの記憶装置からなり、入退判定装置30での処理動作に用いる各種情報やプログラムを記憶する機能を有している。
次に、図5を参照して、本発明の一実施の形態にかかる入退管理システムの動作について説明する。図5は、本発明の一実施の形態にかかる入退判定装置における入退判定処理を示すフローチャートである。
入退判定装置30は、通信I/F部31によりカード端末23からのカード情報を受信し(ステップ100)、入退判定部36により、受信したカード情報に含まれているカードIDに対応する「利用者グループ」と「通行許可区分」を利用者情報記憶部33から取得する(ステップ101)。
一方、「現在区画ID」と「移動元区画ID」が一致した場合(ステップ108:YES)、この移動が正当な移動に基づくもの、すなわちパスバック違反なしと見なされることから、入退判定部36は、「移動先区画ID」を当該カードIDの新たな現在区画IDとして現在位置情報記憶部34へ登録するとともに(ステップ109)、通信I/F部31から送信元カード端末23へ入退可を通知し(ステップ110)。また、異なる施設への移動である場合には、通信I/F部31から送信元カード端末23に対応する電気錠22へ開錠を指示する。
次に、図6を参照して、本発明の一実施の形態にかかる入退管理システムの動作例について説明する。図6は、本発明の一実施の形態にかかる入退管理システムのアンチパスバック制御例を示す説明図である。
このように、本実施の形態は、カードIDごとに当該IDカードの利用者の現在位置を示す現在区画IDを記憶するとともに、カード端末と利用者のグループとの組み合わせごとに移動元区画IDと移動先区画IDとを記憶しておき、カード端末からのカード情報のカードIDと対応する現在区画IDを取得するとともに、当該利用者が属するグループに関する当該カード端末の移動元区画IDおよび移動先区画IDを取得して、現在区画IDと移動元区画IDとを比較することにより当該利用者に対するパスバック違反の有無を判定し、当該パスバック違反なしの判定に応じて移動先区画IDを当該カードIDの新たな現在区画IDとして登録するようにしたので、利用者グループごとに異なるアンチパスバック制御を容易かつ柔軟に適用できる。
以上では、入退判定装置30において、各カード端末23や電気錠22を制御するとともに、入退室判定を行う場合を例として説明したが、これら動作を別個の装置で行うようにしてもよい。例えば、各カード端末23や電気錠22を制御する制御装置を設けるとともに、これとは別個に入退室判定を行う管理装置を設け、これら制御装置と管理装置との間で通信回線を介してカード情報や指示を電文によりやり取りするようにしてもよい。
Claims (4)
- 固有のカードIDを含むカード情報が予め記録された複数のIDカードと、
各施設に対してそれぞれ仮想的に設定された第1の区画、および、これら施設の一部または全部に対してそれぞれ仮想的に設けられた移動制限用の第2の区画ごとに設けられて、これら区画間を利用者が移動する際に、当該利用者が所持する前記IDカードから前記カード情報を読み出すカード端末と、
これらカード端末で読み出されたカード情報に基づいて当該カード端末に対応する移動元区画から移動先区画への入退可否を判定する入退判定装置と
を備え、
前記入退判定装置は、
前記カードIDごとに、当該IDカードの利用者の現在位置を示す現在区画IDを記憶する現在位置情報記憶部と、
前記カード端末と前記利用者のグループとの組み合わせごとに、当該カード端末に対応する前記移動元区画を示す移動元区画IDと、当該カード端末に対応する前記移動先区画を示す移動先区画IDとを記憶することにより、当該グループの利用者が移動すべきルートとして、前記第1の区画間を直接移動させる通常のルート、または/および、前記第2の区画を介して前記第1の区画間を移動させる移動制限用のルートを規定する区画情報記憶部と、
前記カード端末で読み出されたカード情報に含まれるカードIDと対応する現在区画IDを前記現在位置情報記憶部から取得するとともに、当該IDカードの利用者が属するグループに関する当該カード端末の移動元区画IDおよび移動先区画IDを前記区画情報記憶部から取得して、前記現在区画IDと前記移動元区画IDとを比較することにより、前記移動元区画IDおよび前記移動先区画IDで規定される、前記通常のルートまたは前記移動制限用のルートについて、当該利用者に対するパスバック違反の有無を判定し、当該パスバック違反なしの判定に応じて入退可と判定するとともに、前記移動先区画IDを当該カードIDの新たな現在区画IDとして前記現在位置情報記憶部に登録し、当該パスバック違反ありの判定に応じて入退不可と判定する入退判定部と
を備えることを特徴とする入退管理システム。 - 固有のカードIDを含むカード情報が予め記録された複数のIDカードと、
各施設に対してそれぞれ仮想的に設定された第1の区画、および、これら施設の一部または全部に対してそれぞれ仮想的に設けられた移動制限用の第2の区画ごとに設けられて、これら区画間を利用者が移動する際に、当該利用者が所持する前記IDカードから前記カード情報を読み出すカード端末と、
これらカード端末で読み出されたカード情報に基づいて当該カード端末に対応する移動元区画から移動先区画への入退可否を判定する入退判定装置と
を備える入退管理システムで用いられる入退管理方法であって、
前記入退判定装置の現在位置情報記憶部が、前記カードIDごとに、当該IDカードの利用者の現在位置を示す現在区画IDを記憶するステップと、
前記入退判定装置の区画情報記憶部が、前記カード端末と前記利用者のグループとの組み合わせごとに、当該カード端末に対応する前記移動元区画を示す移動元区画IDと、当該カード端末に対応する前記移動先区画を示す移動先区画IDとを記憶することにより、当該グループの利用者が移動すべきルートとして、前記第1の区画間を直接移動させる通常のルート、または/および、前記第2の区画を介して前記第1の区画間を移動させる移動制限用のルートを規定するステップと、
前記入退判定装置の入退判定部が、前記カード端末で読み出されたカード情報に含まれるカードIDと対応する現在区画IDを前記現在位置情報記憶部から取得するとともに、当該IDカードの利用者が属するグループに関する当該カード端末の移動元区画IDおよび移動先区画IDを前記区画情報記憶部から取得して、前記現在区画IDと前記移動元区画IDとを比較することにより、前記移動元区画IDおよび前記移動先区画IDで規定される、前記通常のルートまたは前記移動制限用のルートについて、当該利用者に対するパスバック違反の有無を判定し、当該パスバック違反なしの判定に応じて入退可と判定するとともに、前記移動先区画IDを当該カードIDの新たな現在区画IDとして前記現在位置情報記憶部に登録し、当該パスバック違反ありの判定に応じて入退不可と判定するステップと
を含むことを特徴とする入退管理方法。 - 固有のカードIDを含むカード情報が予め記録された複数のIDカードと、
各施設に対してそれぞれ仮想的に設定された第1の区画、および、これら施設の一部または全部に対してそれぞれ仮想的に設けられた移動制限用の第2の区画ごとに設けられて、これら区画間を利用者が移動する際に、当該利用者が所持する前記IDカードから前記カード情報を読み出すカード端末と、
これらカード端末で読み出されたカード情報に基づいて当該カード端末に対応する移動元区画から移動先区画への入退可否を判定する入退判定装置と
を備える入退管理システムで用いられる入退判定装置であって、
前記カードIDごとに、当該IDカードの利用者の現在位置を示す現在区画IDを記憶する現在位置情報記憶部と、
前記カード端末と前記利用者のグループとの組み合わせごとに、当該カード端末に対応する前記移動元区画を示す移動元区画IDと、当該カード端末に対応する前記移動先区画を示す移動先区画IDとを記憶することにより、当該グループの利用者が移動すべきルートとして、前記第1の区画間を直接移動させる通常のルート、または/および、前記第2の区画を介して前記第1の区画間を移動させる移動制限用のルートを規定する区画情報記憶部と、
前記カード端末で読み出されたカード情報に含まれるカードIDと対応する現在区画IDを前記現在位置情報記憶部から取得するとともに、当該IDカードの利用者が属するグループに関する当該カード端末の移動元区画IDおよび移動先区画IDを前記区画情報記憶部から取得して、前記現在区画IDと前記移動元区画IDとを比較することにより、前記移動元区画IDおよび前記移動先区画IDで規定される、前記通常のルートまたは前記移動制限用のルートについて、当該利用者に対するパスバック違反の有無を判定し、当該パスバック違反なしの判定に応じて入退可と判定するとともに、前記移動先区画IDを当該カードIDの新たな現在区画IDとして前記現在位置情報記憶部に登録し、当該パスバック違反ありの判定に応じて入退不可と判定する入退判定部と
を備えることを特徴とする入退判定装置。 - 固有のカードIDを含むカード情報が予め記録された複数のIDカードと、
各施設に対してそれぞれ仮想的に設定された第1の区画、および、これら施設の一部または全部に対してそれぞれ仮想的に設けられた移動制限用の第2の区画ごとに設けられて、これら区画間を利用者が移動する際に、当該利用者が所持する前記IDカードから前記カード情報を読み出すカード端末と、
これらカード端末で読み出されたカード情報に基づいて当該カード端末に対応する移動元区画から移動先区画への入退可否を判定する入退判定装置と
を備える入退管理システムで用いられる入退判定装置のコンピュータに、
前記入退判定装置の現在位置情報記憶部が、前記カードIDごとに、当該IDカードの利用者の現在位置を示す現在区画IDを記憶するステップと、
前記入退判定装置の区画情報記憶部が、前記カード端末と前記利用者のグループとの組み合わせごとに、当該カード端末に対応する前記移動元区画を示す移動元区画IDと、当該カード端末に対応する前記移動先区画を示す移動先区画IDとを記憶することにより、当該グループの利用者が移動すべきルートとして、前記第1の区画間を直接移動させる通常のルート、または/および、前記第2の区画を介して前記第1の区画間を移動させる移動制限用のルートを規定するステップと、
前記入退判定装置の入退判定部が、前記カード端末で読み出されたカード情報に含まれるカードIDと対応する現在区画IDを前記現在位置情報記憶部から取得するとともに、当該IDカードの利用者が属するグループに関する当該カード端末の移動元区画IDおよび移動先区画IDを前記区画情報記憶部から取得して、前記現在区画IDと前記移動元区画IDとを比較することにより、前記移動元区画IDおよび前記移動先区画IDで規定される、前記通常のルートまたは前記移動制限用のルートについて、当該利用者に対するパスバック違反の有無を判定し、当該パスバック違反なしの判定に応じて入退可と判定するとともに、前記移動先区画IDを当該カードIDの新たな現在区画IDとして前記現在位置情報記憶部に登録し、当該パスバック違反ありの判定に応じて入退不可と判定するステップと
を実行させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008179971A JP5303210B2 (ja) | 2008-07-10 | 2008-07-10 | 入退管理システム、入退管理方法、入退判定装置、およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008179971A JP5303210B2 (ja) | 2008-07-10 | 2008-07-10 | 入退管理システム、入退管理方法、入退判定装置、およびプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010020517A JP2010020517A (ja) | 2010-01-28 |
JP5303210B2 true JP5303210B2 (ja) | 2013-10-02 |
Family
ID=41705349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008179971A Expired - Fee Related JP5303210B2 (ja) | 2008-07-10 | 2008-07-10 | 入退管理システム、入退管理方法、入退判定装置、およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5303210B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5592726B2 (ja) * | 2010-08-05 | 2014-09-17 | アズビル株式会社 | 入退管理システムおよび方法 |
US10997807B2 (en) * | 2017-08-18 | 2021-05-04 | Carrier Corporation | Method to create a building path for building occupants based on historic information |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4297487B2 (ja) * | 2003-07-03 | 2009-07-15 | 三菱電機株式会社 | 入退室管理装置 |
JP2006323453A (ja) * | 2005-05-17 | 2006-11-30 | Yamatake Corp | 入退室管理システムおよび入退室管理方法 |
-
2008
- 2008-07-10 JP JP2008179971A patent/JP5303210B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010020517A (ja) | 2010-01-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5592726B2 (ja) | 入退管理システムおよび方法 | |
CN100524334C (zh) | 管理系统 | |
JP5547881B2 (ja) | 入退室管理システムおよび入退室管理方法 | |
KR101233527B1 (ko) | 입퇴장 관리 시스템 및 방법 | |
JP5147593B2 (ja) | 入退室管理システム、入退室管理方法、および受付装置 | |
CN103067350A (zh) | 用于访问控制的装置和方法 | |
JP2006350682A (ja) | 書類管理システム | |
KR101212825B1 (ko) | 시설 관리 시스템 및 방법 | |
JP2007102405A (ja) | 通行管理装置 | |
JP5303210B2 (ja) | 入退管理システム、入退管理方法、入退判定装置、およびプログラム | |
JP2006067404A (ja) | 認証システム、無線タグ、認証方法、認証プログラム | |
JP2004084278A (ja) | 入退室管理システムおよび入退室管理方法 | |
JP2011048454A (ja) | 入退出管理システム | |
US20120075056A1 (en) | Facility controlling system and method | |
JP5175706B2 (ja) | 入退室管理システム、入退室管理方法、および受付装置 | |
JP2008208580A (ja) | 入退管理システム | |
JP5537191B2 (ja) | 入退室管理システム | |
JP2008057315A (ja) | 一時利用管理システム、および、その方法 | |
JP5272352B2 (ja) | 部屋予約管理システム、入出管理装置、及び装置プログラム | |
JP2018100557A (ja) | 入退管理装置および入退管理方法 | |
JP2010079836A (ja) | 入退室管理システムおよび方法 | |
JP2007063858A (ja) | 入館権限情報システム | |
WO2009119170A1 (ja) | 入退門管理システム、方法、端末装置、管理サーバ及びプログラムを記録した記録媒体 | |
JP2022086746A (ja) | 携帯端末、自動改札機、駅務システム、更新方法、および更新プログラム | |
JP2006028884A (ja) | 鍵管理システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110307 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130110 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130122 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130315 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130618 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130624 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5303210 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |