JP2018100557A - 入退管理装置および入退管理方法 - Google Patents

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Kazuki Nagumo
和紀 南雲
淳一 長山
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淳一 長山
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Abstract

【課題】セキュリティレベルを向上すると共に、容易に運用できる入退管理装置を提供する。【解決手段】先導者と追従者とに分けられる入退者を認証して、施錠されたドアにより入退制限されている複数のエリアへの入退者の入退を管理する入退管理装置であって、入退者毎に記憶された、少なくとも、入退者の認証情報とエリアへの入室権限を含む入退管理情報を参照して、入退者の認証を行う認証部12と、認証部による認証が成功した時に、認証した入退者に関して、入退管理情報の先導者の設定情報を参照して入退者に設定された先導者を求め、入退管理情報の入退者の現在位置情報を参照して先導者の現在の位置を求め、先導者が現在位置するエリアと、認証した入退者の移動先が同じエリアの場合に、ドアの施錠の解錠を判定する解錠判定部13とで構成した。【選択図】図2

Description

本発明は、IDカード等の認証により入退を管理する入退管理装置および入退管理方法に関する。
入退時にカードリーダにより識別情報を記憶したIDカードを読み取って個人認証を行い、認証できた場合にドアの解錠や開閉を行って所定エリアの入退を行うようにする入退管理システムが普及している。
この入退管理システムを導入した会社では、工場見学・打合わせ等で来社した来訪者にも、IDカードを貸し出して所定エリアの入退を可能にしている。
しかし、このIDカードがあれば、社外の人であっても単独で所定エリアの入退が可能となり、セキュリティ的に好ましくない場合もある。
このため、例えば、特許文献1には、入室先に所定の入室権限を持つ人(社員等)が入室しているか、または、所定の入室権限を持つ同行者(社員等)がある場合を解錠条件とする入室管理装置が開示され、来訪者が単独にならないように入室先に社員等が同席するようにしているか、または、来訪者が単独で入退しないようにしている。
特開2005−163406号公報
上記の先行技術によれば、社員が入室していれば、来訪者が単独で入室できる。
しかし、来訪者のIDカードで認証許可されるカードリーダは、社員が最後にIDカードで認証して入室したカードリーダ1台に限定されるため、所定エリアにドアが複数ある場合でも、社員が最後に入室したドアからしか来訪者は入室できず、複数人の来訪者を引率して入室する際には、来訪者全員が入室するまでに時間がかかり、また、事前に社員が所定エリアに入室していても、社員が最後に入室したドア以外から来訪者が入室しようとする場合には、社員は一度エリアから出て、来訪者が入室しようとするドアから入室し直す必要があり、また、来訪者がセキュリティレベルの低いエリア(休憩室や更衣室など)へ入室する際にも社員の同行が必要であるなど社員、来訪者ともに利便性に問題が出る場合がある。
本発明の目的は、上記の問題を解決し、セキュリティレベルを向上すると共に、運用が容易な入退管理装置を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明の入退管理装置は、先導者と追従者とに分けられる入退者を認証して、施錠されたドアにより入退制限されている複数のエリアへの前記入退者の入退を管理する入退管理装置であって、前記入退者毎に記憶された、少なくとも、前記入退者の認証情報と前記エリアへの入室権限を含む入退管理情報を参照して、前記入退者の認証を行う認証部と、前記認証部による認証が成功した時に、認証した前記入退者に関して、前記入退管理情報の先導者の設定情報を参照して入退者に設定された先導者を求め、前記入退管理情報の入退者の現在位置情報を参照して前記先導者が現在位置するエリアを求め、前記先導者が現在位置するエリアと、認証した前記入退者の移動先が同じエリアの場合に、前記ドアの施錠の解錠を判定する解錠判定部と、を備えるようにした。
本発明によれば、セキュリティレベルが向上すると共に容易に運用することができる。
入退管理を行うエリアのレイアウトを示す図である。 入退管理システムの構成を示す図である。 入退者登録情報のデータ構造を示す図である。 先導者と追従者の対応関係を示す図である。 カードリーダ移動元/移動先エリア番号登録情報のデータ構造を示す図である。 先導者/追従者現在位置情報のデータ構造を示す図である。 追従者のIDカードの制御フローである。 先導者のIDカードの制御フローである。 ケース1の先導者と追従者の移動状態を示す図である。 ケース1の先導者と追従者の移動状態を示す図である。 ケース1の先導者と追従者の移動状態を示す図である。 ケース1の先導者と追従者の移動状態を示す図である。 ケース2の先導者と追従者の移動状態を示す図である。 ケース2の先導者と追従者の移動状態を示す図である。 ケース2の先導者と追従者の移動状態を示す図である。 ケース2の先導者と追従者の移動状態を示す図である。 ケース3の先導者と追従者の移動状態を示す図である。 ケース3の先導者と追従者の移動状態を示す図である。 ケース3の先導者と追従者の移動状態を示す図である。 ケース3の先導者と追従者の移動状態を示す図である。 ケース4の先導者と追従者の移動状態を示す図である。 ケース4の先導者と追従者の移動状態を示す図である。 ケース4の先導者と追従者の移動状態を示す図である。 ケース4の先導者と追従者の移動状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、実施形態の入退管理装置により入退管理を行う入退室のレイアウトを示す図である。
本実施形態では、セキュリティレベルの異なるエリアE1〜エリアE4の4つのエリアE(エリアE1〜エリアE4の総称)の入退を管理する場合を説明する。
エリアEは、ドアD(ドアD1〜ドアD3の総称)により仕切られている。そして、ドアDの両側(入口側/出口側)には、IDカードの情報を読み取るカードリーダR(カードリーダR1〜カードリーダR6の総称)設置されている。
本実施形態では、エリアEの入退者を、工場見学・打合わせ等で来社した来訪者である追従者S(追従者S1、追従者S2の総称)と、社員であり追従者Sを引率して所定のエリアEに案内する先導者Lとで構成されるとする。
図1では、ひとりの先導者L11とふたりの追従者S(追従者S1、追従者S2)を示しているが、先導者Lと追従者Sとは、少なくとも、ひとりずつから構成される。
先導者L11と追従者S1と追従者S2とは、紐付けられてグループ管理されている。
本実施形態では、ひとつのグループの場合について説明しているが、複数のグループの場合にも同様に入退管理を行える。
先導者L11と追従者S1と追従者S2は、それぞれ、識別情報が記録されたIDカードC(IDカードC11、IDカードC1、IDカードC2の総称)を持っている。
エリアE1からエリアE2に移動する際には、先導者L11と追従者S1と追従者S2は、個別に、IDカードCをカードリーダR1にかざして認証を行う。認証が成功すると、ドアD1が解錠あるいは開放して、エリアE2に通行することができる。エリアE3、エリアE4へも同様の手順により入室する。
図2は、実施形態の入退管理システムの構成を示す図である。
入退管理装置10と入退管理情報DB20と入退システム管理端末70とはネットワーク7で接続されている。図2には、ひとつの入退管理装置10の構成が開示されているが、複数の入退管理装置10から構成するようにしてもよい。
また、入退管理情報DB20は、入退管理装置10に含まれる構成であってもよい。
入退管理装置10は、接続されたカードリーダR1〜カードリーダR6からIDカードの識別情報(カードID)を取得し、入退管理情報DB20を参照して、IDカードCをカードリーダRにかざした入退者の認証を行う。
入退管理装置10は、認証が成功すると、ドアDに解錠指示を通知する。
図2では、カードリーダR1〜カードリーダR6、ドアD1〜ドアD3が入退管理装置10に接続する状態を示しているが、ネットワーク7を介して入退管理装置10に接続する構成としてもよい。
入退管理情報DB20は、ドアの解錠を行う管理情報を記録する記憶部であり、入退システム管理端末70により新規登録が行われ、入退管理装置10により参照・更新が行われる。
入退者登録情報21は、詳細を図3に示すように、入退者名称211毎に、カードID212と先導可否213と先導者設定214とグループ設定215と入室権限エリア番号216の設定情報を記憶している。
入退管理情報DB20のカードリーダ移動元/移動先エリア番号登録情報22は、詳細を図5に示すように、カードリーダR毎に、認証する移動元エリアと移動先エリアと通行権限者を設定している。図1のエリアEは、それぞれ、エリア番号が割り当てられており、この設定は図5のカードリーダ移動元/移動先エリア番号登録情報22により行う。
先導者/追従者現在位置情報23は、詳細を図6に示すように、先導者と追従者から成る入退者の現在位置するエリア番号を記憶して、先導者と追従者の位置関係を示している。
入退システム管理端末70は、システム管理者Admが、カードリーダRを設置した際に、内蔵するカードリーダ移動元/移動先エリア番号登録アプリ71によって、カードリーダ移動元/移動先エリア番号登録情報22に、設置したカードリーダRを登録する端末である。
また、システム管理者Admは、入退システム管理端末70の先導者/追従者登録アプリ72により、入退者登録情報21に、来訪者に配布するIDカードの識別情報(以下、カードIDと称する)や、先導者設定等の入退管理情報を登録する。
つぎに、図2の入退管理装置10の構成を詳細に説明する。
カードリーダ制御部11は、入退者がカードリーダRにかざしたIDカードのカードIDをカードリーダRから取得する。
認証部12は、IDカードのカードIDが、入退者登録情報21に登録されているか否かを判定して、入退者の認証を行う。
解錠判定部13は、カードIDによる認証が成功した際に、入退者登録情報21に記憶されている認証した入退者の登録情報と、先導者/追従者現在位置情報23に記憶されている入退者の位置情報とに基づいて、カードリーダRに対応付けられたドアDを解錠するか否かの判定を行う。
解錠制御部14は、解錠判定部13の判定結果に基づいて、ドアDの解錠制御信号または開扉制御信号をドアDに通知する。
位置情報更新部15は、入退者が解錠判定部13の判定結果により解錠されたドアDを通過したとして、先導者/追従者現在位置情報23を更新する。もちろん、ドアDの開閉を検出できる場合には、ドアDが開いたときに通過と扱ってもよい。
認証表示部16は、認証部12や解錠判定部13の判定結果を表示する制御部である。カードリーダRの表示部や入退システム管理端末70に判定結果を通知して、入退者やシステム管理者Admが判定結果を認識できるようにする。
つぎに、図3〜図6により、入退管理情報DB20の詳細を説明する。
図3は、入退者登録情報21のデータ構造を示す図である。
入退者名称211は、入退者を特定する名称である。本実施形態では、来社した来訪者である追従者S(S1〜S6)と、社員であり追従者Sを引率して所定のエリアEに案内する先導者L(L11〜L14)とに分かれている。
カードID212は、入退者に配布されたIDカードの識別番号である。カードリーダRから通知されたカードIDと比較されて、入退者の認証と、入退者の特定が行われる。
先導可否213は、先導者L(“可”)か、追従者S(“否”)かを示している。
先導者設定214は、各追従者Sにおいて、引率する先導者Lを示している。
グループ設定215は、先導者Lまたは追従者Sの入退者が帰属する引率グループを示している。グループは、ひとりの先導者L毎に、この先導者Lに追従する少なくともひとりの追従者Sから構成され、このグループに帰属する追従者Sは、グループの先導者Lの位置情報に基づいてドアDの解錠判定が行われる。
入退権限エリア番号216は、それぞれの入退者が、入室できるエリアEを示している。エリアEの指定は、エリアEのエリア番号により行う。本実施形態では、エリアE1がエリア番号10で指定され、エリアE2がエリア番号20、エリアE3がエリア番号30、エリアE4がエリア番号40で指定されている。言うまでもないが、入退権限エリア番号216に指定されていないエリアEへ入るドアDの解錠は行われない。
図4は、グループ41毎に、先導者L(42)と追従者S(43)の対応関係を示している。図3とは、逆引きした情報になっており、入退者登録情報21への登録時に、生成する。
図3または図4の先導者L13と先導者L14は、先導可否213が“可”に設定されると共に、先導者設定214に、L14とL13が設定されている。つまり、先導者L13と先導者L14は先導者であると共に、追従者であることを示している。
このような設定は、詳細な運用形態は説明しないが、先導者L13または先導者L14が、エリアEに単独でいないようにする場合に設定される。
図5は、カードリーダ移動元/移動先エリア番号登録情報22のデータ構造を示す図である。
カードリーダ名称221毎に、カードリーダRが設置されているドアDの入口側の移動元エリア番号222と、ドアDの出口側の移動先エリア番号223と、ドアDの通行権限を持つ通行権限者224の対応を示している。
なお、入退管理装置10によりIDカード認証の際に使用したカードリーダRは特定できるものとする。
この通行権限者224は、入退者登録情報21(図3参照)の入退権限エリア番号216の内容と、エリアEの入退経路情報により決まり、入退者登録情報21への登録時に、生成する。
入退権限エリア番号216(図3参照)と、通行権限者224とにより入退管理を行うことで、複数のドアDによりエリアEへの入退を行うレイアウトにおいても、入退管理を行うことができる。
図6は、先導者/追従者現在位置情報23のデータ構造を示す図である。
先導者/追従者現在位置情報23は、入退者名称231毎に、現在エリア位置232と入場時刻233から成る。
現在エリア位置232は、先導者Lまたは追従者Sの入退者が現在いるエリアEのエリア番号を示している。これにより、追従者Sの認証の際に、移動先に先導者Lがいるか否かを判定する。
入場時刻233は、先導者Lが現在エリア位置232に示されるエリアEに移動した時刻を示している。詳しくは、カードリーダRによる認証時刻とする。もちろん、ドアDの通過時刻を検出できる場合には、その時刻であってもよい。
この入場時刻233を参照して、先導者Lが移動したエリアへ追従者Sが移動するまでの時間制限を設けることができる。詳しくは、先導者Lの入場時刻233と、追従者SがカードリーダRによる認証を行う時刻との時間差を算出し、所定時間経過している場合には認証失敗として、移動を制限する。
認証タイムアウトを設けない場合は入場時刻233を設けなくてもよい。
つぎに、図7と図8により、入退管理装置10の制御フローを説明する。
この入退管理装置10の制御フローは、カードリーダRのIDカードの読み取り情報毎に起動する。このため、複数のIDカードの読み取りが発生した場合には、それぞれの処理が独立に並行処理される。
図7は、追従者SがカードリーダRにIDカードをかざしてドアDの解錠し、別のエリアEに移動する際の入退管理装置10の制御フローである。
まず、認証部12は、カードリーダ制御部11により、追従者SがIDカードをかざしたカードリーダRから、当該カードリーダRのカードリーダR名称と、カードIDを取得する(S701)。
つぎに、認証部12は、取得したカードIDが入退管理情報DB20の入退者登録情報21(図3参照)に登録されているか検索してカード認証する(S702)。具体的には、入退者登録情報21のカードID212に、取得したカードIDと同じ値があるかを検索する。カードIDが登録されている場合には、カード認証成功としてステップS704に進む(S702のOk)。
カードIDが登録されていない場合には、カード認証失敗としてステップS703に進む(S702のNG)
ステップS703で、認証表示部16は、カードリーダ制御部11により、追従者SがIDカードをかざしたカードリーダRにカード認証の失敗を通知する(S703)。
ステップS704で、認証部11は、入退管理情報DB20の入退者登録情報21を参照して、カードIDに対応する入退者名称(追従者Sまたは先導者Lの名称)を特定する。具体的には、入退者登録情報21において、取得したカードIDに一致するカードID212の内容に対応する入退者名称211の内容を、カードIDに対応する入退者名称とする。
つぎに、認証部11は、図5のカードリーダ移動元/移動先エリア番号登録情報22を参照して、ステップS701で取得したカードリーダR名称に対応するカードリーダRの通行権限者224を求める。そして、通行権限者224に、ステップS704で求めたカードIDに対応する入退者名称が含まれているか否かを求めて、入退者(追従者Sまたは先導者L)が通行権限を有するか否かを判定する(S705)。
入退者が通行権限を有する場合(S705の有)には、ステップS707に進む。
通行権限者224に入退者が設定されていな場合には、入退者は通行権限を有していないと判定し(S705の無)、ステップS706に進む。
ステップS706で、認証表示部16は、カードリーダ制御部11により、追従者SがIDカードをかざしたカードリーダRにカード認証の失敗を通知する。
追従者Sは、ステップS703やステップS706や後述するステップS713でカード認証が失敗したことをカードリーダRの表示により知ることができる。
これにより、追従者Sは、他のドアDの解錠を試みることができる。
ステップS703やステップS706で、認証表示部16が、入退システム管理端末70にカード認証の失敗を通知してもよい。
これにより、システム管理者は、追従者Sの不審挙動やIDカードの不正使用を把握することができる。
ステップS707で、解錠判定部13は、カードリーダ移動元/移動先エリア番号登録情報22を参照して、ステップS701で求めたカードリーダRのカードリーダR名称に対応する移動先エリア番号223に示されるエリア番号を取得し、追従者Sの移動先エリアを求める。
ステップS708で、解錠判定部13は、ステップS704で特定した入退者名称(追従者S)に基づいて、入退者登録情報21(図3)を参照して先導者設定214に設定されている先導者L名を取得する。
そして、解錠判定部13は、先導者設定214に設定されている先導者L名の数分、ステップS709からステップS712の処理を繰り返す。
例えば、カードIDにより追従者S1が特定された場合には、先導者設定214に先導者L11と先導者L12が設定されているので、ステップS710からステップS711の処理を2回行う。
ステップS710で、解錠判定部13は、先導者/追従者現在位置情報23(図6)を参照して、先導者Lに対応する現在エリア位置232に示されるエリア番号を取得し、先導者Lの位置取得を行う。
そして、解錠判定部13は、ステップS707で取得した追従者Sの移動先エリアと、ステップS710で取得した先導者Lの位置取得(エリア)を比較し、一致しているが否かを判定する(S711)。
エリア番号が一致していれば(S711のYes)、ステップS714に進む。
解錠判定部13は、ステップS709からステップS712を、追従者Sに対応して設定された先導者Lの数分繰り返し、追従者Sの移動先エリアが先導者Lのエリアに一致しなかった(S711のNo)場合には、ステップS713に進む。
ステップS713では、解錠判定部13が移動先に先導者Lがいないため追従者Sによる解錠を行わないと判定したことにより、認証表示部16は、カードリーダ制御部11により、追従者SがIDカードをかざしたカードリーダRにカード認証の失敗を通知する。
これにより、追従者Sが入室権限を持つ移動先エリアへのドアの解錠において、先導者Lが入室していなければ、解錠を行わないようにしている。
ステップS714では、ステップS710で位置取得した先導者Lが追従者Sの移動先エリアに移動した時刻を先導者/追従者現在位置情報23(図6)の入場時刻233から求め、この時刻から追従者Sによる認証までの経過時間が、所定の経過時間以内であるか否かを判定する。
経過時間が所定時間以内である場合(S714のOk)には、ステップS715に進む。
経過時間が所定時間より大きい場合(S714のNG)には、ステップS712に進む。
ステップS713では、解錠判定部13が先導者Lの移動からの経過時間超過より追従者Sによる解錠を行わないと判定したことにより、認証表示部16は、カードリーダ制御部11により、追従者SがIDカードをかざしたカードリーダRにカード認証の失敗を通知する。
これにより、追従者SのIDカードの不正使用を防止することができる。
ステップS715では、解錠制御部14は、解錠判定部13による追従者Sのカード認証が成功したとして、カードリーダRに対応するドアDの解錠制御を行う。
ステップS716では、認証表示部16は、カードリーダ制御部11により、追従者SがIDカードをかざしたカードリーダRにカード認証の成功を通知する。
この際、移動先エリアが予め登録した追従者Sの来訪予定エリアであった場合に、所定の登録者に入室通知を行うようにしてもよい。
ステップS717では、位置情報更新部15が、先導者/追従者現在位置情報23(図6)を参照して、追従者Sに対応する現在エリア位置232に移動先エリアのエリア番号を書き込み、追従者Sの現在エリア位置を移動先エリアに更新する。
以上により、追従者SがカードリーダRにIDカードをかざしてドアDの解錠し、別のエリアEに移動する際の入退管理装置10の制御フローを終了する。
つぎに、先導者Lの入退制御フローを図8により説明する。
まず、認証部12は、カードリーダ制御部11により、先導者LがIDカードをかざしたカードリーダRから、当該カードリーダRのカードリーダR名称と、カードIDを取得する(S801)。
つぎに、認証部12は、取得したカードIDが入退管理情報DB20の入退者登録情報21(図3参照)に登録されているか検索してカード認証する(S802)。具体的には、入退者登録情報21のカードID212に、取得したカードIDと同じ値があるかを検索する。
カードIDが登録されている場合には、カード認証成功としてステップS804に進む(S802のOk)。
カードIDが登録されていない場合には、カード認証失敗としてステップS803に進む(S802のNG)
ステップS803で、認証表示部16は、カードリーダ制御部11により、先導者LがIDカードをかざしたカードリーダRにカード認証の失敗を通知する(S803)。
ステップS804で、認証部11は、入退管理情報DB20の入退者登録情報21を参照して、カードIDに対応する入退者名称を特定する。具体的には、入退者登録情報21において、取得したカードIDに一致するカードID212の内容に対応する入退者名称211の内容を、カードIDに対応する入退者名称(先導者Lの名称)とする。
つぎに、認証部11は、図5のカードリーダ移動元/移動先エリア番号登録情報22を参照して、ステップS801で取得したカードリーダR名称に対応するカードリーダRの通行権限者224を求める。そして、通行権限者224に、ステップS804で求めたカードIDに対応する入退者名称(先導者L)が含まれているか否かを求めて、入退者(先導者L)が通行権限を有するか否かを判定する(S805)。
入退者が通行権限を有する場合(S805の有)には、ステップS807に進む。
通行権限者224に入退者が設定されていな場合には、入退者は通行権限を有していないと判定し(S805の無)、ステップS806に進む。
ステップS806で、認証表示部16は、カードリーダ制御部11により、入退者(先導者L)がIDカードをかざしたカードリーダRにカード認証の失敗を通知する。
ステップS807では、解錠制御部14は、認証部11による先導者Lのカード認証が成功したとして、カードリーダRに対応するドアDの解錠制御を行う。
ステップS808では、認証表示部16は、カードリーダ制御部11により、先導者LがIDカードをかざしたカードリーダRにカード認証の成功を通知する。
ステップS809では、位置情報更新部15が、先導者/追従者現在位置情報23(図6)を参照して、入場時刻233にカードリーダRによる認証時刻を登録する。さらに、先導者Lに対応する現在エリア位置232に移動先エリアのエリア番号を書き込み、先導者Lの現在エリア位置を移動先エリアに更新する。
以上により、先導者LがカードリーダRにIDカードをかざしてドアDの解錠し、別のエリアEに移動する際の入退管理装置10の制御フローを終了する。
つぎに、より具体的に、実施形態の入退管理装置の運用状態を説明する。
図9Aから図9Dに示すケース1は、社内の人が先導者Lとなり、工事業者を所定のエリアまで案内(先導)する場合や打合せに来た社外の人を会議室まで先導する場合などの運用を想定したものである。
図9Aから図9Dにより、先導者Lには移動制限はなくエリア間を自由に移動でき、追従者Sは隣接エリアに先導者Lがいればそのエリアへ移動でき、隣接エリアに先導者Lがいなければそのエリアから移動できない様子を示している。
より具体的には、先導者L11が追従者S1と追従者S2をエリアE1から先導し、追従者S1をエリアE4、追従者S2をエリアE3へ先導した後、追従者S1と追従者S2を残し先導者L11がエリアE1まで戻って来るケースを示す。
なお、先導者L11と追従者S1と追従者S2は、図3の入退者登録情報21に設定された入室権限を持っているとする。
図9Aは、先導者L11とその追従者S1と追従者S2が同じエリアE1にいる状態を示している。この場合、追従者S1と追従者S2は、先導者L11がいないエリアE2へ移動することができない。
なお、先導者L11の傍の矢印↑は、カードリーダRにおいて認証成功し、移動可能な状態を示し、矢印↑の方向が、移動可能な方向を示している。また、追従者S1と追従者S2の傍の×印は、カードリーダRにおいて認証を失敗し、移動不可の状態を示している。矢印↑や×印は、他の図でも同様の意味を持つ。
図9Bは、先導者L11がエリアE2に移動した状態を示している。この状態であれば、エリアE1の追従者S1と追従者S2は、エリアE2へ移動できる。
図9Cは、先導者L11と追従者S1がエリアE4に移動し、追従者S2がエリアE3に移動した状態を示している。この場合、追従者S1は、先導者L11が移動後でないと、エリアE3には移動できない。追従者S2は、エリアE4に移動することができる。
図9Dは、先導者L11がエリアE1に移動し、追従者S1がエリアE4に残留し、追従者S2がエリアE3に残留した状態を示している。この場合、追従者S1と追従者S2は、移動先に先導者L11がいないので、移動することができない。先導者L11がエリアE2へ移動後であれば、追従者S2は、エリアE2に移動することができる。
図10Aから図10Dに示すケース2は、会社案内で見学者を先導する人が見学部署毎に変更となる場合などの運用を想定したものである。
図10Aから図10Dにより、先導者L11が追従者S1と追従者S2を引率し、途中から、先導者L12が追従者S1と追従者S2をエリアE4まで先導するケースを示している。
この追従者S1と追従者S2については、図3の入退者登録情報21の先導者設定214に、先導者L11と先導者L12が設定されているものとする。
図10Aは、先導者L11とその追従者S1と追従者S2が同じエリアE1にいると共に、先導者L12がエリアE3にいる状態を示している。この場合、追従者S1と追従者S2は、エリアE2に移動することができないが、先導者L11または先導者L12がエリアE2に移動した後であれば、追従者S1と追従者S2は、エリアE2に移動することができる。
図10Bは、先導者L11がエリアE2に移動した後に、先導者L11の追従者S1と追従者S2がエリアE2に移動した状態を示している。この状態では、先導者L12がエリアE3にいるので、追従者S1と追従者S2はエリアE3に移動することができる。
図10Cは、先導者L12の追従者Sとして、追従者S1と追従者S2がエリアE3に移動した状態を示している。先導者L11がエリアE2にいて、先導者L12がエリアE3にいる状態である。この状態では、先導者L11がエリアE2にいるので、追従者S1と追従者S2は、エリアE2に移動することができる。
図10Dは、先導者L12がエリアE4に移動した後に、先導者L12の追従者S1と追従者S2がエリアE4に移動した状態を示している。エリアE3には先導者L11と先導者L12がいないので、追従者S1と追従者S2は、エリアE3に移動することができない。
上記のようにして、追従者S1と追従者S2が、エリアE1からエリアE4に移動する際に、図10Bから図10Cの間で、追従者S1と追従者S2の先導者Lが、先導者L11から先導者L12に変わる。
図11Aから図11Dに示すケース3は、警備を二人一組で行う場合や、親と子など行動を共にする人達における運用を想定し、先導者兼追従者Sは隣接エリアに先導者Lがいればそのエリアへ移動でき、加えて、先導者Lがいる1つ先のエリアへも移動できるようにしたものである。
図11Aから図11Dにより、先導者Lでもある追従者Sは、移動先のエリアEに先導者Lがいれば、追従者SとしてそのエリアEに移動する。そして、移動先のエリアEに先導者Lがいなければ、先導者LとしてエリアEに移動することを示している。言いかえれば、互いに先導者Lと追従者Sの関係にある先導者L13と先導者L14が離れずに移動することになる。
このために、先導者Lでもある追従者Sは、図3の入退者登録情報21の入退者名称211がL13やL14の場合のように、先導可否213が可に設定されて先導者Lとして定義され、先導者設定214に追従者Sとしてふるまう際の先導者Lが設定される。具体的には、先導者L14は、先導者設定214にL13が設定されているので、移動先に先導者L13がいれば、先導者L13の追従者Sとしてふるまう。つまり、先導者設定214に設定を行うことで、追従者Sと同じようにエリア間移動に限定をかける。
図11Aは、先導者L13と先導者L14が、同じエリアE1にいる状態を示している。この状態では、移動先のエリアE2に先導者L13や先導者L14がいないので、先導者L13と先導者L14は、エリアE2に移動することができる。
図11Bは、先導者L13がエリアE2に移動した状態を示している。この状態では、エリアE1に先導者L14がいるので、先導者L13は先導者L14の追従者Sとしてふるまい、エリアE1への移動に限定される。同様に、先導者L14は先導者L13の追従者Sとしてふるまい、エリアE2への移動に限定される。
図11Cは、先導者L14がエリアE2に移動して、先導者L13と同じエリアE2にいる状態を示している。この状態では、移動先のエリアE1とエリアE3に先導者L13や先導者L14がいないので、先導者L13と先導者L14は、エリアE1とエリアE3に移動することができる。
図11Dは、先導者L14がエリアE3に移動した状態を示している。この状態では、エリアE3に先導者L14がいるので、先導者L13は先導者L14の追従者Sとしてふるまい、エリアE3への移動に限定される。同様に、先導者L14は先導者L13の追従者Sとしてふるまい、エリアE2への移動に限定される。
図12Aから図12Dに示すケース4は、事務室エリアの中にある更衣室や休憩室など先導する必要のない一部のエリアの入退を拘束しないようにすることを想定したものである。
図12Aから図12Dにより、エリアE2とエリアE3を同じエリア番号とすることで、追従者Sは先導者LがいるエリアEへ移動できるが、同じエリア番号を設定されたエリアE2とエリアE3であれば追従者Sのみで移動できるケースを示している。
これを実施するために、エリアE2とエリアE3の間のドアD2に設けられたカードリーダR3とカードリーダR4については、カードリーダ移動元/移動先エリア番号登録情報22(図5)の移動元エリア番号222と移動先エリア番号223に、同じエリア番号が記憶される。
さらに、図7の入退管理装置10の制御フローにおいては、ステップS707の前に、カードリーダR名称に対応するカードリーダRの移動元エリア番号222と移動先エリア番号223の設定値を比較して、同じエリア番号の場合には、ステップS715に進む処理を追加する。
図12Aは、先導者L11とその追従者S1が同じエリアE1にいる状態を示している。この場合、追従者S1は、先導者L11がいないエリアE2へ移動することができない。
図12Bは、先導者L11がエリアE2に移動した後に、先導者L11の追従者S1がエリアE2に移動した状態を示している。この状態では、エリアE3とエリアE2は同じエリア番号20が設定されているので、追従者S1はエリアE3に移動することができる。
図12Cは、先導者L11がエリアE1に移動した状態を示している。この状態では、追従者S1は、先導者L11の追従者S1としてエリアE1に移動することができると共に、エリアE3に移動することができる。
図12Dは、追従者S1がエリアE3に移動した状態を示している。この状態では、追従者S1は、同じエリア番号20が設定されているエリアE2に移動することができる。
上記の実施形態では、入退管理を行う室が順に接続するレイアウトの場合について説明したが、他のレイアウトであってもよいことは言うまでもない。フロア毎に入退管理を行う場合にも適用できる。
上記の実施形態では、ICカードによる認証処理を行う例を説明したが、指静脈等の生体認証による入退制御を行うこともできる。この場合には、来訪者の入館手続等を行う際に、来訪者の生体情報を入退管理情報DB20(図1)における入退者登録情報21(図3)のカードID(212)に替えて生体情報を登録し、カードリーダRに替えて指静脈パターン読み取り装置を設置する。
本明細書では、カードリーダRや指静脈パターン読み取り装置を総称して、認証情報入力装置とすることがある。
本実施形態によれば、追従者Sは先導者LがいるエリアEにしか移動できない。このため、図9Dに示すように、追従者S1と追従者S2が移動できなくなり、取り残され状態(孤立状態)となることがある。この取り残され状態で、先導者Lが退館すると、追従者S1と追従者S2が退館できなくなる。
このため、図8の入退制御フローのステップS803とステップS806とステップS808において先導者Lのカード認証の結果を通知する際に、追従者SがエリアEに取り残される可能性があることを警告表示する。
この際に、先導者Lが入退管理エリアから退館できないように、認証処理を失敗とする処理を行い退館不可としてもよい。
また、追従者Sが取り残された状態が発生する可能性がある場合には、入退システム管理端末70(図1)に、追従者Sが取り残され状態にあることを警告する通知を行うようにしてもよい。
上記の実施形態では、ドアDの入口側と出口側のそれぞれにカードリーダRを設けて、カードIDによる認証と解錠を行う例を説明した。しかし、入退管理エリアの全てのドアDについて退室認証を行う必要はなく、一部のドアDにおいては、退室認証を行うカードリーダRを設けない構成であってもよい。
例えば、図12Aから図12Dに説明した場合においては、ドアD2の退室側のカードリーダR4は設置しなくてもよい。追従者SはエリアE2とエリアE3との間を、先導者Lの位置に関係なく移動できるが、ドアD2の入室側のカードリーダR3は、追従者Sに関する位置情報の更新のために、除くことはできない。
上記の実施形態では、先導者Lまたは追従者Sの認証者がカードリーダRでIDカード認証を行い解錠するときの条件に、認証者の現在エリア位置232とカードリーダRの移動元エリア番号222の比較を含めていないが、共連れによりエリアへ入室したことを検出するためにこの条件を含めてもよい。
例えば、認証者がエリアE1からE3へ移動するとき、本来であれば、カードリーダR1で認証を行いエリアE2へ入室し、続いて、カードリーダR3で認証を行いE3へ入室する必要がある。この場合、エリアE3へ入室した認証者の現在エリア位置232はカードリーダR3の移動先エリア番号223に設定されている30で更新される。しかし、カードリーダR1で認証を行いエリアE2へ入室後、カードリーダR3で認証を行わず、共連れでエリアE3へ入室した場合、E3へ入室した認証者の現在エリア位置はカードリーダR1の移動先エリア番号223で設定されている20のままとなる。この状態のとき、認証者がカードリーダR4またはR5で認証したとき、カードリーダR4またはR5の移動元エリア番号222と認証者の現在エリア位置232を比較することで認証者が共連れにより入室したことを検出できる。
この場合、図7の制御フローにおいては、ステップS707の前に、この判定処理を追加し、図8の制御フローにおいては、ステップS805の後に判定処理を追加する。判定結果が不一致ならば共連れとして扱い認証処理を失敗とする処理を行う。また、入退システム管理端末70(図1)に、共連れ入室を警告する通知を行うようにしてもよい。
実施形態の入退管理装置10によれば、追従者Sの移動先が、先導者Lが現在いるエリアであれば、ドアDの施錠を解錠するようにしているので、エリアEの間に複数のドアDが設置されているレイアウトでおいて、ドアD(カードリーダR)に依存せずに、追従者Sの入退判定を行うことができる。
具体的には、エリアE1とエリアE2の間に、ドアD1に加えてドアD4が設置されているレイアウトにおいて、先導者LがドアD1から入室した場合に、追従者Sは、ドアD4を解錠して入室することができる。
本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。上記の実施例は本発明で分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。
C、C11、C12、C1、C2 IDカード
D、D1、D2、D3 ドア
L、L11、L12 先導者
R、R1〜R6 カードリーダ
S、S1、S2 追従者
7 ネットワーク
10 入退管理装置
11 カードリーダ制御部(認証情報入力装置)
12 認証部
13 解錠判定部
14 解錠制御部
15 位置情報更新部
16 認証表示部
20 入退管理情報DB
21 入退者登録情報
22 カードリーダ移動元/移動先エリア番号登録情報
23 先導者/追従者現在位置情報
70 入退システム管理端末
71 カードリーダ移動元/移動先エリア番号登録アプリ
72 先導者/追従者登録アプリ

Claims (10)

  1. 先導者と追従者とに分けられる入退者を認証して、施錠されたドアにより入退制限されている複数のエリアへの前記入退者の入退を管理する入退管理装置であって、
    前記入退者毎に記憶された、少なくとも、前記入退者の認証情報と前記エリアへの入室権限を含む入退管理情報を参照して、前記入退者の認証を行う認証部と、
    前記認証部による認証が成功した時に、認証した前記入退者に関して、
    前記入退管理情報の先導者の設定情報を参照して入退者に設定された先導者を求め、
    前記入退管理情報の入退者の現在位置情報を参照して前記先導者が現在位置するエリアを求め、前記先導者が現在位置するエリアと、認証した前記入退者の移動先が同じエリアの場合に、前記ドアの施錠の解錠を判定する解錠判定部と、
    を備えたことを特徴とする入退管理装置。
  2. 請求項1に記載の入退管理装置において、
    前記入退管理情報は、前記ドア毎に設けられた入退者を認証するための認証情報入力装置毎に、前記ドアが設置されている移動元エリアのエリア番号と移動先エリアのエリア番号から成る移動元/移動先エリア番号登録情報を含み、
    前記認証部は、前記認証情報入力装置からの情報に基づいて前記入退管理情報を参照して認証を行うと共に、前記認証情報入力装置を特定し、
    前記解錠判定部は、前記移動元/移動先エリア番号登録情報を参照して、前記特定された認証情報入力装置に対応する移動先エリアのエリア番号を求め、認証した前記入退者の移動先のエリア番号を特定し、前記先導者が現在位置するエリアのエリア番号と比較する
    ことを特徴とする入退管理装置。
  3. 請求項2に記載の入退管理装置において、
    前記解錠判定部は、ドアの入室側に設けられた認証情報入力装置に関する移動元/移動先エリア番号登録情報を参照して、移動先エリアのエリア番号を求める
    ことを特徴とする入退管理装置。
  4. 請求項1に記載の入退管理装置において、
    前記解錠判定部が前記ドアの施錠の解錠を判定した際に、前記認証した入退者に関して、前記入退管理情報の入退者の現在位置情報を更新する位置情報更新部を、
    さらに、備えることを特徴とする入退管理装置。
  5. 先導者と追従者とに分けられる入退者を認証して、施錠されたドアにより入退制限されている複数のエリアへの前記入退者の入退を管理する入退管理装置の入退管理方法であって、
    前記入退管理装置が、
    入退者毎に記憶された認証情報と、入退者毎に記憶された入退者に設定された先導者の設定情報と、入退者が現在位置するエリアのエリア番号を記憶する現在位置情報と、前記ドア毎に設けられた入退者を認証するための認証情報入力装置毎に、前記ドアが設置されている移動元エリアのエリア番号と移動先エリアのエリア番号から成る移動元/移動先エリア番号登録情報と、を含む入退管理情報に基づいて、
    認証した前記入退者に関して、前記先導者の設定情報により先導者を特定するステップと、
    前記入退者の現在位置情報により前記先導者が現在位置するエリアのエリア番号を求めるステップと、
    前記移動元/移動先エリア番号登録情報により入退者が認証を行った認証情報入力装置の移動先エリアのエリア番号を求めるステップと、
    前記認証情報入力装置の移動先エリアのエリア番号を認証した前記入退者の移動先エリアのエリア番号とし、前記先導者が現在位置するエリアのエリア番号と比較するステップと、
    前記入退者の移動先エリアのエリア番号と前記先導者が現在位置するエリアのエリア番号とが、一致する時に、前記ドアの施錠の解錠を判定するステップと、
    を含むことを特徴とする入退管理方法。
  6. 請求項5に記載の入退管理方法において、
    前記入退管理情報の先導者の設定情報には、複数の先導者が設定され、
    前記入退管理装置が、
    前記認証した入退者に関して、前記先導者の設定情報により複数の先導者を求めるステップと、
    前記入退者の現在現在位置情報により前記先導者のそれぞれが現在位置するエリアのエリア番号を求めるステップと、
    前記認証情報入力装置の移動先エリアのエリア番号を前記認証した入退者の移動先エリアのエリア番号とし、前記先導者のそれぞれが現在位置するエリアのエリア番号と比較するステップと、
    前記入退者の移動先エリアのエリア番号と前記複数の先導者のうちのいずれかの先導者が現在位置するエリアのエリア番号とが一致する時に、前記ドアの施錠の解錠を判定するステップと、
    を含むことを特徴とする入退管理方法。
  7. 請求項6に記載の入退管理方法において、
    前記入退管理装置が、
    前記入退者の移動先エリアのエリア番号と前記複数の先導者のうちのいずれかひとりの先導者が現在位置するエリアのエリア番号とが、一致すると共に、前記入退者の移動元エリアのエリア番号と他の先導者のうち、いずれかのひとりの先導者が現在位置するエリアのエリア番号とが一致する時に、前記ドアの施錠の解錠を判定するステップと、
    を含むことを特徴とする入退管理方法。
  8. 請求項5に記載の入退管理方法において、
    前記入退者の移動先エリアのエリア番号と前記先導者が現在位置するエリアのエリア番号とが一致すると共に、前記先導者が現在位置するエリアに移動してからの経過時間が所定時間以内の時に、前記ドアの施錠の解錠を判定するステップと、
    を含むことを特徴とする入退管理方法。
  9. 請求項5に記載の入退管理方法において、
    前記認証した入退者は先導者であって、
    前記認証した入退者の移動先エリアのエリア番号と前記先導者が現在位置するエリアのエリア番号とが一致する時か、または、前記認証した入退者の移動元エリアのエリア番号と前記先導者が現在位置するエリアのエリア番号とが一致する時に、前記ドアの施錠の解錠を判定するステップと、
    を含むことを特徴とする入退管理方法。
  10. 請求項5に記載の入退管理方法において、
    前記入退者の移動先エリアのエリア番号と前記先導者が現在位置するエリアのエリア番号とが一致する時、または、前記入退者の移動先エリアのエリア番号が前記入退者の現在位置するエリアのエリア番号に等しい時に、前記ドアの施錠の解錠を判定するステップと、
    を含むことを特徴とする入退管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020135079A1 (zh) * 2018-12-26 2020-07-02 巽腾(广东)科技有限公司 电子闸门的开启方法、装置及服务器

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